JPH09181864A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09181864A
JPH09181864A JP7351606A JP35160695A JPH09181864A JP H09181864 A JPH09181864 A JP H09181864A JP 7351606 A JP7351606 A JP 7351606A JP 35160695 A JP35160695 A JP 35160695A JP H09181864 A JPH09181864 A JP H09181864A
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Application number
JP7351606A
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English (en)
Inventor
Takeshi Endo
剛 遠藤
Moriyuki Koike
守幸 小池
Hiroshi Mori
弘 森
Takahiko Uno
高彦 宇野
Hiroyasu Sumita
浩康 住田
Toshiya Tagawa
敏哉 田川
Hisashi Ishiguro
久 石黒
Koichi Kanetani
浩一 金谷
Hiroomi Motohashi
弘臣 本橋
Michio Doke
教夫 道家
Tomoshi Harada
知史 原田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の両面画像形成が容易に得られる画像形
成装置を得る。 【解決手段】 読み取り動作の開始でCCD54により
得られた画像データは、セレクタ64を経由してメモリ
コントローラ65に送られ画像メモリ66に蓄えられ
る。原稿の全てを読み込んだ時点で、第1面の転写及び
両面給紙ユニットへのスタックを行う。スタックが終了
したら転写紙を給紙し第2面の転写を行う。第1面の転
写では偶数枚の原稿を画像メモリ66から読み出し、転
写紙が排出されたときに先に出る部を1部目とする2部
目から転写を行い、順に両面給紙ユニットにスタックす
る。第2面の転写では両面給紙ユニットの一番上に存在
している1部目の原稿を給紙し、この裏面に原稿(例え
ば原稿5)の転写をし排出する。第2面の転写では、奇
数枚の原稿を2次記憶装置から読み出し、順に転写を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、両面転写機能を有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、特に両面転写機能
を有する画像形成装置は、一般に入力画像データを両面
転写への実行において、転写紙の紙送り機構を用いて実
現している。例えば、片面画像の原稿を両面コピーする
場合、原稿の1枚目と2枚目を転写紙1の両面へ、原稿
の3枚目と4枚目を転写紙2の両面へ、等の手順におい
て行う。
【0003】上記の複写手順と異なる手順を行う場合
は、所定の枚数の転写紙の一方の片面へコピーを行い、
その後に他方の片面へのコピーを実行する。この制御
は、機械的な紙送り手順を制御することにより構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、両面コピーを成すために機械的な構成により
実現している。特に原稿の順番に対する複写の順番が異
なる場合は、画像形成装置の機械的な構成が複雑にな
る。任意の構成の両面複写を得るためには、原稿の読み
取り順序を複写順序に合わせる必要が生じ、このための
管理を操作者が行わなければならない。よって、機構の
構成が複雑になる、操作が面倒である、複雑なレイアウ
トを行い難い、等の問題点を伴う。
【0005】本発明は、任意の両面画像形成が容易に得
られる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、所定の原稿の画像を光電
変換およびデジタル変換し画像信号として読み取る画像
読取手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶した
画像信号を任意の順序で出力する画像信号出力手段とを
有し、所定の原稿の画像の読み取り順序に対し、記憶手
段で記憶した画像信号を任意の順序での出力を行うこと
により、任意の構成の両面転写を可能としたことを特徴
としている。
【0007】さらに、上記の画像形成装置は、転写動作
を制御する制御手段を有し、この制御手段が転写のため
の転写紙の枚数と両面転写に要する枚数とを比較し複写
可能部数を算出して、転写動作を行うとよい。なお、上
記の転写動作は、所定の原稿の全体の画像単位に行われ
るとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図10を参照すると本発明の画像形成装置の一実施形
態が示されている。
【0009】図1〜図4は、本実施形態の画像形成装置
の概略図、操作部の概略図、及びブロック図である。図
1の画像形成装置において、自動原稿送り装置(以降A
DF)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置
かれた原稿束は、操作部30上のプリントキー34が押
下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベル
ト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送
される。読み取りユニット50によってコンタクトガラ
ス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終
了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって
排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に
次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコ
ンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送
ベルト4および排送ローラ5は、搬送モータ26によっ
て駆動される。
【0010】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれ
た画像データは、書き込みユニット57からのレーザに
よって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通
過することによってトナー像が形成される。そして、転
写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によっ
て搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写され
る。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排
紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100
に排出される。
【0011】後処理装置のフィニシャ100は、本体の
排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙
ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導くこと
ができる。切り替え板101を上に切り替えると、搬送
ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙
することができる。また、切り替え板101を下方向に
切り替えると、搬送ローラ105、107を経由して、
ステープル台108に搬送することができる。
【0012】ステープル台108に積載された転写紙
は、一枚排紙されることに紙揃え用のジョガー109に
よって、紙面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステ
ープラ106によって綴じられる。ステープラ106で
綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排
紙トレイ110に収納される。
【0013】一方、通常の排紙トレイ104は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ104は、原稿毎に、あるいは画像メモリによってソ
ーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的
に排出されてくるコピー紙を仕分けする。
【0014】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユ
ニット111にストックする。
【0015】その後、両面給紙ユニット111にストッ
クされた転写紙は、再び感光体15に作像されたトナー
画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再
給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセ
ットし、排紙トレイ104に導く。両面給紙ユニット1
11は、このように転写紙の両面に画像を作成する場合
に使用される。
【0016】感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメイン
モータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は
メインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24
によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメイン
モータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動
される。
【0017】図2は、操作部30を示した図である。操
作部30には、液晶ディスプレイ31、テンキー32、
クリア/ストップキー33、プリントキー34、モード
クリアキー35があり、液晶ディスプレイ31には、機
能キー37、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッ
セージなどが表示される。
【0018】図3は操作部30の液晶ディスプレイ31
の表示の一例を示した図である。オペレータが液晶ディ
スプレイ31に表示されたキーにタッチすることで、選
択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の
詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれ
は変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の
設定画面が表示される。このように、液晶ディスプレイ
は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な
表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0019】図4はメインコントローラ20を中心に、
制御装置を図示したものである。メインコントローラ2
0は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ
20には、オペレータに対する表示、オペレータからの
機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、
原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリから
作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)4
9、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置
が接続されている。
【0020】各分散制御装置とメインコントローラ20
は必要に応じて機械の状態、動作指令のやりとりを行っ
ている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種
クラッチ21〜24と接続されている。図1を用いて、
本実施形態における画像読み取り手段、および画像を記
録面上に潜像形成するまでの動作を説明する。なお、潜
像とは感光体面上に画像を光情報に変換して照射するこ
とにより生じる電位分布である。
【0021】読み取りユニット50は、原稿を載置する
コンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光
学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ
53、CCDイメージセンサ54等々で構成されてい
る。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第
1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミ
ラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されてい
る。原稿像を読み取るときには、光路長が変らないよう
に、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対
