JP2017125563A - エンジンマウント装置 - Google Patents

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憲司 福井
Kenji Fukui
憲司 福井
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Abstract

【課題】防振性能を維持しつつ、簡易な構成のエンジンマウント装置を提供する。
【解決手段】エンジン2とサイドフレーム4の間に設けられたエンジンマウント装置5は、エンジン2と連結されている内側金具51と、内側金具51の内側に接着されており、エンジン2の振動を吸収するゴム体52と、サイドフレーム4に固定されており、内側金具51を囲んでいる外側金具53と、を備え、外側金具53は、内側金具51に接触してゴム体52の変位を規制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンと車体フレームの間に設けられたエンジンマウント装置に関する。
トラック等の大型車両には、エンジンを車体フレームのサイドフレームに固定して、エンジンの振動等が車体フレームに伝達されることを防止するためのエンジンマウント装置が設けられている。エンジンマウント装置は、防振ゴムを有し、エンジンの振動が車体フレームに伝達されることを抑制している。
特開2001−277865号公報
近年、エンジンの様々な方向への振動の吸収と、過大な変位を抑制すべく、エンジンに連結される内側金具と、内側金具の周囲を囲むと共にサイドフレームに固定されている外側金具と、内側金具と外側金具との間に配置され両方の金具に接着された複数の防振ゴムとを有するエンジンマウント装置が採用されている。
しかし、上記の構成の場合には、複数の防振ゴムを用いるため、エンジンマウント装置の構成が複雑になる。また、防振ゴムは、例えば加硫接着により金具に接着されるが、防振ゴムが内側金具及び外側金具に接着する場合には、エンジンマウント装置の生産性が低下する。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、防振性能を維持しつつ、簡易な構成のエンジンマウント装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、エンジンと車体フレームの間に設けられたエンジンマウント装置であって、前記エンジンと連結されている第1金具と、前記第1金具の内側に接着されており、前記エンジンの振動を吸収する弾性体と、前記車体フレームに固定されており、前記第1金具を囲んでいる第2金具と、を備え、前記第2金具は、前記第1金具に接触して前記弾性体の変位を規制する、エンジンマウント装置を提供する。
かかるエンジンマウント装置によれば、第1金具の内側に接着された一つの弾性体が、エンジンの振動に伴い変位する際に、第1金具が第2金具に接触することで、弾性体が過大に変位することを抑制できる。この結果、弾性体を複数設けなくても、エンジンの振動を適切に吸収できる。
また、前記第1金具は、前記弾性体が接着されている平面状の基部と、前記基部から曲げられ、前記弾性体が変位する際に前記第2金具と接触可能な複数の曲げ部と、を有し、前記弾性体は、前記複数の曲げ部の各々の前記第2金具に対向する対向面までそれぞれ延出している延出部を有することとしてもよい。
また、前記第1金具は、前記弾性体の前記基部に接着された部分とは反対側の部分が接着された支え部を有し、前記支え部は、前記第2金具に固定されていることとしてもよい。
また、前記弾性体は、ゴムから成るゴム体であり、前記第1金具、前記弾性体及び前記第2金具のうちの前記第1金具と前記弾性体は、加硫接着により接着されていることとしてもよい。
本発明によれば、防振性能を維持しつつ、簡易な構成のエンジンマウント装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るエンジンマウント構造1を説明するための模式図である。 エンジンマウント装置5の構成の一例を示す斜視図である。 図2のY方向から見たエンジンマウント装置5の正面図である。 図2のZ方向から見たエンジンマウント装置5の平面図である。 図4のA−A断面図である。 内側金具51の構成を示す図である。 比較例に係るエンジンマウント装置900を示す斜視図である。
<エンジンマウント構造>
図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係るエンジンマウント構造1について説明する。図1は、一実施形態に係るエンジンマウント構造1を説明するための模式図である。
エンジンマウント構造1は、トラックやバス等の大型車両に搭載されており、車体フレームを構成する一対のサイドフレーム4にエンジン2を固定する構造となっている。具体的には、エンジンマウント構造1は、エンジンマウント装置5を介して、一対のサイドフレーム4にエンジン2を固定する。
一対のサイドフレーム4は、車両の前後方向に延びるフレームである。一対のサイドフレーム4は、それぞれコ字状の断面形状を有する。なお、車体フレームは、サイドフレーム4に加えて、一対のサイドフレーム4の間を連結する車両の車幅方向に延びるクロスフレームを有する。
エンジンマウント装置5は、車幅方向の両側に位置する一対のサイドフレーム4とエンジン2のフット2aとの間にそれぞれ設けられ、サイドフレーム4とフット2aとに連結されている。エンジンマウント装置5は、エンジン2の振動等が車体に伝達されることを防止する。エンジンマウント装置5は、複数(図1では2個)設けられているが、複数のエンジンマウント装置の構成は、それぞれ同一である。
<エンジンマウント装置の詳細構成>
図2〜図6を参照しながら、エンジンマウント装置5の詳細構成について説明する。
図2は、エンジンマウント装置5の構成の一例を示す斜視図である。図3は、図2のY方向から見たエンジンマウント装置5の正面図である。図4は、図2のZ方向から見たエンジンマウント装置5の平面図である。図5は、図4のA−A断面図である。図6は、内側金具51の構成を示す図である。
エンジンマウント装置5は、図2等に示すように、内側金具51と、ゴム体52と、外側金具53とを有する。本実施形態では、内側金具51が第1金具に該当し、外側金具53が第2金具に該当し、ゴム体52が弾性体に該当する。
内側金具51は、エンジン2のフット2a(図1)と連結されている長方体形状の金具である。内側金具51は、図2〜図5に示すように、基部511と、曲げ部512a〜512cと、連結部513と、支え部514とを有する。
基部511は、ゴム体52が接着されている平面状の部分である。図3に示すように、基部511の底面に、ゴム体52の上面が接着されている。
曲げ部512a〜512cは、基部511の端部からそれぞれ曲げられている部分である。曲げ部512a〜512cは、図3及び図5に示すように、それぞれ外側金具53の壁に対向している。
