JP6454487B2 - 鉄含有粉末組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、食品分野、医薬品分野等で鉄分を補給するのに好適な鉄含有粉末組成物に関する。
鉄は、血中のタンパク質であるヘモグロビンに結合した状態で存在することが知られており、鉄不足の状態になると組織中の貯蔵鉄から補われる。貯蔵鉄が不足した状態は潜在性貧血症と呼ばれ、発展途上国から先進国において世界的な問題となっている。この鉄不足を解消する為に、鉄分を強化した食品・医薬品等が販売されるようになってきている。一方で、水溶性の鉄は溶解性は高いが鉄味が非常に強く製品の呈味に大きな影響を与えたり、水不溶性の鉄は鉄臭は改善されるものの比重が高いことから製品中での均質化を図ることが困難であるといった問題がある。そのため、製品への添加方法に関して様々な研究がなされている。
例えば、添加剤によって水不溶性鉄の分散性を向上させる方法が挙げられる。特許文献1では、ピロリン酸第二鉄(A)100質量部に対し、アルギン酸プロピレングリコールエステル(B)を0.1〜90質量部、及び、グリセリン脂肪酸エステル、加工デンプン、クエン酸塩より選ばれた少なくとも1種の添加剤(C)を0.1〜90質量部配合したところ、液中での再分散性、液中での長期分散安定性、ならびに風味が優れるようになったことが報告されている。また、前記(A)〜(C)を含有する組成物を長期間保存するような製品に使用する場合には、乳化剤、多糖類、少糖、アミノ酸より選ばれた少なくとも1種の添加剤(D)を0.1〜90質量部さらに含有させる態様が好適であることが開示されている。
また、微粒子化によって分散性を向上させる方法も挙げられるが、数ミクロンオーダーの微細化では十分な分散安定性が得られなかったり、超微粒子とした場合には二次凝集が生じて粗大粒子が形成するなどの問題がある。そこで、微粒子表面を有機酸やアルカリ剤、界面活性剤で処理する方法、親水性の乳化剤と共に湿式粉砕する方法などが検討されている。
例えば、特許文献2では、水不溶性鉄塩に、増粘安定剤のガティガムを用いることにより、水不溶性鉄塩を長時間保存しても凝集することなく安定に分散し、更には飲食品中で鉄が金属味を呈することなく、飲食品自体の良好な風味を維持可能とした鉄強化飲食品用組成物を提供できることが報告されている。かかる鉄強化飲食品用組成物としては、水や多価アルコール等の親水性溶媒に水不溶性鉄塩とガティガムを混合して調製すると記載されており、実施例では、ピロリン酸第二鉄の水分散液にガティガムを混合した溶液が、常温で3日間保存後に良好な分散性を示したことが開示されている。
特許文献3では、親水性の乳化剤は、被膜が一旦形成されても水相へ剥離移行しやすかったり、生体膜を構成するリン脂質等との生体親和性が低く、一方で、レシチン等のリン脂質を被膜に用いると、リン脂質の電荷によって一次微粒子の二次凝集が生じて粗大粒子が形成される等の問題が見出されたことなどから、微小な平均粒子径を有する水不溶性の金属塩類の微粒子(金属微粒子)に、HLBが6〜10の比較的親油性の乳化剤によって吸着層を形成することで、金属微粒子の二次凝集が抑制され、食品や飲料に添加した際には良好な分散性が得られ、生体利用率にも優れると開示されている。また、実施例では、ピロリン酸第二鉄の水分散液に、ジグリセリン脂肪酸エステル等の乳化剤を混合した組成物が、室温で3か月保存後に、成分の分離や沈殿の発生がなく良好な保存安定性を示すことが報告されている。
また、特許文献4では、結晶セルロースや油脂などを多量に必要とせず、加熱安定性が高く、分散性に優れたミネラル組成物を提供するために、酵素分解レシチンを用いることが開示されている。例えば、実施例では、ピロリン酸第二鉄−酵素分解レシチン複合体のスラリーをラットに経口投与することで、鉄の吸収性が向上し、優れた徐放性が発現されていることが記載されている。
WO2004/039178号公報 特開2009−89634号公報 特許第4410757号公報 WO98/14072号公報
しかしながら、従来提案された技術はそれなりの成果はあるものの、近年の需要拡大に伴って飲食品等に添加する前の状態での品質の向上がより求められ、特に微細分散する粉末状の長期安定性を有する鉄含有組成物が求められている。
本発明の課題は、長期保存安定性に優れる鉄含有粉末組成物、及び該組成物を含有する飲食品、医薬組成物を提供することにある。
