JP6419321B2 - フレーム組立体および筐体 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば配電盤等の筺体の骨格などとして好ましく用いられるフレーム組立体およびそのフレーム組立体を用いた筐体に関するものである。
従来、六面体枠を有する構造物の組立はフレーム材の端部同士を溶接して接合する構造が多く採用されてきた。しかし溶接にて組立てる場合、組立作業者が資格保有者に限定されることや、組立後の溶接ひずみが大きく、その修正作業に時間がかかるなどの問題がある。その対策として、六面体枠の角部にフレーム材同士を連結する部材を追加してボルトやリベットで締結し、必要強度を得る構造が開示されている(例えば特許文献1、2参照)。またフレーム材同士を連結する部材を用いず、フレーム材同士をボルトやリベットで締結する構造が開示されている(例えば特許文献3参照)。
特開2001−307697号公報 特開2005−226677号公報 特開2011−61981号公報
上記特許文献1のような技術では、溶接作業は廃止されているが、枠全体の強度を確保するために枠体の計8ヶ所の角部にフレーム同士を連結する部材が必要である。加えて角部1ヶ所につき3個の連結部材が必要であるため、部品がコスト高になると同時に、ボルトあるいはリベットを用いた締結作業も角部全体で48ヶ所行わなければならず、組立工数が増加するという課題があった。
また、上記特許文献2のような技術では、特許文献1の技術同様に溶接作業は廃止されているが、やはり枠全体の強度を確保するために枠体の計8ヶ所の角部にフレーム同士を連結する複雑な立体形状の連結部材が必要である。また角部1ヶ所につき部材が1つであるため部材の使用数量は減っているが、角部1ヶ所につきボルトあるいはリベットを用いた締結作業を12ヶ所行う必要がある。そのため角部全体で96ヶ所となり特許文献1の技術同様、組立工数が増加する。
また、上記特許文献3のような締結による構造物においては、溶接作業が廃止され、かつ角部の強度を向上できるなどの効果が得られるものの、フレーム材を連結する部材の形状が複雑であり、また角部1ヶ所につきボルトあるいはリベットを用いた締結作業が20ヶ所、角部全体では160ヶ所行う必要があり、特許文献2及び3の技術同様に組立工数が増加するという課題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、溶接作業や、フレーム材同士を連結するための複雑な立体形状の連結部材を不要にできると共に、ボルトやリベットなどの締結部が削減されて容易に組み立てることができ、しかも十分な強度を確保することができるフレーム組立体および筐体を提供することを目的としている。
本発明に係るフレーム組立体は、それぞれ板材が四角柱の周りに沿って曲げられた形状の、複数の曲げ部とその曲げ部に連なる複数の面を有する第1のフレーム材と第2のフレーム材とを備え、第1のフレーム材と第2のフレーム材が、それぞれの一端部で直角に結合された接続部を有するフレーム組立体であって、接続部は、第1のフレーム材の面に設けられた突片に、第2のフレーム材に形成されているスリット状の嵌合穴もしくは切れ込み部または凹部が嵌合された突片係止部と、第1のフレーム材を切り欠くように形成されている嵌合スリットに、第2のフレーム材に形成されているスリット状の切れ込み部が嵌合されたスリット嵌合部とを有し、第1のフレーム材と第2のフレーム材において、曲げ部と直交する両側の端面の内、接続部を有する一端部側の端面を長手方向端面と呼び、曲げ部に平行な端面を側端面と呼ぶとき、第1のフレーム材は、2つの曲げ部と3つの面を有し、突片は、互いに対向された2面の内の一方の面における長手方向端面から突出するように設けられ、嵌合スリットは、互いに対向された2面の内の他方の面の側端面に設けられ、嵌合スリットの開口側は長手方向端面の方向にテーパー状に広がるように形成されており、第2のフレーム材は、3つの曲げ部と4つの面を有し、3つの曲げ部の内、中央の曲げ部を挟んで直交する2つの面の一方を第1主面、他方を第2主面と呼ぶとき、嵌合穴は第1主面に設けられ、切れ込み部は第1主面に対向された対向面の第2主面との間の曲げ部に接した位置において長手方向端面を切り欠くように設けられているものである。
本発明によれば、2つのフレーム材がそれぞれの一端部で直角に結合されている接続部が、第1のフレーム材の面に設けられた突片に、第2のフレーム材に形成されているスリット状の嵌合穴もしくは切れ込み部または凹部が嵌合された突片係止部と、第1のフレーム材を切り欠くように形成されている嵌合スリットに、第2のフレーム材に形成されているスリット状の切れ込み部が嵌合されたスリット嵌合部とを有することにより、溶接作業や、フレーム材同士を連結するための複雑な形状の連結部材を不要にして容易に組み立てることができると共に、ボルトやリベットなどの締結具が削減されて、しかも十分な強度を確保したフレーム組立体および筐体を得ることができる。