JP2001246802A - 画像入出力装置並びに画像入出力装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置並びに画像入出力装置の制御方法および記憶媒体

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JP2001246802A
JP2001246802A JP2000061327A JP2000061327A JP2001246802A JP 2001246802 A JP2001246802 A JP 2001246802A JP 2000061327 A JP2000061327 A JP 2000061327A JP 2000061327 A JP2000061327 A JP 2000061327A JP 2001246802 A JP2001246802 A JP 2001246802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内に蓄積された複数の文書を両面出力す
る際に、文書間にまたがる用紙の表面および裏面に対し
て連続して形成すること、又は文書同士を分離して文書
の先頭ページを必ず用紙の表面に形成することを容易に
切り替えること。 【解決手段】 文書を操作部9により選択されたストレ
ージ部5で管理される複数の文書を各々の文書のページ
を文書間においても記録媒体の両面で連続するように画
像形成する第1の両面出力モード、又は該選択された複
数の文書を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒体の表
面に画像形成する第2の両面出力モードを操作部9の連
続キー,連続しないキーにより選択し、該両面出力モー
ド選択結果に基づいて、コア部10のCPUが、前記第
1の両面出力モードまたは第2の両面出力モードで画像
形成するように制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内に記憶管理
される複数の画像に基づく可視画像を記録媒体に形成可
能な画像入出力装置並びに画像入出力装置の制御方法お
よび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機のデジタル化に伴い、複写
機のスキャナ、プリンタを使用してファクシミリ送受信
を行ったり、PDL(Page Descriptio
n Language)プリンタ等、複数の機能を合わ
せ持つ複合機が実用化されてきている。
【0003】この様な複合機は、複写機機能、ファクシ
ミリ機能、PDLプリント機能等の単機能だけでなく、
例えばPDL展開画像をファクシミリ送信するといった
複数の機能間でも動作可能となるように構成されてい
る。
【0004】さらに、複合機をLAN経由で接続するこ
とにより、コンピュータ装置等でも複合機の機能を利用
できるように構成されている。
【0005】また、このような複合機では画像データを
蓄積する大容量のハードディスクを具備し、このハード
ディスクにスキャナやPDLの展開画像、ファクシミリ
受信文書等を蓄積し、蓄積された画像データをプリント
アウトしたり、ファクシミリ送信したり、ネットワーク
を介してコンピュータ装置へ画像転送する等の組み合わ
せにより、所望の機能を提供できるように構成されてい
る。
【0006】また、蓄積された画像データをハードディ
スク内に文書として長期間保存可能とし、必要に応じて
所望の文書の画像データを読み出して出力することが可
能である。
【0007】さらに、ハードディスク内に文書として蓄
積された複数の文書を一括してプリントすることが可能
なように構成されている。
【0008】また、特開平5−136979号公報に示
されるように、複数の原稿画像を縮小して読み取り、該
読み取られる所定複数の原稿画像を1枚の用紙に所定順
序で配置して原稿画像枚数よりも少ない枚数の用紙にレ
イアウトして出力する縮小レイアウト複写機能が知られ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複合機等の画像入出力装置では、ハードディスク内
に蓄積された複数の文書を両面出力する際に、文書毎に
のみ両面設定が有効であるため、例えば、最初に処理さ
れる文書(文書1)が奇数頁の画像データで構成されて
いる場合、文書1の最終頁は用紙の表面に画像形成さ
れ、次に処理される文書(文書2)の先頭頁は必ず別の
用紙の表面に画像形成されるように構成されていたた
め、複数の文書を用紙の表面および裏面に対して連続し
て画像形成することができなかった。よって、ユーザは
複数の文書を一旦1つの文書に編集し直した後に両面印
刷するといった非常に煩雑な操作を行わなければならな
いという問題点があった。
【0010】また、上記従来の複合機等の画像入出力装
置では、ハードディスク内に蓄積された複数の文書を縮
小レイアウト出力する際に、文書毎にのみ縮小レイアウ
ト設定が有効であるように構成されているため、例え
ば、原稿4枚を50%縮小して1枚の用紙にレイアウト
出力する場合、最初に処理される文書(文書1)が3ペ
ージの原稿画像データで構成されている場合、文書1は
1枚の用紙の3/4を占める領域に画像形成され、次に
処理される文書(文書2)の先頭頁は必ず別の用紙に画
像形成されるように構成されていたため、複数の文書を
用紙のレイアウト領域に対して連続して画像形成するこ
とができなかった。よって、ユーザは複数の文書を一旦
1つの文書に編集し直した後に縮小レイアウト印刷する
といった非常に煩雑な操作を行わなければならないとい
う問題点があった。
【0011】また、文書毎あるいはページ毎にハードデ
ィスク内に蓄積される画像データのサイズが異なってい
る場合、複数文書に対して縮小レイアウト出力しようと
すると、画像が欠けてしまうという問題点もあった。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第11の発
明の第1の目的は、装置内に記憶管理される各々の文書
を複数選択し、該選択された複数の文書を各々の文書の
ページを文書間においても記録媒体の両面で連続するよ
うに画像形成する第1の両面出力モード、又は該選択さ
れた複数の文書を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒
体の表面に画像形成する第2の両面出力モードを選択
し、該両面出力モード選択結果に基づいて、前記第1の
両面出力モードまたは第2の両面出力モードで画像形成
することにより、画像入出力装置内に蓄積された複数の
文書を両面出力する際に、文書間にまたがる用紙の表面
および裏面に対して連続して画像形成すること、又は文
書同士を分離して文書の先頭ページが必ず用紙の表面と
なるように画像形成することを容易に切り替えることが
できる画像入出力装置並びに画像入出力装置の制御方法
および記憶媒体を提供することにあり、また第2の目的
は、装置内で記憶管理される原稿から読み取られた原稿
画像で構成される文書を複数選択し、該選択された複数
の文書の各々の原稿画像を記録媒体上に文書間において
も連続して配置するように画像形成する第1の縮小画像
配置モード又は該選択された複数の文書を各々の文書の
先頭原稿画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように
画像形成する第2の縮小画像配置モードを選択し、該縮
小画像配置モード選択結果に基づいて、前記第1の縮小
画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで画像
形成することにより、画像入出力装置内に蓄積された複
数の文書を縮小レイアウト出力する際に、複数の文書を
用紙のレイアウト領域に対して連続して画像形成するこ
と、又は、文書同士を分離して文書の先頭ページが必ず
用紙の先頭となるように画像形成することを容易に切り
替えることができる画像入出力装置並びに画像入出力装
置の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像データを入力する少なくとも1つの入力手段
(図1に示すリーダ部1,コンピュータインタフェース
部7,ファクシミリ部4)と、前記入力手段により入力
された画像データを複数記憶可能な記憶手段(図1に示
すハードディスク6)と、前記記憶手段に記憶される複
数の画像データを文書として管理する文書管理手段(図
1に示すストレージ部5)と、前記記憶手段に記憶され
る画像データに基づいて記録媒体の片面又は両面に可視
画像を形成可能な画像形成手段(図1に示すプリンタ部
2)を有する画像入出力装置において、前記文書管理手
段で管理される文書を複数選択可能な文書選択手段(図
10に示す文書選択ボタン1006,1007,100
8,1009,1010)と、前記文書選択手段で選択
された複数の文書を各々の文書のページを文書間におい
ても記録媒体の両面で連続するように画像形成する第1
の両面出力モード、又は前記文書選択手段で選択された
複数の文書を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒体の
表面に画像形成する第2の両面出力モードを選択する両
面出力モード選択手段(図13に示す連続両面キー13
03,両面連続しないキー1304)と、前記両面出力
モード選択手段の選択結果に基づいて、前記第1の両面
出力モードまたは第2の両面出力モードで画像形成する
ように前記画像形成手段を制御する制御手段(図3に示
すCPU123がメモリ124又は図示しないその他の
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて両面画像形
成制御する)とを有するものである。
【0014】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記文書選択手段により選択された複数の文書を選
択された順番で順次画像形成するように制御するもので
ある。
【0015】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記両面出力モード選択手段により前記第2の両面
出力モードが選択されかつ前記文書選択手段により選択
された複数の文書にページ数が奇数である文書が含まれ
ている場合、該ページ数が奇数である文書の最終ページ
を形成する記録媒体の裏面を白紙出力し(図16)、ま
た前記文書選択手段により選択された複数の文書を記録
媒体の両面に画像形成する際に最終画像形成が記録媒体
の片面で終了する場合、該記録媒体の裏面を白紙排出す
るように制御するものである。
【0016】本発明に係る第4の発明は、原稿画像を入
力する少なくとも1つの入力手段(図1に示すリーダ部
1)と、前記入力手段により入力された原稿画像を変倍
可能な第1の変倍手段(図1に示すリーダ部1内の不図
示のコントローラ,図3に示すデータ処理部121)
と、前記入力手段により入力された原稿画像および前記
第1の変倍手段により変倍された原稿画像を複数記憶可
能な記憶手段(図1に示すハードディスク6)と、前記
記憶手段に記憶される複数の原稿画像を文書として管理
する文書管理手段(図1に示すストレージ部5)と、前
記記憶手段に記憶される所定複数の原稿画像を1つの記
録媒体上に所定順序で配置して原稿画像枚数よりも少な
い枚数の記録媒体に画像形成可能な画像形成手段(図1
に示すプリンタ部2)を有する画像入出力装置におい
て、前記文書管理手段で管理される文書を複数選択可能
な文書選択手段(図10に示す文書選択ボタン100
6,1007,1008,1009,1010)と、前
記文書選択手段で選択された複数の文書の各々の原稿画
像を記録媒体上に文書間においても連続して配置するよ
うに画像形成する第1の縮小画像配置モード又は前記文
書選択手段で選択された複数の文書を各々の文書の先頭
原稿画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように画像
形成する第2の縮小画像配置モードを選択する縮小画像
配置モード選択手段(図24に示す文書結合ボタン12
08)と、前記縮小画像配置モード選択手段の選択結果
に基づいて、前記第1の縮小画像配置モードまたは第2
の縮小画像配置モードで画像形成するように前記画像形
成手段を制御する制御手段(図3に示すCPU123が
メモリ124又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れたプログラムに基づいて縮小レイアウト画像形成制御
する)とを有するものである。
【0017】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記文書選択手段により選択された複数の文書を選
択された順番で順次画像形成するように制御するもので
ある。
【0018】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、変倍後の原稿画像サイズが同一となるように前記第
1の変倍手段の変倍率を制御するものである。
【0019】本発明に係る第7の発明は、画像記憶手段
に記憶される原稿画像を変倍する第2の変倍手段(図3
に示すデータ処理部121)を設け、前記制御手段は、
記録媒体のサイズに応じて前記第2の変倍手段の変倍率
を制御するものである。
【0020】本発明に係る第8の発明は、画像データを
入力する少なくとも1つの入力手段と、前記入力手段に
より入力された画像データを複数記憶可能な記憶手段
と、前記記憶手段に記憶される複数の画像データを文書
として管理する文書管理手段と、前記記憶手段に記憶さ
れる画像データに基づいて記録媒体の片面又は両面に可
視画像を形成可能な画像形成手段を有する画像入出力装
置の制御方法において、前記文書管理手段で管理される
