JP4978843B2 - 液体封入式ストラットマウント - Google Patents

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Description

本発明は、液体封入式ストラットマウントに関するものである。
従来から、車体とサスペンションのショックアブソーバのピストンロッドとの間に介在する液体封入式ストラットマウントが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、液体封入式ストラットマウントの一例を示す。この例のものは、ゴム本体110の内側にピストンロッドを挿入支持する金属製の支持筒112を一体に形成し、かつゴム本体110の外周に金属製の内筒114を一体に形成して防振ゴム部116を形成するようになっている。また、内筒114の外側には車体取付金具118の外筒部120を一体に取り付け、この外筒部120の上部に一体に形成されたゴム壁122とゴム本体110との間に撹拌板124を配し、かつ内部に振動減衰用の液体を充填した液室126を形成するようになっている。詳しくは、ゴム壁122及び撹拌板124に囲まれた空間が第1液室126aを構成しており、ゴム本体110及び撹拌板124に囲まれた空間が第2液室126bを構成し、ゴム壁122及び撹拌板124の間の空間がオリフィスP´を構成している。そして、第1及び第2液室126a,126bの液体がオリフィスP´を介して相互に流通することによって、車輪からピストンロッドを介してゴム本体110及びゴム壁122に作用する振動が減衰されるようになっている。さらに、外筒部120は、上側及び下側部材132,134を予め溶接して車体取付部136を形成している。
実用新案登録第2549723号公報
上記のものは、オリフィスP´のオリフィス長さが短く、第1及び第2液室126a,126bの液体がオリフィスP´を介して相互に流通することによって減衰できるのは、高周波数域の振動である。また、部品の数が多く、構造が複雑であり、高価である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液体封入式ストラットマウントにおいて、低周波数域の振動を減衰するとともに、部品の数を少なくすることにある。
第1の発明は、車体とサスペンションのショックアブソーバのピストンロッドとの間に介在する液体封入式ストラットマウントであって、それぞれ、筒部と該筒部の軸方向外側端から径方向内側に延びる内側フランジ部と該筒部の軸方向内側端から径方向外側に延びる外側フランジ部とを有する第1及び第2ブラケットを、上記外側フランジ部にて重ね合わせてなる、上記車体に取り付けられる車体側取付金具と、上記車体側取付金具の内側に該車体側取付金具と同軸上に設けられた、上記ピストンロッドに取り付けられる環状のロッド側取付金具と、上記第1ブラケットの内側フランジ部と上記ロッド側取付金具との間にそれぞれ設けられた環状の第1内壁部及び第1外壁部と、上記第2ブラケットの内側フランジ部と上記ロッド側取付金具との間にそれぞれ設けられた環状の第2内壁部及び第2外壁部とを有するゴム弾性体とを備えており、上記第1ブラケットの内側フランジ部、上記ロッド側取付金具、上記第1内壁部、及び上記第1外壁部に囲まれた空間が環状の第1液室を構成しており、上記第2ブラケットの内側フランジ部、上記ロッド側取付金具、上記第2内壁部、及び上記第2外壁部に囲まれた空間が環状の第2液室を構成しており、上記ロッド側取付金具には、上記第1及び第2液室を連通するオリフィス通路が形成されており、上記第1内壁部は、上記第1ブラケットにおける上記内側フランジ部の内面に、上記第1外壁部は、上記第1ブラケットにおける上記筒部の内周面及び上記内側フランジ部の内面に、上記第2内壁部は、上記第2ブラケットにおける上記内側フランジ部の内面に、上記第2外壁部は、上記第2ブラケットにおける上記筒部の内周面及び上記内側フランジ部の内面に、それぞれ接触していることを特徴とするものである。
これにより、ロッド側取付金具に、第1及び第2液室を連通するオリフィス通路を形成しているので、そのオリフィス長さを長くすることが可能になる。よって、低周波数域の振動を減衰することが可能になる。
