JP6660258B2 - 制汗剤組成物 - Google Patents

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本発明は、制汗剤組成物に関する。
従来、制汗剤組成物には優れた制汗効果が求められており、クロルヒドロキシアルミニウムとビニル型アニオン性ポリマーとを含有し、皮膚上に皮膜を形成することで、制汗効果及び制汗効果の持続性に優れる制汗剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この提案は、前記ビニル型アニオン性ポリマーが皮膚上に強固な皮膜を形成するため、乾きが遅くなるという問題がある。
したがって、乾きの早さに優れ、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさが良好な制汗剤組成物の提供が望まれている。
特開2015−117239号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、乾きの早さに優れ、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさが良好な制汗剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者が、鋭意検討を重ねた結果、(A)アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、及びこれらの錯体から選択される少なくとも1種の制汗成分と、(B)ビニル型アニオン性ポリマーと、(C)エタノールと、(D)ヒドロキシアルキル化キトサンと、(E)塩基性化合物と、を含有し、前記(A)成分の含有量(質量%)、及び前記(B)成分の含有量(質量%)の和(A+B)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/D]が、6〜200である制汗剤組成物が、各成分の相乗効果によって、優れた制汗効果、及び制汗効果の持続性を保ちつつ、乾きの早さが良好であることを知見した。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、及びこれらの錯体から選択される少なくとも1種の制汗成分と、(B)ビニル型アニオン性ポリマーと、(C)エタノールと、(D)ヒドロキシアルキル化キトサンと、(E)モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールから選択される少なくとも1種の塩基性化合物と、を含有し、
前記(A)成分の含有量(質量%)、及び前記(B)成分の含有量(質量%)の和(A+B)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/D]が、6〜200であることを特徴とする制汗剤組成物である。
<2> 前記(A)成分が、クロルヒドロキシアルミニウムである前記<1>に記載の制汗剤組成物である。
<3> 前記(B)成分が、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸エチルコポリマー、及びビニルメチルエーテル−マレイン酸ブチルコポリマーから選択される少なくとも1種である前記<1>から<2>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<4> 前記(D)成分が、ヒドロキシプロピルキトサンである前記<1>から<3>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<5> 前記(A)成分の含有量が、6質量%〜15質量%であり、前記(B)成分の含有量が、1質量%〜2.5質量%であり、前記(C)成分の含有量が、60質量%〜75質量%であり、前記(D)成分の含有量が、0.3質量%〜0.7質量%であり、前記(E)成分の含有量が、0.1質量%〜0.3質量%である前記<1>から<4>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
<6> ロールオンタイプ、ジェルタイプ、ローションタイプ、及びミストタイプから選択されるいずれかである前記<1>から<5>のいずれかに記載の制汗剤組成物である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、乾きの早さに優れ、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさが良好な制汗剤組成物を提供することができる。
(制汗剤組成物)
本発明の制汗剤組成物は、(A)制汗成分、(B)ビニル型アニオン性ポリマー、(C)エタノール、(D)ヒドロキシアルキル化キトサン、及び(E)塩基性化合物を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
<(A)制汗成分>
前記(A)成分の制汗成分は、制汗効果を向上させるために含有されている。
