JP6451356B2 - 画像読取装置、および制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、載置部に載置された原稿を読み取る画像読取装置、および、画像読取装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムに関する。
載置部に載置された原稿を読み取る画像読取装置、つまり、ADF(Auto Document Feederの略)機構を備えた画像読取装置では、複数の原稿を載置部に載置することで、それら複数の原稿が、1枚ずつ、ADFにより搬送され、複数の原稿のスキャン処理が行われる。ただし、載置部には、所定の枚数以下の原稿しかセットできないため、その所定の枚数を超える原稿のスキャン処理を行う場合には、継続スキャンが行われる。継続スキャンとは次のような処理を指す。まず、載置部に載置可能な枚数以下の枚数の原稿を載置部に載せてスキャンを行い、そのスキャンの完了後に、続けて、残りの原稿を載置部に載せてスキャンする。そして、これら2回以上のスキャンにより得られたスキャンデータは一連のデータ、すなわち、一度のスキャンで得られたデータと同等に取り扱われる。このような、継続スキャン処理を実行可能な画像読取装置では、下記特許文献に記載されているように、スキャン処理が実行される前に、継続スキャン処理を実行するか否かの問い合わせが行われる。
特開平9−205506号公報
しかしながら、上記特許文献に記載されているように、スキャン処理が実行される前に、継続スキャン処理を実行するか否かの問い合わせが行われる場合には、その問い合わせに対する入力を行う必要があり、早急にスキャン処理を実行できず、操作性が悪い。また、スキャン処理後に追加スキャン処理を実行するか否かの問い合わせを行うように構成しても、スキャン処理を実行するか否かの問い合わせに対する入力操作が必要であることには変わりなく、やはり早急にスキャン処理を実行できない。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、画像読取装置の操作性の向上を図ることである。
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、複数の原稿を載置可能な載置部と、排出部と、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、表示部と、ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部と、制御部と、を備え、前記制御部は、読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送するとともに、前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取る読取処理を実行する実行手段と、前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、少なくとも前記実行手段による読取処理の実行中に、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、前記第1表示制御手段により前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、前記実行手段による読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断された場合に、少なくとも前記実行手段による読取処理が完了した後に、新たな読取処理の指示を示す信号の受付を待機する第3画面を、前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、複数の原稿を載置可能な載置部と、排出部と、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、表示部と、ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部と、制御部と、を備え、前記制御部は、読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送するとともに、前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取る読取処理を実行する実行手段と、前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、少なくとも前記実行手段による読取処理の実行中に、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、前記第1表示制御手段により前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、前記実行手段による読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断された場合に、少なくとも前記実行手段による読取処理が完了した後に、新たな読取処理の選択を示す信号の受付を待機する第6画面を、前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の制御プログラムは、複数の原稿を載置可能な載置部と、排出部と、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、表示部と、ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部とを備えた画像読取装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記制御プログラムを実行すると、コンピュータは、読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送し、前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取り、前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、読取処理の実行中に、前記表示部に表示させ、前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断し、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断した場合に、読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させ、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断した場合に、読取処理が完了した後に、新たな読取処理の指示を示す信号の受付を待機する第3画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明の画像読取装置および、制御プログラムでは、継続スキャンの実行の有無を確認するための画面が、スキャン処理の開始前ではなく、スキャン処理の実行中に表示部に表示される。