JP6450528B2 - 液体封入式防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容積可変の液室に液体を封入した液体封入式防振装置に関するものである。
支持体側に連結される第1取付部材と、被支持体側に連結される第2取付部材と、該両取付部材を連結するゴム弾性体と、該ゴム弾性体を壁部の一部として容積可変とされ、液体が封入された液室とを備えている液体封入式防振装置が従来技術として知られている。
特許文献1に示す液体封入式エンジンマウントは、エンジン側(支持体側)の取付金具(第1取付部材)と車体側(被支持体側)の支持金具(第2取付部材)との間にゴム弾性体を介設し、このゴム弾性体の変形に伴い容積が変化するように両部材間に液室を形成するとともに、この液室を受圧室及び平衡室に仕切り、これら受圧室及び平衡室を連通するオリフィス通路を設けている。そうして、かかる液体封入式エンジンマウントでは、オリフィス通路を介して受圧室及び平衡室の間を液体が流動することにより、エンジンからの振動が吸収、減衰されるようになっている。
特開2012−189164号公報
ところで、上記液体封入式エンジンマウントはエンジン近傍に配置されるので、そのマウントに使用されるゴムの耐熱性要求は元来高い。その上、液体封入式エンジンマウントが高温度下(例えば酷暑地域)で用いられると、その耐熱性要求はより一層高くなる。
さらに、液体封入式エンジンマウントが高温度下で用いられる場合、エンジンマウントには、その製品特性の観点から、ばね定数の変化特性に対する要求もある。具体的に、高温度下において、ばね定数、特に動ばね定数の経時変化が小さいことが望ましい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、ゴム弾性体の耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、ゴム弾性体の原料ゴムを、クロロプレンゴムを含むものとし、液室に封入された液体を、ジエチレングリコールを含むものとしたことを特徴とする。
具体的には、本発明は、支持体側に連結される第1取付部材と、被支持体側に連結される第2取付部材と、該両取付部材を連結するゴム弾性体と、該ゴム弾性体を壁部の一部として容積可変とされ、液体が封入された液室とを備えている液体封入式防振装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記ゴム弾性体は、クロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又は該クロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成されており、上記クロロプレンゴムは、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、上記液体は、ジエチレングリコールを主成分とし、エチレングリコールを含むものであり、上記ジエチレングリコールの含有量は、92体積%以上100体積%未満であることを特徴とするものである。
これによれば、ゴム弾性体が、耐熱性に優れたクロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又はクロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成され、クロロプレンゴムが、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、液室に封入された液体が、ジエチレングリコールを主成分とし、エチレングリコールを含むものであり、ジエチレングリコールの含有量が、92体積%以上100体積%未満であるので、ゴム弾性体の耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することができる。
第2の発明は、上記ゴム弾性体は、クロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又は該クロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成されており、上記クロロプレンゴムは、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、上記液体は、ジエチレングリコールを主成分とし、プロピレングリコールを含むものであり、上記ジエチレングリコールの含有量は、60体積%以上100体積%未満であることを特徴とするものである。
これによれば、ゴム弾性体が、耐熱性に優れたクロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又はクロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成され、クロロプレンゴムが、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、液室に封入された液体が、ジエチレングリコールを主成分とし、プロピレングリコールを含むものであり、ジエチレングリコールの含有量が、60体積%以上100体積%未満であるので、ゴム弾性体の耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することができる。
