JP3405880B2 - デジタル複写装置 - Google Patents

デジタル複写装置

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JP3405880B2
JP3405880B2 JP03269896A JP3269896A JP3405880B2 JP 3405880 B2 JP3405880 B2 JP 3405880B2 JP 03269896 A JP03269896 A JP 03269896A JP 3269896 A JP3269896 A JP 3269896A JP 3405880 B2 JP3405880 B2 JP 3405880B2
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敏哉 田川
知史 原田
教夫 道家
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コピーの動作予約
機能(オートスタート機能)を有するデジタル複写装置
に関し,より詳細には,コピーが可能になるまでの間
(立ち上げ時間)に原稿の読み取りを行うようにしたデ
ジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複写装置として,例え
ば,定着温度のプレヒート時間(以下,定着リロードと
記す)などコピーが可能になるまでの時間(立ち上げ時
間)にコピーの動作予約を行える機能(以下,オートス
タート機能と記す)を備えたものがある。このオートス
タート機能では,定着リロードが終了した時点で,すぐ
にコピーの動作を自動的に開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術によれば,オートスタート機能を用いた場合,
定着リロードなどのコピーが可能になるまでの間(立ち
上げ時間)に,動作予約を行うことができるものの,定
着リロードの終了後,コピーの動作を自動的に開始する
だけであるため,必ずしも十分に立ち上げ時間を有効活
用していなかった。
【0004】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,立ち上げ時間を有効に活用してコピー生産性の向上
を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るデジタル複写装置は,原稿台に載
置された複数の原稿を一枚ずつ原稿読取位置まで給送す
る自動原稿送り手段と,前記自動原稿送り手段によって
原稿読取位置に給送された原稿の画像を読み取る画像読
取手段と,前記画像読取手段で読み取った画像を記憶す
る記憶手段と,前記画像読取手段で読み取った画像を転
写紙に印刷する画像印刷手段と,定着温度のプレヒート
時間等のように印刷可能となるまでの間に動作予約を設
定可能な操作表示手段と,を備えたデジタル複写装置に
おいて,前記操作表示手段を介して動作予約が設定され
ると,実際に動作可能となって印刷可能となるまでの時
間に,前記自動原稿送り手段および画像読取手段を制御
して,原稿の画像を読み取って前記記憶手段に記憶させ
る制御手段を備え,前記操作表示手段は,さらに動作予
約中の原稿追加が可能か否かを示す動作予約追加原稿設
定フラグを設定可能なものであり,前記制御手段は,さ
らに,動作予約中の原稿読み取り終了後であって前記印
刷可能となるまでの間に,前記自動原稿送り手段に次の
原稿が載置された場合,前記動作予約追加原稿設定フラ
グがONか否かを判断して,前記動作予約追加原稿設定
フラグにONが設定されているときに,原稿読み取りを
再開して,動作予約中の追加原稿として前記記憶手段に
記憶させるものである。
【0006】また,請求項2に係るデジタル複写装置
は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み取
り終了後であって前記印刷可能となるまでの間に,前記
自動原稿送り手段に次の原稿が載置され,かつ前記動作
予約追加原稿設定フラグにONが設定されている場合
に,前記操作表示手段を介して,追加原稿として読み取
りを開始する旨を報知するものである。
【0007】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,前記操作表示手段を介
して,動作予約中の原稿読み取りである旨を報知するも
のである。
【0008】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,ユ
ーザーが現状のデジタル複写装置の動作状態を知ること
ができ,誤操作を回避し,操作性の向上を図ることがで
きる。
【0009】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み
取りが終了した場合,前記操作表示手段を介して,原稿
読み取りが終了した旨を報知するものである。
【0010】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,ユ
ーザーが現状のデジタル複写装置の動作状態(完了状
態)を知ることができ,誤操作を回避し,操作性の向上
を図ることができる。
【0011】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み
取り中に印刷動作が可能となった場合,一旦,原稿読み
取りを中断して,前記画像印刷手段を制御して前記記憶
手段に記憶してある画像を印刷した後,前記自動原稿送
り手段,画像読取手段および前記画像印刷手段を制御し
て原稿読み取り前の原稿の読み取りおよび印刷を行うも
のである。
【0012】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできる。すなわ
ち,印刷可能な状態において,前記画像読取手段で原稿
の画像を読み取って前記記憶手段へ記憶させる動作と,
前記記憶手段から画像を読み出して前記画像印刷手段で
印刷する動作とが同時に行われると,生産性が低下する
虞があるが,本発明のデジタル複写装置の制御動作によ
って,状況に即した最大限の生産性を実現することがで
きる。
【0013】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み
取り中に原稿ジャムが発生した場合,前記操作表示手段
を介して,原稿ジャムが発生した旨を報知し,ジャムリ
セット後,原稿読み取りを再開するものである。
【0014】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,動
作予約中の原稿読み取り中に原稿ジャムが発生した場合
でも,無駄な操作を行うことなく,また誤操作を回避し
て,高い操作性を保つことができる。
【0015】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み
取り終了後,前記画像印刷手段による印刷が終了するま
で,次の原稿の読み取りを禁止するものである。
【0016】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,ミ
スコピーを防止することができる。すなわち,動作予約
によって読み取る対象の原稿と,別ジョブの対象である
原稿とを混同させないようにすることができ,ミスコピ
ーを防止することができる。
【0017】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み
