JP6428753B2 - 電力変換装置の制御システム - Google Patents

電力変換装置の制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6428753B2
JP6428753B2 JP2016238288A JP2016238288A JP6428753B2 JP 6428753 B2 JP6428753 B2 JP 6428753B2 JP 2016238288 A JP2016238288 A JP 2016238288A JP 2016238288 A JP2016238288 A JP 2016238288A JP 6428753 B2 JP6428753 B2 JP 6428753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output signal
output
transmission unit
control device
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016238288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017118812A (ja
Inventor
智貴 鈴木
智貴 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to PCT/JP2016/086613 priority Critical patent/WO2017104544A1/ja
Priority to US16/063,349 priority patent/US10236792B2/en
Publication of JP2017118812A publication Critical patent/JP2017118812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6428753B2 publication Critical patent/JP6428753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/5387Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration
    • H02M7/53871Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • H02P29/0241Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the fault being an overvoltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters

Description

複数の半導体スイッチング素子を備える電源回路に適用され、その複数の半導体スイッチング素子の開閉状態を制御する制御装置を備える電源回路の制御システムに関するものである。
車載電動機を駆動するインバータ装置は高圧システムを構成し、インバータ装置を制御する制御装置は、高圧システムと絶縁された低圧システムを構成する。インバータ装置を構成する半導体スイッチング素子の温度情報や半導体スイッチング素子の異常を通知する異常情報を表す信号を、インバータ装置から制御装置に伝達する場合、高圧システムから低圧システムに信号を伝達することになる。高圧システムと低圧システムとは絶縁されているため、インバータ装置から制御装置への信号伝達は、絶縁素子を介して行うことになる。
特許文献1には、用いる絶縁素子の数の低減を目的として、共通の絶縁素子を介して、温度情報を表す信号、及び、異常情報を表す信号を伝達する構成が記載されている。
特開2009−136115号公報
特許文献1の構成では、パルス信号の時比率によって、半導体スイッチング素子の温度情報を表す。また、温度情報を表す信号より短いパルス信号によって、温度情報より緊急度の高い半導体スイッチング素子の異常情報を表す。そして、温度情報を表す信号と異常情報を表す信号とを重畳し、その重畳信号にローパスフィルタを適用した信号と、重畳信号にディレイ回路を適用した信号とを比較することで、異常情報を表す信号を復元している。
特許文献1では、半導体スイッチング素子における異常の発生と異常の終了を短いパルス信号で伝える構成としている。しかし、特許文献1は、半導体スイッチング素子を複数備える場合に、どのように絶縁素子の数を低減しつつ、温度情報を表す信号と異常情報を表す信号とを伝達させるかについて何ら開示していない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、半導体スイッチング素子を複数備える電力変換装置において、絶縁素子の数を低減しつつ、温度情報を表す信号と異常情報を表す信号とを伝達させる制御システムを実現することを主たる目的とする。
本構成は、それぞれ異なる基準電位に接続されている複数の半導体スイッチング素子(SW,SWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3)を備える電力変換装置(INV)に適用され、その複数の半導体スイッチング素子の開閉状態を制御する制御装置(40)を備える電力変換装置の制御システムであって、前記半導体スイッチング素子に対応して前記基準電位にそれぞれ接続され、その対応する前記半導体スイッチング素子の情報をそれぞれ送信する複数の送信回路(Da,Db,Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3)を備え、前記制御装置と、前記複数の送信回路とは、それぞれ絶縁されるとともに、前記制御装置と、前記複数の送信回路との接続経路には、それぞれ絶縁素子が設けられており、前記複数の送信回路として、ハイ及びローの二値で変化することで、対応する前記半導体スイッチング素子の温度情報を表す出力信号を前記制御装置に送信する第1送信部(21)、及び、ハイ及びローの一方に固定されることで対応する前記半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す出力信号を前記制御装置に送信する第2送信部(22)を備える一の第1送信回路(Da)と、前記第2送信部を備える第2送信回路(Db)と、を備え、前記第1送信回路の前記第1送信部の出力信号と、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号とは、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す場合、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記第1送信回路の前記第1送信部の出力信号に対して優先されるように前記絶縁素子よりも前記第1送信回路側で論理和がとられた上で、前記絶縁素子に出力され、前記第1送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号と、前記第2送信回路の前記絶縁素子の出力信号とは、前記第2送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す場合、前記第2送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号が前記第1送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号に対して優先されるように前記絶縁素子よりも前記制御装置側で論理和がとられた上で、前記制御装置に出力される。
