JP6452299B2 - 仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法 - Google Patents

仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法に関する。
海や河川等では橋脚の基礎を水底面下に設けなくてはならない。このような基礎として、鋼管に継手が備えられた鋼管矢板と呼ばれる部材により構成される鋼管矢板基礎が用いられる。
鋼管矢板基礎は、図5及び図6に示すように、複数の鋼管矢板10を継手部11で連結した状態で順次、円形、小判形、長方形型等各種平面形状となるように、その下端を水底1の地盤に所定の深さに打込み、水底1から水面まで距離に応じて鋼管矢板10を連結部15で縦に連結しながら、最上段の鋼管矢板10の上端を水面上まで立ち上げ、並設し、継手部11にモルタル等を充填することにより鋼管矢板10で区画された井筒内を仮締切とし、前記仮締切内の水底を掘削した後、下層から敷砂2、コンクリートの底盤3、橋脚4を順に形成する仮締切兼用鋼管矢板工法により施工される(特許文献1参照)。
鋼管矢板10は、杭打機を用いて、油圧ハンマ等による打撃によって地中に設置する打撃工法、バイブロハンマによって振動を付与しつつ地中に設置する振動工法、杭体の中空部を掘削しながら地中に設置する中掘工法等により建て込み施工され、仮締切の設計長さ程度までコンクリートを打設した後、水中切断機によって水中の所定位置で切断される。
このように仮締切兼用鋼管矢板工法による鋼管矢板基礎は、鋼管矢板が基礎杭と仮締切用の周壁部を兼ねるため、橋脚基礎の建設等で、二重締切工法等のほかの工法に比べて、施工時の安全性が高く、工期も大幅に短縮できる等の特長を有している。
ところで、円形、小判形、長方形型等各種平面形状、例えば図6に示すような小判形の周壁部Sで構成される仮締切の中央に、鋼管矢板10を並設することで構成される隔壁部Wを備える場合がある。隔壁部Wを構成する鋼管矢板10は、橋脚4の鉄筋及びコンクリートの打設前に、小判形の周壁部Sを構成する鋼管矢板10より低い高さで切断して撤去される。
しかし、周壁部Sを構成する鋼管矢板10も、隔壁部Wを構成する鋼管矢板10も、連結部15で縦に連結する施工タイミングや、上端部の処理の施工を容易にするために、一旦は同じ高さにまで建込む必要がある。
また、鋼管矢板の打込みには、図11に示すようなパイラー40が用いられることがある。パイラー40は、すでに建込まれた鋼管矢板10の頂部に配設され、次の鋼管矢板10を圧入し、圧入し終えた鋼管矢板10の頂部に移動することを繰り返して、複数の鋼管矢板10を並設していく。従って、順次打込まれる鋼管矢板10の頂部は、パイラー40が沿って移動するため、その上端が略同じ高さに揃えられている必要がある。
このように、隔壁部Wは、仮締切を構成するものではなく、さらに最終的には撤去するにもかかわらず、一旦周壁部Sと同じ高さまで設置しなれければならないため、この撤去費や材料費が工事のコストアップにつながっていた。
特開2013−177787号公報
本発明の課題は、鋼管矢板で構成される井筒内に隔壁部を有する場合に、前記隔壁部を構成する鋼管矢板の切断撤去費及び材料費の低減が可能な仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法を提供することにある。
本発明に係る仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法の特徴構成は、鋼管矢板を打設して井筒を形成する鋼管矢板打設工工程と、前記井筒内を掘削する井筒内掘削工程と、を備えた仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法であって、前記鋼管矢板打設工工程は、鋼管矢板を連結して構成された複数の周壁部構成部材を地中に打設して前記井筒を構成する周壁部を形成する周壁部形成工程と、前記周壁部形成工程に前後して、または並行して、鋼管矢板及びヤットコ杭を連結して構成された複数の隔壁部構成部材を、前記鋼管矢板と前記ヤットコ杭との連結箇所が地中に埋まるまで打設して、前記周壁部内を区画する隔壁部を形成する隔壁部形成工程とを含み、前記井筒内掘削工程に前後して、または並行して、前記隔壁部構成部材を構成する前記ヤットコ杭を撤去するヤットコ杭撤去工程を備え、前記井筒内掘削工程は、前記鋼管矢板と前記ヤットコ杭との連結箇所まで掘削する点にある。
隔壁部のうち、従来鋼管矢板で構成されていた地中に建て込まれていない不要な部分をヤットコ杭で構成することで、その分の鋼管矢板の材料費や、鋼管矢板の切断撤去費が不用となる。また、撤去した該ヤットコ杭は、別の仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工現場で再利用することができるので、工事全体のコストダウンにも寄与することができる。
