JP5538650B2 - 回路遮断器およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば表面接続形あるいは裏面接続形の両方に対応できる回路遮断器に関するものである。
電路の電源と負荷の間に配設され、この配設点から負荷に至る電線や導体を保護する従来の回路遮断器においては、その設置・接続方法として、特に導体の施設状況に応じて、「表面接続形」あるいは「裏面接続形」などが存在することは周知の通りである。
そこで、このような接続形式の違いを考慮して、「表面接続形」および「裏面接続形」の両方に対応できるように、あらかじめ、回路遮断器のベースに裏面スタッド装着孔を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
表面接続形から裏面接続形に改造する場合は、カバーを取り外して、表面接続導体を取り外し、裏面スタッド装着孔から裏面接続スタッドを取り付けて交換する。
特開平11−67049号公報
上述した従来の回路遮断器においては、「表面接続形」および「裏面接続形」の両方に対応できるように、あらかじめ、回路遮断器のベースに裏面スタッド装着孔を設けているので、「表面接続形」として構成して盤面に取り付けて使用した場合には、接続端子のねじ部が、裏面スタッド装着孔から盤面に臨むことになる。
ところが、この状態で長期間使用すると、使用環境によっては、接続端子のねじ部先端と盤面との絶縁距離が十分とれていない場合、回路遮断器による煤等が裏面スタッド装着孔の側面に付着して絶縁抵抗が低下するという課題がある。
という問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、「表面接続形」および「裏面接続形」の両方に対応できる共に、「表面接続形」として構成したときに、接続端子のねじ部先端と盤面との絶縁距離が十分確保できる回路遮断器を提供するものである。
この発明に係わる回路遮断器は、電路に流れる電流を開閉する開閉機構と、絶縁材料で形成され、前記開閉機構を収納するベースと、絶縁材料で形成され、前記ベースを覆い前記ベースとともに筐体を構成するカバーと、前記ベースの端子台に配設され、外部接続導体が接続される接続端子とを備える回路遮断器において、前記ベースの裏面の前記接続端子下方側に形成された裏面スタッド装着孔と、前記裏面スタッド装着孔と前記端子台表面とを貫通するように前記ベースに形成された貫通孔と、前記貫通孔に挿着されるとともに前記ベースに保持され、前記裏面スタッド装着孔を塞ぐ絶縁ブロックとを設け、前記絶縁ブロックには有底部が設けられているとともに前記ベースに保持される係合部を設け、前記ベースには前記絶縁ブロックの前記係合部を保持する保持部が設けられたものである。
また、カバーとともに筐体を構成するベースの裏面の接続端子の下方側に形成された裏面スタッド装着孔に裏面側スタッドを装着するとき、前記ベースに形成された貫通孔に挿着され前記裏面スタッド装着孔を塞ぐ絶縁ブロックを取り外し、前記裏面スタッドを前記裏面スタッド装着孔および前記貫通孔を挿通させて前記接続端子に端子ねじにより接続させるようにしたものである。
この発明に係わる回路遮断器によれば、接続端子のねじ部先端と盤面との絶縁距離が十分確保できる回路遮断器を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器を示す側面断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す部分分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部側面断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部拡大側面断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における図4A−A線から見た平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における図5B−B線のベース部を示す断面図である。
この発明の実施の形態2に係わる回路遮断器を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部拡大側面断面図である。