高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することができるのは、例えば、ジエチレングリコールの2個のOH基の間の距離が、エチレングリコールやプロピレングリコール等の2個のOH基の間の距離と比較して、長いこと等が要因と考えられる。
本発明によれば、耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る液体封入式エンジンマウントを示す斜視図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 マウント本体をエンジンブラケットの貫通孔に圧入する方法を模式的に説明する断面図である。 液体封入式エンジンマウントを取付ブラケットに固定した状態を示す斜視図である。 実施例1に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例3に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例3に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例3に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例3に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例4に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例4に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例4に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例4に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例5に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例5に係る試験片の静ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。 実施例5に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示す表である。 実施例5に係る試験片の動ばね特性変化率の経時変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−全体構造−
図1及び図2は、本実施形態に係る液体封入式エンジンマウント(液体封入式防振装置)を示す図である。この液体封入式エンジンマウント1は、自動車のエンジン及び変速機が結合されてなる不図示のパワープラント(支持体側)に取り付けられる、貫通孔13が形成されたエンジンブラケット3と、当該貫通孔13に下側(筒軸方向一方側)から圧入されるマウント本体5と、当該貫通孔13に上側(筒軸方向他方側)から挿入されるオリフィス板7と、当該オリフィス板7に重なるように、当該貫通孔13に上側から圧入されるゴム製ダイヤフラム9と、貫通孔13の接線方向から当該エンジンブラケット3に取り付けられる一対のストッパゴム(ストッパ部)11と、を備えている。
マウント本体5は、車体側(被支持体側)に連結されるアルミニウム合金製のインナープレート25(第2取付部材)と、アルミニウム合金製のアウターパイプ15(第1取付部材)と、これらを連結するように加硫接着されたゴム弾性体35とを有していて、図3に示すように、アウターパイプ15を貫通孔13に圧入することで、エンジンブラケット3に取り付けられている。そうして、本実施形態の液体封入式エンジンマウント1は、アウターパイプ15の筒軸方向が上下方向を向くように、且つ、一対のストッパゴム11が車両前後方向に対向するように、且つ、一対のストッパゴム11の挿入方向が車幅方向を向くように、パワープラント及び車体に取り付けられるようになっている。なお、以下の説明では、筒軸方向を上下方向と、ストッパゴム11の対向方向を前後方向と、また、上下方向及び前後方向に直交する方向であるストッパゴム11の挿入方向を左右方向という。
この液体封入式エンジンマウント1では、エンジンブラケット3の内周面とマウント本体5(具体的にはゴム弾性体35)とダイヤフラム9とによって区画される空洞内に、図示しない緩衝液(液体)が封入されていて、かかる空洞が、ゴム弾性体35に入力するパワープラントの振動を吸収、緩和するための液室31を形成している。そうして、この液室31の内部はオリフィス板7によって上下に仕切られていて、その下側が、ゴム弾性体35の変形に伴い容積が拡大又は縮小する受圧室31aになっている一方、液室31の上側は、ダイヤフラム9の変形によって容積が拡大または縮小されて、受圧室31aにおける容積の変動を吸収する平衡室31bとなっている。
