JP6447363B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

この発明は、作業車に関し、特に作業車の簡易型キャビンに関するものである。
薬液散布作業機において、操縦席の左右両側部を前後辺部及び上下辺部からなるアルミフレームでそれぞれ形成し、左右両側のアルミフレームの前側と後側をそれぞれ鉄フレームで連結することでキャブフレームを構成し、アルミフレームは透明な可撓性シートを取り付けて操縦席の左右両側を覆い、透明な可撓性シートをファスナーで開閉操作することで乗降できるように構成し、アルミフレームの上辺部にルーフを固定する構成とし、操縦席の後側と左右両側を囲むように平面視でコ字状に形成された薬液タンクを搭載した簡易型キャビンは、公知である(特許文献1)。
特許第4635378号公報
先行技術のものは、キャビンフレームを左右のアルミ製フレームで枠組み構成し、左右の鉄製フレームを前側上部フレーム,前側下部フレーム,後側フレームで構成し、これらの左右方向の鉄製フレームで左右のアルミフレームを連結し枠組構成し、該枠組構成に透明な可撓性シート,フロントガラス,ルーフを取り付けた構成である。
本発明は、側面視逆L字型のキャビンフレームとフロントガラスの取り付けられている前側窓フレームとでキャビンフレームを構成し簡単化し、このキャビンフレームに透明な可撓性シート,ルーフを取り付け、更に、前側ルーフに対して後側ルーフを開放可能に取り付け、フロントガラスを前側に開放可能に構成することにより、キャビン内の空間雰囲気を良好にし、機体前側部のエンジンの点検操作を容易にしようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、走行車体(2)には前側から後側に順次ボンネット(5)で被覆されているエンジン(E)、ステアリングハンドル(7)、操縦席(6)を備えている運転部、操縦席(6)の左右両側及び後側を取り囲む薬液タンク(9)を備え、運転部を囲むように簡易型キャビン(25)を備えた作業車であって、該簡易型キャビン(25)を、骨格を形成するキャビンフレーム(26)と、フロントガラス(27c)の嵌め込まれている前側窓フレーム(27)と、キャビンの前側天井部を被覆し且つ着色した可撓性シートの取り付けられている前側ルーフフレーム(28)と、キャビンの左右両面及び後側面を被覆する透明な可撓性シートで構成し、該キャビンフレーム(26)を、機体左右方向中心部上方に前後方向に沿うように配置する上側フレーム(26a)と、機体後側部左右方向中心部に上下方向に沿うように配置する後側フレーム(26b)とで側面視逆L字型に構成し、該後側フレーム(26b)の下端部を走行車体(2)の後側部左右方向中心部に取り付け、前記前側窓フレーム(27)をフロントガラス(27c)の嵌め込まれている正面視四角形状の上部前側窓フレーム(27a)と、該上部前側窓フレーム(27a)の下部左右両側部位で且つ前記ボンネット(5)の後方から下方に延出している左右下部フレーム(27b)で構成し、該左右下部フレーム(27b,27b)の下端部を走行車体(2)の前側部左右両側に取り付け、前記上部前側窓フレーム(27a)の上部左右中心部を前記上側フレーム(26a)の前側端部に連結し、前記前側ルーフフレーム(28)の後側部に着色した可撓性シートの取り付けられている後側ルーフフレーム(29)を延長可能に設けたことを特徴とする作業車である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)を上側部あるいは下側部の左右方向の軸回りに回動可能に構成し、フロントガラス(27c)の下側部あるいは上側部を前方へ開放可能に構成したことを特徴とする作業車である。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)の上側部を左右方向の軸回りに回動可能に構成し、フロントガラス(27c)を前方上方へ開放可能に構成したことを特徴とする作業車である。