各々の文書を複数選択する文書選択工程(図15のステ
ップS1501〜S1504)と、該選択された複数の
文書を各々の文書のページを文書間においても記録媒体
の両面で連続するように画像形成する第1の両面出力モ
ード、又は該選択された複数の文書を各々の文書の先頭
ページを必ず記録媒体の表面に画像形成する第2の両面
出力モードを選択する両面出力モード選択工程(図15
のステップS1505)と、該両面出力モード選択結果
に基づいて、前記第1の両面出力モードまたは第2の両
面出力モードで画像形成する画像形成工程(図15のス
テップS1509,S1510,1514)とを有する
ものである。
【0021】本発明に係る第9の発明は、原稿画像を入
力する少なくとも1つの入力手段と、前記入力手段によ
り入力された原稿画像を変倍可能な第1の変倍手段と、
前記入力手段により入力された原稿画像および前記第1
の変倍手段により変倍された原稿画像を複数記憶可能な
記憶手段と、前記記憶手段に記憶される複数の原稿画像
を文書として管理する文書管理手段と、前記記憶手段に
記憶される所定複数の原稿画像を1つの記録媒体上に所
定順序で配置して原稿画像枚数よりも少ない枚数の記録
媒体に画像形成可能な画像形成手段を有する画像入出力
装置の制御方法において、前記文書管理手段で管理され
る文書を複数選択する選択工程(図25のステップS3
002〜S3005)と、該選択された複数の文書の各
々の原稿画像を記録媒体上に文書間においても連続して
配置するように画像形成する第1の縮小画像配置モード
又は該選択された複数の文書を各々の文書の先頭原稿画
像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように画像形成す
る第2の縮小画像配置モードを選択する縮小画像配置モ
ード選択工程(図27のステップS3201)と、該縮
小画像配置モード選択結果に基づいて、前記第1の縮小
画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで画像
形成する画像形成工程(図27のステップS3203〜
S3209)とを有するものである。
【0022】本発明に係る第10の発明は、画像データ
を入力する少なくとも1つの入力手段と、前記入力手段
により入力された画像データを複数記憶可能な記憶手段
と、前記記憶手段に記憶される複数の画像データを文書
として管理する文書管理手段と、前記記憶手段に記憶さ
れる画像データに基づいて記録媒体の片面又は両面に可
視画像を形成可能な画像形成手段を有する画像入出力装
置に、前記文書管理手段で管理される各々の文書を複数
選択する文書選択工程(図15のステップS1501〜
S1504)と、該選択された複数の文書を各々の文書
のページを文書間においても記録媒体の両面で連続する
ように画像形成する第1の両面出力モード、又は該選択
された複数の文書を各々の文書の先頭ページを必ず記録
媒体の表面に画像形成する第2の両面出力モードを選択
する両面出力モード選択工程(図15のステップS15
05)と、該両面出力モード選択結果に基づいて、前記
第1の両面出力モードまたは第2の両面出力モードで画
像形成する画像形成工程(図15のステップS150
9,S1510,1514)とを実行させるためのプロ
グラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶
させたものである。
【0023】本発明に係る第11の発明は、原稿画像を
入力する少なくとも1つの入力手段と、前記入力手段に
より入力された原稿画像を変倍可能な第1の変倍手段
と、前記入力手段により入力された原稿画像および前記
第1の変倍手段により変倍された原稿画像を複数記憶可
能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶される複数の原稿
画像を文書として管理する文書管理手段と、前記記憶手
段に記憶される所定複数の原稿画像を1つの記録媒体上
に所定順序で配置して原稿画像枚数よりも少ない枚数の
記録媒体に画像形成可能な画像形成手段を有する画像入
出力装置に、前記文書管理手段で管理される文書を複数
選択する選択工程(図25のステップS3002〜S3
005)と、該選択された複数の文書の各々の原稿画像
を記録媒体上に文書間においても連続して配置するよう
に画像形成する第1の縮小画像配置モード又は該選択さ
れた複数の文書を各々の文書の先頭原稿画像が必ず記録
媒体の先頭に配置されるように画像形成する第2の縮小
画像配置モードを選択する縮小画像配置モード選択工程
(図27のステップS3201)と、該縮小画像配置モ
ード選択結果に基づいて、前記第1の縮小画像配置モー
ドまたは第2の縮小画像配置モードで画像形成する画像
形成工程(図27のステップS3203〜S3209)
とを実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュ
ータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像入出力装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0025】図において、1はリーダ部で、原稿の画像
を読み取り、原稿画像に応じた画像データを画像入出力
制御部3へ出力する。2はプリンタ部で、画像入出力制
御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録
する。
【0026】画像入出力制御部3は、リーダ部1および
プリンタ部2に接続されており、ファクシミリ部4、ス
トレージ部5、コンピュータインタフェース部7、RI
P部8、操作部9、コア部10などからなる。
【0027】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像デー
タをコア部10へ転送し、又、コア部10から転送され
た画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを
電話回線を介して送信する。なお、ファクシミリ部4に
おいて送受信する画像データは、ストレージ部5に接続
されたハードディスク6中に一時的に保存することがで
きる。
【0028】ストレージ部5には、ハードディスク6が
接続されており、ストレージ部5はコア部10から転送
された画像データを圧縮し、その画像データを検索する
ためのID番号とともにハードディスク6に記憶させ、
該画像データを文書として管理する。
【0029】また、ストレージ部5は、コア部10を介
して転送されたコードデータに基づいてハードディスク
6に記憶されている圧縮画像データを検索し、検索され
た圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像
データをコア部10へ転送する。
【0030】コンピュータインタフェース部7は、パー
ソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/W
S)11とコア部10の間のインターフェィスであり、
PC/WS11と1対1のローカルインタフェースで接
続しても、ネットワークで接続しても良い。
【0031】RIP部8は、PC/WS11から転送さ
れた画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部2
で記録できる画像データに展開するものである。
【0032】操作部9は、タッチパネルディスプレイと
ハードキーを備え、ユーザインタフェースにより、本画
像入出力装置への動作指示や動作設定等を行うものであ
る。コア部10についての詳細は後述するが、コア部1
0は、リーダ部1、プリンタ部2、ファクシミリ部4、
ストレージ部5、コンピュータインタフェース部7、R
IP部8、操作部9のそれぞれの間のデータの流れを制
御するものである。
【0033】図2は、図1に示したリーダ部1及びプリ
ンタ部2の構成を説明する断面図であり、図1と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0034】リーダ部1において、101は原稿給送装
置で、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス102上
へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス
102上の原稿を排出するものである。
【0035】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット
104の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この
時の原稿からの反射光は、ミラー105,106,10
7、及びレンズ108によってCCDイメージセンサ
(以下CCDという)109ヘ導かれる。
【0036】このように、走査された原稿の画像はCC
D109によって読み取られる。CCD109から出力
される画像データは、所定の処理が施された後、画像入
出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0037】プリンタ部2において、221はレーザド
ライバで、レーザ発光部201を駆動するものであり、
画像入出力制御部3のコア部10から出力された画像デ
ータに応じたレーザ光をレーザ発光部201に発光させ
る。
【0038】このレーザ光は、感光ドラム202に照射
され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形
成される。この感光ドラム202の潜像の部分には現像
器203によって現像剤が付着される。そして、レーザ
光の照射開始と同期したタイミングで、給紙カセット2
04、給紙カセット205、手差しトレイ211のいず
れかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光
ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。
【0039】現像剤の乗った記録紙は、定着部207に
搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録
紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は排出
ローラ208によって排出され、フィニッシャ220は
記録紙をステイプルしたり、パンチ穴を開けて、それぞ
れの排紙トレイに排紙する。
【0040】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209
によって再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送路21
0ヘ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部20
6へ再給紙される。
【0041】図3は、図1に示したコア部10の構成を
説明するブロック図である。
【0042】図において、122はインタフェース(I
/F)で、リーダ部1からの画像データをデータ処理部
121へ転送する。データ処理部121は、画像の回転
処理や変倍処理などの画像処理や画像データの圧縮,伸
長を行うものであり、内部に画像データを格納するペー
ジメモリを有する。
【0043】リーダ部1からデータ処理部121へ転送
された画像データは、ページメモリに一時的に記憶され
た後、圧縮されてストレージ部5へ転送される。
【0044】また、コンピュータインタフェース部7を
介して入力された画像を表すコードデータ(PDL)
は、インタフェース(I/F)120を介してデータ処
理部121に転送された後RIP部8へ転送されて画像
データに展開され、この画像データはデータ処理部12
1に転送された後、ストレージ部5へ転送される。ファ
クシミリ部4からの画像データは、データ処理部121
へ転送された後、ストレージ部5へ転送される。
【0045】また、ストレージ部5からの画像データ
は、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2
やファクシミリ部4、コンピュータインタフェース部7
へ転送される。
【0046】123はCPUで、メモリ124又は図示
しないその他の記憶媒体に格納された制御プログラム、
及び操作部9から転送された制御コマンドに従って画像
入出力装置全体を統括制御する。また、メモリ124
は、CPU123の作業領域としても使われる。
【0047】このように、コア部10を中心に、ストレ
ージ部5を介して、原稿画像の読み取り、画像のプリン
ト、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデ
ータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが
可能である。
【0048】以下、図4を参照して、本実施形態に係る
画像入出力装置におけるジョブ制御について説明する。
【0049】図4は、本実施形態に係る画像入出力装置
におけるジョブ制御の単位を論理的に示した図であり、
図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0050】ジョブ制御の単位は、複数ページを含む画
像データひとまとまりに対する入力および出力処理であ
る。これにより制御されるジョブは画像入力ジョブと画
像出力ジョブに大別される。
【0051】画像入力ジョブは、リーダ部1で読み取っ
た画像データを順次ストレージ部5へ記録する画像入力
ジョブ411、RIP部8で展開された画像データを順
次ストレージ部5へ記録する画像入力ジョブ412、フ
ァクシミリ部4で受信された画像データを順次ストレー