この液体封入式エンジンマウント1は、図4に示すように、当該液体封入式エンジンマウント1の上方を前後に跨ぐようにして車体サイドフレーム(図示せず)に取り付けられる略逆U字状の取付ブラケット21を介して車体に取り付けられることで、パワープラントを弾性支持するようになっている。この取付ブラケット21は、液体封入式エンジンマウント1の上方で略水平に前後方向に延びる上側梁部21aと、当該上側梁部21aの前後両端部からそれぞれ下方に延びる前後一対の脚部21bと、これらの脚部21bを連結するように、液体封入式エンジンマウント1の下方で前後方向に略水平に延びる下側梁部21cとを有しており、この前後一対の脚部21bの各下端部21dがそれぞれサイドフレーム上に締結されるようになっている。そうして、液体封入式エンジンマウント1は、マウント本体5のインナープレート25が下側梁部21cに固定されることで、当該取付ブラケット21に取り付けられている。
これにより、この液体封入式エンジンマウント1では、例えば自動車が停止していてエンジンがアイドル運転状態にあるときには、トルク変動等に起因する低周波のアイドル振動がゴム弾性体35により吸収され、車体への振動伝達が抑制される。一方、例えば自動車の急加速時のように大きな駆動反力(トルク)が作用してパワープラントが前後に揺れようとすると、一対のストッパゴム11が取付ブラケット21の脚部21bに当接することにより、ゴム弾性体35の前後の変形が制限されるとともに、パワープラントが上下に揺れようとすると、一対のストッパゴム11が取付ブラケット21の上側梁部21aに当接することにより、ゴム弾性体35の上下の変形が制限されるようになっている。
−エンジンブラケット等−
エンジンブラケット3はアルミニウム合金製であり、当該エンジンブラケット3には、上述の如くマウント本体5等を挿入するための上下方向に延びる貫通孔13が形成されている。換言すると、このエンジンブラケット3は、貫通孔13を有する略筒状のケーシング部3aに、当該ケーシング部3aをパワープラントに取り付けるための取付部3bが一体形成されたような形状となっている。このケーシング部3aには、その外周面から各々筒径方向に突出し且つフラットな外側面を有する、一対の取付台座部3cが形成されている。かかる一対の取付台座部3cは、一対のストッパゴム11を取り付けるためのものであり、前後方向に対向するように形成されている。
図2及び図3に示すように、ケーシング部3aの貫通孔13は、オリフィス板7及びダイヤフラム9が挿入される上側貫通孔23と、当該上側貫通孔23と段差面33を介して連なる、マウント本体5が挿入される下側貫通孔43とから構成されている。そうして、上側貫通孔23の内径は、下側貫通孔43の内径よりも大きく形成されている。
この段差面33には、円板状のオリフィス板7が上方から配設され、さらに、その上方から当該オリフィス板7全体を覆うように、概略ハット形状のダイヤフラム9が配設されている。このダイヤフラム9の外周側には概略円筒状の補強板19が埋設されており、かかる補強された外周部が上側貫通孔23に上方から圧入されることにより、当該ダイヤフラム9はエンジンブラケット3に内嵌合状態で固定されている。また、このようにダイヤフラム9が嵌合固定された状態では、補強板19よりも下方に延びる上側シールゴム部9aにより、オリフィス板7の外周が囲まれるようになっている。
オリフィス板7には、円環状のオリフィス通路(図示せず)が周方向に延びるように形成され、このオリフィス通路の一方の端が液室31下側の受圧室31aに臨んで開口する一方、オリフィス通路の他方の端が液室31上側の平衡室31bに臨んで開口している。そして、それら受圧室31a及び平衡室31bの緩衝液がオリフィス通路を介して相互に流通することによって、ゴム弾性体35から受圧室31aに作用する低周波の振動が減衰されるようになっている。
−マウント本体−
マウント本体5のインナープレート25は、図1〜図3に示すように、略矩形状の底板部55bと当該底板部55bの左右方向一方側の側縁から下方に延びる側板部55aとを有する前後方向視で断面略L字状の取付プレート部55と、かかる取付プレート部55の底板部55bを上方に膨出させた略有頂筒状のインナーパイプ部45とを有している。インナーパイプ部45は、その上端部がマウント本体5のアウターパイプ15の下端開口部の略中心に位置するように、アウターパイプ15と略同軸に配置されていて、その外周面とこれに対応するアウターパイプ15の内周面との間にゴム弾性体35が介設されている。一方、取付プレート部55は、底板部55bの左右方向他方側の側縁部を折り曲げることによって、側板部55aとともに取付ブラケット21の下側梁部21cを左右から挟み且つその下面をかしめるように、かかる下側梁部21cに上方から取り付けられている。
ゴム弾性体35の下部内周側には、すり鉢状の凹部35aが形成されていて、この凹部35aの周面がインナーパイプ部45の外周面に接着されている。ゴム弾性体35はインナーパイプ部45の全周から外方に向かって放射状に拡がり、且つ、斜め上方向に延びる略円錐台状のものであり、その上側の部分の外周面がアウターパイプ15の内周面に接着されている。このようにアウターパイプ15の内周面に接着固定されているゴム弾性体35の上側の部分は、上方に向かって開口する比較的厚肉の円筒状とされ、その上端部35bがアウターパイプ15の上端部15aを巻き込むように覆っている。そうして、アウターパイプ15を下側貫通孔43に嵌めることによって、液体封入式エンジンマウント1には、ゴム弾性体35と下側貫通孔43の内周面とを壁部の一部とする容積可変の液室31が形成されるようになっている。
