JP6660819B2 - 杭ガイド及び杭打設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、杭ガイド及び杭打設方法に関する。
水底地盤に橋桁等の基礎を構築するために、鋼矢板や鋼管矢板等の杭を水底地盤に打ち込むための杭ガイドや杭打設方法が提案されている。例えば、特許文献1には、水底地盤に打ち込まれる鋼管矢板ごとに水底地盤にH鋼の杭ガイドを打ち込み、杭ガイドに沿って鋼管矢板を打ち込み、鋼管矢板井筒基礎を構築する方法が開示されている。
特開2001‐214412号公報
ところで、水底地盤に打ち込まれる杭ごとに水底地盤にH鋼等の杭ガイドを精度良く打ち込む工程には、多大の労力を要する。そのため、水底地盤に杭を打ち込む精度を維持しつつ、杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減することが望まれている。
そこで本発明は、水底地盤に杭を打ち込む精度を維持しつつ、杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減することができる杭ガイド及び杭打設方法を提供することを目的とする。
本発明は、水底地盤に打ち込まれるガイド杭と、ガイド杭にその一端が取り付けられ、ガイド杭を中心軸としてその他端がガイド杭の周りに回転自在であるガイドアームと、ガイドアームの他端に設けられ、水底地盤に打ち込まれる杭を案内するガイド枠とを備えた杭ガイドである。
この構成によれば、ガイド杭を水底地盤に打ち込み、ガイド杭にその一端が取り付けられたガイドアームの他端に設けられたガイド枠に杭を案内させつつ水底地盤に杭を打ち込み、ガイド枠を中心軸としてガイドアームの他端をガイド杭の周りに回転させてから、ガイドアームの他端に設けられたガイド枠に次の杭を案内させつつ水底地盤に次の杭を打ち込むことができる。水底地盤に打ち込まれる杭ごとに水底地盤にH鋼等の杭ガイドを打ち込む必要は無い。また、ガイド杭を回転の中心軸とするガイドアームにより、水底地盤に打ち込まれる杭を精度良く案内することができる。このため、水底地盤に杭を打ち込む精度を維持しつつ、杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減することができる。
この場合、ガイドアームは、水底地盤と当接しつつガイドアームを支持するサポート部材を有することが好適である。
この構成によれば、ガイドアームは、水底地盤と当接しつつガイドアームを支持するサポート部材により支持されるため、水底地盤上でより確実に支持される。
この場合、サポート部材は、水底地盤とガイドアームとの距離に応じてサポート部材を伸縮自在に調整するサポート部材伸縮機構を有することが好適である。
この構成によれば、サポート部材伸縮機構により、サポート部材は、水底地盤とガイドアームとの距離に応じて伸縮自在に調整されるため、水底地盤の起伏等による水底地盤とガイドアームとの距離の変動に対応しつつガイドアームを支持することができる。
また、ガイドアームは、水底地盤の上方の水からの浮力によりガイドアームを支持するフロート部材を有することが好適である。
この構成によれば、ガイドアームは、水底地盤の上方の水からの浮力によりガイドアームを支持するフロート部材により支持されるため、水底地盤上でより確実に支持される。
この場合、フロート部材は、水の水面とガイドアームとの距離に応じてフロート部材の水面に対する位置を調整するフロート部材位置調整機構を有することが好適である。
この構成によれば、フロート部材位置調整機構により、フロート部材は、水の水面とガイドアームとの距離に応じてフロート部材の水面に対する位置を調整されるため、潮汐作用等による水面とガイドアームとの距離の変動に対応しつつガイドアームを支持することができる。
また、フロート部材は、水からの浮力を変更自在に調整する浮力調整機構を含むことが好適である。
この構成によれば、浮力調整機構により、フロート部材は、水からの浮力を変更自在に調整されるため、潮汐作用等による水面とガイドアームとの距離の変動や、案内する杭の重量に対応しつつガイドアームを支持することができる。
また、平面視における同一の位置であって、側面視における複数の位置にガイド枠をそれぞれ備えることが好適である。