また、車体側取付金具の第1ブラケットの内側フランジ部、ロッド側取付金具、並びにゴム弾性体の第1内壁部及び第1外壁部に囲まれた空間を第1液室としたり、車体側取付金具の第2ブラケットの内側フランジ部、ロッド側取付金具、並びにゴム弾性体の第2内壁部及び第2外壁部に囲まれた空間を第2液室としたり、ロッド側取付金具に、第1及び第2液室を連通するオリフィス通路を形成したりすることにより、部品を兼用しているので、部品の数を少なくすることができる。よって、液体封入式ストラットマウントの構造が簡単になり、安価になる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記オリフィス通路は、低周波数域の振動にチューニングされていることを特徴とするものである。
なお、低周波数域とは、例えば5〜70Hzである。
これにより、低周波数域の振動を減衰することができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記ロッド側取付金具は、上記第1ブラケット側に開口する溝部が形成された金具本体と、上記溝部の開口を覆うことにより上記オリフィス通路を形成する蓋部材とを有していることを特徴とするものである。
これにより、本発明の最良の形態の1つを実現することができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記金具本体における第1ブラケット側の面と上記蓋部材における第1ブラケット側の面とが同一平面上に位置しており、上記金具本体における第1ブラケット側の面と上記蓋部材における第1ブラケット側の面との境界部分のうち径方向内側のものが上記第1内壁部に、径方向外側のものが上記第1外壁部に、それぞれ覆われていることを特徴とするものである。
これにより、ロッド側取付金具の金具本体における第1ブラケット側の面と蓋部材における第1ブラケット側の面との境界部分のうち径方向内側のものをゴム弾性体の第1内壁部で、径方向外側のものを第1外壁部で、それぞれ覆っているので、液体がその境界部分から漏れるのを抑制することができる。
第5の発明は、上記第3又は4の発明において、上記オリフィス通路は、上記ロッド側取付金具の周方向に渦巻き状に形成されていることを特徴とするものである。
これにより、低周波数域の振動を減衰するのを具現化することができる。
第6の発明は、上記第1の発明において、上記オリフィス通路は、上記ロッド側取付金具を厚み方向に貫通することにより形成されていることを特徴とするものである。
これにより、本発明の最良の形態の1つを実現することができる。
本発明によれば、ロッド側取付金具に、第1及び第2液室を連通するオリフィス通路を形成しているので、そのオリフィス長さを長くすることが可能になり、よって、低周波数域の振動を減衰することが可能になり、また、車体側取付金具の第1ブラケットの内側フランジ部、ロッド側取付金具、並びにゴム弾性体の第1内壁部及び第1外壁部に囲まれた空間を第1液室としたり、車体側取付金具の第2ブラケットの内側フランジ部、ロッド側取付金具、並びにゴム弾性体の第2内壁部及び第2外壁部に囲まれた空間を第2液室としたり、ロッド側取付金具に、第1及び第2液室を連通するオリフィス通路を形成したりすることにより、部品を兼用しているので、部品の数を少なくすることができ、よって、液体封入式ストラットマウントの構造が簡単になり、安価になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係る液体封入式ストラットマウント1は、図示しない車体とサスペンションのショックアブソーバのピストンロッドとの間に介在するものであって、図1〜図3に示すように、車体側取付金具10、ロッド側取付金具20、及びゴム弾性体30を備えている。
車体側取付金具10は、上側及び下側ブラケット(第1及び第2ブラケット)11,12からなる。上側ブラケット11は、円筒状の筒部11aと、この筒部11aの上端(軸方向外側端)から周方向全体に亘って径方向内側に延びる円環状の内側フランジ部11bと、筒部11aの下端(軸方向内側端)から周方向全体に亘って径方向外側に延びる外側フランジ部11cとを有する略ハット状のものである。下側ブラケット12は、径が上側ブラケット11の筒部11aと同じで軸方向長さがこの筒部11aよりも長い円筒状の筒部12aと、この筒部12aの下端(軸方向外側端)から周方向全体に亘って径方向内側に延びて内径が上側ブラケット11の内側フランジ部11bと同じ円環状の内側フランジ部12bと、筒部12aの上端(軸方向内側端)から周方向全体に亘って径方向外側に延びる外側フランジ部12cとを有する略ハット状のものである。そして、車体側取付金具10は、上側及び下側ブラケット11,12が外側フランジ部11c,12cにて重ね合わせられてなり、その重ね合わされた外側フランジ部11c,12cにて車体にボルトB(図2のみ図示)で締結されるようになっている。
