JP6412221B2 - Pca柱 - Google Patents

Pca柱 Download PDF

Info

Publication number
JP6412221B2
JP6412221B2 JP2017150824A JP2017150824A JP6412221B2 JP 6412221 B2 JP6412221 B2 JP 6412221B2 JP 2017150824 A JP2017150824 A JP 2017150824A JP 2017150824 A JP2017150824 A JP 2017150824A JP 6412221 B2 JP6412221 B2 JP 6412221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pca
segment
concrete
sleeper
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017150824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017218888A (ja
Inventor
星野 明夫
明夫 星野
肇 棚橋
棚橋  肇
Original Assignee
本清鋼材株式会社
丸栄コンクリート工業株式会社
ゲートアップ合同会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本清鋼材株式会社, 丸栄コンクリート工業株式会社, ゲートアップ合同会社 filed Critical 本清鋼材株式会社
Priority to JP2017150824A priority Critical patent/JP6412221B2/ja
Publication of JP2017218888A publication Critical patent/JP2017218888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6412221B2 publication Critical patent/JP6412221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

本発明は、長距離大断面のシールドトンネル掘進及びPca床版の同時構築において、搬送及び施工に係る部材である、枕木体、アンカー孔箱抜き、Pca柱及びインバートコンクリートに関する。
長距離大断面のシールドトンネルが道路用トンネルや鉄道用トンネルに適用される場合、一般に、工期短縮のために、シールドトンネルの掘進及び覆工と同時にPca床版の構築を行っている。具体的には、シールド機の後方で、掘進に伴う動力設備を搭載しシールド機の掘進に追随する後続台車の後方にて、Pca床版を、インバートコンクリート上に立設するPca柱及び両外の床版側壁に支持させて、同時構築する。その場合の工事の成否は、覆工に伴うセグメント材に加え、構築に伴うインバートコンクリートやPca材の搬入出において、発進立坑から後続台車後方の、隣り合う単線レールを双方に行き来可能なX分岐に至る、効率的なループの往復経路の確保にある。
ここで、後続台車及びセグメント台車の一般的な走行の仕方を示す。後続台車は、後続台車用の枕木及びレールを、後続台車の区間に打って返しに敷設及び撤去することで、この区間を走行させる。また、セグメント台車は、インバート上に、Pca柱によって分断される形で、セグメント台車用の枕木及びレールを複線でもって全線敷設し、発進立坑から後続台車後方のX分岐に至る、ループの往復経路を確保し、この区間を走行させる。これより、どちらか一方が他方を兼ねることになれば、大きくコストダウンが図れる。従来の後続台車用とセグメント台車用にそれぞれ枕木及びレールを敷設していた模式図については、図20及び図21に、この課題の解決を図った本発明の模式図と対比する形で示す。
しかし、Pca柱及びPca床版は、構造上、インバートコンクリートの打設後に設置するので、シールド機の直後のインバートコンクリートのない区間に配される後続台車は、この上を走行できず、よって後続台車用の枕木を廃することができない。そうすると、後続台車用の枕木をPca床版より上方位置に、発進立坑よりシールド機の直後までの全線に亘って設置し、両者を兼ねる方法が考えられる。ところが、シールドトンネルが大断面かつ長距離となる場合、スパンが長く高剛性な後続台車用の枕木によるコスト上昇では、逆に採用は困難である。
したがって、多くの場合、後続台車及びセグメント台車の走行の仕方は、前述した一般的なものであった。
そうすると、セグメントにおける後続台車への搬送路の関係から、インバートコンクリートは後続台車の下方で打設しなければならない。同じく、セグメント台車用の枕木及びレールの方も、後続台車の下方で設置しなければならない。このために、狭隘なこれらの作業は危険であり苦渋も伴う。加えて、これら後続台車の下方のインバートの作業が遅延すると、セグメントが後続台車に供給できずシールドトンネル掘進が停止してしまう。このシールドトンネル掘進が停止するとインバート作業も停止する。このため、双方で個別独立した労務管理ができず、どこか一か所のトラブルが即全体に波及することとなり、致命的かつ潜在的な工程の遅延要素となっていた。