取り終了後,前記自動原稿送り手段に次の原稿が載置さ
れた場合,前記操作表示手段を介して,原稿の読み取り
を行わない旨を報知するものである。
【0018】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,誤
操作を回避し,操作性の向上を図ることができる。
【0019】また本発明の別の態様のデジタル複写装置
は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読み取
り中に,前記操作表示手段を介して動作予約解除が入力
されると,前記自動原稿送り手段および画像読取手段を
制御して,原稿読み取りを中断するものである。
【0020】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,さ
らに利便性の向上を図ることができる。すなわち,不必
要となる可能性のある動作を実行しないことにより,無
駄な動作をなくすことができる。
【0021】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,前記制御手段が,さらに,前記原稿読み取りを中
断した後,前記自動原稿送り手段を制御して,前記自動
原稿送り手段に載置されている原稿を原稿排紙トレイに
排紙するものである。
【0022】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,原
稿の取り出しを容易にしてさらに利便性の向上を図るこ
とができる。
【0023】また,本発明の別の態様のデジタル複写装
置は,さらに,動作予約中の原稿読み取り終了後に前記
自動原稿送り手段に載置された原稿の読み取りを行わな
い第1のモードおよび動作予約中の原稿読み取り終了後
に前記自動原稿送り手段に載置された原稿の読み取りを
行う第2のモードの何れかを選択する選択手段を備え,
前記制御手段が,前記選択手段を介して第1のモードが
選択された場合,動作予約中の原稿読み取り終了後,前
記画像印刷手段による印刷が終了するまで次の原稿の読
み取りを禁止し,前記選択手段を介して第2のモードが
選択された場合,動作予約中の原稿読み取り終了後,前
記自動原稿送り手段に次の原稿が載置されると,原稿読
み取りを再開して動作予約中の追加原稿として前記記憶
手段に記憶させるものである。
【0024】本発明によれば,立ち上げ時間を有効に活
用してコピー生産性の向上を図ることできると共に,ユ
ーザーの要望に応じて,動作予約中の原稿読み取り方法
(モード)を選択でき,さらに利便性の向上を図ること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明のデジタル複写装置
の一実施例について,図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は,本実施例のデジタル複写装置の構
成図である。自動原稿送り部(以下,ADFと記す)1
01の原稿台102上に原稿の画像(以下,原稿画像と
記す)面を上にして置かれた原稿束(図示せず)は,後
述する操作部201上のプリントキー202が押下され
ると一番下の原稿から給送ローラ103および給送ベル
ト104によってコンタクトガラス105上の所定の原
稿読取位置に給送される。
【0027】コンタクトガラス105上に給送された原
稿は,読み取りユニット106によって原稿画像が読み
取られた後,給送ベルト104および排送ローラ107
によって排出される。さらに,原稿セット検知センサ1
08にて原稿台102上に次の原稿が有ると検知された
場合,次の原稿は,前の原稿と同様な動作を繰り返す。
なお,給送ローラ103,給送ベルト104および排送
ローラ107は,後述する搬送モータ408(図4参
照)によって駆動される。
【0028】また,第1トレイ109,第2トレイ11
0および第3トレイ111に積載された転写紙は,第1
給紙部112,第2給紙部113および第3給紙部11
4によって給紙され,縦搬送ユニット115によって感
光体116に当接する位置まで搬送される。読み取りユ
ニット106にて読み取られた原稿画像は画像データと
して,書き込みユニット117からのレーザ(図示せ
ず)によって感光体116に書き込まれ,現像ユニット
118によってトナー像として可視化される。
【0029】次に,転写紙は,搬送ベルト119によっ
て感光体116の回転と等速で搬送されながら,感光体
116上のトナー像を転写される。転写紙に転写された
トナー像は,定着ユニット120で画像として定着させ
られる。続いて,画像を定着(以下,作像と記す)され
た転写紙は,排紙ユニット121によって後処理装置で
あるフィニシャ122に排出される。
【0030】後処理装置のフィニシャ122は,装置本
体の排紙ユニット121によって搬送された転写紙を,
排紙トレイ126方向やステープル処理部(図面左下)
方向に導くことができる。このときの導き方は,切り換
え板124を使用して行われる。切り換え板124を上
に切り替えることにより,排紙ローラ123および搬送
ローラユニット132を経由して排紙トレイ126側に
排紙することができる。また,切り換え板124を下方
向に切り替えることで,搬送ローラ125,127を経
由して,ステープル台128に搬送することができる。
【0031】ステープル台128に積載された転写紙
は,一枚排紙される毎に紙揃え用のジョガー129によ
って紙端面が揃えられ,一部のコピー完了とともにステ
ープラ130によって綴じられる。ステープラ130で
綴じられた転写紙群は自重によってステープル完了排紙
トレイ131に収納される。
【0032】一方,通常の排紙トレイ126は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ126は,原稿毎,あるいは,後述する画像メモリ5
01によってソーティングされたコピー一部毎に,前後
に移動し,簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分ける
ものである。
【0033】転写紙の両面に画像を作像する場合は,第
1トレイ109,第2トレイ110および第3トレイ1
11から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ126
側に導かないで,経路切り換えの為の分岐爪133を上
側にセットすることで,一旦,両面給紙ユニット134
にストックする。
【0034】その後,両面給紙ユニット134にストッ
クされた転写紙は,両面給紙ユニット134から再び給
紙され,感光体116に形成されたトナー画像を転写さ
れた後,経路切り換えの為の分岐爪133を下側にセッ
トすることにより,排紙トレイ126に導かれる。この
様に両面給紙ユニット134は,転写紙の両面に作像す
る場合に使用される。
【0035】感光体116,搬送ベルト119,定着ユ
ニット120,排紙ユニット121および現像ユニット
118は,後述するメインモータ403(図4参照)に
よって駆動され,第1給紙部112,第2給紙部113
および第3給紙部114は,メインモータ403の駆動
を各々,後述する第1給紙クラッチ404,第2給紙ク
ラッチ405および第3給紙クラッチ406(図4参
照)によって伝達することにより駆動される。縦搬送ユ
ニット115は,メインモータ403の駆動を中間クラ
ッチ407(図4参照)によって伝達することにより駆