請求項1の発明によると、簡易型キャビンを側面視逆L字型の上側フレーム(26a),後側フレーム(26b)と前側窓フレーム(27)で枠組み構成し、この枠組み構成に可撓性シートの取り付けられているルーフフレーム(28,29)、キャビンの左右両面及び後側面を被覆する透明な可撓性シートを付設したので、簡単な構成としコストの低減を図ることができる。また、着色した可撓性シートの取り付けられている前側ルーフフレーム(28)のみを取り付けた状態では、キャビンの後側部への外気の流通を良好にし、オペレータはキャビン内から後方の点検操作や作業状態の確認を容易にすることができる。また、前側ルーフフレーム(28)に後側ルーフフレーム(29)を接続して取り付けると、直射日光や小雨の影響を少なくし、運転空間を快適にすることができる。
請求項2の発明によると、上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)を上側部あるいは下側部の左右方向の軸回りに開放可能に構成したので、オペレータはキャビン内に居ながらフロントガラス(27c)を前方に開放し、ボンネット(5)を開放しエンジン(E)を容易に点検することができる。
請求項3の発明によると、上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)の上側部を左右方向の軸回りに回動可能に構成し、フロントガラス(27c)を前方上方へ開放回動可能に構成したので、キャビン内に居ながらオペレータは上半身を前方に乗り出し、ボンネット(5)内のエンジン(E)を容易に点検することができる。
薬液散布作業機の側面図。 薬液散布作業機の平面図。 薬液散布作業機の正面図。 簡易型キャビンを取り付けた薬液散布作業機の側面図。 簡易型キャビンを取り付けた薬液散布作業機の平面図。 簡易型キャビンを取り付けた薬液散布作業機の正面図。 薬液散布作業機の前側部の側面図。 薬液散布作業機の側面図、スイッチの正面図。 薬液散布作業機の前側部の正面図、平面図。 液散布作業機の前側部の正面図、平面図。 液散布作業機の前側部の正面図、平面図。 薬液散布作業機の前側部の平面図。
以下図面を参照しながら作業機に一実施形態である薬液散布作業機について説明する。
まず、図1〜図6に基づき本発明を備えた薬液散布作業機1の全体構成について説明する。なお、作業機の前進方向を基準にして左右、前後と記載している。
薬液散布作業機1の走行車体2には左右一対の前輪3,3、後輪4,4が設けられていて、走行車体2の前側部には防除散布装置11が取り付けられている。
なお、本実施形態の薬液散布作業機1は、図9に示すように最低地上高を高くし車輪間距離(トレッド)を広く構成している。
走行車体2の左右前輪3,3間の上方にはボンネット5で覆われたエンジンEが搭載されている。左右前輪3,3と左右後輪4,4間の上方には操縦席66を設け、操縦席6の前方にステアリングハンドル7が設けられている。
ステアリングハンドル7を左右に操舵すると、左右一対の前輪3,3及び後輪4,4が同時に連動し互いに逆位相に操舵され、小回り走行ができる四輪操舵構成としている。
また、操縦席6の左右両側及び後側を取り囲むように薬液タンク9を設けている。図4,図5に示すように、走行車体2の後部から後部補助枠体2aを延設し、走行車体2の後部上面及び後部補助枠体2aの上面に跨るように薬液タンク9を載置し着脱自在に取り付けている。後部補助枠体2aのいずれか一方の下方部位に防除ポンプ10を設けている。
また、図1〜3に示すように、防除散布装置11は機体前方に位置するセンター散布ブーム11cと、センター散布ブーム11cの左右両側に取り付けている左右散布ブーム11L,11Rとで構成されている。
防除散布装置11は昇降シリンダ15により昇降し、左右散布ブーム11L,11Rを左右開閉シリンダ17,17により開閉回動可能に構成し、左右開閉レバー(図示省略)を操作すると、左右散布ブーム11L,11Rをそれぞれ単独で左右両側に突出した散布作業状態(図2,図3に示す)と、走行車体2の両側方に沿わせた収納状態(図1に示す)とに変更できるように構成している。なお、13,13は収納状態の左右散布ブーム11L,11Rを保持する左右保持枠である。
薬液タンク9の薬液は防除ポンプ10により防除散布装置11に送られ、センター散布ブーム11c,左右散布ブーム11L,11Rの多数の散布ノズル14,…から薬液が散布される。
また、走行車体2の後部にはPTO軸(図示省略)を後方に突出するように軸架し、走行車体2の後部には左右方向の軸回りに上下回動する左右昇降アーム22,22を設け、左右昇降アーム22,22を昇降シリンダ(図示省略)により昇降回動し、薬液タンク9の据え付け面の下方部位から所定距離上方までの間を昇降回動するように構成している。
