JP6452846B2 - エレベーターシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターシステムに関し、特に、利用者の通信端末から呼び登録を行う、エレベーターシステムに関する。
従来のエレベーターシステムが、例えば、特許文献1および2に記載されている。
特許文献1では、かご内に設置されたセンサを用いて、利用者が乗車したことを確認した後に、かごを出発させる構成が示されている。
特許文献1では、利用者は、乗場に設けられた行き先階登録釦を操作して、行き先階を入力する。これにより、呼び登録がなされる。このとき、利用者は、ICカード等の非接触鍵を有している。そのため、乗場に設けられたセンサにより、利用者が所持する非接触鍵から、ID情報が読み取られる。次に、上記呼び登録に応じてかごが到着すると、利用者は、当該かごに乗り込む。このとき、かご内に設置されたセンサにより、利用者が所持する非接触鍵から、ID情報が読み取られる。こうして、当該ID情報に基づいて、利用者がかごに乗ったことを確認する。これにより、利用者の乗り遅れを防止することができる。
また、特許文献2には、利用者が乗場に到着する予定時刻まで戸開待機する構成が示されている。
特許文献2では、利用者は、携帯端末から呼び登録を行う。エレベーターシステムは、携帯端末からの送信データに含まれる位置データに基づいて、利用者が乗場に到着する予定時刻を予測する。エレベーターシステムは、予定時刻までは、かごを、戸開待機状態に保持する。しかしながら、他の利用者が戸閉操作を行った場合には、予定時刻前であっても、エレベーターシステムは、かごの戸開待機状態を強制的に解除して、当該かごを出発させる。その後、エレベーターシステムは、携帯端末から呼び登録を行った上記利用者のために、新たに、呼びを登録する。
特開2011−051780号公報 特許第5691173号公報
上述の特許文献1では、かご内にセンサを設置して、利用者がかごに乗ったか否かを確認している。従って、利用者がかごに乗らずに乗場に留まった場合、必要以上に戸開状態が継続され、既にかご内で待機している利用者の利便性を損なってしまう。
また、特許文献2では、利用者が乗場に到着する予定時刻を予測している。しかしながら、利用者によって歩行速度にばらつきがあるため、予定時刻を常に適正に予測することはできない。その結果、利用者が乗り遅れる、あるいは、必要以上に長い時間、戸開待機してしまうという可能性がある。
本発明は、利用者の利便性を損なうことなく、乗り遅れを防止することができる、エレベーターシステムを得ることを目的とする。
本発明は、複数のかごを含むエレベーターの動作を制御する制御装置と、前記エレベーターの利用者が所持する通信端末と、前記エレベーターの各階の乗場に設置され、前記通信端末が通信可能範囲内に存在する場合に、前記通信端末と前記制御装置との間のデータの送受信の中継を行う無線通信装置とを備えたエレベーターシステムであって、前記通信端末は、前記通信端末を特定する通信端末識別情報と呼び発生階を特定する呼び発生階情報とを含む呼びを生成する呼び生成部と、前記制御装置から受信する割当かご情報を前記利用者に報知する割当かご報知部と、前記利用者に乗車意志があるか否かを判定し、前記利用者に前記乗車意志が有ると判定した場合は、乗車意志信号を生成し、前記利用者に前記乗車意志が無い又は前記利用者が前記割当かごに乗車完了したと判定した場合は、前記乗車意志信号を生成しない、乗車意志信号生成部と、前記無線通信装置を介して、前記制御装置に対し、前記呼びおよび前記乗車意志信号を送信するとともに、前記無線通信装置を介して前記制御装置から前記割当かご情報を受信する無線通信部とを備え、前記制御装置は、前記通信端末から前記呼びを受信した場合に、当該呼びに対して、前記かごの中から1つの割当かごを決定し、前記割当かごを特定する前記割当かご情報を出力する割当かご決定部と、前記呼びと前記割当かご情報とを一組のデータとして管理する割当情報管理部と、前記割当かごが前記呼び発生階に到着した後に、前記無線通信装置を介して、前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末に対して、前記乗車意志信号の送信を要求する乗車意志信号要求部と、前記要求に対する前記通信端末からの前記乗車意志信号を受信した場合に、前記乗車意志信号に基づいて前記割当かごの戸開閉の指令を生成するドア制御指令部とを備え、前記通信端末における前記乗車意志信号生成部は、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向であると判定した場合は、前記利用者に前記乗車意志が有ると判定して、前記乗車意志信号を生成し、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向でないと判定した場合は、前記利用者に前記乗車意志が無い又は前記利用者が前記割当かごに乗車完了したと判定して、前記乗車意志信号を生成しないものであって、前記無線通信装置は、前記エレベーターのかごの乗降口に対して設置されるものであって、前記通信端末は、前記通信端末が前記無線通信装置から受信した電波の強度を計測する電波強度計測部を備え、前記通信端末における前記乗車意志信号生成部は、前記電波強度計測部から各前記無線通信装置ごとの前記電波の強度を取得し、各前記無線通信装置ごとの前記電波の強度の時間変化量を求め、少なくとも一つの前記無線通信装置の前記電波の強度の時間変化量が第3の閾値以上である場合は、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向であると判定し、すべての前記無線通信装置の前記電波の強度の時間変化量が前記第3の閾値未満である場合は、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向でないと判定し、前記第3の閾値は、正の値である、エレベーターシステムである。
本発明によれば、通信端末からの乗車意志信号に基づいて戸開閉制御することにより、乗客の利便性を損なうことなく、乗り遅れを防止することができる。