動される。
【0036】次に,画像読み取りユニット106におけ
る画像の読み取り動作,および,書き込みユニット11
7における画像の書き込み動作について説明する。
【0037】まず,読み取りユニット106は,原稿を
載置するコンタクトガラス105と,光学走査系とで構
成されている。光学走査系は,露光ランプ135,第1
ミラー136,レンズ137,CCDイメージセンサ1
38,第2ミラー139および第3ミラー140等で構
成されている。露光ランプ135および第1ミラー13
6は,第1キャリッジ(図示せず)上に固定され,第2
ミラー139および第3ミラー140は,第2キャリッ
ジ(図示せず)上に固定されている。原稿画像を読み取
るときには,光路長が変わらないように,第1キャリッ
ジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走
査される。この光学走査系は,スキャナ駆動モータ(図
示せず)にて駆動される。
【0038】また,原稿画像は,CCDイメージセンサ
138によって読み取られ,電気信号に変換されて処理
される。レンズ137およびCCDイメージセンサ13
8を左右方向(図1において)に移動させることによ
り,画像倍率が変わる。すなわち,指定された倍率に対
応してレンズ137およびCCDイメージセンサ138
の左右方向に位置が設定される。
【0039】書き込みユニット117は,レーザ出力ユ
ニット141,結像レンズ142,ミラー143で構成
され,レーザ出力ユニット141の内部には,レーザ光
源であるレーザダイオード(図示せず)およびモータ
(図示せず)によって高速で定速回転する回転多面鏡
(以下,ポリゴンミラーと記し,図示せず)が備わって
いる。
【0040】レーザ出力ユニット141により照射され
るレーザ光は,定速回転するポリゴンミラーで偏光さ
れ,結像レンズ142を通り,ミラー143で折り返さ
れ,感光体116の面上に集光結像する。
【0041】偏光されたレーザ光は感光体116が回転
する方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査さ
れ,後述する画像処理ユニット402のセレクタ502
(図5参照)より出力された画像信号のライン単位の記
録を行う。感光体116の回転速度と記録密度に対応し
た所定の周期で主走査を繰り返すことによって,感光体
116の面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0042】上述のように,書き込みユニット117か
ら出力されるレーザ光が,感光体116に照射される。
感光体116の一端近傍のレーザビームを照射する位置
に,主走査同期信号を発生するビームセンサ(図示せ
ず)が配置されている。この主走査同期信号をもとに主
走査方向の画像記録開始タイミングの制御,および,後
述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を
行う。
【0043】次に,図2を参照して,操作部201の構
成について説明する。操作部201には,スタートキー
であるプリントキー202,クリア/ストップキー20
3,テンキー204,液晶ディスプレイ205,初期設
定キー207およびモードクリアキー208が配設され
ている。なお,液晶ディスプレイ205は,その表面に
タッチパネル206が張り付けられており,部数,装置
の状態を示す各種メッセージの表示や,さらに各種情報
の入力等に使用される。
【0044】図3は,操作部201の液晶ディスプレイ
205の表示画面例を示した図である。ユーザーが液晶
ディスプレイ205に表示された部分のうち,タッチパ
ネル206を押下して何れかを選択することにより,デ
ジタル複写装置は,選択された機能を実行する。また,
タッチパネル206の押下によって選択されたキーは色
反転表示され,ユーザーに機能が選択されたことを示す
ようになっている。
【0045】具体的には,図示の如く,『コピーできま
す』,『お待ちください』などのメッセージを表示する
メッセージエリア301と,セットしたコピーの枚数を
表示するコピー枚数表示エリア302と,画像濃度を自
動的に調整する自動濃度キー303と,転写紙を自動的
に選択する自動用紙選択キー304と,コピーを一部ず
つページ順に揃える処理(ソート処理)を指定するソー
トキー305と,コピーをページ毎に仕分けする処理を
指定するスタックキー306と,ソートキー305の押
下によってソート処理をされた転写紙を一部ずつ綴じる
処理を指定するステープルキー307と,倍率を等倍に
セットする等倍キー308と,拡大/縮小倍率をセット
する変倍キー309と,転写紙の両面にコピーを行う両
面モードを設定する両面キー310と,綴じ代モードな
どを設定する消去/移動キー311と,スタンプ・日付
・ページなどの印字の設定を行う印字キー312とを備
えている。なお,各キーが選択されると,選択されたキ
ーは反転表示(図中に網掛けで表示)されるようになっ
ている。
【0046】次に,図4を参照して,本実施例のデジタ
ル複写装置の制御系について詳細に説明する。図4はデ
ジタル複写装置の制御系を示し,図示の如く,デジタル
複写装置全体を制御するメインコントローラ401を中
心に各部が配置されている。メインコントローラ401
には,IPU(画像処理ユニット)402,ADF10
1,操作部201などの分散制御を行う各部が接続され
ている。なお,IPU402は,読み取りユニット10
6などを含む各部の制御,原稿画像を後述する画像メモ
リ501に書き込む制御,および,画像メモリ501か
らの原稿画像の形成を行う制御などを行うものである。
また,図において,408はADF101の搬送モータ
を示す。
【0047】分散制御を行う各部とメインコントローラ
401とは,必要に応じてデジタル複写装置の状態,動
作の指令などのやり取りが行われている。また,図示の
如く,メインコントローラ401には,紙の搬送などに
必要なメインモータ403,第1給紙クラッチ404,
第2給紙クラッチ405,第3給紙クラッチ406およ
び中間クラッチ407が接続されており,メインコント
ローラ401が上記各クラッチの駆動制御も行うもので
ある。
【0048】次に,図5を参照して,IPU(画像処理
ユニット)402の構成について詳細に説明する。読み
取りユニット106のCCDイメージセンサ138にて
光電変換して入力した画像データ(アナログ信号)は,
A/Dコンバータ503によってデジタル信号に変換さ
れ,シェーディング補正回路504でシェーディング補
正が施された後,MTF・γ補正回路505でMTF補
正・γ補正処理などを施される。
【0049】セレクタ502は,MTF・γ補正回路5
05から入力した画像データを,変倍回路506または
画像メモリコントローラ507の何れかへ切り替えるた
めのものであり,変倍回路506を経由した画像データ
は変倍率に合わせて拡大縮小され,書き込みユニット1
17に送られる。
【0050】一方,画像メモリコントローラ507とセ
レクタ502の間は,双方向に画像データを入出力可能
な構成となっている。図5には特に明示していないが,
IPU402には,読み取りユニット106から入力さ
れる画像データ以外にもI/Oポート511を介して外
部から供給される画像データ,例えば,パーソナルコン
ピュータなどのデータ処理装置から入力したデータも処
理できるよう,複数のデータの入出力の選択を行う機能
を有しているものとする。