薬液タンク9を取り外した状態で、左右昇降アーム22,22の後端部に例えばロータリ耕耘装置(図示省略)を連結し、PTO軸からロータリ耕耘装置に動力を伝達し、耕耘作業もできるように構成している。
次に、図4〜図6に基づき簡易型キャビン25について説明する。
簡易型キャビン25は乗用作業機の操縦席6を囲むように構成されていて、骨格を形成するキャビンフレーム26と、フロントガラス27cの嵌め込まれている前側窓フレーム27と、透明な可撓性シートの取り付けられている前側ルーフフレーム28、透明な可撓性シートの取り付けられている後側ルーフフレーム29と、簡易型キャビン25の左右両面及び後側面を被覆する透明な可撓性シートで構成されている。
この可撓性シートの後側下部は薬液タンク9の内側面と操縦席6の間に位置し、可撓性シートの乗降側である例えば左側部を上下方向のファスナーで開閉自在に構成している。
なお、簡易型キャビン25の左右両面及び後側面を被覆する透明な可撓性シートを、フレーム部材の上部に設けた巻き込みロールで巻き取り可能に構成し、引き出し張設し、巻き取り収納するように構成してもよい。
キャビンフレーム26は例えば断面丸棒で、上側フレーム26aと後側フレーム26bとで側面視逆L字型に一体構成されている。そして、上側フレーム26aは走行車体2の左右方向中心部上方で前後方向に沿うように配置し、後側フレーム26bは左右方向中心部に上下方向に沿うように配置し、その下端部を操縦席6取り付け用の操縦席フレーム30にボルト締結している。
後側フレーム26bの上下方向中途部を左右方向の軸26c回りに回動自在に連結し、走行車体2から取り外した時には後側フレーム26bを折り曲げてコンパクトに収納できるようにしている。
前記前側窓フレーム27はフロントガラス27cが嵌め込まれていて正面視四角形状の上部前側窓フレーム27aと、上部前側窓フレーム27aの下部左右両側から下方に延出している左右下部フレーム27b,27bとで構成されている。左右下部フレーム27の下端部を走行車体2の前側部左右両側部に取り付け、上部前側窓フレーム27aの上部左右中心部をキャビンフレーム26の前側端部に取り付け枠組構成している。
なお、左右下部フレーム27b,27bの上部を左右方向の軸27d,27d回りに回動自在に構成し、取り外し時には折り曲げコンパクトに収納できるようにしている。
上部前側窓フレーム27の上端部あるいは下端部を左右方向の軸回りに回動するヒンジで支持し、上部前側窓フレーム27aの上部あるいは下部を前方へ開放回動できるようにしている。オペレータは簡易キャビン25内に居ながら前方のボンネット5を開放し、エンジンEを容易に点検できる。
ルーフ部材はキャビンの天井前側部を覆う前側ルーフフレーム28と、天井後側部を覆う後側ルーフフレーム29とで構成されていて、前側ルーフフレーム28の後端に後側ルーフフレーム29の前端を着脱自在で且つ開閉可能に取り付けている。
前側ルーフフレーム28及び後側ルーフフレーム29は平面視で四角形状の枠体に着色した可撓性シートを取り付けた構成で、サンバイザーとしての機能を持たせている。しかして、ルーフの面積を広げたり狭くしたりすることにより、直射日光や小雨に対応し作業空間を快適化することができる。
なお、後側ルーフフレーム29の可撓性シートをロールで巻き取り開閉可能に構成すると、後側ルーフフレーム29の開閉操作が迅速にすることができる。
前側窓フレーム27は、正面視四角形状の枠体にフロントガラスを嵌め込んだ上部前側窓フレーム27aと、上部前側窓フレーム27aの下部左右両側から下方に延出している左右下部枠体27b,27bとで構成している。
そして、上部前側窓フレーム27aに嵌め込まれているフロントガラス27cの上端部あるいは下端部を左右方向の軸回りに回動するヒンジで支持し、フロントガラス27cの上部あるいは下部を前方へ開放回動できるように構成している。しかして、オペレータはキャビン内からボンネット5を開放し、エンジンEの点検を容易することができる。
簡易型キャビン25内における上部前側窓フレーム27aの前側右側部にブラケットを介して扇風機32を取り付け、前側右側方からオペレータに送風し冷却するようにし、簡易型キャビン25の左側から乗降し扇風機32が邪魔にならないようにしている。
