JP6420444B1 - 電子集束改善用x線管 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子集束改善用X線管に係り、さらに詳しくは、フィラメントから放出された熱電子をより効率よくX線照射窓のターゲットに到達するようにする、電子集束改善用X線管に提供する。
【解決手段】このために、本発明は、陰の高電圧の印加により熱電子を放出する熱電子放出部と、熱電子放出部から放出された熱電子を集束させる熱電子集束管部と、熱電子集束管部を通過した熱電子が、塗布されたターゲット部に衝突してX線が生成されることにより、外部へX線が照射されるX線照射窓部と、熱電子放出部及び熱電子集束管部を内側に含むチューブ管部と、チューブ管部を包み込むように備えられるハウジング部とを含み、熱電子集束管部及びハウジング部を同電位にすることにより、熱電子の移動方向がX線照射窓部へ向かうようにすることを特徴とする電子集束改善用X線管を開示する。
【選択図】図1
【解決手段】このために、本発明は、陰の高電圧の印加により熱電子を放出する熱電子放出部と、熱電子放出部から放出された熱電子を集束させる熱電子集束管部と、熱電子集束管部を通過した熱電子が、塗布されたターゲット部に衝突してX線が生成されることにより、外部へX線が照射されるX線照射窓部と、熱電子放出部及び熱電子集束管部を内側に含むチューブ管部と、チューブ管部を包み込むように備えられるハウジング部とを含み、熱電子集束管部及びハウジング部を同電位にすることにより、熱電子の移動方向がX線照射窓部へ向かうようにすることを特徴とする電子集束改善用X線管を開示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子集束改善用X線管に係り、さらに詳しくは、フィラメントから放出された熱電子をより効率よくX線照射窓のターゲットに到達するようにする、電子集束改善用X線管に関する。
一般に、X線管は、フィラメントから放出された熱電子が効率よくX線照射窓(またはX線放射部)へ移動することができるように円筒状構造の集束管を使用する。この種の集束管があるにも拘わらず、フィラメントから放出された熱電子がターゲットへ移動する効率が低く、また、ターゲットを打った熱電子によりターゲットから剥離(離脱)して、ガス状を呈する不純物が他の熱電子と衝突しながら陽イオンに帯電し、このように陽イオンに帯電した不純物が集束管内のフィラメント部(陰の高電圧)に吸着してフィラメントの寿命を低下させる。
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、その目的は、上部集束管及び下部集束管を備えるようにし、ハウジング部及び下部集束管を同電位が形成されるようにすることにより、フィラメントから放出された熱電子がターゲットへ効率よく移動するようにし、フィラメントに不純物が吸着する比率を減少させることができる、電子集束改善用X線管を提供することにある。
しかし、本発明の目的は上述した目的に限定されず、上述していない別の目的は以降の記載から当業者に明確に理解されるだろう。
上述した本発明の目的は、陰の高電圧の印加により熱電子を放出する熱電子放出部と、熱電子放出部から放出された熱電子を集束させる熱電子集束管部と、熱電子集束管部を通過した熱電子が、塗布されたターゲット部に衝突してX線が生成されることにより、外部へX線が照射されるX線照射窓部と、熱電子放出部及び熱電子集束管部を内側に含むチューブ管部と、チューブ管部を包み込むように備えられるハウジング部とを含んでなり、熱電子集束管部及びハウジング部を同電位にすることにより、熱電子の移動方向がX線照射窓部へ向かうようにすることを特徴とする電子集束改善用X線管を提供することにより達成される。
また、熱電子放出部は、フィラメント部と、フィラメント部に陰の高電圧を印加する複数のステムピン部とを含み、熱電子集束管部は、フィラメント部を包み込み、フィラメント部から放出される熱電子を1次集束させる第1集束管部と、第1集束管部に対向するように配置されることにより、第1集束管部から放出された熱電子を2次集束させる第2集束管部とを含み、第1集束管部及びハウジング部を同電位にすることにより、熱電子の移動方向が第1集束管部から第2集束管部へ向かうようにする。
また、第1端子、第2端子及び第3端子を備え、ハウジング部の端部に配置される基板部、及び基板部のいずれか一つの端子に電気的に接続される接続部をさらに含み、第1端子及び第2端子は複数のステムピン部それぞれに電気的に接続され、第3端子は接続部に電気的に接続され、複数のステムピン部のうちの第1及び第2ステムピン部と接続部とは互いに同電位である。
また、第1ステムピン部と接続部には、ターゲット部を打つための陰の高電圧が供給され、第2ステムピン部には、フィラメント部から熱電子を放出するための陰の高電圧が供給される。
また、接続部、第1集束管部およびハウジング部は、互いに電気的に接続されており、陰の高電圧で同電位が形成される。