本発明の実施の形態1〜6に係るエレベーターシステムにおける全体構成図である。 本発明の実施の形態1〜6に係るエレベーターシステムにおいて、かごを複数台設置した場合の全体構成図である。 本発明の実施の形態1〜6に係るエレベーターシステムにおける全体の動作フローを説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る、行先階を含めた呼びを生成および送信するための通信端末の表示画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る、行先方向を含めた呼びを生成および送信するための通信端末の表示画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る制御装置におけるかごの戸開閉指令を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における通信端末の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1において、通信端末が乗車意志信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2および3における通信端末の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態2において、通信端末が乗車意志信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3において、通信端末が乗車意志信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における、かごの乗車口の配置に制約されない配置無線通信装置の配置方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態3における、無線通信装置が複数設置された場合において、通信端末が乗車意志信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における、複数のかごの乗車口が横一列に配置される場合の無線通信装置の設置方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態3における、複数のかごの乗車口が対面二列に配置される場合の無線通信装置の設置方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態4における通信端末の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態4における乗車意志信号を生成する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態5における通信端末の乗車完了ボタンおよびキャンセルボタンを説明するための図である。 本発明の実施の形態5において、通信端末が乗車意志信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6における通信端末の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態6において、制御装置がかごの戸開閉指令を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6において、通信端末が、乗車完了信号を生成する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6に係る、割当かごの報知方法を説明するための構成図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る制御装置のハードウエア構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る通信端末のハードウエア構成を示したブロック図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの構成図である。図1に示すように、エレベーターのかご1に対して、昇降路2が設けられている。昇降路2の上部には、機械室3が設置されている。機械室3には、制御装置4が設置されている。制御装置4は、かご1の動作を制御する。かご1は、制御装置4の制御により、昇降路2内を走行し、各階の乗場5に停車する。利用者6は、通信端末7を所持している。通信端末7は、乗場5に設置された無線通信装置8と、無線通信を行う。無線通信装置8は、制御装置4に接続されている。すなわち、無線通信装置8は、通信端末7と制御装置4との間のデータの送受信の中継を行う。
本発明の実施の形態1に係るエレベーターシステムは、通信端末7と、制御装置4と、無線通信装置8とから、構成されている。
図1においては、一つのかご1が設置されている場合を示している。しかしながら、複数のかご1が存在する場合は、図2に示すように、制御装置4に、複数のかご1が接続される。この場合、制御装置4は、群管理制御を行う。
図1及び図2に示すように、制御装置4は、割当かご決定部40と、割当情報管理部41と、乗車意志信号要求部42と、ドア制御指令部43とを備えている。
割当かご決定部40は、無線通信装置8を介して通信端末7から受信した呼びに対して、割当かごを決定する。
割当情報管理部41は、当該呼びと当該割当かごとを一組のデータとして管理する。
乗車意志信号要求部42は、呼び登録が発生した階(以下、呼び発生階とする。)に割当かごが到着した時点から予め設定された設定時間が経過したときに、無線通信装置8を介して、通信端末7に乗車意志信号の送信を要求する。
ドア制御指令部43は、通信端末7からの乗車意志信号に応じて、割当かごの戸開閉の指令を生成する。具体的には、ドア制御指令部43は、乗車意志信号を受信した場合は、当該割当かごに対する戸開継続指令を生成し、乗車意志信号を受信しなかった場合は、当該割当かごに対する戸閉指令を生成する。
図24に、制御装置4のハードウエア構成を示す。制御装置4は、プロセッサ4aと、メモリ4bと、インターフェース4cとから構成される。メモリ4bには、ROM(Read
Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とが含まれる。インターフェース4cは無線通信装置8に接続されている。インターフェース4cは、無線通信装置8を介して、通信端末7との通信を行う。割当かご決定部40、割当情報管理部41、乗車意志信号要求部42、及び、ドア制御指令部43は、プロセッサ4aがメモリ4bに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
図1及び図2に示すように、通信端末7は、呼び生成部70と、割当かご報知部71と、乗車意志信号生成部72と、無線通信部73とを備える。
呼び生成部70は、当該通信端末7を識別するための通信端末識別情報と、呼び発生階の情報とを含む「呼び」を生成する。なお、通信端末識別情報は、例えば、通信端末7のIDや、通信端末7に割当てられた無線通信のアドレス等である。呼び発生階の情報は、例えば、次のようにして生成する。まず、通信端末7は、自身が存在する階について、無線通信装置8を介して、制御装置4に対して問い合わせる。制御装置4は、無線通信装置8の識別情報から、無線通信装置8の設置階を検出し、当該設置階を、通信端末7の現在位置の情報として返信する。通信端末7は、当該情報により、呼び発生階を特定し、呼び発生階の情報を生成する。あるいは、通信端末7が、無線通信装置8の識別情報から、設置階を検出するようにしてもよい。
