JP6452396B2 - 制汗剤組成物 - Google Patents
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Description
本発明者らは、先に、クロルヒドロキシアルミニウム(ACH)とアニオン性ポリマーとを併用したデオドラント組成物について提案している(特許文献1参照)。この提案によれば、制汗効果が向上すると共に、制汗効果が長期間に亘って持続できるという優れた効果を奏するものです。
しかしながら、本発明者らが、更に鋭意検討を重ねた結果、前記提案のデオドラント組成物は、クロルヒドロキシアルミニウム(ACH)とアニオン性ポリマーとを配合することで形成される皮膜が固くなり、肌のつっぱり感が生じて使用性が低下してしまうという新たな課題があることを知見した。
<1> (A)制汗成分と、
(B)アニオン性ポリマーと、
(C)エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が5モル以上であるノニオン性界面活性剤と、
(D)エタノールと、を含有してなり、
前記(A)成分及び前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[C/(A+B)]が、0.03〜0.7であることを特徴とする制汗剤組成物である。
<2> (A)成分の含有量が、5質量%〜10質量%であり、
(B)成分の含有量が、0.3質量%〜2質量%であり、
(C)成分の含有量が、0.3質量%〜4質量%であり、
(D)成分の含有量が、40質量%〜82質量%である前記<1>に記載の制汗剤組成物である。
<3> (C)成分が、ポリエーテル変性シリコーン及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種である前記<1>から<2>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<4> (B)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1〜C18)/アルキル(C1〜C8)アクリルアミド)コポリマーの2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールの塩、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーの2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール又は2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールの塩、及び(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマーから選択される少なくとも1種である前記<1>から<3>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<5> (A)成分がクロルヒドロキシアルミニウムである前記<1>から<4>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<6> ロールオンタイプ、ジェルタイプ及びローションタイプのいずれかである前記<1>から<5>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
本発明の制汗剤組成物は、(A)制汗成分と、(B)アニオン性ポリマーと、(C)エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が5モル以上であるノニオン性界面活性剤と、(D)エタノールとを含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記(A)成分の制汗成分としては、例えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、酢酸アルミニウム、クロロヒドロキシアルミニウム、アラントインクロロヒドロキシアルミニウム、クロロヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロロヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、制汗効果の点から、クロロヒドロキシアルミニウム、クロロヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロロヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体が好ましく、クロロヒドロキシアルミニウムがより好ましい。
前記(A)成分の制汗成分の含有量は、制汗剤組成物全量に対して、2質量%〜15質量%が好ましく、5質量%〜10質量%がより好ましい。前記含有量が、2質量%未満であると、制汗効果及びその持続性が不十分となる場合があり、15質量%を超えると、使用性(肌のつっぱり感のなさ)や皮膚刺激性が悪化することがある。
