JP2015067584A - 皮膚用化粧料キット - Google Patents
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Abstract
【課題】発泡の即時性、発泡感の強さ、発泡感の持続性に優れ、皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れた皮膚用化粧料キットを提供すること。
【解決手段】(1)固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、(2)酸性溶液が含浸されたシート材とを含む皮膚用化粧料キットであって、前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット。
【選択図】なし
【解決手段】(1)固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、(2)酸性溶液が含浸されたシート材とを含む皮膚用化粧料キットであって、前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット。
【選択図】なし
Description
本発明は皮膚用化粧料キットに関する。より詳しくは、本発明は固体の炭酸塩等を含有するジェル組成物と、酸性溶液が含浸されたシート材とを含む皮膚用化粧料キットに関する。
肌に潤いを与えるために、炭酸を利用した美容法が知られている。ヒトの顔面は、入浴時に湯に長時間漬けることは困難であるため、炭酸を利用したパック剤がこのような効果を発揮する化粧品として利用されている。
例えば、炭酸塩と酸とを含有する非水ゲル(ジェル)組成物を塗布後、該非水ゲル組成物と水とを反応させる化粧料が知られている(特許文献1)。かかる化粧料は、炭酸ガスを肌上で発生させるので、発泡感を強く感じ易いといった利点はあるが、発生した炭酸ガスが大気中に拡散し、炭酸ガスの有効量を高めにくい点、水との接触によって炭酸塩や酸が局所的に溶解し、部分的に酸やアルカリの濃度が非常に高い部分が生じるため、皮膚刺激が生じ易い点、多量の炭酸塩と酸とが肌上の非水ゲル組成物中に混在し、炭酸塩や酸が局所的に溶解して混合された部分から不均一に、急激に反応が生じるため、発泡の持続性に優れず、皮膚刺激も生じ易い点、水の塗布が手間である点、さらには水の塗布ムラが生じ、十分な効果や一定した効果が得られにくい点があった。
従って本発明の課題は、発泡の即時性、発泡感の強さ、発泡感の持続性に優れ、皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れた皮膚用化粧料キットを提供することにある。さらに本発明の課題は、使用性及び経時安定性に優れた皮膚用化粧料キットを提供することにある。
即ち、本発明の要旨は、
〔1〕固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット;
〔2〕固体の炭酸塩、多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系のジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット;
〔3〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用のジェル組成物;並びに
〔4〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用の、酸性溶液が含浸されたシート材、に関する。
〔1〕固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット;
〔2〕固体の炭酸塩、多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系のジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット;
〔3〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用のジェル組成物;並びに
〔4〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用の、酸性溶液が含浸されたシート材、に関する。
本発明の皮膚用化粧料キットは、発泡の即時性、発泡感の強さ、発泡感の持続性に優れ、皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れるという効果を奏する。また、本発明のジェル組成物は、使用性及び経時安定性に優れるという効果を奏する。
<ジェル組成物>
本発明の皮膚用化粧料用ジェル組成物は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
ジェル組成物の態様の一つは、固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有する組成物であり、さらなる態様の一つは、固体の炭酸塩、多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系の組成物である。
本発明の皮膚用化粧料用ジェル組成物は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
ジェル組成物の態様の一つは、固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有する組成物であり、さらなる態様の一つは、固体の炭酸塩、多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系の組成物である。
本発明のジェル組成物の25℃における粘度は、好ましくは5,000〜200,000mPa・s、より好ましくは5,000〜100,000mPa・s、更に好ましくは5,000〜50,000mPa・sである。
<炭酸塩>
炭酸塩は、シート材に含浸された酸性溶液と接触した際に発生する炭酸ガスの供給源である。ジェル組成物に用いることのできる炭酸塩は、特に限定されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、セスキ炭酸アンモニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる炭酸塩は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
炭酸塩は、シート材に含浸された酸性溶液と接触した際に発生する炭酸ガスの供給源である。ジェル組成物に用いることのできる炭酸塩は、特に限定されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、セスキ炭酸アンモニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる炭酸塩は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、炭酸塩としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウムから選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましく、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種を含有することがより好ましい。
ジェル組成物中では、炭酸塩が固体で含有されることが必須である。炭酸塩が固体で含有されるのであれば、その含有量は特に限定されない。ジェル組成物中の炭酸塩の含有量は、発泡感の強さ、発泡感の持続性、使用後のうるおい感及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中の5質量%以上とすることが好ましく、10質量%以上とすることがより好ましい。また、塗布時の延展性のよさ及び皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中の炭酸塩の含有量は40質量%以下とすることが好ましく、30質量%以下とすることがより好ましく、20質量%以下とすることが更に好ましい。したがって、ジェル組成物中の炭酸塩の含有量は、好ましくは5〜40質量%であり、より好ましくは10〜30質量%であり、更に好ましくは10〜20質量%である。
本発明において、炭酸塩を固体で含有させることによって、溶解度の影響なく、炭酸塩を多量に含有することができる。炭酸塩は溶解することでアルカリ性を呈するので、水の含有量を10質量%以下とし、炭酸塩を固体で含有することにより、アルカリ濃度を低く抑えることができる。その結果、シート材による閉塞下でも、皮膚刺激性を低くすることができる。
<多価アルコール>
本発明のジェル組成物に用いることのできる多価アルコールは、多価アルコールであれば、特に限定されない。かかる多価アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。多価アルコールをジェル組成物に使用することによって、炭酸塩を溶解度の影響なく多量に含有することができ、発泡感の強さ、発泡感の持続性、使用後のうるおい感及び肌色の改善効果に優れるという作用が発揮される。また、炭酸塩の溶解によるアルカリ濃度を低く抑えることができるため、シート材による閉塞下でも、皮膚刺激性を低くすることができるという作用が発揮される。
本発明のジェル組成物に用いることのできる多価アルコールは、多価アルコールであれば、特に限定されない。かかる多価アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。多価アルコールをジェル組成物に使用することによって、炭酸塩を溶解度の影響なく多量に含有することができ、発泡感の強さ、発泡感の持続性、使用後のうるおい感及び肌色の改善効果に優れるという作用が発揮される。また、炭酸塩の溶解によるアルカリ濃度を低く抑えることができるため、シート材による閉塞下でも、皮膚刺激性を低くすることができるという作用が発揮される。
本願発明のジェル組成物に用いることのできる多価アルコールとしては、塗布時の延展性のよさ、発泡の即時性、発泡感の強さ、発泡感の持続性、使用後のうるおい感及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、25℃で液状の多価アルコールを少なくとも1種を含有するものが好ましい。25℃で液状の多価アルコールは、特に限定されないが、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、25℃で液状のポリオキシアルキレン共重合体、25℃で液状のポリオキシアルキレンアルキル共重合体、25℃で液状のポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体、25℃で液状の多価アルコールアルキルエーテルなどを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレン共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレングリコール(例えば、PEG−600(商品名、三洋化成工業社製))、ポリプロピレングリコール(例えば、ニューポールPP−200(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(例えば、ニューポールPE−71(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレンアルキル共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル(例えば、ニューポール50HB−260(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレングリセリルエーテル(例えば、コニオンRG−120(商品名、新日本理化))、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGP−600(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGEP−2800(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ウィルブライドS−752(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル(例えば、SY−DP9(商品名、阪本薬品工業))、ポリオキシエチレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−10E、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−20P、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンソルビトールエーテル(例えば、ニューポールSP−750(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレングリセリルエーテル(例えば、コニオンRG−120(商品名、新日本理化))、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGP−600(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGEP−2800(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ウィルブライドS−752(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル(例えば、SY−DP9(商品名、阪本薬品工業))、ポリオキシエチレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−10E、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−20P、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンソルビトールエーテル(例えば、ニューポールSP−750(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状の多価アルコールアルキルエーテルは、特に限定されないが、例えば、グリセリンアルキルエーテル(例えば、Sensiva SC50(商品名、Schulke&Mayr社製))などを挙げることができる。
ジェル組成物中の多価アルコールの含有量は、特に限定されない。例えば、ジェル組成物中の多価アルコールの含有量としては、好ましくは50〜95質量%であり、より好ましくは55〜90質量%であり、更に好ましくは60〜85質量%である。
<アニオン性合成高分子増粘剤>
第1剤をジェル組成物とすることで、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができ、肌上に供試される炭酸塩の量を増やすことができる。しかしながら、多価アルコールをジェル化でき、経時安定性にも優れる増粘剤は、限られている。多種多様の増粘剤の中から、アニオン性合成高分子増粘剤を見出したことも本発明の特徴の一つである。
ジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、特に限定されないが、例えば、カルボキシビルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマーなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
第1剤をジェル組成物とすることで、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができ、肌上に供試される炭酸塩の量を増やすことができる。しかしながら、多価アルコールをジェル化でき、経時安定性にも優れる増粘剤は、限られている。多種多様の増粘剤の中から、アニオン性合成高分子増粘剤を見出したことも本発明の特徴の一つである。
ジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、特に限定されないが、例えば、カルボキシビルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマーなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
発泡の即時性、発泡感の強さ、発泡感の持続性、使用後のうるおい感、及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物は、カルボキシビルポリマー及びアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体から選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
ジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤の含有量は特に限定されないが、塗布時の垂れ落ちのなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.2質量%以上とすることが好ましく、0.5質量%以上とすることがより好ましい。また、塗布時の延展性のよさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中の2質量%以下とすることが好ましく、1.5質量%以下とすることがより好ましい。したがって、ジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤の含有量は、好ましくは0.2〜2質量%であり、より好ましくは0.5〜1.5質量%である。
<中和剤>
ジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤を増粘するための中和剤を含有することが好ましい。用いることのできる中和剤は、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種である。本発明においては、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤を増粘するための中和剤を含有することが好ましい。用いることのできる中和剤は、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種である。本発明においては、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
用いることのできるアルカリ剤としては、例えば、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノヒドロキシメチルプロパンジオールなどの有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基などを挙げることができる。用いることのできる両性化合物としては、例えば、アラニン、グリシンなどの中性アミノ酸、アルギニンなどの塩基性アミン酸、カルニチン、トリメチルグリシンなどのベタイン化合物などを挙げることができる。
皮膚への刺激感のなさ及び使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、中和剤としては両性化合物を用いることが好ましく、中性アミノ酸及びベタイン化合物の内の少なくとも1種であることがより好ましい。
ジェル組成物中の中和剤の含有量は、本願発明のジェル組成物中に含有されるアニオン性合成高分子増粘剤を増粘できる量であればよく、特に限定されない。以下に中和剤の含有量について、より詳細に説明する。
(1)中和剤としてアルカリ剤又は塩基性アミノ酸を使用する場合
この場合、アルカリ剤及び塩基性アミノ酸は塩基性を呈するため、ジェル組成物中のアルカリ剤及び塩基性アミノ酸の総含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、2.5質量%以下とすることが好ましく、2質量%以下とすることがより好ましい。
この場合、アルカリ剤及び塩基性アミノ酸は塩基性を呈するため、ジェル組成物中のアルカリ剤及び塩基性アミノ酸の総含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、2.5質量%以下とすることが好ましく、2質量%以下とすることがより好ましい。
(2)中和剤として中性アミノ酸又はベタイン化合物を使用する場合
中性アミノ酸又はベタイン化合物は、アニオン性合成高分子増粘剤を中和することはできるが、それ自身は塩基性を呈さない。よって、ジェル組成物中に未溶解分が固体として含有される程、多量にそれらを配合した場合であっても、皮膚への刺激感のなさの点から、皮膚用化粧料キットとしてはより好ましいものである。また、中性アミノ酸及びベタイン化合物は優れた保湿剤であるから、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、特に限定されず、未溶解分が固体としてジェル組成物中に含有されるような量でも構わない。例えば、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.1質量%以上とすることが好ましく、0.5質量%以上とすることがより好ましく、1質量%以上とすることが更に好ましい。また、使用後のべたつき感がより一層軽減された皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中、20質量%以下とすることが好ましく、15質量%以下とすることがより好ましく、10質量%以下とすることが更に好ましい。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、好ましくは0.1〜20質量%であり、より好ましくは0.5〜15質量%であり、更に好ましくは1〜10質量%である。
中性アミノ酸又はベタイン化合物は、アニオン性合成高分子増粘剤を中和することはできるが、それ自身は塩基性を呈さない。よって、ジェル組成物中に未溶解分が固体として含有される程、多量にそれらを配合した場合であっても、皮膚への刺激感のなさの点から、皮膚用化粧料キットとしてはより好ましいものである。また、中性アミノ酸及びベタイン化合物は優れた保湿剤であるから、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、特に限定されず、未溶解分が固体としてジェル組成物中に含有されるような量でも構わない。例えば、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.1質量%以上とすることが好ましく、0.5質量%以上とすることがより好ましく、1質量%以上とすることが更に好ましい。また、使用後のべたつき感がより一層軽減された皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中、20質量%以下とすることが好ましく、15質量%以下とすることがより好ましく、10質量%以下とすることが更に好ましい。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、好ましくは0.1〜20質量%であり、より好ましくは0.5〜15質量%であり、更に好ましくは1〜10質量%である。
従って、本発明のジェル組成物の好ましい態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を、中性アミノ酸及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させたジェル組成物である。該ジェル組成物を用いることにより、皮膚への刺激感のなさ、及び使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
また、本発明のジェル組成物の好ましい別の態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を有機塩基、中性アミノ酸、及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させた非水系のジェル組成物である。該非水系ジェル組成物を用いることにより、発泡感の強さ、及び皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
従って、本発明のジェル組成物のより好ましい態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を中性アミノ酸、及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させた非水系ジェル組成物である。該非水系ジェル組成物を用いることにより、発泡感の強さ、及び皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
