JP2000120761A - 流体封入式筒型マウント - Google Patents

流体封入式筒型マウント

Info

Publication number
JP2000120761A
JP2000120761A JP33241399A JP33241399A JP2000120761A JP 2000120761 A JP2000120761 A JP 2000120761A JP 33241399 A JP33241399 A JP 33241399A JP 33241399 A JP33241399 A JP 33241399A JP 2000120761 A JP2000120761 A JP 2000120761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
equilibrium chamber
elastic body
orifice passage
rubber elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33241399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3518451B2 (ja
Inventor
Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Kazuhiko Kato
和彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP33241399A priority Critical patent/JP3518451B2/ja
Publication of JP2000120761A publication Critical patent/JP2000120761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518451B2 publication Critical patent/JP3518451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体室たる平衡室をマウント周方向において
二分したりすることなく形成することが出来、且つ大荷
重入力時においてもオリフィス通路の断面積の変化がよ
り効果的に防止され得る流体封入式筒型マウントの提
供。 【解決手段】 平衡室66を軸方向に挟んで位置する軸
方向両側部分に、支軸部材12およびシールスリーブ2
4の何れか一方の側から他方の側に向かって軸直角方向
の対向方向に突出し、該他方の側への当接によって前記
支軸部材12と外筒部材14の軸直角方向の相対的変位
量を制限するストッパ部22を、それぞれ設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車用エンジンマウントやボ
デーマウント,デフマウント,サスペンションブッシュ
等に用いられる筒型マウントに係り、特に、内部に封入
された流体の流動作用に基づいて防振効果を得るように
した流体封入式筒型マウントに関するものである。
【0002】
【従来技術】振動伝達系を構成する部材間に介装される
防振連結体乃至は防振支持体の一種として、従来から、
互いに径方向に所定距離を隔てて配された支軸部材と外
筒部材をゴム弾性体で連結する一方、それら支軸部材と
外筒部材の間に、所定の非圧縮性流体が封入された複数
の流体室を形成すると共に、それらの流体室を相互に連
通するオリフィス通路を設け、該オリフィス通路を流動
する流体の共振作用等の流動作用に基づいて防振効果を
得るようにした流体封入式の筒型マウントが知られてい
る。
【0003】そして、このような筒型マウントにおいて
は、流体封入作業の容易化等の目的で、一般に、複数の
窓部を有するシールスリーブをゴム弾性体の外周面に固
着せしめて、それらの窓部を通じて外周面に開口するポ
ケット部を形成すると共に、シールスリーブの外周面に
外筒部材を嵌着させて窓部を覆蓋することにより、受圧
室と平衡室を形成した構造とされている。また、オリフ
ィス通路は、振動入力時における流路断面積の変化を防
止するために、例えば、特開昭56−164242号公
報に記載されている如く、シールスリーブの外周面上を
窓部間に跨がって設けられた凹溝を外筒部材で覆蓋する
ことによって形成されたり、或いは、特開昭61−27
0533号公報に記載されている如く、シールスリーブ
の外周面上に窓部を跨ぐ環状部材を配設し、該環状部材
の外周面に設けられた凹溝を外筒部材で覆蓋することに
よって、形成されている。
【0004】ところが、特開昭56−164242号公
報に記載された前者のオリフィス構造においては、オリ
フィス通路長さが窓部間距離に制限されるために、オリ
フィス通路の設計自由度が低く、充分な防振効果を得難
いという問題があり、また特開昭61−270533号
公報に記載された後者のオリフィス構造においては、環
状部材を別途形成して組み付けなければならないため
に、製作性およびコスト性が低下するという問題があっ
た。
【0005】一方、実開平5−47580号公報には、
軸方向中央部分が周方向全周に亘って広幅に小径化され
た段付円筒形状のシールスリーブを採用し、小径部の軸
方向端部の外周面上を周方向に延びる凹溝を形成せしめ