特開平7−71200号公報 特開2012−46877号公報 特開2006−200296号公報
特許文献1に記載の手法によれば、後続台車が、自らセグメントの周面を走行するもので、高価な後続台車用の枕木及びレールを不要とできる。しかし、この手法では、後続台車に駆動や操舵の機能が必要となるため高価となる。その他、インバートコンクリートの打設や、セグメント台車用枕木及びレールの設置において、後続台車の下方の狭隘な箇所で危険かつ苦渋の作業となる問題は解決しなかった。そして、前述した致命的かつ潜在的な工程の遅延要素となる問題を解決することもできない。
特許文献2に記載の手法によれば、後続台車の前方、すなわち、シールド機の直後で、Pca柱及びPca床版に代えて、ボックスカルバート及び両側のPca床版をセグメントインバートに直置きする。また、このボックスカルバート上にセグメント材やPca床版材の搬送路をとる。これにより、ボックスカルバート及び両側のPca床版を組み立てれば、自動的に全ての搬送路がこの上に確保できるため、急速施工に適した合理性がある。しかし、ボックスカルバートの底辺分において、Pca材の物量が多く、コストアップしてしまう。また、セグメントに直置きするため床版レベルがセグメントの設置精度に依存するので、設置精度が悪くなる問題がある。以上のように、急速施工には適するが、高精度かつ低コストには不向きな面がある。
特許文献3に記載の手法によれば、後続台車の前方、すなわち、シールド機の後方で、Pca柱及びPca床版をセグメントに直置きする。そして、この上にPca床版材の搬送路をとり、セグメントの搬送路はPca床版の下方の中央空間に2層にとる。このため、特許文献2の手法と同様に、Pca床版を組み立てれば自動的に全ての搬送路が確保でき、急速施工に適した合理性がある。しかし、Pca柱をインバートコンクリート上ではなくセグメントに直置きするため、その分Pca材の物量が多く、コストアップしてしまう。また、床版レベルがセグメントの設置精度に依存し精度が悪くなる問題がある。さらに、シールド機の直後で組み立てるPca柱は自立せず、設置や調整が難しい。この構築部材の組み立て作業が遅延すると、シールドトンネル掘進が停止するため、双方の独立した労務管理が成立せず、前述した致命的かつ潜在的な工程の遅延要素となる問題を解決することができない。
加えて本来、長距離施工においては、セグメントのループの往復経路を、Pca柱に分断されつつもセグメントインバート上に直置きする低剛性で安価な枕木により確保する。しかし、特許文献3に記載の手法は、Pca床版の下方の中央空間を2層にとりこれを確保するので、大きなコストアップ要因になる。すなわち、長距離施工においては、安価なループの往復経路の確保こそがコストダウン上不可欠となる。
以上のとおり、従来技術に対して、長距離大断面のシールドトンネル掘進及びPca床版の同時構築における問題点を詳述したが、以下にその問題点を整理する。
1)インバート上の安価なセグメント台車用の往復経路を確保する枕木が、高価な後続台車用の枕木を兼ねることができず、コストアップとなる。
2)後続台車用の枕木を不用とする、後続台車が自らセグメント内周面を走行する方式の場合には、各後続台車に駆動や操舵の機能が必要となり、イニシャルコストやメンテなどのランニングコストが嵩む。
3)インバートコンクリートは、セグメントの搬送路設置の関係から、後続台車の下方で打設し、かつ、ここにセグメント台車用枕木及びレールを設置しなければならず、これら後続台車の下方での狭隘な作業は、危険かつ苦渋で、仕上げ品質も悪い。
4)セグメント台車は、通常、後続台車の下方でインバートコンクリートの打設作業を行うので、後続台車の後端で、荷上げした上で後続台車内部をシールド機へ運搬することになり、荷上げや内部運搬に機械設備が必要となり、コストアップとなる。
5)後続台車の下方のインバートの作業が遅延すると、セグメントを後続台車に供給できずシールドトンネル掘進が停止するので、致命的かつ潜在的な工程の遅延要素となる。
6)インバートコンクリートの仕上げ面は、セグメント台車用の枕木を走行する台車から落下する鉄粉による錆やゴミで汚損するので、完成後の再清掃や仕上げ処理にコストが嵩む。
7)インバートコンクリートは、アジテーターカーによりセグメント台車の搬送路を経由し、後続台車の下方まで運搬し、ここに打設する。ところが、物量が多く、セグメントの搬送を阻害し、掘進を滞らせる。一方で、少なくともPca柱の立設に必要な中央部のみを先行打設し、残る両側部は到達後の後施工とすれば物量は減り、この問題を解決する。それにも拘らず、このような分離施工の方法がなかった。
8)Pca柱を、インバートコンクリート上でなく、セグメントインバート上に立設する場合、セグメントに鋼材を介しボルト固定できるので設置は容易となる。しかし、その分Pca量が増大し、コストアップとなり、また、セグメントの施工誤差をそのまま受け、設置精度が悪い。更に、固定が不十分な場合に転倒し危険である。
