JP6409694B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは電線の取付けや取外しが容易な速結端子接続を備えた回路遮断器に関するものである。
回路遮断器に電線を接続する手段としては、端子板にネジ穴を形成し、電線に接続した圧着端子を端子ネジを用いて固定する方法が一般的である。また、ネジを用いることがないため締付トルクの管理が不要で、短時間で取付け・取外しを行うことができる速結端子を端子板に代わって用いる接続方法も知られている。
さらに、例えば特許文献1の図1に示すように、回路遮断器の端子板に代わって速結端子を形成して用いるのではなく、速結端子と周辺部材とをユニット状に組合わせ速結端子ユニットを構成し、電線を接続する端子板に固定する方法も知られている。
特許第3433631号公報(第1図)
このような従来の回路遮断器においては、回路遮断器の端子板に電線を固定するための端子ネジを速結端子ユニットの固定ネジとして用いて、端子板に形成されたネジ穴に速結端子ユニットを固定する。つまり、回路遮断器の端子板上に、端子ネジの大きさに合わせたネジ穴を形成し、一方、回路遮断器との電路を形成する速結端子ユニットの接続面に端子ネジよりやや大きい挿入穴を形成する。そして、回路遮断器の端子板上に速結端子ユニットの接続面を重ねて配置し、上方から固定ネジを用いて固定する。
この時、固定ネジのネジ頭が回路遮断器の操作面側になり、操作面側から行う作業、例えば、操作盤への回路遮断器の固定作業等により、誤って固定ネジが緩められることが考えられる。速結端子ユニットを回路遮断器に固定する固定ネジが緩められると、回路遮断器の端子板と速結端子ユニットの接続面との間で十分な接触圧力が得られず、通電時に発熱等を生じる可能性があった。
また、この速結端子ユニットの接続構造のままで固定ネジの誤操作を禁止しようとすると、カバー等の新たな部材を用いてネジ頭を覆うか、接着剤等を用いて固定ネジを接着する必要があり、コストアップや作業性の低下を招いていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、回路遮断器の端子板へ取り付けた速結端子ユニットを誤って取外すこと、または固定ネジを緩めることを防止するもので、速結端子ユニットの接続面と回路遮断器の端子板との間に十分な接着圧力が得られないために生じる通電時の発熱を防止することができる。
本発明の回路遮断器は、ネジ穴を形成した電源側端子板とネジ穴を形成した負荷側端子板とを備え、一面に操作面板を有する筐体と、電線を接続可能な速結端子の構成部材をユニット化し、第1の面に電線挿入穴を、第2の面に電源側端子板または負荷側端子板と電気的に接続する接続面を備えた速結端子ユニットと、を備え、電源側端子板上または負荷側端子板上に接続面を積層し、電源側端子板または負荷側端子板の側から、固定ネジを挿入して電源側端子板または負荷側端子板と接続面とを固定するものである。
この発明の回路遮断器によれば、回路遮断器への速結端子ユニットの固定を、回路遮断器本体底面側からの固定ネジの挿入により行うため、回路遮断器が操作盤等に設置された状態では固定ネジの操作が不可能であり、誤って固定ネジを緩めることがない。したがって、通電時の発熱を防止することができ、また、固定ネジの操作を禁止するためのネジ頭を覆うカバー等の製作や固定ねじの接着等が不要となる。
本発明に係る回路遮断器の断面図である。 本発明に係る回路遮断器の外形図(操作面側)である。 本発明に係る回路遮断器の外形図(電源側端面の側)である。 本発明に係る速結端子ユニットの3面図である。 本発明に係る速結端子ユニットの断面図(検電穴部分)である。 本発明に係る速結端子ユニットの断面図(解除操作穴部分)である。 本発明に係る速結端子ユニットの電線解錠レバーの動作を示す断面図である。 本発明に係る回路遮断器の断面図である。
実施の形態の説明及び各図において、同一の符号を付した部分は、同一又は相当する部分を示すものである。
実施の形態1.