−ゴム弾性体及び緩衝液−
ゴム弾性体35は、クロロプレンゴム(以下、CRという)のみを原料ゴムとするゴム組成物、又はCRを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成されている。CRは、耐熱性に優れている。ゴム弾性体35を形成するゴム組成物は、必須成分としての原料ゴムの他に、任意成分として各種の配合剤を含んでもよい。この配合剤として、例えば、可塑剤や補強剤、老化防止剤、架橋助剤、加硫促進剤等がある。
液室31に封入された緩衝液は、ジエチレングリコール(以下、DEGという)のみからなるもの、又はDEGを主成分とするものである。
原料ゴムのCRは、キサントゲン変性クロロプレンゴム(以下、キサントゲン変性CRという)であることが好ましい。キサントゲン変性CRは、硫黄変性タイプにあるポリサルファ成分がない故に耐熱性に優れているとともに、その末端基が反応性に優れており、また、未加硫時に低分子量でも加硫時に熱反応によりポリマー同士が結合して高分子量化する。このため、キサントゲン変性CRでは、加工性と高分子量化の両立を図ることができる。
緩衝液は、DEGのみからなるもの、又はDEGを主成分とし、エチレングリコール(以下、EGという)、プロピレングリコール(以下、PGという)若しくは水を含むものであることが好ましい。
原料ゴムのCRは、キサントゲン変性CRであり、緩衝液は、DEGのみからなるもの、又はDEGを主成分とし、EGを含むものであり、DEGの含有量は、92体積%〜100体積%であることが好ましい。このとき、DEGの含有量は、95体積%〜100体積%であることがより好ましく、97体積%〜100体積%であることがより一層好ましい。
原料ゴムのCRは、キサントゲン変性CRであり、緩衝液は、DEGのみからなるもの、又はDEGを主成分とし、PGを含むものであり、DEGの含有量は、60体積%〜100体積%であることが好ましい。このとき、DEGの含有量は、70体積%〜100体積%であることがより好ましく、80体積%〜100体積%であることがより一層好ましく、90体積%〜100体積%であることがさらに一層好ましい。
−効果−
以上より、本実施形態によれば、ゴム弾性体35が、耐熱性に優れたCRのみを原料ゴムとするゴム組成物、又はCRを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成され、液室31に封入された緩衝液が、DEGのみからなるもの、又はDEGを主成分とするものであるので、ゴム弾性体35の耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、本発明に係る液体封入式防振装置を自動車用エンジンのマウントに用いたが、これに限らず、例えば、建設機械用エンジンや発電機用エンジンのマウントに用いても良いし、エンジン以外のもののマウントに用いても良い。
また、上記実施形態では、液体封入式エンジンマウント1を上述の如く構成したが、エンジン側に連結される第1取付部材と、被支持体側に連結される第2取付部材と、該両取付部材を連結するゴム弾性体と、該ゴム弾性体を壁部の一部として容積可変とされ、液体が封入された液室とを備えている限り、その構成は、上述のものに限定されない。
また、上記実施形態では、緩衝液を、例えば、DEGを主成分とし、EG、PG若しくは水を含むものとしたが、これに限らず、例えば、DEGを主成分とし、EG、PG及び水以外のものを含むものとしても良い。
以下、実施例について説明する。
(実施例1)
以下、実施例1について説明する。
<試験片>
試験片として、キサントゲン変性CRのみを原料ゴムとし、この原料ゴムに対して可塑剤と補強剤、老化防止剤、架橋助剤、加硫促進剤が配合されたゴム組成物で形成された、直径20mm、高さ20mmの円柱状のものを必要数用意した。
可塑剤として可塑剤DOSを、補強剤としてMTブラックを、老化防止剤として老防CDを、架橋助剤として酸化マグネシウム、酸化亜鉛及びステアリン酸を、加硫促進剤として促進剤22及び促進剤TSを、それぞれ配合した。
原料ゴム100質量部に対して、可塑剤DOSを10質量部、MTブラックを40質量部、老防CDを2質量部、酸化マグネシウムを4質量部、酸化亜鉛を5質量部、促進剤22を0.5質量部、促進剤TSを0.5質量部、ステアリン酸を0.5質量部、それぞれ配合した。
ゴム組成物の加硫温度を165℃、加硫時間を15分とした。
<試験>
後述の浸漬前の初期状態の試験片の動ばね定数(以下、初期動ばね定数という)を30Hzで測定した。また、初期状態の試験片の重量を測定した。
その後、JIS K6257(耐熱老化試験)及びJIS K6301(耐液性試験)に準拠し、100℃の雰囲気中で試験片を、DEGのみからなる液体、DEGとEGとの混合溶液(具体的に、DEG含有量が50体積%の混合溶液)、EGのみからなる液体、及び、PGのみからなる液体に、それぞれ所定時間浸漬した。