これにより、ユーザは、素早くスキャン処理を実行することが可能となる。さらに、ユーザは、スキャン処理の待ち時間を利用して、継続スキャンの有無を入力することが可能となる。このように、本発明の画像読取装置および、制御プログラムによれば、画像読取装置の操作性が向上する。
実施形態のスキャナ10のブロック図である。 実施形態のスキャナ10の内部構造を示す図である。 スキャン処理選択画面160を示す図である。 読取指示画面100を示す図である。 読取中画面110を示す図である。 設定画面120を示す図である。 原稿載置画面130を示す図である。 警告画面140を示す図である。 継続読取指示画面150を示す図である。 第1実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のスキャナ10の動作フローチャートを示す図である。
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、スキャナ(本発明の画像読取装置の一例)10、PC(Personal Computerの略)40を備える。スキャナ10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の制御部およびコンピュータの一例)12、記憶部14、ディスプレイ(本発明の表示部の一例)16、入力I/F(本発明の入力部の一例)18、イメージセンサ(本発明の読取部の一例)20、ADF(Auto Document Feederの略)(本発明の搬送機構の一例)22、第1シートセンサ24、第2シートセンサ26、USBホストI/F27、USBファンクションI/F28、ネットワークI/F30を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート32を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、記憶部14内の制御プログラム(本発明の制御プログラムの一例)33に従って処理を実行する。制御プログラム33は、スキャン処理を実行するためプログラムである。なお、制御プログラム33を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム33が」という記載は、「制御プログラム33を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
また、記憶部14は、データ記憶領域34を備える。データ記憶領域34は、制御プログラム33の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(Hard Diskの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
ディスプレイ16は、スキャナ10の各種機能を表示する表示面を備える。ディスプレイの一例としては、例えば、LCD、有機EL、プラズマディスプレイ等が挙げられる。入力I/F18は、例えば、ディスプレイ16と一体的に構成されているタッチパネルであってよく、ディスプレイ16上に表示されたボタンへのユーザ操作を受け付ける。また、タッチパネル以外にも、ハードキー等であってもよい。
イメージセンサ20は、画像を読み取るものであり、例えば、CCDイメージセンサ、コンタクトイメージセンサ等である。ADF22は、給紙トレイ(本発明の載置部の一例)(図2参照)50にセットされた原稿を、1枚ずつ、イメージセンサ20による読み取り位置を経由して、排出トレイ(本発明の排出部の一例)(図2参照)60まで搬送する機構である。第1シートセンサ24は、給紙トレイ50に原稿がセットされているか否かを検出するセンサである。第2シートセンサ26は、スキャナ10内をADF22によって搬送されている原稿を検出するセンサである。
USBホストI/F27及びUSBファンクションI/F28は、共にUSB規格のインターフェースである。USBホストI/F27には、USBメモリが着脱可能となっている。ユーザは、USBホストI/F27にUSBメモリを装着することで、USBメモリが記憶している画像データを印刷させたり、スキャナ10によって読み取った画像データをUSBメモリに記憶させたりすることができる。なお、USB規格のインターフェースを有していればハードディスクなど他の記録媒体でも利用可能となっている。USBファンクションI/F28は、USBケーブルを介して外部端末(ホストコンピュータ)との間でデータ通信を行うためのものである。
ネットワークI/F30は、アクセスポイント35を介して、ルータ36に接続されており、ルータ36は、インターネット37および、PC40に接続されている。これにより、スキャナ10は、PC40、若しくは、インターネット37を介して他の装置と各種データの送受信を行うことが可能である。
また、図2にスキャナ10の内部構造を示す概略図を示す。スキャナ10は、給紙トレイ50、搬送経路52、排出トレイ60、イメージセンサ20、ADF22、第1シートセンサ24、第2シートセンサ26を含む。
給紙トレイ50は、スキャナ10の装置本体70の後方側の上部に配設されており、1枚以上の原稿71をセットすることが可能である。排出トレイ60は、装置本体70の前方側に配設されており、スキャン処理の完了した原稿71が排出される。搬送経路52は、装置本体70の内部に形成されており、給紙トレイ50と排出トレイ60とを繋ぐ経路である。
ADF22は、給紙トレイ50にセットされた原稿71を、1枚ずつ、搬送経路52を経由して、排出トレイ60まで搬送する機構であり、第1搬送ローラ72、第2搬送ローラ74、従動ローラ76、第3搬送ローラ78、従動ローラ80、第4搬送ローラ82、従動ローラ84を有している。