<回路遮断器の構造>
図1〜3はこの発明における回路遮断器1の構造を示すものである。図1は本発明に係る回路遮断器1の電源側端子板2aと負荷側端子板2bとを繋ぐ方向の断面図、図2は回路遮断器1の操作面側から観察した外形図、図3は電源側端子の方向から観察した外形図である。また図4〜7は速結端子ユニット3の構造を示すもので、図4は速結端子ユニット3の3面図、図5は速結端子ユニット3の検電穴3bを含む方向の断面図、図6は解除操作穴3cを含む方向の断面図、図7は電線解錠レバー6操作時の動作を示す断面図である。ここで、速結端子ユニット3とは、電線をネジ等を用いることなく簡便に取付、取外しすることができる速結端子と、その周辺部材をユニット化したもので、電源側端子板2a又は負荷側端子板2bにユニット単位として取り付けることができるようにしたものである。
図1に示した回路遮断器1の断面図を用いて、まず本実施の形態の回路遮断器1の概略構成を説明する。図に示した回路遮断器1の操作面部分を操作面板1aと呼ぶ。また、回路遮断器1を形成する筐体1fの右端の面を電源側端面1b、左端の面を負荷側端面1dと呼び、回路遮断器の操作面の反対面を筐体の底面1cと呼ぶ。電源側端面1bの内側部分には電源側端子板2aが、負荷側端面1dの内側には負荷側端子板2bが形成されており、電源側端子板2aと負荷側端子板2bには、速結端子ユニット3を底面1cの方向から固定ネジ8で固定して取り付けている。
回路遮断器1の中央付近の下部分には可動接点10と固定接点11の投入/遮断を行う可動接触子9が設けられている。本実施の形態においては可動接点10と固定接点11とがそれぞれ1つで構成される1極1点切り接点構成を用いている。
可動接点10と固定接点11とからなる接点の上部分には接点の駆動装置13(破線の丸で囲んだ部分)が形成されており、操作ハンドル14の動作を可動接触子9に伝え、可動接点10と固定接点11との投入/遮断の駆動を行う。これらの駆動装置13の右部分には接点の遮断を行った時に発生するアークを短時間で消弧するための消弧装置15が形成され、左部分には過電流が印加された時等に可動接点10、固定接点11の遮断を行うための引き外し装置16(一点鎖線で囲んだ部分)が備えられている。
図2は回路遮断器1の操作面側から観察した外形図で、図の右側と左側に各3か所、操作面板1aに切り込み部分が形成されており、その部分から電源側端子板2a、負荷側端子板2bを観察することができる。なお、右側と左側の切り込みの内、一番下の切り込み部分の電源側端子板2aと負荷側端子板2bには速結端子ユニット3が取り付けられた状態を示している。
図3は回路遮断器1の外形図で、電源側端面1bの方向から観察した状態を示している。電源側端面1b側には3つの電源側端子板2aが形成されており、そのうち一番左側の電源側端子板2aには速結端子ユニット3が取り付けられている。速結端子ユニット3の上面と回路遮断器1の操作面板1aの間は排気口1eが形成されており、可動接点10と固定接点11との投入/遮断時に発生するアークの消弧の効果を高める機能を有する。
<速結端子ユニットの構造>
次に速結端子ユニット3の構造を説明する。図4は速結端子ユニット3の3面図であり、3つの方向から速結端子ユニット3を観察した状態を示している。速結端子ユニット3は、2つのケース3d、3eで外部を覆われており、取り付けネジ3fで2つのケース3d、3eを固定している。
速結端子ユニット3の上面(第1の面)には、電線を挿入して各端子板2a、2bと電気的に接続させる電線挿入穴3a、内部に形成された速結端子電極4が通電しているかを調べるための検電穴3b、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bと接続した電線を取り外すための解錠操作を行うための解錠操作穴3cが形成されている。これらの操作を行うための穴は、すべて速結端子ユニット3の上面に形成されており、固定ネジ8を挿入する反対方向である、回路遮断器1の操作面方向から操作を行うことができる。
図5は、速結端子ユニット3の検電穴3b部分を含む方向の断面図を示している。速結端子ユニット3の内部には、電線7と接続する電線接触部4a、電源側端子板2aまたは負荷側端子板2bと接続する接続面4c、電線接触部4aと接続面4cとの間を繋ぐ導電部材4bから成る速結端子電極4が配置され、接続面4cは速結端子ユニット3の下面(第2の面)に位置している。また電線の引き抜けを防止する鎖錠部5aと電線を抑える接圧部5bを有する板バネ5も配置されている。なお、回路遮断器1に速結端子ユニット3を取り付けた状態で、速結端子ユニット3の上面/下面は、それぞれ回路遮断器1の操作面/底面に対応する。
図6は、速結端子ユニット3の電線解錠レバー6を含む方向の断面図を示している。また、図7は図6と同様に速結端子ユニット3の電線解錠レバー6を含む方向の断面図であり、電線解錠レバー6が操作され、電線7が取り外される状態を示している。