<水>
本発明のジェル組成物中の水の含有量は10質量%以下である。水の含有量が10質量%を超える場合、炭酸塩の溶出量が増え、皮膚への刺激感が生じる場合がある。
本発明のジェル組成物中の水の含有量は10質量%以下である。水の含有量が10質量%を超える場合、炭酸塩の溶出量が増え、皮膚への刺激感が生じる場合がある。
水の含有量が10質量%以下であるジェル組成物とは、非水系のジェル組成物、または水の含有量が0.001〜10質量%であるジェル組成物を意味する。皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、本発明のジェル組成物中の水の含有量を5質量%以下とすることが好ましく、1質量%以下とすることがより好ましい。
「非水系である」又は「非水である」とは、「意図的な水を含有しない」ことを意味し、原料に由来するキャリーオーバー成分として含有される水や、大気中などから自然に含有される水が含まれる場合を排除しない。よって例えば、ジェル組成物中の水の含有量が0.001質量%未満である場合も、非水系に含まれる。
<防腐剤>
防腐剤は皮膚刺激を誘発する成分なので、その含有量は少ない方が好ましい。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。本発明のジェル組成物は、水の含有量が10質量%以下の多価アルコールジェル組成物であることから、防腐剤の含有量を抑えることができる。
防腐剤は皮膚刺激を誘発する成分なので、その含有量は少ない方が好ましい。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。本発明のジェル組成物は、水の含有量が10質量%以下の多価アルコールジェル組成物であることから、防腐剤の含有量を抑えることができる。
本発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシンなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、本発明のジェル組成物は防腐剤を含有しなくともよい。
本発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤の含有量は特に限定されない。本発明のジェル組成物中の防腐剤の含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.3質量%以下とすることが好ましく、0.1質量%以下とすることがより好ましく、防腐剤を含有しないことが更に好ましい。
<酸性化合物>
本発明のジェル組成物は、酸性化合物を含有してもよい。酸性化合物としては、ジェル組成物中に固体で含有され、かつ水溶性である、酸、酸性塩及び酸性金属塩から選ばれる少なくとも1種の酸性化合物が挙げられる。
本発明のジェル組成物は、酸性化合物を含有してもよい。酸性化合物としては、ジェル組成物中に固体で含有され、かつ水溶性である、酸、酸性塩及び酸性金属塩から選ばれる少なくとも1種の酸性化合物が挙げられる。
かかる酸としては、例えば、グリコール酸、リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グルコン酸、クエン酸、エデト酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシドなどを挙げることができる。かかる酸性塩としては、例えば、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、クエン酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウムなどを挙げることができる。かかる酸性金属塩としては、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛などを挙げることができる。このような酸性化合物は、ジェル組成物に1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ジェル組成物が酸性化合物を含有する場合、発泡感の持続性が低下する反面、反応の即時性や発泡感をより向上させることができる。ジェル組成物が酸性化合物を含有する場合、その含有量は、炭酸塩の含有量(質量)の3/5倍量以下とすることが好ましく、1/2倍量以下とすることがより好ましく、2/5倍量以下とすることが更に好ましい。酸性化合物の含有量が、炭酸塩の含有量の3/5倍量を超える場合、本願発明の効果を奏しない場合がある。
酸性化合物と炭酸塩とを含有する組成物に、酸性溶液ではなく水を含浸させたシート材をかぶせた場合、酸性化合物および炭酸塩が部分的に溶解するため、反応の均一性に優れず、発泡の即時性、発泡感の強さ、及び発泡感の持続性に優れない。また、酸性化合物および炭酸塩が部分的に溶解することにより、部分的に酸やアルカリの濃度が非常に高い部分が生じたり、酸やアルカリが皮膚と直接接触したりすることとなり、皮膚への刺激感を強めるおそれがある。
<アニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物>
本発明のジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物を含有してもよい。かかる高分子化合物としては、例えば、キサンタンガム、カラギーナン、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸(ノニオン性スターチ)、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。このような高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物を含有してもよい。かかる高分子化合物としては、例えば、キサンタンガム、カラギーナン、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸(ノニオン性スターチ)、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。このような高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ジェル組成物において、アニオン性合成高分子増粘剤とアニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物とを併用することにより、反応の即時性や発泡感などが低下するが、それを利用して浸透速度や発泡感の調整を行うことができる。また、ゲル構造が崩壊しないことを利用して、起泡安定性を向上させることができる。
ジェル組成物中にアニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物を含有する場合、その含有量は、アニオン性合成高分子増粘剤の含有量(質量)の2/3倍量以下とすることが好ましく、1/2倍量以下とすることがより好ましくは、1/3倍量以下とすることが更に好ましい。本願発明のジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物の含有量が、アニオン性合成高分子増粘剤の含有量の2/3倍量を超える場合、本願発明の効果を奏しない場合がある。
<水溶性薬剤>
本発明のジェル組成物は水溶性薬剤を含有してもよい。ジェル組成物に用いることのできる水溶性薬剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。かかる水溶性薬剤の具体例としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。
本発明のジェル組成物は水溶性薬剤を含有してもよい。ジェル組成物に用いることのできる水溶性薬剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。かかる水溶性薬剤の具体例としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。
ジェル組成物は、水溶性薬剤を溶解させた状態で含有してもよく、水溶性薬剤を固体の状態で含有してもよい。ジェル組成物では、水溶性薬剤を多価アルコールジェル組成物中に含有するので、水溶性薬剤の安定に優れる。また、ジェル組成物において水溶性薬剤を固体の状態で含有する場合、水溶性薬剤の安定をより向上させることができる。
<酸性溶液が含浸されたシート材>
本発明の皮膚用化粧料用の、酸性溶液が含浸されたシート材は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
本発明の皮膚用化粧料用の、酸性溶液が含浸されたシート材は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
<酸性溶液>
酸性溶液は、酸、酸性塩、酸性金属塩、両性化合物を水に溶解することによって調製することができる。酸性溶液に用いることのできる酸としては、例えば、塩酸、リン酸、乳酸、酢酸、グリコール酸、リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グルコン酸、クエン酸、エデト酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシドなどを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる酸性塩としては、例えば、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、クエン酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウムなどを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる酸性金属塩としては、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛などを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる両性化合物としては、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アミノカプロン酸などを挙げることができる。酸性溶液は、酸、酸性塩、酸性金属塩、及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。酸性溶液における酸、酸性塩、酸性金属塩及び両性化合物の合計の濃度としては、例えば20〜500g/Lが好ましく、より好ましくは、50〜400g/L、さらに好ましくは100〜300g/Lである。
酸性溶液は、酸、酸性塩、酸性金属塩、両性化合物を水に溶解することによって調製することができる。酸性溶液に用いることのできる酸としては、例えば、塩酸、リン酸、乳酸、酢酸、グリコール酸、リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グルコン酸、クエン酸、エデト酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシドなどを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる酸性塩としては、例えば、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、クエン酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウムなどを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる酸性金属塩としては、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛などを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる両性化合物としては、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アミノカプロン酸などを挙げることができる。酸性溶液は、酸、酸性塩、酸性金属塩、及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。酸性溶液における酸、酸性塩、酸性金属塩及び両性化合物の合計の濃度としては、例えば20〜500g/Lが好ましく、より好ましくは、50〜400g/L、さらに好ましくは100〜300g/Lである。