前記(B)成分のアニオン性ポリマーは、(A)成分の制汗成分との相互作用によって、制汗効果を向上させるために含有される。
これらの中でも、制汗効果及びその持続性の点から、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1〜C18)/アルキル(C1〜C8)アクリルアミド)コポリマー又はその塩、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー又はその塩が好ましい。
これらの中でも、制汗効果及びその持続性の点から、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1〜C18)/アルキル(C1〜C8)アクリルアミド)コポリマーAMP、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマーが好ましい。
前記(C)成分のエチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が5モル以上であるノニオン性界面活性剤は、制汗効果及びその持続性の向上、肌のつっぱり感のなさ、並びに肌のすべり感を向上させるために含有される。
前記(C)成分のノニオン性界面活性剤におけるEOの平均付加モル数は、制汗効果及びその持続性、並びに塗布後の白化のなさ及び肌のつっぱり感のなさの点から、5モル以上であり、5モル〜100モルが好ましく、9モル〜32モルがより好ましい。前記EOの平均付加モル数が、5モル未満の場合は、制汗効果の持続性、及び塗布後の白化のなさ、肌のツッパリ感などが低下し、100モルを超える場合は、塗布後の乾燥時間が延長するなどの不具合が生じることがある。
これらの中でも、制汗効果及びその持続性の点から、ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましく、肌のすべり感の点からポリエーテル変性シリコーンが特に好ましい。
前記側鎖変性タイプのポリエーテル変性シリコーンとしては、例えば、POE・メチルポリシロキサン共重合体:PEG−32メチルエーテルジメチコン(EO:32モル、商品名:KF−6004、信越化学工業株式会社製)、PEG−12ジメチコン(EO:12モル、商品名:SH3771M、SH3772M、SH3773M、SH3775M、いずれも東レ・ダウコーニング株式会社製)、PEG−11メチルエーテルジメチコン(EO:11モル、商品名:KF−6011、KF−6011P、信越化学工業株式会社製)、PEG−10ジメチコン(EO:10モル、商品名:KF−6043、信越化学工業株式会社製)、PEG−9ジメチコン(EO:9モル、商品名:KF−6013、信越化学工業株式会社製)、PEG/PPG−20/22ブチルエーテルジメチコン(EO:20モル、商品名:KF−6012、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。これらの中でも、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のすべり感の点から、商品名KF−6011、KF−6012、KF−6013、KF−6043、SH3771M、SH3773Mが好ましい。
なお、( )内及びEOは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示す。
前記(D)成分のエタノールとしては、例えば、無水エタノール、95体積%エタノール(規格値95体積%〜95.5体積%)などが挙げられる。
前記(D)成分のエタノールの含有量は、制汗剤組成物全量に対して、制汗効果、制汗効果の持続性、及び肌のつっぱり感のなさの点から、20質量%〜85質量%が好ましく、40質量%〜82質量%がより好ましく、55質量%〜82質量%が更に好ましい。
前記含有量が、20質量%未満であると、制汗効果及びその持続性が不十分となることがあり、85質量%を超えると、皮膚刺激が発現することがある。
なお、前記(D)成分の含有量は、(B)成分及び任意の植物エキスを配合した場合、これらの成分から持ち込まれるエタノールを含む含有量である。
ここで、95体積%エタノールを使用した場合の、無水エタノールに換算した含有量(質量%)は、下記の式1(独立行政法人医薬品医療機器総合機構発信文書038−1309.pdf)及び式2で求めることができる。
・エタノールの質量%=体積%×0.79422(15℃における100体積%の比重)/d(15℃における比重)・・・式1
=(95×0.79422)/0.81639
=92.42
・無水エタノール含有量(質量%)=95体積%エタノール含有量(質量%)×92.42/100・・・式2