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の角部における、2本のフレーム材の接続部に設けられた突片と嵌合穴、及び切れ込み部と嵌合スリットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の2本のフレーム材を接続するときの、互いの嵌合位置を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の2本のフレーム材を接続するときの動作を説明する側面図である。 本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の2本のフレーム材を接続したときの、接続部における結合状態を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の2本のフレーム材の接続部をネジによって締結した固定状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るフレーム組立体の角部における、3本のフレーム材の接続部に設けられた突片係止部と、スリット嵌合部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るフレーム組立体の3本のフレーム材を接続するときの動作を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るフレーム組立体の3本のフレーム材を接続した三方接続部をネジによって締結した固定状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るフレーム組立体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るフレーム組立体の組立手順を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体における上下方向のフレーム材に設けられた中間フレームとの嵌合部の形状を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体における中間フレームの先端部に設けられた、上下方向のフレーム材との嵌合部の形状を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体における上下方向のフレーム材に中間フレームを嵌合させるときの動作を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体における上下方向のフレーム材と中間フレームを嵌合させたときの結合状態を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体の変形例を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るフレーム組立体の角部における、2本のフレーム材の接続部に設けられた突片と嵌合穴、及び切れ込み部と嵌合スリットを示す斜視図、図2は図1に示す2本のフレーム材を接続するときの、互いの嵌合位置を説明する斜視図、図3は図1に示す2本のフレーム材を接続するときの動作を説明する側面図である。なお、この実施の形態1では、4本のフレーム材の端部相互を直角に結合した長方形状の枠(骨組)からなるフレーム組立体における長方形の角部に構成された接続部の構造を中心に説明する。なお、各図において同一または相当する部材や部分には同一符号を付して説明する。
フレーム組立体に用いる第1のフレーム材としての横方向(水平方向)のフレーム材1、及び第2のフレーム材としての縦方向(上下方向)のフレーム材2は、何れも板材を四角柱の周りに沿って順次直角に曲げる如く形成された曲げ部とその曲げ部に連なる複数の面を有する棒状ないしは柱状の構造材であり、具体的には材料の鋼板をプレスブレーキによって2回ないし3回曲げて形成される。フレーム材1は2つの曲げ部A1、A2とその曲げ部A1、A2に連なる3つの面を有するように形成されている。なお、説明の便宜上、前記3つの面における、中央の面を「主面1a」と呼び、互いに対向された2面の一方を「対向面1b」、他方を「対向面1c」と呼ぶ。
また、フレーム材2は3つの曲げ部B1、B2、B3とその曲げ部B1、B2、B3に連なる4つの面を有するように形成されている。説明の便宜上、特に、その4つの面における中央の曲げ部B2を挟んで連なり互いに直交する2つの面の一方を「第1主面2a」、他方を「第2主面2b」と呼び、第1主面2aに対向された面を「対向面2c」、第2主面2bに対向された面を「対向面2d」と呼ぶ。
また、本書において、各フレーム材の曲げ部と直交する両側の端面の内、接続部を有する一端部側の端面を、符号を付さずに「長手方向端面」と呼ぶ。ただし、上下方向に配置されたフレーム材2の長手方向端面のことを、符号を付さずに「上端面」と呼ぶ。また、各フレーム材の曲げ部に平行な端面を、符号を付さずに「側端面」と呼ぶ。さらに、本書において、単に「面」と呼び、あるいは、「主面」や「対向面」と呼ぶ部分は、フレーム材を構成する板材における当該面だけではなく、その面を有する表面から背面までの部分全体を指すものである。なお、フレーム材2の4つの面において、互いに対向された側を背面と呼ぶ。