割当かご報知部71は、割当かごを特定する割当かご情報を利用者に報知する。報知する方法としては、例えば、通信端末7の表示画面に割当かご情報を表示するか、あるいは、割当かご情報の音声メッセージを出力する。
乗車意志信号生成部72は、通信端末7を所持する利用者6に乗車意志があるか否かを判定する。乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志が有ると判定した場合は、乗車意志信号を生成する。一方、乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志が無いまたは割当かごに利用者6が乗車完了したと判定した場合は、乗車意志信号を生成しない。
無線通信部73は、無線通信装置8を介して、制御装置4に対して、呼び及び乗車意志信号の送信を行う。また、無線通信部73は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、割当かごを特定するための割当かご情報を受信する。
図25に、通信端末7のハードウエア構成を示す。通信端末7は、例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン、または、非接触キー等の可搬通信端末から構成される。通信端末7は、図25に示すように、プロセッサ7aと、メモリ7bと、送受信装置7cと、ディスプレイ装置7dとから構成される。メモリ7bには、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とが含まれる。送受信装置7cは、無線通信装置8を介して、制御装置4との通信を行う。呼び生成部70、割当かご報知部71、乗車意志信号生成部72、及び、無線通信部73は、プロセッサ7aがメモリ7bに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
図3を用いて、本実施の形態1におけるエレベーターシステムの全体の動作フローを説明する。
まずはじめに、通信端末7は、無線通信装置8を介して、制御装置4に対して、「呼び」を送信する(ステップT1)。「呼び」について以下に説明する。
通信端末7には、利用者6により、行先階が予め登録されている。当該行先階を、以下では、登録行先階と呼ぶ。例えば、建物がオフィスビルの場合には、登録行先階は、利用者6のオフィスがある階と建物の出入口のある階である。このとき、例えば、利用者6のオフィスがある階を5階とし、建物の出入口のある階を1階とすると、利用者6が1階にいる場合は、登録行先階として、5階が自動的に選択される。このように、利用者6が5階以外の階にいる場合は、登録行先階として、5階が自動的に選択される。また、利用者6が5階にいる場合は、登録行先階として、1階が自動的に選択される。建物がマンションの場合も、同様に、登録行先階は、利用者6の居室がある階と、建物の出入口のある階とになり、利用者の現在位置により、自動的に行先登録階の中から1つが選択される。
登録行先階が登録された通信端末7が、無線通信装置8との通信可能範囲内に入ると、当該通信端末7は「呼び」の信号を生成し、無線通信装置8を介し、制御装置4へ送信する。この場合、当該「呼び」の信号には、通信端末7の通信端末識別情報、呼び発生階の情報、および、登録行先階または行先方向(上下方向)の情報が含まれる。行先方向は、利用者6の現在位置と登録行先階とに基づいて決定される。
あるいは、利用者6が、図4に示すような通信端末7の画面を操作することで、呼び登録を行うようにしてもよい。その場合は、利用者6が、通信端末7の画面上に表示されるテンキー700を操作して行先階を入力し、入力された行先階を行先階確認画面701で確認し、行先階決定ボタン702を押下する。これにより、通信端末7は、入力された行先階の情報を含む「呼び」の生成および送信を行う。すなわち、この場合、当該「呼び」には、通信端末7の通信端末識別情報、呼び発生階の情報、および、入力された行先階の情報が含まれる。なお、このとき、利用者6が行先階決定ボタン702を押さずに、行先階クリアボタン703を押下すると、行先階の再入力が可能となる。
あるいは、利用者6が、図5に示すような通信端末7の画面を操作することで、呼び登録を行うようにしてもよい。その場合は、利用者6が、通信端末7の画面上に表示される上下方向ボタン704を操作して行先方向を入力し、入力された行先方向を行先方向確認画面705で確認し、行先方向決定ボタン706を押下する。これにより、通信端末7は、入力された行先方向の情報を含む「呼び」の生成および送信を行う。すなわち、この場合、当該「呼び」には、通信端末7の通信端末識別情報、呼び発生階の情報、および、入力された行先方向の情報が含まれる。なお、このとき、行先方向決定ボタン706を押さずに、行先方向クリアボタン707を押下すると、行先方向の再入力が可能となる。
制御装置4は、通信端末7から、当該「呼び」を受信すると、当該「呼び」に対して割り当てるかご1を決定し(以下、割当かごと呼ぶ)、当該割当かごを特定する割当かご情報を通信端末7へ送信する(ステップT2)。
割当かご情報を受信した通信端末7は、当該通信端末7を所持する利用者6に対して、当該割当かご情報を報知する(ステップT3)。
次に、当該割当かごが、呼び発生階に到着すると、制御装置4は、当該割当かごに対する戸開指令を生成して出力する。これにより、割当かごが戸開される(ステップT4)。
また、割当かごの到着から設定時間が経過した後、制御装置4は、通信端末7に対し、乗車意志信号の送信を要求する(ステップT5)。
これを受けて、通信端末7は、上述のように、乗車意志信号を送信するか否かを判定する(ステップT6)。通信端末7は、利用者6に乗車意志があると判定した場合に、乗車意志信号を送信する(ステップT7)。
制御装置4は、通信端末7から乗車意志信号を受信した場合は、当該割当かごに対する戸開継続指令を生成する(ステップT8)。
一方、制御装置4が、通信端末7に対して乗車意志信号の送信を要求したときに(ステップT9)、通信端末7が、利用者6に乗車意志が無いもしくは割当かごに利用者6が乗車完了したと判定した場合には(ステップT10)、制御装置4は、当該要求に対する乗車意志信号を受信しない。そのため、制御装置4は、予め設定された時間が経過するまでに乗車意志信号を受信しなかった場合には、制御装置4は、当該割当かごに対する戸閉指令を生成する(ステップT11)。
図6を用いて、制御装置4における、各かご1に対する戸開閉の指令を生成するフローについて説明する。
ステップS101において、制御装置4は、割当情報管理部41によって管理されるデータから、当該割当かごに対応する通信端末7を特定し、当該通信端末7の呼び発生階にかごが到着したか否かを判定する。割当かごが到着していた場合には、つまり、Yesの場合には、ステップS102に進む。一方、Noの場合には、ステップS101の処理に戻る。