シート材への酸性溶液の含浸量は、ジェル組成物中に含有される炭酸塩から炭酸ガスを発生させることができる量であればよく、特に限定されない。例えば、顔全体に使用する場合、酸性溶液のシート材への含浸量は、10〜30gが好ましく、15〜25gがより好ましい。
<防腐剤>
防腐剤は皮膚刺激を誘発する成分なので、その含有量は少ない方が好ましい。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。酸性溶液は酸性のpHを呈するため、防腐剤の含有量を抑えることができる。
防腐剤は皮膚刺激を誘発する成分なので、その含有量は少ない方が好ましい。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。酸性溶液は酸性のpHを呈するため、防腐剤の含有量を抑えることができる。
酸性溶液に用いることのできる防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシンなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
酸性溶液に用いることのできる防腐剤の含有量は、特に限定されない。酸性溶液中の防腐剤の含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から0.3質量%以下とすることが好ましく、0.2質量%以下とすることがより好ましく、0.1質量%以下とすることが更に好ましい。
<アルカリ剤>
酸性溶液は、酸性を呈していればよく、アルカリ剤を配合することによりそのpHを調整してもよい。酸性溶液に用いることのできるアルカリ剤としては、例えば、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノヒドロキシメチルプロパンジオールなどの有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基などを挙げることができる。
酸性溶液は、酸性を呈していればよく、アルカリ剤を配合することによりそのpHを調整してもよい。酸性溶液に用いることのできるアルカリ剤としては、例えば、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノヒドロキシメチルプロパンジオールなどの有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基などを挙げることができる。
<中性金属塩>
酸性溶液は、中性金属塩を含有してもよい。酸性溶液に用いることのできる中性金属塩としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムなどを挙げることができる。
酸性溶液は、中性金属塩を含有してもよい。酸性溶液に用いることのできる中性金属塩としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムなどを挙げることができる。
酸性溶液に中性金属塩を含有させることにより、本願発明のジェル組成物の増粘構造やジェル強度をより容易く壊せるようになり、発泡持続性が低下する反面、反応の即時性や発泡感をより向上させることができる。
<水溶性高分子>
酸性溶液は水溶性高分子化合物を含有してもよい。酸性溶液に用いることのできる水溶性高分子化合物は、例えば、カルボキシビニルポリマー、高重合ポリエチレングリコール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヘキシルジカルバミン酸コレステリルプルラン、シロキクラゲ多糖体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる水溶性高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
酸性溶液は水溶性高分子化合物を含有してもよい。酸性溶液に用いることのできる水溶性高分子化合物は、例えば、カルボキシビニルポリマー、高重合ポリエチレングリコール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヘキシルジカルバミン酸コレステリルプルラン、シロキクラゲ多糖体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。酸性溶液に用いることのできる水溶性高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
酸性溶液は、水溶性高分子化合物を用いることにより、反応の即時性や発泡感などが低下するが、それを利用して浸透速度や発泡感の調整を行うことができる。
酸性溶液中に水溶性高分子化合物を含有させる場合、酸性溶液の25℃における粘度を5000mPa・s以下とすることが好ましく、3000mPa・s質量以下とすることがより好ましくは、2000mPa・s以下とすることが更に好ましい。本願発明の酸性溶液の25℃における粘度が、5000mPa・sを超える場合、シート材に酸性溶液を含浸できない場合や、本願発明の効果を奏しない場合がある。
酸性溶液中に水溶性高分子化合物を含有させる場合、酸性溶液の25℃における粘度を5000mPa・s以下とすることが好ましく、3000mPa・s質量以下とすることがより好ましくは、2000mPa・s以下とすることが更に好ましい。本願発明の酸性溶液の25℃における粘度が、5000mPa・sを超える場合、シート材に酸性溶液を含浸できない場合や、本願発明の効果を奏しない場合がある。
<保湿剤>
酸性溶液は保湿剤を含有してもよい。酸性溶液に含有することのできる保湿剤としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシアルキレン共重合体、ポリオキシアルキレンアルキル共重合体、ポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体、多価アルコールアルキルエーテル、グルコース、ソルビトール、グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ヒドロキシエチルウレア、キチン、キトサン、ポリクオタニウム−51、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アテロコラーゲン、加水分解エラスチンなどを挙げることができる。
酸性溶液は保湿剤を含有してもよい。酸性溶液に含有することのできる保湿剤としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシアルキレン共重合体、ポリオキシアルキレンアルキル共重合体、ポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体、多価アルコールアルキルエーテル、グルコース、ソルビトール、グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ヒドロキシエチルウレア、キチン、キトサン、ポリクオタニウム−51、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アテロコラーゲン、加水分解エラスチンなどを挙げることができる。
<水溶性薬剤>
酸性溶液は、水溶性薬剤を含有してもよい。酸性溶液に含有することのできる水溶性薬剤としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。酸性溶液は酸性を呈するため、酸性下でのみ安定性な水溶性薬剤をも含有することができる。
酸性溶液は、水溶性薬剤を含有してもよい。酸性溶液に含有することのできる水溶性薬剤としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。酸性溶液は酸性を呈するため、酸性下でのみ安定性な水溶性薬剤をも含有することができる。
<pH>
酸性溶液のpHは、ジェル組成物に含まれる炭酸塩と反応するpHであれば、特に限定されない。具体的には、酸性溶液含有成分の安定性、及び酸性溶液含浸シート材としたときのシート剤及び包材の安定性に一層優れた酸性溶液含浸シート材を得る観点から、1〜6が好ましく、2〜5がより好ましく、3〜5が更に好ましい。
酸性溶液のpHは、ジェル組成物に含まれる炭酸塩と反応するpHであれば、特に限定されない。具体的には、酸性溶液含有成分の安定性、及び酸性溶液含浸シート材としたときのシート剤及び包材の安定性に一層優れた酸性溶液含浸シート材を得る観点から、1〜6が好ましく、2〜5がより好ましく、3〜5が更に好ましい。
<シート材>
シート材の素材としては、酸性溶液を含浸することのできるものであれば特に限定されないが、例えば、紙、織布又は不織布などを用いることができる。具体的には、針葉樹、広葉樹などの木材繊維、ケナフ、サトウキビ、竹などの植物繊維、古紙繊維などを原料とする紙;アクリル、レーヨン、ポリエステル、セルロース、アセテートなどの合成繊維;コットンなどの天然繊維およびこれらの混綿による織布又は不織布などを挙げることができる。好適なシート材の素材としては、加工がし易く、皮膚に対する使用感が優れている観点から、不織布を用いることが好ましい。また、これらシートの表面には、エンボス加工が施されていてもよい。
シート材の素材としては、酸性溶液を含浸することのできるものであれば特に限定されないが、例えば、紙、織布又は不織布などを用いることができる。具体的には、針葉樹、広葉樹などの木材繊維、ケナフ、サトウキビ、竹などの植物繊維、古紙繊維などを原料とする紙;アクリル、レーヨン、ポリエステル、セルロース、アセテートなどの合成繊維;コットンなどの天然繊維およびこれらの混綿による織布又は不織布などを挙げることができる。好適なシート材の素材としては、加工がし易く、皮膚に対する使用感が優れている観点から、不織布を用いることが好ましい。また、これらシートの表面には、エンボス加工が施されていてもよい。
本発明に好適に用い得るシート材の市販品の具体例としては、例えば、コットエース(商品名,ユニチカ社製)、サンモアK(商品名,三省紙業社製)、ベンリーゼ(商品名,旭化成社製)、RH3シリーズ(商品名,ダイワボウ社製)などを挙げることができる。
シート状基材の形状については、特に限定されないが、例えば、正方形、長方形、台形、菱形、円形、楕円形、半円形、三日月形、樽形、鼓形などの形状を挙げることができる。更には、前記形状を有するシートに切れ込み部、くり抜き部、凹凸部などの成型を施してもよい。また、シート材の面積としては、特に限定されないが、例えば、顔全体に使用する場合、150〜400cm2が好ましく、より好ましくは250〜350cm2である。
シート状基材の形状については、特に限定されないが、例えば、正方形、長方形、台形、菱形、円形、楕円形、半円形、三日月形、樽形、鼓形などの形状を挙げることができる。更には、前記形状を有するシートに切れ込み部、くり抜き部、凹凸部などの成型を施してもよい。また、シート材の面積としては、特に限定されないが、例えば、顔全体に使用する場合、150〜400cm2が好ましく、より好ましくは250〜350cm2である。
本発明において、シート材を用いることにより次のような作用効果が発揮される。即ち、混合の手間なく、肌上で簡便に、効率よく炭酸塩と酸とを効率よく反応させることができる。シート材による閉塞効果により、炭酸ガスや有効成分の浸透性が向上し、優れた効果を奏する。シート材を用いることにより、酸性溶液を均一に浸透させることができる。また、部分的に酸やアルカリの濃度が非常に高い部分が生じることがないため、シート材による閉塞下でも、皮膚刺激性を低くすることができる。また、ゲル構造が崩壊したことによる剤の垂落ちを防ぐことができる。
<酸性溶液含浸シート材の形態>
本発明の酸性溶液含浸シート材は、予めシート材に酸性溶液を含浸させ包装具に収納された形態のものを用いてもよく、使用直前にシート材に酸性溶液を含浸させて用いてもよい。好適な使用形態としては、外出時の携帯性に優れ、塗布時の簡便性および操作性を良好にする観点から、予めシート材に酸性溶液を含浸させ包装具に収納された形態が好ましい。
本発明の酸性溶液含浸シート材は、予めシート材に酸性溶液を含浸させ包装具に収納された形態のものを用いてもよく、使用直前にシート材に酸性溶液を含浸させて用いてもよい。好適な使用形態としては、外出時の携帯性に優れ、塗布時の簡便性および操作性を良好にする観点から、予めシート材に酸性溶液を含浸させ包装具に収納された形態が好ましい。
<皮膚用化粧料キット>
本発明の皮膚用化粧料キットは、上記のジェル組成物と、上記のシート材とを含むものである。