9)Pca柱をインバートコンクリートのアンカー孔に立設する場合、セグメントの施工誤差をここで吸収でき、設置精度が向上する。反面、削孔機でアンカー孔を削孔し、アンカーをモルタル定着するなど、作業は煩雑で効率が悪い。
要するに、長距離大断面のシールドトンネル掘進及びPca床版の同時構築において、搬送及び施工に係る設備と部材の構成として、簡素簡便な構成は、困難であった。
上記の課題を解決するために、
枕木体の構成としては、インバートコンクリートの仕上げ面直上にて、中央部と両側部の少なくとも3分割により構成される着脱可能な中央部枕木及び両側の側部枕木と、中央部枕木及び側部枕木の下方に位置するセグメントインバートの下方向内周面に接する支持部と、支持部の上面で中央部枕木と側部枕木の一端との取り合い部を受ける受け部とを有し、側部枕木の他端は支持部が接する位置より上方のセグメント内周面に接することを特徴とする。
Pca柱の立設に用いるアンカー孔箱抜き具の構成としては、アンカー孔を箱抜くための複数の円筒状の錐台状箱抜き棒と、錐台状箱抜き棒を懸下させるために中央部枕木の下部に固定する固定具と、錐台状箱抜き棒と固定具とを着脱させるための接合具とから成ることを特徴とする。
Pca柱の構成としては、Pca柱の本体底部から鉛直下方に少なくとも4本以上突出させるネジ鉄筋仕様のアンカーと、アンカーのネジ鉄筋に取り付けた調整回転体とを備え、調整回転体は、回転リング及び該回転リングに一体化した放射状水平に突出する複数の棒体を有しネジ鉄筋に回転自在であり、棒体は放射状に外側かつ下方へ屈曲部が突出し、Pca柱の立設時、屈曲部の下限点がインバートコンクリート上面に接することを特徴とする。
インバートコンクリートの構築方法としては、少なくとも中央枕木からの下部で支持部に囲まれる中央部に下層コンクリートを打設する第1の工程と、中央枕木の撤去後に、少なくとも下層コンクリートの上に上層コンクリートを打設する第2の工程と、両側の側部枕木の撤去後に、残る側部コンクリートを全厚に打設する第3の工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、以下に示す作用効果を奏することができる。
ア まず、後続台車は枕木体の両側部に敷設した複線のレールを走行できる。続いて、中央部のインバートコンクリートの下層部を打設後、中央部枕木を先行撤去しても、両側部の枕木はその支持部を拘束する下層コンクリートの存在により安定し、ここを引き続きセグメント台車が搬送できる。これにより、インバート上の安価なセグメント台車用の枕木が、高価な後続台車用の枕木を兼ねることで、大幅なコストダウンが図れる。
イ インバートコンクリートの構築方法については、中央部においては、中央部枕木を撤去前に下層コンクリートを打設し、撤去後に下層コンクリート上面に配筋し、上層部を打設し表面を仕上げ、その後Pca支柱を立設し、両側部においては、側部枕木を撤去後に配筋し、全厚に打設し表面を仕上げる。これにより仕上げ面は、仕上げ作業が容易で、枕木を走行する台車から落下する鉄粉による錆やゴミで汚損されることがない。
ウ インバートコンクリートの配筋作業及びコンクリート打設は、後続台車の後方の、さらに、X分岐等の後方の中央部に限定して行う。これにより、後続台車の下方における従来の危険かつ苦渋の作業をなくす。また、インバートコンクリートの打設に影響を受けない、側部枕木上の往復経路により、インバートの作業が遅延しても、セグメントが後続台車に供給できずにシールドトンネル掘進が停止することはなく、従来の致命的かつ潜在的な工程遅延要素が発生しない。
エ シールド機の直後において、枕木体として、両側部による複線レール及び中央部の単線レールを設置することにより、セグメント台車が、両側部の複線レールを跨いで走行する後続台車の内部の中央部の単線レールを、シールド機の直後まで走行できる。そうすると、後続台車の後端でのセグメント荷上げ設備が不要となり、コストダウンが図れる。
オ 従来、インバートコンクリートを運搬するアジテーターカーはその物量が多いため、セグメントの搬送を阻害し掘進を滞らせていたが、掘進中は、Pca柱の立設する中央部のインバートコンクリートの打設に限定でき、インバートコンクリートの物流は半減し、掘進は滞らない。
カ Pca柱をインバートコンクリート上に立設する場合、削孔機によるアンカー孔の削孔作業は、煩雑であり、作業に近接するセグメント台車の搬送を遅延させる。しかし、本発明によれば、中央部枕木に固定するPca柱アンカー孔箱抜き具を用いてインバートコンクリートを打設すれば、孔が自然に形成できるのでこの問題を解決する。
キ Pca柱をインバートコンクリート上に立設するので、セグメント上に直接設置する場合に比べてPca量が縮減し、コストダウンが図れる。また、セグメントの施工誤差の影響をそのまま受けず、アンカー孔の余裕に応じてPca柱の立設が調整できるので、設置精度が向上する。
ク Pca柱をインバートコンクリート上に立設する際の固定及び調整は、Pca柱が転倒する危険性、または走行するセグメント台車と接触する危険性があるため、危険かつ効率が悪かった。しかし、本発明によれば、アンカー孔にアンカーを挿入することでPca柱は位置が決まり転倒しない。また、アンカー用のネジ鉄筋に設けた調整回転体によって位置調整し、効率がよい。