ステップS102において、制御装置4は、ドア制御指令部43によって、当該割当かごに対する戸開指令を生成し出力する。これにより、当該割当かごにおいて、戸開動作が行われる。
ステップS103において、制御装置4は、予め設定された設定時間の間、割当かごを戸開状態のまま待機させる。当該設定時間の経過後、ステップS104に進む。
ステップS104において、制御装置4は、乗車意志信号要求部42により、当該割当かごに対応する呼びを生成した各通信端末7に対し、無線通信装置8を介して、乗車意志信号の送信要求を送信する。
ステップS105にて、制御装置4は、乗車意志信号要求部42からの送信要求に対して、いずれかの通信端末7から、無線通信装置8を介して、乗車意志信号を1つ以上受信したか否かを確認する。1つ以上受信した場合には、つまり、Yesの場合には、ステップS106に進む。Noの場合は、ステップS107に進む。
ステップS106では、未だ乗車できていない利用者6が存在すると判定し、戸開継続指令を生成する。その後、ステップS104に戻り、再び、割当かごに対応する通信端末7に対し、乗車意志信号の送信要求を送信する。
一方、ステップS107では、すべての利用者6が乗車を完了した、もしくは、利用者6が乗車を止めたと判定し、当該割当かごに対する戸閉指令を出力する。これにより、当該割当かごにおいて、戸閉動作が行われる。
図1及び図2では図示していないが、本実施の形態においては、通信端末7は、図7に示すように、加速度計測部74を備える。加速度計測部74は、通信端末7の重力を除く加速度を計測する。加速度計測部74は、加速度を直接検出する加速度センサから構成してもよく、あるいは、速度を検出する速度センサを有し、検出した速度から加速度を演算することで、加速度を検出するようにしてもよい。
通信端末7の乗車意志信号生成部72は、加速度計測部74で検出された加速度に基づいて、通信端末7が移動状態にあるか否かを判定する。判定の結果、通信端末7が移動状態にある場合、乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志ありと判定し、乗車意志信号を生成する。一方、通信端末7が静止状態にある時は、乗車意志信号生成部72は、乗車意志無しと判定し、乗車意志信号を生成しない。
図8に示すフローチャートを用いて、実施の形態1における、乗車意志信号生成部72が乗車意志信号を生成する方法を説明する。
ステップS201において、乗車意志信号生成部72は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、乗車意志信号の送信要求を受信したか否かを確認する。乗車意志信号送信要求を受信した場合、つまり、Yesの場合は、ステップS202に進む。Noの場合は、ステップS201の処理に戻る。
ステップS202にて、乗車意志信号生成部72は、加速度計測部74が計測した加速度を取得する。
次に、ステップS203にて、乗車意志信号生成部72は、取得した加速度の大きさが、加速度に関する予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。当該閾値の例としては、例えば、1m/s2とする。判定の結果、取得した加速度が閾値以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS204に進む。
ステップS204では、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が移動状態であると判定し、乗車意志信号を生成する。
一方、ステップS203にて、取得した加速度が閾値未満である場合、つまり、Noの場合は、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が静止状態であると判定し、乗車意志信号を生成しない。
以上のように、実施の形態1では、制御装置4が、少なくとも一つの通信端末7から乗車意志信号を受信した場合に、戸開継続指令を生成する。そのため、利用者6が乗り遅れることはないという効果がある。一方、いずれの通信端末7からも乗車意志信号を受信しない場合には、制御装置4は、戸閉指令を生成する。そのため、かごが、必要以上に戸開待機することはなく、利用者6の利便性を損なうことがないという効果がある。
また、通信端末7は、当該通信端末7の加速度の値を用いて、自動的に乗車意志信号を生成するか否かを判定する。そのため、利用者6に特別な操作をさせることなく、戸開閉指令を生成することができるという効果もある。
実施の形態2.
本実施の形態2における通信端末7は、実施の形態1の構成における図7の加速度計測部74の代わりに、図9のように、電波強度計測部75を備える。電波強度計測部75は、通信端末7が無線通信装置8から受信した電波の強度を測定する。
通信端末7以外の構成及び動作については、実施の形態1と同様であるため、ここでは、その説明を省略する。
図10に示すフローチャートを用いて、実施の形態2における、乗車意志信号生成部72が乗車意志信号を生成する方法を説明する。
ステップS301において、乗車意志信号生成部72は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、乗車意志信号の送信要求を受信したか否かを確認する。乗車意志信号送信要求を受信した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS302に進む。一方、Noの場合には、ステップS301の処理に戻る。
ステップS302にて、乗車意志信号生成部72は、電波強度計測部75が計測した無線通信装置8から受信した電波の強度を、特定時間分、取得する。この特定時間は、1秒、3秒、または、5秒のように、予め設定されている。
次に、ステップS303では、乗車意志信号生成部72は、取得した電波の強度の直近X秒の時間変化量の絶対値を求める。次に、乗車意志信号生成部72は、当該絶対値の値が、閾値Ydbm/秒以上であるか否かを判定する。閾値Yは、Xの値に基づいて求められる。ここでは、例えば、Y=X=10とする。判定の結果、絶対値が閾値Y以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS304に進む。
ステップS304では、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が移動状態であると判定し、乗車意志信号を生成する。
一方、ステップS303にて、閾値未満である場合、つまり、Noの場合は、当該通信端末7が静止状態であると判定し、乗車意志信号を生成しない。
以上のように、本実施の形態2では、上述した実施の形態1と同様の効果が得られる。さらに、本実施の形態2では、通信端末7は、通信端末7が無線通信装置8から受信する電波の強度を用いて、自動的に乗車意志信号を生成するか否かを判定するため、利用者6に特別な操作をさせることなく、戸開閉指令を生成することができるという効果もある。
実施の形態3.