ジェル組成物を肌上に塗布後、例えば5分後(もしくは5分以内)に酸性溶液が含浸されたシート材を、塗布されたジェル組成物の上に置いて両者を接触させる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、上記のジェル組成物と、上記のシート材とを含むものである。
ジェル組成物を肌上に塗布後、例えば5分後(もしくは5分以内)に酸性溶液が含浸されたシート材を、塗布されたジェル組成物の上に置いて両者を接触させる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、例えば次のようにして実施することができる。
まず、第1剤としてのジェル組成物を肌に塗布する。ジェル組成物の肌上の塗布量は、顔全体に使用する場合、10〜30gが好ましく、15〜25gがより好ましい。第1剤はジェル状であり、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができる。また、第1剤の水の含有量を10質量%以下とし、炭酸塩を固体で含有することにより、アルカリによる皮膚刺激を抑えつつ、炭酸塩を多量に供試することができる。このように、本発明のジェル組成物の構成を採用することで、皮膚刺激の課題を解決し、更に肌上に供試される炭酸塩の量を増やすことができる。
まず、第1剤としてのジェル組成物を肌に塗布する。ジェル組成物の肌上の塗布量は、顔全体に使用する場合、10〜30gが好ましく、15〜25gがより好ましい。第1剤はジェル状であり、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができる。また、第1剤の水の含有量を10質量%以下とし、炭酸塩を固体で含有することにより、アルカリによる皮膚刺激を抑えつつ、炭酸塩を多量に供試することができる。このように、本発明のジェル組成物の構成を採用することで、皮膚刺激の課題を解決し、更に肌上に供試される炭酸塩の量を増やすことができる。
次いで、肌上に塗布された第1剤に、第2剤としての酸性溶液が含浸されたシート材を上から接触させる。第1剤はアニオン性合成高分子増粘剤による増粘構造を有しているため、第2剤から酸性溶液が浸透するにしたがって、第1剤と第2剤との接触面から徐々に増粘構造が崩壊し、炭酸ガスが持続的に発生する。また、第2剤から浸透した酸性溶液は、溶解した炭酸塩によって中和される。その結果、次のような作用効果が発揮される。即ち、酸やアルカリが中和されずに高濃度で肌に触れることを抑えることができるため、皮膚刺激が生じにくい。第1剤と第2剤とを手で混合する手順が必要なく、反応が自然に、均一に、かつ一定に進行する。強固な増粘構造が酸性溶液の浸透によって順次崩壊するため、増粘構造が浸透を阻害しない。強固な増粘構造が炭酸ガス発生の際には崩壊しているため、炭酸ガスの発泡感を感じ易い。酸性溶液の浸透により炭酸塩と酸とが徐々に反応するため、炭酸ガスが持続的に発生する。第1剤の上から第2剤を被せるため、シート材により炭酸ガスのロス(大気中への拡散)が抑えられる。また、シート材の閉塞効果により、炭酸ガスや有効成分の浸透性が向上し、優れた効果を奏する。シート材による閉塞下でも、皮膚への刺激性が低いという効果を奏する。ゲル構造が崩壊しても、シートを貼付しているので剤が垂れ落ちない。
<防腐剤>
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、皮膚用化粧料キット全体に含まれる防腐剤の含有量は、0.3質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下が更に好ましく、防腐剤を含有しないことが最も好ましい。
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、皮膚用化粧料キット全体に含まれる防腐剤の含有量は、0.3質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下が更に好ましく、防腐剤を含有しないことが最も好ましい。
<pH>
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、炭酸ガス発生終了後の皮膚用化粧料キットのpHが5〜9であることが好ましく、6〜8であることがより好ましい。例えば、適用量のジェル組成物と酸性溶液を混合し、炭酸ガスの発生が終了した後の溶液のpHを測定することによって求めることができる。
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、炭酸ガス発生終了後の皮膚用化粧料キットのpHが5〜9であることが好ましく、6〜8であることがより好ましい。例えば、適用量のジェル組成物と酸性溶液を混合し、炭酸ガスの発生が終了した後の溶液のpHを測定することによって求めることができる。
<ジェル組成物と酸性溶液との質量比>
本願発明のジェル組成物と酸性溶液との質量比は、特に限定されない。酸性溶液は、ジェル組成物中の炭酸塩を中和するのに十分な量の酸価を有するものであればよい。
本願発明のジェル組成物と酸性溶液との質量比は、特に限定されない。酸性溶液は、ジェル組成物中の炭酸塩を中和するのに十分な量の酸価を有するものであればよい。
<ジェル組成物及びシート材の両者に配合可能なその他成分>
以下に、両者に配合可能なその他の成分について説明する。かかるその他の成分の含有量は、ジェル組成物1質量部又はシート材中の酸性溶液1質量部に対して、好ましくは0〜0.15質量部であり、より好ましくは0〜0.10質量部であり、更に好ましくは0〜0.08質量部である。
以下に、両者に配合可能なその他の成分について説明する。かかるその他の成分の含有量は、ジェル組成物1質量部又はシート材中の酸性溶液1質量部に対して、好ましくは0〜0.15質量部であり、より好ましくは0〜0.10質量部であり、更に好ましくは0〜0.08質量部である。
<低級アルコール>
本発明の皮膚用化粧料キットは、炭素数が1〜5の低級アルコールを含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる低級アルコールは、例えば、エタノール、イソプロパノールなどを挙げることができる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、炭素数が1〜5の低級アルコールを含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる低級アルコールは、例えば、エタノール、イソプロパノールなどを挙げることができる。
<油剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、油剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる油剤は、例えば、オリーブ油、米ぬか油、シア脂などの油脂類、ホホバ油、ラノリン、ミツロウなどのロウ類、流動パラフィン、オレフィンオリゴマー、スクワラン、パワリン、ワセリンなどの炭化水素類、ステアリン酸、イソステアリン酸、オキシステアリン酸などの脂肪酸類、オクチルドデカノール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、トリオクタン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリトリトール、オクタン酸イソセチル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸ジオクチル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、マカデミアンナッツ油脂脂酸フィトステリル、(オクタン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールなどのエステル類、メチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ステアロキシトリメチルシラン、ステアリルジメチコンなどのシリコーン類などを挙げることができる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、油剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる油剤は、例えば、オリーブ油、米ぬか油、シア脂などの油脂類、ホホバ油、ラノリン、ミツロウなどのロウ類、流動パラフィン、オレフィンオリゴマー、スクワラン、パワリン、ワセリンなどの炭化水素類、ステアリン酸、イソステアリン酸、オキシステアリン酸などの脂肪酸類、オクチルドデカノール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、トリオクタン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリトリトール、オクタン酸イソセチル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸ジオクチル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、マカデミアンナッツ油脂脂酸フィトステリル、(オクタン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールなどのエステル類、メチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ステアロキシトリメチルシラン、ステアリルジメチコンなどのシリコーン類などを挙げることができる。
<界面活性剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、界面活性剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸などのアルキルエーテルカルボン酸塩、ステアロイル乳酸ナトリウムなどのアシル乳酸塩、ヤシ油脂肪酸サルコシンなどのアシルサルコシン塩、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸などのアシルグルタミン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのアシルメチルアラニン塩、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムなどのアルキルエーテル硫酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、グリシン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、リン脂質などの両性界面活性剤、アルキル4級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、アルキルジメチルアミンオキシドなどのノニオン界面活性剤等を挙げることができる
本発明の皮膚用化粧料キットは、界面活性剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸などのアルキルエーテルカルボン酸塩、ステアロイル乳酸ナトリウムなどのアシル乳酸塩、ヤシ油脂肪酸サルコシンなどのアシルサルコシン塩、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸などのアシルグルタミン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのアシルメチルアラニン塩、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムなどのアルキルエーテル硫酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、グリシン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、リン脂質などの両性界面活性剤、アルキル4級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、アルキルジメチルアミンオキシドなどのノニオン界面活性剤等を挙げることができる
<粉体>