その浸漬後、各試験片を空気中で約1日放置した。
その放置後、各試験片の動ばね定数(以下、浸漬後動ばね定数という)を30Hzで測定した。また、その放置後の各試験片の重量を測定した。
そして、(浸漬後動ばね定数−初期動ばね定数)/初期動ばね定数を動ばね特性変化率ΔKdとし、−10%≦ΔKd≦10%を合格値とした。
<試験結果>
図5は、上記試験の結果である。図5では、実線がDEGのみからなる液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、破線がDEGとEGとの混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、一点鎖線がEGのみからなる液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、二点鎖線がPGのみからなる液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、それぞれ示している。
図5から分かるように、DEGのみからなる液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約50時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。さらに、各試験片の動ばね特性変化率ΔKdのいずれも、その浸漬時間が長くなるに従って徐々に大きくなった。
また、DEGのみからなる液体に浸漬した試験片の重量はその浸漬前後で大きく変化しなかった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の重量はその浸漬前後で増加した。
(実施例2)
以下、実施例2について説明する。
<試験製品>
試験製品として、緩衝液をDEGのみからなるものとした、上記実施形態に係る液体封入式エンジンマウントと同様の構成のものと、緩衝液をDEGとEGとの混合溶液(具体的に、DEG含有量が50体積%の混合溶液)とした、上記実施形態に係る液体封入式エンジンマウントと同様の構成のものを、それぞれ用意した。
ゴム弾性体を、実施例1と同様のゴム組成物で形成した。
ゴム組成物の加硫温度を165℃、加硫時間を15分とした。
<試験>
後述の耐久試験前の初期状態の各試験製品の動ばね定数(以下、初期動ばね定数という)を30Hzで測定した。
その後、JIS K6257(耐熱老化試験)及びJIS K6301(耐液性試験)に準拠し、100℃の雰囲気中で各試験製品に対して所定時間、耐久試験を行った。
その試験後、各試験製品を空気中で約1日放置した。
その放置後、各試験製品の動ばね定数(以下、「試験後動ばね定数」という)を30Hzで測定した。
そして、(試験後動ばね定数−初期動ばね定数)/初期動ばね定数を動ばね特性変化率ΔKdとし、−10%≦ΔKd≦10%を合格値とした。
<試験結果>
上記試験の結果、以下のことが分かった。緩衝液をDEGのみからなるものにした試験製品の動ばね特性変化率ΔKdは、−10%〜10%の範囲内で合格値であった(4.8%、6.3%)。一方、緩衝液をDEGとEGとの混合溶液とした試験製品の動ばね特性変化率ΔKdは、50%を超えて不合格値となった(57.6%、55.9%)。
(実施例3)
以下、実施例3について説明する。
<試験片>
試験片として、メルカプタン変性クロロプロピレンゴムのみを原料ゴムとし、この原料ゴムに対して可塑剤と補強剤、老化防止剤、架橋助剤、加硫促進剤が配合されたゴム組成物で形成された、直径20mm、高さ20mmの円柱状のものを必要数用意した。
可塑剤として可塑剤DOSを、補強剤としてMTブラックを、老化防止剤として老防CDを、架橋助剤として酸化マグネシウム、酸化亜鉛及びステアリン酸を、加硫促進剤として促進剤22を、それぞれ配合した。
原料ゴム100質量部に対して、可塑剤DOSを10質量部、MTブラックを40質量部、老防CDを10質量部、酸化マグネシウムを5質量部、酸化亜鉛を5質量部、促進剤22を0.7質量部、ステアリン酸を1.0質量部、それぞれ配合した。
ゴム組成物の加硫温度及び加硫時間を、実施例1と同様の加硫時間及び加硫時間とした。
<試験>
浸漬前の初期状態の試験片の静ばね定数(以下、初期静ばね定数という)を測定した。また、試験片の初期動ばね定数を30Hzで測定した。
その後、JIS K6257(耐熱老化試験)及びJIS K6301(耐液性試験)に準拠し、100℃の雰囲気中で試験片を、DEGのみからなる液体(DEG含有量が100体積%、EG含有量が0体積%の液体)、DEGとEGとの混合溶液(具体的に、DEG含有量が90体積%、80体積%、70体積%、60体積%、50体積%、40体積%、30体積%、20体積%、及び、10体積%の混合溶液)、及び、EGのみからなる液体(DEG含有量が0体積%、EG含有量が100体積%の液体)に、それぞれ所定時間浸漬した。
その浸漬後、各試験片を空気中で約1日放置した。
その放置後、各試験片の静ばね定数(以下、浸漬後静ばね定数という)を測定した。また、その放置後、各試験片の浸漬後動ばね定数を30Hzで測定した。