【0051】また,IPU402は,画像メモリコント
ローラ507などへの各種情報(指令)の設定や,読み
取りユニット106および書き込みユニット117の制
御を行うためのCPU508と,CPU508のプログ
ラムやデータを格納したROM509およびRAM51
0とを備えている。さらにCPU508は,画像メモリ
コントローラ507を介して,画像メモリ501のデー
タの書き込みあるいは読み出しが行える構成である。
【0052】次に,図6を参照して,セレクタ502に
おける1ページ分の画像データについて詳細に説明す
る。図6は,1ページ分の画像データのタイミングチャ
ートである。フレームゲート信号(以下,/FGATE
と記す)は,1ページの画像データの副走査方向の有効
期間を表している。主走査同期信号(以下,/LSYN
Cと記す)は1ライン毎であり,/LSYNCが立ち上
がった後の所定クロックで画像データが有効となる。
【0053】主走査方向の画像データが有効であること
を示す信号が,ラインゲート信号(以下,/LGATE
と記す)である。これら/FGATE,/LSYNCお
よび/LGATEは,画素同期信号(以下,VCLKと
記す)に同期しており,VCLKの1周期に対し1画素
のデータが送られてくる。
【0054】なお,詳細な説明は省略するが,IPU4
02は,画像入力,画像出力のそれぞれに対して別個の
/FGATE,/LSYNC,/LGATEおよびVC
LKの発生機構を有しており,読み取った原稿画像(画
像データ)の直接出力を行う場合などの位相調整などを
行うことにより,様々な画像入出力の組み合わせが実現
可能な構成である。
【0055】次に,図7および図5を参照して,画像メ
モリコントローラ507および画像メモリ501につい
て詳細に説明する。図7は,画像メモリコントローラ5
07および画像メモリ501の詳細な構成を示した図で
ある。画像メモリコントローラ507は,入力データセ
レクタ701,画像合成部702,1次圧縮/伸長部7
03,出力データセレクタ704,2次圧縮/伸長部7
05を有している。上記各部への制御データの設定は,
CPU508によって行われる。なお,図5に示したア
ドレス,データは画像データのアドレスおよびデータを
示しており,CPU508に接続される制御データのデ
ータ,アドレスは省略してある。
【0056】画像メモリ501は,1次記憶部706お
よび2次記憶部707から構成される。1次記憶部70
6は,入力した画像データの転送速度に略同期して画像
メモリ501への書き込み,または,画像出力時の画像
メモリ501からの読み出しが高速に行えるように,例
えば,DRAMなどの高速アクセスが可能なものを使用
する。また,1次記憶部706は,処理を行う画像デー
タの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの
入出力を同時に実行可能な構成(図示を省略するが,メ
モリコントローラ507とのインターフェース部)をと
っている。
【0057】2次記憶部707は,入力された画像の合
成,ソーティングを行うためのデータを保存しておく大
容量のメモリである。1次記憶部706および2次記憶
部707ともに高速アクセス可能な素子を使用すれば,
1次記憶部706,2次記憶部707の区別なくデータ
の処理が行え,かつ,画像メモリコントローラ507の
制御も比較的簡単になるが,DRAMなどの素子は高価
であるため,1次記憶部706のアクセス速度を高速と
して,入出力データの処理を行う構成にしている。な
お,1次記憶部706と同様に2次記憶部707にもD
RAMなどの高速素子を使用しても良いことは勿論であ
る。
【0058】上述のように画像メモリ501を1次記憶
部706および2次記憶部707で構成することによ
り,大量の画像データの入出力,保存,加工などの処理
が可能なデジタル複写装置を安価,かつ,比較的簡単な
構成で実現することが可能になる。
【0059】次に,画像メモリコントローラ507の概
略動作について説明する。まず,画像メモリ501へ画
像データを保存する場合の画像入力について説明する。
入力データセレクタ701は複数のデータの内から,1
次記憶部706への書き込みを行う画像データの選択を
行う。
【0060】入力データセレクタ701によって選択さ
れた画像データは,画像合成部702に供給され,画像
合成部702で既に画像メモリ501に保存されている
データと合成される。画像合成部702によって処理さ
れた画像データは,1次圧縮/伸長部703によりデー
タ圧縮を施され,圧縮後のデータが1次記憶部706に
書き込まれる。1次記憶部706に書き込まれたデータ
は,必要に応じて2次圧縮/伸長部705でさらに圧縮
を行った後に,2次記憶部707に保存される。
【0061】次に,画像メモリ501からの画像データ
の読み出しについて説明する。画像出力時は,1次記憶
部706に記憶されている画像データの読み出しを行
う。出力対象となる画像が1次記憶部706に格納され
ている場合にも,1次圧縮/伸長部703で1次記憶部
706の画像データの伸長を行い,伸長後のデータ,あ
るいは,伸長後のデータと入力データとの画像合成を行
った後のデータを出力データセレクタ704で選択し,
出力する。
【0062】画像合成部702は,1次記憶部706の
データと,入力データとの合成(画像データの位相調整
機能を有する),合成後のデータの出力先の選択(画像
出力,1次記憶部706へのライトバック,両方の出力
先への同時出力も可能)などの処理を行う。
【0063】出力対象となる画像が1次記憶部706に
格納されていない場合には,2次記憶部707に格納さ
れている出力対象画像データを2次圧縮/伸長部705
で伸長を行い,伸長後のデータを1次記憶部706に書
き込んでから,以下,上述の画像出力動作を行う。
【0064】以上の構成において, (1)コピーの動作予約および動作予約状態 (2)プリントキーの受付処理 (3)動作予約に対する警告表示処理 (4)原稿読み取り動作処理 (5)原稿排出処理 (6)動作予約状態の管理 (7)機械動作設定移行処理 (8)初期設定処理 (9)ADFジャム表示処理 (10)読み取りユニットで読み取った画像データの流れ (11)本実施例の効果 の順に説明する。
【0065】(1)コピーの動作予約および動作予約状態 デジタル複写装置では,定着ユニット120の定着ヒー
タの加熱中などの時は,実質的にコピーの動作(印刷動
作)を開始することができない。したがって,本実施例
では,定着温度のプレヒート時間(定着リロード)等の
ように印刷可能となるまでの間を動作予約の対象とし,
モード設定および原稿のセットを終了させ予約し,前も
って原稿を読み取り,1次記憶部706あるいは2次記
憶部707に画像データを記憶し,定着加熱時間後コピ
ーの動作が可能になった時点で,1次記憶部706ある
いは2次記憶部707に記憶してある画像データの画像
出力動作を自動的に開始するものである。
【0066】なお,本実施例では,定着加熱中を動作予
約の可能対象としているが,特にこれに限定するもので
はなく,時間の経過とともに動作可能になるもの,例え
ば,LCTトレイ上昇時間,ポリゴンモータ回転安定時
間,トナー補給動作中などでも動作予約の対象としても
良いことは勿論である。
【0067】次に,本実施例で使用する動作予約状態に
ついて説明する。本実施例では,動作予約状態を前述の
動作予約のためのステータスを記憶するバッファと定義
する。このバッファに記憶したステータスにより動作予