この発明の実施の形態3に係わる回路遮断器における絶縁ブロックを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わる回路遮断器における絶縁ブロックの取り付け状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係わる回路遮断器における絶縁ブロックを示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係わる回路遮断器における絶縁ブロックの取り付け状態を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図6に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器を示す側面断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す部分分解斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部側面断面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部拡大側面断面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における図4A−A線から見た平面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる回路遮断器における図5B−B線のベース部を示す断面図である。
これら各図において、100は回路遮断器であり、大きく分けて、ベース1とカバー2とにより構成される筐体3と、ベース1に収納され、可動接点4を備えた可動接触子5および固定接点6を備えた固定接触子7により構成される開閉機構8と、引き外し機構9と、消弧装置10とにより構成されている。開閉機構8は電路に流れる電流を開閉する。消弧装置10は開閉機構8の可動接点4と固定接点6間に発生するアークを消弧する。なお、ベース1とカバー2はそれぞれ絶縁材料で形成され、ベース1には開閉機構8、引き外し機構、消弧装置10などが収納され、そのベース1をカバー2で覆って回路遮断器100を構成するようにしている。
11は操作ハンドル、12は電源側端子台、13は電源側接続端子であり、一端部は固定接触子7と一体に構成されている。電源側接続端子13は図示しない外部接続導体が接続される。14は電源側端子ねじである。15は負荷側端子台、16は負荷側接続端子、17は負荷側端子ねじである。負荷側接続端子16は図示しない外部接続導体が接続される。
18はベース1の裏面の電源側接続端子13下方側に形成された電源側裏面スタッド装着孔、19はベース1の裏面の負荷側接続端子16下方側に形成された負荷側裏面スタッド装着孔、20は電源側裏面スタッド装着孔18と電源側端子台12表面とを貫通するようにベース1に形成された電源側貫通孔、21は負荷側裏面スタッド装着孔19と負荷側端子台16表面とを貫通するようにベース1に形成された負荷側貫通孔である。
22は電源側貫通孔20に挿着されるとともにベース1に保持され、電源側裏面スタッド装着孔18を塞ぐ電源側絶縁ブロック、23は負荷側貫通孔21に挿着されるとともにベース1に保持され、負荷側裏面スタッド装着孔19を塞ぐ負荷側絶縁ブロックである。
電源側絶縁ブロック22には例えば相対称位置に突出する係合部22aが形成され、ベース1の電源側貫通孔20部に電源側絶縁ブロック22の係合部22aを保持する保持部1aが電源側貫通孔20と連通して形成されている。電源側絶縁ブロック22の有底部22cを電源側貫通孔20に挿入させ、電源側絶縁ブロック22の係合部22aをベース1の保持部1aに挿入する。電源側絶縁ブロック22の係合部22aの下端面22bがベース1の保持部1aの底部1bに当接することにより、電源側絶縁ブロック22が電源側貫通孔20から抜け落ちないようになっている。電源側絶縁ブロック22は電源側接続端子13とベース1とで挟まれることによりベース1に固定される。