本発明は、(A)ピロリン酸第二鉄、(B)レシチン、ならびに(C)アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有してなる鉄含有粉末組成物、に関する。
本発明の鉄含有粉末組成物は、長期間保存後でも、安定に分散させることができるという優れた効果を奏するものである。
本発明の鉄含有粉末組成物は、(A)ピロリン酸第二鉄、(B)レシチン、ならびに(C)アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有することに特徴を有する。ピロリン酸第二鉄は水不溶性の多価金属塩であり、一方、レシチンはその側鎖に電荷を有するものである。よって、ピロリン酸第二鉄とレシチンを混合すると、特許文献3に記載のように、それらの電荷によってキレート塩が形成されて粒子が巨大化することになる。しかしながら、そこに特定の多糖類をさらに存在させることで、詳細なる理由は不明なるも、得られる微粒子は、レシチンによって被覆されたピロリン酸第二鉄が、多糖類の電荷によってその高分子網目構造中に安定に良分散が保持された構造を有することになる。また、アルギン酸はその構成糖であるD−マンヌロン酸(M)及びL−グルロン酸(G)が、3次元の左巻きらせん構造を持つM−M結合や2次元のねじ状直鎖構造を持つG−G結合を形成するために、あるいは、カルボキシメチルセルロースは50〜60℃程度の加熱では可逆的な粘度の変化が起こるだけで加熱による特性変動が小さいために、いずれの多糖類も安定な高分子網目構造を有するものである。よって、かかる多糖類を用いることで、前記のような保持構造をより安定に維持することが可能となり、粉末状態であっても多糖類が持つ立体障害により主鎖の結合が長期的に安定化されることから一次粒子の凝集が抑制されることになって、該粒子の粉末状態での安定性が良好になり、ひいては該粉末微粒子を飲食品や医薬組成物に分散させても良好な分散性が得られると推察される。また、レシチンが生体膜の主要構成成分であることから、生体親和性が高く、生体利用率にも優れると考えられる。
〔成分(A)〕
本発明で用いられるピロリン酸第二鉄としては、特に制限はなく、公知の方法に従って合成したものであっても、市販品であってもよい。
本発明で用いられるピロリン酸第二鉄の平均粒子径は、特に限定されるものではないが、出来るだけ微粒子化されたものが好ましいことから、好ましくは1.0μm以下、より好ましくは0.7μm以下、さらに好ましくは0.3μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.05μm以上が好ましい。また、ピロリン酸第二鉄の体積中位粒子径は、分散安定性の観点から、好ましくは0.8μm以下、より好ましくは0.5μm以下、さらに好ましくは0.2μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.01μm以上が好ましい。なお、用いられるピロリン酸第二鉄の粒子は、本発明の鉄含有粉末組成物の調製方法を考慮して、得られる鉄含有粉末組成物の粒子より大きいものであっても特に制限されない。本明細書において、微粒子の平均粒子径とは一次粒子の平均粒子径のことであり、体積中位粒子径とは粒径分布における粒子の集団の全体積を100%として累積カーブを求めたとき、その累積カーブが50%の粒子径のことであり、いずれも公知の方法に従って測定することができる。例えば、レーザー回折・散乱法、動的光散乱法、沈降法、画像解析法などを用いることができる。なかでも、測定精度及び簡便性の観点から、レーザー回折・散乱法、動的光散乱法が好ましい。
ピロリン酸第二鉄を微粒子化する方法としては、特に制限はなく、公知の方法を用いることができる。例えば、ダイノミル、サンドミル、コボールミル等の湿式粉砕機、ナノマイザー、マイクロフルイタイザー、ホモジナイザー等の乳化・分散装置、超音波分散機等を用いた物理的破砕法が好ましく、粒度調整の観点から、湿式粉砕法がより好ましい。
本発明の鉄含有粉末組成物におけるピロリン酸第二鉄の含有量は、鉄含量の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは5.0質量%以上であり、長期安定性の観点から、好ましくは95質量%以下、より好ましくは75質量%以下、さらに好ましくは60質量%以下である。
〔成分(B)〕