電線解錠レバー6は、解錠操作部6aと回転軸6b、板バネ操作部6cとを有している。解錠操作部6aを解錠操作穴3cから右方向へ押すと、電線解錠レバーが回転軸6bを中心として時計回りに回転する(図7の矢印方向)。この時、板バネ駆動部6cが板バネ5の鎖錠部5aを持ち上げて板バネ5と電線接触部4aとを引き離す。この状態では、電線7は速結端子ユニット3から容易に引き抜くことができる。
<回路遮断器・速結端子ユニットの特徴について>
通常の回路遮断器1では、電線7を電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bに接続するためには固定ネジ8を用い、上方向から電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bに電線7をねじ止めする。しかし本実施の形態においては、先にも述べたように、速結端子ユニット3を電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bの上に配置し、下方向から固定ネジ8を用いて電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bと速結端子ユニット3の接続面4cとを固定している。
さらに詳しくは、速結端子ユニット3の接続面4cと電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bにはネジ穴が形成されている。電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bのネジ穴は固定ネジ8の直径よりやや大きく形成されている。一方、接続面4cのネジ穴は固定ネジ8に合わせてネジが切られた状態となっている。そのため、下方向から固定ネジ8を差し込むと、接続面4cのネジ穴と固定ネジ8との間に、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bは強く挟み込み固定され、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bと接続面4cは電気的に安定して接続する。
本実施の形態で示した速結端子ユニット3は1相分の電線の接続に対応しており、回路遮断器1の電源側端子板2aは同じ形状であるため、すべて電源側端子板2aには共通した速結端子ユニット3を用いることができる。また、図1等には3極の回路遮断器を示したが、1極品から4極品の回路遮断器1を得ることができる。
回路遮断器1の負荷側端子板2bは電源側端子板2aと同じ形状であるため、速結端子ユニット3は負荷側端子板2bと電源側端子板2aについて共通に用いることができる。
速結端子ユニット3の取付において、速結端子ユニット3は、回路遮断器1の操作面板1aより低い位置に構成し、回路遮断器1の筐体1fの電源側端面1b、負荷側端面1dから突出しないように構成している。これにより回路遮断器1の小型化が可能となる。
また、速結端子ユニット3の回路遮断器1への取付においては、図3に示すように、操作面板1aと速結端子ユニット3との間には、回路遮断器1の接点部分で発生したアークの排出を妨げないように排気口1eが設けられている。
<本実施の形態の回路遮断器の効果>
以上のように、本実施の形態に示した回路遮断器1は、速結端子ユニット3を回路遮断器1の下面から固定ネジ8を用いて固定しているので、回路遮断器1の操作を行う操作面側から固定ネジ8で電線7を固定する構造と比べ、誤って固定ネジ8を緩めることがなく、常に十分な接触圧力で電線7と、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bとの電気的接続を確保することができ、固定ネジ8の緩みによる発熱等を生じることがない。
また、操作面側から固定ネジ8を用いて電線7を固定する構造で、過誤による固定ネジ8の緩みを防止するためには、ネジ頭を覆うカバーを用いたり、固定ネジ8を接着等することが必要であったが、本実施の形態の回路遮断器1ではこれらは不要であり、コストアップ、作業性の低下を防止することができる。
本実施の形態の回路遮断器1では、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bをすべて共通の大きさとしたため、共通の速結端子ユニット3を用いることができ、速結端子ユニット3が回路遮断器1の電源側端面1b、負荷側端面1dからはみ出ない構造とし、操作面部1aより低い位置に形成したため、小形化を達成することができ、1極品〜4極品の回路遮断器1を得ることができる。
さらに本実施の形態の回路遮断器1に用いた速結端子ユニット3は、電線挿入穴3a、検電穴3b、解錠操作穴3cをすべて操作面側に有しているため、上操作面側からの操作のみで電線の挿入、検電、解錠対応などを行うことができ、作業性が高めることができる。
実施の形態2.