本発明によれば、鋼管矢板で構成される井筒内に隔壁部を有する場合に、前記隔壁部を構成する鋼管矢板の切断撤去費及び材料費の低減が可能な仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法を提供することができる。
鋼管矢板打設工工程の説明図 井筒の断面図 隔壁部を構成するヤットコ杭を撤去する説明図 井筒内の施工の説明図 橋脚の概略図 井筒の平面図 (a)は鋼管矢板の説明図、(b)は継手部の説明図 (a)はヤットコ杭の説明図、(b)は継手部の説明図 鋼管矢板とヤットコ杭の説明図 ディスタントピースの説明図 パイラーを用いた鋼管矢板の建て込みの説明図
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本発明による仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法に用いられる鋼管矢板10及びヤットコ杭20について説明する。
図7(a)に示すように、鋼管矢板10は、筒状本体12と該筒状本体12の外周に中心を基準として対向する位置に筒状本体12の長手方向へ延びるように取り付けられた一対の継手部11(11a,11b)を備えている。継手部11a,11bは、筒状本体12より小径の一対の鋼管で構成され、夫々平面視で約180度位相がずれた位置に案内溝11c,11dが長手方向に沿って形成されている。
図7(b)に示すように、隣り合う継手部11a,11b同士は、互いの案内溝11c,11dに対して、該継手部11a,11bの案内溝11c,11dの側縁部を挿入しあうことによって互いに係合される。
図8(a)に示すように、ヤットコ杭20は、筒状本体22と該筒状本体22の外周に中心を基準として対向する位置に筒状本体22の長手方向へ延びるように取り付けられた一対の継手部21(21a,21b)を備えている。ヤットコ杭20の筒状本体22は、鋼管矢板10の筒状本体12と略同径に形成されており、長手方向の下端には鋼管矢板10の筒状本体12の上端に差し込んで連結するための複数の内ガイド部材23が内面に立設されている。また、ヤットコ杭20の筒状本体22の上端部には、ヤットコ杭20を吊り上げるクレーンのフックが引っ掛けられる吊り金具(図示せず)が一体的に設けられている。なお、ヤットコ杭20と鋼管矢板10の連結は、上述のような内ガイド部材23に替えて、鋼管矢板10の上端に外接するような筒状の外ガイド部材を備えてもよく、この外ガイド部材に鋼管矢板10の筒状本体12の上端を差し込むことで、鋼管矢板10とヤットコ杭20とが連結されてもよい。
継手部21a,21bは、鋼管矢板10の継手部11a,11bと略同径に形成されている。継手部21a,21bには、それぞれ、鋼管矢板10の継手部11a,11bに形成された案内溝11c,11dと同じ構成の案内溝21c,21dが形成されている。
図8(b)に示すように、隣り合う継手部21a,21b同士は、互いの案内溝21c,21dに対して、該継手部21a,21bの案内溝21c,21dの側縁部を挿入しあうことによって互いに係合される。
鋼管矢板10の筒状本体12を長手方向に溶接で連結して、井筒の周壁部Sを形成するための周壁部構成部材が構成される。なお、筒状本体12の両端に設けた機械継手によって長手方向に連結することもある。ヤットコ杭20の内ガイド部材23を鋼管矢板10の筒状本体12の上端に差し込むことで鋼管矢板10とヤットコ杭20とを連結して、井筒を区画する隔壁部Wを形成するため隔壁部構成部材が構成される。
鋼管矢板10同士の溶接または機械継手による連結の作業性、及び、鋼管矢板10とヤットコ杭20との連結の作業性を考慮し、鋼管矢板10の継手部11a,11bは筒状本体12の上下両端部まで形成されておらず、ヤットコ杭20の継手部21a,21bも同様に筒状本体22の上下両端部まで形成されていない。
図9に示すように、ヤットコ杭20の下端の内ガイド部材23を鋼管矢板10の筒状本体12の上端に差し込んで連結した連結部16の側方には、鋼管矢板10の継手部11bとヤットコ杭20の継手部21bとの間を同形状の継手部材で連続させるため、図10に示すような、ディスタントピース14が隅肉溶接やスポット溶接等によって継手部11b及び継手部11bが取り付く筒状本体12に、または、継手部21b及び継手部21bが取り付く筒状本体22に取り付けられる。なお、鋼管矢板10同士を連結したときの、上下の鋼管矢板10の継手部11a,11b同士の間にも同様にディスタントピース14が設けられる。