ジ部5へ記録する画像入力ジョブ413、コンピュータ
インタフェース部7から入力された画像データを順次ス
トレージ部5へ記録する画像入力ジョブ414にさらに
分類される。
【0052】また、画像出力ジョブは、ストレージ部5
から読み出した画像データを順次プリンタ部2へ出力す
る画像出力ジョブ401、ストレージ部5から読み出し
た画像データを順次ファクシミリ部4へ出力する画像出
力ジョブ403、ストレージ部5から読み出した画像デ
ータを順次コンピュータインタフェース部7へ出力する
画像出力ジョブ404に分類される。
【0053】図5は、図4に示した複数のジョブ(画像
入力ジョブ411〜414,画像出力ジョブ401,4
03,404)を組み合わせた単位(以下セッションと
呼ぶ)の一例を示した図である。
【0054】図において、501はPDLプリントセッ
ションで、画像入力ジョブ412と画像出力ジョブ40
1を組み合わせてセッションとして制御するものであ
る。502はコピーセッションで、画像入力ジョブ41
1と画像出力ジョブ401を組み合わせてセッションと
して制御するものである。
【0055】503はPDL記録セッションで、画像入
力ジョブ412のみでセッションとして制御するもので
ある。504はスキャンセッションで、画像入力ジョブ
411のみでセッションとして制御するものである。5
05はプリントセッションで、画像出力ジョブ401の
みでセッションとして制御するものである。
【0056】なお、セッションは1つ以上のジョブを含
む制御単位であり、画像入力ジョブ412と画像出力ジ
ョブ401と画像出力ジョブ403との組み合わせのよ
うに複数の画像出力ジョブ(又は画像入力ジョブ)どう
しを組み合わせて1セッションとして扱っても良い。
【0057】図6は、図5に示した各種セッションを管
理するセッション管理テーブルを示す模式図である。
【0058】図において、700はセッション管理テー
ブルで、図5に示した各種セッションを管理するための
ものであり、図3に示したCPU123により生成さ
れ、メモリ124に格納され、セッションが終了するま
で保持される。
【0059】701はセッションRIPフィールドで、
本発明の画像入出力装置中でのユニークなセッションI
Dを生成して保持するものである。702はセッション
タイプフィールドで、生成されたセッションのタイプ
(PDLプリントセッション、コピーセッション、PD
L記録セッション、スキャンセッション、プリントセッ
ション等)を特定するものであり、本実施形態ではPD
Lプリントセッションであることを記録しておく。
【0060】703はセッション優先順位フィールド
で、当該セッションの処理順序に関する優先順位を保持
するものである。704はセッションステータスフィー
ルドで、当該セッションの実行状態(実行可能状態、実
行状態、中断状態、終了状態、エラー状態等)を実行状
態に応じて保持するものである。705はリンクジョブ
数フィールドで、当該セッションを構成する画像入力ジ
ョブおよび画像出力ジョブの構成数を保持するものであ
り、本実施形態では画像入力ジョブ412と画像出力ジ
ョブ401の2つのジョブ数が設定される。
【0061】706は第1のジョブポインタフィールド
で、画像入力ジョブ412のジョブ管理テーブル710
へのポインタである。また、707は第2のジョブポイ
ンタフィールドで、画像出力ジョブ401のジョブ管理
テーブル730へのポインタである。
【0062】711,731はフィールドで、本発明の
画像入出力装置中でのユニークなジョブIDを生成して
保持するものである。712,732はジョブタイプフ
ィールドで、生成されたジョブのタイプ(前述した画像
入力ジョブおよび画像出力ジョブ)を特定するものであ
り、本実施形態では、RIP部で展開された画像データ
を順次ストレージ部へ記録する画像入力ジョブ412で
あることを記録しておく。
【0063】713,733はジョブ優先順位フィール
ドで、当該ジヨプの処理順序に関する優先順位を保持す
るものである。714,734はジョブステータスフィ
ールドで、当該ジョブの実行状態(実行可能状態、実行
状態、中断状態、終了状態、エラー状態等)を実行状態
に応じて保持するものである。715,735はページ
数フィールドで、当該ジョブのページ数を保持するもの
である。716,736はページポインタフィールド
で、当該ジョブが管理する各ページの詳細情報を記述す
るページ管理テーブル720へのポインタである。ペー
ジ管理フィールド720,740は、ハードディスク6
上に記録される。
【0064】717,737はジョブパラメータフィー
ルドで、当該ジヨプの各種設定パラメータを保持するも
のであり、本実施形態ではPC/WS11上でユーザが
設定するプリント設定(数、用紙サイズ、拡大縮小率、
片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル
止めの有無等)が保持される。
【0065】以下、図7のフローチャートを参照して、
本発明の画像入出力装置のセッション制御およびジョブ
制御の一例について説明する。
【0066】図7は、本発明の画像入出力装置の第1の
制御処理手順を説明するフローチャートであり、画像入
出力装置のセッション制御およびジョブ制御の一例とし
て、PDLプリントセッション501と、それを構成す
るRIP部8で展開された画像データを順次ストレージ
部5へ記録する画像入力ジョブ412およびストレージ
部5に記録された画像データを順次プリンタ部2ヘプリ
ントアウトする画像出力ジョブ401の制御手順に対応
する。なお、このフローチャートの処理は、図3に示し
たCPU123がメモリ124又は図示しないその他の
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行するも
のとする。また、S601〜S609,S611〜S6
17,S621〜S630は各ステップを示す。
【0067】まず、ステップS601〜ステップS60
9のセッション制御処理について説明する。
【0068】まず、PC/WS11上でユーザがプリン
ト設定を行う。プリント設定内容は、部数、用紙サイ
ズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ソート
出力、ステイプル止めの有無等である。プリント設定
後、ユーザはPC/WS11上で印刷指示を与え、それ
と共にPC/WS11上にインストールされているドラ
イバソフトウエアが印刷対象となる文書データをいわゆ
るPDLデータに変換して、設定したプリント設定パラ
メータとともに、PC/WS11に接続されたコンピュ
ータインタフェース経由で、本画像入出力装置のコンピ
ュータインタフェース部7にPDLデータを転送する。
コンピュータインタフェース部7を介して入力された画
像を表すPDLデータがデータ処理部121に転送され
た後、RIP部8へ転送され、RIP部8では、転送さ
れたPDLデータを順次画像データに展開(ラスタライ
ズ)する。RIP部8でPDLデータを受信開始する
と、RIP部8からコア部10へ処理要求が発行され
る。
【0069】そして、ステップS601において、コア
部10では発行された処理要求をCPU123が受付け
る。ここで、ユーザが設定したプリント設定もCPU1
23ヘ転送される。
【0070】次に、ステップS602において、RIP
部8から発行された処理要求から内部的にセッションを
生成し、管理する。このセッション生成では、後述する
図6に示したセッション管理テーブル700をメモリ1
24上に作成し、各種情報をセッションが終了するまで
保持し、ステップS603において、画像入力ジョブ4
12のジョブ管理テーブル710をメモリ124上に作
成し、管理テーブル内の各情報をジョブが終了するまで
保持し、ステップS604において、画像出力ジョブ4
01のジョブ管理テーブル730をメモリ124上に作
成し、管理テーブル内の各情報をジョブが終了するまで
保持する。
【0071】次に、ステップS605において、生成し
た画像入力ジョブ412の処理を開始し、ステップS6
06において、生成した画像出力ジョブ401の処理を
開始する。
【0072】次に、ステップS607において、画像入
力ジョブ制御プロセスから画像入力ジョブ終了通知を受
けとると、上記ステップS603で生成したジョブ管理
テーブル710中のジョブステータスを終了状態とし
(画像入力ジョブ終了処理を行い)、ステップS608
において、画像出力ジョブ制御プロセスから画像出力ジ
ョブ終了通知を受けると、上記ステップS604で生成
したジョブ管理テーブル730中のジョブステータスを
終了状態とする(画像出力ジョブ終了処理を行う)。
【0073】次に、ステップS609において、上記ス
テップS603で生成したジョブ管理テーブル710お
よび上記ステップS604で生成したジョブ管理テーブ
ル730及びページ毎の画像データを放棄して資源を開
放すると共に、上記のステップS602で生成されたセ
ッション管理テーブル700を放棄し、資源を開放して
(セッション終了処理を行い)、セッション制御処理の
一連の処理を終了する。
【0074】次に、ステップS611〜ステップS61
7の画像入力ジョブ制御処理について説明する。
【0075】まず、ステップS611において、画像入
力ジョブが開始されると、ステップS612において、
RIP部8で展開された画像データ1ページの受信を行
なう。即ち、RIP部8からインタフェース120を介
してデータ処理部121への画像転送を行なう。
【0076】次に、ステップS613において、データ
処理部121に転送された画像データを一旦内部のペー
ジメモリに一次記憶する。
【0077】ステップS614において、画像出力ジョ
ブ制御プロセスに対して、ページ出力要求を送信し、ス
テップS615において、データ処理部121内部のペ
ージメモリに一次記憶された画像データを圧縮し、イン
タフェース120を介してストレージ部5へ転送し、ハ
ードディスク6に二次記憶する。この時、ページ管理フ
ィールド720中のページ1フィールド721に各種画
像属性情報を記憶する。
【0078】次に、ステップS616において、RIP
部8にて展開された処理すべき全てのページが画像デー
タとしてハードディスク6に記録されたかどうかを判断
し、まだ処理すべきページのうち画像データとしてハー
ドディスク6に記録されていないページが残っていると
判断された場合は、ステップS612の処理に戻り、一
方、RIP部8にて展開された処理すべき全てのページ
が画像データとしてハードディスク6に記録されたと判
断された場合は、ステップS617の処理に進む。
【0079】ステップS617において、セッション制
御プロセスに対して、画像入力ジョブ終了通知を送信
し、画像入力ジョブ制御処理の一連の処理を終了する。
【0080】次に、ステップS621〜ステップS63
0の画像出力ジョブ制御処理について説明する。
【0081】まず、ステップS611において、画像入
力ジョブが開始されると、ステップ621において、画
像出力ジョブ401の処理を開始する。
【0082】ステップS622において、画像入力ジョ
ブ制御プロセスからページ出力要求を受信すると、ステ
ップS623において、データ処理部121内部のペー
ジメモリに一次記憶されているページ毎の画像データを
順次読み出して、ステップS624において、インタフ
ェース122を介してプリンタ部に画像転送し、プリン
タ部2で前述したように画像形成を行ないプリントアウ
トする。
【0083】次に、ステップS625において、プリン
トアウトすべき全てのページがプリントアウトされたか
どうかを判断し、まだプリントアウト処理すべきページ
が残っていると判断された場合は、ステップS622の
処理に戻り、一方、プリントアウトすべき全てのページ
がプリントアウトされたと判断された場合は、ステップ
S626の処理に進む。
【0084】次に、ステップS626において、ストレ
ージ部5のハードディスク6に二次記憶されたページ毎
の画像デーダを順次読み出して、インタフェース120
を介してデータ処理部121に転送し、ステップS62
7において、該データ処理部121に転送された画像デ
ータをインタフェース122を介してプリンタ部2へ画
像転送し、プリンタ部2で前述したように画像形成を行
ないプリントアウトする。
【0085】ステップS628において、ハードディス
ク6に二次記録されたページ毎の画像データが全てプリ
ントアウトされたかどうかを判断し、まだプリントアウ
ト処理されていないページの画像データがハードディス
ク6に残っていると判断された場合は、ステップS62
6の処理に戻り、一方、ハードディスク6に二次記録さ
れたページ毎の画像データが全てプリントアウトされた
と判断された場合は、ステップS629の処理に進む。
【0086】次にステップS629において、ジョブパ
ラメータフィールド737に設定された部数全てがプリ
ントアウトされたかどうかを判断し、まだ全部数プリン
トアウト処理されていないと判断された場合は、ステッ
プS626の処理に戻り、一方、全部数プリントアウト
されたと判断された場合は、 ステップS630におい
て、セッション制御プロセスに対して、画像出力ジョブ
終了通知を送信し、画像出力ジョブ制御処理の一連の処
理を終了する。
【0087】以上、PC/WS11上で設定したプリン
ト設定に従って、PC/WS11からPDLデータとし
て画像情報を転送し、本画像入出力装置でPDLデータ
を画像データに展開してプリント出力する形態について
説明したが、リーダ部1で読み取った画像情報をプリン
ト出力する場合、即ちコピーセッション502について
も同様に適用することが可能である。
【0088】さらに、PDL記録セッション503およ
びスキャンセッション504についても、上述したフロ
ーチャートにおいて、画像出力ジョブに関する制御ステ
