JP2849844B2 - 動物用健康飲料 - Google Patents
動物用健康飲料Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動物、特に犬、ねこのようなペット用動物
の健康を保持し、飼育を容易にする、喫食性の良い動物
用健康飲料に関する。
の健康を保持し、飼育を容易にする、喫食性の良い動物
用健康飲料に関する。
人に飼われている動物、特に犬やねこのようなペット
用動物の数は、非常に多いものであり、これらの動物が
良好な健康状態を保つためには栄養バランスが良く取れ
た食事を十分取る必要があるので、その栄養成分が良い
だけではなく、その喫食性を良くするように工夫された
ペット用食品が多種類市場に出廻っている。
用動物の数は、非常に多いものであり、これらの動物が
良好な健康状態を保つためには栄養バランスが良く取れ
た食事を十分取る必要があるので、その栄養成分が良い
だけではなく、その喫食性を良くするように工夫された
ペット用食品が多種類市場に出廻っている。
例えば、従来、犬、ねこの喫食性向上剤として魚類の
フィッシュソルブル・肉汁エキスあるいは肉エキスパウ
ダーを原料としたものが知られている。
フィッシュソルブル・肉汁エキスあるいは肉エキスパウ
ダーを原料としたものが知られている。
しかしながら、このような喫食性向上剤を添加したペ
ット用食品は味が単純なためか、動物にすぐに飽きられ
てしまうようであって、喫食性を向上させる効果が薄
い。
ット用食品は味が単純なためか、動物にすぐに飽きられ
てしまうようであって、喫食性を向上させる効果が薄
い。
また、このような喫食性向上剤はその素材に起因して
臭気が強く、好ましいものではない。
臭気が強く、好ましいものではない。
本発明は、喫食性向上剤を配合することにより喫食性
を向上した動物用健康飲料を得ることを目的とするもの
である。
を向上した動物用健康飲料を得ることを目的とするもの
である。
また、本発明は、動物用健康飲料についてその喫食性
を一層向上させた動物用健康飲料を得ることを目的とす
るものである。
を一層向上させた動物用健康飲料を得ることを目的とす
るものである。
本発明は、全脂粉乳、脱糖粉乳の少なくとも1種及び
コーン、コーンフレーバーの少なくとも1種を有効成分
として含有する動物用喫食性向上剤を配合したことを特
徴とする動物用健康飲料によって、前記の目的を達成し
た。
コーン、コーンフレーバーの少なくとも1種を有効成分
として含有する動物用喫食性向上剤を配合したことを特
徴とする動物用健康飲料によって、前記の目的を達成し
た。
そして、この動物用健康飲料にはその安定性をますた
めにさらにでんぷんをを配合することができる。
めにさらにでんぷんをを配合することができる。
本発明において、全脂粉乳又は脱糖粉乳としては、
牛、ヤギなどの乳を原料としたもの、人工的に調合した
もの(例えば、乳カゼイン、乳脂とラクトーク、あるい
は水溶性カゼイン、炭素数4〜18の脂肪酸とラクトー
ス、又はこれらからラクトースを抜いたもの)をそれぞ
れ単独若しくは組合せて使用することが出来る。全脂粉
乳又は脱糖粉乳の場合、これは脱脂されていないもので
あることが必要であって、脱脂粉乳を用いたときには向
上効果がとぼしい。本発明で脱糖粉乳を使用する場合に
は、このものは下痢を起しにくいものであるので、動物
の健康上好ましい。
牛、ヤギなどの乳を原料としたもの、人工的に調合した
もの(例えば、乳カゼイン、乳脂とラクトーク、あるい
は水溶性カゼイン、炭素数4〜18の脂肪酸とラクトー
ス、又はこれらからラクトースを抜いたもの)をそれぞ
れ単独若しくは組合せて使用することが出来る。全脂粉
乳又は脱糖粉乳の場合、これは脱脂されていないもので
あることが必要であって、脱脂粉乳を用いたときには向
上効果がとぼしい。本発明で脱糖粉乳を使用する場合に
は、このものは下痢を起しにくいものであるので、動物
の健康上好ましい。
また、本発明において用いるコーン、コーンフレーバ
ーは、その形態として粉末、顆粒、液状、クリーム状の
いずれの状態のものでも用いることができる。コーンと
しては、コーンパウダー、スイートコーンパウダー、人