本実施の形態3における構成は、実施の形態2と同様であるが、通信端末7の乗車意志信号生成部72が、乗車意志信号を生成する方法が異なる。それ以外の構成および動作については、実施の形態1および2と同様であるため、ここでは、その説明を省略する。
本実施の形態3においては、通信端末7の乗車意志信号生成部72は、通信端末7が、無線通信装置8へ近づく方向に移動しているか否かを判定する。
乗車意志信号生成部72は、通信端末7が無線通信装置8へ近づく方向に移動していると判定した場合は、利用者6に乗車意志があると判定し、乗車意志信号を生成する。
一方、通信端末7が、無線通信装置8へ近づく方向へ移動していない、つまり、遠ざかる方向へ移動している、もしくは、静止している場合には、乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志がないと判定し、乗車意志信号を生成しない。
図11に示すフローチャートを用いて、実施の形態3における、乗車意志信号生成部72が乗車意志信号を生成する方法を説明する。
ステップS401において、乗車意志信号生成部72は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、乗車意志信号の送信要求を受信したか否かを確認する。乗車意志信号送信要求を受信した場合、つまり、Yesの場合は、ステップS402に進む。
ステップS402にて、乗車意志信号生成部72は、電波強度計測部75が計測した無線通信装置8から受信した電波の強度を、特定時間分、取得する。この特定時間は、1秒、3秒、または、5秒のように、予め設定されている。
次に、ステップS403では、乗車意志信号生成部72は、取得した電波強度の直近X秒の時間変化量を求める。そうして、乗車意志信号生成部72は、当該時間変化量の値が、閾値Ydbm/秒以上であるか否かを判定する。閾値Yは、Xの値に基づいて求められる。閾値Yは、正の値である。ここでは、例えば、Y=X=10とする。判定の結果、時間変化量が閾値Y以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS404に進む。
ステップS404では、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が無線通信装置8へ近づく方向に移動していると判定し、乗車意志信号を生成する。
一方、ステップS403において時間変化量が閾値Y未満であった場合、つまり、Noの場合は、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が無線通信装置8から遠ざかる方向へ移動している、もしくは、静止状態であると判定し、乗車意志信号を生成しない。
通信端末7と無線通信装置8との位置関係によっては、通信端末7が移動状態か否かを誤判定してしまう可能性がある。具体的には、通信端末7が無線通信装置8から遠ざかる方向へ移動しているが、割当かごへは近づく方向に移動している場合に、通信端末7を乗車意志なしと誤判定してしまう可能性がある。
そこで、例えば、図12のように、無線通信装置8を、各かご1に対し、一つ設置する。その場合、無線通信装置8は、図12に示すように、当該かごの乗降口の直前の位置に設置する。乗降口の直前の位置とは、乗降口の上部の壁面、または、乗降口の横の壁面、または、乗降口の手前直前の床面などである。
そして、通信端末7における電波強度計測部75は、各無線通信装置8ごとに、受信した電波の強度を計測する。乗車意志信号生成部72は、図13のフローに従って乗車意志信号を生成する。
図11のフローとの違いは、図13のステップS412とステップS413における処理のみである。従って、ステップS412およびS413のみ説明し、他の処理については、説明を省略する。
ステップS412では、すべての無線通信装置8から受信する電波の強度を、各無線通信装置8ごとに、特定時間分、取得する。この特定時間は、1秒、3秒、または、5秒のように、予め設定されている。
ステップS413では、各無線通信装置8ごとに、取得した電波の強度の直近X秒の時間変化量を求める。そうして、乗車意志信号生成部72は、少なくとも一つの時間変化量の値が、閾値Ydbm/秒以上であるか否かを判定する。閾値Yは、Xの値に基づいて求められる。閾値Yは、正の値である。ここでは、例えば、Y=X=10とする。判定の結果、時間変化量が閾値Y以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS404に進む。
このようにすると、各かごの乗車口の配置に制約されることなく、通信端末7が無線通信装置8へ近づいているか否かを判定することができ、上記のように誤判定することはない。
また、複数のかごの乗車口が一列に配置されている場合、無線通信装置8は、図14に示すように、両端の2つのかごの乗車口の直前の位置に少なくとも一つずつ設置されてもよい。
また、複数のかごの乗車口が、対面二列に配置されている場合、無線通信装置8は、図15に示すように、各列の両端の2つのかご、すなわち、合計4つのかごの乗車口の直前の位置に少なくとも一つずつ設置されてもよい。
以上のように、実施の形態3においては、上記の実施の形態1,2と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態3では、通信端末7が無線通信装置8へ近づいているか否かを判定することで、利用者6の乗車意志の有無を判定するため、実施の形態1および2における乗車意志判定に比べ、乗車意志判定の精度が向上されるという効果がある。
また、各かごの乗降口の直前の位置に無線通信装置8を設置することで、各かごの乗車口の配置に制約されず、乗車意志判定が可能となる効果もある。
また、各かごの乗車口が一列に配置される場合について、無線通信装置8を両端に配置されたかごの乗降口の直前の位置に設置することで、乗車意志判定に必要な無線通信装置8の数を最少化することができる。
また、各かごの乗車口が対面二列に配置される場合について、無線通信装置8を、各列の両端のかごの乗車口の直前の位置に設置することで、乗車意志判定に必要な無線通信装置8の数を最少化することができる。
実施の形態4.