なお、この実施の形態1におけるフレーム材1の主面1aの幅(より正確には、前述の対向面1b、1c相互の外寸)は、フレーム材2の第1主面2aにおける背面側に形成された第2主面2bと対向面2dとの内寸よりも所定寸法狭く形成されており、フレーム材1の長手方向の一端部はフレーム材2の一端部の第1主面2aの背面側に挿入され、さらに、フレーム材1の対向面1b、1cの図における手前側の対向面1bは、フレーム材2の第2主面2bの背面側に当接して固定されるように構成されている。
フレーム材1には、図における奥側の対向面1cの長手方向端面の側端面側(図の下側)に、突片11Aがフレーム材2の第1主面2aに対向するように突出され、主面1aの長手方向端面に第2の突片12Aが同方向に突出されている。そして、手前側の対向面1bには、長手方向端面から少し中ほどに入った所定位置に、側端面を直角方向にスリット状に切り欠いて形成された嵌合スリット21Aが設けられており、その嵌合スリット21Aの開口側は長手方向端面の方向にテーパー状に広げられている。なお、突片11Aは図における奥側の対向面1cと一様に設けられ、その突片11Aの図における下側の角部Hは、嵌合穴11Bに対する斜め上方向からの挿入を可能とするために先端部側が斜めに切除されている。突片12Aは主面1aと一様に設けられている。
一方、フレーム材2には、その第1主面2aにおける所定位置に、突片11Aを嵌合させる長方形の角穴からなるスリット状の嵌合穴11Bが設けられ、第1主面2aにおける曲げ部B2に接している上端面を1段落とし込んで形成された段差からなる、前記突片12Aを係合させる凹部12Bが設けられている。
更に、第1主面2aに対向された対向面2cにおける第2主面2bとの間の曲げ部B3に近接した位置には、前記嵌合スリット21Aと互いに係合するように該対向面2cの上端面から図の下方向にスリット状に切り込まれた切れ込み部21Bが設けられている。なお、対向面2cの上端面は第2主面2bの上端面よりもフレーム材1の板厚分だけ短く形成されている。
次に、フレーム材1とフレーム材2との接続手法について図2及び図3を参照して説明する。なお、図2における曲線の矢印は、フレーム材1の突片11Aをフレーム材2の嵌合穴11Bに嵌合させ、また、フレーム材1の突片12Aをフレーム材2の凹部12Bに係合させ、さらにフレーム材1の嵌合スリット21Aをフレーム材2の切れ込み部21Bに嵌合させることを示している。
まず、図3に示すようにフレーム材1の一端部側(左側)を下に、他端部側を上にした斜めの状態にして、フレーム材1の突片11Aをフレーム材2の第1主面2aに設けられた嵌合穴11Bに斜め上から挿入して引っ掛け、その後、フレーム材1の嵌合スリット21Aを、テーパー部分からフレーム材2の切れ込み部21Bにスライドさせるように、突片11Aと嵌合穴11Bの嵌合部を中心に図の時計方向に回転させることで嵌合スリット21Aと切れ込み部21Bを嵌合させる。この際、フレーム材1をハンマーなどで軽く叩いて嵌合させればよい。
図4は図1に示す2本のフレーム材を接続したときの、接続部における結合状態を説明する斜視図、図5は図4に示す2本のフレーム材の接続部をネジによって締結した固定状態を示す斜視図である。前述のようにして接続されたフレーム材1とフレーム材2の接続部は図4に示すように、突片係止部E1におけるフレーム材1の突片11Aとフレーム材2の嵌合穴11Bとの嵌合による係止状態が、また、突片係止部E2におけるフレーム材1の突片12Aとフレーム材2の凹部12Bとの嵌合による係止状態がそれぞれ構成され、スリット嵌合部F1ではフレーム材1の嵌合スリット21Aとフレーム材2の切れ込み部21Bとの嵌合による係止状態が構成されている。
このように、突片係止部E1及びスリット嵌合部F1の嵌合により、フレーム材1がフレーム材2から垂直方向に抜けるのを防いでおり、また突片係止部E2及びスリット嵌合部F1の係合により、フレーム材2に対してフレーム材1が主面1aの面内で両端矢印の方向に回転して、フレーム材2からフレーム材1が抜けることを防いでいる。
また、前述のような嵌合構造によって構成した接続部において、お互いのフレーム材が嵌合する穴あるいはスリットの幅寸法においては、加工される当該材料の板厚よりも周囲0.1mm程度の隙間を持たせた寸法とすることで、特殊な加工機を用いることなく例えばタレットパンチプレス等の汎用機械で加工することができる。また同時に、前記隙間を設けないとフレーム材同士を嵌合させることが不可能であることは言うまでもないが、上記程度の隙間とすることで組立性を阻害することなく、且つ嵌合した際のフレーム同士のガタつきを最小限に抑えることができる。
図5はフレーム材1とフレーム材2の一端部相互を図4に示すように嵌合させた接続部を、最終的に締結具としてのネジ5にてお互いを締結した後の固定状態を示している。なお、フレーム材1に設けるネジ穴や、フレーム材2に設けるネジ5の軸部の挿通穴は、後から加工することもできるが、予め所定の位置に設けておくことが好ましい。なお、他の実施の形態を含め、フレーム材の所定部には前述のネジ穴と挿通穴を最初から設けているが、簡素化のため図示を省略している。