負荷側絶縁ブロック23には例えば相対称位置に突出する係合部23aが形成され、ベース1の負荷側貫通孔21部に負荷側絶縁ブロック23の係合部23aを保持する保持部1aが負荷側貫通孔21と連通して形成されている。負荷側絶縁ブロック23の有底部23cを負荷側貫通孔21に挿入させ、負荷側絶縁ブロック23の係合部23aをベース1の保持部1aに挿入する。負荷側絶縁ブロック23の係合部23aの下端面23bがベース1の保持部1aの底部1bに当接することにより、負荷側絶縁ブロック23が負荷側貫通孔21から抜け落ちないようになっている。負荷側絶縁ブロック23は負荷側接続端子16とベース1とで挟まれることによりベース1に固定される。
以上のように構成された回路遮断器100においては、表面接続形として使用されている場合を示している。電源側および負荷側も同様に、係合部22aが形成された電源側絶縁ブロック22および係合部23aが形成された負荷側絶縁ブロック23、並びに、電源側絶縁ブロック22を挿通される電源側貫通孔20と電源側絶縁ブロック22の係合部22aが挿入されてその係合部22aを保持するベース1に形成された保持部1a、および負荷側絶縁ブロック23を挿通される負荷側貫通孔21と負荷側絶縁ブロック23の係合部23aが挿入されてその係合部23aを保持するベース1に形成された保持部1aがそれぞれ設けられており、構成は電源側および負荷側も同様である。
したがって、電源側を主体にして説明する。図2の部分分解斜視図で示すように、ベース1に形成された電源側貫通孔20に電源側絶縁ブロック22の有底部22c側を挿通させ、電源側絶縁ブロック22の係合部22aをベース1に形成された保持部1aに挿入していく。電源側絶縁ブロック22の係合部22aの下端面22bがベース1に形成された保持部1aの底部1bに当接することにより、電源側絶縁ブロック22の挿着が完了する。電源側絶縁ブロック22の係合部22aがベース1に形成された保持部1aの底部1bに受け止められることにより、電源側絶縁ブロック22が電源側貫通孔20から抜け落ちないようになっている。
電源側絶縁ブロック22の電源側貫通孔20への挿着が完了すると、電源側接続端子13を電源側端子台12に設置し、表面側外部接続端子(図示せず)と電源側接続端子13を電源側端子ねじ14により締め付けられて接続される。電源側端子ねじ14の締め付けによって電源側接続端子13と表面側外部接続端子とが接続されることにより、電源側絶縁ブロック22は電源側接続端子13とベース1とで挟まれることによりベース1に固定される。
また、図4に示すように、電源側絶縁ブロック22は有底部22cを有し、その有底部22cの上方には空間部22dが形成され、電源側端子ねじ14のねじ部14aの先端部と当たらないように空間距離で配設されている。
さらに、電源側絶縁ブロック22は例えば図2、図4、図5に示すように円筒状に形成され、電源側貫通孔20は例えば図2、図4〜図6に示すように円状に形成されている。これら電源側絶縁ブロック22、電源側貫通孔20は円形状に限定されるものではなく、四角形状の多角形状からなる場合も同様の効果を奏する。
以上のように、表面接続形として使用されている回路遮断器100においては、電源側絶縁ブロック22を取り付けたことにより、電源側接続端子13の電源側端子ねじ14のねじ部14a先端と盤面との絶縁距離を十分に確保することができるので、絶縁特性に優れた回路遮断器を得ることができる。
なお、電源側を主体に説明したが、負荷側においても電源側と同様の構成をとっており、詳細な説明は省略するが同様の効果を奏する。
実施の形態2.
上述した実施の形態1においては、電源側絶縁ブロック22および負荷側絶縁ブロック23を取り付けた回路遮断器100であり、表面接続形として使用されている場合について述べたが、この実施の形態2は表面接続形から裏面接続形に改造する製造方法であり、図7および図8に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の形態2に係わる回路遮断器を示す側面図である。図8はこの発明の実施の形態2に係わる回路遮断器における接続端子部を示す要部拡大側面断面図である。
上述した実施の形態1のように、表面接続形として使用されている回路遮断器100から裏面接続形に改造する方法について説明する。