本実施の形態で述べる回路遮断器17は、実施の形態1で述べた回路遮断器1と基本的な構成は同じであるが、実施の形態1に記載した回路遮断器1では電流の投入/遮断を一組の接点間で行うのに対し、本実施の形態で述べる回路遮断器17では二組の接点間で行う点が異なっている。
図8は、本実施の形態で述べる回路遮断器17の断面図を示している。本実施の形態では、二組の接点からなる、いわゆる1極2点切り構造を用いている。1極2点切りの構造では、電源側端子板2aと負荷側端子板2bとの間に、操作ハンドル14の動きに起因して回転する略円筒形のロータ19が配置されている。この円筒形のロータ19のほぼ対角位置に、ロータ19の外周から突出した図示右側の第1の可動接触子20と図示左側の第2の可動接触子21が設けられている。さらに第1の可動接触子20の先端近傍には第1の可動接点22が形成され、第2の可動接触子21の先端近傍には第2の可動接点23が形成されて回転電極18を構成している。一方、回路遮断器17本体の電源側端子板2aには第1の固定接触子24が接続され、表面に第1の固定接点25が形成されている。また、負荷側端子板2bには第2の固定接触子26が接続され、表面に第2の固定接点27が形成されている。
操作ハンドル14の動きに起因し、ロータ19が回転すると、第1の固定接触子24上の第1の固定接点25と第1の可動接触子20上の第1の可動接点22、第2の固定接触子26上の第2の固定接点27と第2の可動接触子21上の第2の可動接点23が同時に閉極または開極する。これにより、電源側端子板2aと負荷側端子板2bとの間の電流の投入/遮断を行うことができる。
本実施の形態においては、1極2点切り構造を用い、2組の電極の開閉を行うため、1極1点切り構造の回路遮断器1と比べ、構造がやや複雑となるが、遮断特性に優れ、高遮断容量品への適用が可能であるという特長を有する。また、実施の形態1に示した発明の効果については、本実施の形態に示した1極2点切り構造の回路遮断器17であっても、1極1点切り構造の回路遮断器1と同様に、過誤による固定ネジ8の緩みをなくし発熱を防止することができ、良好な特性の回路遮断器17を得ることができる。
本実施の形態に示す回路遮断器17と、実施の形態1に示す回路遮断器1とでは、接点構造以外は同様の構造を用いている。つまり、速結端子ユニット3を電源側端子板2a、負荷側端子板2bに下方向から固定ネジ8を用いて固定する点は同じである。また速結端子ユニット3の構造も同様であるため、速結端子ユニット3の上面に電線挿入穴3a、検電口3b、解錠操作穴3cが形成されている点も同様である。
<本実施の形態の回路遮断器の効果>
以上のように、本実施の形態に示した回路遮断器17は、速結端子ユニット3を回路遮断器1の底面から固定ネジ8を用いて固定しているので、回路遮断器17の操作を行う操作面側から固定ネジ8で電線7を固定する構造と比べ、誤って固定ネジ8を緩めることがなく、常に十分な接触圧力で電線7と各端子板2a、2bとの電気的接続を確保することができ、固定ネジ8の緩みによる発熱等を防止することができる。
また、操作面側から固定ネジ8を用いて電線7を固定する構造で、過誤による固定ネジ8の緩みを防止するためには、ネジ頭を覆うカバーを用いたり、固定ネジ8を接着等することが必要であったが、本実施の形態の回路遮断器17ではこれらは不要であり、コストアップ、作業性の悪化を防止することができる。
本実施の形態の回路遮断器17では、電源側端子板2aおよび負荷側端子板2bがすべて共通の大きさとしたため、共通の速結端子ユニット3を用いることができ、速結端子ユニット3が回路遮断器の電源側端面17b、負荷側端面17dからはみ出ない構造とし、操作面板17aより低い位置に形成したため、小形化を達成することができ、1極品〜4極品の回路遮断器を得ることができる。