ケ 枕木体は、3分割にして、2か所の支持部の上面で、中央部枕木と側部枕木の一端との取り合い部を受ける受け部とを有するので、下層コンクリート打設後、中央部枕木撤去後も、安定して、側部枕木上のレールにてセグメント搬送を継続できる。また、中央部、両側部及び支持部も、インバートコンクリートに埋め殺しにならず、工事現場を超えて転用できるので、大幅なコストダウンが図れる。
図1は、枕木体の設置状態及びその構成を示す図である。 図2は、Pca柱アンカー孔箱抜き具の構成を示す図である。 図3は、Pca柱アンカー孔箱抜き具の設置状態を示す図である。 図4は、Pca柱アンカー孔箱抜き具の箱抜き手順の概要を示す図である。 図5は、インバートコンクリートの構成を示す図である。 図6は、Pca柱の構成を示す図である。 図7は、調整回転体の構成を示す図である。 図8は、Pca床版等をシールドトンネル掘進と同時構築する際(横断方向2径間の場合)の全体手順の第1工程を示す図である。 図9は、上記全体手順の第2工程を示す図である。 図10は、上記全体手順の第3工程を示す図である。 図11は、上記全体手順の第4工程を示す図である。 図12は、上記全体手順の第5工程を示す図である。 図13は、上記全体手順の第6工程を示す図である。 図14は、上記全体手順の第7工程を示す図である。 図15は、上記全体手順の第8工程を示す図である。 図16は、上記全体手順の第9工程を示す図である。 図17は、上記全体手順の第10工程を示す図である。 図18は、横断方向3径間の場合の上記全体手順の第7工程を示す図である。 図19は、横断方向3径間の場合の上記全体手順の第10工程を示す図である。 図20は、従来及び本発明の枕木構造(セグメント台車用の枕木と後続台車用の枕木)の構成の相違を示す断面図である。 図21は、従来及び本発明の枕木構造(セグメント台車用の枕木と後続台車用の枕木)の構成の相違を示す模式縦断図である(併せて、図8から図16に示す工程の縦断位置を示す)。
本発明を実施するための形態として、以下図面を参照にしながら、本発明に係る実施例を説明する。すなわち、シールドトンネル掘進及びPca床版等の同時構築における、搬送及び施工に係る部材の好適な例について説明する。
(1)枕木体
図1は、枕木体をシールドトンネル内に設置した状態(上図として、正面図と側面図を示す)と枕木体の構成(下図)を示す図である。また、図20に、背景技術で説明した従来の枕木構造と本発明の枕木構造とを比較した模式図を示す。
枕木体1を、シールド機の後方で、レールと共にインバートコンクリートレベルの直上に設置する。その際に、枕木体1を、Pca柱と障害する中央部と、両側部の少なくとも3分割にて構成する。そして、この3分割した、中央部枕木2及び両側の側部枕木3を、着脱のために、上面は、後述する添接プレート9に、下面は受け部8に、それぞれボルトアップし、受け部8の下方に支持部を固定する。
両側の側部枕木3は、それぞれに敷設したレールにより複線のレール6を構成する。この複線のレール6を使って、まず、後続台車を走行させ、後続台車の後方にはX分岐等を配置する。セグメント台車は、立坑から後続台車の後方のX分岐等までに形成したループの往復経路を往復に走行させる。また、中央部枕木2の中央に単線のレール5を敷設する。これにより、セグメント台車を、ループ搬送路からX分岐等を介して、後続台車の内部を通してシールド機の直後まで搬送させる。
中央部枕木2と両側の側部枕木3の一端との取り合いの受け部8に対して、下方のセグメント4から反力を得る支持部7を固定する。この支持部7の下面は、この下方のセグメント内周面に接する。そして、支持部7の上面に、中央部枕木2と両側の側部枕木3の一端との取り合い部を受ける受け部8を設けボルトアップする。また、この取り合い部上面は、添接プレート9によってボルトアップする。そして、両側の側部枕木3の他端は、支持部7が接するセグメント内周面より上方位置でセグメント内周面に接し、そのセグメント取り合いから反力を得る。ここで、支持部7と受け部8は、中央部枕木2と両側の側部枕木3の結節部であるため、強固に溶接一体化されていることが望ましい。また、支持部7は、後続台車の重量を確実にセグメントインバートに伝達させるため、概ハの字に配し、その下端面が、セグメントインバート面に正対し全体としてこれに接するのが望ましい。
インバートコンクリートは、少なくとも、シールドトンネル掘進時において同時構築する、Pca柱を立設する中央部のみ打設すればよい。まず、中央部を上下2層に下層コンクリートを打設し、このことにより両側の側部枕木3を支持部7もろとも固定する。中央部枕木2を撤去した後、上層コンクリートを打設し仕上げることにより、Pca柱が立設できる。そうすれば、これら作業工程において、両側の側部枕木3は常に固定され、セグメント台車の走行に支障しない。両側の側部枕木3は、セグメント台車の走行が停止に至る到達後、撤去し、ここに残る両側の側部のインバートコンクリートを全厚に打設し仕上げる。
要するに、中央部枕木2は、後続台車の内部のセグメント台車をシールド機の直後まで搬送する機能と、下層コンクリートの打設までは両側の側部枕木3を連結固定する機能を持つ。
また、両側の側部枕木3は、後続台車の走行路及びセグメント台車のループの往復経路としての機能を持つ。