まず、電源側端子ねじ14を緩めて取り外して表面側外部接続端子(図示せず)を取り外し、電源側接続端子13を電源側端子台12から離間させて電源側絶縁ブロック22をベース1の電源側貫通孔20から取り出す。同様に、負荷側端子ねじ17を緩めて取り外して表面側外部接続端子(図示せず)を取り外し、負荷側接続端子16を負荷側端子台15から離間させて負荷側絶縁ブロック23をベース1の負荷側貫通孔21から取り出す。
次いで、電源側絶縁ブロック22、負荷側絶縁ブロック23を電源側貫通孔20、負荷側貫通孔21から取り出した後、電源側接続端子13、負荷側接続端子16をそれぞれ電源側端子台12、負荷側端子台15に設置する。
そして、電源側裏面スタッド24の一端側24a、負荷側裏面スタッド25の一端側25aを電源側裏面スタッド装着孔18、負荷側裏面スタッド装着孔19並びに電源側貫通孔20、負荷側貫通孔21をそれぞれ挿通する。電源側裏面スタッド24の一端側24a、負荷側裏面スタッド25の一端側25aにはそれぞれねじ穴24a1、ねじ穴25a1(図示せず)が形成されている。これら電源側裏面スタッド24の一端側24aのねじ穴24a1、負荷側裏面スタッド25の一端側25aのねじ穴25a1(図示せず)に電源側接続端子13、負荷側接続端子16を螺入した電源側端子ねじ14のねじ部14a、負荷側端子ねじ17のねじ部(図示せず)が螺入されて締め付けられて電源側接続端子13、負荷側接続端子16と接続される。
電源側裏面スタッド24の他端側24b、負荷側裏面スタッド25の他端側25bには外部接続導体(図示せず)が接続される。また、電源側裏面スタッド24、負荷側裏面スタッド25のベース1裏面部にはそれぞれ絶縁菅26、絶縁菅27が設けられており、絶縁特性の向上が図られている。なお、電源側裏面スタッド24の取り付け位置に対して負荷側裏面スタッド25の取り付け位置は例えば90度回転した位置となっている。
以上のように、電源側端子ねじ14、負荷側端子ねじ17を取り外して電源側絶縁ブロック22、負荷側絶縁ブロック23を電源側貫通孔20、負荷側貫通孔21から取り出すことにより、電源側裏面スタッド24、負荷側裏面スタッド25を電源側接続端子13、負荷側接続端子16と接続させることができるので、表面接続形から裏面接続形へ簡易に改造することができる。また、これらと逆に、裏面接続形から表面接続形においても逆動作をすることにより簡易に改造することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る回路遮断器を図9および図10に基づいて説明する。図9はこの発明の実施の形態3に係わる回路遮断器における絶縁ブロックを示す斜視図である。図10はこの発明の実施の形態3に係わる回路遮断器における絶縁ブロックの取り付け状態を示す断面図である。
この実施の形態3の回路遮断器においては、絶縁ブロック28は円筒状の係合部28aとした場合を示しており、電源側および負荷側に同一構成として使用される。絶縁ブロック28を電源側に使用した場合を図10に基づいて説明する。
ベース1に電源側貫通孔20と連通して形成される保持部101aは絶縁ブロック28の係合部28aの形状と同様となるよう円形状に構成されている。ベース1に形成された電源側貫通孔20に絶縁ブロック28の有底部28c側を挿通させ、絶縁ブロック28の係合部28aをベース1に形成された保持部101aに挿入していく。絶縁ブロック28の係合部28aの下端面28bがベース1に形成された保持部101aの底部101bに当接することにより、絶縁ブロック28の挿着が完了する。絶縁ブロック28の係合部28aがベース1に形成された保持部101aの底部101bに受け止められることにより、絶縁ブロック28が電源側貫通孔20から抜け落ちないようになっている。
また、絶縁ブロック28は有底部28cを有し、その有底部28cの上方には空間部28dが形成され、電源側端子ねじ14のねじ部14aの先端部と当たらないように空間距離で配設されている。
なお、絶縁ブロック28を電源側貫通孔20に挿着する場合について述べたが、図示はしないが絶縁ブロック28を負荷側貫通孔21に挿着する場合も上述した実施の形態3と同様に行われる。
以上のように、この実施の形態3においても、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。また、絶縁ブロック28は円筒状に限定されるものではなく、四角形状の多角形状からなる場合も同様の効果を奏する。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る回路遮断器を図11および図12に基づいて説明する。図11はこの発明の実施の形態4に係わる回路遮断器における絶縁ブロックを示す斜視図である。図12はこの発明の実施の形態4に係わる回路遮断器における絶縁ブロックの取り付け状態を示す断面図である。