工的に調合したもの(例えばツエインと炭素数16,18−
1〜2,ツエインとコーンオイル)などが使用できる。
ーは、その形態として粉末、顆粒、液状、クリーム状の
いずれの状態のものでも用いることができる。コーンと
しては、コーンパウダー、スイートコーンパウダー、人
工的に調合したもの(例えばツエインと炭素数16,18−
1〜2,ツエインとコーンオイル)などが使用できる。
本発明で配合する動物用喫食性向上剤は、動物用健康
飲料を動物が良く飲むように加えるものであって、その
ために全脂粉乳、脱糖粉乳の少なくとも1種及び/又は
コーン、コーンフレーバーの少なくとも1種を含有する
ものであるが、その外に例えば増量剤あるいは添加剤と
して動物用食物となるもの、あるいは既に添加剤として
用いられているものを加えてもよい。有効成分として全
脂粉乳又は脱糖粉乳を用いる場合、その配合割合は動物
用喫食性向上剤全体に対し、通常1〜99.99重量%、好
ましくは50〜99.6重量%の範囲で用いるのがよい。コー
ン、コーンフレーバーを用いる場合、その配合割合は動
物用喫食性向上剤全体に対し、通常0.01〜80重量%、好
ましくは0.02〜50重量%の範囲で用いるのがよい。
飲料を動物が良く飲むように加えるものであって、その
ために全脂粉乳、脱糖粉乳の少なくとも1種及び/又は
コーン、コーンフレーバーの少なくとも1種を含有する
ものであるが、その外に例えば増量剤あるいは添加剤と
して動物用食物となるもの、あるいは既に添加剤として
用いられているものを加えてもよい。有効成分として全
脂粉乳又は脱糖粉乳を用いる場合、その配合割合は動物
用喫食性向上剤全体に対し、通常1〜99.99重量%、好
ましくは50〜99.6重量%の範囲で用いるのがよい。コー
ン、コーンフレーバーを用いる場合、その配合割合は動
物用喫食性向上剤全体に対し、通常0.01〜80重量%、好
ましくは0.02〜50重量%の範囲で用いるのがよい。
この動物用喫食性向上剤を加えて動物用健康飲料を形
成するさい、その飲料に対する動物用喫食性向上剤の添
加割合は、前記向上剤として全脂粉乳、または脱糖粉乳
を用いた場合には、通常1〜25重量%、好ましくは1.5
〜22.5重量%添加するのがよく、前記向上剤としてコー
ン又はコーンフレーバーを用いた場合には、通常0.001
〜20重量%、好ましくは0.01〜5重量%添加するのがよ
い。
成するさい、その飲料に対する動物用喫食性向上剤の添
加割合は、前記向上剤として全脂粉乳、または脱糖粉乳
を用いた場合には、通常1〜25重量%、好ましくは1.5
〜22.5重量%添加するのがよく、前記向上剤としてコー
ン又はコーンフレーバーを用いた場合には、通常0.001
〜20重量%、好ましくは0.01〜5重量%添加するのがよ
い。
上記範囲をはずれる場合には、喫食用、安定性などの
点で満足しうるものが得られない場合がある。
点で満足しうるものが得られない場合がある。
本発明の動物用健康飲料には、次のような物質を加え
ることができる。肉類エキス、野菜類エキス、魚介エキ
ス、肉パウダー、ビーフエキスパウダー、ローストビー
フパウダー、ローストオニオンパウダー、カツオパウダ
ー、ウニパウダー、チキンコンソメ、ビーフコンソメ、
コンソメ類、フレーバー類、ビーフフレーバー、チキン
フレーバー、ポークフレーバー、デキストリン、乳タン
パク、カゼイン、カゼインナトリウム、乾燥乳、全脂粉
乳、脱脂粉乳、乳清ホエー、乾燥ホエー、米油、植物性
油脂、動物性油脂、肉骨粉、小麦、でんぷん、大豆粉、
卵、乾燥全卵、乾燥卵黄、乾燥卵白、フィッシュミー
ル、フィッシュソルブル、魚粉、大豆たん白、脱皮大豆
油かす、とうもろこしでんぷん、溶性でんぷん、糖類、
上白糖、グラニュー糖、液糖(ブドウ糖果糖液糖)、ブ
ドウ糖、果性化糖、クラクトオリゴ糖、ノンマルトオリ
ゴ糖、マルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、はちみつ、
ローヤルゼリー、塩化ナトリウム、塩化カリウム、乳酸
ナトリウム、L−グルタミン酸ナトリウム、5′−イノ
シン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、
塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、塩化マグネシ
ウム、リン酸、リン酸三カルシウム、リン酸−水素ナト
リウム、リン酸三カリウム、リン酸二水素カリウム、硫
酸鉄、硫酸コバルト、硫酸銅、硫酸マンガン、硫酸亜
鉛、ヨウ素酸カルシウム、ヘム鉄、クエン酸第一鉄ナト
リウム、クエン酸第二鉄、リノール酸、リノレン酸、オ
レイン酸、パルチミン酸、ビタミンA、ビタミンD、ビ
タミンC、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタ
ミンB2、ビタミンB6、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、
パントラン酸、葉酸、ビタミンB12、コリン、ビタミン
P、ビタミンH、ポリデキストロース、ムコ多糖、ムチ
ン、イノシトール、ミオイノシトール、フィチン酸、タ
ウリン、メチオニン、ゲルタチオン、トリプトファン、
リジン、グリシン、アルギニン、ヒスチジン、イソロイ
シン、ロイシン、フェニルアラニン、スレオニン、バリ
ン、乳化剤、BHT、粘結剤、着香料、合成糊料など。
ることができる。肉類エキス、野菜類エキス、魚介エキ
ス、肉パウダー、ビーフエキスパウダー、ローストビー
フパウダー、ローストオニオンパウダー、カツオパウダ
ー、ウニパウダー、チキンコンソメ、ビーフコンソメ、
コンソメ類、フレーバー類、ビーフフレーバー、チキン
フレーバー、ポークフレーバー、デキストリン、乳タン
パク、カゼイン、カゼインナトリウム、乾燥乳、全脂粉
乳、脱脂粉乳、乳清ホエー、乾燥ホエー、米油、植物性
油脂、動物性油脂、肉骨粉、小麦、でんぷん、大豆粉、
卵、乾燥全卵、乾燥卵黄、乾燥卵白、フィッシュミー
ル、フィッシュソルブル、魚粉、大豆たん白、脱皮大豆
油かす、とうもろこしでんぷん、溶性でんぷん、糖類、
上白糖、グラニュー糖、液糖(ブドウ糖果糖液糖)、ブ
ドウ糖、果性化糖、クラクトオリゴ糖、ノンマルトオリ
ゴ糖、マルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、はちみつ、
ローヤルゼリー、塩化ナトリウム、塩化カリウム、乳酸
ナトリウム、L−グルタミン酸ナトリウム、5′−イノ
シン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、
塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、塩化マグネシ
ウム、リン酸、リン酸三カルシウム、リン酸−水素ナト
リウム、リン酸三カリウム、リン酸二水素カリウム、硫
酸鉄、硫酸コバルト、硫酸銅、硫酸マンガン、硫酸亜
鉛、ヨウ素酸カルシウム、ヘム鉄、クエン酸第一鉄ナト
リウム、クエン酸第二鉄、リノール酸、リノレン酸、オ
レイン酸、パルチミン酸、ビタミンA、ビタミンD、ビ
タミンC、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタ
ミンB2、ビタミンB6、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、
パントラン酸、葉酸、ビタミンB12、コリン、ビタミン
P、ビタミンH、ポリデキストロース、ムコ多糖、ムチ
ン、イノシトール、ミオイノシトール、フィチン酸、タ
ウリン、メチオニン、ゲルタチオン、トリプトファン、
リジン、グリシン、アルギニン、ヒスチジン、イソロイ
シン、ロイシン、フェニルアラニン、スレオニン、バリ
ン、乳化剤、BHT、粘結剤、着香料、合成糊料など。
また、本発明の動物用健康飲料は、液状の外、固形状
(ブロック状)、粉状、顆粒状としておいて、水に溶解
して用いることができる。
(ブロック状)、粉状、顆粒状としておいて、水に溶解
して用いることができる。
本発明の動物用健康飲料では、でんぷんを増粘剤とし
て配合することにより、同飲料の均質性を保持して、沈
殿や濁りを生ずることがないという利点を有するが、増
粘剤としてでんぷん以外のカルボキシメチルセルロー