速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示し
ないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、
CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信
号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイメ
ージセンサ54を図2において左右方向に移動させるこ
とにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍
率に対応じてレンズ53及びCCDイメージセンサ54
の左右方向に位置が設定される。
【0022】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レー
ザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回
転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出
力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転す
るポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、
ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像する。
【0023】偏光されたレーザ光は感光体が回転する方
向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述
する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号
のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録密
度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによっ
て、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0024】上述のように、書き込みユニット57から
出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射
される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビ
ームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビ
ームセンサが配置されている。この主走査同期信号をも
とに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、およ
び後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生
成を行う。
【0025】本実施形態における画像処理部(IPU)
49の構成について、図5を用いて説明する。露光ラン
プ51から照射された光は原稿面を照射し、原稿面から
の反射光を、CCDイメージセンサ54にて結像レンズ
(図示せず)により結像、受光して光電変換し、A/D
コンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル
信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62
がなされた後に画像処理部63にてMTF捕正、γ捕正
等がなされる。セレクタ64では、画像信号の送り先
の、変倍部71または画像メモリコントローラ65への
切り替えが行われる。変倍部71を経由した画像信号
は、変倍率に合せて拡大縮小され書き込みユニット57
に送られる。画像メモリントローラ65とセレクタ64
間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。図5には特に明示していないが、画像処理部(IP
U)には、読み取り部50から入力される画像データ以
外にも外部から供給される画像データも処理できるよ
う、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有してい
る。例えば、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装
置から出力されるデータである。
【0026】画像メモリコントローラ65等への設定
や、読み取り部50、書き込み部57の制御を行うCP
U68、及びそのプログラムやデータを格納するROM
69、RAM70を備えている。更にCPU68は、メ
モリコントローラ65を介して、画像メモ66のデータ
の書き込み、読み出しが行える。
【0027】ここで、図6を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号について説明する。フレーム
ゲート信号/FGTEは、1ページの画像データの副走
査方向の有効期間を表している。また、主走査同期信号
/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、
この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号
が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であること
を示す信号が、ラインゲート信号/LGATEである。
これらの信号は、画素同期信号(VCLK)のクロック
に同期しており、VCLKの1周期に対し1画素のデー
タが送られてくる。画像処理部(IPU)49は、画像
入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、/L
SYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有して
おり、読み取った画像の直接出力を行う場合などの位相
調整等を行うことにより、様々な画像入出力の組み合わ
せが実現可能になる。
【0028】図7を用いて、図5におけるメモリコント
ローラ65と、画像メモリ66の詳細を説明する。メモ
リコントローラ65は、入力データセレクタ201、画
像合成202、1次圧縮/伸張203、出力データセレ
クタ204、2次圧縮/伸張205のブロックを有して
いる。各ブロックへの制御データの設定はCPU68に
より行われる。図5におけるアドレスおよびデータは画
像データに関する信号を示しており、CPU68の制御
・駆動に関するデータおよびアドレスは図示していな
い。
【0029】画像メモリ66は、1次および2次記憶装