なお、上側ブラケット11の内側フランジ部11bには液体封入用貫通孔11dが形成されており、この貫通孔11dを介して後述する液室f1,f2に液体(例えば、エチレングリコールとジエチレングリコールの混合液)を封入するようになっている。この封入後、液体封入用貫通孔11dはシールリベット11e(図2のみ図示)にて密閉される。
上記ロッド側取付金具20は、車体側取付金具10の内側にこの車体側取付金具10と同軸上に設けられて内径が上側及び下側ブラケット11,12の内側フランジ部11b,12bよりも小さい円環状のものであって、内周面にてピストンロッドの上端部に取り付けられるようになっている。ロッド側取付金具20の詳細は後述する。
上記ゴム弾性体30は、第1内壁部31、第1外壁部32、第2内壁部33、第2外壁部34、及び連結部35を有している。第1内壁部31は、上側ブラケット11における内側フランジ部11bの内面の内周側とロッド側取付金具20の上面の内周寄りとの間に設けられて上側ブラケット11の内側フランジ部11bとロッド側取付金具20とを連結する円環状のものである。第1外壁部32は、上側ブラケット11における内側フランジ部11bの内面の外周側とロッド側取付金具20の上面の外周側との間に設けられて上側ブラケット11の内側フランジ部11bとロッド側取付金具20とを連結する円環状のものであって、外周面が上側ブラケット11の筒部11aの内周面に接触している。
第2内壁部33は、下側ブラケット12における内側フランジ部12bの上面の内周側とロッド側取付金具20の下面の内周寄りとの間に設けられて下側ブラケット12の内側フランジ部12bとロッド側取付金具20とを連結する円環状のものである。第2外壁部34は、下側ブラケット12における内側フランジ部12bの上面の外周側とロッド側取付金具20の下面の外周側との間に設けられて下側ブラケット12の内側フランジ部12bとロッド側取付金具20とを連結する円環状のものであって、外周面が下側ブラケット12の筒部12aの内周面に接触している。連結部35は、第1外壁部32の下面の外周側と第2外壁部34の上面の外周側との間に設けられて第1及び第2外壁部32,34を連結する円環状のものであって、ロッド側取付金具20の外周面を覆っている。そして、ゴム弾性体30は、ロッド側取付金具20と加硫一体化成形されており、この加硫一体化成形されたゴム弾性体30及びロッド側取付金具20が、車体側取付金具10に圧入接着されるようになっている。
上側ブラケット11の内側フランジ部11b、ロッド側取付金具20、並びにゴム弾性体30の第1内壁部31及び第1外壁部32に囲まれた空間は、円環状の上側液室(第1液室)f1を構成している。下側ブラケット12の内側フランジ部12b、ロッド側取付金具20、並びにゴム弾性体30の第2内壁部33及び第2外壁部34に囲まれた空間は、円環状の下側液室(第2液室)f2を構成している。
上記ロッド側取付金具20には、上側及び下側液室f1,f2を連通するオリフィス通路Pが形成されている。以下、ロッド側取付金具20及びオリフィス通路Pを詳細に説明する。
ロッド側取付金具20は、金具本体21と円環状の蓋部材22とが組み合わされてなる。金具本体21は、上側に開口していて、円環状の底壁部21aと、この底壁部21aの上面の内周側及び外周側にそれぞれ設けられた円環状の内壁部21b及び外壁部21cとを有している。底壁部21aの上面には、内壁部21bと外壁部21cとの間の部分に上側(上側ブラケット11側)に開口する溝部21dが周方向に二重渦巻き状に形成され、この溝部21dが上側から蓋部材22によって覆われることで、オリフィス通路Pが形成されている。オリフィス通路Pは、このようにロッド側取付金具20の周方向に二重渦巻き状に形成されることにより、比較的振幅の大きな低周波数域の振動、具体的には5〜15Hzのいわゆる乗り心地域の振動にチューニングされている。また、オリフィス通路Pの一端は蓋部材22の内周側に形成された上側貫通孔22a(図3のみ図示)にて上側液室f1に臨み、他端は金具本体21の底壁部21aの外周側に形成された下側貫通孔21e(図3のみ図示)から下側液室f2に臨んでいる。蓋部材22は、金具本体21の上側開口21fに圧入されて溝部21dの上に重ね合わせられることにより、上側開口21fに嵌め込まれている。