本発明で用いられるレシチンとは、グリセリン骨格と脂肪酸残基及びリン酸残基を必須構成成分とし、これに塩基や多価アルコール等が結合したもので、リン脂質とも称される。なお、レシチンは構造的特徴やトルエン・アセトンに対する溶解性で定義されるが、化学的には化合物の混合物であってもよい。具体的な化合物としては、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセロール、N−アミルホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、リゾホスファチジルエタノールアミン等が挙げられ、これらは1種単独であっても、2種以上の混合物であってもよい。なお、レシチンの起源は特に問わず、大豆、ナタネ、ひまわり、その他油糧種子等の植物レシチンや、卵、動物の脳から得られたものが使用できるが、風味、分散性の観点から好ましくはナタネから得られたものがよい。
また、本発明では、前記レシチンとして酵素分解レシチンも用いることができる。酵素分解レシチンとしては、例えば、植物レシチン又は卵黄レシチンをホスホリパーゼによって脂肪酸エステル部分を限定的に加水分解する事で得られるものが挙げられるが、これらに限定されない。具体的には、例えば、ホスホリパーゼAを用いて得られるリゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルイノシートル、リゾホスファチジルセリン等のモノアシルグリセロリン脂質、及びホスホリパーゼDを用いて得られるホスファチジル酸、リゾホスファチジン酸、ホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルグリセロール等が挙げられる。本発明に用いられる酵素分解レシチンとしては、上記のような酵素分解レシチンを1種で用いてもよく、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本発明に用いられる酵素分解レシチンとしては、風味、分散性の観点から好ましくはリゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルセリンからなる群より選択される1種又は2種以上であり、より好ましくは、リゾホスファチジルコリンである。
酵素分解レシチンの製造に際し、酵素分解に用いるホスホリパーゼとしては、豚膵臓等の動物起源、キャベツ等の植物起源、又はカビ類等の微生物起源等の由来を問わず、ホスホリパーゼA及び/又はD活性を有したものであればいずれも好ましく使用できる。
レシチンの量〔成分(B)の量〕は、粒子表面吸着の観点から、ピロリン酸第二鉄100質量部に対して、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.01質量部以上、さらに好ましくは0.05質量部以上である。また、風味の観点から、ピロリン酸第二鉄100質量部に対して、好ましくは40質量部以下、より好ましくは20質量部以下、さらに好ましくは8質量部以下である。
また、本発明の鉄含有粉末組成物における成分(B)の含有量は、分散性の観点から、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%以上であり、風味の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下、さらに好ましくは2.0質量%以下である。
〔成分(C)〕
本発明で用いられる多糖類としては、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース(CMC)、及びそれらの塩が挙げられる。塩としてはアルカリ金属塩が好ましく、具体的には、ナトリウム塩、カリウム塩が挙げられる。
アルギン酸、CMC、及びそれらの塩の20℃における粘度としては、特に限定されるものではないが、例えば、1質量%の水溶液とした場合、水への溶解性の観点から、好ましくは1000mPa・s以下、より好ましくは500mPa・s以下、さらに好ましくは100mPa・s以下である。また、1質量%の水溶液では測定が不能となる場合は、10質量%の水溶液として測定を行い、その場合、安定性の観点から、好ましくは10mPa・s以上、より好ましくは100mPa・s以上、さらに好ましくは1000mPa・s以上である。なお、本明細書において、(C)成分の粘度は、B形粘度計を用いて測定することができる。