また、ハウジング部、第1集束管部および接続部は導電性材質からなる。
また、ハウジング部は黄銅(Brass)材質からなり、第1集束管部および第2集束管部はSUS材質またはコバール(Kovar)材質からなり、接続部はコバール(Kovar)材質からなる。
また、複数のステムピン部が貫通し、チューブ管部内の真空を維持するようにフィラメント部の下方に配置されるゲッター部と、複数のステムピン部が貫通し、ゲッター部の下方に配置されるステム部とをさらに含む。
また、ハウジング部は、第1集束管部を内側に含みながら第2集束管部を含まないように既に設定された長さを有する。
また、チューブ管部及びステム部はセラミック材質からなる。
また、第1集束管部及び第2集束管部は、チューブ管部内で所定の離隔距離を置いて互いに対向するように長さ方向にそれぞれ延設され、第1集束管部及び第2集束管部の尖端領域には、熱電子を放出するか或いは熱電子を受け取るための開口部がそれぞれ設けられる。
また、接続部はステム部を支持するように結合される。
前述したような本発明によれば、X線照射窓の下部に上部集束管を配置し、ハウジング部及び下部集束管を同電位にすることにより、フィラメントから放出された熱電子が効率よくターゲットに移動することができるという効果がある。
また、本発明によれば、ハウジング部に陰の高電圧が維持されることにより、フィラメントに不純物が吸着する比率を減らすことができるという効果がある。
また、本発明によれば、ハウジング部に陰の高電圧が維持されることにより、フィラメントに不純物が吸着する比率を減らすことができるという効果がある。
本明細書に添付される次の図面は、本発明の好適な一実施形態を例示するものであり、発明の詳細な説明と一緒に本発明の技術的思想をさらに理解させる役割を果たすものなので、本発明は、そのような図面に記載された事項に限定されて解釈されてはならない。
本発明に係るX線管部の断面図である。
本発明の基板部の第1、第2及び第3端子部を示す図である。
本発明のハウジング部及び下部集束管を同電位に維持したときの下部集束管から上部集束管へ向かう電子の移動方向を示す図である。
本発明のハウジング部がないときの下部集束管から上部集束部へ向かう電子の移動方向を示す図である。
本発明に係る他のX線管の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な一実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定せず、本実施形態で説明される構成全体が本発明の解決手段として必須であるとは言えない。また、従来の技術及び当業者に自明な事項は説明を省略することもでき、このような省略された構成要素(方法)及び機能の説明は本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で十分に参照できる。
本発明に係る電子集束改善用X線管は、図1に示すように、大まかに、熱電子放出部100、熱電子集束管部200、X線照射窓部300、チューブ管部400、ハウジング部500、接続部600(またはリンクワイヤー部)、ゲッター部700、ステム部800、基板部900、および排気管部1000から構成される。以下、添付図面を参照して、本発明に係る電子集束改善用X線管10について詳細に説明する。
熱電子放出部100は、複数のステムピン部110(または金属ワイヤー部)とフィラメント部120を含む。複数のステムピン部110は、第1ステムピン部111と第2ステムピン部112からなり、好ましくは、Fe−Ni合金材質またはコバール(Kovar)からなるのがよい。X線管10の駆動のために、第1ステムピン部111には、高圧発生部(図示せず)から出力されるターゲット部を打つための陰の高電圧(または陰の交流高電圧、以下、「陰の高電圧」ということもある)が印加され(約−1kV〜−60kVの値が印加される)、第2ステムピン部112には、フィラメント部から熱電子を放出するための陰の高電圧が印加される。第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112に供給される陰の高電圧は、交流電圧であって、互いに同電位であり、周波数または位相がやや異なるように供給されることが好ましい。したがって、第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112には、個別に、前記高圧発生部から供給された陰の交流高電圧が供給される(高圧発生部では、陰の直流高電圧を生成し、これを再び陰の交流高電圧に変換して供給する)。グラウンド電位(または接地(Earth))は、アノード(Anode)ボディ1100またはケース(図示せず)に形成される。第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112は、図1に示すように、後述する基板部900の第1端子部910及び第2端子部920と電気的に接続され、チューブ管部400の下方を基準として順次ステム部800及びゲッター部700を貫通してフィラメント部120と互いに電気的に接続される。第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112は、互いに一定距離離隔しており、ステム部800及びゲッター部700の略中央領域を貫通する。このとき、ステム部800及びゲッター部700の形状は、後述するハウジング部500の内側に備えられるので、円筒状であることが好ましい。