なお、上記接続部を長方形状のフレーム組立体に適用する場合、4か所の角部の内、1か所に用いるだけでも相応の効果が得られるものであって、他の3か所の接続部の構造は特に限定されるものではないが、本発明を適用したときの効果を最大とするためには、長方形状の4つの角部の全てに適用することが望ましい。
その場合には、フレーム材1とフレーム材2を2本ずつ用いて、4つの角部を順次嵌合させて長方形の枠に組立てていくが、最後の4番目に嵌合する角部については、3番目の角部までが既に嵌合によって結合されているため、例えば図3に示すフレーム材1の図の右側は、逆に下方向に傾斜されている状態となるため、フレーム材1とフレーム材2の角度関係を図3に示す状態にすることができない。
しかし、既に嵌合によって結合された3か所の接続部にはネジ5で締結する前の状態で若干のガタツキが存在するため、図3によって説明すると例えば、フレーム材1の嵌合スリット21Aの幅を、その嵌合スリット21Aの左端部から突片11Aの先端までの寸法がフレーム材2の第1主面2aと対向面2cとの内側寸法よりも小さくなるまで一端部方向(図3の左方向)に広げることで、フレーム材2に対してフレーム材1をほぼ直角方向から図の下方向に挿入し、嵌合スリット21Aを切れ込み部21Bに嵌め込むことができる。なお、テーパー加工は不要にできる。その後、フレーム材1を図の左方向に移動させて突片11Aを第1主面2aに設けられた嵌合穴11Bに水平方向から嵌合させると共に、突片12Aをフレーム材2の凹部12Bに係合させる。
このとき、嵌合スリット21Aの図3の左端部と対向面2cの背面側との間には突片11Aの突出寸法と略同一寸法の隙間ができるので、例えば厚みがその隙間を埋める寸法で、長さが嵌合スリット21Aよりも長く形成された楔状の板材(図示省略)を対向面2cの背面側に、下から上方向に挿入し、その板材を対向面2cまたは第2主面2bの表側からネジ止めすることで、図1〜図5に示す接続部と同様の機能を有する嵌合による結合を行うことができる。
なお、必ずしもこれに限定されるものではないが該手法では、別途用意する部材は隙間を埋める楔状の板材と固定ネジだけであるので、費用や組立に要する時間も小さく抑えることができる。上記のようにして組立てられた長方形の枠状のフレーム組立体は、例えば屋内や屋外などに設置される掲示板、看板、標識などの骨組として利用することができるが、用途などは特に限定されるものではない。また、ネジの代わりにリベットなどを用いてもよい。
上記のように、実施の形態1は、フレーム組立体の少なくとも1つの角部を構成している2つのフレーム材1、2それぞれの長手方向の一端部において、突片11Aとスリット状の嵌合穴11Bまたは突片12Aと凹部12Bによる突片係止部E1、E2と、嵌合スリット21Aとスリット状の切れ込み部21Bによるスリット嵌合部F1との組合せによって、フレーム材1、2相互を直角に結合したものである。
双方のフレーム材1、2が相互に嵌合されている前記接続部においては、その接続部の角部G(図4に図示)を構成する互いに直交する3つの稜の内、2つの稜の部分には、一方のフレーム材1の曲げ部A2と他方のフレーム材2の曲げ部B2が存在していると共に、曲げ部A2に連なる主面1aと対向面1bの2つの面、及び曲げ部B2に連なる第1主面2aと第2主面2bが前記接続部の構成に寄与していて、対向面1bと第2主面2bとは重合された状態となっている。
上記実施の形態1によれば、溶接作業や、フレーム材同士を連結するための複雑な立体形状の連結部材を不要にできると共に、ボルトやリベットなどの締結部が削減されるので、組立作業が容易となり、しかも十分な強度を確保したフレーム組立体を得ることができる。また、嵌め込み構造によりフレーム材同士の仮組みを完了し、しかも接続部に必要十分な強度を嵌合構造によって確保できるので、ネジなどの締結具は抜け止めと最終的なガタつきを抑制するための最小限の本数にすることができる。
また、締結箇所を少なくできるので、組立に要する作業時間を短縮できる。また、全てのフレーム材を嵌め込みのみで組み立てることができるため、仮組み作業とボルトあるいはリベットによる締結作業を完全に別工程で行うことができ、作業の効率化を図ることができる。また、フレーム材以外に別途必要とする部材は、4本のフレーム材を用いる長方形のフレーム組立体につき、1つの楔状の板材のみであるので、費用や組立に要する時間は問題にならない程度に小さい。また、溶接の必要がないので、作業者を選ばずに簡単に組み立てることができる。また、フレーム材は特殊な加工機を用いることなく例えばタレットパンチプレス等の汎用機械で加工することができる。
実施の形態2.
図6は本発明の実施の形態2に係るフレーム組立体の角部における、3本のフレーム材の接続部に設けられた突片係止部と、スリット嵌合部を示す斜視図、図7は図6に示す3本のフレーム材を接続するときの動作を説明する斜視図、図8は図7に示す3本のフレーム材を接続した三方接続部をネジによって締結した固定状態を示す斜視図である。なお、本実施の形態2の実施の形態1と異なる点は、直方体状のフレーム組立体を得るために、そのフレーム組立体の角部の接続部を3本のフレーム材を互いに嵌合していることである。