連結部513は、エンジン2のフット2a(図1)と連結されている部分である。連結部513は、基部511の上部に固定されている。
支え部514は、基部511から離れて設けられている。支え部514には、ゴム体52において基部511に接着された面とは反対側の面が接着されている。支え部514は、外側金具53に固定されている。支え部514には、図6に示すように、下側に突出するようにボルト514aが固定されている。
ゴム体52は、エンジン2の振動を吸収する弾性体であり、一つ設けられている。ゴム体52は、内側金具51の内側に接着されている。具体的には、ゴム体52は、内側金具51の基部511と支え部514の間に挟まれ、基部511及び支え部514に接着されている。ゴム体52は、加硫接着により内側金具51に接着されている。ゴム体52は、簡素な形状である長方体形状を成している。
ゴム体52は、図3及び図5に示すように、3つの曲げ部512a〜512cへ延出している延出部521〜523を有する。図3に示すように、延出部521は、曲げ部512aの外側面(右壁532に対向する対向面)まで延出し、延出部522は、曲げ部512bの外側面(左壁533に対向する対向面)まで延出している。延出部523は、図5に示すように、曲げ部512cの外側面(固定壁534に対向する対向面)及び基部511まで延出している。
外側金具53は、内側金具51を囲んでいる金具である。外側金具53は、サイドフレーム4(図1)に固定されている。外側金具53は、ゴム体52がエンジン2の振動を吸収する際に、内側金具51に接触してゴム体52の変位を規制する。エンジン2が振動する際にゴム体52の変位が過大になった場合には、エンジン2の振動を適切に吸収できない恐れがある。これに対して、本実施形態のようにゴム体52の変位の際に内側金具51が外側金具53に接触することで、ゴム体52の過大な変位が規制され、この結果エンジン2の振動を適切に吸収することが可能となる。
外側金具53は、図2に示すように、底部531と、右壁532と、左壁533と、固定壁534と、突出壁535とを有する。
底部531は、内側金具51の支え部514が固定される部分である。具体的には、図3に示すように、支え部514のボルト514aをナット531aで締めることで、底部531に支え部514が固定されている。
右壁532及び左壁533は、底部531の端部を曲げて形成された壁である。図3に示すように、右壁532は、内側金具51の曲げ部512aに対向し、左壁533は、曲げ部512bと対向している。右壁532と曲げ部512aの間、及び左壁533と曲げ部512bの間には、それぞれ隙間が形成されている。エンジン2の振動に伴いゴム体52がX方向(図3)に変位する際に、ゴム体52が接着された内側金具51の曲げ部512a、512bの一方が、対向する右壁532又は左壁533に接触する。これにより、ゴム体52のX方向への過大な変位が規制される。なお、曲げ部512aは、ゴム体52の延出部521を介して右壁532に接触し、曲げ部512bは、延出部522を介して左壁533に接触する。これにより、曲げ部512aが右壁532に接触する際の音や、曲げ部512bが左壁533に接触する際の音の発生を抑制できる。
固定壁534は、サイドフレーム4に固定される壁である。固定壁534は、サイドフレーム4に固定するための固定部534aを有する。また、固定壁534は、図5に示すように、内側金具51の曲げ部512cと対向している。固定壁534と曲げ部512cの間には、隙間が形成されている。エンジン2の振動に伴いゴム体52がY方向(図5)に変位する際に、ゴム体52が接着された内側金具51の曲げ部512cが、固定壁534に接触する。これにより、ゴム体52のY方向への過大な変位が規制される。なお、曲げ部512cは、ゴム体52の延出部523を介して固定壁534に接触する。
突出壁535は、固定壁534から連結部513側に突出したU字状の壁である。突出壁535は、図5に示すように、内側金具51の基部511と対向している。突出壁535と基部511の間には、隙間が形成されている。エンジン2の振動に伴いゴム体52がZ方向(図5)に変位する際に、ゴム体52が接着された内側金具51の基部511が、突出壁535に接触する。これにより、ゴム体52のZ方向への過大な変位が規制される。なお、基部511は、ゴム体52の延出部523を介して突出壁535に接触する。
ところで、本実施形態では、内側金具51、ゴム体52及び外側金具53のうちの内側金具51とゴム体52は、加硫接着により接着されている。加硫接着とは、未加硫ゴムと金属をゴムの加硫を行うことで接着を行うものである。また、加硫接着は、加硫釜に未加硫ゴム及び金属を入れて行われる。
前述したようにゴム体52が内側金具51に接着されているので、加硫釜にはゴム体52及び内側金具51を入れればよく、外側金具53を加硫釜に入れる必要がない。このため、ゴム体52が加硫接着した内側金具51を一度に大量に製造できるため、生産性が高まる。なお、エンジンマウント装置5は、ゴム体52が加硫接着した内側金具51(図6参照)を、外側金具53に固定することで完成する。
<本実施形態における効果>
上述したエンジンマウント装置5においては、内側金具51の内側に接着された一つのゴム体52が、エンジン2の振動に伴い変位する際に、内側金具51(具体的には、曲げ部512a〜512c)が外側金具53(具体的には、右壁532、左壁533、固定壁534、突出壁535)に接触することで、ゴム体52の変位を規制できる。
かかる場合には、外側金具53が、ゴム体52と共に変位する内側金具51を受け止めることで、ゴム体52が過大に変位することを抑制できる。この結果、ゴム体52が一つである簡易な構成でも、エンジン2の振動を適切に吸収できる。
図7に示す比較例と対比しながら、更に説明する。
図7は、比較例に係るエンジンマウント装置900を示す斜視図である。エンジンマウント装置900は、内側金具910と、外側金具920と、ゴム体930a〜930cとを有する。比較例においては、本実施形態とは異なり、3つのゴム体930a〜930cが、内側金具910の外側に設けられている。このように3つのゴム体930a〜930cを配置するため、内側金具910、外側金具920及びゴム体930a〜930cの形状が複雑になる。
また、比較例においては、3つのゴム体930a〜930cが、内側金具910及び外側金具920に加硫接着により接着されているため、内側金具910、外側金具920及びゴム体930a〜930cを加硫釜に入れる必要がある。かかる場合には、内側金具51とゴム体52を加硫釜に入れる本実施形態に比べて、一度に加硫釜で加硫接着できる取り数が少ないので、生産性が低下する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
5 エンジンマウント装置
51 内側金具
511 基部
512 曲げ部
514 支え部
52 ゴム体
521〜523 延出部
53 外側金具
532 右壁
533 左壁
534 固定壁
535 突出壁