て、該凹溝を外筒で覆蓋することにより、液室(流体
室)の軸方向側方を通って周方向に半周以上の長さで延
びるオリフィス通路を形成した構造が、開示されてい
る。
【0006】しかしながら、そのような構造のものにお
いては、シールスリーブの軸方向中央部分を全周に亘っ
て広幅に小径化する必要があることに加えて、平衡室の
容積を大きく確保するためにシールスリーブの軸方向端
部まで小径部を広げようとした場合には、外筒に嵌着さ
れるシールスリーブの軸方向端部が変形して、シールス
リーブと外筒との間のシール性が不十分となるおそれが
あった。しかも、製作コストの低減等の目的で、板材を
湾曲成形した一対の半円筒体を相互に突き合わせて溶着
することによりシールスリーブを形成しようとした場合
には、両半円筒体の溶着部分が段差状に屈曲されている
ために、溶接が難しく、製造が面倒であるといった不具
合もあったのである。
【0007】さらに、かかる実開平5−47580号公
報に開示の液封防振支持装置には、内筒と外筒との間の
径方向における過大変位を規制する一つの手段として、
ストッパ部となる張出部が、内外筒間の空所内におい
て、外筒側に設けられており、かかる張出部に対する内
筒の当接にて、前記過大変位の規制が行なわれ得るよう
になっているが、そこでは、そのような張出部の配設に
よって、オリフィス通路にて連通せしめられている二つ
の液室(流体室)のうちの一つが分断される等して、液
室の形成スペースが充分に確保され得なかったり、オリ
フィス通路の形成スペースも充分ではなかったりする問
題があり、またオリフィス通路の変形によって、その断
面積が変化する問題も内在するものであった。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決すべき課
題とするところは、流体室たる平衡室をマウント周方向
において二分したりすることなく形成することが出来、
且つ大荷重入力時においてもオリフィス通路の断面積の
変化がより効果的に防止され得る流体封入式筒型マウン
トを提供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、そのような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、支軸部材とその周り
を囲むように所定距離を隔てて配されたシールスリーブ
とをゴム弾性体にて連結する一方、該シールスリーブを
通じて外周面に開口する第一のポケット部および第二の
ポケット部を設けると共に、シールスリーブの外周面に
外筒部材を嵌着固定せしめて、第一のポケット部の開口
を外筒部材で覆蓋することにより、壁部の一部がゴム弾
性体で構成されて、振動が入力される受圧室を形成する
と共に、第二のポケット部の開口を外筒部材で覆蓋する
ことにより、壁部の一部が薄肉とされたゴム弾性体で構
成された容積可変の平衡室を形成し、それら受圧室およ
び平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、それら受圧
室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設けた流
体封入式筒型マウントにおいて、平衡室を軸方向に挟ん
で位置する軸方向両側部分に、支軸部材およびシールス
リーブの何れか一方の側から他方の側に向かって軸直角
方向の対向方向に突出し、該他方の側への当接によって
支軸部材と外筒部材の軸直角方向の相対的変位量を制限
するストッパ部を、それぞれ設けたことにある。
【0010】このような構造とされた本発明に従う流体
封入式筒型マウントにおいては、ストッパ部が平衡室の
軸方向両側に位置せしめられて、支軸部材と外筒部材と
の間の相対的変位量が制限されることとなるところか
ら、平衡室を周方向に実質的に二分したりすることなく
形成することが可能であると共に、大きな荷重入力時に
もオリフィス通路を形成するゴム弾性体への荷重入力が
防止されて、オリフィス通路の断面積の変化がより効果
的に防止され得ることとなるのである。
【0011】なお、かかる本発明に従う流体封入式筒型
マウントにあっては、受圧室や平衡室,オリフィス通路
を液密に封止するために、シールスリーブと外筒部材の
嵌着面間にシールゴム層を介装することが望ましく、特
に、シールスリーブの外周面を略全面に亘って覆うシー
ルゴム層を、ゴム弾性体と一体的に形成することが、好
ましい。これによって、シールゴム層を容易に形成する
ことが出来、マウントの流体密性を有利に確保すること
が可能となるのであり、また、第一の窓部と第二の窓部
の間に位置するシールスリーブの外周面上において、該
シールゴム層に凹溝を形成すること等により、接続溝を
容易に形成することが可能となる。
【0012】また、第二のポケット部の壁部を構成する
ゴム弾性体は、少なくとも一部が変形容易な薄肉部とさ
れていれば良いが、好ましくは、かかる第二のポケット
部の壁部を構成するゴム弾性体が、第二のポケット部の
底壁部および周壁部の全体に亘って薄肉とされた袋状形
状とされ、それによって、平衡室の容積可変量が大きく
確保され得、オリフィス通路を形成するゴム弾性体の発
生応力が抑えられて、オリフィス通路の断面積の変化が
より効果的に防止され得るのである。
【0013】