ス、タマリンド種子、キサンタンガム、ローストビーン
ガム、グアーガムジェランガンを配合した場合には、液
の安定性が低下し、凝固を起こす場合があり、好ましく
ない。
て配合することにより、同飲料の均質性を保持して、沈
殿や濁りを生ずることがないという利点を有するが、増
粘剤としてでんぷん以外のカルボキシメチルセルロー
ス、タマリンド種子、キサンタンガム、ローストビーン
ガム、グアーガムジェランガンを配合した場合には、液
の安定性が低下し、凝固を起こす場合があり、好ましく
ない。
上記でんぷんの配合量は上記飲料全重量に対し、0.1
〜5重量%、好ましくは0.5〜4重量%の範囲で用いる
のがよい。
〜5重量%、好ましくは0.5〜4重量%の範囲で用いる
のがよい。
本発明で配合する動物用喫食向上剤は、全脂粉乳、脱
糖粉乳、コーンまたはコーンフレーバーの少なくとも1
種を含有することにより、動物の喫食性を向上する作用
を有しており、これを動物用健康飲料に添加することに
より、動物用健康飲料を動物が良く喫食することにな
り、動物の生育、健康保持を良好に行うことができる。
糖粉乳、コーンまたはコーンフレーバーの少なくとも1
種を含有することにより、動物の喫食性を向上する作用
を有しており、これを動物用健康飲料に添加することに
より、動物用健康飲料を動物が良く喫食することにな
り、動物の生育、健康保持を良好に行うことができる。
また、この喫食性向上剤を添加した動物用健康飲料
は、動物の子供の生育に極めて有効である。
は、動物の子供の生育に極めて有効である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
本発明で配合する動物用喫食性向上剤は、それ単独で
は喫食されるものではなく、それを別の動物用健康飲料
に添加されて使用され、その状態でその喫食性が評価さ
れるので、この動物用喫食向上剤を配合した本発明の動
物用健康飲料を製造して、その喫食性などを試験した。
以下における動物用飲料の処方及びその試験結果はそれ
に使用された動物用喫食向上剤の組成及び喫食性向上効
果を示すものである。
は喫食されるものではなく、それを別の動物用健康飲料
に添加されて使用され、その状態でその喫食性が評価さ
れるので、この動物用喫食向上剤を配合した本発明の動
物用健康飲料を製造して、その喫食性などを試験した。
以下における動物用飲料の処方及びその試験結果はそれ
に使用された動物用喫食向上剤の組成及び喫食性向上効
果を示すものである。
また、その試験結果はその動物用飲料の組成によるも
のであるから、それらは本発明の動物用健康飲料の効果
を示すものでもある。
のであるから、それらは本発明の動物用健康飲料の効果
を示すものでもある。
動物用健康飲料の製造方法 (1) プレミックスI、ビタミン類、ミネラル類、フ
レーバー類、オリゴ糖、液糖類を混合、撹拌する。
レーバー類、オリゴ糖、液糖類を混合、撹拌する。
(2) 別の容器ででんぷん、コーンパウダーを懸濁さ
せる。
せる。
(3) 別の容器でコンソメ類、糖類、カゼインを混
合、撹拌する。
合、撹拌する。
(4) 主の容器で全脂粉乳、グルタミン酸ナトリウ
ム、肉エキス、オニオンパウダー、デキストリンを混
合、撹拌させる。
ム、肉エキス、オニオンパウダー、デキストリンを混
合、撹拌させる。
(5) これに(1)のプレミックス類、(2)のでん
ぷん類、(3)の糖類、カゼインを加え、混合、撹拌す
る。
ぷん類、(3)の糖類、カゼインを加え、混合、撹拌す
る。
(6) 混合後の物を加熱して90℃の温度に上昇させ、
これを200mlの缶に充填し、蓋を巻締めする。
これを200mlの缶に充填し、蓋を巻締めする。
(7) 120℃に加熱し、殺菌する。(レトルト処理) (8) 冷却する。
試験方法 (1) 嗜好性試験 各製品を容器に200ml加え、飼育犬1頭を全点自由選
択法(カフェテリア法)にて自由採食させる。試験終了
後喫食率を測定する。
択法(カフェテリア法)にて自由採食させる。試験終了
後喫食率を測定する。
注1.飼育犬:体重7〜10kg、雄、雌とも健康状態良好な
犬 注2.全点自由選択法:サンプル容器とランダムに設置