前記(A)成分及び前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[C/(A+B)]は、制汗効果の持続性と使用性との両立の点から、0.03〜0.7であり、0.05〜0.5が好ましい。前記質量比[C/(A+B)]が、0.03未満であると、制汗効果の持続性、白化のなさ、及び肌のつっぱり感のなさが不十分となることがあり、0.7を超えると、制汗効果及びその持続性が悪化することがある。
前記(A)成分と前記(B)成分との質量比B/Aは、0.03〜1が好ましく、0.04〜0.5がより好ましい。
前記質量比B/Aが、0.03未満であると、制汗効果及びその持続性が低下することがあり、1を超えると、制汗効果、制汗効果の持続性、白化のなさ、及び肌のつっぱり感のなさが低下することがある。
本発明の制汗剤組成物には、前記(A)〜前記(D)成分以外にも剤型に応じて、通常、制汗剤組成物に配合されるその他の成分を添加することができ、例えば、油脂類、ワックス類、前記(C)成分以外のシリコーン油、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油(エステル類)、前記(B)成分以外の高分子化合物・増粘剤、前記(C)成分以外の界面活性剤、酸化防止剤、色素、乳化安定剤、pH調整剤、前記(A)成分以外の収斂剤、防腐剤、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、清涼剤、抗炎症剤、殺菌・抗菌剤、アミノ酸、ビタミン剤、各種植物抽出エキスなどが挙げられる。
なお、前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、本発明の効果を妨げない範囲で目的に応じて適宜選択することができる。
前記高分子化合物・増粘剤の含有量は、制汗剤組成物全量に対して、0.05質量%〜5質量%が好ましく、0.1質量%〜3質量%がより好ましい。
本発明の制汗剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、その剤型に応じて調製することができる。まず、各成分を前記(D)エタノール、水等に溶解させて調製することができ、具体的には、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、及び前記その他の成分を、前記(D)成分のエタノールや水(制汗剤組成物全量が100質量%となるように残部配合)と混合することにより製造することができる。
本発明の制汗剤組成物の形態としては、特に制限はなく、化粧料、医薬品、医薬部外品等に適用することができ、腋等の身体用制汗剤組成物とすることができる。
本発明の制汗剤組成物の剤型としては、例えば、固形状、半固形状、ジェル状、液状、クリーム状などの様々なタイプが挙げられる。具体的には、ロールオン、ジェル、ローション、ミスト、スティック、クリーム、シートなどが挙げられる。これらの中でも、制汗効果の持続性の点から、ロールオン、ジェル、ローション、ミストが好ましい。
本発明の制汗剤組成物は、剤型に応じて、例えば、以下に示す容器に充填して用いることができる。
ロールオン容器に試料を40mL充填した。
<ボトル>株式会社吉野工業所
材質:HDPE ナチュラル 満注内容量約56mL 胴径約φ33mm 高さ約87mm
<リング>株式会社吉野工業所
材質:LLDPE ナチュラル 外径約26mm 高さ約18mm
<ボール>株式会社吉野工業所
材質:PP ホワイト 直径約20mm
ボトル容器(TOMII−30、中栓(TO キャップ用ノズルB)付、竹本容器株式会社製)に試料を20mL充填した。
トリガー型スプレー容器(スプレー孔部の平均径:0.45mm、トリガー:Z−305、株式会社三谷バルブ製、ポリエチレン製容器:PH−100、かみむら化学株式会社製)に試料を90mL充填した。
ボトル容器(TOMIII−50、中栓(TO キャップ用ノズルA)付、竹本容器株式会社製)に試料を40mL充填した。
本発明の制汗剤組成物は、水分に溶解した状態で肌に塗布されることが効果発現に有効であり、液体タイプのジェル、ロールオン、ローション、ミスト等の剤型として、好適に使用できる。
本発明の制汗剤組成物をロールオンタイプとする場合は、制汗剤組成物と、該制汗剤組成物を充填した塗布ボールを有するロールオン容器とからなる制汗剤製品とすることが好ましい。なお、ロールオンタイプの製剤は、公知のロールオン容器に収容され、前記容器にその一部が露出した状態で、かつ回転可能にホルダーで保持されたボールに制汗剤組成物を付着させ、使用時にかかるボールを肌に付着させて塗布することができる。
また、本発明においては、特に、制汗剤組成物をボトル容器又はチューブ容器に充填し、容器を用いてそのまま塗布するロールオンタイプ及びジェルタイプ、指先や手を使用して塗布するジェルタイプ及びローションタイプとすることも、高密着に塗布でき、高い効果が発現できる点から好ましい。
下記表に示す組成の制汗剤組成物(ロールオン)を常法により調製し、下記仕様のロールオン容器に40mL充填して、下記の評価を実施した。結果を表中に併記した。
実施例及び比較例の表中(D)成分以外の成分については、純分換算した含有量を示した。なお、(D)成分については、使用した原料のエタノール含量が95.3体積%であったため、以下の式を用いて、無水エタノールとしての含有量を算出した。