この実施の形態4の回路遮断器においては、絶縁ブロック29はテーパ状の円筒状からなり、電源側貫通孔20および負荷側貫通孔21の孔径寸法より大径寸法を有する係合部29aとした場合を示しており、電源側および負荷側に同一構成として使用される。絶縁ブロック29を電源側に使用した場合を図12に基づいて説明する。
ベース1に電源側貫通孔20と連通して形成される保持部102aは絶縁ブロック29のテーパ状の円筒状からなる係合部29aの形状と同様となるようテーパ状の円形状に構成されている。ベース1に形成された電源側貫通孔20に絶縁ブロック29の有底部29c側を挿通させ、絶縁ブロック29の係合部29aをベース1に形成された保持部102aに挿入していく。絶縁ブロック29の係合部29aのテーパ部がベース1に形成された保持部102aのテーパ部に当接することにより、絶縁ブロック29の挿着が完了する。絶縁ブロック29の係合部29aのテーパ部がベース1に形成された保持部102aのテーパ部に受け止められることにより、絶縁ブロック29が電源側貫通孔20から抜け落ちないようになっている。
また、絶縁ブロック29は有底部29cを有し、その有底部29cの上方には空間部29dが形成され、電源側端子ねじ14のねじ部14aの先端部と当たらないように空間距離で配設されている。
なお、絶縁ブロック29を電源側貫通孔20に挿着する場合について述べたが、図示はしないが絶縁ブロック29を負荷側貫通孔21に挿着する場合も上述した実施の形態4と同様に行われる。
以上のように、この実施の形態4においても、上述した実施の形態1および実施の形態3と同様の効果を奏する。また、絶縁ブロック29はテーパ状の円筒状に限定されるものではなく、四角形状の多角形状でテーパ状からなる場合も同様の効果を奏する。
この発明は、接続端子のねじ部先端と盤面との絶縁距離が十分に確保できる回路遮断器の実現に好適である。
1 ベース
1a 保持部
2 カバー
3 筐体
8 開閉機構
12 電源側端子台
13 電源側接続端子
14 電源側端子ねじ
15 負荷側端子台
16 負荷側接続端子
17 負荷側端子ねじ
18 電源側裏面スタッド装着孔
19 負荷側裏面スタッド装着孔
20 電源側貫通孔
21 負荷側貫通孔
22 電源側絶縁ブロック
22a 係合部
22c 有底部
23 負荷側絶縁ブロック
23a 係合部
23c 有底部
24 電源側裏面スタッド
25 負荷側裏面スタッド
28 絶縁ブロック
28a 係合部
28c 有底部
29 絶縁ブロック
29a 係合部
29c 有底部
100 回路遮断器
101a 保持部
102a 保持部

Claims (2)

  1. 電路に流れる電流を開閉する開閉機構と、絶縁材料で形成され、前記開閉機構を収納するベースと、絶縁材料で形成され、前記ベースを覆い前記ベースとともに筐体を構成するカバーと、前記ベースの端子台に配設され、外部接続導体が接続される接続端子とを備える回路遮断器において、前記ベースの裏面の前記接続端子下方側に形成された裏面スタッド装着孔と、前記裏面スタッド装着孔と前記端子台表面とを貫通するように前記ベースに形成された貫通孔と、前記貫通孔に挿着されるとともに前記ベースに保持され、前記裏面スタッド装着孔を塞ぐ絶縁ブロックとを設け、前記絶縁ブロックには有底部が設けられているとともに前記ベースに保持される係合部を設け、前記ベースには前記絶縁ブロックの前記係合部を保持する保持部が設けられたことを特徴とする回路遮断器。
  2. カバーとともに筐体を構成するベースの裏面の接続端子の下方側に形成された裏面スタッド装着孔に裏面スタッドを装着するとき、前記ベースに形成された貫通孔に挿着され前記裏面スタッド装着孔を塞ぐ絶縁ブロックを取り外し、前記裏面スタッドを前記裏面スタッド装着孔および前記貫通孔を挿通させて前記接続端子に端子ねじにより接続させるようにしたことを特徴とする回路遮断器の製造方法。
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