【発明の実施の形態・実施例】以下、本発明を更に具体
的に明らかにするために、本発明の実施例を、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0014】先ず、図1及び図2には、本発明の第一の
実施例としてのFF型自動車用エンジンマウント10が
示されている。このエンジンマウント10は、支軸部材
としての内筒金具12と、外筒部材としての外筒金具1
4が、互いに径方向に所定距離を隔てて且つ所定量だけ
偏心して配設されていると共に、それらの間に介装され
たゴム弾性体16によって連結されており、それら内筒
金具12および外筒金具14が、図示しないパワーユニ
ットおよびボデーの各一方にそれぞれ取り付けられるこ
とにより、パワーユニットをボデーに対して防振支持せ
しめるようになっている。なお、エンジンマウント10
の装着状態下では、パワーユニット重量が図1,2中の
略上下方向に入力されて、ゴム弾性体16が弾性変形す
ることにより、内筒金具12と外筒金具14が略同一軸
心上に位置せしめられると共に、パワーユニット重量の
入力方向と略同じ方向に、主たる振動荷重が入力される
こととなる。
【0015】より詳細には、内筒金具12は、図3及び
図4にも示されているように、厚肉の円筒形状を有して
いると共に、その外周面上に、繊維強化樹脂や金属等の
硬質材料によって形成された作用部材18が固着されて
いる。この作用部材18は、内筒金具12の軸方向中央
部分において径方向外方に突出し、先端部分が傘状に広
がった略きのこ形状の傘部20と、内筒金具12の軸方
向両側部分においてそれぞれ傘部20とは反対の径方向
外方に突出する略矩形ブロック状のストッパ部22,2
2を、一体的に備えている。
【0016】また、このような作用部材18が固着され
た内筒金具12の外側には、シールスリーブとしての金
属スリーブ24が、径方向外方に所定距離を隔てて且つ
所定量だけ偏心して、内筒金具12の周りを取り巻くよ
うに配設されている。この金属スリーブ24は、図5〜
7にも示されているように、全体として薄肉の大径円筒
形状を有しており、軸方向中央部分には、周方向に半周
以下の長さで広がるそれぞれ略矩形状の第一の窓部26
と第二の窓部28が、径方向一方向に対向して形成され
ている。また、かかる金属スリーブ24において、第一
の窓部26と第二の窓部28の周方向両端部間に位置す
る連結部30,30は、軸方向中央部分が径方向内方に
僅かに凹陥されており、それによって、第一の窓部26
と第二の窓部28の周方向両端縁部間に跨がって延びる
幅広の凹所32,32が形成されている。即ち、金属ス
リーブ24は、軸方向に所定距離を隔てて同一軸上で対
向位置せしめられた一対の円環板状部34,34が、一
対の連結部30,30によって一体的に連結された構造
とされているのである。
【0017】なお、このような金属スリーブ24は、管
体に孔明け加工等を施して製作することも可能である
が、特に本実施例では、一対の平板を用い、それぞれに
孔明け加工やプレス加工,曲げ加工等を施したものを、
周方向両端部(図6中、a部)で互いに突き合わせて溶
着することによって、有利に製作される。即ち、一対の
平板を用いて金属スリーブ24を製作すれば、管体を用
いる場合に比べて、第一及び第二の窓部26,28や連
結部30,30の形成が容易であると共に、製作コスト
の低減が図れる等といった利点がある。また、本実施例
の如く、第一及び第二の窓部26,28の開口部分に溶
接部を設定すれば、溶接部位が、段差等のない平坦面と
されることから、溶接作業も容易となるのである。
【0018】さらに、内筒金具12と金属スリーブ24
の間には、ゴム弾性体16が介装されている。このゴム
弾性体16は、図8〜13にも示されているように、全
体として厚肉の略円筒形状を有しており、その内周面に
内筒金具12が、外周面に金属スリーブ24が、それぞ
れ加硫接着された一体加硫成形品36として形成されて
いる。また、金属スリーブ24の外周面には、略全面に
亘って、シールゴム層38が形成されており、連結部3
0の凹所32にも、シールゴム層38が充填されてい
る。なお、このシールゴム層38は、ゴム弾性体16と
一体的に形成されている。
【0019】また、ゴム弾性体16には、内筒金具12
と金属スリーブ24の偏心方向における一方の側(偏心
方向における離隔距離の大なる側である、図9中におい
て、上側)に、第一のポケット部42が設けられてお
り、金属スリーブ24の第一の窓部26を通じて外周面
に開口していると共に、内筒金具12と金属スリーブ2
4の偏心方向他方の側(偏心方向における離隔距離の小
なる側である、図9中において、下側)に、第二のポケ
ット部44が設けられており、金属スリーブ24の第二
の窓部28を通じて外周面に開口している。更に、第一
のポケット部42の内部には、底部中央から、傘部20
が突設されており、かかる傘部20の外周面と第一のポ
ケット部42の内周面との間に、図8に示される如く、
狭窄部46が形成されるようになっている。また、第二
のポケット部44の底壁部48を構成するゴム弾性体1
6には、軸方向に嵌通して延びるスリット49が、底壁
部48の略全面に亘って設けられており、それによっ
て、底壁部48が薄肉とされて、変形容易とされてい
る。