金具本体21の上面(上側ブラケット11側の面)と蓋部材22の上面は同一平面上に位置している。金具本体21の上面と蓋部材22の上面との境界部分23,24のうち径方向内側のもの23がゴム弾性体30の第1内壁部31に、径方向外側のもの24が第1外壁部32に、それぞれ覆われている。そして、上側及び下側液室f1,f2の液体がオリフィス通路Pを介して相互に流通することによって、図示しない車輪からピストンロッドを介してゴム弾性体30に作用する低周波数域の振動が減衰されるようになっている。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、ロッド側取付金具20に、上側及び下側液室f1,f2を連通するオリフィス通路Pを二重渦巻き状に形成しているので、そのオリフィス長さを長くすることができる。よって、低周波数域の振動を減衰することができる。
また、車体側取付金具10の上側ブラケット11の内側フランジ部11b、ロッド側取付金具20、並びにゴム弾性体30の第1内壁部31及び第1外壁部32に囲まれた空間を上側液室f1としたり、車体側取付金具10の下側ブラケット12の内側フランジ部12b、ロッド側取付金具20、並びにゴム弾性体30の第2内壁部33及び第2外壁部34に囲まれた空間を下側液室f2としたり、ロッド側取付金具20に、上側及び下側液室f1,f2を連通するオリフィス通路Pを形成したりすることにより、部品を兼用しているので、部品の数を少なくすることができる。よって、液体封入式ストラットマウント1の構造が簡単になり、安価になる。
また、ロッド側取付金具20の金具本体21の上面と蓋部材22の上面との境界部分23,24のうち径方向内側のもの23をゴム弾性体30の第1内壁部31で、径方向外側のもの24を第1外壁部32で、それぞれ覆っているので、液体がその境界部分23,24から漏れるのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、オリフィス通路Pを乗り心地域の振動にチューニングしているが、この乗り心地域の振動以外の低周波数域の振動、具体的には15〜30Hzのいわゆるハーシュネス域の振動や30〜70Hzのいわゆるドラミング域の振動にチューニングしてもよい。そして、このチューニング域に応じてオリフィス通路Pの形状を変更する。例えば、オリフィス通路Pをロッド側取付金具20の周方向に円環状に形成したり、三重以上の渦巻き状に形成したりする。
(実施形態2)
本実施形態は、図4に示すように、ロッド側取付金具20及びオリフィス通路Pの構成が実施形態1と異なるものである。つまり、ロッド側取付金具20は、単一のものである。オリフィス通路Pは、ロッド側取付金具20を厚み方向(軸方向)に貫通することにより形成されることによって、比較的低周波で振幅の小さな高周波数域の振動、具体的には70〜350Hzのいわゆるロードノイズ域の振動にチューニングされている。また、オリフィス通路Pは、ロッド側取付金具20に周方向に所定間隔を開けて複数形成されている。そして、上側及び下側液室f1,f2の液体がオリフィス通路Pを介して相互に流通することによって、車輪からピストンロッドを介してゴム弾性体30に作用する高周波数域の振動が減衰されるようになっている。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、実施形態1と同様、部品の数を少なくすることができ、よって、液体封入式ストラットマウント1の構造が簡単になり、安価になる。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる液体封入式ストラットマウントは、低周波数域の振動を減衰するとともに、部品の数を少なくする用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る液体封入式ストラットマウントの平面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 ロッド側取付金具の分解斜視図である。 液体封入式ストラットマウントの変形例の図2相当図である。 従来の液体封入式ストラットマウントの断面図である。
符号の説明