そして、(浸漬後静ばね定数−初期静ばね定数)/初期静ばね定数を静ばね特性変化率ΔKsとし、−10%≦ΔKs≦10%を合格値とした。また、−10%≦ΔKd≦10%を合格値とした。
<試験結果>
図6〜図9は、上記試験の結果である。図7では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、それぞれ示している。図9では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、それぞれ示している。
図6及び図7から分かるように、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が約200時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
また、図8及び図9から分かるように、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約300時間に達するまで−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約200時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
(実施例4)
以下、実施例4について説明する。
<試験片>
試験片として、実施例1と同様の、キサントゲン変性CRのみを原料ゴムとしたゴム組成物で形成された、直径20mm、高さ20mmの円柱状のものを必要数用意した。
ゴム組成物の加硫温度及び加硫時間を、実施例1と同様の加硫時間及び加硫時間とした。
<試験>
試験片の初期静ばね定数を測定した。また、試験片の初期動ばね定数を30Hzで測定した。
その後、JIS K6257(耐熱老化試験)及びJIS K6301(耐液性試験)に準拠し、100℃の雰囲気中で試験片を、DEGのみからなる液体(DEG含有量が100体積%、EG含有量が0体積%の液体)、DEGとEGとの混合溶液(具体的に、DEG含有量が97.5体積%、95体積%、92.5体積%、90体積%、80体積%、70体積%、60体積%、50体積%、40体積%、30体積%、20体積%、及び、10体積%の混合溶液)、及び、EGのみからなる液体(DEG含有量が0体積%、EG含有量が100体積%の液体)に、それぞれ所定時間浸漬した。
その浸漬後、各試験片を空気中で約1日放置した。
その放置後、各試験片の浸漬後静ばね定数を測定した。また、その放置後、各試験片の浸漬後動ばね定数を30Hzで測定した。
そして、−10%≦ΔKs≦10%を合格値とした。また、−10%≦ΔKd≦10%を合格値とした。
<試験結果>
図10〜図13は、上記試験の結果である。図11では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、それぞれ示している。図13では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、それぞれ示している。
図10及び図11から分かるように、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が約200時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
また、図12及び図13から分かるように、DEG含有量が92.5体積%〜100体積%の混合溶液又は液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、すべて−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約100時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
(実施例5)
以下、実施例5について説明する。
<試験片>
試験片として、実施例1と同様の、キサントゲン変性CRのみを原料ゴムとしたゴム組成物で形成された、直径20mm、高さ20mmの円柱状のものを必要数用意した。
ゴム組成物の加硫温度及び加硫時間を、実施例1と同様の加硫時間及び加硫時間とした。
<試験>
試験片の初期静ばね定数を測定した。また、試験片の初期動ばね定数を30Hzで測定した。
その後、JIS K6257(耐熱老化試験)及びJIS K6301(耐液性試験)に準拠し、100℃の雰囲気中で試験片を、DEGのみからなる液体(DEG含有量が100体積%、PG含有量が0体積%の液体)、DEGとPGとの混合溶液(具体的に、DEG含有量が97.5体積%、95体積%、92.5体積%、90体積%、80体積%、70体積%、60体積%、50体積%、40体積%、30体積%、20体積%、及び、10体積%の混合溶液)、及び、PGのみからなる液体(DEG含有量が0体積%、PG含有量が100体積%の液体)に、それぞれ所定時間浸漬した。
その浸漬後、各試験片を空気中で約1日放置した。
その放置後、各試験片の浸漬後静ばね定数を測定した。また、その放置後、各試験片の浸漬後動ばね定数を30Hzで測定した。
そして、−10%≦ΔKs≦10%を合格値とした。また、−10%≦ΔKd≦10%を合格値とした。
<試験結果>