本実施の形態4における通信端末7は、実施の形態2および3の構成に加えて、図16のように、通信端末7の重力を除く加速度を計測する加速度計測部74を備える。すなわち、本実施の形態4においては、通信端末7が、加速度計測部74と電波強度計測部75とを含む。通信端末7以外の構成及び動作については、実施の形態1,2,3と同様であるため、ここでは、その説明は省略する。
乗車意志信号生成部72は、加速度計測部74の計測結果に基づいて、通信端末7が移動状態か否かを判定する。判定の結果、移動状態であった場合に、電波強度計測部75の計測結果に基づいて、通信端末7が無線通信装置8へ近づく方向に移動しているか否かを判定する。通信端末7が無線通信装置8へ近づく方向に移動していると判定した場合は、乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志があると判定し、乗車意志信号を生成する。一方、通信端末7が静止状態であると判定した場合、及び、遠ざかる方向へ移動していると判定した場合は、乗車意志信号生成部72は、利用者6に乗車意志が無いと判定し、乗車意志信号を生成しない。
図17に示すフローチャートを用いて、実施の形態4における、乗車意志信号生成部72が乗車意志信号を生成する方法を説明する。
ステップS501において、乗車意志信号生成部72は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、乗車意志信号の送信要求を受信したか否かを確認する。乗車意志信号送信要求を受信した場合、つまり、Yesの場合は、ステップS502に進む。一方、Noの場合は、ステップS501の処理に戻る。
ステップS502では、乗車意志信号生成部72は、加速度計測部74が計測した加速度を取得する。
ステップS503では、乗車意志信号生成部72は、取得した加速度が、予め設定された閾値以上であるか否かを検出する。このときの閾値は、例えば、1m/s2である。当該加速度が閾値未満である場合、つまり、Noの場合には、乗車意志信号生成部72は、通信端末7が静止状態であると判定し、乗車意志信号は生成せず、フローを終了する。一方、当該加速度が閾値以上である場合、つまり、Yesの場合は、乗車意志信号生成部72は、当該通信端末7が少なくとも移動していると判定する。
ステップS504では、さらに、通信端末7が近づいているか遠ざかっているかを判定するため、乗車意志信号生成部72は、電波強度計測部75が計測した電波の強度を特定時間分取得する。
次に、ステップS505では、乗車意志信号生成部72は、取得した電波の強度の直近X秒の時間変化量を求める。そうして、乗車意志信号生成部72は、当該時間変化量の値が、閾値Ydbm/秒以上であるか否かを判定する。閾値Yは、Xの値に基づいて求められる。閾値Yは、正の値である。ここでは、例えば、Y=X=10とする。判定の結果、時間変化量が閾値Y以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS506に進む。
当該時間変化量が閾値Y未満である場合、つまり、Noの場合には、乗車意志信号生成部72は、通信端末7が無線通信装置8から遠ざかる方向へ移動していると判定し、乗車意志信号は生成せず、フローを終了する。一方、当該時間変化量の絶対値が所定の閾値以上である場合、つまり、Yesの場合には、ステップS506に進む。
ステップS506では、乗車意志信号生成部72は、通信端末7が無線通信装置8へ近づく方向へ移動していると判定し、乗車意志信号を生成する。
以上のように、本実施の形態4においては、上記の実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態4では、通信端末7は、当該通信端末7が移動状態か静止状態であるかを判定した後に、当該通信端末7が無線通信装置8へ近づいているか否かを判定することで、利用者6の乗車意志の有無を判定するため、実施の形態3における乗車意志判定に比べ、乗車意志判定の精度がより向上する効果がある。
実施の形態5.
本実施の形態5における通信端末7は、図18に示すように、乗車完了ボタン708およびキャンセルボタン709を表示可能な表示画面を備える。当該乗車完了ボタン708およびキャンセルボタン709は、通信端末7が、割当かご情報表示窓710に割当かご情報を報知するタイミングで、同時に表示される。また、通信端末7以外の構成及び動作については、実施の形態1〜5と同様であるため、ここでは、その説明を省略する。
本実施の形態5においては、乗車意志信号生成部72は、利用者6の特定の操作により、乗車意志信号を生成するか否かを選択する。
具体的には、利用者6がキャンセルボタン709を押下した場合、乗車意志信号生成部72は、利用者6が乗車意志が無いと判定し、乗車意志信号を生成しない。
また、利用者6が乗車完了ボタン708を押下した場合、乗車意志信号生成部72は、すでに利用者6が乗車していると判定し、乗車意志信号を生成しない。
一方、利用者6が乗車完了ボタン708およびキャンセルボタン709のいずれも押下しない場合、乗車意志信号生成部72は、利用者6がまだ乗車できておらず、乗車意志を有していると判定し、乗車意志信号を生成する。
図19に示すフローチャートを用いて、実施の形態5における、乗車意志信号生成部72が乗車意志信号を生成する方法を説明する。
ステップS601において、乗車意志信号生成部72は、無線通信装置8を介して、制御装置4から、乗車意志信号の送信要求を受信したか否かを確認する。乗車意志信号の送信要求を受信した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS602に進む。
ステップS602では、乗車意志信号生成部72は、利用者6により乗車完了ボタン708もしくはキャンセルボタン709が押下済であるか否かを確認する。押下済でない場合、つまり、Noの場合には、ステップS603に進む。
ステップS603では、乗車意志信号生成部72は、乗車意志信号を生成する。
一方、ステップS602において、押下済である場合、つまり、Yesの場合には、乗車意志信号生成部72は、乗車意志信号を生成しない。
以上のように、実施の形態5においては、上記の実施の形態1〜4と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態5では、通信端末7は、利用者6により乗車完了ボタン708もしくはキャンセルボタン709が押下されたか否かで、利用者6の乗車意志の有無を判定する。そのため、利用者6に確実に乗車意志があるときのみ、乗車意志信号を生成するので、必要以上に戸開継続することがないという効果がある。
実施の形態6.