本発明の皮膚用化粧料キットは、粉体を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる粉体は、例えば、無機粉体、有機粉体、合成高分子粉体、表面処理粉体、複合粉体などを挙げることができる。より具体的には、例えば、カオリン、シリカ、セリサイト、タルク、マイカ、シルク末、トウモロコシデンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン、メチルシロキサン網状重合体、シリル化シリカなどを挙げることができる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、粉体を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる粉体は、例えば、無機粉体、有機粉体、合成高分子粉体、表面処理粉体、複合粉体などを挙げることができる。より具体的には、例えば、カオリン、シリカ、セリサイト、タルク、マイカ、シルク末、トウモロコシデンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン、メチルシロキサン網状重合体、シリル化シリカなどを挙げることができる。
<冷感剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、冷感剤分を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる冷感剤は、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、カンファーなどを挙げることができる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、冷感剤分を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる冷感剤は、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、カンファーなどを挙げることができる。
<植物エキス>
本願発明の皮膚用化粧料キットは、各種植物エキスを含有してもよい。
本願発明の皮膚用化粧料キットに含有することのできる植物エキスは、例えば、アマチャエキス、アロエエキス、ウコンエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、海藻エキス、カモミラエキス、カンゾウエキス、キューカンバーエキス、グレープフルーツエキス、シコンエキス、シャクヤクエキス、ショウキョウチンキ、センブリエキス、チャ乾留液、トウガラシチンキ、トマトエキス、ハマメリス水、バラエキス、ヘチマ水、ボタンエキス、メリッサエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ヨクイニネキス、ラベンダーエキス、緑茶抽出物、ローズマリーエキスなどを挙げることができる。
本願発明の皮膚用化粧料キットは、各種植物エキスを含有してもよい。
本願発明の皮膚用化粧料キットに含有することのできる植物エキスは、例えば、アマチャエキス、アロエエキス、ウコンエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、海藻エキス、カモミラエキス、カンゾウエキス、キューカンバーエキス、グレープフルーツエキス、シコンエキス、シャクヤクエキス、ショウキョウチンキ、センブリエキス、チャ乾留液、トウガラシチンキ、トマトエキス、ハマメリス水、バラエキス、ヘチマ水、ボタンエキス、メリッサエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ヨクイニネキス、ラベンダーエキス、緑茶抽出物、ローズマリーエキスなどを挙げることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら制限されるものではない。
実施例1〜12及び比較例1〜11
常法に従って、表1及び表2に示す組成のジェル組成物及び酸性溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とは酸性溶液又は該溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、実施例及び比較例の皮膚用化粧料キットについて、下記の評価を行った。なお、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
なお、表中の各成分の量は質量%で示した。
常法に従って、表1及び表2に示す組成のジェル組成物及び酸性溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とは酸性溶液又は該溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、実施例及び比較例の皮膚用化粧料キットについて、下記の評価を行った。なお、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
なお、表中の各成分の量は質量%で示した。
(試験例1:第1剤塗布時の評価)
化粧を施していない女性官能評価パネル10名により、実施例及び比較例で得られた第1剤20gを顔全体に塗布してもらい、塗布時の「垂れ落ちのなさ」及び「延展性のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価をした。
化粧を施していない女性官能評価パネル10名により、実施例及び比較例で得られた第1剤20gを顔全体に塗布してもらい、塗布時の「垂れ落ちのなさ」及び「延展性のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価をした。
<垂れ落ちのなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
◎:10名中8名以上が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
<延展性のよさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上での伸びに優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での伸びに優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での伸びに優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での伸びに優れると回答
◎:10名中8名以上が、肌上での伸びに優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での伸びに優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での伸びに優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での伸びに優れると回答
(試験例2:第2剤貼付中の評価)
同評価パネルにより、試験例1の評価3分後、酸性溶液20gを、300cm2の面積の円形の顔型不織布に含浸させた第2剤を第1剤の上から貼付してもらい、貼付中の「発泡の即時性」、「発泡感の強さ」、「発泡感の持続性」、及び「皮膚への刺激感のなさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
同評価パネルにより、試験例1の評価3分後、酸性溶液20gを、300cm2の面積の円形の顔型不織布に含浸させた第2剤を第1剤の上から貼付してもらい、貼付中の「発泡の即時性」、「発泡感の強さ」、「発泡感の持続性」、及び「皮膚への刺激感のなさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
<発泡の即時性の評価基準>
◎:10名中8名以上が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
○:10名中6〜7名が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
△:10名中3〜5名が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
×:10名中2名以下が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
◎:10名中8名以上が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
○:10名中6〜7名が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
△:10名中3〜5名が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
×:10名中2名以下が、第2剤貼付直後の発泡感に優れると回答
<発泡感の強さの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上での発泡感に優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での発泡感に優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での発泡感に優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での発泡感に優れると回答
◎:10名中8名以上が、肌上での発泡感に優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での発泡感に優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での発泡感に優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での発泡感に優れると回答
<発泡感の持続性の評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
◎:10名中8名以上が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での発泡感の持続性に優れると回答
<皮膚への刺激感のなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
◎:10名中8名以上が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
(試験例3:使用後の評価)
同評価パネルにより、試験例3の評価5分後、貼付した第2剤を取り除いた後の「使用後のうるおい感」、「使用後のべたつき感のなさ」、及び「使用後の肌色のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
同評価パネルにより、試験例3の評価5分後、貼付した第2剤を取り除いた後の「使用後のうるおい感」、「使用後のべたつき感のなさ」、及び「使用後の肌色のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
<使用後のうるおい感の評価基準>
◎:10名中8名以上が、しっとりと潤った感触があると回答
○:10名中6〜7名が、しっとりと潤った感触があると回答
△:10名中3〜5名が、しっとりと潤った感触があると回答
×:10名中2名以下が、しっとりと潤った感触があると回答
◎:10名中8名以上が、しっとりと潤った感触があると回答
○:10名中6〜7名が、しっとりと潤った感触があると回答
△:10名中3〜5名が、しっとりと潤った感触があると回答
×:10名中2名以下が、しっとりと潤った感触があると回答
<使用後のべたつき感のなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、べたつき感が低いと回答
○:10名中6〜7名が、べたつき感が低いと回答
△:10名中3〜5名が、べたつき感が低いと回答
×:10名中2名以下が、べたつき感が低いと回答
◎:10名中8名以上が、べたつき感が低いと回答
○:10名中6〜7名が、べたつき感が低いと回答
△:10名中3〜5名が、べたつき感が低いと回答
×:10名中2名以下が、べたつき感が低いと回答
<使用後の肌色のよさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、顔の肌色が改善されたと回答
○:10名中6〜7名が、顔の肌色が改善されたと回答
△:10名中3〜5名が、顔の肌色が改善されたと回答
×:10名中2名以下が、顔の肌色が改善されたと回答
◎:10名中8名以上が、顔の肌色が改善されたと回答
○:10名中6〜7名が、顔の肌色が改善されたと回答
△:10名中3〜5名が、顔の肌色が改善されたと回答
×:10名中2名以下が、顔の肌色が改善されたと回答
(試験例4:第1剤の経時安定性の評価)