前記(A)成分の制汗成分としては、例えば、アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、これらの錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルミニウム化合物としては、例えば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、酢酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、ブロモヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ジルコニウム化合物としては、例えば、塩化ジルコニウム、ヒドロキシ塩化ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウムアンモニウム、炭酸ジルコニウムカリウム、硫酸ジルコニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記これらの錯体としては、例えば、アルミニウム化合物とグリシンとの錯体、アルミニウム化合物とプロピレングリコールとの錯体、アルミニウム化合物及びジルコニウム化合物の混合物とグリシンとの錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルミニウム化合物とグリシンとの錯体としては、例えば、塩化アルミニウム・グリシン錯体、硫酸アルミニウム・グリシン錯体、硫酸アルミニウムカリウム・グリシン錯体、酢酸アルミニウム・グリシン錯体、クロルヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルミニウム化合物とプロピレングリコールとの錯体としては、例えば、塩化アルミニウム・プロピレングリコール錯体、硫酸アルミニウム・プロピレングリコール錯体、硫酸アルミニウムカリウム・プロピレングリコール錯体、酢酸アルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルミニウム化合物及びジルコニウム化合物の混合物とグリシンとの錯体としては、例えば、塩化アルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、硫酸アルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、硫酸アルミニウムカリウム/ジルコニウム・グリシン錯体、酢酸アルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(A)成分の制汗成分としては、これらの中でも、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、酢酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体が好ましく、クロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体がより好ましく、クロルヒドロキシアルミニウムが特に好ましい。
前記(A)成分の制汗成分の含有量としては、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のべたつきのなさの点から、制汗剤組成物全量に対して、4質量%〜20質量%が好ましく、6質量%〜15質量%がより好ましい。前記含有量が、4質量%未満であると、制汗効果、及び制汗効果の持続性が不十分となることがあり、20質量%を超えると、肌のべたつきのなさ、及び肌のつっぱり感のなさが不十分となることがある。
<(B)ビニル型アニオン性ポリマー>
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーは、前記(A)成分の制汗成分との相互作用によって、制汗効果の持続性を向上させるために含有されている。
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アニオン性モノマーと、ビニルエーテル化合物及びビニルエステル化合物の少なくとも1種とを共重合させたコポリマー、前記コポリマーをさらに加水分解した、ビニルアルコールを構造単位として含むコポリマーなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アニオン性モノマーとしては、例えば、クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステル、イタコン酸などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ビニルエーテル化合物としては、例えば、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルヘキシルエーテル、ビニルオクチルエーテル、ビニルデシルエーテル、ビニルエチルヘキシルエーテル、ビニルメトキシエチルエーテル、ビニルエトキシエチルエーテル、ビニルクロルエチルエーテル、1−メチル−2,2−ジメチルプロピルビニルエーテル、2−エチルブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ジエチレングリコールビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビニルエーテル、ジエチルアミノエチルビニルエーテル、ブチルアミノエチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、テトラヒドロフルフリルビニルエーテル、ビニルフェニルエーテル、ビニルトリルエーテル、ビニルクロルフェニルエーテル、ビニル−2,4−ジクロルフェニルエーテル、ビニルナフチルエーテル、ビニルアントラニルエーテルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ビニルエステル化合物としては、例えば、酢酸ビニル、ビニルブチレート、ビニルイソブチレート、ビニルトリメチルアセテート、ビニルジエチルアセテート、ビニルバレート、ビニルカプロエート、ビニルクロルアセテート、ビニルジクロルアセテート、ビニルメトキシアセテート、ビニルブトキシアセテート、ビニルフェニルアセテート、ビニルアセトアセテート、ビニルラクテート、ビニル−β−フェニルブチレート、ビニルシクロヘキシルカルボキシレートなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーとしては、例えば、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸コポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸エチルコポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸ブチルコポリマー、酢酸ビニル−クロトン酸コポリマー、酢酸ビニル−クロトン酸−プロピオン酸ビニルコポリマー、ビニルアルコール−イタコン酸コポリマーなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、制汗効果の持続性の点から、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸エチルコポリマー、及びビニルメチルエーテル−マレイン酸ブチルコポリマーが好ましく、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマーがより好ましい。
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマー(商品名:RESYN28−2930、アクゾノーベル株式会社製)、酢酸ビニル−クロトン酸コポリマー(商品名:レジン28−1310、ナショナル・スターチ社製)、酢酸ビニル−クロトン酸−プロピオン酸ビニルコポリマー(商品名:ルビセットCAP、BASF社製)、ビニルアルコール−イタコン酸コポリマー(商品名:KM−118、株式会社クラレ製)、ビニルメチルエーテル−マレイン酸コポリマー(商品名:ガントレッツAN、アイエスピー・ジャパン株式会社製)、ビニルメチルエーテル−マレイン酸エチルコポリマー(商品名:ガントレッツES−225、アイエスピー・ジャパン株式会社製)、ビニルメチルエーテル−マレイン酸ブチルコポリマー(商品名:ガントレッツES−425、アイエスピー・ジャパン株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーの重量平均分子量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1,000〜1,000,000が好ましく、10,000〜500,000がより好ましく、20,000〜200,000が特に好ましい。前記重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定を行い、求めることができる。なお、前記測定における内部標準物質には、ポリエチレングリコールを用いる。
前記(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーの含有量としては、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のべたつきのなさの点から、制汗剤組成物全量に対して、0.5質量%〜3質量%が好ましく、1質量%〜2.5質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、制汗効果の持続性が不十分となることがあり、3質量%を超えると、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のべたつきのなさが不十分となることがある。
<(C)エタノール>
前記(C)成分のエタノールは、肌のべたつきのなさを向上させるために含有されている。
前記(C)成分のエタノールとしては、例えば、無水エタノール、95体積%エタノール(規格値95体積%〜95.5体積%)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(C)成分のエタノールの含有量としては、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさの点から、制汗剤組成物全量に対して、無水エタノール換算で、50質量%〜85質量%が好ましく、60質量%〜75質量%がより好ましい。前記エタノールの含有量が、50質量%未満であると、肌のべたつきのなさが不十分となることがあり、85質量%を超えると、制汗効果、制汗効果の持続性、及び皮膚への刺激のなさが不十分となることがある。