また、中央部のインバートコンクリートは、Pca柱を立設する機能と、中央部枕木2に代わり、支持部7と受け部8を介し両側の側部枕木3を固定する機能を持つ。
(2)後続台車レール、セグメント台車レール及び門形クレーンレール
後続台車用のレール及びセグメント台車用のレールは、両側の側部枕木3に対して、複線レール6を発進立坑よりシールド機の後端まで配置する。これを兼用し、後続台車は、ここを跨ぐ形で走行させ、セグメント台車は、発進立坑から後続台車の後方のX分岐等までは、ここをループの往復経路として走行させる。なお、セグメント台車は、後続台車の内部において、中央部枕木2に後続台車の後端からシールド機の直後まで、単線レール5を配置し、セグメントを搬入する。図21に、この構造を従来の構造と比較する形で示す。
また、Pca材を架設する門形クレーンは、中央枕木2を撤去し、仕上げた上層コンクリート上に、2列のレールを打って返しに設置し、ここを走行させればよい。
(3)Pca柱アンカー孔箱抜き具
図2は、Pca柱アンカー孔箱抜き具10の構成を三面図によって示す図である。また、図3として、Pca柱アンカー孔箱抜き具10を中央部枕木2に設置した時の三面図を示す。
中央部のインバートコンクリートには、ここに立設するPca柱を固定するためのアンカー孔を設ける。このアンカー孔を箱抜きするために、中央部枕木2にPca柱アンカー孔箱抜き具10を取り付ける。
Pca柱アンカー孔箱抜き具10は、中央部枕木2に固定する固定具11と、この固定具11に固定して懸下され、これより下方のインバートコンクリート側へ突出して円筒状に箱抜くための複数の錐台状箱抜き棒12から構成される。
下層コンクリートを打設して硬化した後、まず中央部枕木2と単線レール6を撤去後、固定具11をはずす。上層コンクリートを打設し硬化した後、錐台状箱抜き棒12を個別に引き抜けば孔があく。
錐台状箱抜き棒12は、内芯に鋼棒芯13を有し、これを被覆する樹脂被膜14(ウレタン樹脂等)から構成される。この錐台状箱抜き棒12は、下端より上方に緩やかに径を増す円錐台であり、上端は固定具11の下面の鉄板に固定できるようにネジ切り孔を設けた構成であって、接合具として固定ボルト15により固定具11に固定される。ここで、上端を縮径するネジ棒とし、これを固定具11の下面の鉄板に貫通させ、接合具として固定ナットによって固定してもよい。本発明ではネジ切り孔と固定ボルト15で説明する。また、鋼棒のみの場合、付着の点から引き抜き不能となる問題があるので、ウレタン樹脂等による樹脂被膜14が望ましい。
図4は、Pca柱アンカー孔箱抜き具10の設置からそれを箱抜きするまでの手順(ステップ1〜ステップ3)の概要を示す図である。
ステップ1として、中央部枕木2の所定位置にPca柱アンカー孔箱抜き具10を設置し、せき板を設置した後に、下層部コンクリートを打設する工程を示す。
ステップ2として、下層部コンクリートの固化により錐台状箱抜き棒12が固定された後、固定ボルト15を外して、レールを有する中央部枕木2及び固定具11を撤去し、上層部コンクリートを打設する工程を示す。
ステップ3として、上層部コンクリートの固化した後に錐台状箱抜き棒12を引き抜き、インバートコンクリートにアンカー孔を形成する工程を示す。
(4)インバートコンクリート
図5は、インバートコンクリートの構成を示す図である。
中央部のインバートコンクリートは、図4でも示したように、上層部及び下層部より構成され、Pca柱を立設する機能と、中央部枕木2に代わり両側の側部枕木3を固定する機能を有する。
両側部のインバートコンクリートは、シールドトンネル掘進が到達立坑に到達し、セグメント台車の走行がなくなれば、両側の側部枕木3の撤去後に、全厚に打設し仕上げることになる。
また、中央部のインバートコンクリートは、Pca柱を立設し、そのアンカーを受けるRC基礎であるため、下層コンクリート上面に格子鉄筋を配筋する。格子鉄筋は、中央部のインバートコンクリートの側面のせき板を貫通させ、両側部のインバートコンクリート側へ突出させておく。脱型後、ここに配筋し、両側部のインバートコンクリートを打設すればよい。側面のせき板は、合板を用い脱型及び撤去するか、埋め殺しできる強度が確保されたPcaボードを用いてもよい。
中央部のインバートコンクリートの打設について、前述の図4に示す手順(ステップ1〜ステップ3)に合わせて説明する。
ステップ1では、Pca柱アンカー孔箱抜き具10を予め中央部枕木2に固定し、両側の側部枕木3の支持部7の中央側にせき板を配し、まず中央部の下層部のみに下層部インバートコンクリートを打設する。
ステップ2では、下層部インバートコンクリートの硬化後、レールを備えた中央部枕木2及び固定具11を撤去する。続いて、配筋の上、中央部の上層に上層部インバートコンクリートを打設する。いずれにしても、これらインバートコンクリートの打設は、後続台車後方の、かつ、中央部に限定される。そのため、これが遅延してもセグメント台車の搬送の支障にならず、掘進作業に影響を与えない。
ステップ3では、錐台状箱抜き棒12を撤去することにより、Pca柱のアンカー孔が形成される。そこにPca柱のアンカーを挿入しモルタル定着を行う。