なお、図における横方向のフレーム材1及び縦方向のフレーム材2相互を嵌合させて接続部を構成し、長方形の枠状に形成する基本的な構造は実施の形態1と略同様であるが、一部追加・変更した部分があるので、フレーム材1、2についてはその追加、変更部分についてのみ説明する。なお、横方向、縦方向、前後方向などの方向は、説明の便宜上用いているもので、実際の使用状態を示すものとは限らない。
図において、横方向のフレーム材1及び縦方向のフレーム材2の接続部分には両者の成す平面に直交する方向から、前後方向の第3のフレーム材としてのフレーム材3が新たに追加されている。フレーム材3はフレーム材1と同様に鋼板をプレスブレーキで2回曲げた形状であり、曲げ部C1、C2、及び主面3a、対向面3b、対向面3cを有している。さらに、フレーム材3は、対向面3bの側端面に形成されている2か所の嵌合スリット22A、31Aと、対向面3cの側端面に形成されている嵌合スリット23Aと、主面3aの長手方向端面から突出するように設けられた突片13Aとを有している。
フレーム材1の主面1aと、その主面1aから曲げ部A1を介して連なる奥側の対向面1cには、フレーム材3の対向面3cの端部で形成された係合片41Aを嵌合させると共に、その係合片41Aの他端部側に隣接するように形成された切欠きからなる嵌合スリット23Aを嵌合させる切れ込み部23Bを兼ねている、2つの面に跨るL字状のスリット41Bが追加されている。なお、嵌合スリット23Aと切れ込み部23Bによってスリット嵌合部F3が構成されている。
また、フレーム材2は、対向面2dにおける第1主面2aに連なる曲げ部B1に接する位置に、フレーム材3の対向面3bの側端面に設けられた2か所の嵌合スリット22A、31Aの内、長手方向端面から遠い側の嵌合スリット22Aに嵌合された切れ込み部22Bを有すると共に、第2主面2bの上端面における曲げ部B2の側に、フレーム材3の突片13Aに嵌合された凹部13Bを有している。突片13Aの下面はフレーム材1の主面1aの上面に当接される。
なお、嵌合スリット22Aと切れ込み部22Bによってスリット嵌合部F2が構成され、突片13Aと凹部13Bによって突片係止部E3(図8に図示)が構成されている。嵌合スリット31Aは、フレーム材1に設けられた突片11Aの基部側である後述する突片基部31Bに嵌合するように設けられている。
そして、フレーム材1の長手方向端面の突片11Aと突片12Aとの間の部分であるL字状の端面Iは、フレーム材3の対向面3bの嵌合スリット22Aよりも一端部側の部分を、該L字状の端面Iとフレーム材2の第1主面2aとの間に挿入させるために板厚相当分、対向面1b部分の端面Jよりも凹ませている。これに伴い、フレーム材1の突片11Aの長さは見かけ上、実施の形態1よりも長く形成されていて、突片11Aは、突片係止部E1を構成すると共に、その基部である突片基部31Bが前述の嵌合スリット31Aを嵌合していることで、突片係止部E4(図7に図示)を兼ねている。
次に、組立について図7、図8を参照して説明する。先ず、フレーム材1とフレーム材2を実施の形態1に示したように嵌合させる。その後、図7に示すようにフレーム材3を上から下方向にスライドさせ、フレーム材3の嵌合スリット31Aをフレーム材1の突片11Aの基部側でなる突片基部31Bに、フレーム材3の嵌合スリット23Aをフレーム材1のスリット41Bの下端部で成る切れ込み部23B(図7では図示省略されている)に、フレーム材3の嵌合スリット22Aをフレーム材2の切れ込み部22Bに、フレーム材3の突片13Aをフレーム材2の凹部13Bにそれぞれ嵌合させる。
このとき、フレーム材3の対向面3bの嵌合スリット22Aよりも一端部側の部分は、フレーム材1の端面Iとフレーム材2の第1主面2aとの間に挿入される。これによりフレーム材1、フレーム材2、フレーム材3の3本のフレーム材の端部同士が相互に嵌め込まれることにより、互いに直交する三方接続部を組み立てることができる。なお、同様にして直方体状のフレーム組立体を得ることができる。
次に、図8に示すように、ネジ5a、5b、5cにて3本のフレーム材を相互に締結する。なお、ネジ5aの締結部分は実施の形態1のネジ5と同様の構造であり、ネジ5bはフレーム材2の第1主面2aに設けられた挿通穴と、フレーム材3の対向面3bに設けられたネジ穴によって締結され、ネジ5cはフレーム材3の主面3aに設けられた挿通穴と、フレーム材1の主面1aに設けられたネジ穴に締結される。このように実施の形態1同様嵌め込み構造によりフレーム材同士の仮組みを完了し、必要な嵌合強度を確保し、最小本数のネジで最終的なガタつきを抑制することができる。ネジの代わりにリベットを用いてもよい。
以上のように、実施の形態2によれば、フレーム組立体の角部を構成する接続部において、溶接作業や、フレーム材同士を連結するための複雑な立体形状の連結部材を不要にできると共に、3本のフレーム材を特別な締結部品を用いることなく、またフレーム組立体を構成しているフレーム材同士を必要最小限のネジあるいはリベットで締結することで、機械的に強固なフレーム組立体を得ることができる。また、ボルトやリベットなどの締結具が削減されるので、組立作業が容易となり、しかも必要十分な強度を確保したフレーム組立体を得ることができる。
実施の形態3.