<(D)ヒドロキシアルキル化キトサン>
前記(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンは、乾きの早さを向上させるために含有されている。
キトサンは、ポリ−β−1,4−D−グルコサミン構造を主とする多糖類である。前記ヒドロキシアルキル化キトサンとは、前記キトサンにおけるD−グルコサミン単位の少なくとも1つのヒドロキシル基及びアミノ基のいずれかを、ヒドロキシアルキル基で置換して得られたものである。
前記(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンの総窒素量としては、0.01w/v%〜0.2w/v%が好ましい。前記総窒素量は、例えば、試料を硫酸で加熱分解し、窒素をアンモニア性窒素とした後、アルカリにより遊離させ、水蒸気蒸留法により捕集したアンモニアを滴定法により定量する、セミミクロケルダール法により測定することができる。
前記アルキル基の炭素数としては、目的に応じて適宜選択することができるが、1〜8が好ましく、2〜6がより好ましい。前記アルキル基は、直鎖であっても分岐があってもよい。
前記(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヒドロキシエチルキトサン、ヒドロキシプロピルキトサンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、乾きの早さの点から、ヒドロキシプロピルキトサンが好ましい。
前記(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、ヒドロキシプロピルキトサン(商品名:キトフィルマーHV、一丸ファルコス株式会社製、総窒素量:0.1w/v%〜0.15w/v%)、ヒドロキシエチルキトサン(商品名:アクアクラスター、一丸ファルコス株式会社製、総窒素量:0.02w/v%〜0.09w/v%)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンの含有量としては、乾きの早さ、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のべたつきのなさの点から、制汗剤組成物全量に対して、0.1質量%〜1質量%が好ましく、0.3質量%〜0.7質量%がより好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であると、乾きの早さが不十分となることがあり、1質量%を超えると、肌のつっぱり感のなさ、及び肌のべたつきのなさが不十分となることがある。
[質量比(A+B)/D]
前記(A)成分の含有量(質量%)、及び前記(B)成分の含有量(質量%)の和(A+B)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/D]としては、制汗効果、制汗効果の持続性、乾きの早さ、肌のべたつきのなさ、及び肌のつっぱり感のなさの点から、6〜200であり、11〜55が好ましい。前記質量比[(A+B)/D]が、6未満であると、制汗効果、制汗効果の持続性、及び肌のべたつきのなさが不十分となることがあり、200を超えると、乾きの早さ、及び肌のつっぱり感のなさが不十分となる。
<(E)塩基性化合物>
前記(E)成分の塩基性化合物は、制汗効果の持続性を向上させるために含有されている。
前記(E)成分の塩基性化合物としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、制汗効果の持続性の点から、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールが好ましい。
前記(E)成分の塩基性化合物による中和に用いる装置としては、例えば、メトローム電位差自動滴定装置(メトロームジャパン株式会社製)などが挙げられる。
前記(E)成分の塩基性化合物の含有量としては、制汗効果の持続性、及び皮膚への刺激のなさの点から、制汗剤組成物全量に対して、0.05質量%〜0.3質量%が好ましく、0.1質量%〜0.3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.05質量%未満であると、制汗効果の持続性が不十分となることがあり、0.3質量%を超えると、皮膚への刺激のなさが不十分となることがある。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、前記(A)〜前記(E)成分の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分を含有することができる。前記その他の成分としては、例えば、油脂化合物、ワックス化合物、シリコーン化合物、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、界面活性剤、前記(B)成分以外のポリマー、酸化防止剤、色素、乳化安定剤、前記(E)成分以外のpH調整剤、防腐剤、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、ヒドロキシプロピルセルロース等の増粘剤、清涼剤、抗炎症剤、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、アミノ酸、ビタミン剤、香料、各種植物抽出エキス等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