さらに本実施の形態の回路遮断器17に用いた速結端子ユニット3は、電線挿入穴3a、検電穴3b、解錠操作穴3cをすべて上面側に有しているため、上面側からの操作のみで電線の挿入、検電、解錠対応などを行うことができ、作業性が高めることができる。
以上に加えて、本実施の形態の回路遮断器17は、その接点構造が1極2点切りの構造を用いているため、遮断特性に優れ、高遮断容量品への適用が可能であるという特長を有する。
1 回路遮断器、1a 操作面板、1b 電源側端面、1c 底面、1d 負荷側端面、1e 排気口、1f 筐体、2a 電源側端子板、2b 負荷側端子板、3 速結端子ユニット、3a 電線挿入穴、3b 検電穴、3c 解錠操作穴、3d 第1のケース、3e 第2のケース、3f 取付ネジ、4 速結端子電極、4a 電線接触部、4b 導電部材、4c 接続面、5 板バネ、5a 鎖錠部、5b 接圧部、6 電線解錠レバー、6a 解錠操作部、6b 回転軸、6c 板バネ駆動部、7 電線、8 固定ネジ、9 可動接触子、10 可動接点、11 固定接点、13 駆動装置、14 操作ハンドル、15 消弧装置、16 引き外し装置、17 回路遮断器、18 回転電極、19 ロータ、20 第1の可動接触子、21 第2の可動接触子、22 第1の可動接点、23 第2の可動接点、24 第1の固定接点、25 第1の固定接触子、26 第2の固定接触子、27 第2の固定接点。

Claims (8)

  1. ネジ穴を形成した電源側端子板とネジ穴を形成した負荷側端子板とを備え、一面に操作面板を有する筐体と、
    電線を接続可能な速結端子の構成部材をユニット化し、第1の面に電線挿入穴を、第2の面に前記電源側端子板または前記負荷側端子板と電気的に接続する接続面を備えた速結端子ユニットと、を備え、
    前記電源側端子板上または前記負荷側端子板上に前記接続面を積層し、前記電源側端子板または前記負荷側端子板の側から、固定ネジを挿入して前記電源側端子板または前記負荷側端子板と前記接続面とを固定することを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記筐体に前記速結端子ユニットを固定し、前記速結端子ユニットが前記筐体の外形から突出する部分がないことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記速結端子ユニットが1相分の接続に相当し、相ごとに独立して取付可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の回路遮断器。
  4. 前記速結端子ユニットが、前記電源側端子板および前記負荷側端子板のいずれにも共通に取付可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  5. 前記操作面板の側から前記電線挿入穴に電線を挿入することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  6. 前記操作面板の側から検電する検電穴を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  7. 前記操作面板の側から板バネの電線鎖錠部を動作させる電線解除レバーを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  8. 前記操作面板と前記速結端子ユニットの前記第1の面との間に排気口を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の回路遮断器。
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