電力変換装置に用いる複数の半導体スイッチング素子において、各半導体スイッチング素子の温度は、ほぼ同一であるとみなすことができる。このため、制御装置は、第1送信回路と同一の基準電位に接続された半導体スイッチング素子の温度のみを取得する構成としている。ここで、第1送信回路から制御装置に対し、温度情報と異常情報とを一つの絶縁素子を介して送信する構成としているため、絶縁素子の数を省略することができる。
さらに、出力信号がハイ及びローの一方に固定されることで対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す出力信号が第1送信回路又は第2送信回路の第2送信部から制御装置に送信される。
第1送信回路に対応する半導体スイッチング素子に異常が生じている場合、第1送信回路の第2送信部の出力信号が対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表すため、第1送信回路の第1送信部の出力信号と、第1送信回路の第2送信部の出力信号とは、絶縁素子よりも第1送信回路側で、当該第2送信部の出力信号が優先されるように論理和がとられた上で、絶縁素子に出力される。つまり、第1送信回路に対応する半導体スイッチング素子に異常が生じている場合、第1送信回路に対応する絶縁素子から制御装置に対して出力される出力信号がハイ及びローの一方に固定される。
また、第2送信回路に対応する半導体スイッチング素子に異常が生じている場合、第2送信回路の第2送信部の出力信号が対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表すため、第1送信回路に対応する絶縁素子の出力信号と、第2送信回路の絶縁素子の出力信号とは、絶縁素子よりも制御装置側で、第2送信回路の絶縁素子の出力信号が第1送信回路に対応する絶縁素子の出力信号に対して優先されるように論理和がとられた上で、制御装置に出力される。
つまり、第1装置の第1送信部の出力信号に対して、第1送信回路及び第2送信回路の第2送信部の出力信号が優先されるように論理和がとられるため、制御装置に入力される信号がハイ及びローの一方に固定される。これにより、複数の半導体スイッチング素子に異常が生じた場合において、制御装置は半導体スイッチング素子の異常を正しく判定することが可能になる。つまり、上記構成によれば、絶縁素子の数を低減しつつ、制御装置による異常情報の誤判定を抑制することができる。
インバータ装置の電気的構成を表す図。 インバータ装置が実装される回路基板を表す概略図。 パワーカード(半導体スイッチング素子)の構成を表す概略図。 第1実施形態の駆動回路と制御装置との接続を表す電気的構成図。 第1実施形態の温度情報信号を表すタイミングチャート。 スイッチの正常及び異常に応じた各信号の状態を表す真理値表。 第1実施形態の制御装置への入力信号を表すタイミングチャート。 第2実施形態の駆動回路と制御装置との接続を表す電気的構成図。 第2実施形態の温度情報信号を表すタイミングチャート。 第2実施形態の制御装置への入力信号を表すタイミングチャート。 第3実施形態の温度情報信号を表すタイミングチャート。 第3実施形態の制御装置への入力信号を表すタイミングチャート。
(第1実施形態)
以下、電力変換装置の制御システムをハイブリッド車に適用した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる電力変換装置の電気的構成を示す。モータジェネレータ10は、駆動輪や内燃機関に機械的に連結されている。モータジェネレータ10は、インバータ装置INVに接続されている。インバータ装置INV(電力変換回路)は、直流電源12の出力電圧を入力電圧とし、直流電力を交流電力に変換するものである。ここで、直流電源12は、端子電圧がたとえば100V以上の高電圧となる高電圧バッテリである。なお、直流電源は、昇降圧コンバータなどであってもよい。
インバータ装置INVは、高電圧側のスイッチング素子SWp1〜SWp3(上アームスイッチ)及び低電圧側のスイッチング素子SWn1〜SWn3(下アームスイッチ)の直列接続体が3つ並列接続されて構成されている。そして、これら各スイッチング素子SWp1〜SWp3、及び、スイッチング素子SWn1〜SWn3の接続点が、モータジェネレータ10の各相にそれぞれ接続されている。
また、上記高電圧側のスイッチング素子SWp1〜SWp3及び低電圧側のスイッチング素子SWn1〜SWn3のそれぞれの入出力端子間(コレクタ及びエミッタ間)には、高電圧側のフリーホイールダイオードFDp1〜3及び低電圧側のフリーホイールダイオードFDn1〜3のカソード及びアノードが接続されている。
コンデンサCAは、上アームスイッチSWp1〜SWp3のコレクタ(高電圧側端子)と、下アームスイッチSWn1〜SWn3のエミッタ(低電圧側端子)とに接続され、その両端子間の電圧を平滑化する平滑コンデンサである。
なお、上記インバータ装置INVを構成する半導体スイッチング素子SW(SWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3)は、いずれもパワー半導体であり、より具体的には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)である。
制御装置40は、マイクロコンピュータであって、インバータ装置INVを操作することで、モータジェネレータ10の制御量を制御するためのデジタル処理手段である。詳しくは、制御装置40は、後述する絶縁手段としての磁気カプラMp1〜Mp3,Mn1〜Mn3を備えるインターフェース42を介して、インバータ装置INVの各スイッチSWに操作信号を出力することで、インバータ装置INVを操作する。
より具体的には、制御装置40はインターフェース42を介して各スイッチSWの制御端子(ゲート)に対して駆動信号を入力する駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3に操作信号を出力する。ここで、インターフェース42に絶縁手段を備えるのは、インバータ装置INVや直流電源12を備える高電圧システムと、制御装置40を備える低電圧システムとを絶縁するためである。
スイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のエミッタはそれぞれ絶縁されており、それぞれ異なる基準電位に接続されている。また、駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3は、駆動対象のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のエミッタに接続されている。駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3は、駆動対象のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のエミッタの電位を基準電位として、駆動対象のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のゲートに電圧を印加する。
図2に、本実施形態にかかるインバータ装置INVが実装される回路基板50を示す。図示される回路基板50は、インバータ装置INVに接続される高電圧回路領域HVと、低電圧回路領域LVとの双方を有する。ここで、基本的には、図中、右側(上アームスイッチSWp3に対し、上アームスイッチSWp2が設けられている方向と逆の方向)の領域が低電圧回路領域LVであり、中央及び左側(上アームスイッチSWp3に対し、上アームスイッチSWp2が設けられている方向)の領域が高電圧回路領域HVである。ただし、高電圧回路領域HV内には、磁気カプラMp1〜Mp3,Mn1〜Mn3のように、低電圧システムと高電圧システムとの双方を構成する部品も混在している。