図9は本発明の実施の形態3に係るフレーム組立体を示す斜視図、図10は図9に示すフレーム組立体の組立手順を示す分解斜視図である。図9は本発明の実施の形態3に係る枠構造26を斜め上方から見た斜視図である。なお、この実施の形態3は、フレーム材1、フレーム材2、及びフレーム材3をそれぞれ4本ずつ用い、実施の形態2に示す突片、嵌合穴、凹部、嵌合スリット、切れ込み部など複数の係止手段を用いた三方接続部によって製作した直方体状の骨組からなるフレーム組立体に関するものである。図9において、矢印の方向が前方から見る方向としたときに、直方体状のフレーム組立体を構成するフレーム材1は前後方向、フレーム材2は上下方向、フレーム材3は左右方向となる。
組立てる際には、図10に示すように、まず、2本の前後方向のフレーム材1と2本の上下方向のフレーム材2とを実施の形態1に示した手順にて長方形状に組み立てたものを2セット用意して互いの内側部同士を対向させる。なお、ここでは図8におけるフレーム材を左右方向に配設している。その後、実施の形態2に示した手順にて、床面に断面U字状の対向面3b、3c(図6に図示)が上を向くように置いた2本の左右方向のフレーム材3を、先に組み立てた長方形状のフレーム材の下端部の角部に嵌合させることにより組み付ける。
さらにその後、同様に2本の左右方向のフレーム材3をその上端部の角部に嵌合させることにより直方体状の骨組からなるフレーム組立体が完成する。なお、必要に応じてフレーム組立体の8か所の角部全てを例えば、図8に示すように必要最小本数のネジ5(5a〜5c)あるいはリベットで締結することで、嵌合部のガタつきを抑えフレーム組立体を堅牢な構造とすることができる。
上記のように、実施の形態3に係るフレーム組立体は、筺体の6面体を構成する骨組となる上下方向、前後方向、左右方向の計12本の全てのフレーム材が、筺体の計8ヶ所の角部において互いに嵌め込むだけで相互に係止され、その接続部がほぼ完成時の強度を有して自立状態を保持できる構造であること、嵌合による接続部のガタツキを無くすための締結手段は、三方接続部1か所につきネジ3本で良いので、最小にすることができることを特徴としている。
以上のように構成された実施の形態3によれば、溶接作業や、フレーム材同士を連結するための複雑な立体形状の連結部材などの特別な締結部品を用いることなく、しかもフレーム組立体を構成しているフレーム材同士を必要最小限のネジあるいはリベットで締結することで、機械的に強固なフレーム組立体を得ることができる。また、ボルトやリベットなどの締結具が削減されるので、組立作業が容易となり、しかも必要十分な強度を確保したフレーム組立体を得ることができる。
実施の形態4.
図11から図16は本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体を説明する図であり、図11は本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体を示す斜視図、図12は図11に示すフレーム組立体における上下方向のフレーム材に設けられた中間フレームとの嵌合部の形状を示す内側斜め下から見た斜視図、図13は図11に示す中間フレームの先端部に設けられた、図12に示す上下方向のフレーム材との嵌合部の形状を示す内側斜め下から見た斜視図である。
また、図14は図11に示す上下方向のフレーム材に中間フレームを嵌合させるときの動作を説明する、フレーム組立体の内側斜め下から見た斜視図、図15は図14に示す上下方向のフレーム材と中間フレームを嵌合させたときの結合状態を説明するフレーム組立体の内側斜め下から見た斜視図、図16は本発明の実施の形態4に係るフレーム組立体の変形例を示す斜視図である。
図11において、矢印は前方側を示しており、実施の形態3と同様、フレーム材1を前後方向に配設し、フレーム材3を左右方向に配設している。フレーム組立体は図9に示す実施の形態3と同様の直方体状の骨組におけるフレーム材2の上下方向の中央部に、前後部に並ぶ2つのフレーム材2相互に嵌合によって係止された、中間フレーム4が設けられている。
なお、本実施の形態4では、フレーム材2を上下方向に配置して中間フレーム4で接続しているが、これに限定されるものではなく、中間フレーム4は、フレーム材1、フレーム材2、及びフレーム材3のいずれかのフレーム材の内、上下方向に配設された互いに隣り合う2つのフレーム材を水平方向に接続するものである。
中間フレーム4は鋼材をプレスブレーキで3回曲げて形成され、図13に示すように3つの曲げ部D1、D2、D3と、上面4a、外側面4b、下面4c、内側面4dからなる4つの面を有している。図11の円Kで囲む部分のフレーム材2には、図12に示すように、対向面2dの側端面に上下に離間された水平方向の2つの切欠きスリット51Aが設けられ、対向面2cの側端面における前記2つの切欠きスリット51Aの内の上方の切欠きスリット51Aと同じ高さに切欠きスリット52Aが設けられている。
一方、中間フレーム4の図11の円Kで囲む部分には、図13に示すように、上面4a、外側面4b、及び下面4cの3つの面に跨って上下方向に形成され、フレーム材2に設けられた2つの切欠きスリット51A相互の間に残された対向面2dの側端面部分を挿通させて、中間フレーム4をフレーム材2に係止させる切れ込みスリット51Bが設けられると共に、中間フレーム4の長手方向端面に、装着時にフレーム材2の対向面2cを逃がすための凹所52Xと、その凹所52Xの内側面4dの側に隣接するように形成された、前記フレーム材2の切欠きスリット52Aに嵌合される嵌合片52Bが設けられている。なお、フレーム材2に対する中間フレーム4の他の嵌合部も同様に構成されている。