この構成によれば、平面視における同一の位置であって、側面視における複数の位置にガイド枠をそれぞれ備えるため、水底地盤に打ち込まれる杭をより精度良く鉛直に案内することができる。
また、ガイドアームは、ガイド杭とガイド枠との距離を伸縮自在に変更するガイドアーム伸縮機構を有することが好適である。
この構成によれば、ガイドアーム伸縮機構により、ガイドアームでは、ガイド杭とガイド枠との距離が伸縮自在に変更されるため、ガイド杭から任意の位置に杭を打ち込むことができる。また、水底地盤に打ち込まれる杭の位置はガイドアーム伸縮機構により調整可能であるため、水底地盤にガイド杭を打ち込む精度は比較的に低くても良い利点がある。
また、本発明は、本発明の杭ガイドを用いて杭を打ち込む杭打設方法であって、ガイド杭を水底地盤に打ち込むガイド杭打設工程と、ガイド杭打設工程後に、ガイド枠に杭を案内させつつ水底地盤に杭を打ち込む杭打設工程とを備えた杭打設方法である。
また、本発明は、本発明のガイドアーム伸縮機構を有する杭ガイドを用いて杭を打ち込む杭打設方法であって、ガイド杭を水底地盤に打ち込むガイド杭打設工程と、ガイド杭の周囲に打ち込む杭のガイド杭に対する相対的な位置を設定する打設杭位置設定工程と、打設杭位置設定工程で設定された杭のガイド杭に対する相対的な位置に応じて、ガイド杭の周囲に打ち込む杭の位置とガイド枠が杭を案内する位置とが一致するように、任意の基準方向からのガイド杭の周りのガイド枠の回転角度と、ガイド杭とガイド枠との距離とを設定するガイド枠設定工程と、ガイド枠設定工程で設定された回転角度と距離とにガイド枠を固定するガイド枠固定工程と、ガイド枠固定工程で固定されたガイド枠に杭を案内させつつ水底地盤に杭を打ち込む杭打設工程とを備えた杭打設方法である。
この構成によれば、ガイド杭打設工程により、ガイド杭が水底地盤に打ち込まれ、打設杭位置設定工程により、ガイド杭の周囲に打ち込む杭のガイド杭に対する相対的な位置が設定され、ガイド枠設定工程により、打設杭位置設定工程で設定された杭のガイド杭に対する相対的な位置に応じて、ガイド杭の周囲に打ち込む杭の位置とガイド枠が杭を案内する位置とが一致するように、任意の基準方向からのガイド杭の周りのガイド枠の回転角度と、ガイド杭とガイド枠との距離とが設定され、ガイド枠固定工程により、ガイド枠設定工程で設定された回転角度と距離とにガイド枠が固定させられ、杭打設工程により、ガイド枠固定工程で固定されたガイド枠に杭が案内させられつつ水底地盤に杭が打ち込まれる。これにより、ガイド杭に対して相対的に正確な位置に杭を打ち込むことができる。
この場合、ガイド杭打設工程後に、ガイド杭の位置を測定するガイド杭位置測定工程をさらに備え、打設杭位置設定工程では、ガイド杭位置測定工程で測定されたガイド杭の位置に対する杭の相対的な位置を設定することが好適である。
この構成によれば、ガイド杭打設工程後に、ガイド杭位置測定工程により、ガイド杭の位置が測定され、打設杭位置設定工程では、ガイド杭位置測定工程で測定されたガイド杭の位置に対する杭の相対的な位置が設定されるため、絶対的に正確な位置に杭を打ち込むことができる。また、ガイド杭打設工程により打ち込まれるガイド杭の位置の誤差は、打設杭位置設定工程で修正可能であるため、ガイド杭打設工程で水底地盤にガイド杭を打ち込む精度は比較的に低くても良い利点がある。
また、打設杭位置設定工程では、平面視において複数の杭が連続した環状をなす杭のそれぞれのガイド杭に対する相対的な位置を設定し、杭打設工程では、水底地盤に鋼矢板及び鋼管矢板のいずれかである杭を打ち込むことが好適である。
この構成によれば、水底地盤に鋼矢板又は鋼管矢板を打ち込む精度を維持し、且つ杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減しつつ、鋼矢板井筒基礎又は鋼管矢板井筒基礎を構築することができる。
本発明の杭ガイド及び杭打設方法によれば、水底地盤に杭を打ち込む精度を維持しつつ、杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減することができる。
(A)は実施形態に係る杭ガイドの平面図であり、(B)は実施形態に係る杭ガイドの側面図である。 実施形態に係る杭打設方法を示すフローチャートである。 ガイド杭打設工程により水底地盤に打ち込まれたガイド杭を示す側面図である。 (A)は杭打設工程で打ち込まれる鋼管矢板の平面図であり、(B)は杭打設工程で打ち込まれる鋼矢板の平面図である。 打設杭位置設定工程、ガイド枠設定工程、ガイド枠固定工程及び杭打設工程の例を示す平面図である。 打設杭位置設定工程、ガイド枠設定工程、ガイド枠固定工程及び杭打設工程の例を示す平面図である。 打設杭位置設定工程、ガイド枠設定工程、ガイド枠固定工程及び杭打設工程の例を示す平面図である。 打設杭位置設定工程、ガイド枠設定工程、ガイド枠固定工程及び杭打設工程の例を示す平面図である。 杭打設工程により水底地盤に打ち込まれた鋼管矢板を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る杭ガイド及び杭打設方法について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態の杭ガイドは、河川、湖沼及び海等の水底地盤に橋桁等の基礎を構築するために、鋼矢板や鋼管矢板等の杭を水底地盤に打ち込み、鋼矢板井筒基礎や鋼管矢板井筒基礎を構築するために用いられる。
図1(A)及び図1(B)に示すように、本実施形態の杭ガイド1Aは、全体として、ガイド杭2、ガイドアーム3a,3b及びガイド枠6a,6bを備える。ガイド杭2は、水底地盤Gに打ち込まれる。ガイドアーム3a,3bのそれぞれは、ガイド杭2にその一端4が取り付けられ、ガイド杭2を中心軸としてその他端5がガイド杭2の周りに回転自在である。ガイド枠6a,6bのそれぞれは、ガイドアーム3a,3bのそれぞれの他端5に設けられ、水底地盤Gに打ち込まれる鋼管矢板101a等の杭を案内する。
杭ガイド1Aは、平面視における同一の位置であって、側面視における2つの位置にガイド枠6a,6bをそれぞれ備える。また、杭ガイド1Aは、その他端5にガイド枠6a,6bのそれぞれが設けられた2つのガイドアーム3a,3bをそれぞれ備える。なお、本実施形態の杭ガイド1Aは、平面視における同一の位置であって、側面視における3以上の複数の位置にガイド枠6a等及びその他端5にガイド枠6a等が設けられたガイドアーム3a等をそれぞれ備えていてもよく、ガイド枠6a及びその他端5にガイド枠6aが設けられたガイドアーム3aを一つだけ備えていてもよい。
ガイドアーム3a,3bのそれぞれは、ガイド杭2とガイド枠6a,6bとの距離を伸縮自在に変更する一対のガイドアーム伸縮機構11を有する。また、ガイドアーム3a,3bは、水底地盤Gと当接しつつガイドアーム3a,3bを支持するサポート部材7を有する。サポート部材7は、水底地盤Gとガイドアーム3a,3bとの距離に応じてサポート部材7を伸縮自在に調整する一対のサポート部材伸縮機構8を有する。なお、ガイドアーム3a,3bはサポート部材7を有していなくともよい。
ガイドアーム3a,3bは、水底地盤Gの上方の水Wからの浮力によりガイドアーム3a,3bを支持する2つのフロート部材9を有する。フロート部材9は、水Wの水面Sとガイドアーム3a,3bとの距離に応じてフロート部材9の水面Sに対する位置を調整するフロート部材位置調整機構であるサポート部材伸縮機構8を有する。つまり、本実施形態の杭ガイド1Aでは、サポート部材伸縮機構8がフロート部材位置調整機構を兼ねている。なお、サポート部材伸縮機構8とフロート部材位置調整機構とは、別個に設けられていてもよい。フロート部材9は、水Wからの浮力を変更自在に調整する浮力調整機構10を含む。なお、フロート部材9の数量は任意であり、ガイドアーム3a,3bはフロート部材9を有していなくともよい。また、フロート部材9は、浮力調整機構10を有していなくともよい。
以下、本実施形態の杭ガイド1Aの各部について説明する。ガイド杭2は、その下端に地盤挿入端部12を有する。ガイド杭2は、その上部にガイドアーム3a,3bのそれぞれが取り付けられた回転軸13を有する。回転軸13は、ガイド杭2の上部でガイドアーム3a,3bのそれぞれの一端4をその中心軸周りに回転可能なように軸支する。
ガイド杭2は、その側面に電動モータ及び減速機が内蔵された回転駆動部14を有する。回転駆動部14はモータプーリ15を回転させる。回転軸13には回転軸プーリ16が取り付けられている。モータプーリ15と回転軸プーリ16とは、タイミングベルト17により連結されている。回転駆動部14がモータプーリ15を回転させると、モータプーリ15の回転力がタイミングベルト17を介して回転軸プーリ16に伝達される。外部からの制御信号により回転駆動部14の回転を制御することにより、ガイドアーム3a,3bのそれぞれの他端5に取付けられたガイド枠6a,6bのそれぞれが、ガイド杭2を中心軸として同じ任意の角度に回転させられる。
ガイド杭2は、その上端にGPS(Global Positioning System)を内蔵したGPS部18を有している。GPS部18は、ガイド杭2の中心の緯度及び経度を測位する。なお、作業員等による測量により、ガイド杭2の中心の位置が測位される場合には、GPS部18は無くてもよい。
ガイドアーム3a,3bのそれぞれは、ガイドアーム3a,3bに内蔵された入れ子式構造を有し、一端4と他端5との距離を伸縮自在に変更可能なガイドアーム伸縮部19を有する。ガイドアーム伸縮機構11は、ガイドアーム3a,3bの側面に取付けられたシリンダ部20と、ガイドアーム伸縮部19の側面に取付けられたピストン部21とを含む。シリンダ部20とピストン部21とが、外部からの制御信号に応じた油圧又は空気圧により伸縮することにより、ガイドアーム伸縮機構11は、ガイド杭2とガイド枠6a,6bとの距離を任意に変更する。
ガイド枠6a,6bのそれぞれは、ガイド枠6a,6bの他端5の反対側に、作業員のための足場22を有する。なお、足場22は必須ではない。また、必要に応じて、ガイド枠6a,6bは、ガイド枠6a,6bの緯度及び経度等の位置を測位するGPS等を有していてもよい。
サポート部材7は、その下端に水底地盤Gと当接する地盤当接面部23を含む。サポート部材7は、サポート部材7に内蔵された入れ子式構造を有し、水底地盤Gとガイドアーム3a,3bとの距離に応じて、地盤当接面部23とガイドアーム3a,3bとの距離を伸縮自在に変更可能なサポート部材伸縮部24を有する。サポート部材伸縮機構8は、サポート部材7の側面に取付けられたシリンダ部25と、サポート部材伸縮部24の側面に取付けられたピストン部26とを含む。シリンダ部25とピストン部26とが、外部からの制御信号に応じた油圧又は空気圧により伸縮することにより、サポート部材伸縮機構8は、地盤当接面部23とガイドアーム3a,3bとの距離を任意に変更する。
また、サポート部材伸縮機構8は、水Wの水面Sとガイドアーム3a,3bとの距離に応じてフロート部材9の水面Sに対する位置を任意に調整する。フロート部材9の水面Sに対する位置は、例えば、フロート部材9による浮力の必要が無ければ、フロート部材9は、水面Sに接しないように、水面Sの上方に位置していてもよい。また、例えば、フロート部材9は、水面Sの上に浮上していてもよく、水面Sの下に沈降していてもよい。例えば、フロート部材9を水面Sの下に沈降させることにより、水面Sの波浪の影響を受け難くすることができる。浮力調整機構10は、フロート部材9の内部への水Wの注水及びフロート部材9の内部に注水された水Wの排水により、水Wからの浮力を変更自在に調整する。
なお、以上に説明した杭ガイド1Aの各部の寸法や配置は、基礎を構築する河川の水深等の状況や、構築する基礎の形状及び大きさによって、任意に変更される。例えば、ガイド杭2は、鋼管杭に限らずH鋼杭から構成されていてもよい。4本のH鋼杭の天端のそれぞれ同士を連結する部材により、4本のH鋼杭の天端にステージを有するH鋼杭基礎が形成され、当該H鋼杭基礎のステージに、回転駆動部14、モータプーリ15及び回転軸プーリ16のような1本の回転軸13を回転させる機構が設けられ、回転軸13にガイドアーム3a,3b及びガイド枠6a,6b等が取り付けられていてもよい。
以下、本実施形態の杭打設方法について説明する。図2に示すように、杭ガイド1Aのガイド杭2を水底地盤Gに打ち込むガイド杭打設工程が行われる(S1)。図3に示すように、ガイド杭2の地盤挿入端部12が水底地盤Gに打ち込まれる。サポート部材7の地盤当接面部23が水底地盤Gに当接し、必要に応じてフロート部材9が水面Sの下に沈降するように、サポート部材伸縮機構8が駆動させられる。杭ガイド1Aの近隣には、艀200等に搭載されたクレーン300が用意される。なお、後述するように、ガイド杭2が打ち込まれる位置の精度は厳密なものでなくともよい。