第1搬送ローラ72は、搬送経路52の最上流側、つまり、給紙トレイ50の近傍に配設されており、給紙トレイ50にセットされた原稿を搬送経路52の内部に、1枚ずつ分離して引き込む。第2搬送ローラ74は、搬送経路52の第1搬送ローラ72の下流側に配設されており、従動ローラ76は、第2搬送ローラ74に圧接された状態で配設されている。そして、第1搬送ローラ72によって搬送経路52内に引き込まれた原稿が、第2搬送ローラ74と従動ローラ76とによって挟まれた状態で、下流側に搬送される。第3搬送ローラ78は、搬送経路52の第2搬送ローラ74の下流側に配設されており、従動ローラ80は、第3搬送ローラ78に圧接された状態で配設されている。そして、第2搬送ローラ74と従動ローラ76とによって搬送された原稿が、第3搬送ローラ78と従動ローラ80とによって挟まれた状態で、下流側に搬送される。第4搬送ローラ82は、搬送経路52の第3搬送ローラ78の下流側に配設されており、従動ローラ84は、第4搬送ローラ82に圧接された状態で配設されている。そして、第3搬送ローラ78と従動ローラ80とによって搬送された原稿が、第4搬送ローラ82と従動ローラ84とによって挟まれた状態で、下流側に搬送され、排出トレイ60に排出される。
イメージセンサ20は、上部ラインセンサ86と下部ラインセンサ88とによって構成されている。上部ラインセンサ86は、従動ローラ80と従動ローラ84との間において、搬送経路52の上方に配設されており、搬送経路52を搬送される原稿の上面側の画像を読み取る。下部ラインセンサ88は、第3搬送ローラ78と第4搬送ローラ82との間において、搬送経路52を挟んで上部ラインセンサ86の反対側、つまり、搬送経路52の下方に配設されており、搬送経路52を搬送される原稿の下面側の画像を読み取る。
第1シートセンサ24は、搬送経路52の最上流側において、第1搬送ローラ72と対向するように配設されている。これにより、給紙トレイ50に原稿がセットされているか否かが、第1シートセンサ24によって検出される。第2シートセンサ26は、搬送経路52において、従動ローラ80と上部ラインセンサ86との間に配設されており、第2シートセンサ26と対向する位置を搬送される原稿を検出する。
<スキャナ10によるスキャン処理>
スキャナ10では、複数の原稿を給紙トレイ50にセットすることで、それら複数の原稿が、1枚ずつ、ADF22により搬送され、イメージセンサ20によって読み取られることで、複数の原稿のスキャン処理が行われる。ただし、給紙トレイ50には、所定の枚数、例えば、50枚以下の原稿しかセットできないため、その所定の枚数を超える原稿のスキャン処理を行う場合には、継続スキャンが行われる。継続スキャンとは、例えば、100枚の原稿のスキャン処理を行う際に、まず、1〜50枚目の原稿のスキャン処理を実行し、そのスキャン処理が完了した後に、51〜100枚目の原稿のスキャン処理を実行する。そして、1〜50枚目の原稿のスキャンデータと51〜100枚目の原稿のスキャンデータとが、1群のデータとして纏められる。これにより、ユーザは、100枚の原稿のスキャンデータを、1群のデータとして取得できる。
以下に、スキャナ10による継続スキャンの実行について説明する。まず、スキャナ10のディスプレイ16には、図3に示すスキャン処理選択画面160(第6画面の一例)が表示される。スキャン処理選択画面160には、Scan to mediaボタン161とScan to PCボタン162とScan to Emailボタン163とが表示されている。Scan to mediaボタン161は、USBホストI/F27に接続されたUSBメモリにスキャンデータを記憶させるためのボタンである。Scan to PCボタン162は、PC40にスキャンデータを送信するためのボタンである。Scan to Emailボタン163はスキャンデータを、インターネット37を介してEmail送信するためのボタンである。
スキャン処理選択画面160のScan to mediaボタン161が操作されると、図4に示す読取指示画面(本発明の第3画面の一例)100aが表示される。Scan to PCボタン162、Scan to Emailボタン163が操作された場合も、選択されたスキャン処理に対応する読取指示画面100b、読取指示画面100cが表示されるが、読取指示画面100aとほぼ同様のため、詳細は省略する。また、これらを特に区別する必要が無い場合は、単に読取指示画面100と称する。読取指示画面100には、変更ボタン102と設定値表示欄104とスタートボタン106とホームボタン108とが表示されている。変更ボタン102は、スキャン時の設定値を変更するためのボタンである。設定値表示欄104は、現在設定されている設定値を表示するための欄であり、変更ボタン102の操作により設定値が変更された場合は、変更された設定値が、設定値表示欄104に表示される。スタートボタン106は、スキャン処理を実行するためのボタンであり、スタートボタン106の操作により、スキャン処理が開始する。つまり、給紙トレイ50にセットされている原稿が、ADF22により搬送され、イメージセンサ20による読み取りが開始する。ホームボタン108は、スキャン処理選択画面160へ戻るためのボタンである。
スキャン処理が開始すると、ディスプレイ16に、図5に示す読取中画面(本発明の第1画面の一例)110が表示される。読取中画面110は、給紙トレイ50にセットされている原稿がスキャンされている際に表示される画面であり、読取中画面110には、コメント欄112とYESボタン114とNOボタン116とが表示されている。コメント欄112には、継続スキャンを実行するか否かを問うコメントが表示されている。YESボタン114は、継続スキャンを実行するためのボタンであり、NOボタン116は、継続スキャンを実行せず、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理のみを行うためのボタンである。つまり、ユーザは、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャンデータと他の原稿のスキャンデータとを1群のデータとして得たい場合には、YESボタン114を操作し、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャンデータのみを1群のデータとして得たい場合には、NOボタン116を操作する。このように、スキャナ10では、継続スキャンの実行の有無を入力するための画面が、スキャン処理の開始前ではなく、スキャン処理の実行中にディスプレイ16に表示される。これにより、ユーザは、素早くスキャン処理を実行するとともに、スキャン処理の待ち時間を利用して、継続スキャンの有無を入力することが可能となる。