し、供試犬に自由に採食させる方法 注3.喫食率: (2) 安定化試験 乳化状態の判定: 各原料を配合、撹拌、加熱させ、一定量とする。これ
を缶あるいはそれに代る容器(ビン類等)に入れ、レト
ルト処理を行った(オートクレーブ中120〜125℃で15〜
20分)。レトルト処理終了後、製品を取り出し、目視に
て判定する。
犬 注2.全点自由選択法:サンプル容器とランダムに設置
し、供試犬に自由に採食させる方法 注3.喫食率: (2) 安定化試験 乳化状態の判定: 各原料を配合、撹拌、加熱させ、一定量とする。これ
を缶あるいはそれに代る容器(ビン類等)に入れ、レト
ルト処理を行った(オートクレーブ中120〜125℃で15〜
20分)。レトルト処理終了後、製品を取り出し、目視に
て判定する。
次に、試験に用いた動物用飲料の処方例を示す。上の
第1行に書いてある数字が処方No.を示し、左の第1列
の数字は配合原料を付した番号である。
第1行に書いてある数字が処方No.を示し、左の第1列
の数字は配合原料を付した番号である。
実施例1 動物用飲料を前記処方に従って製造し、製品No.1〜6
を得た。これらの製品についてその喫食性及び安定性
(一部)を測定した。その結果を次に示す。
を得た。これらの製品についてその喫食性及び安定性
(一部)を測定した。その結果を次に示す。
実施例2 動物用飲料を前記処方に従って製造し、製品No.7〜9
を得た。これらの製品についてその喫食性及び安定性を
測定した。その結果を次に示す。
を得た。これらの製品についてその喫食性及び安定性を
測定した。その結果を次に示す。
実施例3 動物用飲料を前記処方に従って製造し、製品No.10〜1
2を得た。ただし、製品No.12は比較用のものである。こ
れらの製品についてその喫食性及び安定性を測定した。
その効果を次に示す。
2を得た。ただし、製品No.12は比較用のものである。こ
れらの製品についてその喫食性及び安定性を測定した。
その効果を次に示す。
製品No.12は、他の添加物の関係で、喫食性はやや不
良であった。また、増粘剤としてでんぷんを含有せず、
セロゲンFを使用したために凝固し、安定性が悪かっ
た。
良であった。また、増粘剤としてでんぷんを含有せず、
セロゲンFを使用したために凝固し、安定性が悪かっ
た。
実施例4 動物用飲料を前記処理に従って製造し、製品No.13〜1
6を得た。ただし、製品No.16は比較用のものである。こ
れらの製品についてその喫食性及び安定性を測定した。
その効果を次に示す。
6を得た。ただし、製品No.16は比較用のものである。こ
れらの製品についてその喫食性及び安定性を測定した。
その効果を次に示す。
製品No.16は、動物用喫食性向上剤の有効成分である
全脂粉乳を含有せず、またスイートコーンパウダー及び
コーンフレーバーを極めて少量しか含有していないた
め、有効な作用を有せず、喫食率が0である。
全脂粉乳を含有せず、またスイートコーンパウダー及び
コーンフレーバーを極めて少量しか含有していないた
め、有効な作用を有せず、喫食率が0である。
以上の試験結果によれば、喫食性向上の作用は全脂粉
乳を主としたものが良く、全脂粉乳にスイートコーンパ
ウダー叉はコーンフレーバーを混合したものが良好な結
果をもたらし、全脂粉乳とスイートコーン及びコーンフ
レーバーの全部を混合したものが最も良い結果をもたら
し、製品No.15のものが良好であった。動物用飲料とし
ての安定状態は増粘剤としてでんぷんを用いたものが良
好であった。
乳を主としたものが良く、全脂粉乳にスイートコーンパ
ウダー叉はコーンフレーバーを混合したものが良好な結
果をもたらし、全脂粉乳とスイートコーン及びコーンフ
レーバーの全部を混合したものが最も良い結果をもたら
し、製品No.15のものが良好であった。動物用飲料とし
ての安定状態は増粘剤としてでんぷんを用いたものが良
好であった。
本発明の動物用喫食性向上剤は、これを動物用食物叉
は飲料に加えるときには、その喫食性を著しく向上させ
ることができ、動物の摂食量を増大させて、動物の健康
を良好に保持し、飼育を容易にすることができる。
は飲料に加えるときには、その喫食性を著しく向上させ