本実施の形態6における通信端末7は、図20に示すように、実施の形態1〜5のいずれかの構成に加え、角速度計測部77および乗車完了信号生成部76を備える。
角速度計測部77は、通信端末7の水平方向の角速度(度/秒)を計測する。
乗車完了信号生成部76は、角速度計測部77から取得した水平方向の角速度から回転角度を算出する。乗車完了信号生成部76は、算出した回転角度が閾値以上であることを検出した場合は、利用者6が身体の向きを戸方向に反転させた、すなわち、利用者6の乗車が完了したと判定して、乗車完了信号を生成する。一方、乗車完了信号生成部76は、算出した回転角度が閾値未満であることを検出したときは、利用者6が乗車が完了していないと判定して、乗車完了信号を生成しない。
また、本実施の形態6においては、制御装置4に設けられた乗車意志信号要求部42が、通信端末7に対し、乗車意志信号の送信要求だけでなく、乗車完了信号の送信要求も行う。乗車完了信号は、利用者6が割当かごに乗車完了したことを示す信号である。こうして、制御装置4は、通信端末7から、乗車意志信号および乗車完了信号を受信したときに、ドア制御指令部43により、当該乗車意志信号および乗車完了信号に基づいて、戸開閉指令を生成する。
それ以外の構成及び動作については、実施の形態1〜5と同様であるため、ここでは、その説明を省略する。
図21に示すフローチャートを用いて、制御装置4における、各かごに対する戸開閉指令を生成するフローについて説明する。当該フローチャートは、図6に示すフローチャートに対し、ステップS111〜S113の処理が追加されており、それ以外のステップについては、同じである。従って、以下では、ステップS111〜S113の処理についてのみ説明する。
ステップS102で戸開指令を生成した後、ステップS111で、制御装置4の乗車意志信号要求部42は、当該割当かごに対応する通信端末7に対し、無線通信装置8を介し、乗車完了信号の送信要求を送信する。
ステップS112では、制御装置4の乗車意志信号要求部42は、当該割当かごに対応するすべての通信端末7から乗車完了信号を受信したかを判定する。受信した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS107にて、制御装置4のドア制御指令部43が、戸閉指令を生成する。一方、少なくとも一つの通信端末7から乗車完了信号を受信しない場合、つまり、Noの場合には、ステップS113にて、予め設定された設定時間が経過したかを確認する。設定時間が経過した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS104にて、制御装置4の乗車意志信号要求部42は、当該割当かごに対応する通信端末7に対し、乗車意志信号の送信を要求する。一方、設定時間が経過していない場合、つまり、Noの場合には、ステップS111に戻り、再び乗車完了信号の送信を要求する。
図22に示すフローチャートを用いて、通信端末7における乗車完了信号生成部76が、乗車完了信号を生成するフローを説明する。
ステップS701にて、乗車完了信号生成部76は、乗車完了信号の送信要求を受信したか確認する。受信した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS702に進む。一方、Noの場合には、ステップS701の処理に戻る。
ステップS702では、乗車完了信号生成部76は、当該乗車完了信号の送信要求を初めて受信したかを確認する。初めて受信した場合、つまり、Yesの場合には、ステップS703に進む。一方、当該乗車完了信号の送信要求の受信が初めてでない場合、つまり、Noの場合は、ステップS704に進む。
ステップS703では、乗車完了信号生成部76は、角速度計測部77から、当該通信端末7の水平方向の角速度(度/秒)を取得し、当該角速度の累積を開始する。
ステップS704では、乗車完了信号生成部76は、当該通信端末7の角速度の累積値を回転角度として算出する。
ステップS705では、乗車完了信号生成部76は、算出した回転角度が、予め設定された閾値以上であるか判定する。当該閾値は、例えば180度に設定する。これは、利用者6が、乗車後、自身の身体の向きを戸方向に反転させたことを検出することで、利用者6が乗車完了したと判定するためである。
回転角度が閾値以上である場合、つまり、Yesの場合には、乗車完了信号生成部76は、利用者6が乗車完了したと判定し、ステップS706に進む。一方、Noの場合には、ステップS707に進む。
ステップS706では、乗車完了信号生成部76は、乗車完了信号を生成する。
ステップS707では、乗車完了信号生成部76は、乗車意志信号の送信要求を受信したかを確認する。受信した場合、つまり、Yesの場合には、処理を終了する。一方、Noの場合には、ステップS701に戻る。
以上のように、本実施の形態6においては、上記の実施の形態1〜5と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態6では、乗車意志信号に基づいて戸開閉指令を生成する前に、乗車完了信号に基づいて戸閉指令を生成するため、乗車完了すると直ちに戸閉することができ、実施の形態1〜5に比べ、利用者6の利便性をより向上させることができる。
なお、上記の実施の形態1〜6のいずれにおいても、通信端末7は、図23に示すように、表示画面78もしくはスピーカー79の少なくともいずれか一方を備える。表示画面78およびスピーカー79は、図25に示すディスプレイ装置7dにより実現される。
通信端末7が表示画面78を備える場合、割当かご報知部71は、当該表示画面78に、アルファベット、数字、記号、マーク等により、割当かご情報を表示させる。図18は、4階を行先階として呼び登録した場合の割当かご情報の表示例を示している。図18では、表示画面78に表示された割当かご情報表示窓710内に、呼び発生階が4階である旨を示す情報と、A号機が割当かごとして割り当てられた旨の割当かご情報が表示されている。
また、通信端末7がスピーカー79を備える場合、割当かご報知部71は、スピーカー79から割当かご情報を音声で出力させる。例えば、スピーカー79は、「A号機へお乗りください」等の音声メッセージを発声する。

Claims (9)

  1. 複数のかごを含むエレベーターの動作を制御する制御装置と、
    前記エレベーターの利用者が所持する通信端末と、
    前記エレベーターの各階の乗場に設置され、前記通信端末が通信可能範囲内に存在する場合に、前記通信端末と前記制御装置との間のデータの送受信の中継を行う無線通信装置と
    を備えたエレベーターシステムであって、
    前記通信端末は、
    前記通信端末を特定する通信端末識別情報と呼び発生階を特定する呼び発生階情報とを含む呼びを生成する呼び生成部と、
    前記制御装置から受信する割当かご情報を前記利用者に報知する割当かご報知部と、
    前記利用者に乗車意志があるか否かを判定し、前記利用者に前記乗車意志が有ると判定した場合は、乗車意志信号を生成し、前記利用者に前記乗車意志が無い又は前記利用者が前記割当かごに乗車完了したと判定した場合は、前記乗車意志信号を生成しない、乗車意志信号生成部と、
    前記無線通信装置を介して、前記制御装置に対し、前記呼びおよび前記乗車意志信号を送信するとともに、前記無線通信装置を介して前記制御装置から前記割当かご情報を受信する無線通信部と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記通信端末から前記呼びを受信した場合に、当該呼びに対して、前記かごの中から1つの割当かごを決定し、前記割当かごを特定する前記割当かご情報を出力する割当かご決定部と、
    前記呼びと前記割当かご情報とを一組のデータとして管理する割当情報管理部と、
    前記割当かごが前記呼び発生階に到着した後に、前記無線通信装置を介して、前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末に対して、前記乗車意志信号の送信を要求する乗車意志信号要求部と、
    前記要求に対する前記通信端末からの前記乗車意志信号を受信した場合に、前記乗車意志信号に基づいて前記割当かごの戸開閉の指令を生成するドア制御指令部と
    を備え、
    前記通信端末における前記乗車意志信号生成部は、
    前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向であると判定した場合は、前記利用者に前記乗車意志が有ると判定して、前記乗車意志信号を生成し、
    前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向でないと判定した場合は、前記利用者に前記乗車意志が無い又は前記利用者が前記割当かごに乗車完了したと判定して、前記乗車意志信号を生成しないものであって、
    前記無線通信装置は、前記エレベーターのかごの乗降口に対して設置されるものであって、
    前記通信端末は、
    前記通信端末が前記無線通信装置から受信した電波の強度を計測する電波強度計測部を備え、
    前記通信端末における前記乗車意志信号生成部は、
    前記電波強度計測部から各前記無線通信装置ごとの前記電波の強度を取得し、各前記無線通信装置ごとの前記電波の強度の時間変化量を求め、
    少なくとも一つの前記無線通信装置の前記電波の強度の時間変化量が第3の閾値以上である場合は、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向であると判定し、
    すべての前記無線通信装置の前記電波の強度の時間変化量が前記第3の閾値未満である場合は、前記通信端末の移動方向が前記無線通信装置へ近づく方向でないと判定し、
    前記第3の閾値は、正の値である、
    エレベーターシステム。
  2. 前記無線通信装置は、各前記かごの乗車口の直前の位置に少なくとも一つ設置される、
    請求項に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記乗場において、各前記かごの乗車口は一列に配置され、
    前記無線通信装置は、前記列の両端に配置された2つのかごのそれぞれの前記乗車口の直前の位置に少なくとも一つずつ設置される、
    請求項に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記乗場において、各前記かごの乗車口は二列で対面に配置され、
    前記無線通信装置は、各前記列の両端に配置された4つのかごのそれぞれの前記乗車口の直前の位置に少なくとも一つずつ設置される、
    請求項に記載のエレベーターシステム。
  5. 一つ以上のかごを含むエレベーターの動作を制御する制御装置と、
    前記エレベーターの利用者が所持する通信端末と、
    前記エレベーターの各階の乗場に設置され、前記通信端末が通信可能範囲内に存在する場合に、前記通信端末と前記制御装置との間のデータの送受信の中継を行う無線通信装置と
    を備えたエレベーターシステムであって、
    前記通信端末は、
    前記通信端末を特定する通信端末識別情報と呼び発生階を特定する呼び発生階情報とを含む呼びを生成する呼び生成部と、
    前記制御装置から受信する割当かご情報を前記利用者に報知する割当かご報知部と、
    前記利用者に乗車意志があるか否かを判定し、前記利用者に前記乗車意志が有ると判定した場合は、乗車意志信号を生成し、前記利用者に前記乗車意志が無い又は前記利用者が前記割当かごに乗車完了したと判定した場合は、前記乗車意志信号を生成しない、乗車意志信号生成部と、
    前記無線通信装置を介して、前記制御装置に対し、前記呼びおよび前記乗車意志信号を送信するとともに、前記無線通信装置を介して前記制御装置から前記割当かご情報を受信する無線通信部と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記通信端末から前記呼びを受信した場合に、当該呼びに対して、前記かごの中から1つの割当かごを決定し、前記割当かごを特定する前記割当かご情報を出力する割当かご決定部と、
    前記呼びと前記割当かご情報とを一組のデータとして管理する割当情報管理部と、
    前記割当かごが前記呼び発生階に到着した後に、前記無線通信装置を介して、前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末に対して、前記乗車意志信号の送信を要求する乗車意志信号要求部と、
    前記要求に対する前記通信端末からの前記乗車意志信号を受信した場合に、前記乗車意志信号に基づいて前記割当かごの戸開閉の指令を生成するドア制御指令部と
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記利用者の前記割当かごへの乗車が完了したと判定した場合に、乗車完了信号を生成し、前記利用者の前記割当かごへの乗車が完了していないと判定した場合には、乗車完了信号を生成しない乗車完了信号生成部を備え、
    前記制御装置は、
    前記割当かごに対応する前記呼びを生成した全ての前記通信端末から前記乗車完了信号を受信した場合は、前記かごを戸閉する指令を出力し、
    前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末のうちの少なくとも一つから、前記乗車完了信号を受信していない場合は、前記かごを戸閉する指令を出力しない
    レベーターシステム。
  6. 前記通信端末は、
    前記通信端末の水平方向の角速度を計測する角速度計測部を備え、
    前記乗車完了信号生成部は、
    前記角速度計測部が計測した前記角速度を取得して、前記角速度から回転角度を算出し、
    前記回転角度が第6の閾値以上である場合は、前記利用者の乗車が完了したと判定して、前記乗車完了信号を生成し、
    前記回転角度が前記第6の閾値未満である場合は、前記利用者の乗車が完了していないと判定して、前記乗車完了信号を生成しない、
    請求項に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記制御装置における前記ドア制御指令部は、
    前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末の少なくとも1つから前記乗車意志信号を受信した場合は、前記割当かごの戸開状態を継続する指令を出力し、
    前記割当かごに対応する前記呼びを生成した前記通信端末のいずれからも前記乗車意志信号を受信していない場合は、前記割当かごを戸閉する指令を出力する、
    請求項1から6までのいずれか1項に記載のエレベーターシステム。
  8. 前記通信端末は表示画面を備え、
    前記通信端末における前記割当かご報知部は、
    前記通信端末の前記表示画面に、前記割当かごを特定する割当かご情報を表示させる、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載のエレベーターシステム。
  9. 前記通信端末はスピーカーを備え、
    前記通信端末における前記割当かご報知部は、
    前記通信端末の前記スピーカーに、前記割当かごを特定する割当かご情報を音声により出力させる、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載のエレベーターシステム。
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