【0020】なお、ゴム弾性体16の成形型の構造上、
内筒金具12に設けられた両ストッパ部22,22の間
にはゴム弾性体16が充填されていることから、かかる
ストッパ部22,22の配設部位に対応する第二のポケ
ット部44の周方向中央部分は、浅底とされている。ま
た、これらストッパ部22,22の突出先端面は、金属
スリーブ24の円環板状部34,34に対して、それぞ
れ径方向に対向位置せしめられている。更にまた、スト
ッパ部22,22の突出先端面と、第一のポケット部4
2内に突設された傘部20の外周面には、何れも、緩衝
ゴム層50が形成されている。
【0021】さらに、第二のポケット部44は、図13
に示されるように、浅底とされた中央部分を挟んで位置
する周方向両側部分の開口部が、互いに軸方向反対側に
偏倚した偏倚開口部52,52とされており、それらの
偏倚開口部52,52が、金属スリーブ24における第
二の窓部28の開口縁部に対して互いに異なる軸方向に
離隔位置せしめられている。そして、各一方の偏倚開口
部52における第二の窓部28の開口縁部から離隔せし
められた軸方向側には、それぞれ、第二の窓部28の開
口縁部と偏倚開口部52の間を周方向に延びる凹溝54
が形成されており、かかる凹溝54の周方向一端部が、
他方の偏倚開口部52に接続されている。また、各凹溝
54の周方向他端部は、それぞれ、金属スリーブ24の
連結部30に形成された接続溝56を介して、図11に
示される如く、第一のポケット部42の周方向端部に接
続されている。なお、接続溝56は、金属スリーブ24
の各連結部30の軸方向端部において、凹所32に充填
されたゴム弾性体16に対して、外周面に開口して周方
向に延びる凹溝を設けることによって形成されている
(図12参照)。
【0022】要するに、本実施例においては、各一対の
凹溝54,54と接続溝56,56によって、第一のポ
ケット部42の周方向両端部からそれぞれ周方向に延び
出して、第二のポケット部44における一方の偏倚開口
部52の軸方向側部に沿って周方向に延び、他方の偏倚
開口部52にまで至る一対のオリフィス形成溝58,5
8が、一体加硫成形品36の外周面の軸方向両側部分に
形成されているのである。
【0023】なお、シールゴム層38の外周面上には、
図10〜図13より明らかなように、周方向および軸方
向に延びるシールリップ60が形成されており、かかる
シールリップ60によって、第一のポケット部42,第
二のポケット部44,オリフィス形成溝58,58の各
開口部が、それぞれ、囲まれている。
【0024】また、オリフィス形成溝58を構成する凹
溝54は、金属スリーブ24の第二の窓部28の開口縁
部に沿うように近接して形成されており、それによっ
て、該凹溝54の壁部を構成するゴム弾性体16の変形
が可及的に防止されるようになっている。なお、特に、
本実施例では、第二のポケット部44の開口周縁部を構
成するゴム弾性体16のうち、凹溝54の形成される軸
方向側が、他方の軸方向側よりも厚肉とされており、凹
溝54の壁部の変形がより有効に抑えられるようになっ
ている。更に、ゴム弾性体16によって構成された、凹
溝54と第二のポケット部44を仕切る隔壁部62は、
全長に亘って、金属スリーブ24の外周面に形成された
シールゴム層38と略同一の高さで径方向外方に突出せ
しめられていると共に、その先端面には、シールリップ
60が形成されている。
【0025】そして、図1及び図2に示されている如
く、このような構造とされた一体加硫成形品36に対し
て、外筒金具14が外挿されて、絞り加工により、金属
スリーブ24の外周面に嵌着固定されている。これによ
って、第一のポケット部42,第二のポケット部44お
よびオリフィス形成溝58,58が、それぞれ、外筒金
具14で覆蓋されており、以て、壁部の一部がゴム弾性
体16によって構成されて、振動入力時に内圧変動が惹
起される受圧室64と、壁部の一部が変形容易な底壁部
48によって構成されて、該底壁部48の変形に基づい
て容積変化が容易に許容される平衡室66、更にそれら
受圧室64と平衡室66を相互に連通するオリフィス通
路68,68が、それぞれ形成されている。
【0026】また、これら受圧室64,平衡室66およ
びオリフィス通路68,68には、それぞれ、水やアル
キレングリコール,ポリアルキレングリコール,シリコ
ーン油等の所定の非圧縮性流体が封入されている。な
お、かかる非圧縮性流体の封入は、例えば、一体加硫成
形品36に対する外筒金具14の組付けを流体中で行う
こと等によって、有利に為され得る。
【0027】このような構造とされたエンジンマウント
10にあっては、良く知られているように、振動入力時
に受圧室64と平衡室66の間に惹起される圧力差に基
づいてオリフィス通路68,68を通じての流体流動が
生ぜしめられることとなり、このオリフィス通路68,
68を通じて流動せしめられる流体の共振作用等に基づ
いて、例えばシェイク等の低周波振動に対する減衰効果
や、アイドリング振動乃至はこもり音等の中乃至高周波
振動に対する振動絶縁効果等が発揮せしめられるのであ
る。なお、本実施例では、受圧室64の内部において、
振動入力時に流体流動が惹起される狭窄部46が傘部2
0によって形成されていることから、この狭窄部46を
通じて流動する流体の共振作用等によっても、所定の防