中間フレーム4をフレーム材2に嵌合させるには、図14に示すように、中間フレーム4の一端部をフレーム材2の第1主面2aと第2主面2bの背面側に挿入した後、中間フレーム4の切れ込みスリット51Bがフレーム材2の切欠きスリット51Aに、中間フレーム4の嵌合片52Bが上下方向のフレーム材2の切欠きスリット52Aと、それぞれ嵌合するように中間フレーム4を矢印の方向にスライドさせる。他端部側も同様にして嵌合させることで、中間フレーム4をフレーム組立体のフレーム材2に固定することができる。
上述のように中間フレーム4をフレーム材2に嵌合によって固定した状態では、図15に示すように、フレーム材2と中間フレーム4は、上下方向のフレーム材2の2つの切欠きスリット51Aにて中間フレーム4の切れ込みスリット51Bと、上下に離間された2ヶ所で嵌合しており、これにより中間フレーム4の他端部側が図中の矢印の方向に回転しようとするのを抑制している。
加えて、上下方向のフレーム材2と中間フレーム4は、図15の破線の円Lで囲む部分で、切欠きスリット52Aと嵌合片52Bにて互いに嵌合している。これにより、例えば中間フレーム4上に重量のある機器等を配置したい場合においても、機器等の荷重を、機器等に近い切欠きスリット52Aと嵌合片52Bの嵌合部で受けることができるため、中間フレーム4に作用する曲げモーメントを軽減することができる。なお、中間フレーム4の固定を確実にするために、例えば中間フレーム4の外側面4bとフレーム材2の第1主面2aの背面側との当接部分をネジやリベットあるいは接着材など他の固定手段で固定しても良い。
なお、図11に示すフレーム組立体は、中間フレーム4を増やすことにより、図16に示す実施の形態4の変形例のように構成することもできる。また、何れの場合もフレーム組立体の側面や前後面、天面、底面に、パネルや天板、開閉扉などを組付けることで、配電盤などの各種電気機器、電子機器などを収容する筐体を得ることができる。また、左右の中間フレーム4を利用して筐体内部を仕切ることや、棚を設けることもできる。
フレーム組立体及び筐体は、複数のフレーム材の端部相互を互いに嵌め込んで組立てられていることで、図16の矢印で示すようなフレーム構造全体の変形を抑制することができると同時に、重量のある機器等を枠構造の内部に実装することが可能となる。なお、中間フレーム4は内部に実装する必要のある機器類の寸法や設置個数などに応じて設置位置や数を適宜決定すれば良いのは言うまでもない。また、嵌合部のガタつきを抑えフレーム構造全体を更に堅牢な構造とするために、必要に応じて嵌合部を締結するネジやリベットなどの締結具の数を増やしても良い。
以上のように、実施の形態4によれば、実施の形態1〜3と同様、溶接作業や、フレーム材同士を連結するためのガセットプレートのような複雑な形状の連結部材を不要にできると共に、ボルトやリベットなどの締結具が削減されて容易に組み立てることができ、しかも十分な強度を確保したフレーム組立体および筐体を得ることができる。
そして、筐体内部に棚などを設けるための中間フレーム4の設置を、2つの切欠きスリット51Aと切れ込みスリット51Bとの嵌合、及び切欠きスリット52Aと嵌合片52Bとの嵌合によって行うようにしたので、組立が簡単でしかも強固な接続を行うことができる。フレーム構造全体の変形を抑制することができると同時に、重量のある機器等を枠構造の内部に実装することが可能となる。なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 フレーム材、1a 主面、1b 対向面、1c 対向面、2 フレーム材、2a 第1主面、2b 第2主面、2c 対向面、2d 対向面、3 フレーム材、3a 主面、3b 対向面、3c 対向面、4 中間フレーム、4a 上面、4b 外側面、4c 下面、4d 内側面、5、5a、5b、5c ネジ、11A 突片、11B 嵌合穴、12A 突片、12B 凹部、13A 突片、13B 凹部、21A 嵌合スリット、21B 切れ込み部、22A 嵌合スリット、22B 切れ込み部、23A 嵌合スリット、23B 切れ込み部、31A 嵌合スリット、31B 突片基部、41A 係合片、41B スリット、51A 切欠きスリット、51B 切れ込みスリット、52A 切欠きスリット、52B 嵌合片、52X 凹所、A1、A2 曲げ部、B1、B2、B3 曲げ部、C1、C2 曲げ部、D1、D2、D3 曲げ部、E1、E2、E3、E4 突片係止部、F1、F2、F3 スリット嵌合部、G 角部、H 角部、I 端面、J 端面。

Claims (8)

  1. それぞれ板材が四角柱の周りに沿って曲げられた形状の、複数の曲げ部とその曲げ部に連なる複数の面を有する第1のフレーム材と第2のフレーム材とを備え、前記第1のフレーム材と前記第2のフレーム材が、それぞれの一端部で直角に結合された接続部を有するフレーム組立体であって、
    前記接続部は、前記第1のフレーム材の前記面に設けられた突片に、前記第2のフレーム材に形成されているスリット状の嵌合穴もしくは切れ込み部または凹部が嵌合された突片係止部と、
    前記第1のフレーム材を切り欠くように形成されている嵌合スリットに、前記第2のフレーム材に形成されているスリット状の切れ込み部が嵌合されたスリット嵌合部とを有し、
    前記第1のフレーム材と前記第2のフレーム材において、曲げ部と直交する両側の端面の内、前記接続部を有する一端部側の端面を長手方向端面と呼び、曲げ部に平行な端面を側端面と呼ぶとき、