なお、このキャビンフレーム26の後側ルーフフレーム28の後側部に扇風機32を取り付け、オペレータの後頭部に送風し冷却するようにしてもよい。
キャビンフレーム26の後側フレーム26bの上部における着座姿勢のオペレータの頭部の上方部位に反射鏡34を取り付け、路上走行の安全を確保し、オペレータの後方視界を良好にし、薬液タンク9取り付け時の後方視界を良好にしている。
前記上部前側窓フレーム27aの上部左右両側に左右前側作業灯36,36を取り付け、後側ルーフフレーム29の後部左右両側部に左右後側作業灯38,38を取り付け、夜間作業時の前後作業視界を良好にしている。
次に、図7に基づきドリフト防護カバー42について説明する。
走行車体2の前側部の横枠40から前方へ突出するように支持フレーム41を取り付け、支持フレーム41の前端部に防除散布装置11のセンター散布ブーム11cを左右方向に沿うように取り付けている。支持フレーム41の後側部にブラケット42aを介してドリフト防護カバー42を後下がり傾斜状に垂れ下がるように取り付け、センター散布ブーム11cの左右全幅後方を覆うようにしている。ドリフト防護カバー42を散布圧力で作物を傷つけない程度の長さ(例えば、10センチ程度)の柔軟性板体で構成している。
前記ドリフト防護カバー42により、散布ノズル14と作物上部との距離が把握しやすくなり、センター散布ブーム11cの散布高さを適正に設定することができる。また、ドリフト防止カバー42で霧状の散布薬液を押し下げながら後方へ案内し散布効率を高め、散布薬液がオペレータにかかるのを防止することができる。
次に、図8について説明する。
走行車体2の例えば左側乗降部に補助ステップ45を設け、オペレータの乗降を容易にしている。補助ステップ45の例えば最下段部位に左散布ブーム11L昇降用の昇降用スイッチ47を設け、オペレータが作業機に乗り込む際に補助ステップ45の昇降用スイッチ47を昇降操作できるように構成している。この昇降用スイッチ47はエンジン始動用のキースイッチが通電状態に操作していない状態でも作動するように別の電源回路に接続されている。
しかして、作業機にオペレータが乗り込む際に補助ステップ45の昇降用スイッチ47を操作し、左散布ブーム11Lを上昇させてオペレータは楽に乗り込むことができる。
また、前記昇降用スイッチ47を左散布ブーム11Lにおけるオペレータの乗降位置近傍の例えば下面に配設し、オペレータが乗り込む際に昇降用スイッチ47を操作し、左散布ブーム11Lを上昇させるように構成してもよい。
次に、図9及び図10に基づき左右前輪3,3の支架構成について説明する。
本実施形態の薬液散布作業機1は、最低地上高を例えば500mm以上となるように高く構成し、車輪間距離(トレッド)を広く構成している。
鋳物製の前車軸ケース51の左右中心部にデフケース52を配設し、前車軸ケース51の左右中央付近で例えば右前車軸ケース51R(図9,図10では左側)を短く、左前車軸ケース51L(図9,図10では右側)にはデフケース52を含むように長くなるように左右に分割し、左右前車軸ケース51L,51RL,51Rの分割面51aを接合しボルト締結している。
左右前車軸ケース51L,51Rの左右両側には左右縦ケース53,53を下側ほど左右に広がるように傾斜状に延出し、左右縦ケース53,53の下端部に左右前輪ケース54,54を縦軸心回りに操舵自在に支架し、左右前輪ケース54,54に左右前輪3,3を支架し、デフケース52からケース内の左右前輪伝動手段(図示省略)を介して動力を伝達している。
長く構成されている左前車軸ケース51Lの左右中心部前側にパワーステアリング用のシリンダ55を左右方向に沿うように配設し、シリンダ55の左右ステアリングロッド56,56を左右に伸縮し、左右タイロッド57,57を介して左右前輪3,3を操舵するように構成している。
図10に示すように、左右前車軸ケース51L,51Rの連結部前側面に連結板58をボルト締結し補強している。この連結板58は、デフケース52の入力軸52aの下側を迂回するように左右中央部を上下方向に狭く、左右両側部を幅広になるように正面視屈曲構成されていて、連結板58の左右両側部上下4か所にわたりボルト締結している。
前記構成によると、連結板58を引っ張り強度だけでなく、曲げ強度やねじり強度も強くなり、連結板58を小さくコンパクトに構成しながら強度を最大限に高めことができる。