なお、アンカー孔については、引き抜き力などの必要度に応じ、そのまま用いるか、削孔機等で拡径するか、円筒状に再整形してもよい。
(5)Pca柱
図6は、Pca柱20の構成を三面図によって示す図である。
Pca柱20は、Pca床版の荷重をインバートコンクリートに伝達する機能を有する。Pca柱20は、柱本体の底部から鉛直下方にアンカー16を少なくとも4本以上突出させている。これらアンカー16を、インバートコンクリートに予め設けるアンカー孔に挿入し、モルタルを充填してモルタル定着することで立設する。
Pca柱20の平面位置の調整については、先ず、インバートに位置墨を出しておき、門形クレーンによりPca柱20を仮設置する時に、この位置墨に合わせて両側の側部枕木に支持するサポートにより、この位置を調整及び固定する。レベル調整については、アンカー16自体がネジを有するネジ鉄筋仕様であり、そのアンカー16をPca柱20の底部から鉛直下方に少なくとも4本以上突出させる。このアンカー16に設けた調整回転体17を回転させることによって位置調整をする。
図7は、調整回転体17の構成を示す図である。調整回転体17は、アンカー孔へモルタル充填する関係から、回転リング18及びこれに一体化した放射状水平に突出する複数の屈曲する棒体19から構成される。門形クレーンによりPca柱20を仮設置した後、この棒体19を水平に回転させ、各アンカー位置のレベルを調整する。これにより位置が正しく調整できるので、その後アンカー孔へモルタルを充填し、モルタル定着することでPca柱20を立設する。複数の棒体19は放射状に外側かつ下方へ屈曲部が突出し、Pca柱の立設時、屈曲部の下限点がインバートコンクリート上面に接するので、ここにモルタルが閉塞することはなく、アンカー孔へモルタル充填を確実にする。
なお、Pca柱を架設する際に、門形クレーンは、中央部枕木を撤去した後、仕上げた上層コンクリート上に、2列のレールを打って返しに設置し、ここを走行させればよい。そして、門形クレーンは、Pca柱を両側部のレール上の台車から横断方向に荷取りして中央へ引き込み、続いて軸方向(長手方法)に設置位置まで運搬し設置する。
また、Pca柱の搬送については、床版の下方を走行するセグメント台車の合間に搬送させることとなる。
(6)Pca床版
Pca柱を架設に引き続き、Pca床版を架設する際も、門形クレーンは、仕上げた上層コンクリート上に、2列のレールを打って返しに設置し、ここを走行させればよい。そして、門形クレーンは、Pca床版を、架設済のPca床版上のレール上の台車から縦断方向に荷取りして引き込み、設置する。
したがって、Pca床版の搬送については、床版の下方を走行するセグメント台車と競合しない。
次に、Pca床版等をシールドトンネル掘進と同時構築する際の全体手順を工程に分けて説明する。まず、横断方向(幅方向)2径間の構造に対し2径間一体にPca床版を設置する場合について説明する。その後で、横断方向(幅方向)3径間の構造に対し径間毎にPca床版を設置する場合については、異なる部分を説明する。また、図21に、従来及び本発明の枕木構造(セグメント台車用の枕木と後続台車用の枕木)の構成の相違を模式縦断図で示す。また併せて、図21には、以下に説明する図8から図16に示す工程の縦断位置を示す。
図8は、全体手順の第1工程を示す図である。シールド機後方にて、枕木体を構成する中央部枕木2及び両側部に側部枕木3を設置する。その後、中央部枕木2上に単線レールを敷設し、両側の側部枕木3上にもレールを敷設し複線レールとする。
図9は、全体手順の第2工程を示す図である。両側の側部枕木上の複線レールを後続台車が走行し、中央部枕木上の単線レールをセグメント台車が走行する。
図10は、全体手順の第3工程を示す図である。後続台車の後端側に配置されるX分岐(図示せず)において、ここに形成されるループの往復経路から、セグメント台車は、中央の単線レールを通じてシールド機直後へ走行できることになる。また、後続台車を足場に両外に床版側壁を構築する。
図11は、全体手順の第4工程を示す図である。Pca柱を立設するためのアンカー孔を形成するために、Pca柱アンカー孔箱抜き具を中央部枕木下に固定する。次に、両側の側部枕木の支持部の中央側にせき板を設置する(図4、参照)。そして、コンクリートを運搬するアジテーターカーより下層部インバートコンクリートを打設する。
図12は、全体手順の第5工程を示す図である。中央部枕木、単線レール及びPca柱アンカー孔箱抜き具の固定具を撤去する。撤去後に、配筋の上、上層部インバートコンクリートを打設する。
図13は、全体手順の第6工程を示す図である。錐台状箱抜き棒を引き抜いて撤去する。これにより、中央部のインバートコンクリートに、Pca柱を立設するためのアンカー孔が空いた状態となる。
図14は、全体手順の第7工程を示す図である。門形クレーンを使って、セグメント台車で運搬したPca柱をセグメント台車から移動し、そのアンカーをアンカー孔に挿し込み、Pca柱を立設する。この際に、設計位置に対し、高さは、アンカーのネジ筋に取り付けた調整回転体を回転させることにより合わせ、平面位置は、サポートを調整して合わせる。
図15は、全体手順の第8工程を示す図である。Pca柱アンカー孔にモルタルを充填してその定着を行う。