スキャン処理選択画面160において、Scan to mediaボタン161選択されていた場合に、読取中画面110においてYESボタン114が操作されると、図6に示す設定画面(本発明の第5画面の一例)120aが表示される。スキャン処理選択画面160においてScan to PCボタン162、Scan to Emailボタン163が操作された場合は、選択されたスキャン処理に対応する設定画面120b、設定画面120cが表示されるが、設定画面120aとほぼ同様のため、詳細は省略する。また、これらを特に区別する必要が無い場合は、単に設定画面120と称する。設定画面120は、継続スキャンの設定値を変更するための画面であり、設定画面120には、変更ボタン122と設定値表示欄124とOKボタン126とが表示されている。変更ボタン122と設定値表示欄124とは、読取指示画面100の変更ボタン102と設定値表示欄104と同じである。なお、変更ボタン122の操作により設定値が変更されていない際の設定値表示欄124には、実行中のスキャン処理、つまり、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理の設定値が表示されている。このため、設定画面120において、変更ボタン122が操作されることなく、OKボタン126が操作された場合には、継続スキャン処理は、実行中のスキャン処理、つまり、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理と同じ設定値に従って実行される。一方、設定画面120において、変更ボタン122が操作され、設定値が変更された後に、OKボタン126が操作された場合には、継続スキャン処理は、変更された設定値に従って実行される。
設定画面120においてOKボタン126が操作されると、CPU12によって、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て、完了したか否かが判定される。この判定は、第1シートセンサ24と第2シートセンサ26との検出値に基づいて行われる。詳しくは、第1シートセンサ24によって給紙トレイ50に原稿がセットされているか否かが判定され、給紙トレイ50に原稿がセットされていないと判定された後に、搬送経路52から排出トレイ60に原稿が排出されたか否かが判定される。第2シートセンサ26は、搬送経路52を搬送されている原稿を検出するため、第2シートセンサ26によって原稿が検出された後に、所定時間経過すると、スキャンされた原稿が排出トレイ60に排出される。このため、第2シートセンサ26の検出値に基づいて、原稿が搬送経路52から排出トレイ60に排出されたか否かが判定され、原稿が搬送経路52から排出トレイ60に排出されたタイミングで、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了したと判定される。
そして、OKボタン126が操作された際に、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了していると判定された場合には、ディスプレイ16に図7に示す原稿載置画面130が表示される。原稿載置画面130には、コメント欄132が表示され、そのコメント欄132に、給紙トレイ50への原稿のセットを促すコメントが表示される。これにより、ユーザは、コメントの指示に従って、継続スキャンの対象となる新たな原稿を、給紙トレイ50にセットする。
ただし、スキャン処理実行中、つまり、ADF22により原稿が搬送されている際、イメージセンサ20により原稿が読み取られている際に、給紙トレイ50に新たな原稿がセットされると、原稿を適切に搬送できずに、搬送中の原稿が詰まったり、原稿の読取を適切に行うことができない虞がある。このため、スキャナ10では、設定画面120のOKボタン126が操作された際に、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了していないと判定された場合には、ディスプレイ16に図8に示す警告画面(本発明の第4画面の一例)140が表示される。警告画面140には、コメント欄142とキャンセルボタン144とが表示される。コメント欄142には、スキャン中の給紙トレイ50への新たな原稿のセットを禁止する旨のコメントが表示される。これにより、スキャン中の給紙トレイ50への新たな原稿のセットが防止され、適切なスキャン処理を担保することが可能となる。
また、キャンセルボタン144は、継続スキャンをキャンセルするボタンであり、キャンセルボタン144が操作されると、継続スキャンがキャンセルされ、ディスプレイ16に読取中画面110が表示される。なお、警告画面140は、スキャン処理実行中に表示される画面であるため、スキャン処理が完了した際、つまり、第1シートセンサ24と第2シートセンサ26との検出値に基づいて、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了したと判定された際に、図7に示す原稿載置画面130がディスプレイ16に表示される。
次に、原稿載置画面130のコメントに従って、給紙トレイ50に新たな原稿がセットされると、図9に示す継続読取指示画面(本発明の第2画面の一例)150がディスプレイ16に表示される。なお、給紙トレイ50への原稿のセットの有無は、第1シートセンサ24の検出値に基づいて判定される。継続読取指示画面150には、YESボタン152とNOボタン154とが表示されている。YESボタン152は、継続スキャンを実行するためのボタンであり、YESボタン152の操作により、継続スキャン処理が開始する。つまり、給紙トレイ50に新たにセットされた原稿が、ADF22により搬送され、イメージセンサ20による読み取りが開始する。また、NOボタン154は、継続スキャンをキャンセルするボタンであり、NOボタン154が操作されると、継続スキャンがキャンセルされ、ディスプレイ16に読取指示画面100が表示される。