第1剤をガラス瓶に充填し、25℃条件下2週間の経時安定性の評価を行った。
経時安定性の評価は、下記の評価基準に従って評価した。
第1剤をガラス瓶に充填し、25℃条件下2週間の経時安定性の評価を行った。
経時安定性の評価は、下記の評価基準に従って評価した。
<安定性の評価基準>
◎:炭酸塩の沈降、及び剤の分離がみられない。
×:炭酸塩の沈降、又は剤の分離がみられる。
◎:炭酸塩の沈降、及び剤の分離がみられない。
×:炭酸塩の沈降、又は剤の分離がみられる。
上記で使用した各成分の詳細は次の通りである。
流動パラフィン(Sonneborn Inc社製:CARNATION)
カルボキシビニルポリマー(和光純薬工業社製:ハイビスワコー104)
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(LUBRIZOL社製:PEMULEN TR−1)
アクリル酸アルキルコポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン(TM) 33A)
(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(AkzoNobel社製:STRUCTURE 2001)
(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン 22)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業社製:METOROSE SR 90SH−15000SR)
(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10(日清オイリオ社製:ノムコートHK−P)
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業社製:HECダイセル SE900)
キサンタンガム(大日本製薬社製:エコーガムT)
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Henkel社製:COSMEDIA GUAR C−261)
流動パラフィン(Sonneborn Inc社製:CARNATION)
カルボキシビニルポリマー(和光純薬工業社製:ハイビスワコー104)
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(LUBRIZOL社製:PEMULEN TR−1)
アクリル酸アルキルコポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン(TM) 33A)
(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(AkzoNobel社製:STRUCTURE 2001)
(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン 22)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業社製:METOROSE SR 90SH−15000SR)
(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10(日清オイリオ社製:ノムコートHK−P)
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業社製:HECダイセル SE900)
キサンタンガム(大日本製薬社製:エコーガムT)
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Henkel社製:COSMEDIA GUAR C−261)
実施例13〜17
常法に従って、下記に示す組成のジェル組成物及び酸性溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とは酸性溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、調製された皮膚用化粧料キットについて、上記の実施例に記載の評価を行った。
常法に従って、下記に示す組成のジェル組成物及び酸性溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とは酸性溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、調製された皮膚用化粧料キットについて、上記の実施例に記載の評価を行った。
実施例13
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔18.00〕
グリセリン〔43.80〕
ジグリセリン〔5.00〕
ポリエチレングリコール400〔15.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
カルボキシビニルポリマー〔0.50〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔1.00〕
トラネキサム酸〔1.00〕
水酸化大豆リン脂質〔1.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.20〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
トウガラシ果実エキス〔0.50〕
ショウガ根エキス〔1.00〕
トリメチルグリシン〔10.00〕
合計〔100.00〕
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔18.00〕
グリセリン〔43.80〕
ジグリセリン〔5.00〕
ポリエチレングリコール400〔15.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
カルボキシビニルポリマー〔0.50〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔1.00〕
トラネキサム酸〔1.00〕
水酸化大豆リン脂質〔1.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.20〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
トウガラシ果実エキス〔0.50〕
ショウガ根エキス〔1.00〕
トリメチルグリシン〔10.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 酸性水溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔6.00〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔10.00〕
ポリエチレングリコール10000〔1.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.05〕
精製水〔82.75〕
合計〔100.00〕
クエン酸(1水和物)〔6.00〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔10.00〕
ポリエチレングリコール10000〔1.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.05〕
精製水〔82.75〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例14
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
ポリエチレングリコール400〔54.20〕
プロピレングリコール〔5.00〕
ジプロピレングリコール〔5.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
サリチル酸〔0.10〕
クロロヒドロキシアルミニウム〔0.10〕
メントール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリル〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
エタノール〔5.00〕
トリメチルグリシン〔15.00〕
合計〔100.00〕
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
ポリエチレングリコール400〔54.20〕
プロピレングリコール〔5.00〕
ジプロピレングリコール〔5.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
サリチル酸〔0.10〕
クロロヒドロキシアルミニウム〔0.10〕
メントール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリル〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
エタノール〔5.00〕
トリメチルグリシン〔15.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 酸性水溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔10.00〕
乳酸(90%水溶液)〔3.00〕
硫酸カリウムアルミニウム(12水和物)〔4.00〕
グリセリン〔8.00〕
1,2−オクタンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.30〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔2.00〕
精製水〔72.60〕
合計〔100.00〕
クエン酸(1水和物)〔10.00〕
乳酸(90%水溶液)〔3.00〕
硫酸カリウムアルミニウム(12水和物)〔4.00〕
グリセリン〔8.00〕
1,2−オクタンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.30〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔2.00〕
精製水〔72.60〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:○
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:○
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例15
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
グリセリン〔61.50〕
ポリエチレングリコール400〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
カルボキシビニルポリマー〔0.30〕
水酸化大豆リン脂質〔4.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.50〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
トリメチルグリシン〔1.00〕
合計〔100.00〕
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
グリセリン〔61.50〕
ポリエチレングリコール400〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
カルボキシビニルポリマー〔0.30〕
水酸化大豆リン脂質〔4.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.50〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
トリメチルグリシン〔1.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 酸性水溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔20.50〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔1.00〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.50〕
エタノール〔3.00〕