約の動作状態(動作予約中に取り得る状態)を管理する
ことができる。なお,動作予約状態は,電源投入時に,
予約無効を示すデータで初期化される。
【0068】また,動作予約状態の種類として,以下の
状態を使用する。
【0069】*予約無効(動作予約できない状態) *受付中(動作予約できる状態) *待機中(コピーの動作可能までの待機状態) *読み取り動作中(動作予約待機中であるが,原稿の読
み込み動作のみを実行している状態) *読み取り終了待機中(原稿の読み込み動作が終了した
あとの待機状態) *原稿排出動作中(原稿予約中の原稿読み込み動作中
に,原稿予約が解除された場合に,ADF上の原稿を全
て排出させる動作状態)
【0070】(2)プリントキーの受付処理 次に,図8のフローチャートを参照して,コピーの動作
を開始するためのプリントキー202の受付処理につい
て説明する。図8はプリントキー202の受付処理を示
したフローチャートである。なお,プリントキー202
は,通常のコピースタートの入力キーとしての役割の他
に,本実施例の動作予約時の予約実行スタートの入力キ
ーの役割を果たしている。
【0071】まず,メインコントローラ401は,プリ
ントキー202が押下されたか否かを判断し(S80
1),押下されていない場合,処理を終了する。一方,
押下されている場合,コピー動作中か否かを判断し(S
802),コピー動作中であればステップS803に進
み,コピー動作中でなければ処理を終了する。
【0072】続いて,メインコントローラ401は,動
作予約状態が受付可能か否かを判定し(S803),受
付可能である場合には,動作予約状態を待機中し(S8
04),原稿セット検知センサ108の出力に基づいて
ADF101に原稿がセットされているか否かを判定し
(S805),原稿がセットされていない場合,処理を
終了し,原稿がセットされている場合,動作予約状態を
読み取り動作中にして(S806),処理を終了する。
【0073】一方,ステップS803において,動作予
約状態が受付可能でない場合,メインコントローラ40
1は,動作予約中に追加原稿のセットが可能であること
を示す動作予約追加原稿設定(フラグ)がONであるか
否かを判定し(S807),ONでない場合,ステップ
S809へ進み,ONである場合には,動作予約状態が
読み取り終了待機中であるか否かを判定し(S80
8),待機中である場合,ステップS805へ進む。
【0074】一方,ステップS808において,読み取
り終了待機中でない場合には,以下のステップS809
〜S815を実行して,全て良好であれば,ステップS
816でコピー動作を開始する。
【0075】すなわち,ステップS809でデジタル複
写装置本体にジャムが発生したか否か判定し,発生して
いれば,処理を終了する。
【0076】続いて,ステップS810において,AD
F101にジャムが発生したか否かを判定し,発生して
いれば,処理を終了する。
【0077】次に,ステップS811において,転写紙
があるか否か(ペーパーエンドであるか否か)を判定
し,転写紙がなければ,処理を終了する。
【0078】次に,ステップS812において,システ
ムに異常が発生したか印加を判定し,発生していれば,
処理を終了する。
【0079】次に,ステップS813において,トナー
があるか否か(トナーエンドであるか否か)を判定し,
トナーエンドであれば,処理を終了する。
【0080】次に,ステップS814において,ドアが
開いているか(ドアオープンか)否かを判定し,ドアオ
ープンであれば,処理を終了する。
【0081】続いて,ステップS815において,定着
ヒータが加熱中(定着リロード)か否かを判定し,加熱
中であれば,処理を終了する。
【0082】一方,ステップS809〜S815におい
て,異常が発生していなれば,コピー動作を開始する
(S816)。
【0083】(3)動作予約に対する警告表示処理 次に,図9を参照して,動作予約に対する警告表示処理
について説明する。図9は,動作予約に対する警告表示
処理を示したフローチャートである。まず,メインコン
トローラ401は,動作予約状態が受付中か否かを判定
し(S901),受付中である場合,図10に示すよう
に,メッセージエリア301に『動作予約可能です』を
表示させ(表示ON)(S902),受付中でない場
合,メッセージエリア301の『動作予約可能です』の
表示を消す(表示OFF)(S903)。なお,図10
は,メッセージエリア301に『動作予約可能です』の
表示を示す説明図である。
【0084】続いて,メインコントローラ401は,動
作予約状態が待機中か否かを判定し(S904),待機
中である場合,図11に示すように,メッセージエリア
301に『動作予約待機中』を表示させ(表示ON)
(S905),待機中でない場合,メッセージエリア3
01の『動作予約待機中』の表示を消す(表示OFF)
(S906)。なお,図11は,メッセージエリアに
『動作予約待機中』の表示を示す説明図である。
【0085】続いて,メインコントローラ401は,動
作予約状態が読み取り動作中か否かを判定し(S90
7),読み取り動作中である場合,図12に示すよう
に,メッセージエリア301に『動作予約読み取り中』
を表示させ(表示ON)(S908),読み取り動作中
でない場合,メッセージエリア301の『動作予約読み
取り中』の表示を消す(表示OFF)(S909)。な
お,図12は,メッセージエリアに『動作予約読み取り
中』の表示を示す説明図である。
【0086】続いて,メインコントローラ401は,動
作予約状態が読み取り終了待機中か否かを判定し(S9
10),読み取り終了待機中でない場合,メッセージエ
リア301に『動作予約 原稿追加できません』の表示
を消し(表示OFF)(S911),さらに『動作予約
待機中,原稿読み取り終了』の表示も消して(表示OF
F)(S912),処理を終了する。
【0087】一方,ステップS910において,読み取
り終了待機中である場合,メインコントローラ401
は,原稿セット検知センサ108の出力に基づいてAD
F101に原稿がセットされているか否かを判定し(S
913),原稿がセットされていない場合,メッセージ
エリア301の『動作予約 原稿追加できません』の表
示を消し(表示OFF)(S914),図13に示すよ
うに,『動作予約待機中,原稿読み取り終了』を表示さ
せ(表示ON)(S915),処理を終了する。なお,
図13は,メッセージエリアに『動作予約待機中,原稿
読み取り終了』の表示を示す説明図である。
【0088】一方,ステップS913において,原稿が
セットされている場合,メインコントローラ401は,
動作予約追加原稿可能設定(フラグ)を参照して,動作
予約追加原稿可能設定がONであるか否かを判定し(S
916),ONである場合,ステップS911へ進み,
ONでない場合,メッセージエリア301の『動作予約
待機中,原稿読み取り終了』の表示を消し(表示OF
F)(S917),図14に示すように,『動作予約
原稿追加できません』を表示させ(表示ON)(S91
8),処理を終了する。なお,図14は,メッセージエ
リアに『動作予約原稿追加できません』の表示を示す説
明図である。
【0089】(4)原稿読み取り動作処理 次に,図15を参照して,原稿読み取り動作処理につい
て説明する。図15は,原稿読み取り動作処理を示した
フローチャートである。まず,メインコントローラ40
1は,動作予約状態が読み取り動作中か否かを判定し
(S1501),読み取り動作中でない場合,処理を終