    前記第1のフレーム材は、2つの曲げ部と3つの面を有し、前記突片は、互いに対向された2面の内の一方の面における長手方向端面から突出するように設けられ、前記嵌合スリットは、前記互いに対向された2面の内の他方の面の側端面に設けられ、前記嵌合スリットの開口側は前記長手方向端面の方向にテーパー状に広がるように形成されており、
    前記第2のフレーム材は、3つの曲げ部と4つの面を有し、前記3つの曲げ部の内、中央の曲げ部を挟んで直交する2つの面の一方を第1主面、他方を第2主面と呼ぶとき、前記嵌合穴は前記第1主面に設けられ、前記切れ込み部は前記第1主面に対向された対向面の前記第2主面との間の曲げ部に接した位置において長手方向端面を切り欠くように設けられていることを特徴とするフレーム組立体。
  2. 前記第1のフレーム材は、前記互いに対向された2面を接続している中央部の面の前記長手方向端面から突出するように設けられた第2の突片を有し、前記第2のフレーム材は、前記第1主面の前記長手方向端面に、前記第2の突片に嵌合された前記凹部を有することを特徴とする請求項記載のフレーム組立体。
  3. 前記第2のフレーム材の前記4つの面において、互いに対向された内側の面を背面と呼ぶとき、前記第1のフレーム材の前記互いに対向された2面の内の前記他方の面は、前記第2のフレーム材の前記第2主面の背面に当接されており、その当接された部分において前記他方の面と前記第2主面とが締結具で固定されていることを特徴とする請求項または請求項記載のフレーム組立体。
  4. 板材が四角柱の周りに沿って曲げられた形状の、2つの曲げ部と3つの面を有する第3のフレーム材を備え、前記第1のフレーム材、前記第2のフレーム材、及び前記第3のフレーム材がそれぞれの一端部で互いに直交するように結合された三方接続部を有し、
    前記三方接続部は、前記第3のフレーム材と前記第1のフレーム材、及び前記第3のフレーム材と前記第2のフレーム材をそれぞれ結合させるスリット嵌合部を有すると共に、前記第3のフレーム材と前記第1のフレーム材を結合させる突片係止部を有することを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載のフレーム組立体。
  5. 前記第1のフレーム材は、前記互いに対向された2面を接続している中央部の面の前記長手方向端面から突出するように設けられた第2の突片を有し、前記第2のフレーム材は、前記第1主面の前記長手方向端面に、前記第2の突片と嵌合された前記凹部を有するものであり、
    前記第3のフレーム材において、互いに対向された2面を対向面、前記対向面を接続している中央部の面を主面と呼び、曲げ部と直交する両側の端面の内、前記三方接続部を有する一端部側の端面を長手方向端面と呼び、曲げ部に平行な端面を側端面と呼ぶとき、
    前記三方接続部において、
    前記第3のフレーム材は、一方の前記対向面の側端面に形成されている2か所の嵌合スリットと、他方の前記対向面の側端面に形成されている嵌合スリットと、前記主面の長手方向端面から突出するように設けられた突片とを有し、
    前記第2のフレーム材は、前記第2主面と対向された面に、前記第3のフレーム材の前記一方の対向面の側端面に形成されている前記2か所の嵌合スリットの内、前記長手方向端面から遠い側の嵌合スリットに嵌合された切れ込み部を有すると共に、前記第2主面の長手方向端面に、前記第3のフレーム材の前記突片に嵌合された凹部を有し、
    前記第1のフレーム材は、前記互いに対向された2面の内、前記突片が設けられた面と前記中央部の面とに跨って形成され、前記第3のフレーム材の前記他方の対向面に形成されている前記嵌合スリットに嵌合されると共に、前記他方の対向面の前記嵌合スリットよりも一端部側の面が挿通されているL字状のスリットを有し、
    前記第3のフレーム材の前記一方の対向面の前記長手方向端面から遠い側の嵌合スリットよりも一端部側の面は、前記第1のフレーム材の前記長手方向端面の前記突片と前記第2の突片の間の部分であるL字状の端面と、前記第2のフレーム材の前記第1主面との間に挿入された状態で結合されていることを特徴とする請求項記載のフレーム組立体。
  6. 前記第1のフレーム材、前記第2のフレーム材、及び前記第3のフレーム材をそれぞれ4本と、前記三方接続部を備えたことを特徴とする請求項または請求項記載のフレーム組立体。
  7. 前記第1のフレーム材、前記第2のフレーム材、及び前記第3のフレーム材のいずれかのフレーム材の内、上下方向に配設された互いに隣り合う2つの前記フレーム材を水平方向に接続している中間フレームを備え、
    前記フレーム材は、一方の側端面に設けられた水平方向の2つの切欠きスリットと、他方の側端面に設けられ前記一方の側端面の前記2つの切欠きスリットの内の上方の切欠きスリットと同じ高さの水平方向の切欠きスリットとを有し、
    前記中間フレームは、板材を四角柱の周りに沿って順次直角に曲げる如く形成された3つの曲げ部と4つの面を有し、前記中間フレームの前記4つの面の内の3つの面に跨って形成され前記フレーム材の前記2つの切欠きスリット間の側端面部分が挿通された切れ込みスリットと、前記フレーム材の前記他方の側端面に設けられた前記切欠きスリットと嵌合された嵌合片とを有することを特徴とする請求項記載のフレーム組立体。
  8. 請求項から請求項のいずれか一項に記載のフレーム組立体を骨組として用いたことを特徴とする筐体。
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