図4(A)に示すように、本実施形態の杭打設方法によって水底地盤Gに打ち込まれる杭は、例えば、鋼管矢板101a,101b,101cである。鋼管矢板101a,101b,101cのそれぞれは、一対の継手102を有する。継手102同士が互いに嵌合し合うことにより、鋼管矢板101a,101b,101cのそれぞれは互いに連結される。以下の説明では、鋼管矢板101a等を水底地盤Gに打ち込む例について説明する。なお、本実施形態の杭ガイド1A及び杭打設方法によって水底地盤Gに打ち込まれる杭は、例えば、図4(B)に示す、鋼矢板110a,110b,110cでもよい。鋼矢板110a,110b,110cのそれぞれも一対の継手102を有する。継手112同士が互いに嵌合し合うことにより、鋼矢板111a,111b,111cのそれぞれも互いに連結される。
図2に示すように、ガイド杭打設工程後に、ガイド杭2の位置を測定するガイド杭位置測定工程が行われる(S2)。ガイド杭2の位置の測定は、例えば、GPS部18により、ガイド杭2の中心の緯度及び経度を測位することにより行われる。また、ガイド杭2の位置の測定は、作業員等による測量により行われてもよい。
ガイド杭2の周囲に打ち込む杭である鋼管矢板101a等のガイド杭2に対する相対的な位置を設定する打設杭位置設定工程が行われる(S3)。打設杭位置設定工程では、ガイド杭位置測定工程で測定されたガイド杭2の位置に対する鋼管矢板101a等の杭の相対的な位置が設定される。以下に具体的な例を挙げて説明する。なお、説明の便宜のため、図5〜8において、フロート部材9の図示は省略する。
例えば、図5に示すように、打設杭位置設定工程では、平面視において複数の鋼管矢板101a,101n等の杭が連続した環状をなす杭のそれぞれのガイド杭2に対する相対的な位置P,P等が設定される。図5の例では、平面視において水底地盤Gに打ち込まれる予定である複数の鋼管矢板101a等が連続した円形状をなす。打ち込まれる予定である鋼管矢板101a,101n等による円の中心と、ガイド杭2の位置Pとは一致している。また、図6の例では、図5と同様に、平面視において水底地盤Gに打ち込まれる予定である複数の鋼管矢板101a,101n等が連続した円形状をなす。しかし、打ち込まれる予定である鋼管矢板101a等による円の中心Cと、ガイド杭2の位置Pとは一致していない。
平面視において複数の鋼管矢板101a等がなす形状は円形状に限定されない。例えば、図7の例では、ガイド杭打設工程で、2本の杭ガイド1A,1Bが水底地盤Gに打ち込まれている。ガイド杭位置測定工程で測定された杭ガイド1Bのガイド杭2の位置は位置Pである。平面視において水底地盤Gに打ち込まれる予定である複数の鋼管矢板101a,101m等は、連続した楕円形状、又は2本の互いに平行な直線部分と当該直線部分の端部同士をつなぐ半円形の外周等の2つの曲線部分とからなる連続した小判形状をなす。鋼管矢板101a,101m等の杭ガイド1A,1Bのガイド杭2に対する相対的な位置P,Pが設定される。
図8の例でも、ガイド杭打設工程で、2本の杭ガイド1A,1Bが水底地盤Gに打ち込まれている。平面視において水底地盤Gに打ち込まれる予定である複数の鋼管矢板101j,101k等は連続した長方形状をなす。鋼管矢板101j,101k等の杭ガイド1A,1Bのガイド杭2に対する相対的な位置P,Pが設定される。
図2、図5〜8に示すように、打設杭位置設定工程で設定された鋼管矢板101a等の杭のガイド杭2に対する相対的な位置Pに応じて、ガイド杭2の周囲に打ち込む杭の位置P等とガイド枠6a,6bが杭を案内する位置とが一致するように、任意の基準方向Nからのガイド杭2の周りのガイド枠6a,6bの回転角度θ等と、ガイド杭2とガイド枠6a,6bとの距離dとを設定するガイド枠設定工程が行われる(S4)。
