JP2005282780A - 液体封入式筒型防振装置 - Google Patents

液体封入式筒型防振装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、オリフィス通路を流動する液体の安定した流れを確保することができ、安定した振動減衰特性を得ることができる液体封入式筒型防振装置を提供する。
【解決手段】主軸部材1と、主軸部材1の外周側に距離を隔てて同軸状に配置され、周方向に配列された2個の窓部35、36を有する中間筒部材3と、主軸部材1と中間筒部材3との間に介在して両部材を一体的に連結し、各窓部35、36に開口する2個の凹部47、48を有するゴム弾性体4と、中間筒部材3の外周側に同軸状に配置されて各凹部47、48の開口を液密的に覆蓋し、各凹部47、48との間に液室55、56を形成する外筒部材5とを備えている。両液室55、56を連通するオリフィス通路63を、両端が各液室55、56に連通されて中間筒部材3と外筒部材5の間に周方向に延びるように配置された剛性チューブ6により形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両において、例えばサスペンションブッシュやエンジンマウント、キャブマウント等として好適に採用される液体封入式筒型防振装置に関する。
従来より、車両において振動伝達系を構成する二つの部材間に介装されて、それらの部材を防振連結乃至は防振支持する防振装置の一種として、例えば特許文献1〜4に開示されているような種々の液体封入式筒型防振装置が知られている。このうち特許文献1に開示されたタイプのサスペンションブッシュとして、図5及び図6に示す液体封入式筒型防振装置が知られている。
この液体封入式筒型防振装置は、主軸部材101と、主軸部材101の外周側に距離を隔てて同軸状に配置され、周方向に配列された複数の窓部135、136を有する中間筒部材103と、主軸部材101と中間筒部材103との間に介在して両部材を一体的に連結し、各窓部135、136に開口する2個の凹部147、148を有するゴム弾性体104と、中間筒部材103の外周側に同軸状に配置されて各凹部147、148の開口を液密的に覆蓋し、各凹部147、148との間に液体Lが封入された2個の液室155、156を形成する外筒部材105と、中間筒部材103と外筒部材105との間に配置されて両液室155、156を連通するオリフィス通路163を形成する剛性環状部材106とを備えている。
この液体封入式筒型防振装置は、振動伝達系を構成する二つの部材の一方の部材に対して主軸部材101が取付ボルト等により連結固定されるとともに、その他方の部材に対して外筒部材105が圧入固定されることにより取付けられて使用される。この場合、液体封入式筒型防振装置は、両液室155、156が主振動入力方向に沿って位置する状態に取付けられる。
そして、この液体封入式筒型防振装置に対して軸直角方向の振動が入力すると、主軸部材101と外筒部材105の相対変位に伴って弾性変形するゴム弾性体104の弾性作用により、広い周波数域の振動が効果的に減衰される。また、ゴム弾性体104の弾性変形に伴い、オリフィス通路163を介して両液室155、156の間を流動する液体Lの液柱共振作用により、低周波数域の振動が効果的に減衰される。なお、オリフィス通路163を流動する液体Lの共振周波数は、オリフィス通路163の断面積と通路長さによって決定される。
ところで、上記の液体封入式筒型防振装置においては、剛性環状部材106の外周面に周方向に延びる凹溝161が設けられており、その凹溝161の外周側開口が外筒部材105の内周面で覆蓋されることによって、両端が両液室155、156に連通するオリフィス通路163が形成される。この剛性環状部材106は、図7及び図8に示すように、ゴム弾性体104が主軸部材101及び中間筒部材103等とともに一体加硫成形されて形成される加硫成形体の外周部に対して、外周面の略3/4周する範囲に組み付けられることから、円弧状の二つの半部材106a、106bに分割形成されている。
また、外筒部材105は、剛性環状部材106が組み付けられた加硫成形体に対して外周側に嵌合された後、外側から絞り加工が施されて縮径されることにより組み付けられている。このとき、剛性環状部材106と外筒部材105に曲率の差があることや、絞り加工を周方向において均一に施すことが困難であること、さらには外筒部材105への絞り加工時に二つの半部材106a、106bが位置ずれを起こして干渉しないようにするために、二つの半部材106a、106bの間に設けられていた充分に広い隙間S1 (図8参照。)は、絞り加工後においても狭い隙間S2 (図6参照。)となって残り易い。このような隙間S2 が形成されていると、オリフィス通路163は、二つの半部材106a、106bのつなぎ目の部分で分断された状態になる。