なお、左右後輪4,4も同様に構成されている。
次に、図11,図12に基づき左右前車軸ケース51L,51R及びパワーステアリング用のシリンダ55の取り付け構成について説明する。
前車軸ケース51の左右中央部で例えば右前車軸ケース51Rを短く、左前車軸ケース51Lをデフケースが含まれるように長く分割構成し、左右前車軸ケース51L,51Rの内側面を接合し、リーマボルト59で締結し、更に、左右前車軸ケース51L,51Rの合わせ面にフランジ51b,51bを構成しボルト締結している。
長く構成されている左前車軸ケース51Lの左右中央部前側にパワーステアリング用のシリンダ55を左右方向に沿うようにし、左前車軸ケース51の左右中心部から前方に突出している支持筒60にシリンダ55側の後方へ突出している支持軸61を前側から差し込み嵌合している。そして、差し込みしている支持軸61の抜け止め用溝(図示省略)に、左右前車軸ケース51L,51R連結用の左右方向に沿うリーマボルト59で契合支持し、左右前車軸ケース51L,51R及びシリンダ55を同時に締め付け連結するようにしている。
前記構成によると、左右前車軸ケース51L,51R連結用のリーマボルト59を利用してシリンダ55の位置決め、抜け止めを合わせて行うことができ、構成を簡単化し、コストの低減を図ることができる。
なお、左右後輪4,4も同様に構成されている。
2 走行車体
3 前輪
4 後輪
5 ボンネット
6 操縦席
7 ステアリングハンドル
9 薬液タンク
11 防除散布装置
25 簡易型キャビン
26 キャビンフレーム
26a 上側フレーム
26b 後側フレーム
27 前側窓フレーム
27a 上部前側窓フレーム
27b 左右下部フレーム
27c フロントガラス
28 前側ルーフフレーム
29 後側ルーフフレーム
E エンジン

Claims (3)

  1. 走行車体(2)には前側から後側に順次ボンネット(5)で被覆されているエンジン(E)、ステアリングハンドル(7)、操縦席(6)を備えている運転部、操縦席(6)の左右両側及び後側を取り囲む薬液タンク(9)を備え、運転部を囲むように簡易型キャビン(25)を備えた作業車であって、該簡易型キャビン(25)を、骨格を形成するキャビンフレーム(26)と、フロントガラス(27c)の嵌め込まれている前側窓フレーム(27)と、キャビンの前側天井部を被覆し且つ着色した可撓性シートの取り付けられている前側ルーフフレーム(28)と、キャビンの左右両面及び後側面を被覆する透明な可撓性シートで構成し、該キャビンフレーム(26)を、機体左右方向中心部上方に前後方向に沿うように配置する上側フレーム(26a)と、機体後側部左右方向中心部に上下方向に沿うように配置する後側フレーム(26b)とで側面視逆L字型に構成し、該後側フレーム(26b)の下端部を走行車体(2)の後側部左右方向中心部に取り付け、前記前側窓フレーム(27)をフロントガラス(27c)の嵌め込まれている正面視四角形状の上部前側窓フレーム(27a)と、該上部前側窓フレーム(27a)の下部左右両側部位で且つ前記ボンネット(5)の後方から下方に延出している左右下部フレーム(27b)で構成し、該左右下部フレーム(27b,27b)の下端部を走行車体(2)の前側部左右両側に取り付け、前記上部前側窓フレーム(27a)の上部左右中心部を前記上側フレーム(26a)の前側端部に連結し、前記前側ルーフフレーム(28)の後側部に着色した可撓性シートの取り付けられている後側ルーフフレーム(29)を延長可能に設けたことを特徴とする作業車。
  2. 請求項1の発明において、前記上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)を上側部あるいは下側部の左右方向の軸回りに回動可能に構成し、フロントガラス(27c)の下側部あるいは上側部を前方へ開放可能に構成したことを特徴とする作業車。
  3. 請求項2の発明において、前記上部前側窓フレーム(27a)のフロントガラス(27c)の上側部を左右方向の軸回りに回動可能に構成し、フロントガラス(27c)を前方上方へ開放可能に構成したことを特徴とする作業車。
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