−pH−
前記制汗剤組成物の25℃におけるpHとしては、制汗効果、制汗効果の持続性、及び肌のべたつきのなさの点から、3〜4.5が好ましい。前記pHが、3未満であると、制汗効果、及び制汗効果の持続性が不十分となることがあり、4.5を超えると、肌のべたつきのなさが不十分となることがある。
−粘度−
前記制汗剤組成物の粘度については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、液状の場合、制汗効果の持続性、及び肌のべたつきのなさの点から、25℃で、1mPa・s〜3,000mPa・sが好ましく、5mPa・s〜1,600mPa・sがより好ましい。前記粘度が、1mPa・s未満であると、制汗効果の持続性が不十分となることがあり、3,000mPa・sを超えると、肌のべたつきのなさが不十分となることがある。
前記粘度は、例えば、BL型粘度計を用いて、25℃でNo.1〜4のローターを使用し、60rpmで1分間の条件で測定することができる。
−剤型−
前記制汗剤組成物の剤型としては、特に制限はなく、例えば、固形状タイプ、半固形状タイプ、ジェル状タイプ、液状タイプが挙げられる。これらの中でも、水分に溶解した状態で肌に塗布されることが効果発現に有効であり、高密着に塗布でき、高い制汗効果が発現できる点から、ジェル状タイプ、液状タイプが好ましく、液状タイプがより好ましい。
前記固形状タイプとしては、例えば、スティックタイプ、シートタイプなどが挙げられる。
前記半固形状タイプとしては、例えば、クリームタイプなどが挙げられる。
前記ジェル状タイプとしては、例えば、ジェルタイプなどが挙げられる。
前記液状タイプとしては、例えば、ロールオンタイプ、ローションタイプ、ミストタイプなどが挙げられる。これらの中でも、制汗効果の点から、ロールオンタイプが好ましい。
前記制汗剤組成物をロールオンタイプとする場合は、前記制汗剤組成物と、この組成物を充填した塗布ボールを有するロールオン容器とからなる制汗剤製品とすることが好ましい。前記ロールオンタイプの製剤は、公知のロールオン容器に収容され、前記ロールオン容器にその一部が露出した状態で、かつ回転可能にホルダーで保持されたボールに制汗剤組成物を付着させ、使用時にかかるボールを肌に付着させて塗布することができる。
また、前記制汗剤組成物をボトル容器に充填し、容器を用いてそのまま塗布するジェル製剤;指先や手を使用して塗布するジェル製剤、ローション製剤も好適に用いることができる。
−製造方法−
前記制汗剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)〜前記(E)成分、及び前記その他の成分(制汗剤組成物の全体が100質量%となるように残量配合)を混合して調製することができる。具体的には、前記(C)成分中に、前記(B)成分を投入して、均一に溶解させた後、前記(A)成分を投入する。次に、前記(D)成分、水及び前記その他の成分を投入し、均一に溶解及び混合する。その後、前記(E)成分で中和して制汗剤組成物を得ることができる。
前記制汗剤組成物を調製する装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断と全体混合できる複数の攪拌羽根(プロペラ、タービン、ディスパー等)を備えた攪拌装置などが挙げられる。なお、前記(A)〜前記(E)成分、及び前記その他の成分としては、制汗剤組成物を調製するにあたり、それぞれ単独で使用してもよく、また、2種以上の成分を含む混合物の状態で使用してもよい。
−容器−
前記容器としては、例えば、ロールオン容器、ジェル用ボトル容器、ローション用ボトル容器、ミスト用トリガー型スプレー容器などが挙げられる。これらの中でも、制汗効果の点から、ロールオン容器が好ましい。前記ロールオン容器は、前記制汗剤組成物を肌に高密着に塗布でき、制汗効果を発現できる点で好適に使用できる。前記ロールオン容器としては、前記制汗剤組成物を充填できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、特開2005−186997号公報に記載されたものなどが挙げられる。
前記ロールオン容器としては、例えば、ボトル(材質:HDPE ナチュラル、満注内容量:約56mL、胴径:約φ33mm、高さ:約87mm、株式会社吉野工業所製)、リング(材質:HDPE ナチュラル、外径:約26mm、高さ:約18mm、株式会社吉野工業所製)、ボール(材質:PP ホワイト、直径:約20mm、株式会社吉野工業所製)などを使用することができる。