振効果を得ることが出来る。
【0028】ここにおいて、上述の如きエンジンマウン
ト10においては、第二のポケット部44の周壁部を構
成するゴム弾性体16に設けられた、オリフィス通路6
8を形成する凹溝54に対して、近接位置する金属スリ
ーブ24により大きな壁剛性が付与されることに加え
て、かかる凹溝54に隣接形成される平衡室66には、
振動入力時にも大きな内圧変化が生ぜしめられることが
なく、凹溝54の壁部を構成するゴム弾性体16への大
きな内部応力の伝達が回避されることから、凹溝54の
変形が効果的に防止されることとなる。
【0029】それ故に、従来のように、金属スリーブ2
4の軸方向中央部分を全周に亘って小径化して金属スリ
ーブ24の外周面上に凹溝54を形成したり、オリフィ
ス通路68を形成するための別部材を用いたりすること
なく、流路断面積が安定して確保され得ると共に、流路
長さの長いオリフィス通路68を、容易に形成すること
が出来るのであり、それによって、オリフィス通路6
8、延いてはマウント防振特性のチューニング自由度の
向上と共に、マウント製作性やコスト性の向上が図られ
得るのである。
【0030】また、本実施例のエンジンマウント10に
おいては、第二のポケット部44の軸方向両側におい
て、金属スリーブ24における第二の窓部28の内周縁
部に沿って周方向に延びる凹溝54,54が形成されて
おり、これらの凹溝54,54によって一対のオリフィ
ス通路68,68が形成されていることから、オリフィ
ス通路68を通じて流動する流体の共振作用等に基づく
防振効果が、一層効果的に発揮され得るのである。
【0031】さらに、本実施例のエンジンマウント10
においては、内筒金具12側から外筒金具14側に向か
って突出するストッパ部22,22が、平衡室66およ
びオリフィス通路68を軸方向に挟んだ両側部分にそれ
ぞれ配設されており、ストッパ部22,22の外筒金具
14側への当接時における平衡室66およびオリフィス
通路68の壁部への荷重入力が軽減乃至は防止されるよ
うになっていることから、平衡室66やオリフィス通路
68の形成スペースを充分に確保しつつ、ストッパ部2
2,22による内外筒金具12,14の径方向の相対的
変位量の制限機構(ストッパ機構)が有利に付与され得
るのであり、しかも、ストッパ部22,22による内外
筒金具12,14の相対的変位量の制限時においても、
平衡室66やオリフィス通路68の変形等が有利に防止
されて、所期の防振効果が安定して発揮され得るのであ
る。
【0032】ところで、図14及び図15には、本発明
の別の実施例としてのエンジンマウントを構成する一体
加硫成形品70が、示されている。なお、本実施例は、
前記第一の実施例に比して、オリフィス通路を形成する
ための凹溝の別の具体例を示すものであるところから、
前記第一の実施例における図12及び図13に対応する
図だけを示すものとし、且つ、図中、第一の実施例と同
様な構造とされた部材および部位については、それぞ
れ、第一の実施例と同一の符号を付することにより、詳
細な説明を省略する。
【0033】要するに、それら図14及び図15に示さ
れる一体加硫成形品70においては、第二のポケット部
44における一方の偏倚開口部(52)が小さくされ
て、軸方向両側の開口部および周方向端部側の開口部
が、何れも、金属スリーブ24における第二の窓部28
の内周縁部から軸方向および周方向に離隔位置せしめら
れた小開口部72とされている。そして、第一のポケッ
ト部42の周方向一方の端縁部から延び出した接続溝5
6に接続されて、偏倚開口部52の軸方向一方の側を周
方向に延びる凹溝54が、小開口部72の周りを囲むよ
うにして延長形成されており、該小開口部72の外側を
廻って180度方向を変えて周方向に延び、偏倚開口部
52の軸方向他方の側に接続されている。要するに、本
実施例では、凹溝54が、第二のポケット部44の開口
部の周りを周方向に半周以上の長さで形成されているの
である。
【0034】従って、このような形態の凹溝54を採用
すれば、オリフィス通路68の長さをより長く設定する
ことが出来るのであり、オリフィス通路68延いてはマ
ウント防振特性のチューニング自由度の更なる向上が図
られ得るのである。
【0035】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、こ
れらの具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0036】例えば、オリフィス通路を形成する凹溝
は、第二のポケット部の開口周縁部において、金属スリ
ーブにおける第二の窓部の開口周縁部に沿って形成され
ておれば良く、その具体的な形状や長さ等は、マウント
に要求される防振特性等に応じて、適宜に変更されるも
のである。
【0037】さらに、前記実施例では、本発明を自動車
用エンジンマウントに適用したものの具体例を示した
が、本発明は、その他、自動車用ボデーマウントやデフ
マウント、或いは自動車以外の各種装置における流体封
入式筒型マウントに対して、何れも、有利に適用され得
るものである。
【0038】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0039】なお、本発明にあっては、以下の如き態様