Claims (4)

  1. エンジンと車体フレームの間に設けられたエンジンマウント装置であって、
    前記エンジンと連結されている第1金具と、
    前記第1金具の内側に接着されており、前記エンジンの振動を吸収する弾性体と、
    前記車体フレームに固定されており、前記第1金具を囲んでいる第2金具と、
    を備え、
    前記第2金具は、前記第1金具に接触して前記弾性体の変位を規制する、エンジンマウント装置。
  2. 前記第1金具は、
    前記弾性体が接着されている平面状の基部と、
    前記基部から曲げられ、前記弾性体が変位する際に前記第2金具と接触可能な複数の曲げ部と、を有し、
    前記弾性体は、前記複数の曲げ部の各々の前記第2金具に対向する対向面までそれぞれ延出している延出部を有する、
    請求項1に記載のエンジンマウント装置。
  3. 前記第1金具は、前記弾性体の前記基部に接着された部分とは反対側の部分が接着された支え部を有し、
    前記支え部は、前記第2金具に固定されている、
    請求項2に記載のエンジンマウント装置。
  4. 前記弾性体は、ゴムから成るゴム体であり、
    前記第1金具、前記弾性体及び前記第2金具のうちの前記第1金具と前記弾性体は、加硫接着により接着されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジンマウント装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109760480A (zh) * 2019-03-11 2019-05-17 汉腾汽车有限公司 一种汽车悬置拉杆结构

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