前記ジェル用ボトル容器としては、例えば、ボトル(商品名:TOMII、材質:HDPE ナチュラル、満注内容量:約34mL、胴径:約φ39mm×24mm(オーバル)、高さ:約76mm、竹本容器株式会社製)、中栓(商品名:TO キャップ用ノズルB、材質:PE ナチュラル、外径:約12mm、高さ:約13mm、竹本容器株式会社製)、キャップ(商品名:TO キャップ、材質:AS/PP ホワイト、外径:約φ37mm×23mm(オーバル)、高さ:約22mm、竹本容器株式会社製)などを使用することができる。
前記ローション用ボトル容器としては、例えば、ボトル(商品名:TOMIII−50、材質:HDPE ナチュラル、満注内容量:約34mL、胴径:約φ42mm×29mm(オーバル)、高さ:約88mm、竹本容器株式会社製)、中栓(商品名:TO キャップ用ノズルA、材質:PE ナチュラル、外径:約12mm、高さ:約13mm、竹本容器株式会社製)、キャップ(商品名:TOMIII キャップ、材質:PP ホワイト、外径:約φ37mm×25mm(オーバル)、高さ:約24mm、竹本容器株式会社製)などを使用することができる。
前記ミスト用トリガー容器としては、例えば、ボトル(商品名:PH−100、材質:PE ナチュラル、満注内容量:約100mL、胴径:約φ40mm、高さ:約120mm、かみむら化学株式会社製)、トリガー(商品名:Z−305、スプレー孔部の平均径:0.45mm、株式会社三谷バルブ製)などを使用することができる。
−用途−
本発明の制汗剤組成物は、乾きの早さに優れ、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさが良好であるため、例えば、化粧料、医薬品、医薬部外品等に適用することができ、制汗剤、防臭剤、制汗防臭剤、デオドラント剤、デオドラントスプレーにより好適である。
以下に、本発明を実施例、及び比較例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない。なお、実施例、及び比較例の記載の各成分の含有量は、全て純分換算した値である。
(実施例1〜31、及び比較例1〜8)
下記表1〜表6に示す組成、及び含有量の制汗剤組成物を常法により調製した。なお、表中のエタノールの含有量は、(C)成分のエタノールと(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサンに含まれるエタノールとの合計量を示している。
具体的には、以下の方法により調製した。(C)成分のエタノール中に、(B)成分のビニル型アニオン性ポリマーを投入して、均一に溶解させた後、(A)成分の制汗成分を加えた。その後、(D)成分のヒドロキシアルキル化キトサン、水、及び共通成分を加え、均一に溶解及び混合し、(E)成分の塩基性化合物を加えて混合して制汗剤組成物を得た。得られた制汗剤組成物の25℃におけるpHは、4.2であった。なお、比較例3の制汗剤組成物は、溶媒となる(C)成分のエタノールを含有しないため製剤化することができなかった。
次に、実施例1〜31、及び比較例1〜8の制汗剤組成物を下記仕様のロールオン容器に40mL充填した。
−ロールオン容器−
・ボトル(材質:HDPE ナチュラル、満注内容量:約56mL、胴径:約φ33mm、高さ:約87mm、株式会社吉野工業所製)
・リング(材質:LLDPE ナチュラル、外径:約26mm、高さ:約18mm、株式会社吉野工業所製)
・ボール(材質:PP ホワイト、直径:約20mm、株式会社吉野工業所製)
調製した実施例1〜31、並びに比較例1〜8の制汗剤組成物について、以下のようにして、「制汗効果」、「制汗効果の持続性」、「乾きの早さ」、「肌のつっぱり感のなさ」、「肌のべたつきのなさ」、及び「皮膚への刺激のなさ」を評価した。結果を表1〜表6に示す。
<制汗効果、及び制汗効果の持続性>
専門パネル20名に対し、片側の腋窩に制汗剤組成物を0.5g塗布し、38℃、相対湿度40%環境下においてエアロバイク(商品名:FB−300HP、リマーク社製)による運動を15分間行った。その後、発汗計(商品名:SKN−2000、株式会社西澤電機計器製作所製)を用いて試料を塗布した腋窩(試料塗布部)、及び試料未塗布の腋窩(試料未塗布部)の発汗量を測定し、下記式1から制汗率を求めた。専門パネル20名の平均値を算出し、下記評価基準に基づいて、「制汗効果」を評価した。その後、さらに前記エアロバイクによる運動を30分間行った後、同様の評価手法により「制汗効果の持続性」を評価した。
(式1)
制汗率(%)=100−[試料塗布部の発汗量(mg/min)/試料未塗布部の発汗量(mg/min)]×100
−制汗効果、及び制汗効果の持続性の評価基準−
◎ :制汗率が56%以上100%以下
◎〜○:制汗率が46%以上56%未満
○ :制汗率が36%以上46%未満
△ :制汗率が26%以上36%未満
× :制汗率が0%以上26%未満
<乾きの早さ>
専門パネル20名に対し、腋窩に各制汗剤組成物を0.5g塗布し、乾燥させた後、乾きが早いと回答した人数により、下記評価基準に基づいて、「乾きの早さ」を評価した。
−評価基準−
◎ :専門パネル20名中19名以上20名以下が、乾きが早いと回答
◎〜○:専門パネル20名中16名以上18名以下が、乾きが早いと回答
○ :専門パネル20名中11名以上15名以下が、乾きが早いと回答
△ :専門パネル20名中6名以上10名以下が、乾きが早いと回答
× :専門パネル20名中5名以下が、乾きが早いと回答
<肌のつっぱり感のなさ>