ることができ、動物の摂食量を増大させて、動物の健康
を良好に保持し、飼育を容易にすることができる。
また、本発明の動物用健康飲料は、前記の動物用喫食
性向上剤を配合することにより、喫食性を著しく向上さ
せることができ、動物の健康の向上に良好であるばかり
でなく、食物の摂取を主として液体の形で行う幼少動物
の飼育にさいして有用である。
性向上剤を配合することにより、喫食性を著しく向上さ
せることができ、動物の健康の向上に良好であるばかり
でなく、食物の摂取を主として液体の形で行う幼少動物
の飼育にさいして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−152948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23K 1/14 A23K 1/16 A23K 1/18
Claims (2)
- 【請求項1】全脂粉乳、脱糖粉乳の少なくとも1種及び
コーン、コーンフレーバーの少なくとも1種を有効成分
として含有する動物用喫食向上剤を配合したことを特徴
とする動物用健康飲料。 - 【請求項2】上記動物用健康飲料にでんぷんを配合した
ことを特徴とする請求項(1)記載の動物用健康飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038336A JP2849844B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 動物用健康飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038336A JP2849844B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 動物用健康飲料 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10173438A Division JP3032970B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | ペット用喫食性向上剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03244350A JPH03244350A (ja) | 1991-10-31 |
JP2849844B2 true JP2849844B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12522442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2038336A Expired - Fee Related JP2849844B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 動物用健康飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2849844B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040037869A1 (en) * | 2002-08-16 | 2004-02-26 | Douglas Cleverly | Non-animal product containing veterinary formulations |
JP2009273453A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Itaru Kubo | ペットもなか |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2038336A patent/JP2849844B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03244350A (ja) | 1991-10-31 |
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