オリフィス通路163を液体Lが流動するときの状態は、安定した層流であることが望ましい。しかし、上記のように、二つの半部材106a、106bのつなぎ目の隙間S2 でオリフィス通路163が分断された状態になると、液体Lの流れに乱れが発生し、特性の安定性を損なうこととなる。
特許第2583212号公報 特開平5−16630号公報 特開平6−33975号公報 特開2003−104018号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、オリフィス通路を流動する液体の安定した流れを確保することができ、安定した振動減衰特性を得ることができる液体封入式筒型防振装置を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決する本発明は、主軸部材と、該主軸部材の外周側に距離を隔てて同軸状に又は偏心して配置され、周方向に配列された複数の窓部を有する中間筒部材と、前記主軸部材と前記中間筒部材との間に介在して両部材を一体的に連結し、各前記窓部に開口する複数の凹部を有するゴム弾性体と、前記中間筒部材の外周側に同軸状に配置されて各前記凹部の開口を液密的に覆蓋し、各前記凹部との間に、液体が封入されオリフィス通路により互いに連通された複数の液室を形成する外筒部材と、を備え、前記オリフィス通路は、両端が各前記液室に連通されて周方向に延びるように配置された剛性チューブにより形成されていることを特徴としている。
本発明の液体封入式筒型防振装置では、一定の断面積をもち所定の長さに形成される1本の剛性チューブによりオリフィス通路が形成されることから、オリフィス通路を流動する液体の流れに乱れが発生せず、安定した層流になる。そのため、オリフィス通路を流動する液体の安定した流れが確保され、液柱共振作用に基づく安定した振動減衰特性が得られる。このオリフィス通路を形成する剛性チューブは、簡易な構造を有するばかりでなく、内孔の断面積や長さを容易に変更することができるため、オリフィス通路のチューニングが容易になり、チューニングの自由度も拡大する。また、剛性チューブは、分割形成されていないため、組み付けを容易に行うことが可能であり、組付工数も低減することができる。
本発明において、剛性チューブとしては、例えばブレーキチューブ等の金属製のチューブや樹脂製のチューブを好適に採用することができる。
この剛性チューブは、中間筒部材と外筒部材の間に配置されていることが好ましい。このようにすれば、剛性チューブが外筒部材の内周面に沿って配置されるため、より長いオリフィス通路を形成することができる。なお、剛性チューブの中間部分が蛇行するようにすれば、より長いオリフィス通路を形成することが可能である。
また、剛性チューブは、ゴム弾性体が加硫成形して形成された後に、ゴム弾性体に一体的に組み付けられていることが好ましい。このようにすれば、剛性チューブの組付作業が容易になり、組付工数を低減することができる。
本発明の液体封入式筒型防振装置によれば、オリフィス通路は、両端が各液室に連通されて周方向に延びるように配置された剛性チューブにより形成されているため、簡易な構成で、オリフィス通路を流動する液体の安定した流れを確保することができ、安定した振動減衰特性を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係る液体封入式筒型防振装置の軸方向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図であり、図2はその液体封入式筒型防振装置の軸直角方向に沿う断面図であって図1のII−II線矢視断面図である。
本実施形態の液体封入式筒型防振装置は、図1及び図2に示すように、主軸部材1と、主軸部材1の中央部外周に嵌着されたストッパ部材2と、主軸部材1の外周側に距離を隔てて同軸状に配置され、周方向に配列された2個の窓部35、36を有する中間筒部材3と、主軸部材1と中間筒部材3との間に介在して両部材を一体的に連結し、各窓部35、36に開口する2個の凹部47、48を有するゴム弾性体4と、中間筒部材3の外周側に同軸状に配置されて各凹部47、48の開口を液密的に覆蓋し、各凹部47、48との間に、液体Lが封入された液室55、56を形成する外筒部材5と、両液室55、56を連通するオリフィス通路63を形成する剛性チューブ6と、から構成されている。
主軸部材1は、鉄系金属により略一定の径と肉厚をもつパイプ状に形成されており、取付ボルト(図示せず)が挿通される内孔11を有する。この主軸部材1の一端には、径方向外方に折り曲げ形成されたリング状のフランジ部12が設けられている。
ストッパ部材2は、リング状の基部21と、基部21の軸線を中心として軸対称となる部位に設けられた遠心方向に突出する一対のストッパ部22、23とからなり、樹脂により一体に形成されている。このストッパ部材2は、主軸部材1の軸方向中央部の外周に基部21が射出成形により嵌着固定されている。