も適宜に組み合わせて採用することが可能である。
【0040】すなわち、先ず、シールスリーブに第一の
窓部及び第二の窓部を設け、それら窓部を通じて第一及
び第二のポケット部を外周面にそれぞれ開口せしめる一
方、第二のポケット部の開口縁部を第二の窓部の開口縁
部から軸方向に離隔位置せしめて、それら両開口縁部間
に位置するゴム弾性体の外周面を周方向に延びる凹溝を
形成し、該凹溝の一方の側を、シールスリーブの外周面
上に設けた接続溝を通じて、第一のポケット部に接続す
ると共に、該凹溝の他方の側を第二のポケット部に接続
せしめて、これら凹溝および接続溝を外筒部材で覆蓋す
ることにより、オリフィス通路を形成するようにするこ
とが可能である。
【0041】このような構造とされた流体封入式筒型マ
ウントにおいては、オリフィス通路を形成する凹溝が、
平衡室の側方に形成されることから、オリフィス通路長
さを長く設定することが可能となり、オリフィス通路の
チューニング自由度が向上されて、流体の流動作用に基
づく防振効果を有利に得ることが可能となる。
【0042】また、オリフィス通路を形成する凹溝は、
シールスリーブの窓部内に形成されることから、オリフ
ィス通路を形成するためにシールスリーブの軸方向中央
部分を全周に亘って小径化する必要がなく、製造が容易
であると共に、シールスリーブと外筒部材との間のシー
ル性の安定化が図られ得る。
【0043】しかも、オリフィス通路を形成する凹溝
は、振動入力時の内圧変化が低く抑えられて壁部を構成
するゴム弾性体の発生応力が小さい平衡室の周りにおい
て、シールスリーブに隣接位置して形成されていること
から、凹溝を形成するゴム弾性体における変形が有利に
防止されて、安定した通路断面積が確保されるのであ
り、目的とする防振効果を有利に得ることが出来るので
ある。
【0044】なお、オリフィス通路は、平衡室の軸方向
一方の側だけに位置して周方向に所定長さで形成しても
良いが、本発明においては、例えば、第二のポケット部
の開口部の周方向両側部分を、それぞれ周方向所定長さ
に亘って、互いに軸方向反対側に偏倚した偏倚開口部と
し、それら両偏倚開口部を第二の窓部の開口縁部に対し
て互いに異なる軸方向に離隔位置せしめると共に、第一
のポケット部の開口部の周方向各一方の端縁部から延び
る接続溝に接続されて、各一方の偏倚開口部と第二の窓
部の開口縁部との軸方向離隔部間を周方向に延び、他方
の偏倚開口部に接続される一対の凹溝を設けることによ
り、平衡室を軸方向に挟んだ両側に位置して一対のオリ
フィス通路を形成することも可能である。
【0045】このようなオリフィス構造を採用すれば、
一対のオリフィス通路を優れたスペース効率をもって形
成することが出来ることから、オリフィス通路を流動せ
しめられる流体の流動作用に基づく防振効果を一層効果
的に得ることが出来るのである。
【0046】或いはまた、本発明においては、第二のポ
ケット部の開口縁部を第二の窓部の開口縁部から周方向
においても離隔位置せしめて、それら第二のポケット部
の開口縁部と第二の窓部の開口縁部の間に位置するゴム
弾性体の外周面において、第二のポケット部の開口部の
周りを周方向に半周以上の長さで延びるように凹溝を設
けることにより、平衡室の周りを半周以上で囲むように
オリフィス通路を形成することも可能である。
【0047】これによって、オリフィス通路長さを平衡
室の周方向長さよりも長く設定することが出来、オリフ
ィス通路のチューニング自由度をより大きく確保するこ
とが可能となる。
【0048】さらに、シールスリーブは、鉄鋼等の金属
製の管体を適当な長さに切断したものを用いて形成する
ことも可能であるが、特に本発明においては、第一の窓
部および第二の窓部に相当する部分においてそれぞれ軸
方向に延びる分割面で分割された一対の円弧板状の半割
体を、相互に突合せて溶接することにより形成されたも
のが好適に用いられる。
【0049】ここにおいて、シールスリーブにおける第
一の窓部および第二の窓部に相当する部分には、段差部
等を設ける必要がないことから、安定した溶接作業が容
易に行われ得るのである。そして、このように一対の円
弧板状の半割体を溶着することによって形成されたシー
ルスリーブを採用することによって、製作コストの低減
が図られ得ることとなる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた流体封入式筒型マウントにおいて
は、ストッパ部がマウント軸方向の両側部分に配設され
ていることによって、平衡室やオリフィス通路の形成ス
ペースを充分に確保しつつ、ストッパ部による支軸部材
と外筒部材との径方向の相対的変位量の制限機構が有利
に付与され得るのであり、しかも、ストッパ部による支
軸部材と外筒部材の相対的変位量の制限時においても、
平衡室やオリフィス通路の変形等が防止されて、所期の
防振効果が安定して発揮され得る特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのエンジンマウントを
示す縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1に示されたエンジンマウントを構成する内
筒金具を示す正面図である。
【図4】図3に示された内筒金具の半裁断面図である。
【図5】図1に示されたエンジンマウントを構成する金