図5の例では、打ち込まれる予定である鋼管矢板101a,101n等による円の中心と、ガイド杭2の位置Pとは一致している。そのため、鋼管矢板101a,101nのいずれについても、距離dは一定とされ、回転角度θのみが変更される。なお、図5〜8の例では、北を基準方向Nとしているが、基準方向Nは任意に定めることができる。図6の例では、打ち込まれる予定である鋼管矢板101a,101n等による円の中心Cと、ガイド杭2の位置Pとは一致していない。そのため、鋼管矢板101a,101nのそれぞれについて、ガイド枠6a,6bの回転角度θ等と距離d等とが設定される。
図7の例では、鋼管矢板101a,101m等がそのガイド枠6a,6bにより案内される杭ガイド1A,1Bごとに、回転角度θa_A,θb_B等と、距離da_A,dm_B等とが設定される。回転角度θa_A及び距離da_Aの添字のAは、その杭が杭ガイド1Aのガイド枠6a,6bにより案内されることを意味する。回転角度θa_B及び距離da_Bの添字のAは、その杭が杭ガイド1Bのガイド枠6a,6bにより案内されることを意味する。図8の例でも同様に、鋼管矢板101j,101k等がそのガイド枠6a,6bにより案内される杭ガイド1A,1Bごとに、回転角度θj_A,θk_B等と、距離dj_A,dk_B等とが設定される。
図2、図5〜8に示すように、ガイド枠設定工程で設定された回転角度θ等と距離d等とにガイド枠6a,6bを固定するガイド枠固定工程が行われる(S5)。上記の打設杭位置設定工程及びガイド枠設定工程は、打ち込まれる予定である鋼管矢板101a,101n等の全てについて同時に行うことができるが、ガイド枠固定工程は、打ちこまれる予定である鋼管矢板101aごとに行われる。回転角度θ等への変更は回転駆動部14により行われる。距離d等への変更はガイドアーム伸縮機構11により行われる。
図2に示すように、ガイド枠固定工程で固定されたガイド枠6a,6bに鋼管矢板101a等の杭を案内させつつ水底地盤Gに杭を打ち込む杭打設工程が行われる(S6)。杭打設工程は、例えば、図9に示すように、クレーン300により行われる。本実施形態では、杭打設工程では、水底地盤Gに鋼管矢板101a等である杭が打ち込まれるが、図4(B)に示すような鋼矢板111a等が水底地盤Gに打ち込まれてもよい。1本の鋼管矢板101a等の杭の打設が完了すると、次の杭について、ガイド枠設定工程で設定された回転角度θ等と距離d等とにガイド枠6a,6bを固定するガイド枠固定工程が行われ、続いて当該次の杭について杭打設工程が行われる。すべての鋼管矢板101a等の杭の打設が終了した後は、杭ガイド1A,1Bは水底地盤Gから除去され、再度使用される。
本実施形態では、杭ガイド1Aのガイド杭2を水底地盤Gに打ち込み、ガイド杭2にその一端4が取り付けられたガイドアーム3a,3bの他端5に設けられたガイド枠6a,6bに杭を案内させつつ水底地盤Gに杭を打ち込み、ガイド枠6a,6bを中心軸としてガイドアーム3a,3bの他端5をガイド杭2の周りに回転させてから、ガイドアーム3a,3bの他端5に設けられたガイド枠6a,6bに次の杭を案内させつつ水底地盤Gに次の杭を打ち込むことができる。水底地盤Gに打ち込まれる杭ごとに水底地盤GにH鋼等の杭ガイドを打ち込む必要は無い。また、ガイド杭2を回転の中心軸とするガイドアーム3a,3bにより、水底地盤Gに打ち込まれる杭を精度良く案内することができる。このため、水底地盤Gに杭を打ち込む精度を維持しつつ、杭ガイドを水底地盤に設置する労力を低減することができる。
また、本実施形態では、ガイドアーム3a,3bは、水底地盤Gと当接しつつガイドアーム3a,3bを支持するサポート部材7により支持されるため、水底地盤G上でより確実に支持される。
また、本実施形態では、サポート部材伸縮機構8により、サポート部材7は、水底地盤Gとガイドアーム3a,3bとの距離に応じて伸縮自在に調整されるため、水底地盤Gの起伏等による水底地盤Gとガイドアーム3a,3bとの距離の変動に対応しつつガイドアーム3a,3bを支持することができる。
また、本実施形態では、ガイドアーム3a,3bは、水底地盤Gの上方の水Wからの浮力によりガイドアーム3a,3bを支持するフロート部材9により支持されるため、水底地盤G上でより確実に支持される。