置(206、207)からなる。1次記憶装置206
は、入力画像データの転送速度に略同期してメモリへの
データ書き込み、または画像出力時のメモリからのデー
タ読み出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の
高速アクセス可能なメモリを使用する。また、1次記憶
装置206は、処理を行う画像データの大きさにより複
数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行
可能な構成(メモリコントローラ65とのインターフェ
ース部)をとっている。
【0030】2次記憶装置207は、入力された画像の
合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリである。1次および2次記憶装置とも、
高速アクセス可能な素子を使用すれば、1次、2次の区
別なくデータの処理が行え、制御も比較的簡単になる。
しかし、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置
207にはアクセス速度はそれど速くないが、安価で、
大容量の記録媒体を使用し、入出力データの処理は一次
記憶装置206を介して行う構成になっている。上述の
ような画像メモリの構成を採用することにより、大量の
画像データの入出力、保存、加工等の処理が可能な画像
形成装置を安価、かつ比軟的簡単な構成で実現すること
が可能になる。
【0031】次に、メモリコントローラ65の動作の概
略を説明する。 <1>画像入力(画像メモリへの保存) 入力データセレクタ201は複数のデータの内から、画
像メモリ(1次記憶装置206)への書き込みを行う画
像データの選択を行う。入力データセレクタ201によ
って選択された画像データは、画像合成202へ供給さ
れ、既に画像メモリに保存されているデータとの合成を
行う。画像合成202によって処理された画像データ
は、1次圧縮/伸張203によりデータを圧縮し、圧縮
後のデータを1次記憶装置206に書き込む。1次記憶
装置206に書き込まれたデータは、必要に応じて2次
圧縮/伸張205で更に圧縮を行った後に2次記憶装置
207に保存される。
【0032】<2>画像出力(画像メモリからの読み出
し) 画像出力時は、1次記憶装置206に記憶されている画
像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次
記憶装置206に格納されている場合には、1次圧縮/
伸張203で1次記憶装置206の画像データの伸張を
行い、伸張後のデータ、もしくは伸張後のデータと入力
データとの画像合成を行った後のデータを、出力データ
セレクタ204で選択し出力する。
【0033】画像合成202は、1次記憶装置206の
データと入力データとを合成(画像データの位相調整機
能を有する)し、合成後のデータの出力先の選択(画像
出力、1次記憶装置206へのライトバック、両方の出
力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
【0034】出力対象となる画像が1次記憶装置206
に格納されていない場合には、2次記憶装置207に格
納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸張20
5で伸張を行い、伸張後のデータを1次記憶装置206
に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0035】動作例1では、プリントキー34を押下す
ることにより、スキャナの読み取り動作が開始され、C
CD54により得られた画像データはセレクタ64を経
由して、メモリコントローラ65に送られる。メモリコ
ントローラ65で画像データは1次圧縮、1次記憶装
置、2次圧縮を経由し、2次記億装置に蓄えられる。原
稿の全てを読み込んだ時点で、第1面の転写及び両面給
紙ユニットへのスタックを行う。両面給紙ユニットへの
スタックが終了したら、両面給紙ユニットから転写紙を
給紙し、第2面の転写を行う。
【0036】転写紙の状態を図8に示す。この図を例に
して転写順序の説明をする。第1面の転写では偶数枚の
原稿(例では原稿2、4、6)を2次記憶装置から読み
出し、2部目(転写紙が排出されたときに先に出る部を
1部目とする)から転写を行い、順に両面給紙ユニット
にスタックする。第1面の転写における原稿の順番とし
ては、原稿2、4、6、2、4、6、…、と読み出して
いく。第2面の転写では両面給紙ユニットの一番上に存
在している1部目の原稿6を給紙し、この裏面に原稿5
の転写をし排出する。第2面の転写では、奇数枚の原稿
(例では原稿5、3、1)を2次記憶装置から読み出
し、順に転写を行う。
【0037】また、他の動作例2では、プリントキー3
4を押下することにより、スキャナの読み取り動作が開
始され、CCD54により得られた画像データはセレク
タ64を経由して、メモリコントローラ65に送られ
る。メモリコントローラで画像データは1次圧縮、1次
記憶装置、2次圧縮を経由し、2次記億装置に蓄えられ
る。原稿の全てを読み込んた時点で、原稿枚数から転写
紙枚数を算出し(両面では原稿枚数と転写紙枚数は同
じ、片面両面及び見開き両面では原稿枚数の半分)、両
面給紙ユニットの最大積載枚数と比較する。図9に示す
ように、両面給紙ユニットの最大積載枚数(例では50
枚)の内輪で、転写紙枚数(12枚)の最大公倍数から
1回目にコピーすることができる部数(4部)を算出す
る。残りの部数を2回目にコピーすることができる部数
(1部)として、記憶させておく。2回目のコピー動作
でも必要なコピーの部数が得られない場合(例に示した
原稿枚数では9部以上の場合)、両面給紙ユニットに積
載できる部数毎(例では4部毎)にコピー動作を行う。
【0038】上記動作例2を図10のフローチャートに
基づき説明をする。図10は両面コピーの部数割り振り
手順を示したフローチャートである。本フローチャート
上の用語の説明を以下に示す。 CpyPpr ;両面転写紙の枚数 DpxStk ;両面給紙ユニットの最大積載枚数 NmbCps ;コピー部数 RstCps ;コピー部数のうちコピーが行われていない部数 NrhCps(Nmb);(Nmb)回目にコピーする部数
【0039】原稿を全て読み取った時点で、原稿枚数と
両面モードにより両面の転写紙の枚数CoyPprを算出入す
る(S1)。コピー動作を行う前なので、コピー部数の
残数RstCpsにコピー部数NmbCpsを代入する(S2)。コ
ピー動作の回数Nmbに1を代入し、1回目のコピー動作
の部数の割り振りの処理に移る(S3)。
【0040】転写枚数CpyPpr及び残部数RstCpsと両面給
紙ユニットの最大積載枚数DpxStkを比較して、残部数が
全てコピーできるか否かの判断を行う(S4)。残部数
が全てコピーできると判断したならば(S4/NO)、今