精製水〔74.00〕
合計〔100.00〕
クエン酸(1水和物)〔20.50〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔1.00〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.50〕
エタノール〔3.00〕
精製水〔74.00〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例16
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔5.00〕
グリセリン〔47.60〕
プロピレングリコール〔30.00〕
1,2−ヘキサンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.30〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔2.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルポリシロキサン共重合体〔0.10〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
ポリビニルピロリドン〔0.50〕
メチルパラベン〔0.10〕
グリシン〔0.05〕
トリエタノールアミン〔0.40〕
合計〔100.00〕
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔5.00〕
グリセリン〔47.60〕
プロピレングリコール〔30.00〕
1,2−ヘキサンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.30〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔2.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルポリシロキサン共重合体〔0.10〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
ポリビニルピロリドン〔0.50〕
メチルパラベン〔0.10〕
グリシン〔0.05〕
トリエタノールアミン〔0.40〕
合計〔100.00〕
第2剤 酸性水溶液〔質量%〕
乳酸(90%水溶液)〔15.50〕
ポリエチレングリコール10000〔0.50〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
トリメチルグリシン〔4.00〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
トウキエキス〔0.10〕
エタノール〔5.00〕
精製水〔74.70〕
合計〔100.00〕
乳酸(90%水溶液)〔15.50〕
ポリエチレングリコール10000〔0.50〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
トリメチルグリシン〔4.00〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
トウキエキス〔0.10〕
エタノール〔5.00〕
精製水〔74.70〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例17
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔20.00〕
グリセリン〔10.00〕
プロピレングリコール〔51.90〕
1,3−ブチレングリコール〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
キサンタンガム〔0.10〕
トラネキサム酸〔1.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.10〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
パパイン〔0.20〕
デキストリン〔0.80〕
結晶セルロース〔1.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
アルギニン〔0.10〕
水酸化カリウム〔0.60〕
精製水〔1.00〕
合計〔100.00〕
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔20.00〕
グリセリン〔10.00〕
プロピレングリコール〔51.90〕
1,3−ブチレングリコール〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
キサンタンガム〔0.10〕
トラネキサム酸〔1.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.10〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
パパイン〔0.20〕
デキストリン〔0.80〕
結晶セルロース〔1.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
アルギニン〔0.10〕
水酸化カリウム〔0.60〕
精製水〔1.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 酸性水溶液〔質量%〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔18.60〕
ポリエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
塩化ナトリウム〔0.10〕
エタノール〔5.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
精製水〔75.20〕
合計〔100.00〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔18.60〕
ポリエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
塩化ナトリウム〔0.10〕
エタノール〔5.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
精製水〔75.20〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
発泡の即時性:◎
発泡感の強さ:◎
発泡感の持続性:◎
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
本発明の皮膚用化粧料キットは、肌、特に顔面に対して潤いを付与するための化粧料として好適に用いられる。
Claims (5)
- 固体の炭酸塩、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット。 - 固体の炭酸塩、多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系のジェル組成物と、
酸性溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させて炭酸ガスを発生させる、皮膚用化粧料キット。 - 前記炭酸塩の含有量が5〜40質量%である、請求項1又は2に記載の皮膚用化粧料キット。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚用化粧料キット用のジェル組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚用化粧料キット用の、酸性溶液が含浸されたシート材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013204660A JP2015067584A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 皮膚用化粧料キット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013204660A JP2015067584A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 皮膚用化粧料キット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015067584A true JP2015067584A (ja) | 2015-04-13 |
Family
ID=52834632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013204660A Pending JP2015067584A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 皮膚用化粧料キット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015067584A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016080236A1 (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-26 | 株式会社タイキ | 皮膚貼付用炭酸ガス発生キット |
JP2017226605A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | ライオン株式会社 | 制汗剤組成物 |
JP2018012683A (ja) * | 2016-03-31 | 2018-01-25 | 株式会社東洋新薬 | 発泡性皮膚外用剤 |
JP2018140966A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 株式会社シンコー・サイエンス・コーポレーション | 炭酸パック剤調製キット |
JP2018177653A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 株式会社ノエビア | ミスト化粧料 |
JPWO2019035405A1 (ja) * | 2017-08-17 | 2020-09-03 | 雅也 田中 | 二酸化炭素外用剤 |
JP2020147513A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社ダリヤ | 皮膚用化粧料 |
-
2013
- 2013-09-30 JP JP2013204660A patent/JP2015067584A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016080236A1 (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-26 | 株式会社タイキ | 皮膚貼付用炭酸ガス発生キット |
JP2016098197A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 株式会社タイキ | 皮膚貼付用炭酸ガス発生キット |
JP2018012683A (ja) * | 2016-03-31 | 2018-01-25 | 株式会社東洋新薬 | 発泡性皮膚外用剤 |
JP2017226605A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | ライオン株式会社 | 制汗剤組成物 |
JP2018140966A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 株式会社シンコー・サイエンス・コーポレーション | 炭酸パック剤調製キット |
JP2018177653A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 株式会社ノエビア | ミスト化粧料 |
JPWO2019035405A1 (ja) * | 2017-08-17 | 2020-09-03 | 雅也 田中 | 二酸化炭素外用剤 |
JP2020147513A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社ダリヤ | 皮膚用化粧料 |
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