図16は、全体手順の第9工程を示す図である。門形クレーンを使って、Pca床版をPca柱及び床版側壁に渡す形で設置する。
図17は、全体手順の第10工程を示す図である。シールド掘進が到達立坑に到達した後、両側の側部枕木、レール、支持部及び受け部を撤去し、その撤去部分に全厚に側部コンクリートを打設する。このように、第10工程では、両側の側部枕木、レール、支持部及び受け部を撤去したが、支持部を鋼製またはコンクリート製の埋め殺し材として、中央部枕木の撤去前の第4工程(図11)にて中央部のみならず側部にも下層コンクリートを打設し、第5工程(図12)にて中央部の上層コンクリートを打設し、側部枕木を撤去後の第10工程にて、この支持部を撤去することなく埋め殺しの状態にて、残る側部コンクリートを打設してもよい。そうすれば、支持部の転用が図れない反面、下層インバートコンクリートのせき板は不用とでき、その上面の配筋は中央部と側部において継ぐ必要はなく一体とでき、作業が簡便となる。
以上、横断方向(幅方向)2径間の構造に対し2径間一体にPca床版を設置する場合について説明したが、次に、横断方向(幅方向)3径間の構造に対し単径間毎にPca床版を設置する場合について説明する(全体手順の第7工程)。
図18は、横断方向(幅方向)3径間の構造に対し単径間毎にPca床版を設置する場合における、全体手順の第7工程を示す図である。門形クレーンによって、中央部のインバートコンクリートに設けた2組のアンカー孔群に対してそれぞれPca柱を挿し込み、Pca柱を立設する。この際、必要に応じて、中央部のインバート上からサポート調整を行う。なお、門形クレーンについては、横断方向(幅方向)2径間の場合と比べて形態が異なる。門形クレーンレールブラケットを両側の側部枕木の接する形で設け、門形クレーンはそのレールブラケット上に敷設したレール上を走行することになる。
図19は、全体手順の第10工程を示す図である。両側の側部枕木、レール及び支持部を撤去し、その部分に側部コンクリートを打設する点において、先の2径間の場合と同様である。
1…枕木体、2…中央部枕木、3…側部枕木、4…セグメント、5…単線レール、6…複線レール、7…支持部、8…受け部、9…添接プレート、10…Pca柱アンカー孔箱抜き具、11…固定具、12…錐台状箱抜き棒、13…鋼棒芯、14…樹脂被膜、15…固定ボルト、16…アンカー、17…調整回転体、18…回転リング、19…棒体、20…Pca柱

Claims (1)

  1. アンカー孔にアンカーを挿入しモルタル定着することで立設するPca柱であって、
    前記Pca柱の本体底部から鉛直下方に少なくとも4本以上突出させるネジ鉄筋仕様の前記アンカーと、
    前記アンカーの前記ネジ鉄筋に回転自在に取り付けた調整回転体と
    を備え、
    前記調整回転体は、回転リング及び該回転リングに一体化した複数の棒体から構成され、当該棒体は放射状水平に突出し下限点が接地面に接する屈曲部を有する
    ことを特徴とするPca柱。
JP2017150824A 2017-08-03 2017-08-03 Pca柱 Active JP6412221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017150824A JP6412221B2 (ja) 2017-08-03 2017-08-03 Pca柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017150824A JP6412221B2 (ja) 2017-08-03 2017-08-03 Pca柱

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016005202A Division JP6196693B2 (ja) 2016-01-14 2016-01-14 枕木体、アンカー孔箱抜き及びPca柱並びにインバートコンクリートの構築方法及び構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017218888A JP2017218888A (ja) 2017-12-14
JP6412221B2 true JP6412221B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=60656828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017150824A Active JP6412221B2 (ja) 2017-08-03 2017-08-03 Pca柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6412221B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108921432A (zh) * 2018-07-03 2018-11-30 黄震 一种盾构隧道施工风险综合评价方法
CN110374623B (zh) * 2019-08-07 2021-10-15 上海市机械施工集团有限公司 预制平台及其安装方法
JP7504397B2 (ja) 2019-10-09 2024-06-24 戸田建設株式会社 インバート桟橋及びその移動方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54120917A (en) * 1978-03-13 1979-09-19 Marui Sangiyou Kk Method of construction of reinforced nonnscaffolding
JPS5518411Y2 (ja) * 1978-08-11 1980-04-28
JPS59122320U (ja) * 1983-02-08 1984-08-17 鹿島建設株式会社 構築用鉄筋等の支持金具
JP2831514B2 (ja) * 1992-08-04 1998-12-02 鹿島建設株式会社 上下階中空pc部材の接合方法
JPH0656259U (ja) * 1992-12-29 1994-08-05 株式会社高橋製作所 コンクリート床埋設用鉄筋のバー型スペーサー
JPH0835290A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Saburo Nakagawa コンクリート埋設用鉄筋の多段スペーサ
JP3079526U (ja) * 2001-02-10 2001-08-24 巧 上田 Pc鋼線支持用スペーサー
JP4715610B2 (ja) * 2006-04-17 2011-07-06 鹿島建設株式会社 トンネル内部の構築工法
JP2008127834A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Kajima Corp トンネル内部の構築工法およびプレキャスト床版
US9297163B2 (en) * 2013-09-15 2016-03-29 BFRE Pty Ltd. Dual mesh level reinforcement bar support chair assembly
JP6421433B2 (ja) * 2014-04-04 2018-11-14 株式会社Ihi プレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンク

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017218888A (ja) 2017-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412221B2 (ja) Pca柱
JP4414906B2 (ja) 橋桁の架設および撤去方法と橋桁工事用装置
CN107268348B (zh) 地铁柱式检查坑施工方法
CN208501870U (zh) 用于建筑系统的预制平台单元
KR101573369B1 (ko) 슬래브 철도 궤도 보수 장치 및 이를 이용한 슬래브 철도 궤도 보수 공법
JP2015169029A (ja) 橋梁床版の架設方法及びその装置
KR101673069B1 (ko) 프리텐션 방식의 프리캐스트 격벽을 이용한 터널 격벽의 시공방법
JP2020002563A (ja) 床版架設方法
JP6196693B2 (ja) 枕木体、アンカー孔箱抜き及びPca柱並びにインバートコンクリートの構築方法及び構造
JP2001146716A (ja) 橋桁の架設方法
JP2006214269A (ja) 架設桁
CN110529156B (zh) 隧道掘进盾构始发段管片运输系统及方法
KR101006462B1 (ko) 터널 내부에 시공되는 철로 도상 콘크리트 타설장치 및방법
CN108708290A (zh) 小半径铁路曲线单元的箱桥架空结构及现浇施工方法
CN108547198A (zh) 一种搭建或改造装配式站台的方法及专用预制模块组
JP2007205130A (ja) 橋梁側方からのエレクションガータによる桁架設工法
KR20160004710A (ko) Pc 박스용 상부 및 하부 프리캐스트 세그먼트 이음매 장치 및 그 시공 방법
CN104372746A (zh) 铁路桥梁预制后张法简支t梁注砼模板支架及其安装工艺
CA2707321C (en) Method for the installation of slab tracks in twin tube tunnels
CN205061417U (zh) 一种狭窄区域建筑深基坑施工的提土系统
CN210392523U (zh) 输送机机头固定装置
JP2018204303A (ja) 鉄筋籠建込みシステム
JP6944900B2 (ja) 線形状構築物の施工方法
KR101932118B1 (ko) 다중 아치 터널용 필러 설치 장치 및 이를 이용한 설치 방법
JP2022001704A (ja) シールド機の後続台車の配置方法および後続台車

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6412221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250