回のコピー動作の部数NthCps(Nmb)に残部数RstCpsを
代入する(S5)。今回のコピー動作で必要なコピー部
数は得られると言うことで、残部数RstCpsを0にする
(S6)。
【0041】今回のコピー動作で残部数の全てをコピー
することはできないと判断したならば(S4/YES)、
今回のコピー動作の部数NthCps(Nmb)に両面給紙ユニ
ットに積載できる最大の部数を代入する(S7)。残部
数の更新を行う(S8)。Nmb回目のコピー動作とし
て、NthCpsで示される部数のコピーを行う(S9)。コ
ピー動作としては、2次記憶装置から偶数枚の原稿を読
み出し、第1面の転写を行い、順に両面給紙ユニットに
スタックする。第2面の転写では両面給紙ユニットの一
番上に存在している転写紙から給紙し、2次記憶装置か
ら奇数枚の原稿を読み出し、順に転写を行う。
【0042】コピー動作が終了した時点で、コピーの残
部数RstCpsが0であるか否かの判断を行う(S10)。
コピーの残部数が0でないと判断したならば、次のコピ
ー動作が必要であるものとし、Nmbをインクリメントし
(S11)、転写紙枚数及び残部数と両面給紙ユニット
の最大積載枚数を比較する処理まで戻る。コピーの残部
数が0であると判断したならば、JOBが終了したもの
とみなし、この関数を終了する。
【0043】上記の実施形態によれば、画像データを全
て読み取り後に、任意の順序で出力し、両面複写を構成
する。よって、複写処理を迅速に、融通性を高く、電気
的な処理によるため機構構成を複雑化させず、両面画像
の形成を得ることが出来る。また、画像データ数を管理
することにより、複写部数を算出し、効率的に両面画像
の形成を行う。
【0044】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像形成装置は、所定の原稿の画像を光電変換およびデ
ジタル変換し画像信号として読み取り画像信号を記憶
し、記憶した画像信号を任意の順序で出力する。所定の
原稿の画像の読み取り順序に対し、記憶した画像信号を
任意の順序での出力を行うことにより、任意の構成の両
面転写を可能としている。原稿を全て先読みし、原稿の
転写の順番を変えて複写を行うので、機能性・操作性・
融通性等の向上を図ることができる。また、両面機構の
積載枚数に対して可能な部数の複写を行うので、生産性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施形態を示す複写機
の全体構成図である。
【図2】図1の操作部の平面図である。
【図3】操作部の液晶ディスプレイの表示の一例を示し
た図である。
【図4】制御装置の構成例を示したブロック図である。
【図5】画像処理部の構成例を示したブロック図であ
る。
【図6】セレクタの動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図7】メモリコントローラと画像メモリの詳細構成例
を示すブロック図である。
【図8】転写手順を説明するための概念図である。
【図9】転写動作を説明するための概念図である。
【図10】動作手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 2 原稿台 3 給送ローラ 4 給送ベルト 5 排送ローラ 6 コンタクトガラス 7 原稿セット検知 11 第1給紙装置 12 第2給紙装置 13 第3給紙装置 14 縦搬送ユニット 15 感光体 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 21、22、23、24 クラッチ 26 搬送モータ 27 現像ユニット 30 操作部 31 液晶ディスプレイ 32 テンキー 33 クリア/ストップキー 34 プリントキー 35 モードクリアキー 37 機能キー 49 画像処理部(IPU) 50 読み取りユニット 51 露光ランプ 54 CCDイメージセンサ 57 書き込みユニット 61 A/Dコンバータ 62 シェーディング補正部 63 画像処理部 64 セレクタ 65 画像メモリコントローラ 71 変倍部 100 フィニシャ 101 切り替え板 102 通常排紙ローラ 103 搬送ローラ 104 通常排紙トレイ 105、107 搬送ローラ 108 ステープル台 111 両面給紙ユニット 112 分岐爪 201 入力データセレクタ 202 画像合成 203 1次圧縮/伸張 204 出力データセレクタ 205 2次圧縮/伸張 206 1次記憶装置 207 2次記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 高彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 住田 浩康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田川 敏哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石黒 久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 金谷 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 本橋 弘臣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の原稿の画像を光電変換およびデジ
    タル変換し画像信号として読み取る画像読取手段と、 前記画像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶した画像信号を任意の順序で出力する画像信号
    出力手段とを有し、 前記所定の原稿の画像の読み取り順序に対し、前記記憶
    手段で記憶した画像信号を任意の順序での出力を行うこ
    とにより、任意の構成の両面転写を可能としたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、さらに転写動作を
    制御する制御手段を有し、該制御手段が前記転写のため
    の転写紙の枚数と前記両面転写に要する枚数とを比較し
    複写可能部数を算出して、前記転写動作を行うことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写動作は、前記所定の原稿の全体
    の画像単位に行われることを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
JP7351606A 1995-12-26 1995-12-26 画像形成装置 Pending JPH09181864A (ja)

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