了し,読み取り動作中である場合,原稿セット検知セン
サ108の出力に基づいてADF101に原稿がセット
されているか否かを判定し(S1502),読み取り動
作中でない場合,動作予約状態を読み取り終了待機中に
セットして(S1503),処理を終了する。
【0090】一方,ステップS1502において,読み
取り動作中である場合,ADF101上に載置されてい
る原稿をコンタクトガラス105上の所定の原稿読取位
置に給送し(S1504),読み取りユニット106で
原稿の読み取りを行い(S1505),読み取りが終了
した原稿を排出し(S1506),ステップS1502
に戻る。
【0091】すなわち,原稿読み取り動作処理では,A
DF101上に載置された原稿が無くなるまで読み取り
動作を行い,原稿が無くなった時点で,ステップS15
03に示すように,動作予約状態を読み取り終了待機中
と移行し,処理を終了するものである。
【0092】(5)原稿排出処理 次に,図16を参照して,原稿排出処理について説明す
る。図16は,原稿排出処理を示したフローチャートで
ある。なお,本実施例では,原稿排出処理を動作予約の
解除を前提に行う処理とする。
【0093】まず,メインコントローラ401は,動作
予約状態が原稿排出動作中か否かを判定し(S160
1),原稿排出動作中でない場合,処理を終了し,原稿
排出動作中である場合,ADF101に原稿が載置され
ているか否かを判定し(S1602),載置されていな
い場合,動作予約状態を予約無効とし(S1603),
処理を終了する。
【0094】一方,ステップS1602において,原稿
が載置されている場合,載置されている原稿をコンタク
トガラス105上の所定の原稿読取位置に給送し(S1
604),給送した原稿を排出し(S1605),ステ
ップS1602に戻る。
【0095】すなわち,原稿排出処理では,原稿の読み
取りを行わずに,ADF101(原稿台102)上に原
稿があれば,原稿給紙動作および原稿排出動作のみを行
っている。なお,原稿排出処理では,最終的に原稿台1
02上に原稿が載置されていない状態になれば良く,空
排出できれば良いため,特に上記の方法に限定するもの
ではない。
【0096】また,原稿台102上に原稿が無くなれば
動作予約状態を予約無効に移行されるため,自動的に動
作予約の解除を行うことができる。
【0097】(6)動作予約状態の管理 次に,図17を参照して,動作予約状態の管理について
説明する。図17は,動作予約状態の管理を示したフロ
ーチャートである。まず,デジタル複写装置本体がジャ
ムであるか否かを判定し(S1701),本体ジャムで
ある場合,動作予約状態が読み取り動作中か否かを判定
し(S1702),読み取り動作中である場合,動作予
約状態を原稿排出動作中に移行し(S1703),処理
を終了する。一方,ステップS1702において,読み
取り動作中でない場合,動作予約状態を予約無効に移行
し(S1704)処理を終了する。
【0098】一方,ステップS1701において,本体
ジャムでない場合,ADF101がジャムであるか否か
を判定し(S1705),ADFジャムである場合,動
作予約状態が読み取り動作中か否かを判定し(S170
5a),読み取り動作中である場合,図21で示す原稿
ジャム表示処理を実行し(S1705b),処理を終了
する。また,読み取り動作中でない場合には,そのまま
処理を終了する。
【0099】また,ADFジャムでない場合,ステップ
S1706において,転写紙があるか否か(ペーパーエ
ンドであるか否か)を判定し,転写紙がなければ,ステ
ップS1702へ進む。
【0100】次に,ステップS1707において,シス
テムに異常が発生したか印加を判定し,発生していれ
ば,ステップS1702へ進む。
【0101】次に,ステップS1708において,トナ
ーがあるか否か(トナーエンドであるか否か)を判定
し,トナーエンドであれば,ステップS1702へ進
む。
【0102】次に,ステップS1709において,ドア
が開いているか(ドアオープンか)否かを判定し,ドア
オープンであれば,ステップS1702へ進む。
【0103】次に,ステップS1710において,スト
ップキーが押下されたか否かを判定し,押下されていれ
ば,ステップS1702へ進む。
【0104】次に,ステップS1711において,定着
ヒータが加熱中(定着リロード)か否かを判定し,加熱
中であれば,動作予約状態が予約無効か否かを判定し
(S1712),予約無効でない場合,処理を終了し,
予約無効である場合,動作予約状態を受付中に移行し
(S1713),処理を終了する。
【0105】一方,ステップS1711において,定着
ヒータが加熱中の場合,動作予約状態が予約無効か否か
を判定し(S1714),予約無効である場合,処理を
終了し,予約無効でない場合,動作予約状態が原稿排出
処理か否かを判定し(S1715),原稿排出処理であ
る場合,処理を終了する。
【0106】一方,ステップS1715において,原稿
排出処理でない場合,動作予約状態を予約無効に移行し
(S1716),コピー動作を開始し(S1717),
処理を終了する。
【0107】上記,動作予約状態の管理を換言すれば,
ステップS1714〜S1717で通常のコピー動作の
チェックおよび開始処理であり,特に,ステップS17
16においては,動作予約を解除するために動作予約状
態を予約無効に移行している。
【0108】また,ステップS1705〜S1710の
内,何れかの判定が肯定され,かつ,ステップS170
2において,否定,すなわち,動作予約状態が読み取り
動作中でない状態では,動作予約を解除するために動作
予約状態を予約無効に移行する(S1704で実行す
る)。
【0109】(7)機械動作設定移行処理 次に,図18を参照して,表示画面切換処理について説
明する。図18は,表示画面切換処理を示したフローチ
ャートである。まず,初期設定キー207が押下されて
いるか否かを判定し(S1801),押下されていない
場合,処理を終了し,押下されている場合,液晶ディス
プレイ205を初期設定の画面に切り換えて(S180
2),処理を終了する。
【0110】このとき,図19に示すような,初期設定
の画面に切り換わる。図19は,動作予約の追加原稿の
可能設定を示した図である。初期設定の表示は,設定を
行うための設定キー1901と,設定を行わないための
未設定キー1902と,設定を終了するため終了キー1
903とから構成されている。なお,本実施例では,動
作予約の追加原稿の可能設定のみ示しているが,その他
の設定を表示できるようにしても良いことは勿論であ
る。
【0111】また,図示の如く,設定を行うことの設定
キー1901が押下されていることが,反転表示(図中
に網掛けで示す)されており,ユーザーが容易に認識で
きるようになっている。
【0112】(8)初期設定処理 次に,図20を参照して,初期設定処理について説明す
る。図20は,初期設定処理を示したフローチャートで
ある。まず,メインコントローラ401は,液晶ディス
プレイ205が初期設定の画面であるか否かを判定し
(S2001),画面でない場合,処理を終了し,画面
である場合,終了キー1903が押下されているか否か
を判定し(S2002),押下されている場合,液晶デ
ィスプレイ205の画面を通常の画面に切り換え(S2
003),処理を終了する。
【0113】一方,押下されていない場合,メインコン
トローラ401は,設定キー1901が押下されている
か否かを判定し(S2004),押下されている場合,