図14〜図17は、上記試験の結果である。図15では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、点線が、DEG含有量が60体積%の混合溶液に浸漬した試験片の静ばね特性変化率ΔKsを、それぞれ示している。図17では、実線が、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、破線が、DEG含有量が90体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、一点鎖線が、DEG含有量が80体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、二点鎖線が、DEG含有量が70体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、点線が、DEG含有量が60体積%の混合溶液に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdを、それぞれ示している。
図14及び図15から分かるように、DEG含有量が60体積%〜100体積%の混合溶液又は液体に浸漬した各試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が約400時間に達するまで、すべて−10%〜10%の範囲内で合格値であった。特に、DEG含有量が80体積%〜100体積%の混合溶液又は液体に浸漬した各試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、すべて−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の静ばね特性変化率ΔKsは、その浸漬時間が約200時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
また、図16及び図17から分かるように、DEG含有量が60体積%〜100体積%の混合溶液又は液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約250時間に達するまで、すべて−10%〜10%の範囲内で合格値であった。特に、DEG含有量が70体積%〜100体積%の混合溶液又は液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約400時間に達するまで、すべて−10%〜10%の範囲内で合格値であった。また、DEG含有量が100体積%の液体に浸漬した試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が長くなっても大きく変化せず、−10%〜10%の範囲内で合格値であった。一方、その他の液体に浸漬した各試験片の動ばね特性変化率ΔKdは、その浸漬時間が約200時間を越えると、すべて10%を超えて不合格値となった。
以上説明したように、本発明に係る液体封入式エンジンマウントは、ゴム弾性体の耐熱性を向上させるとともに、高温度下におけるばね定数の経時変化を抑制することが必要な用途等に適用することができる。
1 液体封入式エンジンマウント(液体封入式防振装置)
5 マウント本体
15 アウターパイプ(第1取付部材)
25 インナープレート(第2取付部材)
31 液室
35 ゴム弾性体

Claims (2)

  1. 支持体側に連結される第1取付部材と、被支持体側に連結される第2取付部材と、該両取付部材を連結するゴム弾性体と、該ゴム弾性体を壁部の一部として容積可変とされ、液体が封入された液室とを備えている液体封入式防振装置であって、
    上記ゴム弾性体は、クロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又は該クロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成されており、
    上記クロロプレンゴムは、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、
    上記液体は、ジエチレングリコールを主成分とし、エチレングリコールを含むものであり、
    上記ジエチレングリコールの含有量は、92体積%以上100体積%未満であることを特徴とする液体封入式防振装置。
  2. 支持体側に連結される第1取付部材と、被支持体側に連結される第2取付部材と、該両取付部材を連結するゴム弾性体と、該ゴム弾性体を壁部の一部として容積可変とされ、液体が封入された液室とを備えている液体封入式防振装置であって、
    上記ゴム弾性体は、クロロプレンゴムのみを原料ゴムとするゴム組成物、又は該クロロプレンゴムを原料ゴムの主成分とするゴム組成物で形成されており、
    上記クロロプレンゴムは、キサントゲン変性クロロプレンゴムであり、
    上記液体は、ジエチレングリコールを主成分とし、プロピレングリコールを含むものであり、
    上記ジエチレングリコールの含有量は、60体積%以上100体積%未満であることを特徴とする液体封入式防振装置。
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