また、インバータ装置INVを構成する各スイッチSWの駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3の電源回路を構成するフライバックコンバータ用の電解コンデンサ(図示略)は、低電圧システムを構成するものとして、図中右側の低電圧回路領域LVに配置されている。また、駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3の電源回路を構成するフライバックコンバータ用のトランス(図示略)の1次巻線側は低電圧システムを構成するものとして低電圧回路領域LVに配置され、2次巻線側は高電圧システムを構成するものとして高電圧回路領域HVに配置されている。
図3に示すように、上記インバータ装置INVを構成する各スイッチSWは、回路基板50の裏面(図2に示された面の裏面)側から回路基板50に差し込まれて接続されている。ここで、各スイッチSWは、他の素子とともに絶縁材料で被覆されてパワーカードPWC(モジュール)を構成している。パワーカードPWCには、フリーホイールダイオードFDや感温ダイオードSDも収納されているが、図3では、フリーホイールダイオードFDの記載を省略している。
パワーカードPWCは、高電圧側のスイッチSWpが収納されたものと、低電圧側のスイッチSWnが収納されたものとで互いに同一構造である。パワーカードPWCは、絶縁材料から外部へ露出した複数の信号端子を有する。具体的には、スイッチSWのゲート端子G、エミッタ検出端子KE、センス端子SE、感温ダイオードSDのアノードAおよびカソードKの各端子が、回路基板50に挿入され接続されている。ここで、エミッタ検出端子KEは、スイッチSWのエミッタEに接続され、エミッタEと同電圧の電極である。コレクタ検出端子KCは、スイッチSWのコレクタに接続され、コレクタと同電圧の電極である。センス端子SEは、スイッチSWを流れる電流と相関を有する微小電流を出力するための端子である。
図2に示すように、スイッチSWは、高電圧システムを構成するものであるため、これら各スイッチSWを他の回路と絶縁すべく、回路基板50には、絶縁領域IAが設けられている。絶縁領域IAは、回路(素子や配線や電源パターン)が配置されない領域である。
図中上の列には、上アームスイッチSWp1〜SWp3を備えるパワーカードPWCの端子が示されており、これらは互いに絶縁領域IAによって隔離されている。そして、絶縁領域IAによって囲まれた領域に上アームスイッチSWp1〜SWp3を駆動する駆動回路Dp1〜Dp3が実装されている。これは、各上アームスイッチSWp1〜SWp3同士のエミッタ検出端子KEの電圧が、対応する下アームスイッチSWn1〜SWn3がオン状態(閉状態)であるかオフ状態(開状態)であるかに応じて、大きく変動するからである。このため、これらの駆動回路Dp1〜Dp3の動作電圧自体は小さいとはいえ、駆動回路Dp1〜Dp3同士を絶縁する必要が生じる。上記絶縁領域IAの幅は、法規による要請や、絶縁破壊等を回避する観点から定められる。
また、図中下の列には、下アームスイッチSWn1〜SWn3を備えるパワーカードPWCの端子が示されている。これら下アームスイッチSWn1〜SWn3に対応するエミッタ検出端子KEの電圧が近いため、これらの間に絶縁領域IAが設けられていない。駆動回路Dn1〜Dn3の構成部品の動作電圧自体は、必ずしも低電圧回路領域LV内の部品と比較して大きいわけではない。このため、これら下アームスイッチSWn1〜SWn3の駆動回路Dn1〜Dn3同士は、回路基板50上において必ずしも絶縁領域IAを設ける必要がない。
しかしながら、駆動回路Dn1〜Dn3の基準電位(対応するスイッチSWn1〜SWn3のエミッタの電位)は、インバータ装置INVの動作中において、スイッチSWn1〜SWn3のエミッタ間の抵抗成分及び誘導成分により互いに異なるものである。このため、駆動回路Dn1〜Dn3の間において、絶縁領域IAは設けられていないものの、駆動回路Dn1〜Dn3同士は絶縁されている。
駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3(以下、駆動回路Dとも記載する)は、対応するスイッチSWのゲート端子G、エミッタ検出端子KEに接続されて、スイッチSWのゲート端子Gに電圧を印加することで、スイッチSWを駆動する。
さらに、本実施形態の駆動回路Dは、対応するスイッチSWのセンス端子SE、並びに、感温ダイオードSDのアノードA及びカソードKに接続される。そして、駆動回路Dは、センス端子SEの電圧値に基づいて、スイッチSWに流れる電流を検出する。また、駆動回路Dは、感温ダイオードSDのアノードAとカソードKとの間の電圧に基づいて、スイッチSWの温度を検出する。また、駆動回路Dは、スイッチSWに流れる電流の検出値、及び、スイッチSWの温度の検出値に基づいて、スイッチSWの異常を判定する。そして、駆動回路Dは、スイッチSWの温度情報及び異常情報を制御装置40に送信する。
インバータ装置INVのような電源回路に用いる複数のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3において、スイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のそれぞれの温度は、ほぼ同一であるとみなすことができる。そこで、回路構成を簡略化するために、スイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のうち一つのスイッチの温度情報のみを制御装置40が取得する構成とする。
さらに、複数のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3の異常情報を制御装置が取得する構成とする場合に、回路構成の簡略化のために、スイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3の異常情報を表す各信号の論理和をとり、その論理和を制御装置40に入力する。
図4に本実施形態における駆動回路Da,Dbと、制御装置40との接続を表す概略図を示す。ここで、第1駆動回路Daは、駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3うちの任意の1つであり、例えば、駆動回路Dp1である。また、第2駆動回路Dbは、第1駆動回路以外の駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3うちの任意の1つであり、例えば、駆動回路Dp2である。
駆動回路Da,Dbは、それぞれ、温度情報送信部21(第1送信部)と、異常情報送信部22(第2送信部)とを備えている。ここで、インバータ装置INVに用いるスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3において、各スイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3の温度は、ほぼ同一であるとみなすことができる。このため、制御装置40は、第1駆動回路Da(第1送信回路)と同一の基準電位に接続されたスイッチSWの温度情報のみを取得する構成としている。このため、第2駆動回路Db(第2送信回路)の温度情報送信部21は、無効化されている。具体的には、駆動回路Dbの温度情報送信部21の出力端子P1は、他の素子と接続されず、フロート状態とされている。