なお、継続スキャン処理が開始すると、図5に示す読取中画面110がディスプレイ16に表示される。つまり、給紙トレイ50に新たにセットした原稿の後に、更に継続スキャン処理を実行することが可能であり、更に継続スキャン処理を実行する際には、読取中画面110のYESボタン114が操作される。これにより、上述したように、設定画面120等がディスプレイ16に表示され、以降の処理が継続して実行される。
また、最初に給紙トレイ50にセットした原稿のスキャン処理のみを行いたい場合、若しくは、継続スキャン処理が実行されている際に、給紙トレイ50に新たにセットした原稿の後に、更なる継続スキャン処理の実行を望まない場合には、読取中画面110においてNOボタン116が操作される。読取中画面110においてNOボタン116が操作されると、直ぐに、図4に示す読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。これにより、新たなスキャン処理、つまり、先に実行されたスキャン処理により生成されたスキャンデータと区分けした状態で、新たなスキャンデータを生成することが可能となる。上記説明では、読取中画面110においてNOボタン116が操作された場合、及び継続読取指示画面150においてNOボタン154が操作された場合は、Scan to mediaに対応する読取指示画面100aが表示されている。ただし、もっとも最近に開始された読取処理が、Scan to PC、又はScan to Emailである場合は、最近に開始された読取処理に対応する読取指示画面100b、読取指示画面100cが表示される。また、読取指示画面100に表示されるスタートボタン106は、先行するスキャン処理が完了するまでグレーアウトされており、ユーザ操作を受け付けない。
また、スキャナ10では、読取中画面110においてYESボタン114とNOボタン116との何れのボタンも操作されない状態で、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了した場合にも、図4に示す読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。これにより、例えば、継続スキャンを実行する意思のないユーザが、敢えてNOボタン116を操作しなくても、ディスプレイ16に読取指示画面100を表示させることが可能となる。つまり、読取中画面110に対する操作を行うことなく、表示画面をスキャン時の初期画面に戻すことが可能となる。
ただし、給紙トレイ50にセットされた枚数が少ない場合,設定解像度が低い等によりスキャナ10によるスキャン処理が高速である場合等には、給紙トレイ50にセットされている全ての原稿のスキャン処理が完了するまでの時間が、短い場合がある。このような場合には、読取中画面110がディスプレイ16に表示される時間が短くなり、ユーザが読取中画面110における操作を適切に行うことができなくなる虞がある。このため、スキャナ10では、読取中画面110においてYESボタン114とNOボタン116との何れのボタンも操作されない状態で、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了した場合であっても、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過していない場合には、読取中画面110の代わりに読取指示画面100が、ディスプレイ16に表示されない。つまり、読取中画面110においてYESボタン114とNOボタン116との何れのボタンも操作されない状態で、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了した場合には、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過したことを条件として、読取中画面110の代わりに読取指示画面100が、ディスプレイ16に表示される。
詳しくは、ディスプレイ16に読取中画面110が表示されたタイミングで、読取中画面110の表示時間の計測がスタートする。そして、読取中画面110においてYESボタン114とNOボタン116との何れのボタンも操作されない状態で、給紙トレイ50にセットされている原稿のスキャン処理が全て完了した場合に、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過したか否かが、CPU12によって判断される。この際、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過している場合には、読取中画面110の代わりに読取指示画面100が、ディスプレイ16に表示される。一方、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過していない場合には、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過する迄、読取中画面110がディスプレイ16に表示され、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過した後に、読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。これにより、ユーザが、余裕をもって読取中画面110における操作を行うことが可能となる。
<制御プログラム>
上述したスキャン処理は、スキャナ10のCPU12において制御プログラム33が実行されることによって行われる。以下に、図10乃至図12を用いて、スキャナ10のCPU12で制御プログラム33が実行される際のフローを説明する。このフローは、図示しない電源ボタンにより、スキャナ10が起動されると開始され、開始された後は、電源ボタンにより終了されるまで実行される。