アルギン酸、CMC、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の量は、粒子間距離の観点から、ピロリン酸第二鉄100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1.0質量部以上、さらに好ましくは5.0質量部以上である。また、生産効率の観点から、ピロリン酸第二鉄100質量部に対して、好ましくは300質量部以下、より好ましくは200質量部以下、さらに好ましくは100質量部以下である。なお、アルギン酸、CMC、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の量とは、用いられたアルギン酸、CMC、及びそれらの塩の合計量を意味し、成分(C)の量と記載することもある。
レシチンとアルギン酸、CMC、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種との質量割合〔成分(B)/成分(C)〕は、レシチンと多糖類の相互作用の観点から、0.001/75〜5/1が好ましく、0.01/40〜2/5がより好ましく、0.05/25〜1/10がさらに好ましい。
また、本発明の鉄含有粉末組成物における成分(C)の含有量は、二次凝集抑制の観点から、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは3.0質量%以上であり、粉末鉄製剤の溶解性の観点から、好ましくは75質量%以下、より好ましくは60質量%以下、さらに好ましくは50質量%以下である。
本発明の鉄含有粉末組成物は、前記成分(A)〜(C)を含有するが、本発明の効果を損なわない範囲内で、その他の添加剤を含有することができる。添加剤としては、ソルビタン脂肪酸エステルやショ糖脂肪酸エステル等の他の乳化剤、デキストリン等の他の賦形剤が挙げられる。これらの含有量は、公知技術に基づいて適宜設定することができる。
前記添加剤のなかでも、デキストリンは、水への溶解性の観点から、用いることが好ましい。デキストリンを添加する場合、本発明の鉄含有粉末組成物にデキストリンの含有量は、分散性の観点から、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上であり、水への溶解性の観点から、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下、さらに好ましくは60質量%以下である。
本発明の鉄含有粉末組成物は、前記成分(A)〜(C)を含有するのであれば、その調製方法は特に限定されない。例えば、ピロリン酸第二鉄、レシチン、アルギン酸、CMC、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種、ならびに必要により添加剤を均一に混合することで得られる。また、ピロリン酸第二鉄とレシチンが予め複合体を形成しているところに、アルギン酸、CMC、及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種、ならびに必要により添加剤を混合して調製してもよい。混合に用いる装置としては、特に限定はなく、粉末溶解機、ホモジナイザー、ホモディスパー、プロペラミキサー、攪拌機等が挙げられる。また、前記原料の混合時に水や溶媒等の媒体を用いてもよく、その場合は原料の混合後に粉末化を行う。粉末化に用いる装置としては、特に限定はなく、凍結乾燥機、スプレードライヤー、スラリードライヤー、ドラムドライヤー、熱風乾燥等が挙げられる。なお、得られた粉末はそのまま用いてもよいが、公知の方法に従って微粒子化してもよい。微粒子化に用いる装置は、前述の通りである。混合(攪拌)時間、温度、混合(攪拌)の強さ等は特に限定されるものではなく、使用する装置の種類等に応じて適宜設定されればよい。
なお、本発明の鉄含有粉末組成物において、ピロリン酸第二鉄が被覆されたかどうかの確認は、特に限定されるものではないが、例えば、得られた鉄含有粉末組成物を、鉄含量が10mg/100mLの濃度になるようイオン交換水で希釈して得られた液100mLを、100mLのネスラ−管に注いで室温で1日静置させても底部に沈殿が発生せず、分離が起こらない状態を被覆されたものと定義する事ができる。これは被覆された粒子同士が凝集せず、水中に安定分散された事によるものである。また、電子顕微鏡等を使用して被覆の有無を直接的に確認してもよい。
得られる鉄含有粉末組成物の平均粒子径は、特に限定されるものではないが、分散性の観点から、好ましくは0.8μm以下、より好ましくは0.5μm以下、さらに好ましくは0.2μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.05μm以上が好ましい。また、体積中位粒子径は、分散安定性の観点から、好ましくは0.5μm以下、より好ましくは0.3μm以下、さらに好ましくは0.15μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.01μm以上が好ましい。
また、本発明の鉄含有粉末組成物は、高温下での保存後にも分散安定性に優れることから、例えば、65℃に3日間保存後の平均粒子径は、好ましくは1.0μm以下、より好ましくは0.6μm以下、さらに好ましくは0.3μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.05μm以上が好ましい。また、同様に保存した場合の体積中位粒子径は、好ましくは0.8μm以下、より好ましくは0.5μm以下、さらに好ましくは0.3μm以下である。下限値は特に設定されないが、0.01μm以上が好ましい。
またさらに、本発明の鉄含有粉末組成物は、保存による状態変化が少ないことから、例えば、保存前の平均粒子径を100%とした場合、65℃に3日間保存した後の平均粒子径の変化率は、好ましくは±400%以内、より好ましくは±200%以内、さらに好ましくは±100%以内である。同様に、保存前の体積中位粒子径を100%とした場合、65℃に3日間保存した後の体積中位粒子径の変化率は、好ましくは±400%以内、より好ましくは±200%以内、さらに好ましくは±100%以内である。
かくして、本発明の鉄含有粉末組成物が得られる。
本発明の鉄含有組成物は粉末状であり、該組成物を体内に摂取することができるのであればその使用方法は特に限定されない。鉄分の補給あるいは維持のために用いることができ、例えば、鉄欠乏性貧血症、スポーツ貧血等に好適に用いられる。
本発明の鉄含有粉末組成物の使用量は、その使用方法、使用目的及び該組成物の使用対象者の年齢、体重、症状によって適宜設定され一定ではないが、例えば、鉄の量が7.5mg以上/日となる量が好ましい摂取量として挙げられる。所望の使用量範囲内において、1日内において単回で又は複数回で使用してもよく、使用時間も期間も任意である。
本発明の鉄含有粉末組成物の使用対象者としては、好ましくは鉄分の補給あるいは維持を必要とするヒトであるが、ウシ、ウマ、ヤギ等の家畜動物、イヌ、ネコ、ウサギ等のペット動物、又は、マウス、ラット、モルモット、サル等の実験動物であってもよい。また、使用対象者として、鉄分が欠乏している個体だけでなく、血中の鉄分量は低くはないが、その低下が気になる個体、血中の鉄分量の低下を予防することを望む個体も含まれる。
本発明の鉄含有粉末組成物は、長期保存安定性に優れることから、長期保存後においても不快な味や風味を呈することなく製品中で良好に分散するために、例えば、飲食品、医薬組成物又はこれらの原料として好適に用いられる。
飲食品としては、本発明の鉄含有粉末組成物を含有すれば特に限定はなく、例えば、鉄分を補給あるいは維持するための飲食品が挙げられる。具体的には、特定保健用食品、栄養機能食品、老人用食品、特別用途食品、機能性食品、健康補助食品(サプリメント)として、例えば、鉄分を補給あるいは維持するために用いられるものである旨の表示を付して提供することが可能になると考えられる。
かかる飲食品としては、例えば、即席麺、カップ麺、レトルト・調理食品、調理缶詰、電子レンジ食品、即席スープ・シチュー、即席みそ汁・吸い物、スープ缶詰、フリーズドライ食品等の即席食品、炭酸飲料、天然果汁、果汁飲料、清涼飲料水(果汁入りも含む)、果肉飲料、果粒入り果実食品、野菜系飲料、豆乳・豆乳飲料、コーヒー飲料、お茶飲料、粉末飲料、濃縮飲料、スポーツ飲料、栄養飲料、アルコール飲料等の嗜好飲料類、パン、マカロニ・スパゲッティ、麺類、ケーキミックス、から揚げ粉・パン粉、ギョーザ・春巻の皮等の小麦粉食品、キャラメル・キャンディー、チューイングガム、チョコレート、クッキー・ビスケット、ケーキ・パイ、スナック・クラッカー、和菓子・米菓子・豆菓子・焼菓子、ゼリー、プリン、ババロア、デザート菓子等の菓子類、しょうゆ、みそ、ソース類、トマト加工調味料、みりん類、食酢類、甘味料、魚醤、ニョクマム等の基礎調味料、風味調味料、調理ミックス、カレーの素、たれ類、ドレッシング、麺つゆ、スパイス等の複合調味料、バター、マーガリン、マヨネーズ等の油脂食品、牛乳・加工乳、乳飲料、ヨーグルト類、発酵乳飲料、乳酸菌飲料、チーズ、アイスクリーム、調製粉乳、乳児用調製粉乳、クリーム等の乳・乳製品、液卵、粉末卵、錦糸玉子等の卵加工食品、半調理冷凍食品、調理済冷凍食品等の冷凍食品、水産缶詰・ペースト類、魚肉ハム・ソーセージ、水産練り製品、水産珍味類、水産乾物類、佃煮等の水産加工品、畜産缶詰・ペースト類、畜肉ハム・ソーセージ、畜産珍味類等の畜産加工品、農産缶詰、果実缶詰、フルーツソース、フルーツプレパレーション、ジャム・マーマレード類、漬物、煮豆、農産乾物類、シリアル等の農産加工品、流動食、ベビーフード、離乳食、ふりかけ、お茶漬けのり、バー食品等の栄養食品、サプリメント、丸剤、ハードカプセル剤、錠剤〔素錠、糖衣錠、口腔内速崩壊錠、咀嚼可能錠(チュアブル錠)、発泡錠、トローチ剤、フィルムコーティング錠等を含む〕等を例示できる。なお、これらは、既成の飲食品に対して本発明の鉄含有粉末組成物を調製時に添加させたものであればよく、添加時期や添加方法については特に限定されるものではない。
医薬組成物としては、医薬品、医薬部外品等として幅広く利用することができる。例えば、鉄分の補給あるいは維持が望まれている任意の疾患の治療や予防のために用いることができる。具体的には、鉄欠乏性貧血症、スポーツ貧血の治療や予防の用途に好適に用いることができる。なお、本発明の医薬組成物は、本発明の鉄含有粉末組成物と同じ作用を有する他の成分等を共に配合して調製することもできる。
医薬組成物の製剤形態としては、本発明の鉄含有粉末組成物を含有するのであれば特に制限されず、具体的には、散剤、粉末剤、細粒剤、顆粒剤、丸剤、カプセル剤、錠剤〔素錠、糖衣錠、口腔内速崩壊錠、咀嚼可能錠(チュアブル錠)、発泡錠、トローチ剤、フィルムコーティング錠等を含む〕、ドライシロップ剤、フィルム剤、液剤〔懸濁剤、乳剤、シロップ剤、リモナーデ剤等を含む〕、ゼリー剤が例示され、製菓剤〔キャンディー(飴)、グミ剤、ヌガー剤等〕も包含される。なお、カプセル剤としては、ハードカプセル剤の他に、本発明の鉄含有粉末組成物を分散させた溶液を充填したソフトカプセル剤も含まれる。
本発明の飲食品及び本発明の医薬組成物は、前記の本発明の鉄含有粉末組成物の他に製剤分野や食品分野等において通常使用される担体、基剤、及び/又は添加剤等を本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合して調製することができる。なお、これらの飲食品及び医薬組成物における本発明の鉄含有粉末組成物の含有量は、前記した本発明の鉄含有粉末組成物の好適な使用量、例えば、鉄の量が7.5mg以上/日となる量であり、常法に従って適宜設定することができる。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によってなんら限定されるものではない。
〔粒径分布〕
粒径分布はレーザー回折粒度分布測定装置(BECKMAN COULTER社製、商品名:LS 13 320)によって測定し、平均粒子径及び体積中位粒子径を求める。
〔粘度〕
試料を水に溶解させた1又は10質量%水溶液を調製し、20℃で30分間保持した後、下記の条件で粘度を測定する(1質量%での測定が不能な場合は、10質量%での測定を行う)。
<測粘度測定条件>
測粘測定装置:ブルックフィールド型粘度計BLII
測定温度:20℃
実施例1〜7及び比較例1〜11
塩化第二鉄6水和物13kgをイオン交換水45kgに溶解して鉄溶液を調製した。次に、ピロリン酸四ナトリウム(10水和物)16.5kgをイオン交換水105kgに溶解したピロリン酸溶液中に、攪拌下で前記で得られた鉄溶液を徐々に添加した。中和反応によるピロリン酸第二鉄の造塩が終了した後、遠心分離(3000×g、10分間)によって上清を除去し、得られた沈殿物にイオン交換水を加えて攪拌し、再び遠心分離(3000×g、10分間)によって沈殿物を洗浄した。上清除去後、再度イオン交換水を加えて攪拌洗浄し、遠心分離(3000×g、10分間)し、3質量%のピロリン酸第二鉄となるように得られた沈殿にイオン交換水を添加した。ホモミキサーで攪拌しピロリン酸第二鉄スラリーを得た(ピロリン酸第二鉄の平均粒子径0.237μm、体積中位粒子径0.191μm)。
前記のスラリー生成物100gに、レシチン又は酵素分解レシチン0.015g、表1又は2に示す多糖類2.1g、デキストリンを添加する場合は4.65gをそれぞれ添加し、ヒスコトロンで均質化させた後、凍結乾燥品を乳鉢ですり潰して粉末組成物を調製した。ここで、ピロリン酸第二鉄100質量部に対するレシチン/酵素分解レシチンの量は0.50質量部、ピロリン酸第二鉄100質量部に対する多糖類の量は70質量部であり、乳化剤と多糖類の質量比(乳化剤/多糖類)は0.5/70であった。また、デキストリンの量はピロリン酸第二鉄100質量部に対して155質量部であった。なお、レシチンは商品名「ADLEC RL」(ADM社製)を、酵素分解レシチンは商品名「サンレシチンL」(太陽化学社製)を、アルギン酸ソーダは商品名「キミカアルギン」(キミカ社製、20℃における1質量%の粘度30mPa・s、以降、アルギン酸ソーダAと記載する)、商品名「キミカアルギン」(キミカ社製、20℃における1質量%の粘度300mPa・s、以降、アルギン酸ソーダBと記載する)、商品名「キミカアルギン」(キミカ社製、20℃における1質量%の粘度600mPa・s、以降、アルギン酸ソーダCと記載する)、及び商品名「キミカアルギン」(キミカ社製、20℃における10質量%の粘度40mPa・s、以降、アルギン酸ソーダDと記載する)を、カルボキシメチルセルロースナトリウムは商品名「セロゲン」(第一工業製薬社製、20℃における1質量%の粘度40mPa・s)を用いた。
試験例1
得られた粉末組成物について、アルミラミネート袋に密封したものを65℃の恒温室に保存し、経時的にサンプリングを行って、その平均粒子径及び体積中位粒子径を測定した。結果を表1及び2に示す。なお、測定時点の平均粒子径及び体積中位粒子径が1μmを超えた組成については、以降のサンプリングは行わず、表中では「---」で示した。
Figure 0006454487
Figure 0006454487
表2より、比較例1〜2は多糖類が含まれていないため、調製時にピロリン酸第二鉄の二次粒子の凝集を抑えることができなかった。比較例3はレシチンが含まれていないため、ピロリン酸第二鉄とアルギン酸ソーダの相互作用が弱く、粉末時の凝集は抑えているが、長期的には再分散性を維持できないものであった。
比較例8〜11で使用している多糖類では調製時の乾燥による二次凝集が抑えられず、水溶液に再分散させても即座に沈降してしまう結果となった。また、比較例6〜7は調製時の乾燥による二次凝集は抑制するが、高温保存の熱エネルギーによって分子内の触媒作用が大きくなり、多糖類主鎖、側鎖の分解が進み、保存粉末での二次凝集を抑制できなかった。比較例4〜5も比較例6〜7と同様に熱エネルギーにより多糖類主鎖、側鎖の分解が進み粉末での二次凝集を抑制できなかった。
一方、表1より、実施例1〜7は多糖類の主鎖が分解されにくく、過度の熱に対しても二次凝集を起こしにくく、粉末状態での長期安定性に優れることが示唆される。また、粘度の異なるアルギン酸ソーダを用いた実施例2〜5は、保存後の粒子径に大差は認められなかった。デキストリンの有無によっては粒子径には若干の違いが見られたが、本質的な違いはなかった。
試験例2
実施例1〜7の65℃、3日間保存したサンプルについて、鉄含量が10mg/100mLの濃度になるようイオン交換水で希釈して得られた液100mLを、100mLのネスラ−管に注いで室温で静置した。
1日後に状態を目視で確認したところ、いずれのサンプルも底部に沈殿は発生せず、分離も認められず、良好な分散性を示すことが分かった。なお、実施例4(アルギン酸ソーダCを用いた例)は一旦溶解又は分散すると良好な分散性を示すが、粉末の溶解性が若干悪く、溶解させるのに時間を要するものであった。
試験例3
実施例1を参照して調製したピロリン酸第二鉄200gをイオン交換水1800gに混合、分散させ、本分散液を湿式粉砕機ダイノミルによって湿式粉砕を行い、ピロリン酸第二鉄の粉砕物を10質量%含む、ピロリン酸第二鉄スラリーを得た(ピロリン酸第二鉄の平均粒子径0.268μm、体積中位粒子径0.197μm)。前記のスラリー生成物30gに、レシチン0.0105g、アルギン酸ソーダA2.55g、及びデキストリン4.2gを添加し、ヒスコトロンで均質化させた後、スプレードライにて、実施例8の粉末組成物を調製した。ピロリン酸第二鉄100質量部に対する、レシチンの量は0.35質量部、アルギン酸ソーダの量は85質量部であり、乳化剤と多糖類の質量比(乳化剤/多糖類)は0.1/24であった。また、デキストリンの量はピロリン酸第二鉄100質量部に対して140質量部であった。