属スリーブの縦断面図である。
【図6】図5における右側面図である。
【図7】図6における VII−VII 断面図である。
【図8】図1に示されたエンジンマウントを構成する一
体加硫成形品を示す縦断面図である。
【図9】図8におけるIX−IX断面図である。
【図10】図9におけるX−X断面図である。
【図11】図9における右側面図である。
【図12】図9における上面図である。
【図13】図9における下面図である。
【図14】本発明の別の実施例としてのエンジンマウン
トを構成する一体加硫成形品を示す平面図である。
【図15】図14に示された一体加硫成形品の底面図で
ある。
【符号の説明】
10 エンジンマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 ゴム弾性体 22 ストッパ部 24 金属スリーブ 26 第一の窓部 28 第二の窓部 42 第一のポケット部 44 第二のポケット部 52 偏倚開口部 54 凹溝 56 接続溝 64 受圧室 66 平衡室 68 オリフィス通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸部材とその周りを囲むように所定距
    離を隔てて配されたシールスリーブとをゴム弾性体にて
    連結する一方、該シールスリーブを通じて外周面に開口
    する第一のポケット部および第二のポケット部を設ける
    と共に、前記シールスリーブの外周面に外筒部材を嵌着
    固定せしめて、前記第一のポケット部の開口を該外筒部
    材で覆蓋することにより、壁部の一部が前記ゴム弾性体
    で構成されて、振動が入力される受圧室を形成すると共
    に、前記第二のポケット部の開口を該外筒部材で覆蓋す
    ることにより、壁部の一部が薄肉とされた、前記ゴム弾
    性体で構成された容積可変の平衡室を形成し、それら受
    圧室および平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、そ
    れら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路を
    設けた流体封入式筒型マウントにおいて、 前記平衡室を軸方向に挟んで位置する軸方向両側部分
    に、前記支軸部材および前記シールスリーブの何れか一
    方の側から他方の側に向かって軸直角方向の対向方向に
    突出し、該他方の側への当接によって前記支軸部材と前
    記外筒部材の軸直角方向の相対的変位量を制限するスト
    ッパ部を、それぞれ設けたことを特徴とする流体封入式
    筒型マウント。
  2. 【請求項2】 前記シールスリーブの外周面を略全面に
    亘って覆うシールゴム層が、前記ゴム弾性体と一体的に
    形成されている請求項1に記載の流体封入式筒型マウン
    ト。
  3. 【請求項3】 前記第二のポケット部の壁部を構成する
    前記ゴム弾性体が、該第二のポケット部の底壁部および
    周壁部の全体に亘って薄肉とされた袋状とされている請
    求項1又は請求項2に記載の流体封入式筒型マウント。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ部が前記支軸部材側に設け
    られ、該ストッパ部の突出先端面が、前記シールスリー
    ブに対して径方向に対向位置せしめられている請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載の流体封入式筒型マウン
    ト。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ部の突出先端面に、緩衝ゴ
    ム層が形成されている請求項1乃至請求項4の何れかに
    記載の流体封入式筒型マウント。
JP33241399A 1999-11-24 1999-11-24 流体封入式筒型マウント Expired - Fee Related JP3518451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33241399A JP3518451B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 流体封入式筒型マウント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33241399A JP3518451B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 流体封入式筒型マウント

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23962095A Division JPH0979308A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 流体封入式筒型マウント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000120761A true JP2000120761A (ja) 2000-04-25