制御プログラム33が実行されると、まず、図10に示すように、スキャン処理選択画面160が表示される(ステップ(以下、「S」と略す)90)。次に、スキャン処理選択画面160において、Scan to mediaボタン161とScan to PCボタン162とScan to Emailボタン163のうち、いずれかが操作されたかがCPU12によって判断され(S92)、操作されている場合(S92のYES)には、S100へ進む。一方、操作されていない場合(S92のNO)には、S92へ戻り判断を繰り返す。S100では、スキャン処理選択画面160において操作されたボタンが示すスキャン処理に対応する読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。次に、読取指示画面100のホームボタン108が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S101)。ホームボタン108が操作された場合(S101のYES)には、S90へ戻る。一方、ホームボタン108が操作されていない場合(S101のNO)には、S102へ進む。S102では、スタートボタン106が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S102)。スタートボタン106が操作されていない場合(S102のNO)には、S101へ戻る。一方、スタートボタン106が操作されている場合(S102のYES)には、スキャン処理が開始される(S104)。
続いて、読取中画面110がディスプレイ16に表示される(S106)。なお、読取中画面110がディスプレイ16に表示されると、読取中画面110の表示時間の計測が開始する。そして、読取中画面110のYESボタン114が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S108)。YESボタン114が操作されている場合(S108のYES)には、設定画面120がディスプレイ16に表示される(S110)。次に、設定値を変更する旨の信号を受信したか否かが、CPU12によって判断される(S112)。つまり、設定画面120において変更ボタン122の操作により設定値が変更されたか否かが、CPU12によって判断される。
設定画面120において設定値が変更された場合(S112のYES)には、受信した設定値、つまり、変更された設定値に変更される(S114)。そして、S116に進む。一方、設定画面120において設定値が変更されていな場合(S112のNO)には、S114の処理がスキップされ、S116に進む。
S116では、設定画面120のOKボタン126が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S116)。OKボタン126が操作されていない場合(S116のNO)には、S112に戻る。一方、OKボタン126が操作されている場合(S116のYES)には、スキャン処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S118)。スキャン処理が完了していない場合(S118のNO)には、警告画面140がディスプレイ16に表示される(S120)。
続いて、スキャン処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S122)。スキャン処理が完了していない場合(S122のNO)には、S122の処理が繰り返される。一方、スキャン処理が完了している場合(S122のYES)には、S124に進む。また、S118でスキャン処理が完了している場合(S122のYES)には、S120、S122の処理がスキップされ、S124に進む。
S124では、原稿載置画面130がディスプレイ16に表示される(S124)。そして、給紙トレイ50に原稿がセットされているか否かが、CPU12によって判断される(S126)。給紙トレイ50に原稿がセットされていない場合(S126のNO)には、S126の処理が繰り返される。一方、給紙トレイ50に原稿がセットされている場合(S126のYES)には、継続読取指示画面150がディスプレイ16に表示される(S128)。
続いて、継続読取指示画面150のYESボタン152が操作されたか、NOボタン154が操作されたかが、CPU12によって判断される(S130)。YESボタン152が操作されている場合(S130のYES)には、S104に戻る。一方、NOボタン154が操作されている場合(S130のNO)には、スキャン処理が完了次第、S92で選択されたスキャン処理に応じた出力先へスキャンデータを出力する。そして、S100へ戻る。
また、S108で読取中画面110のYESボタン114が操作されていない場合(S108のNO)には、読取中画面110のNOボタン116が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S134)。NOボタン116が操作されている場合(S134のYES)には、S132以降の処理が実行される。一方、NOボタン116が操作されていない場合(S134のNO)には、スキャン処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S136)。
スキャン処理が完了している場合(S136のYES)には、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過しているか否かが、CPU12によって判断される(S138)。読取中画面110の表示時間が設定時間を経過している場合(S138のYES)には、S132以降の処理が実行される。一方、読取中画面110の表示時間が設定時間を経過していない場合(S138のNO)には、S108に戻る。また、S136でスキャン処理が完了していない場合(S136のNO)には、S138の処理がスキップされ、S108に戻る。
なお、S100を実行するCPU12は、第3表示制御手段の一例である。S104を実行するCPU12は、実行手段の一例である。S106を実行するCPU12は、第1表示制御手段の一例である。S108、S134を実行するCPU12は、第1判断手段の一例である。S110を実行するCPU12は、第5表示制御手段の一例である。S112を実行するCPU12は、受信手段の一例である。S118、S122、S136を実行するCPU12は、第3判断手段の一例である。S120を実行するCPU12は、第4表示制御手段の一例である。S128を実行するCPU12は、第2表示制御手段の一例である。S138を実行するCPU12は、第2判断手段の一例である。
<第2実施形態>
第1実施形態では、読取中画面110において、NOボタン116が操作されると、直ぐに、読取指示画面100がディスプレイ16に表示されるが、第2実施形態のスキャナ10では、NOボタン116が操作されて、直ぐに、読取指示画面100は表示されず、スキャン処理が完了した後に、読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。
詳しくは、第2実施形態のスキャナ10では、読取中画面110において、NOボタン116が操作された場合には、給紙トレイ50にセットされた全ての原稿のスキャン処理が完了しているか否かが判定される。この際、給紙トレイ50にセットされた全ての原稿のスキャン処理が完了していないと判定された場合には、読取中画面110が継続してディスプレイ16に表示される。そして、給紙トレイ50にセットされた全ての原稿のスキャン処理が完了した後に、読取中画面110の代わりに、読取指示画面100がディスプレイ16に表示される。つまり、NOボタン116が操作された場合には、スキャン処理が完了するまで、読取中画面110が表示される。これにより、ユーザは、表示画面により、スキャン処理が継続していることを認知することが可能となる。
なお、NOボタン116が操作され、スキャン処理が完了していないと判定されたことによって、ディスプレイ16に読取中画面110が表示されている際に、YESボタン114が操作された場合には、NOボタン116の操作が取り消され、YESボタン114の操作に従った処理が実行される。これにより、ボタンの押し間違い等に対応することが可能となる。
第2実施形態のスキャナ10でのスキャン処理は、CPU12において制御プログラム33が実行されることによって行われる。以下に、図13を用いて、第2実施形態のスキャナ10のCPU12で制御プログラム33が実行される際のフローを説明する。ただし、本フローは、第1実施形態のフローと共通する箇所が多いため、共通する箇所に関しては、簡略に説明する。また、第1実施形態のフローでのS100〜S124の処理は、第2実施形態のフローでの処理と全く同じであるため、図示を省略する。
第2実施形態のスキャナ10において、制御プログラム33が実行されると、図10及び図11に示すS90〜S124の処理が実行される。そして、S124の処理が終了すると、図13に示すように、S200〜S206の処理が実行されるが、S200〜S206の処理は、図12のS126〜S132の処理と同じであるため、説明を省略する。
また、図10のS108で読取中画面110のYESボタン114が操作されていない場合(S108のNO)には、図13に示すように、読取中画面110のNOボタン116が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S208)。NOボタン116が操作されている場合(S208のYES)には、スキャン処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S210)。スキャン処理が完了している場合(S210のYES)には、S206以降の処理が実行される。一方、スキャン処理が完了していない場合(S210のNO)には、図10のS108に戻る。
また、S208でNOボタン116が操作されていない場合(S208のNO)には、S212以降の処理が実行されるが、S212以降の処理は、図12のS136以降の処理と同じであるため、説明を省略する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、搬送経路52の途中に配設されている第2シートセンサ26により、原稿が排出トレイ60に排出されたか否かが判定されているが、排出トレイ60にシートセンサを配設し、そのシートセンサの検出値に基づいて、原稿が排出トレイ60に排出されたか否かを判定することが可能である。
第1実施形態のS132、第2実施形態のS206において、スキャンデータを出力した後、S100に戻り読取指示画面100を表示することに代えて、S90へ戻りスキャン処理選択画面160(第6画面の一例)を表示する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、CPU12によって図10乃至図13に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10 スキャナ(画像読取装置)
12:CPU(コンピュータ)(制御部)
16:ディスプレイ(表示部)
18:入力I/F(入力部)
20 イメージセンサ(読取部)
22 ADF(搬送機構)
30:制御プログラム
50 給紙トレイ(載置部)
60 排出トレイ(排出部)

Claims (9)

  1. 複数の原稿を載置可能な載置部と、
    排出部と、
    前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、
    表示部と、
    ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送するとともに、前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取る読取処理を実行する実行手段と、
    前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、少なくとも前記実行手段による読取処理の実行中に、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、前記実行手段による読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断された場合に、少なくとも前記実行手段による読取処理が完了した後に、新たな読取処理の指示を示す信号の受付を待機する第3画面を、前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、
    前記実行手段による読取処理が完了する前に、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合は、前記第2画面を前記表示部に表示させる前に、原稿を前記載置部に載置しないように警告する第4画面を、前記表示部に表示させる第4表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1判断手段は、
    継続読取処理を行わないことを示す信号を前記入力部が受信したこと、若しくは、継続読取処理を行わないことを示す信号と継続読取処理を行うことを示す信号との両方の信号を前記入力部が受信しなかったことを条件として、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1表示制御手段により前記第1画面が前記表示部に表示されてから、予め設定された設定時間経過したか否かを判断する第2判断手段を有し、
    前記第1判断手段は、
    継続読取処理を行わないことを示す信号と継続読取処理を行うことを示す信号との両方の信号を前記入力部が受信していない状態で、前記実行手段による読取処理が完了し、かつ、前記第2判断手段により前記第1画面が前記表示部に表示されてから設定時間経過したと判断されたことを条件として、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第3表示制御手段は、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断された場合に、前記実行手段による読取処理が完了したことを条件として、前記第3画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記制御部は、
    前記載置部に載置されていた1枚以上の原稿の全てが、前記読取部によって読み取られた後に、前記排出部に排出されたタイミングで、前記実行手段による読取処理が完了したと判断する第3判断手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、継続読取処理の設定値を示す信号を前記入力部により受信する受信手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、当該継続読取処理に先行して実行されている読取処理において設定されている設定値を初期値として含む、継続読取処理の設定値を変更するための第5画面を、前記表示部に表示させる第5表示制御手段を有し、
    前記受信手段は、
    前記第5画面が初期値として含む設定値から変更された設定値を示す信号を受信することを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  8. 複数の原稿を載置可能な載置部と、
    排出部と、
    前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、
    表示部と、
    ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、 読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送するとともに、前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取る読取処理を実行する実行手段と、
    前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、少なくとも前記実行手段による読取処理の実行中に、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合に、前記実行手段による読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、
    前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断された場合に、少なくとも前記実行手段による読取処理が完了した後に、新たな読取処理の選択を示す信号の受付を待機する第6画面を、前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、
    前記実行手段による読取処理が完了する前に、前記第1判断手段により継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断された場合は、前記第2画面を前記表示部に表示させる前に、原稿を前記載置部に載置しないように警告する第4画面を、前記表示部に表示させる第4表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  9. 複数の原稿を載置可能な載置部と、排出部と、前記載置部に載置された1枚以上の原稿を、1枚ずつ前記排出部まで搬送する搬送機構と、前記搬送機構による原稿の搬送経路に設けられ、当該搬送経路を通過する原稿を読み取る読取部と、表示部と、ユーザ操作に基づく信号を受信する入力部とを備えた画像読取装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記制御プログラムを実行すると、コンピュータは、
    読取指示を示す信号を前記入力部が受信したことに応じて、
    前記載置部に載置された1枚以上の原稿を前記搬送機構により1枚ずつ前記排出部に向かって搬送し、
    前記搬送機構により搬送される原稿を前記読取部により読み取り、
    前記載置部に載置されている1枚以上の原稿に対する読取処理が完了した後に継続して実行される読取処理である継続読取処理を、行うか否かを問い合わせる第1画面を、読取処理の実行中に、前記表示部に表示させ、
    前記第1画面が前記表示部に表示されている間に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したか否かを判断し、
    継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断した場合に、読取処理が完了した後に、継続読取処理の開始指示の入力を促す第2画面を、前記表示部に表示させるが、当該読取処理が完了する前に、継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信したと判断した場合は、前記第2画面を前記表示部に表示させる前に、原稿を前記載置部に載置しないように警告する第4画面を、前記表示部に表示させ
    継続読取処理を行うことを示す信号を前記入力部が受信していないと判断した場合に、読取処理が完了した後に、新たな読取処理の指示を示す信号の受付を待機する第3画面を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする制御プログラム。
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