また、本実施形態では、フロート部材位置調整機構であるサポート部材伸縮機構8により、フロート部材9は、水Wの水面Sとガイドアーム3a,3bとの距離に応じてフロート部材9の水面Sに対する位置を調整されるため、潮汐作用等による水面Sとガイドアーム3a,3bとの距離の変動に対応しつつガイドアーム3a,3bを支持することができる。
また、本実施形態では、浮力調整機構10により、フロート部材9は、水Wからの浮力を変更自在に調整されるため、潮汐作用等による水面Sとガイドアーム3a,3bとの距離の変動や、案内する杭の重量に対応しつつガイドアーム3a,3bを支持することができる。
また、本実施形態では、平面視における同一の位置であって、側面視における複数の位置にガイド枠6a,6bをそれぞれ備えるため、水底地盤Gに打ち込まれる杭をより精度良く鉛直に案内することができる。
また、本実施形態では、ガイドアーム伸縮機構11により、ガイドアーム3a,3bでは、ガイド杭2とガイド枠6a,6bとの距離が伸縮自在に変更されるため、ガイド杭2から任意の位置に杭を打ち込むことができる。また、水底地盤Gに打ち込まれる杭の位置はガイドアーム伸縮機構11により調整可能であるため、水底地盤Gにガイド杭2を打ち込む精度は比較的に低くても良い利点がある。
また、本実施形態では、ガイド杭打設工程により、ガイド杭2が水底地盤Gに打ち込まれ、打設杭位置設定工程により、ガイド杭2の周囲に打ち込む杭のガイド杭2に対する相対的な位置P等が設定され、ガイド枠設定工程により、打設杭位置設定工程で設定された杭のガイド杭2に対する相対的な位置P等に応じて、ガイド杭2の周囲に打ち込む杭の位置P等とガイド枠6a,6bが杭を案内する位置とが一致するように、任意の基準方向Nからのガイド杭2の周りのガイド枠6a,6bの回転角度θ等と、ガイド杭2とガイド枠6a,6bとの距離d等とが設定され、ガイド枠固定工程により、ガイド枠設定工程で設定された回転角度θ等と距離d等とにガイド枠6a,6bが固定させられ、杭打設工程により、ガイド枠固定工程で固定されたガイド枠6a,6bに杭が案内させられつつ水底地盤Gに杭が打ち込まれる。これにより、ガイド杭2に対して相対的に正確な位置に杭を打ち込むことができる。
また、本実施形態では、ガイド杭打設工程後に、ガイド杭位置測定工程により、ガイド杭2の位置P等が測定され、打設杭位置設定工程では、ガイド杭位置測定工程で測定されたガイド杭2の位置P等に対する杭の相対的な位置P等が設定されるため、絶対的に正確な位置に杭を打ち込むことができる。また、ガイド杭打設工程により打ち込まれるガイド杭2の位置P等の誤差は、打設杭位置設定工程で修正可能であるため、ガイド杭打設工程で水底地盤Gにガイド杭2を打ち込む精度は比較的に低くても良い利点がある。
また、本実施形態では、水底地盤Gに鋼矢板111a等又は鋼管矢板101a等を打ち込む精度を維持し、且つ杭ガイド1A,1Bを水底地盤Gに設置する労力を低減しつつ、鋼矢板井筒基礎又は鋼管矢板井筒基礎を構築することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。例えば、上記実施形態におけるガイド杭位置測定工程、打設杭位置設定工程、ガイド枠設定工程及びガイド枠固定工程は必須ではなく、単にガイド杭打設工程でガイド杭2を打設し、杭打設工程でガイド枠6a,6bで案内しつつ杭を打ち込み、ガイド枠6a,6bを回転させた後に次の杭を打ち込むことでも、平面視においてガイド杭2を中心とした円形状に杭を打ち込むことができる。
1A,1B…杭ガイド、2…ガイド杭、3a,3b…ガイドアーム、4…一端、5…他端、6a,6b…ガイド枠、7…サポート部材、8…サポート部材伸縮機構、9…フロート部材、10…浮力調整機構、11…ガイドアーム伸縮機構、12…地盤挿入端部、13…回転軸、14…回転駆動部、15…モータプーリ、16…回転軸プーリ、17…タイミングベルト、18…GPS部、19…ガイドアーム伸縮部、20…シリンダ部、21…ピストン部、22…足場、23…地盤当接面部、24…サポート部材伸縮部、25…シリンダ部、26…ピストン部、101a,101b,101c,101j,101k,101m,101n…鋼管矢板、102…継手、111a,111b,111c…鋼矢板、112…継手、200…艀、300…クレーン、G…水底地盤、W…水、S…水面、N…基準方向、P,P,P,P,P,P,P…位置、θ,θa_A,θj_A,θk_B,θm_B…回転角度、d,da_A,dj_A,dk_B,dm_B…距離、C…中心。