動作予約の追加原稿の可能設定を行い(S2005),
処理を終了する。
【0114】一方,押下されていない場合,メインコン
トローラ401は,未設定キー1902が押下されてい
るか否かを判定し(S2006),押下されている場
合,動作予約の追加原稿の可能設定が行い(S200
7),処理を終了し,押下されていない場合,ステップ
S2002に戻る。
【0115】(9)ADFジャム表示処理 次に,図21を参照して,ADFジャム表示処理につい
て説明する。図21は,ADFジャム表示処理を示した
フローチャートである。なお,ここで述べるADF10
1の原稿詰まり処理は,ユーザーに原稿詰まり(原稿ミ
スフィード)が容易に判るようにするため,液晶ディス
プレイ205
【0116】まず,図22に示すように,液晶ディスプ
レイ205に『原稿ミスフィード』の表示をさせ(S2
101),次に,再度ADF101に原稿が詰まってい
ないか否かを判定し(S2102),詰まっている場
合,ステップS2101に戻り,詰まっていない場合,
液晶ディスプレイ205の『原稿ミスフィード』の表示
を消し(S2103),処理を終了する。
【0116】上記,ADF101のジャム表示処理によ
って,動作予約の原稿読み取り中であっても,原稿ミス
フィードがユーザーに容易に判る。さらに,原稿ミスフ
ィードが除去,すなわち,ミスフィード状態が回避され
れば(すなわち,ジャムリセット後),液晶ディスプレ
イ205の表示が消えるため,ミスフィード状態の回避
がユーザーに容易に判る。
【0117】また,このとき,動作予約状態は読み取り
動作中のままであるので,ジャムリセット後に,自動的
に動作予約中の読み取り動作が実行される。
【0118】(10)読み取りユニットで読み取った画像デ
ータの流れ 次に,読み取りユニットで読み取った画像データの流れ
について説明する。
【0119】なお,ここでは,説明を簡単にするため
に,ADF101に載置される原稿の枚数を4枚とし,
作像も転写紙1枚(リピート枚数1枚)の場合を例とす
る。
【0120】まず,図23を参照して,上記条件での通
常のコピー動作について説明する。図23は,通常のコ
ピー動作(動作予約機能を使用しないコピー動作)を示
した図である。
【0121】通常のコピー動作は,読み取りユニット1
06にて読み取った原稿の画像データを直接,書き込み
ユニット117に送り,転写紙に作像して終了する。こ
のとき,4枚の原稿はADF101によって1枚毎,読
み取りユニット106に給送されている。なお,液晶デ
ィスプレイ205のメッセージエリア301は,通常の
コピー動作を行っている際,図24に示すような,『コ
ピー中です』の表示をさせている。また,通常のコピー
動作では,図23に示すように,画像メモリ501を使
用することはない。なお,図24は,メッセージエリア
に『コピー中です』の表示を示す説明図である。
【0122】次に,上記条件で原稿を全て先読みした動
作について,図25を参照して,説明する。図25は,
原稿を全て先読みした動作を示した図であり,(a)に
定着リロード中である原稿の読み取り動作を,(b)に
定着リロード終了の転写紙に作像した動作を,それぞれ
示した図である。
【0123】図25(a)を参照すると,定着リロード
中は,ADF101から給送された原稿の画像データを
読み取りユニット106が読み取り,読み取った画像デ
ータを画像メモリ501に記憶させる(記憶動作を行
う)。このとき,4枚の原稿はADF101によって1
枚毎,読み取りユニット106に給送されている。
【0124】次に,図25(b)を参照すると,定着リ
ロード終了後は,先に読み取って画像メモリ501に記
憶された原稿の画像データを読み出し,書き込みユニッ
ト117にて転写紙に作像させる(印刷動作を行う)。
【0125】次に,上記条件で原稿を先読みしていた最
中に定着リロード終了があった時の動作について,図2
6を参照して,説明する。図26は,原稿を先読みして
いた最中に定着リロード終了があった時の動作を示した
図であり,(a)に定着リロード中である原稿の先読み
動作を,(b)に定着リロード終了の転写紙に作像した
動作を,それぞれ示した図である。なお,ここでは,原
稿の先読みを2枚行った場合,定着リロード終了があっ
たものとして,説明する。
【0126】図26(a)を参照すると,定着リロード
中は,ADF101から給送された原稿の画像データを
読み取りユニット106が読み取り,読み取った画像デ
ータを画像メモリ501に記憶させる(記憶動作を行
う)。このとき,2枚の原稿はADF101によって1
枚毎,読み取りユニット106に給送されている。
【0127】このとき,定着リロード終了とともに,転
写紙の作像(印刷)の動作に移る。(図26(b)を参
照)このとき,2枚目までの原稿の画像データは既に画
像メモリ501に記憶されている。まず,転写紙の作像
は,画像メモリ501に記憶されている画像データから
行う。すなわち,画像メモリ501から1枚目,2枚目
の画像データを読み出して転写紙の作像の動作を行う。
【0128】また,図26(a)に示すように,3〜4
枚目の原稿の読み取りは,定着リロード終了とともに,
中断し,2枚目までの作像が終了した時点で,通常のコ
ピーの動作に移行する。
【0129】なお,本実施例では,原稿を連続的に読み
取る読み取りユニット106の処理時間が,転写紙に連
続的に作像する書き込みユニット117の処理時間と比
べて遅い場合に,効果的である。一般的に,読み取りユ
ニット106に相当するスキャナは,走査動作が必要で
ある。すなわち,一度読み取り動作を行った後,スキャ
ナの走査回路をホームポジションに戻す(リターン)時
間が掛かるため,処理速度をあげることが難しい。一
方,書き込みユニット117に相当するプリンタは,こ
の様な動作がないので,同一線速のスキャナとプリンタ
では,プリンタの方が一般的な処理時間を短縮できる。
【0130】(11)本実施例の効果 前述したように,本実施例によれば,定着リロードなど
の立ち上げ時間の間に,先に原稿の読み取りを行い,読
み取った画像データを画像メモリ501に記憶させ,立
ち上げ時間が終了した時点で,転写紙に作像するように
したため,コピー生産性の向上を図ることができる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のデジタル
複写装置(請求項1)は,原稿台に載置された複数の原
稿を一枚ずつ原稿読取位置まで給送する自動原稿送り手
段と,前記自動原稿送り手段によって原稿読取位置に給
送された原稿の画像を読み取る画像読取手段と,前記画
像読取手段で読み取った画像を記憶する記憶手段と,前
記画像読取手段で読み取った画像を転写紙に印刷する画
像印刷手段と,定着温度のプレヒート時間等のように印
刷可能となるまでの間に動作予約を設定可能な操作表示
手段と,を備えたデジタル複写装置において,前記操作
表示手段を介して動作予約が設定されると,実際に動作
可能となって印刷可能となるまでの時間に,前記自動原
稿送り手段および画像読取手段を制御して,原稿の画像
を読み取って前記記憶手段に記憶させる制御手段を備え
たため,立ち上げ時間を有効に活用してコピー生産性の
向上を図ることできる。特に,原稿の画像を前記記憶手
段から前記画像読取手段に転送して印刷を行えるため,
前記画像読取手段の読み取り速度に制限されることな
く,印刷時の動作速度を速くでき,印刷にかかる時間を
短縮できる。また,操作表示手段は,さらに動作予約中