なお、前記(D)成分の含有量には、(B)成分及び任意の成分から持ち込まれる無水エタノール量を含む。含有量については、小数点以下2桁目を四捨五入し、小数点以下1桁目を記載した。
・エタノールの質量%=95.3×0.79422/0.81523
=92.84
・無水エタノール含有量(質量%)=95.3体積%エタノール含有量(質量%)×92.84/100
<<ボトル>>
・株式会社吉野工業所
材質:HDPE ナチュラル 満注内容量約56mL 胴径約φ33mm 高さ約87mm
<<リング>>
・株式会社吉野工業所
材質:LLDPE ナチュラル 外径約26mm 高さ約18mm
<<ボール>>
・株式会社吉野工業所
材質:PP ホワイト 直径約20mm
<評価方法>
各試料を20〜30代の女性専門パネラー20名の前腕内側部(縦×横:3cm×3cm)に約0.1g塗布した。試料が乾いた後、42℃、50%RH環境下において、20分間軽い運動を行った。その後、発汗計(SKN−2000、株式会社西澤電機計器製作所製)を用いて試料塗布部及び近傍の未塗布部の発汗量を測定し、下記式から制汗率を求めた。結果は20名の平均値を示す。制汗率の結果から、下記判定基準により制汗効果を評価した。
◎:制汗率81%以上100%以下
○:制汗率61%以上80%以下
△:制汗率41%以上60%以下
×:制汗率0%以上40%以下
<評価方法>
デオドラント剤を使用している20〜30代の女性専門パネラー20名を対象に、制汗効果の持続性を評価した。朝、ロールオン剤形により、各試料を腋下に0.2g塗布し、10時間後の発汗量を上記と同様に測定し、上記式から制汗率を求めた。評価結果は20名の平均値を示す。制汗率の結果から、下記判定基準により制汗効果の持続性を評価した。
<判定基準>
◎:制汗率81%以上100%以下
○:制汗率61%以上80%以下
△:制汗率41%以上60%以下
×:制汗率0%以上40%以下
<評価方法>
各試料40μLを、2cm×2cmの人工皮革片(サプラーレ(R):出光テクノファイン株式会社製)に塗布し、25℃で3時間乾燥した。乾燥した人工皮革片の面積を測定し、塗布前の面積に対する収縮率を下記式から算出し、下記基準で試料塗布後の収縮率を評価した。
収縮率(%)=(1−試料塗布・乾燥後の人工皮革片面積/塗布前の人工皮革片面積(4cm2)×100
<判定基準>
◎:20%未満
○:20%以上35%未満
△:35%以上50%未満
×:50%以上
<評価方法>
各試料40μLを、2cm×2cmの人工皮革片(サプラーレ(R):出光テクノファイン株式会社製)に塗布し25℃で3時間乾燥した。試料を塗布し乾燥した人工皮革片の白化のなさを、下記の基準に従って評価した。
<判定基準>
◎:ほとんどヒビ割れがなく、白化がない。
○:大きなヒビが若干認められるが、ほとんど白化がない。
△:主に大きなヒビと一部細かいヒビがあり、一部が白化している。
×:細かいひびが入り、全体的に白化している。
<評価方法>
各試料を20〜30代の女性専門パネラー20名の手首より5cm程度上腕側の前腕内側部(縦×横:3cm×3cm)に約0.1g塗布した。試料が乾いた後、25℃、50%RH環境下において、手首を左右にひねった際の肌のつっぱり感のなさを下記基準で評価した。
<判定基準>
肌のつっぱり感がないと判定した人数が以下のとおりである。
◎:16名以上20名以下
○:11名以上15名以下
△:6名以上10名以下
×:0名以上5名以下
<評価方法>
各試料を20〜30代の女性専門パネラー20名の手首より5cm程度上腕側の前腕内側部(縦×横:3cm×3cm)に約0.1g塗布した。試料が乾いた後、25℃、50%RH環境下において、塗布部を指でなぞった際の肌のすべり感を下記基準で評価した。
<判定基準>
肌のすべり感があると判定した人数が以下のとおりである。
◎:16名以上20名以下
○:11名以上15名以下
△:6名以上10名以下
×:0名以上5名以下
下記表15に示す組成の制汗剤組成物(ジェル、ローション、ミスト)を常法により調製し、下記仕様の各々の容器に充填して、ロールオン同様の評価を実施した。結果を表15中に併記した。実施例61〜63の表15中(D)成分以外の成分については、純分換算した含有量を示した。なお、(D)成分については、使用した原料のエタノール含量が95.3体積%であったため、以下の式を用いて、無水エタノールとしての含有量を算出した。
なお、前記(D)成分の含有量には、(B)成分及び任意の成分から持ち込まれる無水エタノール量を含む。含有量については、小数点以下2桁目を四捨五入し、小数点以下1桁目を記載した。
・エタノールの質量%=95.3×0.79422/0.81523
=92.84
・無水エタノール含有量(質量%)=95.3体積%エタノール含有量(質量%)×92.84/100
充填量:20mL
<<ボトル>>
・竹本容器株式会社製:TOMII
材質:HDPE ナチュラル 満注内容量約34mL 胴径約φ39mm×24mm(オーバル) 高さ約76mm