ップS604,S606,S608が省略されるだけで
全く同様に適用することが可能である。
【0089】さらに、プリントセッション505につい
ても、上述したフローチャートにおいて、画像入力ジョ
ブに関する制御ステップS603,S605,S607
が省略されるだけで全く同様に適用することが可能であ
る。
【0090】このように、任意の画像入力ジョブと任意
の画像出力ジョブを組み合わせて任意のセッションを構
成しても本実施形態を同様に適用することが可能であ
る。
【0091】図8は、図1に示した操作部9の構成を説
明する平面図である。
【0092】図において、801は電源キーで、電源を
ON/OFFするときに押下する。802は予熱キー
で、装置を余熱状態にする又は余熱状態を解除するとき
に押下する。806はスタートキーで、コピー動作等を
開始するときに押下する。807はストップキーで、コ
ピー動作等を中止するときに押下する。
【0093】803はコピー機能選択キーで、このキー
を押下してコピーモードを選択するときに押下する。8
04はファクシミリ機能選択キーで、ファクシミリ送信
を行うためのファクシミリモードを選択するときに押下
する。
【0094】805はボックス機能選択キーで、PC/
WS11からのプリントをパスワード入力によりはじめ
てプリントアウトされるメールボックス機能を利用する
ためのボックスモードを選択するときに押下する。
【0095】812はテンキーで、コピー枚数等の入力
やズーム倍率等を入力するときに押下する。813はク
リアキーで、テンキー812の入力をクリアするときに
押下する。
【0096】808はリセットキーで、コピーモードを
標準に戻すときに押下する。809は操作ガイドキー
で、操作説明画面を表示するガイドモードを設定または
解除するときに押下する。
【0097】810はユーザモード設定キーで、ユーザ
モードを設定または解除するときに押下する。811は
割込みコピーキーで、コピー動作中に割り込みコピーを
行うときに押下する。814はファクシミリワンタッチ
キーで、登録されたファクシミリナンバーにファクシミ
リ送信を行うときに押下する。815はワンタッチキー
の切り替え蓋で、ファクシミリワンタッチキーを切り替
えるときに開けるまたは閉じる。816はタッチパネル
で、各種メッセージの表示並びに各種ソフトキーを表示
する。なお、このタッチパネルに表示されるソフトキー
を押下することにより各種操作を行うことができる。
【0098】以下、図9〜図14を参照して、図8に示
した操作部9のタッチパネル816に表示される操作画
面について説明する。
【0099】図9は、図8に示した操作部9のタッチパ
ネル816に表示されるボックス一覧表示画面の一例を
示す模式図である。
【0100】図において、900はボックス一覧表示画
面で、操作部9のボックス機能選択キー805を押下す
ると表示される。
【0101】ハードディスク6中には、複数のボックス
を有し、各々のボックスに対してボックス名称を付加す
ることができる。901はボックス00の選択キー、9
02はボックス01の選択キー、903はボックス02
の選択キー、904はボックス03の選択キー、905
はボックス04の選択キー、906はボックス05の選
択キーで、これらのキーを押下すると、後述する図10
に示す文書一覧表示画面が表示される。
【0102】907は上スクロールキー、908は下ス
クロールキーで、ボックス一覧表示画面900に表示さ
れるボックス選択キーの表示領域を上下させるときに押
下する。
【0103】図10,図11は、図8に示した操作部9
のタッチパネル816に表示される文書一覧表示画面の
一例を示す模式図である。
【0104】図において、1000は文書一覧表示画面
で、ボックス一覧表示画面900上のボックス00〜ボ
ックス05の選択キー901〜906を押下することに
より表示される。
【0105】1001はボックス名称表示フィールド
で、ボックス一覧表示画面900上で選択されたボック
スの名称が表示される。1002は文書名称表示フィー
ルドで、ボックス名称表示フィールド1001に名称表
示されているボックスに格納されている文書の名称が表
示される。
【0106】1003は受付時刻表示フィールドで、文
書名称表示フィールド1002に名称表示されている文
書データの受信時刻が表示されている。
【0107】1006,1007,1008,1009
は文書選択ボタンで、ボックス名称表示フィールド10
01に名称表示されているボックスに格納されている文
書を選択するときに押下する。1010は全文書選択ボ
タンで、ボックス名称表示フィールド1001に名称表
示されているボックスに格納されている全文書を選択す
るときに押下する。
【0108】図11では、文書選択キー1006および
1008を順次押下することにより、複数文書が文書
「12345…」,文書「22345…」の順に選択さ
れた場合を示している。なお、プリント時には、選択さ
れた文書を選択された順序でプリントするものとする。
【0109】1011は詳細情報表示キーで、選択され
た文書の詳細情報を表示するときに押下する。1012
は消去キーで、選択された文書をボックス(ハードディ
スク6)から消去するときに押下する。
【0110】1013は文書移動キーで、選択された文
書を他のボックスなどに移動するときに押下する。10
14はプリントキーで、選択された文書をプリントアウ
トするときに押下する。なお、文書選択ボタン1006
〜1009または全文書選択ボタン1010による文書
選択後にこのプリントキー1014を押下すると後述す
る図12に示すプリント設定画面が表示される。101
5は原稿読み込みキーで、選択された文書に結合するた
めの原稿を読み込むときに押下する。1016は閉じる
キーで、文書一覧表示画面1000を閉じるときに押下
する。
【0111】1004は上スクロールキー、1005は
下スクロールキーで、文書一覧表示画面1000に表示
される文書選択ボタンーの表示領域を上下させるときに
押下する。
【0112】図12は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示されるプリント設定画面の一例を示
す模式図である。
【0113】図において、1200はプリント設定画面
で、文書を選択した後にプリントキー1014を押下す
ることにより表示される。
【0114】1201は文書選択数表示フィールドで、
文書一覧表示画面1000で選択された文書の数を表示
する。1202は用紙選択キーで、記録用紙を選択する
ときに押下する。1203は試しプリントキーで、最初
の1枚のみ試しプリントするときに押下する。
【0115】1204は表紙/仕切紙キーで、表紙/仕
切紙を付けるときに押下する。1205はソータキー
で、ソート出力するときに押下する。1206は両面キ
ーで、両面印刷を行うときに押下する。なお、この両面
キー1206を押下すると、さらに後述する図13に示
す両面詳細設定画面が表示される。
【0116】1207は製本キーで、製本印刷を行うと
きに押下する。1208は文書結合ボタンで、選択され
た複数の文書を結合するとき(第1の縮小画像配置モー
ドを選択するとき)/結合を解除するとき(第2の縮小
画像配置モードを選択するとき)に押下する。即ち、こ
のボタンを初期状態で押下すると、選択された複数の文
書の各々の原稿画像を記録媒体上に文書間においても連
続して配置するように画像形成する第1の縮小画像配置
モードが選択され、この状態で、再度このボタンを押下
すると、選択された複数の文書を各々の文書の先頭原稿
画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように画像形成
する第2の縮小画像配置モードが選択される。
【0117】1209は設定リセットキーで、プリント
設定を初期値に戻すときに押下する。1210はキャン
セルキーで、プリント設定をキャンセルして文書一覧表
示画面1000に戻るときに押下する。1211はプリ
ント開始キーで、プリント設定画面1200上でのプリ
ント設定で、プリントを開始するときに押下する。な
お、このプリント開始キー1211を押下すると、後述
する図14に示すプリント状況表示画面が表示される。
【0118】図13は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される両面詳細設定画面の一例を示
す模式図である。
【0119】図において、1300は両面詳細設定画面
で、図12の両面キー1206を押下することにより表
示される。
【0120】1301は左右開き選択キーで、用紙の長
辺を縦にして表面と裏面に印刷される文書の方向が同一
となる両面印刷を選択するときに押下する。1302は
上下開き選択キーで、用紙の短辺を縦にして表面と裏面
に印刷される文書の方向が180度異なる両面印刷を選
択するときに押下する。
【0121】1303は文書結合時の連続両面キーで、
選択された複数の文書を各々の文書のページを文書間に
おいても記録媒体の両面で連続するように画像形成され
る両面印刷(第1の両面出力モード)を選択するときに
押下する。このキーを押下することにより、例えば、最
初に印刷処理される文書(文書1)が奇数頁の画像デー
タで構成されている場合、文書1の最終頁は用紙の表面
に画像形成され、次に処理される文書(文書2)の先頭
頁は必ず文書1の最終頁の裏面に画像形成される。
【0122】1304は文書結合時の両面連続しないキ
ーで、前記文書選択手段で選択された複数の文書を各々
の文書の先頭ページを必ず記録媒体の表面に画像形成す
る両面印刷(第2の両面出力モード)を選択するときに
押下する。例えば、最初に印刷処理される文書(文書
1)が奇数頁の画像データで構成されている場合、文書
1の最終頁は用紙の表面に画像形成され、次に処理され
る文書(文書2)の先頭頁は必ず別の用紙の表面に画像
形成される。
【0123】1305は設定取り消しキーで、両面詳細
設定を取り消してプリント設定画面1200に戻るとき
に押下する。
【0124】1306はOKキーで、両面詳細設定を有
効にしてプリント設定画面1200に戻るときに押下す
る。
【0125】図14は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示されるプリント状況表示画面の一例
を示す模式図である。
【0126】図において、1400はプリント状況表示
画面で、図12のプリント開始キー1211を押下する
ことにより表示される。
【0127】1401はうすくキー、1402はこくキ
ーで、プリント濃度を変更するときに押下する。140
3はプリント状況表示領域で、現在プリント中の文書結
合時のページ数およびプリント部数および現在のプリン
ト完了枚数等を表示する。
【0128】1404中止キーで、実行中のプリント処
理を中止するときに押下する。1405は閉じるキー
で、プリント状況表示画面1400を閉じるときに押下
する。以下、図15のフローチャートを参照して、本実
施形態に係る画像入出力装置における複数文書の両面出
力方法に関して説明する。
【0129】図15は、本発明の画像入出力装置の第2
の制御処理手順を示すフローチャートであり、複数文書
の両面出力方法の制御手順の一例に対応する。なお、こ
のフローチャートの処理は、図3示したCPU123が
メモリ124又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れたプログラムに基づいて実行するものとする。また、
Sl501〜S1514は各ステップを示す。
【0130】まず、ステップS1501において、操作
部9のボックス機能選択キー805を押下すると図9に
示したボックス一覧表示画面900を表示する。次に、
ステップS1502において、ボックス00の選択キー
901を押下すると、ステップS1503に進み、図1
0に示した文書一覧表示画面1000を表示する。
【0131】次にステップS1504において、図10
に表示される文書の選択を行う。図11に文書選択の結
果を示す。ここでは、文書選択キー1006および10
08を押下することにより、複数文書を同時に選択され
た場合を示している。
【0132】文書一覧表示画面1000上でプリントキ
ー1014を押下すると、ステップS1505へ進み、
図12に示したプリント設定画面1200を表示する。
このプリント設定画面1200およびプリント設定画面
1200上の両面キー1206を押下することにより表
示される図13に示した両面詳細設定画面1300にお
いて各種プリント設定を行い、設定完了後、プリント開
始キー1211を押下し、プリント動作を開始する。
【0133】ステップS1506において、選択された
文書数が複数文書であるか否かを判断し、選択された文
書が1文書のみである場合はステップS1511へ進
む。
【0134】ステップS1511において、指定された
文書をハードディスク6から読み出して順次プリント動
作する。プリント動作については、前述したプリントセ
ッション505を生成し、画像出力ジョブ401を生成
して順次処理することにより行われる。なお、プリント
動作完了後、ステップS1501の処理に戻る。
【0135】一方、ステップS1506で選択された文
書が複数文書である場合は、ステップS1507へ進
み、選択された複数文書に対して文書結合する指定、即
ち図12で示した文書結合指定ボタン1208が押下さ
れているか否かを判断し、複数文書の結合が指定されて
いないと判定された場合は、ステップS1512へ進
む。
【0136】ステップS1512において、指定された
複数の文書を順次指定された順に順次ハードディスク6
から読み出して順次プリント動作する。即ち、文書毎に
順次指定された順にプリントセッション505を生成
し、画像出力ジョブ401を生成してプリント動作を行
う。なお、プリント動作完了後、ステップS1501の
処理に戻る。
【0137】一方、ステップS1507で、選択された
複数文書の結合が指定されている、即ち図12で示した
文書結合指定ボタン1208が押下されていると判定さ
れた場合は、ステップS1508へ進み、ステップS1
508において、両面指定、即ち両面指定キー1206
が押下されているか否かを判断し、両面指定されていな
い場合、即ち片面指定の場合は、ステップS1513へ
進む。
【0138】ステップS1513において、選択された
複数の文書の各々の頁を片面プリントで順次出力する。
即ち、プリントセッション505を生成し、画像出力ジ
ョブ401を生成してプリント動作を行う。この場合
は、選択された複数文書に含まれるページ数の合計を1
つの画像出力ジョブとして処理する。なお、プリント動
作完了後、ステップS1501の処理に戻る。
【0139】一方、ステップS1508で、両面指定、
即ち両面指定キー1206が押下されていると判断され
た場合は、ステップS1509において、両面出力時に
連続するか否かを判断する。即ち、連続キー1303が
押下され第1の両面出力モードが選択されたか、あるい
は連続しないキー1304が押下され第2の両面出力モ
ードが選択されたかを判断し、連続両面が指定されてい
ないと判断された場合は、ステップS1514へ進む。
【0140】ステップS1514において、前述した再
給紙搬送路210を介して第2の両面出力モードで両面
画像形成する。即ち、プリントセッション505を生成
し、画像出力ジョブ401を生成してプリント動作を行
う。この場合は、選択された複数文書に含まれるページ
数の合計を1つの画像出力ジョブとして処理する。この
とき、文書の先頭ページが必ず出力用紙の表面となるよ
うに画像形成する。選択された文書を文書1(含ページ
数5)および文書2(含ページ数7)とすると、文書1
の各ページは、用紙の表/裏に対して各々、ページ1/
ページ2、ページ3/ページ4、ページ5/白紙とな
る。すなわち文書に含まれるページ数が奇数ページの場
合は、最終紙の裏面は白紙で排出される。また、文書2
の各ページは、用紙の表/裏に対して各々、ページ1/
ページ2、ページ3/ページ4、ページ5/ページ6、
ページ7/白紙となるように画像形成する。後述する図
16にその出力例を示す。なお、プリント動作完了後、
ステップS1501の処理に戻る。
【0141】このように、CPU123は、第2の両面
出力モードが選択され、かつ選択された複数の文書にペ
ージ数が奇数である文書が含まれている場合、該ページ
数が奇数である文書の最終ページを形成する記録媒体の
裏面を白紙出力するように制御する。
【0142】一方、ステップS1509で、両面出力時
に連続するか否か、即ち連続キー1303が押下された
あるいは連続しないキー1304が押下され第1の両面
出力モードが選択されたと判断された場合は、ステップ
S1510において、前述した再給紙搬送路210を介
して第1の両面出力モードで両面画像形成する。即ち、
プリントセッション505を生成し、画像出力ジョブ4
01を生成してプリント動作を行う。この場合は、選択
された複数文書に含まれるページ数の合計を1つの画像
出力ジョブとして処理する。このとき、文書1の最終ペ
ージと文書2の先頭ページの間には必ず白紙を入れない
ように、出力用紙の表面裏面が連続するように画像形成
する。選択された文書を文書1(含ページ数5)および
文書2(含ページ数7)とすると、文書1および文書2
の各ページは、用紙の表/裏に対して各々、文書1:ペ
ージ1/文書1:ページ2、文書1:ページ3/文書
1:ページ4、文書1:ページ5/文書2:ページ1、
文書2:ページ2/文書2:ページ3、文書2:ページ
4/文書2:ページ5、文書2:ページ6/文書2:ペ
ージ7となるように画像形成する。後述する図17にそ
の出力例を示す。
【0143】なお、CPU123は、選択された複数の
文書を記録媒体の両面に画像形成する際に最終画像形成
が記録媒体の片面で終了する場合、該記録媒体の裏面を
白紙排出するように制御する。
【0144】また、CPU123は、選択された文書を
選択された順序で画像形成するように制御する。
【0145】図16は、両面出力時に連続しない(図1
3に示した両面詳細設定画面1300において連続しな
いキー1304が押下され第2の両面出力モードが選択
された)場合の両面印刷結果を示す模式図であり、選択
された文書を文書1(含ページ数5)および文書2(含
ページ数7)とする。
【0146】両面出力時に連続しない場合、図に示すよ
うに、文書1の各ページは、用紙の表/裏に対して各
々、ページ1/ページ2、ページ3/ページ4、ページ
5/白紙、となる。すなわち文書に含まれるページ数が
奇数ページの場合は、最終紙の裏面は白紙で排出され
る。また、文書2の各ページは、用紙の表/裏に対して
各々、ページ1/ページ2、ページ3/ページ4、ペー
ジ5/ページ6、ページ7/白紙、となるように画像形
成される。
【0147】図17は、両面出力時に連続する(図13
に示した両面詳細設定画面1300において連続キー1
303が押下され第1の両面出力モードが選択された)
場合の両面印刷結果を示す模式図であり、選択された文
書を文書1(含ページ数5)および文書2(含ページ数
7)とする。
【0148】両面出力時に連続する場合、図に示すよう
に、文書1および文書2の各ページは、用紙の表/裏に
対して各々、文書1:ページ1/文書1:ページ2、文
書1:ページ3/文書1:ページ4、文書1:ページ5
/文書2:ページ1、文書2:ページ2/文書2:ペー
ジ3、文書2:ページ4/文書2:ページ5、文書2:
ページ6/文書2:ページ7、となるように画像形成す
る。
【0149】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像入出力装置内に蓄積された複数の文書を両面出
力する際に、文書間にまたがる用紙の表面および裏面に
対して連続して画像形成することができる。
【0150】また、両面出力する際に、文書同士を分離
して文書の先頭ページが必ず用紙の表面となるように画
像形成するように切り替えることも可能である。
【0151】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
蓄積された複数の文書を両面印刷する際に、複数の文書
を各々の文書のページを文書間においても記録媒体の両
面で連続するように画像形成可能な構成について説明し
たが、本実施形態では、複数の文書を縮小レイアウト印
刷する際に、複数の文書の各々の原稿画像を記録媒体上
に文書間においても連続してレイアウトするように画像
形成する構成について説明する。以下、その実施形態に
ついて説明する。
【0152】以下、原稿画像を縮小する場合について説
明する。
【0153】リーダ部1は、CCD109による画像信
号を読み込む速度は一定としている。そこで原稿を照射
するスキャナユニット104の移動速度を上げることに
よって、単位時間にCCD109に入力される画像情報
を増やすことができるので、原稿搬送方向(副走査方
向)に画像信号を縮小することができる。なお、この制
御は、CPU123からの指示によりリーダ部1内の不
図示のコントローラが制御するものとする。
【0154】これと垂直な方向(主走査方向)に関して
は図3に示したコア部10のデータ処理部121を介し
た画像信号の出し入れでCPU123が制御する。
【0155】以下、図18を参照して、主走査方向に関
して画像を「x/(x+y)」%に縮小する場合につい
て説明する。
【0156】図18は、本発明の画像入出力装置の主走
査方向に関する画像の縮小入力を説明する図であり、特
に主走査方向に関して「x/(x+y)」倍に縮小する
場合に対応する。
【0157】等倍の場合には、実際の出力位置と実際の
読み込み位置が(O2とR2を結ぶ図中点線で示すよう
に)対応しているので問題無いが、縮小するときには、
縮小率に応じた仮想の読み込み位置で画像信号(I1,
I2,I3,I4)が入力されたものと考える。
【0158】そして、この仮想の読み込み位置の画像デ
ータ(I1,I2,I3,I4)を実際の出力位置の画
像データ(O1,O2,O3,O4)として出力すれば
画像は「x/(x+y)」倍に縮小されるので、実際の
読み込み位置で入力された画像信号の濃度値(R2,R
3)から仮想読み込み位置の画像濃度(I2=O2)を
次の式に基づいて補間・予測する。
【0159】なお、次の第(1)式におけるx,yは縮
小率によって決定される値である。 O2={ (R3)×y+(R2 )×(x−y)} /x …… (1) よって、nを自然数とすると、実際の読み込み位置で入
力された画像信号の濃度値(Rn)から仮想読み込み位
置の画像濃度(In=実際の出力位置の画像濃度On)
を補間・予測する式は以下の第(2)式のようになる。 On={ (Rn+1)×y+(Rn)×(x−y)} /x …… (2) 以下、図19〜図24を参照して、図8に示した操作部
9のタッチパネル816に表示される操作画面について
説明する。
【0160】図19は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される原稿読み込み条件設定画面の
一例を示す模式図である。
【0161】図において、2200は原稿読み込み条件
設定画面で、図10に示した文書一覧表示画面1000
で文書を選択した後に原稿読み込みキー1015を押下
することにより表示される。
【0162】2201は等倍設定キーで、原稿読み込み
倍率を等倍に設定するときに押下する。2202は倍率
設定キーで、原稿読み込み倍率を設定するときに押下す
る。2203は読み取り原稿サイズ選択キーで、読み込
み原稿のサイズを設定するときに押下する。
【0163】2204は濃度設定キーで、原稿読み込み
濃度を設定するときに押下する。2205は両面原稿設
定キーで、両面原稿読み込みを設定するときに押下す
る。2206は応用モード設定キーで、応用モードを設
定するときに押下する。なお、この応用モード設定キー
2206を押下すると、後述の図20に示す応用モード
設定画面2300が表示される。
【0164】2207は読み取り画質設定キーで、原稿
読み取り画質を設定するときに押下する。2208は設
定キャンセルキーで、原稿読み込み条件設定画面220
0での各種原稿読み込み設定をキャンセルして図10に
示した文書一覧表示画面1000に戻るときに押下す
る。2209は初期設定キーで、原稿読み込み条件設定
画面2200での各種原稿読み込み設定を初期設定に戻
すときに押下する。
【0165】図20は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される応用モード設定画面の一例を
示す模式図である。
【0166】図において、2300は応用モード設定画
面で、図19に示した原稿読み込み条件設定画面220
0で応用モードキー2206を押下することにより表示
される。
【0167】2301はページ連写設定キーで、ページ
連写モードを設定するときに押下する。2302は製本
読み込みキーで、製本読み込みモードを設定するときに
押下する。2303は原稿混載設定キーで、原稿混載モ
ードを設定するときに押下する。
【0168】2304は連続読み込みキーで、連続読み
込みモードを設定するときに押下する。2305はネガ
ポジ反転設定キーで、ネガポジ反転モードを設定すると
きに押下する。2306はシャープネス設定キーで、シ
ャープネスモードを設定するときに押下する。
【0169】2307は枠消し設定キーで、枠消しモー
ドを設定するときに押下する。2308は縮小レイアウ
ト設定キーで、縮小レイアウトモードを設定するときに
押下する。なお、この縮小レイアウト設定キー2308
を押下すると、後述する図21に示す原稿サイズ設定画
面2400が表示される。
【0170】2309は閉じるキーで、応用モード設定
画面2300を閉じて、図19に示した原稿読み込み条
件設定画面2200に戻るときに押下する。
【0171】図21は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される原稿サイズ設定画面の一例を
示す模式図である。
【0172】図において、2400は原稿サイズ設定画
面で、図20に示した縮小レイアウト設定キー2308
を押下することにより表示される。
【0173】2401はA系およびB系の原稿サイズ設
定画面で、A系およびB系のサイズを原稿サイズに設定
するときの設定画面である。2402はインチ系の原稿
サイズ設定画面で、インチ系のサイズを原稿サイズに設
定するときの設定画面である。
【0174】2403は原稿サイズ選択キーで、A系お
よびB系のサイズを原稿サイズに設定するときに押下す
る。2404は両面原稿設定キーで、両面原稿を設定す
るときに押下する。2405はインチ系サイズ/AB系
サイズの切り替えキーで、インチ系サイズ/AB系サイ
ズの原稿サイズ設定を切り替える、即ちA系およびB系
の原稿サイズ設定画面2401とインチ系の原稿サイズ
設定画面2402を切り替えるときに押下する。
【0175】2406は設定取り消しキーで、原稿サイ
ズ設定画面2400での設定を取消すときに押下する。
2407は前画面ヘ戻るキーで、1つ前に表示された画
面(応用モード設定画面2300)に戻るときに押下す
る。2408は次画面への移動キーで、次画面(図22
に示すレイアウト種類選択画面)に進むときに押下す
る。この次画面への移動キー2408を押下すると、図
22に示すレイアウト種類選択画面2500が表示され
る。
【0176】図22は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示されるレイアウト種類選択画面の一
例を示す模式図である。
【0177】図において、2500はレイアウト種類選
択画面で、図21に示した次画面への移動キー2408
を押下することにより表示される。
【0178】2501は2in1選択キーで、2in1
レイアウトモードを設定するときに押下する。2502
は4in1選択キーで、4in1レイアウトモードを設
定するときに押下する。2503は8in1選択キー
で、8in1レイアウトモードを設定するときに押下す
る。なお、2501〜2503により選択された縮小レ
イアウトイメージが2508に表示される。2504は
詳細設定キーで、レイアウト種類の詳細を設定するとき
に押下する。
【0179】2505は設定取り消しキーで、レイアウ
ト種類選択画面2500での設定を取消すときに押下す
る。2506は前画面ヘ戻るキーで、1つ前に表示され
た画面(原稿サイズ設定画面2400)に戻るときに押
下する。2507は次画面への移動キーで、次画面(図
23に示す記録サイズ選択画面)に進むときに押下す
る。すなわちこの次画面への移動キー2507を押下す
ると、図23に示す記録サイズ選択画面2600が表示
される。
【0180】図23は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される記録サイズ選択画面の一例を
示す模式図である。
【0181】図において、2600は記録サイズ選択画
面で、図22に示した次画面への移動キー2507を押
下することにより表示される。
【0182】2601はA系およびB系の記録サイズ設
定画面で、A系およびB系のサイズを記録サイズに設定
するときの設定画面である。2602はインチ系の記録
サイズ設定画面で、インチ系のサイズを記録サイズに設
定するときの設定画面である。
【0183】2603は記録サイズ選択キーで、A系お
よびB系のサイズを記録サイズに設定するときに押下す
る。2605はインチ系サイズ/AB系サイズの切り替
えキーで、インチ系サイズ/AB系サイズの記録サイズ
設定を切り替える、即ちA系およびB系の記録サイズ設
定画面2601とインチ系の記録サイズ設定画面260
2を切り替えるときに押下する。
【0184】2606は設定取り消しキーで、記録サイ
ズ設定画面2600での設定を取消すときに押下する。
2607は前画面ヘ戻るキーで、1つ前に表示された画
面(レイアウト種類選択画面2500)に戻るときに押
下する。2608はOKキーで、OKキー2608を押
下することにより、読み込み条件設定を確定し、元の設
定画面(ここでは図19に示した原稿読み込み条件設定
画面2200)に戻る。この原稿読み込み条件設定画面
2200でスタートキー806が押下されると原稿の読
み込みを開始する。
【0185】図24は、図8に示した操作部9のタッチ
パネル816に表示される第2実施形態のプリント設定
画面の一例を示す模式図であり、図12と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0186】図において、2700はプリント設定画面
で、第1実施形態で図10に示した文書一覧表示画面1
000において文書を選択した後にプリントキー101
4を押下することにより表示される。
【0187】2707は縮小レイアウトキーで、縮小レ
イアウトモードを設定するときに押下する。なお、この
縮小レイアウト設定キー2707を押下すると、図22
に示したレイアウト種類選択画面2500が表示され
る。なお、図22,図23により縮小レイアウトモード
が設定されると、またプリント設定画面2700に戻
る。
【0188】以下、図25のフローチャートを参照し
て、本実施形態に係る画像入出力装置におけるボックス
機能処理手順について説明する。
【0189】図25は、本発明の画像入出力装置の第3
の制御処理手順を示すフローチャートであり、ボックス
機能処理手順の一例に対応する。なお、このフローチャ
ートの処理は、図3示したCPU123がメモリ124
又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラ
ムに基づいて実行するものとする。また、S3001〜
S3015は各ステップを示す。
【0190】まず、ステップS3001において、初期
設定が行われ、ステップS3002において、操作部9
のボックス機能選択キー805を押下するとボックス一
覧表示画面900を表示する。次に、ステップS300
3において、ボックス00の選択キー901を押下する
と、ステップS3004に進み、図10に示した文書一
覧表示画面1000を表示する。
【0191】次にステップS3005において、図10
に表示される文書の選択を行う。図11に文書選択の結
果を示す。ここでは、文書選択キー1006および10
08を押下することにより、複数文書が同時に選択され
た場合を示している。
【0192】次に、選択された文書に対して所望の操作
を行い、ステップS3006で、詳細情報キー1011
が押下されたか否かを判断し、詳細情報キー1011が
押下されたと判断された場合は、ステップS3011に
おいて、選択された文書の詳細情報を表示し、ステップ
S3007に進み、一方、詳細情報キー1011が押下
されていない場合は、そのままステップS3007に進
む。
【0193】次に、ステップS3007において、文書
消去キー1012が押下されたか否かを判断し、文書消
去キー1012が押下されたと判断された場合は、ステ
ップS3012において、選択された文書の消去処理を
行い、ステップS3001の処理に戻る。
【0194】一方、ステップS3007で文書消去キー
1012が押下されていないと判断された場合は、ステ
ップS3008において、文書移動キー1013が押下
されたか否かを判断し、文書移動キー1013が押下さ
れたと判断された場合は、ステップS3013におい
て、選択された文書の移動処理を行い、ステップS30
01の処理に戻る。
【0195】一方、ステップS3008で文書移動キー
1013が押下されていないと判断された場合は、ステ
ップS3009において、プリントキー1014が押下
されたか否かを判断し、プリントキー1014が押下さ
れたと判断された場合は、ステップS3014におい
て、後述する図27に示すプリント処理を行い、ステッ
プS3001の処理に戻る。
【0196】一方、ステップS3009でプリントキー
1014が押下されていないと判断された場合は、ステ
ップS3010において、原稿読み込みキー1015が
押下されたか否かを判断し、原稿読み込みキー1015
が押下されたと判断された場合は、ステップS3015
において、後述する図26に示す原稿読み込み処理を行
い、ステップS3001の処理に戻る。
【0197】一方、ステップS3010で原稿読み込み
キー1015が押下されていないと判断された場合は、
ステップS3003の処理に戻る。
【0198】なお、原稿読み込みキー1015が押下さ
れた場合は、ステップS3005で選択された選択情報
は無視するものとする。
【0199】以下、図26のフローチャートを参照し
て、本発明の画像入出力装置の縮小レイアウト読み込み
動作について説明する。
【0200】図26は、本発明の画像入出力装置の第4
の制御処理手順を示すフローチャートであり、図25の
ステップS3015に示した原稿読み込み制御処理手順
の一例に対応する。なお、このフローチャートの処理
は、図3に示したCPU123がメモリ124又は図示
しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づ
いて実行するものとする。また、S3101〜S310
8は各ステップを示す。まず、ステップS3101にお
いて、図19に示した原稿読み込み条件設定画面220
0を表示し、該画面において原稿読み込みの条件を設定
する。
【0201】次に、ステップS3102において、図8
に示したスタートキー806が押下されるのを待機し、
スタートキー806が押下されると、ステップS310
3において、設定された読み込み条件が縮小レイアウト
であるか否かを判定し、読み込み条件が縮小レイアウト
でないと判定された場合(縮小レイアウト以外のモード
の場合)は、ステップS3108において、通常モード
での原稿読み込み処理を行い、処理を戻す(リターンす
る)。
【0202】一方、ステップS3103で、設定された
読み込み条件が縮小レイアウトであると判定された場合
は、ステップS3104において、ステップS3101
で設定された原稿サイズ、レイアウト種類、および記録
サイズから、主走査方向および副走査方向の読み込み倍
率を算出する。なお、複数のサイズの原稿を入力する場
合には、変倍後の原稿画像サイズが同一となるように倍
率を算出する。
【0203】次に、ステップS3105において、リー
ダ部1においてステップS3104で算出された読み込
み倍率に基づいて読み込み動作を行い(図18)、ステ
ップS3106において、読み込まれた原稿画像データ
をハードディスク6に記録する。
【0204】次に、ステップS3107において、原稿
を全て読み込んだか否か、即ちステップS3105で読
み込んだ原稿が最終原稿であるか否かを判定し、最終原
稿でないと判定された場合は、ステップS3105の処
理に戻る。
【0205】一方、ステップS3107において、ステ
ップS3105で読み込んだ原稿が最終原稿である、即
ち全ての原稿の読み込みおよび記録動作が完了したと判
定された場合は、処理を戻す(リターンする)。
【0206】以下、図27,図28のフローチャートを
参照して、本発明の画像入出力装置の縮小レイアウト連
続プリント動作について説明する。
【0207】図27は、本発明の画像入出力装置の第5
の制御処理手順を示すフローチャートであり、図25の
ステップS3014に示したプリント処理制御手順の一
例に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図
3示したCPU123がメモリ124又は図示しないそ
の他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行
するものとする。また、S3201〜S3210は各ス
テップを示す。
【0208】まず、ステップS3201において、図2
4に示したプリント条件設定画面2700を表示し、該
画面においてプリントの条件を設定する。
【0209】ステップS3202において、プリント開
始キー1211が押下されるまで待機し、プリント開始
キー1211が押下されると、ステップS3203にお
いて、縮小レイアウト設定がされているか否かを判定
し、縮小レイアウト設定がされていないと判定された場
合(縮小レイアウト以外のモードの場合)は、ステップ
S3210において、通常モードでのプリント処理を行
い、処理を戻す(リターンする)。
【0210】一方、ステップS3203で、縮小レイア
ウト設定がされていると判定された場合は、ステップS
3204において、文書結合設定がされているか否か、
即ち図24に示した文書結合指定ボタン1208により
第1の縮小画像配置モードが選択されているか否かを判
断し、文書結合設定がされている(第1の縮小画像配置
モードが選択されている)と判定された場合は、ステッ
プS3205へ進む。
【0211】ステップS3205において、選択された
複数文書の全文書に対して総ページ数の算出を行い、ス
テップS3206において、後述する図28に示す画像
形成ルーチンを呼び出し、画像形成を行い(第1、第2
の縮小画像配置モードで画像形成し)、完了後、処理を
戻す(リターンする)。
【0212】一方、ステップS3204で、文書結合設
定がされていない(第1の縮小画像配置モードが選択さ
れていない、即ち第2の縮小画像配置モードが選択され
ている)と判定された場合は、ステップS3207にお
いて、選択された複数文書の各々の文書に対して文書毎
の総ページ数の算出を行い、ステップS3208におい
て、後述する図28に示す画像形成ルーチンを呼び出
し、画像形成を行う。即ち、第2の縮小画像配置モード
で画像形成する。
【0213】次に、ステップS3209において、選択
された全文書の処理を完了したか否かを判定し、既に完
了していると判定された場合は、処理を戻す(リターン
する)。
【0214】一方、ステップS3209で選択された全
文書の処理をまだ完了していないと判定された場合は、
ステップS3208の処理に戻り、再度画像形成ルーチ
ンを呼び出す。
【0215】以下、図28のフローチャートを参照し
て、本発明の画像入出力装置の縮小レイアウト時の画像
形成処理動作について説明する。
【0216】図28は、本発明の画像入出力装置の第6
の制御処理手順を示すフローチャートであり、図27の
ステップS3205,3208に示した縮小レイアウト
時の画像形成ルーチン処理制御手順の一例に対応する。
なお、このフローチャートの処理は、図3示したCPU
123がメモリ124又は図示しないその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行するものとす
る。また、S3301〜S3307は各ステップを示
す。
【0217】まず、ステップS3301において、ハー
ドディスク6から順次原稿画像データを読み出す。ステ
ップS3302において、読み出した画像データをレイ
アウト種類およびレイアウトサイズ(記録媒体サイズ)
に応じてコア部10のデータ処理部121において変
倍、回転処理等を行い、データ処理部121内のページ
メモリ上で順次レイアウトする。この時、CPU123
は、画像データサイズ(記憶された原稿画像のサイ
ズ),出力される用紙(記録媒体)のサイズ等に応じて
データ処理部121による変倍率を制御する。
【0218】次に、ステップS3303において、所定
のレイアウト種類に対してレイアウトが完了したか否か
を判定し、レイアウトが完了したと判定された場合は、
ステップS3304において、メモリ上にレイアウトさ
れた画像データに基づいてプリンタ部2において画像形
成を行う。
【0219】次に、ステップS3305において、処理
するべき文書の全ページが完了したか否かを判定し、完
了したと判定された場合は、処理を戻し(リターン
し)、一方、完了していない場合はステップS3301
の処理に戻る。
【0220】一方、ステップS3303で、所定のレイ
アウト種類に対してまだレイアウトが完了していないと
判定された場合は、ステップS3306において、処理
するべき文書の全ページが完了したか否かを判定する。
これは、処理するべきページ数が縮小レイアウト種類
(Nin1;Nは2以上の自然数)のNで割り切れない
場合があるためである。
【0221】ステップS3306で、処理するべき文書
の全ページが完了したと判定された場合は、ステップS
3307において、メモリ上にレイアウトされた画像デ
ータに基づいてプリンタ部2において画像形成を行い、
処理を戻す(リターンする)。
【0222】一方、ステップ3306で処理するべき文
書の全ページが完了していないと判定された場合は、ス
テップ3301の処理に戻る。
【0223】図29は、縮小レイアウト出力時に文書結
合しない(第2の縮小画像配置モードが選択された)場
合の出力例を示す模式図であり、選択された文書を各々
文書1(含ページ数5)および文書2(含ページ数7)
とし、図22に示した4in1選択キー2502が選択
された場合に対応する。
【0224】縮小レイアウト出力時に文書結合しない場
合、図に示すように、文書1および文書2の各ページ
は、用紙1、用紙2、用紙3、用紙4の各4分割領域に
対して各々、(文書1:ページ1/文書1:ページ2/
文書1:ページ3/文書1:ページ4)、(文書1:ペ
ージ5/白紙領域/白紙領域/白紙領域)、文書2:ペ
ージ1/文書2:ページ2/文書2:ページ3/文書
2:ページ4)、(文書2:ページ5/文書2:ページ
6/文書2:ページ7/白紙領域)、となるように画像
形成する。
【0225】図30は、縮小レイアウト出力時に文書結
合する(図24に示した文書結合指定ボタン1208に
より第1の縮小画像配置モードが選択された)場合の出
力例を示す模式図であり、選択された文書を各々文書1
(含ページ数5)および文書2(含ページ数7)とし、
図22に示した4in1選択キー2502が選択された
場合に対応する。
【0226】縮小レイアウト出力時に文書結合する場
合、図に示すように、文書1および文書2の各ページ
は、用紙1、用紙2、用紙3の各4分割領域に対して各
々、(文書1:ページ1/文書1:ページ2/文書1:
ページ3/文書1:ページ4)、(文書1:ページ5/
文書2:ページ1/文書2:ページ2/文書2:ページ
3)、(文書2:ページ4/文書2:ページ5/文書
2:ページ6/文書2:ページ7)、となるように画像
形成する。
【0227】なお、CPU123は、選択された文書を
選択された順序で画像形成するように制御する。
【0228】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像入出力装置内に蓄積された複数の文書を縮小レ
イアウト出力する際に、複数の文書を用紙のレイアウト
領域に対して連続して画像形成することが可能である。
【0229】また、縮小レイアウト出力する際に、文書
同士を分離して文書の先頭ページが必ず用紙の先頭とな
るように画像形成するように切り替えることが可能であ
る。
【0230】さらに、文書毎あるいはページ毎にハード
ディスク内に蓄積される画像データのサイズが異なって
いる場合においても、画像が欠けることなく目的とする
出力を得ることが可能である。
【0231】なお、図1に示したプリンタ部2は、図2
に示したように電子写真方式であっても、インクジェッ
ト方式、熱転写方式、昇華式であってもその他の方式で
もよい。
【0232】以下、図31に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像入出力装置で読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0233】図31は、本発明に係る画像入出力装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0234】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0235】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0236】本実施形態における図7,図15,図2
5,図26,図27,図28に示す機能が外部からイン
ストールされるプログラムによって、ホストコンピュー
タにより遂行されていてもよい。そして、その場合、C
D−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体によ
り、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体か
ら、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場
合でも本発明は適用されるものである。
【0237】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0238】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0239】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0240】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0241】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0242】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0243】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0244】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜3の発明によれば、文書管理手段で管理される文書を
文書選択手段により複数選択し、前記文書選択手段で選
択された複数の文書を各々の文書のページを文書間にお
いても記録媒体の両面で連続するように画像形成する第
1の両面出力モード、又は前記文書選択手段で選択され
た複数の文書を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒体
の表面に画像形成する第2の両面出力モードを両面出力
モード選択手段により選択し、前記両面出力モード選択
手段の選択結果に基づいて、制御手段により、前記第1
の両面出力モードまたは第2の両面出力モードで画像形
成するように前記画像形成手段を制御するので、画像入
出力装置内に蓄積された複数の文書を両面出力する際
に、文書間にまたがる用紙の表面および裏面に対して連
続して画像形成すること、又は文書同士を分離して文書
の先頭ページが必ず用紙の表面となるように画像形成す
ることを容易に切り替えることができる。
【0245】第4〜6の発明によれば、文書管理手段で
管理される文書を文書選択手段により複数選択し、前記
文書選択手段で選択された複数の文書の各々の原稿画像
を記録媒体上に文書間においても連続して配置するよう
に画像形成する第1の縮小画像配置モード又は前記文書
選択手段で選択された複数の文書を各々の文書の先頭原
稿画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように画像形
成する第2の縮小画像配置モードを縮小画像配置モード
選択手段により選択し、前記縮小画像配置モード選択手
段の選択結果に基づいて、制御手段が、前記第1の縮小
画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで画像
形成するように前記画像形成手段を制御するので、画像
入出力装置内に蓄積された複数の文書を縮小レイアウト
出力する際に、複数の文書を用紙のレイアウト領域に対
して連続して画像形成すること、又は、文書同士を分離
して文書の先頭ページが必ず用紙の先頭となるように画
像形成することを容易に切り替えることができる。
【0246】第7の発明によれば、画像記憶手段に記憶
される原稿画像を変倍する第2の変倍手段を設け、前記
制御手段は、記録媒体のサイズに応じて前記第2の変倍
手段の変倍率を制御するので、文書毎あるいはページ毎
にハードディスク内に蓄積される画像データのサイズが
異なっている場合においても、画像が欠けることなく目
的とする出力を得ることができる。
【0247】第8,10の発明によれば、文書管理手段
で管理される各々の文書を複数選択し、該選択された複
数の文書を各々の文書のページを文書間においても記録
媒体の両面で連続するように画像形成する第1の両面出
力モード、又は該選択された複数の文書を各々の文書の
先頭ページを必ず記録媒体の表面に画像形成する第2の
両面出力モードを選択し、該両面出力モード選択結果に
基づいて、前記第1の両面出力モードまたは第2の両面
出力モードで画像形成するので、画像入出力装置内に蓄
積された複数の文書を両面出力する際に、文書間にまた
がる用紙の表面および裏面に対して連続して画像形成す
ること、又は文書同士を分離して文書の先頭ページが必
ず用紙の表面となるように画像形成することを容易に切
り替えることができる。
【0248】第9,11の発明によれば、 前記文書管
理手段で管理される文書を複数選択し、該選択された複
数の文書の各々の原稿画像を記録媒体上に文書間におい
ても連続して配置するように画像形成する第1の縮小画
像配置モード又は該選択された複数の文書を各々の文書
の先頭原稿画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるよう
に画像形成する第2の縮小画像配置モードを選択し、該
縮小画像配置モード選択結果に基づいて、前記第1の縮
小画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで画
像形成するので、画像入出力装置内に蓄積された複数の
文書を縮小レイアウト出力する際に、複数の文書を用紙
のレイアウト領域に対して連続して画像形成すること、
又は、文書同士を分離して文書の先頭ページが必ず用紙
の先頭となるように画像形成することを容易に切り替え
ることができる。
【0249】従って、画像入出力装置内に蓄積された複
数の文書を文書間にまたがる用紙の表面および裏面に対
して連続して画像形成することや、用紙の縮小レイアウ
ト領域に対して連続した配置で画像形成することを画像
出力指定時の簡単な操作により容易に行うことができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像入出力装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
説明する断面図である。
【図3】図1に示したコア部の構成を説明するブロック
図である。
【図4】本実施形態に係る画像入出力装置におけるジョ
ブ制御の単位を論理的に示した図である。
【図5】図4に示した複数のジョブ(画像入力ジョブ,
画像出力ジョブ)を組み合わせた単位の一例を示した図
である。
【図6】図5に示した各種セッションを管理するセッシ
ョン管理テーブルを示す模式図である。
【図7】本発明の画像入出力装置の第1の制御処理手順
を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示した操作部の構成を説明する平面図で
ある。
【図9】図8に示した操作部のタッチパネルに表示され
るボックス一覧表示画面の一例を示す模式図である。
【図10】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる文書一覧表示画面の一例を示す模式図である。
【図11】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる文書一覧表示画面の一例を示す模式図である。
【図12】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れるプリント設定画面の一例を示す模式図である。
【図13】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる両面詳細設定画面の一例を示す模式図である。
【図14】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れるプリント状況表示画面の一例を示す模式図である。
【図15】本発明の画像入出力装置の第2の制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図16】両面出力時に連続しない(図13に示した両
面詳細設定画面において連続しないキーが押下され第2
の両面出力モードが選択された)場合の両面印刷結果を
示す模式図である。
【図17】図17は、両面出力時に連続する(図13に
示した両面詳細設定画面において連続キーが押下され第
1の両面出力モードが選択された)場合の両面印刷結果
を示す模式図である。
【図18】本発明の画像入出力装置の主走査方向に関す
る画像の縮小入力を説明する図である。
【図19】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる原稿読み込み条件設定画面の一例を示す模式図であ
る。
【図20】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる応用モード設定画面の一例を示す模式図である。