ディスタントピース14は、鋼管矢板10の継手部11a,11bやヤットコ杭20の継手部21bと同径の鋼管で構成され、継手部11a,11bの案内溝11c,11dや、継手部21bの案内溝21dに連なるような案内溝14dが備えられている。
なお、ディスタントピース14は溶接によって継手部11a,11b,21bや筒状本体12,22に取り付けられる構成に限らず、継手部11a,11b,21bや、筒状本体12,22に対してボルトやナットのような締結機構等によって取り付けられる構成であってもよい。
また、ディスタントピース14は、必ずしも鋼管矢板10やヤットコ杭20と別体である必要はなく、例えばヤットコ杭20の継手部21bが、筒状本体22の下端より下方に延出形成された態様であってもよい。
以上のように構成された鋼管矢板10及びヤットコ杭20を用いて、仮締切兼用鋼管矢板基礎は、仮設構台設置工程、導材設置工程、鋼管矢板打設工工程、鋼管矢板継手止水工工程、外周鋼管矢板内掘削及び中詰めコンクリート工工程、井筒内掘削工程、支保工設置工程、底盤コンクリート工工程、頂版コンクリート工工程、躯体コンクリート工工程、鋼管矢板切断撤去工工程、仮設構台撤去工工程等の各工程によって施工される。
仮設構台設置工程では、仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工予定地で、クローラークレーンにバイブロハンマをセットし、支持杭を順次打設する等の方法で、仮設構台を設置し、仮設構台を順次覆工して構台5(図1参照)が設置される。
導材設置工程では、架設された構台5上に導枠据付位置の芯出しを行い、構台5上よりクローラークレーンによって導枠を設置し、導杭と固定とする。
鋼管矢板打設工工程では、油圧ハンマ等による打撃によって地中に設置する打撃工法、バイブロハンマによって振動を付与しつつ地中に設置する振動工法、杭体の中空部を掘削しながら地中に設置する中掘工法等によって、鋼管矢板10が地中の所定位置に建て込まれて井筒が形成される。
本発明による、仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法は、前記鋼管矢板打設工工程に、鋼管矢板10を連結して構成された複数の周壁部構成部材を地中に打設して井筒を構成する周壁部Sを形成する周壁部形成工程と、前記周壁部形成工程に前後して、または並行して、鋼管矢板10及びヤットコ杭20を連結して構成された複数の隔壁部構成部材を地中に打設して、周壁部S内を区画する隔壁部Wを形成する隔壁部形成工程とを含んでいる。
具体的には、図1及び図2に示すように、前記周壁部形成工程では、クローラークレーン及び杭打機30を構台5、覆工板6上に正しく据付け安定を確認後、補助クレーンを用いて周壁部構成部材を構成する下側の鋼管矢板10b(10)とオーガヘッド・スクリューを杭打機30に取り付ける。その後導材に鋼管矢板10b(10)の位置を保持し、ガイドを取り付け、鋼管矢板10b(10)を所定の位置に建て込む。鋼管矢板10b(10)を掘削・沈設後、同じく周壁部構成部材を構成する上側の鋼管矢板10a(10)を建て込む。上下の鋼管矢板10(10a,10b)を連結部15で溶接し、継手部11間にディスタントピース14を溶接後、鋼管矢板10(10a,10b)を所定の深度まで掘削・沈設する。同様の作業を繰り返し、一本ずつ鋼管矢板10を掘削・沈設し、井筒を構成する周壁部Sを完成させる。なお、鋼管矢板10(10a,10b)の先端根固めは1〜2本の間隔をあけて実施し、最終的に全本数根固めする。
前記周壁部形成工程に前後して、または並行して、実施される前記隔壁部形成工程では、クローラークレーン及び杭打機30を構台5、覆工板6上に正しく据付け安定を確認後、補助クレーンを用いて隔壁部構成部材を構成する鋼管矢板10とオーガヘッド・スクリューを杭打機30に取り付ける。その後導材に鋼管矢板10の位置を保持し、ガイドを取り付け、鋼管矢板10を所定の位置に建て込む。鋼管矢板10を掘削・沈設後、隔壁部構成部材を構成するヤットコ杭20を建て込む。ヤットコ杭20の下端の内ガイド部材23を鋼管矢板10の筒状本体12の上端に差し込んで連結し、継手部11と継手部21の間にディスタントピース14を溶接後、鋼管矢板10及びヤットコ杭20を所定の深度まで掘削・沈設する。水底1から水中に、また水中から水面上に配置され、のちに切断・撤去される鋼管矢板10については、ヤットコ杭20を用いてすでに沈設された鋼管矢板10と連結し、先述の各種施工方法にてヤットコ杭20を所定の深度まで沈設する。同様の作業を繰り返し、一本ずつ鋼管矢板10及びヤットコ杭20を掘削・沈設し、井筒を区画する隔壁部Wを完成させる。なお、鋼管矢板10及びヤットコ杭20の先端根固めは1〜2本の間隔をあけて実施し、最終的に全本数根固めする。