第1駆動回路Daの温度情報送信部21の出力(出力端子P1)と、第1駆動回路Daの異常情報送信部22の出力(出力端子P2)とは、論理和をとられた上で、第1磁気カプラMaに接続されている。ここで、温度情報送信部21の出力端子P1、及び、異常情報送信部22の出力端子P2は、ともにオープンドレイン出力であるため、接続点P3で結線されるとともに、プルアップ抵抗R1に接続されることで、ワイヤードオアとされている。また、第2駆動回路Dbの異常情報送信部の出力端子P2は、プルアップ抵抗R2に接続された後、第2磁気カプラMbに接続されている。即ち、制御装置40と、駆動回路Da,Dbとは、それぞれ絶縁されるとともに、制御装置40と、駆動回路Da,Dbとの接続経路には、それぞれ磁気カプラMa,Mbが設けられている。
ここで、磁気カプラMa,Mbは、絶縁素子の一種である。絶縁素子とは、絶縁素子の受信側と送信側とを絶縁した上で、受信側の素子から受信した信号を送信側の素子に対して送信する素子である。磁気カプラは、受信側と送信側とを磁気結合させることで、絶縁素子の受信側と送信側とを絶縁した上で、受信側の素子から受信した信号を送信側の素子に対して送信する。例えば、磁気カプラは、受信側と送信側とを磁気結合させる素子として、受信側に設けられた受信コイルと送信側に設けられた送信コイルとを有する。磁気カプラは、受信コイルに電流(信号)を流すことで磁界を変化させ、送信コイルに流れる電流又は電圧を変化させる。これにより、受信側の素子から受信した信号を送信側の素子に対して送信する。また、例えば、磁気カプラは、受信側と送信側とを磁気結合させる素子として、受信側に設けられた受信コイルと送信側に設けられた磁気抵抗効果素子とを有する。磁気カプラは、受信コイルに電流(信号)を流すことで磁界を変化させ、磁気抵抗効果素子の抵抗を変化させて送信側の電流又は電圧を変化させる。これにより、受信側の素子から受信した信号を送信側の素子に対して送信する。
磁気カプラMa,Mbはオープンドレイン出力の絶縁素子である。第1磁気カプラMaは、第1駆動回路Daから入力された信号を出力端子P4から出力し、第2磁気カプラMbは、第2駆動回路Dbから入力された信号を出力端子P5から出力する。第1磁気カプラMaの出力信号及び第2磁気カプラMbの出力信号は、論理和がとられた上で、制御装置40に入力される。具体的には、第1磁気カプラMaの出力端子P4、及び、第2磁気カプラMbの出力端子P5は、ともに接続点P6に接続されるとともに、プルアップ抵抗R3に接続されることで、ワイヤードオアにより論理和がとられ、制御装置40に入力される。
また、第1磁気カプラMaの出力信号及び第2磁気カプラMbの出力信号は、論理和がとられた上で、ハイインピーダンス入力の素子であるバッファ43に入力される。バッファ43の出力信号は、ローパスフィルタ44を介して制御装置40に入力される。
図5に駆動回路Dが出力する温度情報信号の時間変化を表すタイミングチャートを示す。駆動回路Dの温度情報送信部21は、ハイ及びローの二値で変化することで、対応するスイッチSWの温度情報を表す出力信号を制御装置40に送信する。より具体的には、駆動回路Dの温度情報送信部21は、時比率(Duty)によって温度情報を出力する。ここで、駆動回路Dと制御装置40とは同期がとられていない。そこで、駆動回路Dは、温度情報を時比率で表す際に基準となる基準周期を、制御装置40に通知する。
具体的には、図5で示すように、時刻T0において、温度情報送信部21を構成するスイッチ(MOS−FET)をオン状態にすることで、出力信号をロー状態にする。時刻T0の後、基準周期に相当する期間が経過した時刻T1において、温度情報送信部21のスイッチをオフ状態にすることで、出力信号をハイ状態にする。時刻T1の後、基準周期に相当する期間が経過した時刻T2において、温度情報送信部21のスイッチをオン状態にすることで、出力信号をロー状態にする。つまり、温度情報送信部21は、温度情報を送信する前に、基準周期にわたって出力信号をハイからローに変更した後、さらに、基準周期にわたって出力信号をローからハイに変更することで、制御装置40に対して基準周期を通知する。制御装置40は、この時刻T0〜T1において信号がロー状態とされる期間、及び、時刻T1〜T2において信号がハイ状態とされる期間の長さを基準周期として取得する。
また、温度情報を送信する前に、基準周期にわたって出力信号をハイからローに変更した後において、基準周期にわたって出力信号をローからハイに変更する期間(時刻T1〜T2)を省略してもよい。基準周期にわたって出力信号をローからハイに変更する期間(時刻T1〜T2)を省略する構成では、基準周期にわたって出力信号をハイからローに変更する期間(時刻T0〜T1)の前に、基準周期より長い期間(例えば、基準周期の2倍の期間)にわたって、出力信号をハイ状態としておくとよい。このような構成にすることで、制御装置40は、時刻T0〜T1における出力信号の変化を、基準周期を通知するものとして容易に判定できる。
時刻T2の後、温度情報送信部21は、時刻T2〜T4を基準周期とし、その基準周期に対して所定の時比率(a1%)を有するパルスを時刻T2〜T3にわたって出力する。具体的には、時刻T2〜時刻T3の期間において、温度情報送信部21のスイッチをオン状態にすることで、出力信号をロー状態にする。そして、時刻T3〜T4の期間において、温度情報送信部21のスイッチをオフ状態にすることで、出力信号をハイ状態にする。ここで、所定の時比率a1%は、駆動回路Dが感温ダイオードSDから取得したスイッチSWの温度に基づいて、温度情報送信部21によって設定される。
時刻T4の後、温度情報送信部21は、時刻T4〜T5にわたって、基準周期に対して所定の時比率(a2%)を有するパルスを出力する。温度情報送信部21は、温度を時比率で表すパルスをn回送信した後、再度、基準周期を表す信号を送信する(nは例えば、64回)。
以下、駆動回路Dの温度情報送信部21によって設定される時比率の説明を行う。感温ダイオードSD(図3)には定電流回路が接続され、一定電流が流れるようになっている。駆動回路Dは、感温ダイオードSDのアノードA−カソードK間電圧、即ち、感温ダイオードSDの順方向降下電圧(アナログ値)を取得する。温度情報送信部21は、感温ダイオードSDの順方向降下電圧をPWM変調してデジタル信号である温度情報信号に変換し、これを制御装置40へ出力する。温度情報信号は、感温ダイオードSDの順方向降下電圧に応じた所定の時比率を有する。感温ダイオードSDの順方向降下電圧は、感温ダイオードSD、つまり、スイッチSWの温度に応じた値であるため、温度情報信号が有する時比率はスイッチSWの温度に応じた値となる。
例えば、温度情報送信部21は、スイッチSWが最低温度A℃(例えば、−50℃)、及び、A℃より低い場合の感温ダイオードSDの順方向降下電圧を0%の時比率の信号に変換する。また、温度情報送信部21は、スイッチSWが最高温度B℃(例えば、200℃)、及び、B℃より高い温度の場合の感温ダイオードSDの順方向降下電圧を100%の時比率の信号に変換する。そして、温度情報送信部21は、スイッチSWの温度TがA℃〜B℃の間である場合の感温ダイオードSDの順方向降下電圧を、(T−A)/(B−A)%の時比率の信号に変換する。なお、スイッチSWの最低温度A℃及び最高温度B℃は、スイッチSWが使用される環境に応じて設定される。また、上述した説明では、スイッチSWの温度Tに応じて時比率を線形的に変化させるものとしたが、これを変更し、非線形的に変化させるものとしてもよい。
図6に第1駆動回路Daに対応するスイッチング素子SWa、及び、第2駆動回路Dbに対応するスイッチング素子SWbが、それぞれ正常又は異常である場合に、回路の各部位における信号の状態を表す真理値表を示す。
スイッチング素子SWaが正常な場合、第1駆動回路Daの端子P1はスイッチング素子SWaの温度に応じた時比率で状態が変化し、第1駆動回路Daの端子P2はハイインピーダンス状態とされる。このため、スイッチング素子SWaが正常な場合、第1駆動回路Daに対応する接続点P3は、スイッチング素子SWaの温度に応じた時比率で状態が変化し、第1磁気カプラMaの出力信号は、スイッチング素子SWaの温度に応じた時比率で状態が変化する。