【図21】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる原稿サイズ設定画面の一例を示す模式図である。
【図22】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れるレイアウト種類選択画面の一例を示す模式図であ
る。
【図23】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる記録サイズ選択画面の一例を示す模式図である。
【図24】図8に示した操作部のタッチパネルに表示さ
れる第2実施形態のプリント設定画面の一例を示す模式
図である。
【図25】本発明の画像入出力装置の第3の制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図26】本発明の画像入出力装置の第4の制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図27】本発明の画像入出力装置の第5の制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図28】本発明の画像入出力装置の第6の制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図29】縮小レイアウト出力時に文書結合しない(第
2の縮小画像配置モードが選択された)場合の出力例を
示す模式図である。
【図30】縮小レイアウト出力時に文書結合する(第1
の縮小画像配置モードが選択された)場合の出力例を示
す模式図である。
【図31】本発明に係る画像入出力装置で読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ストレージ部 7 コンピュータインタフェース部 8 RIP部 9 操作部 10 コア部 11 コンピュータ機器(PC/WS) 123 CPU 124 メモリ 121 データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 B41J 3/00 S 9A001 Fターム(参考) 2C062 AA24 RA06 2C087 AA03 AA09 AB05 AC08 BA03 BA06 BB03 BB10 BD02 BD06 BD10 BD40 BD53 CA05 CB12 DA01 2H027 FA06 FA11 FA27 FA30 FD01 FD08 ZA07 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 CC05 FF03 LB07 5C073 CC04 CE04 9A001 CZ03 CZ08 HH27 JJ35 KZ16 KZ42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する少なくとも1つの
    入力手段と、前記入力手段により入力された画像データ
    を複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    る複数の画像データを文書として管理する文書管理手段
    と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づいて記
    録媒体の片面又は両面に可視画像を形成可能な画像形成
    手段を有する画像入出力装置において、 前記文書管理手段で管理される文書を複数選択可能な文
    書選択手段と、 前記文書選択手段で選択された複数の文書を各々の文書
    のページを文書間においても記録媒体の両面で連続する
    ように画像形成する第1の両面出力モード、又は前記文
    書選択手段で選択された複数の文書を各々の文書の先頭
    ページを必ず記録媒体の表面に画像形成する第2の両面
    出力モードを選択する両面出力モード選択手段と、 前記両面出力モード選択手段の選択結果に基づいて、前
    記第1の両面出力モードまたは第2の両面出力モードで
    画像形成するように前記画像形成手段を制御する制御手
    段と、を有することを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記文書選択手段によ
    り選択された複数の文書を選択された順番で順次画像形
    成するように制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記両面出力モード選
    択手段により前記第2の両面出力モードが選択されかつ
    前記文書選択手段により選択された複数の文書にページ
    数が奇数である文書が含まれている場合、該ページ数が
    奇数である文書の最終ページを形成する記録媒体の裏面
    を白紙出力し、また前記文書選択手段により選択された
    複数の文書を記録媒体の両面に画像形成する際に最終画
    像形成が記録媒体の片面で終了する場合、該記録媒体の
    裏面を白紙排出するように制御することを特徴とする請
    求項1記載の画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を入力する少なくとも1つの入
    力手段と、前記入力手段により入力された原稿画像を変
    倍可能な第1の変倍手段と、前記入力手段により入力さ
    れた原稿画像および前記第1の変倍手段により変倍され
    た原稿画像を複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段
    に記憶される複数の原稿画像を文書として管理する文書
    管理手段と、前記記憶手段に記憶される所定複数の原稿
    画像を1つの記録媒体上に所定順序で配置して原稿画像
    枚数よりも少ない枚数の記録媒体に画像形成可能な画像
    形成手段を有する画像入出力装置において、 前記文書管理手段で管理される文書を複数選択可能な文
    書選択手段と、 前記文書選択手段で選択された複数の文書の各々の原稿
    画像を記録媒体上に文書間においても連続して配置する
    ように画像形成する第1の縮小画像配置モード又は前記
    文書選択手段で選択された複数の文書を各々の文書の先
    頭原稿画像が必ず記録媒体の先頭に配置されるように画
    像形成する第2の縮小画像配置モードを選択する縮小画
    像配置モード選択手段と、 前記縮小画像配置モード選択手段の選択結果に基づい
    て、前記第1の縮小画像配置モードまたは第2の縮小画
    像配置モードで画像形成するように前記画像形成手段を
    制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像入
    出力装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記文書選択手段によ
    り選択された複数の文書を選択された順番で順次画像形
    成するように制御することを特徴とする請求項4記載の
    画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、変倍後の原稿画像サイ
    ズが同一となるように前記第1の変倍手段の変倍率を制
    御することを特徴とする請求項4または5記載の画像入
    出力装置。
  7. 【請求項7】 画像記憶手段に記憶される原稿画像を変
    倍する第2の変倍手段を設け、 前記制御手段は、記録媒体のサイズに応じて前記第2の
    変倍手段の変倍率を制御することを特徴とする請求項4
    〜6のいずれかに記載の画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 画像データを入力する少なくとも1つの
    入力手段と、前記入力手段により入力された画像データ
    を複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    る複数の画像データを文書として管理する文書管理手段
    と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づいて記
    録媒体の片面又は両面に可視画像を形成可能な画像形成
    手段を有する画像入出力装置の制御方法において、 前記文書管理手段で管理される各々の文書を複数選択す
    る文書選択工程と、 該選択された複数の文書を各々の文書のページを文書間
    においても記録媒体の両面で連続するように画像形成す
    る第1の両面出力モード、又は該選択された複数の文書
    を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒体の表面に画像
    形成する第2の両面出力モードを選択する両面出力モー
    ド選択工程と、 該両面出力モード選択結果に基づいて、前記第1の両面
    出力モードまたは第2の両面出力モードで画像形成する
    画像形成工程と、を有することを特徴とする画像入出力
    装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 原稿画像を入力する少なくとも1つの入
    力手段と、前記入力手段により入力された原稿画像を変
    倍可能な第1の変倍手段と、前記入力手段により入力さ
    れた原稿画像および前記第1の変倍手段により変倍され
    た原稿画像を複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段
    に記憶される複数の原稿画像を文書として管理する文書
    管理手段と、前記記憶手段に記憶される所定複数の原稿
    画像を1つの記録媒体上に所定順序で配置して原稿画像
    枚数よりも少ない枚数の記録媒体に画像形成可能な画像
    形成手段を有する画像入出力装置の制御方法において、 前記文書管理手段で管理される文書を複数選択する選択
    工程と、 該選択された複数の文書の各々の原稿画像を記録媒体上
    に文書間においても連続して配置するように画像形成す
    る第1の縮小画像配置モード又は該選択された複数の文
    書を各々の文書の先頭原稿画像が必ず記録媒体の先頭に
    配置されるように画像形成する第2の縮小画像配置モー
    ドを選択する縮小画像配置モード選択工程と、 該縮小画像配置モード選択結果に基づいて、前記第1の
    縮小画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで
    画像形成する画像形成工程と、を有することを特徴とす
    る画像入出力装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 画像データを入力する少なくとも1つ
    の入力手段と、前記入力手段により入力された画像デー
    タを複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
    れる複数の画像データを文書として管理する文書管理手
    段と、前記記憶手段に記憶される画像データに基づいて
    記録媒体の片面又は両面に可視画像を形成可能な画像形
    成手段を有する画像入出力装置に、 前記文書管理手段で管理される各々の文書を複数選択す
    る文書選択工程と、 該選択された複数の文書を各々の文書のページを文書間
    においても記録媒体の両面で連続するように画像形成す
    る第1の両面出力モード、又は該選択された複数の文書
    を各々の文書の先頭ページを必ず記録媒体の表面に画像
    形成する第2の両面出力モードを選択する両面出力モー
    ド選択工程と、 該両面出力モード選択結果に基づいて、前記第1の両面
    出力モードまたは第2の両面出力モードで画像形成する
    画像形成工程と、を実行させるためのプログラムをコン
    ピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 原稿画像を入力する少なくとも1つの
    入力手段と、前記入力手段により入力された原稿画像を
    変倍可能な第1の変倍手段と、前記入力手段により入力
    された原稿画像および前記第1の変倍手段により変倍さ
    れた原稿画像を複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手
    段に記憶される複数の原稿画像を文書として管理する文
    書管理手段と、前記記憶手段に記憶される所定複数の原
    稿画像を1つの記録媒体上に所定順序で配置して原稿画
    像枚数よりも少ない枚数の記録媒体に画像形成可能な画
    像形成手段を有する画像入出力装置に、 前記文書管理手段で管理される文書を複数選択する選択
    工程と、 該選択された複数の文書の各々の原稿画像を記録媒体上
    に文書間においても連続して配置するように画像形成す
    る第1の縮小画像配置モード又は該選択された複数の文
    書を各々の文書の先頭原稿画像が必ず記録媒体の先頭に
    配置されるように画像形成する第2の縮小画像配置モー
    ドを選択する縮小画像配置モード選択工程と、 該縮小画像配置モード選択結果に基づいて、前記第1の
    縮小画像配置モードまたは第2の縮小画像配置モードで
    画像形成する画像形成工程と、を実行させるためのプロ
    グラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒
    体。
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