1 液体封入式ストラットマウント
10 車体側取付金具
11 上側ブラケット(第1ブラケット)
11a 筒部
11b 内側フランジ部
11c 外側フランジ部
12 下側ブラケット(第2ブラケット)
12a 筒部
12b 内側フランジ部
12c 外側フランジ部
20 ロッド取付金具
21 金具本体
22 蓋部材
21d 溝部
23 境界部分
24 境界部分
30 ゴム弾性体
31 第1内壁部
32 第1外壁部
33 第2内壁部
34 第2外壁部
f1 上側液室(第1液室)
f2 下側液室(第2液室)
P オリフィス通路

Claims (6)

  1. 車体とサスペンションのショックアブソーバのピストンロッドとの間に介在する液体封入式ストラットマウントであって、
    それぞれ、筒部と該筒部の軸方向外側端から径方向内側に延びる内側フランジ部と該筒部の軸方向内側端から径方向外側に延びる外側フランジ部とを有する第1及び第2ブラケットを、上記外側フランジ部にて重ね合わせてなる、上記車体に取り付けられる車体側取付金具と、
    上記車体側取付金具の内側に該車体側取付金具と同軸上に設けられた、上記ピストンロッドに取り付けられる環状のロッド側取付金具と、
    上記第1ブラケットの内側フランジ部と上記ロッド側取付金具との間にそれぞれ設けられた環状の第1内壁部及び第1外壁部と、上記第2ブラケットの内側フランジ部と上記ロッド側取付金具との間にそれぞれ設けられた環状の第2内壁部及び第2外壁部とを有するゴム弾性体とを備えており、
    上記第1ブラケットの内側フランジ部、上記ロッド側取付金具、上記第1内壁部、及び上記第1外壁部に囲まれた空間が環状の第1液室を構成しており、
    上記第2ブラケットの内側フランジ部、上記ロッド側取付金具、上記第2内壁部、及び上記第2外壁部に囲まれた空間が環状の第2液室を構成しており、
    上記ロッド側取付金具には、上記第1及び第2液室を連通するオリフィス通路が形成されており、
    上記第1内壁部は、上記第1ブラケットにおける上記内側フランジ部の内面に、上記第1外壁部は、上記第1ブラケットにおける上記筒部の内周面及び上記内側フランジ部の内面に、上記第2内壁部は、上記第2ブラケットにおける上記内側フランジ部の内面に、上記第2外壁部は、上記第2ブラケットにおける上記筒部の内周面及び上記内側フランジ部の内面に、それぞれ接触していることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
  2. 請求項1記載の液体封入式ストラットマウントにおいて、
    上記オリフィス通路は、低周波数域の振動にチューニングされていることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
  3. 請求項2記載の液体封入式ストラットマウントにおいて、
    上記ロッド側取付金具は、上記第1ブラケット側に開口する溝部が形成された金具本体と、上記溝部の開口を覆うことにより上記オリフィス通路を形成する蓋部材とを有していることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
  4. 請求項3記載の液体封入式ストラットマウントにおいて、
    上記金具本体における第1ブラケット側の面と上記蓋部材における第1ブラケット側の面とが同一平面上に位置しており、
    上記金具本体における第1ブラケット側の面と上記蓋部材における第1ブラケット側の面との境界部分のうち径方向内側のものが上記第1内壁部に、径方向外側のものが上記第1外壁部に、それぞれ覆われていることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
  5. 請求項3又は4記載の液体封入式ストラットマウントにおいて、
    上記オリフィス通路は、上記ロッド側取付金具の周方向に渦巻き状に形成されていることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
  6. 請求項1記載の液体封入式ストラットマウントにおいて、
    上記オリフィス通路は、上記ロッド側取付金具を厚み方向に貫通することにより形成されていることを特徴とする液体封入式ストラットマウント。
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