スイッチング素子SWaが異常な場合、第1駆動回路Daの端子P1はスイッチング素子SWaの温度に応じた時比率で状態が変化し、第1駆動回路Daの端子P2はロー状態とされる。このため、スイッチング素子SWaが異常な場合、第1駆動回路Daに対応する接続点P3は、ロー状態とされ、第1磁気カプラMaの出力信号はロー状態とされる。
スイッチング素子SWbが正常な場合、第2駆動回路Dbの端子P2はハイインピーダンス状態とされる。このため、第2磁気カプラMbの出力信号は、ハイインピーダンス状態とされる。
スイッチング素子SWbが異常な場合、第2駆動回路Dbの端子P2はロー状態とされる。このため、第2磁気カプラMbの出力信号は、ロー状態とされる。
よって、スイッチング素子SWa,SWbがともに正常である場合、制御装置40に入力される信号(接続点P6における信号)は、磁気カプラMaから出力される時比率で状態が変化する信号と、第2磁気カプラMbから出力されるハイインピーダンス状態の信号とが、ワイヤードオアにより論理和をとられるため、時比率で状態が変化する信号となる。
また、スイッチング素子SWaが異常であり、スイッチング素子SWbが正常である場合、制御装置40に入力される信号(接続点P6における信号)は、磁気カプラMaから出力される時比率で状態が変化する信号と、第2磁気カプラMbから出力されるロー状態の信号とが、ワイヤードオアにより論理和をとられるため、ロー状態の信号となる。
また、スイッチング素子SWaが正常であり、スイッチング素子SWbが異常である場合、制御装置40に入力される信号(接続点P6における信号)は、磁気カプラMaから出力されるロー状態の信号と、第2磁気カプラMbから出力されるハイインピーダンス状態の信号とが、ワイヤードオアにより論理和をとられるため、ロー状態の信号となる。
また、スイッチング素子SWa,SWbがともに異常である場合、制御装置40に入力される信号(接続点P6における信号)は、磁気カプラMaから出力されるロー状態の信号と、第2磁気カプラMbから出力されるロー状態の信号とが、ワイヤードオアにより論理和をとられるため、ロー状態の信号となる。
スイッチSWが全て正常の場合、全ての駆動回路Dの異常情報送信部22の送信信号がハイ状態とされる。このため、制御装置40への入力信号(第1駆動回路Daから送信される温度情報信号と、第1駆動回路Da及び第2駆動回路Dbから送信される異常情報信号との重畳信号)は、図5に示す温度情報信号と同様の波形になる。
図7に、スイッチSWのいずれかに異常が生じた場合の制御装置40への入力信号の時間変化を表すタイミングチャートを示す。
時刻T0〜T4における制御装置40への入力信号の波形は、図5に示す温度情報信号の波形と同様である。ここで、時刻T4〜時刻T5において、スイッチSWのいずれかに異常が生じたため、対応する駆動回路Dの異常情報送信部22の出力信号がロー状態に固定される。このため、第1駆動回路Daから送信される温度情報信号と、第1駆動回路Da及び第2駆動回路Dbから送信される異常情報信号との重畳信号である制御装置40への入力信号がロー状態に固定される。
時刻T6において、時刻T4から基準周期に相当する時間が経過する。制御装置40は、基準周期より長い時間にわたって、入力される信号がローとされたため、スイッチSWのいずれかに異常が生じたと判定する。具体的には、制御装置40は、ローパスフィルタ44から入力される信号の電圧値に基づいて、基準周期より長い時間にわたって、入力される信号がローとされていることを判定する。
以下、本実施形態の効果を述べる。
インバータ装置INVに用いる複数のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3において、各スイッチSWの温度は、ほぼ同一であるとみなすことができる。このため、制御装置40は、第1駆動回路Daと同一の基準電位に接続されたスイッチSWの温度のみを取得する構成としている。ここで、第1駆動回路Daから制御装置40に対し、温度情報と異常情報とを一つの磁気カプラMaを介して送信する構成としているため、回路に用いる磁気カプラの数を省略することができる。
さらに、第1駆動回路Daに対応するスイッチSWaに異常が生じた場合に、第1駆動回路Daの異常情報送信部22から出力される異常情報を表す信号がローに固定された上で、磁気カプラMaよりも駆動回路Da側で、第1駆動回路Daの温度情報送信部21から出力される温度情報を表す信号に対して第1駆動回路Daの異常情報送信部22から出力される異常情報を表す信号が優先されるように論理和がとられる。そして、その論理和がとられた信号が磁気カプラMaに入力される。
また、第2駆動回路Dbに対応するスイッチSWbに異常が生じた場合に、第2駆動回路Dbの異常情報送信部22から出力される異常情報を表す信号がローに固定された上で、磁気カプラMa,Mbよりも制御装置40側で、磁気カプラMaから出力される信号に対して磁気カプラMbから出力される信号が優先されるように論理和がとられる。そして、その論理和がとられた信号が制御装置40に入力される。
このため、第1駆動回路Da又は第2駆動回路Dbに対応するスイッチSWa,SWbの少なくとも一方に異常が生じた場合、制御装置40に入力される信号がローに固定される。これにより、複数のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のいずれかに異常が生じた場合において、制御装置40はスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3の異常を正しく判定することが可能になる。つまり、上記構成によれば、回路に用いる磁気カプラの数を低減しつつ、制御装置40による異常情報の誤判定を抑制することができる。
具体的には、温度情報は、所定周期において出力信号がハイ状態とされる時間の比率(時比率)によって、第1駆動回路Daから制御装置40に対して出力される。これにより、温度情報を表すパルスの波長の最大値は、所定周期となる。そこで、制御装置40に入力される信号が所定周期より長い時間にわたって、ローとされた場合に、複数のスイッチSWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3のいずれかに異常が生じたと判定する構成とした。このような構成にすることで、異常の発生を誤判定することなく、かつ、迅速に異常の発生を判定することが可能になる。
制御装置40の動作周波数と、駆動回路Da,Dbの動作周波数とは異なるものである。このため、所定周期(基準周期)においてロー状態とされている時間の比率(デューティ)で温度情報を送信する場合に、その所定周期を予め通知する構成とした。より具体的には、温度情報を送信する前に、所定周期にわたって出力信号をハイからローに変更した後、さらに、所定周期にわたって出力信号をローからハイに変更する構成とした。この構成により、制御装置40の動作周波数と、駆動回路Da,Dbの動作周波数とが異なるものであっても、駆動回路Daから温度情報を送信することが可能になるとともに、制御装置40によるスイッチSWにおける異常発生の誤判定を抑制することが可能になる。
オープンドレイン出力の磁気カプラMa,Mbの出力を結線することで、簡易な構成で、論理和(ワイヤードオア)をとることができる。特に、負論理でワイヤードオアを実現した場合、正論理でワイヤードオアを実現する構成と比べて、ダイオード等の素子の追加が不要になり、回路構成を簡易なものとすることができる。
上記構成では、駆動回路Da,Dbの構成を共通化した。これにより、コスト削減が可能になる。また、駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3のうち第1駆動回路Daとするものを変更する場合に、簡易な回路変更で実現することができる。
スイッチSWのうち、温度が最高となるものに対応する駆動回路Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3が、第1駆動回路Daとして選択される。スイッチSWのうち、温度が最高となるものの温度を検出し、その検出値が所定の閾値以上の温度にならないように制御することで、全てのスイッチSWの温度が所定の閾値以上の温度になることを抑制できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態において、駆動回路D及び磁気カプラMは、それぞれ負論理で信号を出力するものであったが、これを変更し、駆動回路D及び磁気カプラMは、正論理で信号を出力するものであってもよい。
図8に本実実施形態の駆動回路Dと制御装置40との接続を表す概略図を示す。図8について、図4と同一の構成に同一の符号を付し、当該構成について適宜説明を省略する。本変形例の温度情報送信部21、及び、異常情報送信部22は、ともに正論理(アクティブハイ)で信号を出力する。また、温度情報送信部21、及び、異常情報送信部22は、ともにオープンソース出力である。
そこで、磁気カプラMaよりも駆動回路Da側において、駆動回路Daの温度情報送信部21の出力(端子P1)と、駆動回路Daの異常情報送信部22の出力(端子P2)とを接続点P3で結線することで、ワイヤードオアをとる構成としている。駆動回路Daの温度情報送信部21の出力、及び、駆動回路Daの異常情報送信部22の出力は、接続点P3において結線されるとともに、プルダウン抵抗R1aに接続された上で、磁気カプラMaに入力されている。また、駆動回路Dbの異常情報送信部22の出力(端子P2)は、プルダウン抵抗R2aに接続された上で、磁気カプラMbに入力されている。
また、磁気カプラMa及び磁気カプラMbはともにオープンソース出力である。磁気カプラMaの出力(端子P4)と、磁気カプラMbの出力(端子P5)とを、接続点P6において結線するとともにプルダウン抵抗R3aに接続することで、ワイヤードオアをとる構成としている。また、第1磁気カプラMaの出力信号及び第2磁気カプラMbの出力信号は、ワイヤードオアがとられた上で、ハイインピーダンス入力の素子であるNOT回路43aに入力される。NOT回路43aの出力信号は、ローパスフィルタ44を介して制御装置40に入力される。
磁気カプラMの入力側の論理(駆動回路Dの出力論理)が負論理である場合、図4に示す構成を適用し、磁気カプラMの入力側の論理(駆動回路Dの出力論理)が正論理である場合、図8に示す構成を適用すれば、磁気カプラMの入力側論理が負論理である場合も正論理である場合も温度情報及び異常情報を表す信号を伝達することが可能になる。
第1実施形態及び第2実施形態において、磁気カプラMは駆動回路Dの出力論理を反転するものであってもよい。即ち、磁気カプラMは、駆動回路Dから出力される正論理の信号を負論理に変換して出力するものであってもよいし、駆動回路Dから出力される負論理の信号を正論理に変換して出力するものであってもよい。
第2実施形態の構成では、温度情報信号は、図9で示すような信号となり、制御装置40への入力信号は、図10に示すようなものとなる。
図9で示すように、時刻T10において、温度情報送信部21は、温度情報信号をハイ状態にする。時刻T10の後、基準周期に相当する期間が経過した時刻T11において、温度情報送信部21は、温度情報信号をロー状態にする。時刻T11の後、基準周期に相当する期間が経過した時刻T12において、温度情報送信部21は、温度情報信号をハイ状態にする。制御装置40は、この時刻T10〜T11において信号がハイ状態とされる期間、及び、時刻T11〜T12において信号がロー状態とされる期間の長さを基準周期として取得する。
時刻T12の後、温度情報送信部21は、時刻T12〜T14を基準周期とし、その基準周期に対して所定の時比率(c1%)を有するパルスを時刻T12〜T13にわたって出力する。具体的には、時刻T12〜時刻T13の期間において、温度情報送信部21の出力信号をハイ状態にする。そして、時刻T13〜T14の期間において、温度情報送信部21の出力信号をロー状態にする。ここで、所定の時比率c1%は、駆動回路Dが感温ダイオードSDから取得したスイッチSWの温度に基づいて、温度情報送信部21によって設定される。
図10に、スイッチSWのいずれかに異常が生じた場合の制御装置40への入力信号の時間変化を表すタイミングチャートを示す。
時刻T10〜T14における制御装置40への入力信号の波形は、図9に示す温度情報信号の波形と同様である。ここで、時刻T14〜時刻T15において、スイッチSWのいずれかに異常が生じたため、対応する駆動回路Dの異常情報送信部22の出力信号がハイ状態に固定される。このため、第1駆動回路Daから送信される温度情報信号と、第1駆動回路Da及び第2駆動回路Dbから送信される異常情報信号との重畳信号である制御装置40への入力信号ハイ状態に固定される。
時刻T16において、時刻T14から基準周期に相当する時間が経過する。制御装置40は、基準周期より長い時間にわたって、入力される信号がハイとされたため、スイッチSWのいずれかに異常が生じたと判定する。このように、駆動回路D及び磁気カプラMが正論理で信号を出力する構成においても制御装置40はスイッチSWにおける異常の発生を判定することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態及び第2実施形態では、所定の基準周期において出力信号がロー状態又はハイ状態とされる時間の比率(時比率)によって、温度情報を送信する構成とした。第3実施形態の温度情報送信部21は、スイッチSWの温度情報を1又は0を表すパルスで送信する。具体的には、温度情報送信部21は、温度情報を2進数で制御装置40に出力する。
図11で示すように、所定の周期で区切られた期間T20〜T21,T21〜T22,T22〜T23,T23〜T24,T24〜T25において、温度情報送信部21は、時比率50%のパルスを送信することで1を表すとともに、パルスを送信しないことで0を表す。
図12に、時刻T22〜T23において、スイッチSWのいずれかに異常が生じた場合の制御装置40への入力信号の時間変化を表すタイミングチャートを示す。時刻T22〜T23において異常が生じたため、異常情報送信部22は、出力信号をハイ状態に固定する。これにより、時刻T23以降においても、制御装置40の入力信号はハイ状態を維持する。制御装置40は、1を表すパルスの波長より長い期間にわたって、入力される信号がハイ状態とされた場合に、スイッチSWに異常が生じたことを判定する。
(他の実施形態)
・第1実施形態及び第2実施形態において、駆動回路Dが正論理で信号を出力するとともに、磁気カプラMが負論理で信号を出力する構成であってもよいし、駆動回路Dが負論理で信号を出力するとともに、磁気カプラMが正論理で信号を出力する構成であってもよい。
・第3実施形態において、駆動回路Dは、正論理で信号を出力する構成としたが、これを変更し負論理で信号を出力する構成としてもよい。また、温度情報送信部21は、パルスを送信することで0を表し、パルスを送信しないことで1を表すものであってもよい。
・上記実施形態では、駆動回路Dが温度情報送信部21及び異常情報送信部22を備える構成としたが、これを変更し、駆動回路以外の送信回路が、温度情報送信部21及び異常情報送信部22を備える構成としてもよい。
・上記構成では、第1駆動回路Daの温度情報送信部21及び異常情報送信部22の出力信号について、ワイヤードオアによって論理和をとる構成としたが、これを変更し、論理回路によって論理和をとる構成としてもよい。同様に、磁気カプラMa,Mbの出力信号について、ワイヤードオアによって論理和をとる構成としたが、これを変更し、論理回路によって論理和をとる構成としてもよい。
・磁気カプラ、及び、駆動回路の温度情報送信部及び異常情報送信部は、オープンドレイン出力に代えて、オープンコレクタ出力であってもよい。また、オープンソース出力に代えて、オープンエミッタ出力であってもよい。また、トーテムポール出力であってもよい。
・上記構成は、インバータ装置以外の電力変換装置に適用されるものであってもよい。例えば、DCDCコンバータ装置に適用されるものであってもよい。
・絶縁素子として、磁気カプラに代えて、フォトカプラやトランスなどを用いてもよい。また、磁気カプラに代えて、容量カプラを用いてもよい。容量カプラは、受信側と送信側とを容量結合させることで、絶縁素子の受信側と送信側とを絶縁した上で、受信側の素子から受信した信号を送信側の素子に対して送信する。容量カプラは、受信側と送信側とを容量結合させる素子として、例えば、コンデンサを有する。
・半導体スイッチング素子として、IGBTに代えて、MOS−FETを用いてもよい。
21…温度情報送信部(第1送信部)、22…異常情報送信部(第2送信部)、40…制御装置、Da…第1駆動回路(第1送信回路)、Db…第2駆動回路(第2送信回路)、INV…インバータ装置(電力変換装置)、SW,SWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3…スイッチング素子、Ma,Mb,Mc,Md,Mp1〜Mp3,Mn1〜Mn3…磁気カプラ(第1,2絶縁素子)。

Claims (8)

  1. それぞれ異なる基準電位に接続されている複数の半導体スイッチング素子(SW,SWp1〜SWp3,SWn1〜SWn3)を備える電力変換装置(INV)に適用され、その複数の半導体スイッチング素子の開閉状態を制御する制御装置(40)を備える電力変換装置の制御システムであって、
    前記半導体スイッチング素子に対応して前記基準電位にそれぞれ接続され、その対応する前記半導体スイッチング素子の情報をそれぞれ送信する複数の送信回路(Da,Db,Dp1〜Dp3,Dn1〜Dn3)を備え、
    前記制御装置と、前記複数の送信回路とは、それぞれ絶縁されるとともに、前記制御装置と、前記複数の送信回路との接続経路には、それぞれ絶縁素子が設けられており、
    前記複数の送信回路として、ハイ及びローの二値で変化することで、対応する前記半導体スイッチング素子の温度情報を表す出力信号を前記制御装置に送信する第1送信部(21)、及び、ハイ及びローの一方に固定されることで対応する前記半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す出力信号を前記制御装置に送信する第2送信部(22)を備える一の第1送信回路(Da)と、前記第2送信部を備える第2送信回路(Db)と、を備え、
    前記第1送信回路の前記第1送信部の出力信号と、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号とは、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す場合、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記第1送信回路の前記第1送信部の出力信号に対して優先されるように前記絶縁素子よりも前記第1送信回路側で論理和がとられた上で、前記絶縁素子に出力され、
    前記第1送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号と、前記第2送信回路の前記絶縁素子の出力信号とは、前記第2送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す場合、前記第2送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号が前記第1送信回路に対応する前記絶縁素子の出力信号に対して優先されるように前記絶縁素子よりも前記制御装置側で論理和がとられた上で、前記制御装置に出力される電力変換装置の制御システム。
  2. 前記第1送信部は、前記半導体スイッチング素子の温度情報を、所定周期において出力信号がハイ又はローとなる時比率によって前記制御装置に送信する請求項1に記載の電力変換装置の制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記所定周期より長い時間にわたって、入力される信号がハイ又はローとされた場合に、前記複数の半導体スイッチング素子のいずれかに異常が生じたと判定する請求項2に記載の電力変換装置の制御システム。
  4. 前記第1送信部は、前記温度情報を送信する前に、前記所定周期にわたって出力信号をハイ及びローの一方から他方に変更することで、前記制御装置に対して前記所定周期を通知する請求項2又は3に記載の電力変換装置の制御システム。
  5. 前記第1送信部は、前記温度情報を送信する前に、前記所定周期にわたって出力信号をハイ及びローの一方から他方に変更した後、さらに、前記所定周期にわたって出力信号をハイ及びローの前記他方から前記一方に変更することで、前記制御装置に対して前記所定周期を通知する請求項4に記載の電力変換装置の制御システム。
  6. 前記第1送信部は、前記制御装置に対し、前記半導体スイッチング素子の温度情報を1又は0を表すパルスで送信し、
    前記制御装置は、前記1又は0を表すパルスの波長より長い時間にわたって、入力される信号がハイ又はローとされた場合に、前記複数の半導体スイッチング素子のいずれかに異常が生じたと判定する請求項1に記載の電力変換装置の制御システム。
  7. 前記絶縁素子は、オープンコレクタ出力、又は、オープンドレイン出力であって、
    前記第1送信回路の出力と、前記第2送信回路の出力とは、前記絶縁素子より前記制御装置側で、ワイヤードオアがとられることで、前記第1送信部の出力信号に対して前記第2送信部の出力信号が優先されるように論理和がとられた上で、前記制御装置に出力されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電力変換装置の制御システム。
  8. 前記第2送信回路は、前記第1送信部と前記第2送信部とを備え、
    前記第1送信部、及び、前記第2送信部はともにオープンコレクタ出力、又は、オープンドレイン出力であって、
    前記第2送信回路の前記第1送信部は、前記絶縁素子に接続されておらず、
    前記第1送信回路の前記第1送信部の出力と、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力とは、前記絶縁素子よりも前記第1送信回路側で、ワイヤードオアがとられることで、前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が前記対応する半導体スイッチング素子に異常が生じていることを表す場合、前記第1送信回路の前記第1送信部の出力信号に対して前記第1送信回路の前記第2送信部の出力信号が優先されるように論理和がとられた上で、前記絶縁素子に出力されている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電力変換装置の制御システム。
JP2016238288A 2015-12-18 2016-12-08 電力変換装置の制御システム Active JP6428753B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/086613 WO2017104544A1 (ja) 2015-12-18 2016-12-08 電力変換装置の制御システム