中間筒部材3は、薄い金属板により略円筒状に形成されており、主軸部材の外周側に距離を隔てて同軸状に配置されている。この中間筒部材3は、軸方向両端に位置する一対のリング部31、32と、軸方向に延び両リング部31、32間に架橋された2個の架橋部33、34とからなる。中間筒部材3の周方向における両架橋部33、34の間の部分には、軸方向の両側が一対のリング部31、32により区画されて周方向に配列された2個の窓部35、36が形成されている。なお、両架橋部33、34は、両リング部31、32よりも径方向内方に位置するように両端部が折り曲げられている。
ゴム弾性体4は、主軸部材1、ストッパ部材2及び中間筒部材3とともに一体加硫成形されることにより略円筒状に形成され、図3及び図4に示すような加硫成形体Aとして形成されている。このゴム弾性体4は、主軸部材1と中間筒部材3の間に介在して両部材1、3を一体的に連結している。
このゴム弾性体4は、中間筒部材3の両リング部31、32と対応して軸方向両端に設けられた一対の環状側壁部41、42と、中間筒部材3の両架橋部33、34と対応して両環状側壁部41、42の間を二分割するように設けられた一対の腕状隔壁部43、44と、両ストッパ部22、23の表面を覆う被覆部45、46とからなる。これにより、両環状側壁部41、42の間であって主軸部材1を間に挟んだ径方向両側には、中間筒部材3の各窓部35、36に開口する凹部47、48が形成されている。各凹部47、48内には、ストッパ部材2のストッパ部22、23がそれぞれ突出している。
外筒部材5は、薄い鉄系金属板により円筒状に形成された筒状金具51と、筒状金具51の内周面に略全域を覆うように加硫接着されたシールゴム層52とからなる。この外筒部材5は、加硫成形体Aの中間筒部材3の外周側に同軸状に配置された状態で絞り加工が施されることにより組み付けられている。これにより、ゴム弾性体4の両凹部47、48の開口が外筒部材5によって液密的に覆蓋され、外筒部材5と各凹部47、48との間には液体Lが封入された液室55、56が形成されている。
なお、外筒部材5の加硫成形体Aへの組み付けを、主液室55及び副液室56内に封入すべき液体L中にて行うことにより、主液室55及び副液室56内への液体Lの封入を容易に行うことができる。液体Lとしては、例えば水やアルキレングリコール、シリコンオイル等の非圧縮性の液体が好適に採用される。
剛性チューブ6は、一定の断面積をもち所定の長さに形成された内孔(オリフィス通路63)を有する金属製チューブによりなる。なお、オリフィス通路63の断面積と通路長さは、オリフィス通路63での液柱共振周波数が15Hzとなるように設定されている。この剛性チューブ6は、架橋部35の外側に位置する腕状隔壁部43の外周部に設けられた凹溝49(図4参照。)にその中央部が埋め込まれることによりゴム弾性体3に一体的に組み付けられ、ゴム弾性体4の外周部の略3/4周する範囲に周方向に延びるように配置されている。
剛性チューブ6の両端部は、それぞれ各液室55、56内に延出し、その先端がストッパ部22、23を越えて他方の架橋部36及び腕状隔壁部44の近傍に位置している。これにより、主軸部材1を挟んで径方向両側に位置する両液室55、56は、内部にオリフィス通路63を有する剛性チューブ6により連通されている。
一方の液室55内に延出した剛性チューブ6の一端部は、液室55の軸方向一端側に位置するようにされている。また、他方の液室56内に延出した剛性チューブ6の他端部は、剛性チューブ6の中央部が軸方向他端側に向かうように斜めにされていることによって、液室56の軸方向他端側に位置するようにされている。これにより、液体封入式筒型防振装置に対して、図1の矢印a方向(主軸部材1の軸線に対して60°〜70°)の振動が入力したときに、剛性チューブ6とストッパ部22、23が干渉しないようにされている。
以上のように構成された本実施形態の液体封入式筒型防振装置は、車両のサスペンションにおいてロアアームの防振連結に使用される。この場合、防振連結される一方のロアアームに対して主軸部材1が取付ボルト等により連結固定されるとともに、他方のボデーに対して外筒部材5が圧入固定されることにより取付けられ、液体封入式筒型防振装置に対する主振動入力方向が、図1における矢印a方向となる状態に取付けられる。
そして、この液体封入式筒型防振装置に対して振動が入力すると、主軸部材1と外筒部材5の相対変位に伴って弾性変形するゴム弾性体4の弾性作用により高周波数域の振動が効果的に減衰され、また、オリフィス通路63を介して両液室55、56の間を流動する液体Lの液柱共振作用により低周波数域(15Hz)の振動が効果的に減衰される。
このとき、オリフィス通路63は、一定の断面積をもち所定の長さに形成される1本の剛性チューブ6により形成されていることから、オリフィス通路63を流動する液体Lの流れに乱れが発生せず、安定した層流になる。そのため、オリフィス通路63を流動する液体Lの安定した流れが確保され、液柱共振作用に基づく安定した振動減衰特性が得られる。
以上のように、本実施形態の液体封入式筒型防振装置は、両端が各液室55、56に連通されて周方向に延びるように配置された剛性チューブ6によりオリフィス通路63が形成されているため、簡易な構成で、オリフィス通路63を流動する液体Lの安定した流れを確保することができ、安定した振動減衰特性を得ることができる。
また、オリフィス通路63を形成する剛性チューブ6は、簡易な構造を有するばかりでなく、内孔の断面積や長さを容易に変更することができるため、オリフィス通路63のチューニングを容易に行うことができ、チューニングの自由度も拡大する。また、剛性チューブは、分割形成されることなく一つの部材で形成されているため、取付作業が容易になるとともに、組付工数を低減することができる。
さらに、剛性チューブ6は、その中央部がゴム弾性体4の腕状隔壁部43の外周部に設けられた凹溝49に埋め込まれて、中間筒部材3の架橋部35と外筒部材5との間に配置されていることから、主軸部材1の軸から遠い位置に配置されているため、より長いオリフィス通路63を形成することができる。
なお、本実施形態においては、両液室55、56が1本の剛性チューブ6(オリフィス通路63)で連通されているが、オリフィス通路の断面積や通路長さを変更して異なる共振周波数にチューニングされた複数本の剛性チューブ(オリフィス通路)で両液室55、56を連通することも可能である。
また、本実施形態の液体封入式筒型防振装置は、2個の液室55、56を有するタイプのものであるが、3個以上の液室を有するタイプの液体封入式筒型防振装置に対しても本発明を適用することができる。この場合、選択された2個の液室が、1本又は複数本の剛性チューブにより連通される。
さらに、本実施形態の液体封入式筒型防振装置は、サスペンション用のブッシュとして構成されたものであるが、その他に、例えばエンジンマウントやボディマウントのように防振支持するマウントに対しても本発明を適用することができる。この場合、液体封入式筒型防振装置が防振支持する状態に取付けられて荷重が負荷されたときに、主軸部材と中間筒部材が略同軸状となるようにするため、取付け前の無負荷の状態においては、主軸部材と中間筒部材が偏心した状態となるように構成される。
本発明の実施形態に係る液体封入式筒型防振装置の軸方向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る液体封入式筒型防振装置の軸直角方向に沿う断面図であって図1のII−II線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る加硫成形体の平面図である。 本発明の実施形態に係る加硫成形体の側面図である。 従来の液体封入式筒型防振装置の軸方向に沿う断面図であって図6のV−V線矢視断面図である。 従来の液体封入式筒型防振装置の軸直角方向に沿う断面図であって図5のVI−VI線矢視断面図である。 従来の液体封入式筒型防振装置に係る加硫成形体の平面図である。 従来の液体封入式筒型防振装置に係る加硫成形体の側面図である。
符号の説明
1、101…外筒部材 2…ストッパ部材 3、103…中間筒部材
4、104…ゴム弾性体 5、105…外筒部材 6…剛性チューブ
11…内孔 12…フランジ部 21…基部 22、23…ストッパ部
31、32…リング部 33、34…架橋部
35、36、135、136…窓部 41、42…環状側壁部
43、44…腕状隔壁部 45、46…被覆部
47、48、147、148…凹部 49…凹溝 51…筒状金具
52…シールゴム層 55、56、155、156…液室
63、163…オリフィス通路 L…液体 106…剛性環状部材
106a、106b…半部材 161…凹溝 L…液体

Claims (3)

  1. 主軸部材と、
    該主軸部材の外周側に距離を隔てて同軸状に又は偏心して配置され、周方向に配列された複数の窓部を有する中間筒部材と、
    前記主軸部材と前記中間筒部材との間に介在して両部材を一体的に連結し、各前記窓部に開口する複数の凹部を有するゴム弾性体と、
    前記中間筒部材の外周側に同軸状に配置されて各前記凹部の開口を液密的に覆蓋し、各前記凹部との間に、液体が封入されオリフィス通路により互いに連通された複数の液室を形成する外筒金具と、を備え、
    前記オリフィス通路は、両端が各前記液室に連通されて周方向に延びるように配置された剛性チューブにより形成されていることを特徴とする液体封入式筒型防振装置。
  2. 前記剛性チューブは、前記中間筒部材と前記外筒部材の間に配置されている請求項1に記載の液体封入式筒型防振装置。
  3. 前記剛性チューブは、前記ゴム弾性体が加硫成形して形成された後に前記ゴム弾性体に一体的に組み付けられている請求項1又は2に記載の液体封入式筒型防振装置。
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