JP3518451B2 JP3518451B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=18254702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33241399A Expired - Fee Related JP3518451B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 流体封入式筒型マウント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3518451B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2407359A (en) * 2003-09-16 2005-04-27 Tokai Rubber Ind Ltd A vibrations damping device having a rubber support
US8231116B2 (en) 2007-03-30 2012-07-31 Tokai Rubber Industries, Ltd. Fluid-filled type vibration damping device and method of manufacturing the same
KR101417370B1 (ko) * 2012-10-22 2014-07-08 기아자동차주식회사 우레탄 스토퍼가 적용된 티엠마운트

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2407359A (en) * 2003-09-16 2005-04-27 Tokai Rubber Ind Ltd A vibrations damping device having a rubber support
GB2407359B (en) * 2003-09-16 2005-11-16 Tokai Rubber Ind Ltd Vibration damping device having rubber support
US8231116B2 (en) 2007-03-30 2012-07-31 Tokai Rubber Industries, Ltd. Fluid-filled type vibration damping device and method of manufacturing the same
KR101417370B1 (ko) * 2012-10-22 2014-07-08 기아자동차주식회사 우레탄 스토퍼가 적용된 티엠마운트

Also Published As

Publication number Publication date
JP3518451B2 (ja) 2004-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4110567B2 (ja) 流体封入式筒形防振装置
JPH0914331A (ja) 流体封入式防振支持体
JP2678707B2 (ja) 流体封入式筒型防振組立体
JPH08177945A (ja) 流体封入式筒型防振装置
JPH11148531A (ja) 流体封入式筒形マウント
JP2002327788A (ja) 流体封入式防振装置
JP2018169014A (ja) 流体封入式筒形防振装置
JPH05141473A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JP3744297B2 (ja) 流体封入式筒型マウントおよびその製造方法
JP2001234968A (ja) 流体封入式マウント
JP2000120761A (ja) 流体封入式筒型マウント
JPH0842626A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JP5363363B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP6739267B2 (ja) 流体封入式筒形防振装置
JP3601196B2 (ja) 傾斜配置型の流体封入式筒形マウント
JP6431738B2 (ja) 流体封入式筒型防振装置
JPH1182607A (ja) 流体封入式筒型マウント
JPH04203631A (ja) 流体封入式マウント装置
JPH0979308A (ja) 流体封入式筒型マウント
JP3846328B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP2530624Y2 (ja) 流体封入式筒型エンジンマウント
JP2002021913A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JPH0349316Y2 (ja)
JP3562216B2 (ja) 流体封入式筒形マウント
JP3562179B2 (ja) 流体封入式筒形マウント

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040119

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees