JP6418327B2 - X線管装置および陰極 - Google Patents
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Description
(X線管装置の構成)
まず、図1を参照して、第1実施形態によるX線管装置100の構成について説明する。
次に、陰極1の構成について詳細に説明する。図2〜図5に示すように、陰極1は、純タングステンまたはタングステン合金からなり、平板状の電子放出部11と、一対の端子部12と、二対の支持部13aおよび13bとを一体的に有している。つまり、電子放出部11、端子部12、支持部13aおよび13bは、同一の部材により一体的に形成されている。第1実施形態では、電子放出部11と、一対の端子部12と、二対の支持部13aおよび13bとは、単一の平板材料からレーザにより切り出され、曲げ加工によって一体形成されている。電子放出部11は、電流通路111を含む。端子部12は、拡大部121および122と、接続部123と、電極接続部124とを含む。なお、拡大部121および122は、それぞれ、請求の範囲の「第1部分」および「第2部分」の一例である。
図6に示すように、第1実施形態による実施例についてシミュレーションを行った。陰極1において、電子放出部11上に最高温度の地点が位置した。また、端子部12の温度は、拡大部121および122を設けない場合に比べて小さくなっている。また、電子放出部11における温度が略一様に分布していることが分かる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態による陰極201について説明する。第2実施形態では、支持部を二対設けた上記第1実施形態とは異なり、支持部を一対設けた構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図8を参照して、本発明の第3実施形態による陰極301について説明する。第3実施形態では、幅方向に拡大した拡大部を端子部に設けた構成の上記第1および第2実施形態とは異なり、厚み方向に拡大した拡大部を端子部に設けた構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図9を参照して、本発明の第4実施形態による陰極401について説明する。第4実施形態では、拡大部を幅方向に拡大した構成の上記第1および第2実施形態、拡大部を厚み方向に拡大した構成の上記第3実施形態と異なり、拡大部を幅方向および厚み方向の両方に拡大した構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態および実施例の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
2 ターゲット(陽極)
11 電子放出部
12、210、310、410、510 端子部
13a、13b、220、320、330、420、430、520、530 支持部
111 電流通路
121、311、411、511 拡大部(第1部分)
122、312、412、512 拡大部(第2部分)
211 拡大部
100 X線管装置
Claims (6)
- 陽極に対して電子を放出する、X線管装置の陰極であって、
通電加熱により電子を放出するとともに、平板状に形成された電流通路を有する電子放出部と、
前記電子放出部からそれぞれ延びるとともに、電極に接続される一対の端子部と、
前記端子部とは別個に設けられ、前記電極に対して絶縁されるとともに、前記電子放出部を支持する支持部とを備え、
前記端子部は、前記端子部が延びる方向と直交する方向の断面積が前記電流通路の延びる方向と直交する方向の前記電流通路の断面積よりも大きい断面積を有する拡大部を含み、
前記端子部は、前記電子放出部に接続される部分の近傍が前記拡大部よりも小さい断面積を有するように形成されており、前記支持部が延びる方向と直交する方向において、前記支持部は、前記端子部の前記電子放出部に接続される部分の近傍の断面積よりも小さい断面積を有するように形成されている、陰極。 - 前記端子部は、平板状に形成されており、
前記拡大部の延びる方向と直交する方向の前記拡大部の断面の外周の長さは、前記電流通路の延びる方向と直交する方向の前記電流通路の断面の外周の長さよりも大きい、請求項1に記載の陰極。 - 前記拡大部は、平板状に形成されるとともに、平板状の前記拡大部の延びる方向と直交する方向のうち、幅方向又は厚み方向に拡大するように形成されている、請求項1または2に記載の陰極。
- 前記拡大部は、前記電子放出部に対して交差する第1方向に延びる第1部分と、前記第1部分に接続され、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分とを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の陰極。
- 前記支持部は、前記支持部が延びる方向と直交する方向の断面積が前記電流通路の延びる方向と直交する方向の前記電流通路の断面積よりも小さい断面積を有するように形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の陰極。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の陰極と、前記陽極とを備える、X線管装置。
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