の原稿追加が可能か否かを示す動作予約追加原稿設定フ
ラグを設定可能なものであり,制御手段が,さらに,動
作予約中の原稿読み取り終了後であって前記印刷可能と
なるまでの間に,前記自動原稿送り手段に次の原稿が載
置された場合,前記動作予約追加原稿設定フラグがON
か否かを判断して,前記動作予約追加原稿設定フラグに
ONが設定されているときに,原稿読み取りを再開し
て,動作予約中の追加原稿として前記記憶手段に記憶さ
せるため,立ち上げ時間を有効に活用してコピー生産性
の向上を図ることできると共に,さらに利便性の向上を
図ることができる。
【0132】すなわち,動作予約中の読み取り動作を,
数回に分けて行うことができ,幅広い動作要求に応える
ことができる。
【0133】また,本発明のデジタル複写装置(請求項
2)は,前記制御手段が,さらに,動作予約中の原稿読
み取り終了後であって前記印刷可能となるまでの間に,
前記自動原稿送り手段に次の原稿が載置され,かつ前記
動作予約追加原稿設定フラグにONが設定されている場
合に,前記操作表示手段を介して,追加原稿として読み
取りを開始する旨を報知するため,立ち上げ時間を有効
に活用してコピー生産性の向上を図ることできると共
に,誤操作を回避し,操作性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデジタル複写装置の構成図である。
【図2】本実施例の操作部の構成を示す説明図である。
【図3】操作部の液晶ディスプレイの表示を示した説明
図である。
【図4】デジタル複写装置の制御系を示した説明図であ
る。
【図5】IPU(画像処理ユニット)を示した構成図で
ある。
【図6】1ページ分の画像信号のタイミングチャートで
ある。
【図7】画像メモリコントローラおよび画像メモリを示
した説明図である。
【図8】プリントキーの受付処理を示したフローチャー
トである。
【図9】動作予約に対する警告表示処理を示したフロー
チャートである。
【図10】メッセージエリアに『動作予約可能です』の
表示を示す説明図である。
【図11】メッセージエリアに『動作予約待機中』の表
示を示す説明図である。
【図12】メッセージエリアに『動作予約読み取り中』
の表示を示す説明図である。
【図13】メッセージエリアに『動作予約待機中,原稿
読み取り終了』の表示を示す説明図である。
【図14】メッセージエリアに『動作予約 原稿追加で
きません』の表示を示す説明図である。
【図15】原稿読み取り動作処理を示したフローチャー
トである。
【図16】原稿排出処理を示したフローチャートであ
る。
【図17】動作予約状態の管理を示したフローチャート
である。
【図18】表示画面切換処理を示したフローチャートで
ある。
【図19】動作予約の追加原稿の可能設定を示した説明
図である。
【図20】初期設定処理を示したフローチャートであ
る。
【図21】ADFジャム表示処理を示したフローチャー
トである。
【図22】液晶ディスプレイの『原稿ミスフィード』の
表示を示す説明図である。
【図23】通常のコピー動作を示した図である。
【図24】メッセージエリアに『コピー中です』の表示
を示す説明図である。
【図25】原稿を全て先読みした動作を示した説明図で
あり,(a)は,定着リロード中である原稿の読み取り
動作を,(b)は,定着リロード終了の転写紙に作像し
た動作をそれぞれ示した説明図である。
【図26】原稿を先読みしていた最中に定着リロード終
了があった時の動作を示した説明図であり,(a)は,
定着リロード中である原稿の先読み動作を,(b)は,
定着リロード終了の転写紙に作像した動作をそれぞれ示
した説明図である。
【符号の説明】
101 自動原稿送り部(ADF) 106 読み取りユニット 108 原稿セット検知センサ 117 書き込みユニット 118 現像ユニット 122 フィニシャ 134 両面給紙ユニット 201 操作部 202 スタートキー 205 液晶ディスプレイ 206 タッチパネル 301 メッセージエリア 401 メインコントローラ 402 画像処理ユニット(IPU) 501 画像メモリ 502 セレクタ 507 画像メモリコントローラ 508 CPU 509 ROM 510 RAM 701 入力データセレクタ 702 画像合成部 703 1次圧縮/伸長部 704 出力データセレクタ 705 2次圧縮/伸長部 706 1次記憶部 707 2次記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 石黒 久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 金谷 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 住田 浩康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 田川 敏哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 本橋 弘臣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−14947(JP,A) 特開 平6−311273(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台に載置された複数の原稿を一枚ず
    つ原稿読取位置まで給送する自動原稿送り手段と,前記
    自動原稿送り手段によって原稿読取位置に給送された原
    稿の画像を読み取る画像読取手段と,前記画像読取手段
    で読み取った画像を記憶する記憶手段と,前記画像読取
    手段で読み取った画像を転写紙に印刷する画像印刷手段
    と,定着温度のプレヒート時間等のように印刷可能とな
    るまでの間に動作予約を設定可能な操作表示手段と,を
    備えたデジタル複写装置において, 前記操作表示手段を介して動作予約が設定されると,実
    際に動作可能となって印刷可能となるまでの時間に,前
    記自動原稿送り手段および画像読取手段を制御して,原
    稿の画像を読み取って前記記憶手段に記憶させる制御手
    段を備え, 前記操作表示手段は,さらに動作予約中の原稿追加が可
    能か否かを示す動作予約追加原稿設定フラグを設定可能
    なものであり, 前記制御手段は,さらに,動作予約中の原稿読み取り終
    了後であって前記印刷可能となるまでの間に,前記自動
    原稿送り手段に次の原稿が載置された場合,前記動作予
    約追加原稿設定フラグがONか否かを判断して,前記
    作予約追加原稿設定フラグにONが設定されているとき
    に,原稿読み取りを再開して,動作予約中の追加原稿と
    して前記記憶手段に記憶させることを特徴とするデジタ
    ル複写装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,さらに,動作予約中の
    原稿読み取り終了後であって前記印刷可能となるまでの
    間に,前記自動原稿送り手段に次の原稿が載置され,か
    つ前記動作予約追加原稿設定フラグにONが設定されて
    いる場合に,前記操作表示手段を介して,追加原稿とし
    て読み取りを開始する旨を報知することを特徴とする請
    求項1記載のデジタル複写装置。
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