Claims (11)

  1. 水底地盤に打ち込まれるガイド杭と、
    前記ガイド杭にその一端が取り付けられ、前記ガイド杭を中心軸としてその他端が前記ガイド杭の周りに回転自在であるガイドアームと、
    前記ガイドアームの前記他端に設けられ、前記水底地盤に打ち込まれる杭を案内するガイド枠と、
    を備え、
    前記ガイドアームは、前記水底地盤と当接しつつ前記ガイドアームを支持するサポート部材を有する、杭ガイド。
  2. 前記サポート部材は、前記水底地盤と前記ガイドアームとの距離に応じて前記サポート部材を伸縮自在に調整するサポート部材伸縮機構を有する、請求項に記載の杭ガイド。
  3. 水底地盤に打ち込まれるガイド杭と、
    前記ガイド杭にその一端が取り付けられ、前記ガイド杭を中心軸としてその他端が前記ガイド杭の周りに回転自在であるガイドアームと、
    前記ガイドアームの前記他端に設けられ、前記水底地盤に打ち込まれる杭を案内するガイド枠と、
    を備え、
    前記ガイドアームは、前記水底地盤の上方の水からの浮力により前記ガイドアームを支持するフロート部材を有する、杭ガイド。
  4. 前記ガイドアームは、前記水底地盤の上方の水からの浮力により前記ガイドアームを支持するフロート部材を有する、請求項1又は2に記載の杭ガイド。
  5. 前記フロート部材は、前記水の水面と前記ガイドアームとの距離に応じて前記フロート部材の前記水面に対する位置を調整するフロート部材位置調整機構を有する、請求項3又は4に記載の杭ガイド。
  6. 前記フロート部材は、前記水からの浮力を変更自在に調整する浮力調整機構を含む、請求項3〜5のいずれか1項に記載の杭ガイド。
  7. 前記ガイドアームは、前記ガイド杭と前記ガイド枠との距離を伸縮自在に変更するガイドアーム伸縮機構を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の杭ガイド。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の杭ガイドを用いて前記杭を打ち込む杭打設方法であって、
    前記ガイド杭を前記水底地盤に打ち込むガイド杭打設工程と、
    前記ガイド杭打設工程後に、前記ガイド枠に前記杭を案内させつつ前記水底地盤に前記杭を打ち込む杭打設工程と、
    を備えた杭打設方法。
  9. 請求項に記載の杭ガイドを用いて前記杭を打ち込む杭打設方法であって、
    前記ガイド杭を前記水底地盤に打ち込むガイド杭打設工程と、
    前記ガイド杭の周囲に打ち込む前記杭の前記ガイド杭に対する相対的な位置を設定する打設杭位置設定工程と、
    前記打設杭位置設定工程で設定された前記杭の前記ガイド杭に対する相対的な位置に応じて、前記ガイド杭の周囲に打ち込む前記杭の位置と前記ガイド枠が前記杭を案内する位置とが一致するように、任意の基準方向からの前記ガイド杭の周りの前記ガイド枠の回転角度と、前記ガイド杭と前記ガイド枠との距離とを設定するガイド枠設定工程と、
    前記ガイド枠設定工程で設定された前記回転角度と前記距離とに前記ガイド枠を固定するガイド枠固定工程と、
    前記ガイド枠固定工程で固定された前記ガイド枠に前記杭を案内させつつ前記水底地盤に前記杭を打ち込む杭打設工程と、
    を備えた杭打設方法。
  10. 前記ガイド杭打設工程後に、前記ガイド杭の位置を測定するガイド杭位置測定工程をさらに備え、
    前記打設杭位置設定工程では、前記ガイド杭位置測定工程で測定された前記ガイド杭の位置に対する前記杭の相対的な位置を設定する、請求項に記載の杭打設方法。
  11. 前記打設杭位置設定工程では、平面視において複数の前記杭が連続した環状をなす前記杭のそれぞれの前記ガイド杭に対する相対的な位置を設定し、
    前記杭打設工程では、前記水底地盤に鋼矢板及び鋼管矢板のいずれかである前記杭を打ち込む、請求項9又は10に記載の杭打設方法。
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