専門パネル20名に対し、腋窩に各制汗剤組成物を0.5g塗布し、乾燥させた後、肌のつっぱり感がないと回答した人数により、下記評価基準に基づいて、「肌のつっぱり感のなさ」を評価した。
−評価基準−
◎ :専門パネル20名中19名以上20名以下が、肌のつっぱり感がないと回答
◎〜○:専門パネル20名中16名以上18名以下が、肌のつっぱり感がないと回答
○ :専門パネル20名中11名以上15名以下が、肌のつっぱり感がないと回答
△ :専門パネル20名中6名以上10名以下が、肌のつっぱり感がないと回答
× :専門パネル20名中5名以下が、肌のつっぱり感がないと回答
<肌のべたつきのなさ>
専門パネル20名に対し、腋窩に各制汗剤組成物を0.5g塗布し、乾燥させた後、肌のべたつきがないと回答した人数により、下記評価基準に基づいて、「肌のべたつきのなさ」を評価した。
−評価基準−
◎ :専門パネル20名中19名以上20名以下が肌のべたつきがないと回答
◎〜○:専門パネル20名中16名以上18名以下が肌のべたつきがないと回答
○ :専門パネル20名中11名以上15名以下が肌のべたつきがないと回答
△ :専門パネル20名中6名以上10名以下が肌のべたつきがないと回答
× :専門パネル20名中5名以下が肌のべたつきがないと回答
<皮膚への刺激のなさ>
専門パネル20名に対し、腋窩に各制汗剤組成物を0.5g塗布し、乾燥させた後、皮膚への刺激がないと回答した人数により、下記評価基準に基づいて、「皮膚への刺激のなさ」を評価した。
−評価基準−
◎ :専門パネル20名中16名以上20名以下が皮膚への刺激がないと回答
○ :専門パネル20名中11名以上15名以下が皮膚への刺激がないと回答
△ :専門パネル20名中6名以上10名以下が皮膚への刺激がないと回答
× :専門パネル20名中5名以下が皮膚への刺激がないと回答
Figure 0006660258
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(実施例32)
下記表7に示す組成、及び含有量の制汗剤組成物を実施例1と同様にして調製し、下記仕様のジェル用ボトル容器に20mL充填し、実施例32の制汗剤組成物を得た。調製した実施例32の制汗剤組成物について、実施例1と同様に評価した。結果を表7に示す。
−ジェル用ボトル容器−
・ボトル(商品名:TOMII、材質:HDPE ナチュラル、満注内容量:約34mL、胴径:約φ39mm×24mm(オーバル)、高さ:約76mm、竹本容器株式会社製)
・中栓(商品名:TO キャップ用ノズルB、材質:PE ナチュラル、外径:約12mm、高さ:約13mm、竹本容器株式会社製)
・キャップ(商品名:TO キャップ、材質:AS/PP ホワイト、外径:約φ37mm×23mm(オーバル)、高さ:約22mm、竹本容器株式会社製)
Figure 0006660258
なお、前記実施例、及び前記比較例で使用した各種成分の詳細について、下記表8に示す。
Figure 0006660258
本発明の制汗剤組成物は、乾きの早さに優れ、制汗効果、制汗効果の持続性、肌のつっぱり感のなさ、肌のべたつきのなさ、及び皮膚への刺激のなさが良好なので、例えば、化粧料、医薬品、医薬部外品等に適用することができ、制汗剤、防臭剤、制汗防臭剤、デオドラント剤、デオドラントスプレーなどに好適である。

Claims (6)

  1. (A)アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、及びこれらの錯体から選択される少なくとも1種の制汗成分と、
    (B)ビニル型アニオン性ポリマーと、
    (C)エタノールと、
    (D)ヒドロキシアルキル化キトサンと、
    (E)塩基性化合物と、を含有し、
    前記(A)成分の含有量(質量%)、及び前記(B)成分の含有量(質量%)の和(A+B)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/D]が、6〜200であることを特徴とする制汗剤組成物。
  2. 前記(A)成分が、クロルヒドロキシアルミニウムである請求項1に記載の制汗剤組成物。
  3. 前記(B)成分が、酢酸ビニル−クロトン酸−ネオデカン酸ビニルコポリマー、ビニルメチルエーテル−マレイン酸エチルコポリマー、及びビニルメチルエーテル−マレイン酸ブチルコポリマーから選択される少なくとも1種である請求項1から2のいずれかに記載の制汗剤組成物。
  4. 前記(D)成分が、ヒドロキシプロピルキトサンである請求項1から3のいずれかに記載の制汗剤組成物。
  5. 前記(A)成分の含有量が、6質量%〜15質量%であり、
    前記(B)成分の含有量が、1質量%〜2.5質量%であり、
    前記(C)成分の含有量が、60質量%〜75質量%であり、
    前記(D)成分の含有量が、0.3質量%〜0.7質量%であり、
    前記(E)成分の含有量が、0.1質量%〜0.3質量%である請求項1から4のいずれかに記載の制汗剤組成物。
  6. ロールオンタイプ、ジェルタイプ、ローションタイプ、及びミストタイプから選択されるいずれかである請求項1から5のいずれかに記載の制汗剤組成物。
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