フィラメント部120は、チューブ管部400の略中央領域に内側に備えられ、かつ、チューブ管部400の下方端部から上方へ長さ方向に配置される(図1において、X線照射窓部の方向を上方、基板部の方向を下方と定義する)。フィラメント部に使用される金属材料は、W(タングステン)、WとRe(レニウム)の合金、WとThO2(二酸化トリウム)の合金などが使用できる。前述した材料は、フィラメント部の耐久性及び熱電子放出効率を考慮して、使用環境に応じて異なる材料(本発明で説明されていない材料を含む)を使用することが好ましい。
熱電子集束管部200は、チューブ管部400の長さ方向を基準として、下方領域に第1集束管部210(下部集束管)が配置され、上方領域に第2集束管部220(上部集束管)が配置される。熱電子集束管部200は、導電性金属材料からなり(一例として、SUS材質で形成)、大略的な形状が円筒状であることが好ましい。第1集束管部210は、フィラメント部120を内側に含むようにチューブ管部400の下方領域に配置される。これにより、第1集束管部210は、フィラメント部120から放出さされた熱電子を1次的に集束させる。第2集束管部220は、第1集束管部210と互いに対応するように、チューブ管部400の上方領域におけるX線照射窓部300の下方領域に備えられ、第1集束管部210から放出された熱電子を2次的に再集束させる。第1集束管部210及び第2集束管部220は、チューブ管部400の内側に含まれ、相互間で長さ方向に一定間隔離隔して配置される。離隔距離は、チューブ管部400及びハウジング部500の長さと熱電子集束効率を考慮して設定できる。第2集束管部220の長さ方向の長さは第1集束管部210の長さに比べてさらに長く、幅(または直径)は同じかさらに小さい。第1集束管部210及び第2集束管部220の尖端領域には、熱電子を放出したり熱電子を受け取ったりする開口部211、221がそれぞれ設けられる。第1集束管部の開口部211の直径が第2集束管部の開口部221の直径よりもさらに大きいことが好ましい。
第1集束管部210の第1領域に位置した第1ボディ212aは、フィラメント部120を包み込むように配置され、開口部211が尖端に形成される。下方に位置した第1集束管部210の第2領域に位置した第2ボディ212bは、後述するゲッター部700及びステム部800を内側に含むように配置される。また、第2ボディ212bの後方端部は、基板部900の上面に接するように配置される。一方、第2ボディ212bの後方端部領域は、ハウジング部500の内壁及び接続部600と電気的に導通するように配置される。したがって、後述するように、ハウジング部500、第1集束管部210および接続部600が同電位に維持できる。
X線照射窓部300には、第2集束管部220で2次的に再集束した熱電子が衝突するターゲットが塗布(ターゲット部310)されており、熱電子のターゲット衝突によってX線(好ましくは軟X線)が発生し、X線照射窓部300を介して外部へX線が照射される。図1に示すように、チューブ管部400の上方端部には第2集束管部220が結合し、第2集束管部220の上方にX線照射窓部300が結合する。X線照射窓部300は、ベリリウム(Be)及び塗布されたタングステン金属ターゲットからなる。
チューブ管部400は、非伝導性のセラミック材質からなり、中空を有し、円筒状である。チューブ管部400の内側には、フィラメント部120、第1集束管部210及び第2集束管部220が備えられる。チューブ管部400は、円筒状をし、長さ方向に所定の長さ及び直径を有する。チューブ管部400の直径は、内側にフィラメント部120、第1集束管部210及び第2集束管部220を離隔距離をおいて含むように設定される。チューブ管部400は、セラミック材質からなるため、従来のガラス材質に比べて強度がさらに大きくなる。
ハウジング部500は、黄銅(Brass)材質からなり、円筒状をし、チューブ管部400を内側に含むように備えられる。ただし、ハウジング部500は、図1に示すように、長さ方向に直径が異なる。すなわち、後述する基板部900から略ゲッター部700が位置した領域(第1領域)までの直径w1がゲッター部700の上方領域(第2領域)の直径w2よりもさらに小さく形成されることが好ましい。したがって、ハウジング部500の直径は、段差(第1領域の直径と第2領域の直径とが互いに異なるように形成)を有するように形成される。また、ハウジング部500は、ハウジング部500の下方端部に設けられた基板部900及び第1集束管部210を内側に含むことができるようにする長さを有することが好ましい。さらに好ましくは、基板部900及び第1集束管部210を内側に含みながら、さらに上方に長くなる長さを持つのが良い。これにより、ハウジング部500の長さは、図1に示すように、チューブ管部400の略中間長さよりもさらに少し短い長さとなるように形成されるのがよい。つまり、チューブ管部400の長さの30〜50%を内側に含むようにハウジング部500の長さが形成されるのがよい。
ハウジング部500は、内側にチューブ管部400が一定距離離隔して配置されるように備えられる。
接続部600(リンクワイヤー部)は、図1及び図2に示すように、基板部900の第3端子部930に電気的に接続結合される。第3端子部930は、第1端子部910と電気的に同じ電位であり、陰の高電圧が印加される。よって、接続部600には陰の高電圧が供給される。また、接続部600は第1集束管部210の下方内壁と電気的に導通し、第1集束管部210の下方外壁はハウジング部500の下方内壁と電気的に導通する。したがって、接続部600に陰の高電圧が印加されると、第1集束管部210及びハウジング部500には、同じ陰の高電圧が印加されて同電位になる。接続部600は、基板部900の第3端子部930を貫通して長さ方向に配置され、ステム部800の下方に配置される。接続部600は、後述するステム部800を支持するように配置でき、導電性のコバール(Kovar)材質からなることが好ましい。
基板部900には、図2に示すように、第1、第2及び第3端子部910、920、930が形成されており、ハウジング部500の下方端部に備えられる。このとき、端子は、PCB基板上に形成された接続端子を意味する。第1端子部910と第2端子部920には、それぞれ第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112が貫通して電気的に接続結合される。第3端子部930には接続部600が電気的に接続結合される。第1端子部910と第3端子部930とは、同電位パッド部940によって互いに電気的に導通しているので同電位であって、負の交流高電圧が供給される。また、第2端子部920には、第1端子部910及び第3端子部930と同じ電位を有しながら陰の交流高電圧が供給され、第1及び第3端子部と第2端子部は、互いに個別に異なる陰の交流高電圧(周波数または位相が異なる)が供給される。
ゲッター部(Getter)700は、フィラメント部120の下方に位置してチューブ管部400内の真空を維持する。
ステム部800は、ゲッター部700の下方に位置し、第1集束管部210の第2ボディ212bの下方端部領域の溝径に合わせて配置される。第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112は、ステム部800及びゲッター部700を貫通してフィラメント部120の両端にそれぞれ電気的に接続結合される。ステム部800は、セラミック材質からなるため、第1ステムピン部111及び第2ステムピン部112それぞれを電気的に絶縁し、既存のガラス材質に比べて強度が強いため割れ難い。また、ガラス材質よりもさらに小さく製作することができる。既存のガラス材質時の陰の高電圧よりも電圧をさらに上げるため、ステム部800及びチューブ管部400をセラミック材質とすることが好ましい。
排気管部1000は、ゲッター部700の真空計測のために図1のように備えられる。すなわち、ゲッター部700の真空度を外部で測定し、必要に応じてゲッター部700の真空値を合わせるために外部装備に接続される。排気管部1000は、ニッケル(Ni)または黄銅(Brass)材質からなることが好ましい。
<ハウジング部及び第1集束管部に陰の高電圧を供給>
一方、本発明は、接続部600に陰の高電圧が印加されると、接続部600と電気的に導通する第1集束管部210及びハウジング部500も同様に陰の高電圧が形成される。このとき、第1集束管部210は、接続部600と電気的接続または導通によって陰の高電圧が供給され、ハウジング部500は、接続部600との電気的接続または導通によって第1集束管部210と同じ電位が形成されることもでき、或いは、ハウジング部500に別途の陰の高電圧を別に供給することにより(よって、追加の供給端子がハウジング部に電気的に結合できる)第1集束管部210と互いに同じ電位が形成されることもできる。よって、第1集束管部210及びハウジング部500は同電位(陰の高電圧)が維持される。このような本発明の技術的特徴は、次の2つの利点がある。
<ハウジング部及び第1集束管部に陰の高電圧を供給>
一方、本発明は、接続部600に陰の高電圧が印加されると、接続部600と電気的に導通する第1集束管部210及びハウジング部500も同様に陰の高電圧が形成される。このとき、第1集束管部210は、接続部600と電気的接続または導通によって陰の高電圧が供給され、ハウジング部500は、接続部600との電気的接続または導通によって第1集束管部210と同じ電位が形成されることもでき、或いは、ハウジング部500に別途の陰の高電圧を別に供給することにより(よって、追加の供給端子がハウジング部に電気的に結合できる)第1集束管部210と互いに同じ電位が形成されることもできる。よって、第1集束管部210及びハウジング部500は同電位(陰の高電圧)が維持される。このような本発明の技術的特徴は、次の2つの利点がある。
一般に、ターゲットを打った熱電子によりターゲットから剥離(離脱)して、ガス状を呈する不純物が他の熱電子と衝突しながら陽イオンに帯電し、このように陽イオンに帯電した不純物が第1集束管部210内のフィラメント部(陰の高電圧)に吸着してフィラメントの寿命を低下させる。したがって、本発明では、ハウジング部500に陰の高電圧が維持されるため、陽イオンの不純物の一部は、ハウジングと接しているチューブ管部400の内壁に吸着する。よって、フィラメント部120に吸着する不純物の量を減少させることができるため、フィラメント部120の寿命を改善させることができる。
また、接続部600に陰の高電圧が印加されると、ハウジング部500と第1集束管部210に同様に陰の高電圧が印加され、これにより、ハウジング部500と第1集束管部210は互いに同じ電位を形成する。このようにハウジング部500と第1集束管部210を互いに同電位が形成されるようにすることにより、図3及び図4に示すように、第1集束管部210で1次集束して放出された熱電子が第2集束管部220へ入る比率を画期的に高めることができる。すなわち、ハウジング部500と第1集束管部210とを互いに同電位が形成されるようにすることにより、第1集束管部210から放出された熱電子の電子移動方向が第2集束管部220へ向かうようにする。
図3及び図4は、第1集束管部210から放出された熱電子が第2集束管部220へ向かう熱電子の移動方向Aを示す(すなわち、図3及び図4の破線円領域が第2集束管部の位置した領域である)。このとき、図4に比べて図3の熱電子がさらに多く第2集束管部220へ向かうことが分かる。すなわち、図4は第1集束管部から放出された熱電子が第2集束管部へ向かわずに、他の方向に移動する電子が発生することを示す。図3及び図4に示された座標軸(x軸及びy軸)の単位は、長さ単位であって、例えば[mm]である。
図5に示すように、前記第2集束管部220は、外側面の一部が切開または陥没されるように構成される。これは、X線管の製造の際に製品の不良を減らすために、ろう付け接合部の厚さを薄く、接触面を広くすることにより、両金属の熱膨張差による影響を少なくするためである。すなわち、図1乃至図4に適用された技術よりも上手く接合されるほどX線管に必須的な真空がよく維持されるためである。真空をまともに維持しなければ、主にフィラメントの断線不良の原因になるためである。
本発明を説明するにあたり、従来の技術及び当業者に自明な事項は、説明を省略することもでき、このような省略された構成要素(方法)及び機能の説明は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で十分に参照できるだろう。
上述した各部の構成および機能についての説明は、説明の便宜のために互いに分離して説明したものに過ぎず、必要に応じていずれか一つの構成及び機能は、他の構成要素に統合されて実現されてもよく、さらに細分化されて実現されてもよい。
以上、本発明の一実施形態を参照して説明したが、本発明はこれに限定されず、様々な変形及び応用が可能である。すなわち、当業者であれば、本発明の要旨を逸脱することなく多くの変形を加え得ることを容易に理解することができる。また、本発明に係る公知の機能及びその構成または本発明の各構成の結合関係についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にするおそれがあると判断される場合には、その具体的な説明を省略したことに留意すべきである。
10 電子集束改善用X線管
A 電子の移動方向
100 熱電子放出部
110 複数のステムピン部(金属ワイヤー)
111 第1ステムピン部
112 第2ステムピン部
120 フィラメント部
200 熱電子集束管部
210 第1集束管部(下部集束管)
211 開口部
212a 第1ボディ
212b 第2ボディ
220 第2集束管部(上部集束管)
221 開口部
300 X線照射窓部
310 ターゲット部
400 チューブ管部
500 ハウジング部(または遮蔽ハウジング部)
600 接続部(リンクワイヤー部または第1集束管電源供給端子部)
700 ゲッター部
800 ステム部
900 基板部(PCB部)
910 第1端子部
920 第2端子部
930 第3端子部
940 同電位パッド部
1000 排気管部
1100 アノード(Anode)ボディ
1200 導電部
A 電子の移動方向
100 熱電子放出部
110 複数のステムピン部(金属ワイヤー)
111 第1ステムピン部
112 第2ステムピン部
120 フィラメント部
200 熱電子集束管部
210 第1集束管部(下部集束管)
211 開口部
212a 第1ボディ
212b 第2ボディ
220 第2集束管部(上部集束管)
221 開口部
300 X線照射窓部
310 ターゲット部
400 チューブ管部
500 ハウジング部(または遮蔽ハウジング部)
600 接続部(リンクワイヤー部または第1集束管電源供給端子部)
700 ゲッター部
800 ステム部
900 基板部(PCB部)
910 第1端子部
920 第2端子部
930 第3端子部
940 同電位パッド部
1000 排気管部
1100 アノード(Anode)ボディ
1200 導電部
Claims (10)
- 陰の高電圧の印加により熱電子を放出する熱電子放出部と、
前記熱電子放出部から放出された熱電子を集束させる熱電子集束管部と、
前記熱電子集束管部を通過した熱電子が、塗布されたターゲット部に衝突してX線が生成されることにより、外部へX線が照射されるX線照射窓部と、
前記熱電子放出部及び前記熱電子集束管部を内側に含むチューブ管部と、
前記チューブ管部を包み込むように備えられるハウジング部と、
第1端子、第2端子及び第3端子を備え、前記ハウジング部の端部に配置される基板部と、
前記基板部のいずれか一つの端子に電気的に接続される接続部とを含んでなり、
前記熱電子放出部は、
フィラメント部と、
前記フィラメント部に陰の高電圧を印加する複数のステムピン部とを含み、
前記熱電子集束管部は、
前記フィラメント部を包み込み、前記フィラメント部から放出される熱電子を1次集束させる第1集束管部と、
前記第1集束管部に対向するように配置されることにより、前記第1集束管部から放出された熱電子を2次集束させる第2集束管部とを含み、
前記熱電子集束管部及び前記ハウジング部を同電位にすることにより、前記熱電子の移動方向が前記X線照射窓部へ向かうようにし、
前記第1集束管部及び前記ハウジング部を同電位にすることにより、前記熱電子の移動方向が前記第1集束管部から前記第2集束管部へ向かうようにし、
前記第1端子及び第2端子は複数のステムピン部それぞれに電気的に接続され、前記第3端子は前記接続部に電気的に接続され、
前記複数のステムピン部のうちの第1及び第2ステムピン部と前記接続部とは互いに同電位であることを特徴とする、電子集束改善用X線管。 - 前記第1ステムピン部と前記接続部には、前記ターゲット部を打つための陰の高電圧が供給され、前記第2ステムピン部には、前記フィラメント部から熱電子を放出するための陰の高電圧が供給されることを特徴とする、請求項1に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記接続部、前記第1集束管部および前記ハウジング部は、互いに電気的に接続されており、陰の高電圧で同電位が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記ハウジング部、前記第1集束管部、および前記接続部は導電性材質からなることを特徴とする、請求項1に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記ハウジング部は黄銅(Brass)材質からなり、前記第1集束管部および前記接続部はコバール(Kovar)材質からなることを特徴とする、請求項4に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記複数のステムピン部が貫通し、前記チューブ管部内の真空を維持するように前記フィラメント部の下方に配置されるゲッター部と、
前記複数のステムピン部が貫通し、前記ゲッター部の下方に配置されるステム部とをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の電子集束改善用X線管。 - 前記ハウジング部は、前記第1集束管部を内側に含みながら前記第2集束管部を含まないように既に設定された長さを有することを特徴とする、請求項1に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記チューブ管部及び前記ステム部はセラミック材質からなることを特徴とする、請求項6に記載の電子集束改善用X線管。
- 前記第1集束管部及び前記第2集束管部は、前記チューブ管部内で所定の離隔距離を置いて互いに対向するように長さ方向にそれぞれ延設され、
前記第1集束管部及び前記第2集束管部の尖端領域には、熱電子を放出するか或いは熱電子を受け取るための開口部がそれぞれ設けられることを特徴とする、請求項1に記載の電子集束改善用X線管。 - 前記接続部は前記ステム部を支持するように結合されることを特徴とする、請求項6に記載の電子集束改善用X線管。
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