US16/063,349 US10236792B2 (en) 2015-12-18 2016-12-08 Control system for power conversion apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015247796 2015-12-18
JP2015247796 2015-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017118812A JP2017118812A (ja) 2017-06-29
JP6428753B2 true JP6428753B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=59230875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016238288A Active JP6428753B2 (ja) 2015-12-18 2016-12-08 電力変換装置の制御システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10236792B2 (ja)
JP (1) JP6428753B2 (ja)
CN (1) CN108475998B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3367559B1 (en) * 2015-10-19 2023-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner
JP6927239B2 (ja) * 2018-03-14 2021-08-25 株式会社デンソー ゲート駆動装置および複合ゲート駆動装置
JP6664017B1 (ja) * 2019-02-01 2020-03-13 株式会社ケーヒン 温度検出装置、異常検出装置及び電力変換装置
JP7338418B2 (ja) * 2019-11-15 2023-09-05 株式会社デンソー インバータの運転停止装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4177392B2 (ja) * 2006-06-08 2008-11-05 三菱電機株式会社 半導体電力変換装置
JP2009136115A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Denso Corp 信号伝達装置
JP4835743B2 (ja) * 2009-10-07 2011-12-14 株式会社デンソー 電力変換回路の制御装置
JP5443946B2 (ja) * 2009-11-02 2014-03-19 株式会社東芝 インバータ装置
JP2011217429A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Denso Corp 電力変換システムの放電制御装置
JP5136608B2 (ja) * 2010-07-29 2013-02-06 株式会社デンソー スイッチング素子の駆動装置
JP5278490B2 (ja) * 2011-05-10 2013-09-04 株式会社デンソー 電力変換装置
JP5541295B2 (ja) * 2012-01-12 2014-07-09 株式会社デンソー スイッチング素子の駆動回路
JP5720641B2 (ja) * 2012-08-21 2015-05-20 株式会社デンソー スイッチングモジュール
JP5712986B2 (ja) * 2012-08-28 2015-05-07 株式会社デンソー 駆動対象スイッチング素子の駆動回路
JP2014073055A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Denso Corp 電子回路
JP5803950B2 (ja) * 2013-02-05 2015-11-04 株式会社デンソー スイッチング素子の駆動装置
JP5700062B2 (ja) * 2013-03-22 2015-04-15 トヨタ自動車株式会社 電力変換システム
JP5846152B2 (ja) * 2013-04-15 2016-01-20 株式会社デンソー 駆動対象スイッチング素子の駆動回路
JP5776721B2 (ja) * 2013-04-15 2015-09-09 株式会社デンソー 駆動対象スイッチング素子の駆動回路
JP5862606B2 (ja) * 2013-05-17 2016-02-16 株式会社デンソー 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017118812A (ja) 2017-06-29
CN108475998A (zh) 2018-08-31
CN108475998B (zh) 2020-05-15
US10236792B2 (en) 2019-03-19
US20180367063A1 (en) 2018-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6428753B2 (ja) 電力変換装置の制御システム
JP5932569B2 (ja) 半導体装置及び電池電圧監視装置
US9748831B2 (en) Power conversion device and method for transmitting protection signal using the same
JP5569418B2 (ja) 電池監視装置
US8963524B2 (en) Drive circuit for switching elements
CN111490668A (zh) 栅极驱动器、传送信息位的方法和集成电路
JP5359604B2 (ja) 電力変換回路の制御装置
JP6390691B2 (ja) 信号伝達回路
WO2017099191A1 (ja) 信号伝達回路
US20120038364A1 (en) Circuit for Monitoring of Accumulator Cells Connected in Series
JP6642328B2 (ja) 異常判定回路
JP2008017650A (ja) 電力変換装置
JP5416673B2 (ja) 信号伝送回路、スイッチング素子駆動回路及び電力変換装置
EP2961068B1 (en) Driving device and driving method
US10333499B2 (en) Signal transmission circuit and vehicle
JP6772810B2 (ja) 電力変換装置の制御システム
JP6579031B2 (ja) 信号伝達回路
WO2017104544A1 (ja) 電力変換装置の制御システム
US9520804B2 (en) Power converter and matrix converter
JP6601347B2 (ja) 異常情報伝達回路
JP6558298B2 (ja) 信号伝達回路、及び、信号伝達システム
WO2014167804A1 (ja) モータ駆動装置およびそれを備えたモータ
JP2006064456A (ja) スイッチング素子の温度検出装置
SE535269C2 (sv) System och förfarande som innefattar omvandlarsignaler
JP2009195040A (ja) 電力変換回路の駆動装置、及び電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181015

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6428753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250