得られた粉末組成物について、アルミラミネート袋に密封したものを表3に示す温度の恒温室に保存し、経時的にサンプリングを行って平均粒子径及び体積中位粒子径を測定して、保存開始時の値を100%とした際の相対粒子径(%)をそれぞれ算出した。結果を表3に示す。なお、測定時点の相対粒子径(%)が1000%を超えた組成については、以降のサンプリングは行わず、表中では「---」で示した。
Figure 0006454487
表2ではアルギン酸以外の多糖類を用いた比較例4〜11、レシチンを添加していない比較例3は65℃で6日間の保管で二次凝集を生じていたのに対し、表3よりアルギン酸とレシチンを併用することで65℃で1ヶ月間、55℃で2ヶ月間、42℃、37℃、25℃に至っては12ヶ月経過しても粒子径の変化率が±100%以内であった。
試験例4
ピロリン酸第二鉄100質量部に対するレシチン、アルギン酸ソーダA、及びデキストリンの質量比が表4に示す量となるよう使用量を変更する以外は、実施例6の粉末組成物と同様にして、実施例9〜10の粉末組成物を調製した。
実施例1、2、8〜10の粉末組成物について、アルミラミネート袋に密封したものを65℃の恒温室に保存し、経時的にサンプリングを行って平均粒子径及び体積中位粒子径を測定して、保存開始時の値を100%とした際の相対粒子径(%)をそれぞれ算出した。結果を表4に示す。なお、測定時点の相対粒子径(%)が500%を超えた組成については、以降のサンプリングは行わず、表中では「---」で示した。
Figure 0006454487
表4より、実施例1、2、8では65℃で1ヶ月の保管でも粒子径の変化率が±100%以内である。一方で、実施例9ではレシチンの割合が少ない為、分散性・安定性が若干悪くなっているが、65℃保管でも一定期間は分散性を維持している。また、実施例10ではアルギン酸の割合が少ない為、安定性が若干悪くなっているが、65℃保管でも一定期間は分散性を維持している。
以下、本発明の鉄含有粉末組成物を配合した飲食品又は医薬組成物の具体的処方を例示する。これらは公知の方法に従って調製することができる。
○鉄強化清涼飲料
イオン交換水750mLに果糖ブドウ糖液糖100g、クエン酸2.0g、クエン酸ナトリウム0.5g、実施例1で得られた鉄含有粉末組成物0.75g、香料適量、及び着色料適量を添加し、混合後、イオン交換水を添加して1000mLに調整した後、100mLずつ瓶に詰め、90℃で10分間加熱殺菌を行い、鉄強化清涼飲料を調製する。
○鉄強化乳飲料
本発明の鉄含有粉末組成物0.2gをイオン交換水882mLに溶解させ、脱脂粉乳89.2gを添加してホモミキサーで均質化する。その後、生クリーム28.6gを加え、混合後、イオン交換水を添加して1000mLに調整した後、200mLずつ瓶に詰め、63℃、30分の殺菌処理をして、鉄強化乳飲料を得る。
本発明の鉄含有粉末組成物は、長期間保存後でも安定に分散させることができることから、味、色、物性等に実質的に影響のない、鉄分補給剤として飲食品や医薬品に好適に使用することができる。

Claims (3)

  1. (A)ピロリン酸第二鉄、(B)レシチン、ならびに(C)アルギン酸及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有してなる鉄含有粉末組成物であって、前記(A)ピロリン酸第二鉄100質量部に対し、(B)レシチンの含有量が0.05〜20質量部、(C)アルギン酸及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の含有量が5.0〜134質量部で、(B)/(C)が0.001〜0.353であり、鉄含有粉末組成物の体積中位粒子径が0.01〜0.3μmである、鉄含有粉末組成物
  2. 請求項1記載の鉄含有粉末組成物を含有してなる飲食品。
  3. 請求項1記載の鉄含有粉末組成物を含有してなる医薬組成物。
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