<<中栓>>
・竹本容器株式会社製:TO キャップ用ノズルB
材質:PE ナチュラル 外径約12mm 高さ約13mm
<<キャップ>>
・竹本容器株式会社製:TO キャップ
材質:AS/PP ホワイト 外径約φ37mm×23mm(オーバル) 高さ約22mm
充填量:40mL
<<ボトル>>
・竹本容器株式会社製:TOMIII−50
材質:HDPE ナチュラル 満注内容量約34mL 胴径約φ42mm×29mm(オーバル) 高さ約88mm
<<中栓>>
・竹本容器株式会社製:TO キャップ用ノズルA
材質:PE ナチュラル 外径約12mm 高さ約13mm
<<キャップ>>
・竹本容器株式会社製:TOMIII キャップ
材質:PP ホワイト 外径約φ37mm×25mm(オーバル) 高さ約24mm
充填量:90mL
<<ボトル>>
・かみむら化学株式会社製:PH−100
材質:PE ナチュラル 満注内容量約100mL 胴径約φ40mm 高さ約120mm
<<トリガー>>
・株式会社三谷バルブ製:Z−305
スプレー孔部の平均径:0.45mm
Claims (6)
- (A)制汗成分と、
(B)アニオン性ポリマーと、
(C)エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が5モル〜100モルであるノニオン性界面活性剤と、
(D)エタノールと、を含有してなり、
前記(B)成分が、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー・アモジメチコン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1〜C18)/アルキル(C1〜C8)アクリルアミド)コポリマー又はその塩、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー又はその塩、(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー、及び(ビニルメチルエーテル/マレイン酸ブチル)コポリマーから選択される少なくとも1種であり、
前記(C)成分が、ポリエーテル変性シリコーン、アルキル鎖長が直鎖のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選択される少なくとも1種であり、
前記(A)成分の含有量が、2質量%〜15質量%であり、
前記(B)成分の含有量が、0.1質量%〜5質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、0.2質量%〜5質量%であり、
前記(D)成分の含有量が、20質量%〜85質量%であり、
前記(A)成分及び前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[C/(A+B)]が、0.03〜0.7であり、
前記(A)成分の含有量に対する前記(B)成分の含有量の質量比B/Aが、0.03〜1であり、
ロールオンタイプ、ジェルタイプ、ローションタイプ、及びミストタイプのいずれかであることを特徴とする制汗剤組成物。 - (A)成分の含有量が、5質量%〜10質量%であり、
(B)成分の含有量が、0.3質量%〜2質量%であり、
(C)成分の含有量が、0.3質量%〜4質量%であり、
(D)成分の含有量が、40質量%〜82質量%である請求項1に記載の制汗剤組成物。 - (C)成分が、ポリエーテル変性シリコーン及びアルキル鎖長が直鎖のポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種である請求項1から2のいずれかに記載の制汗剤組成物。
- (B)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1〜C18)/アルキル(C1〜C8)アクリルアミド)コポリマーの2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールの塩、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーの2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール又は2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールの塩、及び(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマーから選択される少なくとも1種である請求項1から3のいずれかに記載の制汗剤組成物。
- (A)成分がクロルヒドロキシアルミニウムである請求項1から4のいずれかに記載の制汗剤組成物。
- ロールオンタイプ、ジェルタイプ及びローションタイプのいずれかである請求項1から5のいずれかに記載の制汗剤組成物。
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