図2に示すように、前記周壁部形成工程によって完成した周壁部Sと、前記隔壁部形成工程によって完成した隔壁部Wの杭頭高さは同じに設定されている。
前記鋼管矢板継手止水工工程では、鋼管矢板10の継手部11や、ヤットコ杭20の継手部21内の土砂が、ウォータージェットにより排出される、モルタルプラントを用いて継手部11,21管内にモルタルが注入される。
前記外周鋼管矢板内掘削及び前記中詰めコンクリート工工程では、クローラークレーンにハンマグラブを吊り下げ所定の深さまで管内掘削しエアリフトで管内清掃後中詰めコンクリートが打設される。井筒内の導材をクローラークレーンにて、一括搬出・撤去する。
前記井筒内掘削工程では、周壁部Sを構成する鋼管矢板10にコンクリートを中詰めして、鋼管矢板10の継手部11にモルタル等の止水材を充填して止水した後に、前記井筒の内部の水を段階的に汲み上げてドライアップし、前記井筒内を掘削する。
本発明による仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法は、前記井筒内掘削工程に前後して、または並行して、クローラークレーンを用いて、図3に示すように、隔壁部Wを構成する隔壁部構成部材からヤットコ杭20を撤去するヤットコ杭撤去工程を備えている。前記ヤットコ杭撤去工程では、鋼管矢板10とヤットコ杭20とを分離し、ヤットコ杭20のみを吊り上げる。
隔壁部Wのうち、従来は鋼管矢板10で構成されていた不要な部分をヤットコ杭20で構成することで、その分の鋼管矢板10の材料費や、鋼管矢板10の切断撤去費が不用となる。また、撤去した該ヤットコ杭20は、別の仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工現場で再利用することができるので、工事全体のコストダウンにも寄与することができる。
前記支保工設置工程では、周壁部Sの内壁面に付着している土砂を、かき落として、井筒内から集土、排出しながら、順次支保工を適当な高さに設置する。
前記底盤コンクリート工工程では、図4に示すように、敷砂2を施工後、コンクリートミキサー車により搬入されたコンクリートをトレミー管を用いて、所定の厚さとなるように打設し、底盤3を形成する。
さらに、前記頂版コンクリート工工程では、底盤3のコンクリート打設後、周壁部Sを構成する鋼管矢板10にコネクタを溶接で取り付け、頂版部の鉄筋の配置した後、コンクリートミキサー車を用いて頂版コンクリートを打設する。
前記躯体コンクリート工工程では、頂版コンクリート打設後、前記支保工を解体撤去するとともに、順次躯体コンクリートを打設して、橋脚4を形成する。
前記鋼管矢板切断撤去工工程では、橋脚4の完成後、型枠、足場支保工を撤去し、井筒に土砂を埋戻して周壁部Sの内外圧をバランスさせた後クローラークレーンによって水中切断機を吊り上げて鋼管矢板10内に挿入し、鋼管矢板10を所定の深さで切断した後、バイブロハンマで不要な鋼管矢板10を引き抜いて撤去する。
仮設構台撤去工工程では、クローラークレーンで覆工板6、H鋼桁等を撤去しバイブロハンマで構台杭を引き抜き撤去する。
上述した実施形態は、いずれも本発明の一例であり、該記載により本発明が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明の作用効果が奏される範囲で適宜変更設計可能である。
1 水底
2 敷砂
3 底盤
4 橋脚
10 鋼管矢板
11 継手部
12 筒状本体
14 ディスタントピース
15 連結部
16 連結部
20 ヤットコ杭
21 継手部
22 筒状本体
30 杭打機
40 パイラー

Claims (1)

  1. 鋼管矢板を打設して井筒を形成する鋼管矢板打設工工程と、前記井筒内を掘削する井筒内掘削工程と、を備えた仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法であって、
    前記鋼管矢板打設工工程は、鋼管矢板を連結して構成された複数の周壁部構成部材を地中に打設して前記井筒を構成する周壁部を形成する周壁部形成工程と、
    前記周壁部形成工程に前後して、または並行して、鋼管矢板及びヤットコ杭を連結して構成された複数の隔壁部構成部材を、前記鋼管矢板と前記ヤットコ杭との連結箇所が地中に埋まるまで打設して、前記周壁部内を区画する隔壁部を形成する隔壁部形成工程とを含み、
    前記井筒内掘削工程に前後して、または並行して、前記隔壁部構成部材を構成する前記ヤットコ杭を撤去するヤットコ杭撤去工程を備え、
    前記井筒内掘削工程は、前記鋼管矢板と前記ヤットコ杭との連結箇所まで掘削することを特徴とする仮締切兼用鋼管矢板基礎の施工方法。
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