JP2011182539A - トリップロック端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が良く、簡易な構成のトリップロック端子台を提供する。
【解決手段】端子台10は、一対の導電ブロック21・22を収容するハウジング1と、一対の導電ブロック21・22を導通可能に短絡するねじ込みプラグ3と、を備える。ハウジング1は、中央部に突出する筒状のヘッダ12と、ヘッダ12の先端面に開口された接続開口12aと、を有する。導電ブロック21・22は、パネルを固定すると共に、先端部に電線を結線する第1ボルト端子41・42と、ヘッダ12に内装される半月体部211・221と、をそれぞれ有する。一対の導電ブロック21・22は、半月体部211・221の端面を互いに近接して配置されると共に、ねじ込みプラグ3の雄ねじ3bと螺合可能な分割された雌ねじ部2aを半月体部211・221の端面に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリップロック端子台に関する。特に、変電所などに設置された電力の保護制御盤に取り付けられた試験用端子としてのトリップロック端子台の構造に関する。
例えば、変電所では、電力を安定供給するために、保護継電器及び遮断器を含む保護制御盤を設置している。そして、保護制御回路が適切に動作するかの点検を定期的又は不定期に実施している。そして、送電を停止させることなく、点検を実施するため、保護継電器又は遮断器が不用意に動作しないように、つまり、トリップしないように、保護制御回路をロックしている。
図4は、上述した保護制御回路の構成例を示す電気回路図である。図4を参照すると、供給側電路70に供給された電力は、接続点N1から負荷側電路71を介して、負荷側機器86に供給されている。負荷側電路71には、トリップコイル85に流れる電流で発生する電磁力によって、その接点が「開」となる遮断器82を取り付けている。
図4を参照すると、保護制御盤81には、保護継電器83を取り付けている。供給側電路70の接続点N2には、供給側電路70に印加される電圧を計測するための変圧器PTを取り付けている。そして、変圧器PTの電圧データが保護継電器83に入力されるように構成されている。一方、負荷側電路71には、負荷側電路71に流れる電流を計測するための変流器CTを取り付けている。そして、変流器CTの電流データも保護継電器83に入力されるように構成されている。
図4において、保護継電器83が変圧器PT又は変流器CTのデータに異常を発見したときには、第1配線72及び第2配線73を介して、トリップコイル85に電流を流して遮断器82を動作させ、負荷側電路71の負荷側機器86に対する接続を遮断する。
図4を参照すると、保護制御盤81は、トリップロック端子台90を取り付けている。トリップロック端子台90は、その本体に着脱自在な短絡端子を備えている。そして、短絡端子をその本体に取り付けたときは、第1配線72と第2配線73とを電気的に接続できる。
一方、図4を参照すると、短絡端子をその本体から取り外したときは、第1配線72と第2配線73とを電気的に遮断でき、保護継電器83が正常に動作しているか否かを確認するときに、遮断器82を不用意に動作させることを防止できる。つまり、遮断器82をトリップロックできる。
次に、従来技術によるトリップロック端子台90の構成を説明する。図5は、保護制御盤81に取り付けられた、従来のトリップロック端子台90の構成を示す斜視図である。又、図6は、図5の縦断面図である。
図5又は図6を参照すると、トリップロック端子台(以下、端子台と略称する)90は、一対の中継端子91・92と、これらの中継端子91・92に着脱自在な短絡端子93と、を備えて構成している。なお、中継端子91と中継端子92とは、同じものであるが、説明の便宜上、符号を変えて区別した。又、中継端子91と中継端子92とは、同じものであるので、中継端子91を代表して、以下に説明する場合がある。
図5又は図6を参照すると、一対の中継端子91・92は、保護制御盤81(図4参照)の前面パネル81aに取り付けられている。中継端子91は、導電性のシャフト9aと絶縁性の台座9bを有している。シャフト9aは、外周に雄ねじを形成している。台座9bは、シャフト9aの中間部に固定されている。
図6を参照すると、中継端子91は、シャフト9aの後端部が前面パネル81aの内部に突出するように取り付けられている。そして、絶縁性のカラー9cを介して、導電性の金属ナット9nがシャフト9aの後端部に締結されている。このように、中継端子91は、台座9bとカラー9cで前面パネル81aに絶縁支持されている。
図6を参照すると、中継端子91のシャフト9aの後端部には、第1配線72(図4参照)の端末が接続されている。具体的には、第1配線72の端末に圧着された圧着端子が一対の金属ナット9n・9nで挟持されている。
一方、図6を参照すると、中継端子92のシャフト9aの後端部は、第2配線73(図4参照)の端末が接続されている。具体的には、第2配線73の端末に圧着された圧着端子が一対の金属ナット9n・9nで挟持されている。
図5又は図6を参照すると、シャフト9aの先端部は、シャフト9aに螺合する帽体9dで覆われている。帽体9dは、シャフト9aの先端部が露出しないように、保護している。帽体9dと台座9bとの間には、絶縁性のナット9eが配置されている。ナット9eは、シャフト9aに螺合しており、ナット9eを回転すると、帽体9d側にも台座9b側にも移動できる。
図5を参照すると、短絡端子93は、導電性の短絡バー93aと短絡バー93aの中間部を絶縁被覆する把持部93bとで一体に構成されている。短絡バー93aの両端部は、略円形に形成され、シャフト9aの半径方向からシャフト9aに嵌合可能な、一対のU字状の切り欠き溝931・931が開口されている。
図5又は図6を参照すると、ナット9eを帽体9d側に移動して、ナット9eと台座9bに所定の間隔を設けると、短絡バー93aの端部を挿入できる。次に、ナット9eを一方の方向に回転して、ナット9eと台座9bで挟持すると、一対の中継端子91・92を短絡(導通)でき、第1配線72と第2配線73とを電気的に接続できる。
一方、前述と逆の手順を実施すると、一対の中継端子91・92から短絡端子93を取り外すことができ、第1配線72と第2配線73とを電気的に遮断できる。つまり、遮断器82をトリップロックできる(図4参照)。
又、図6を参照すると、感電事故又は導電材料の付着を回避する目的で、及び短絡端子93の有無を容易に確認できるように、通常、端子台90は、箱状の透明カバー94で覆われている。
その他にも、遮断器の不用意な開放動作が生じる恐れがなく、保護継電器の回路状態を容易に確認できるトリップロック端子台が開示されている(例えば、特許文献1参照)。更に、操作棒をネジ締め込み方式から、摺動させ回動させるツーアクションにより操作できるようにして、作業性を改善したトリップロック端子台も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−285716号公報 特開2001−351482号公報
図5及び図6で開示された従来の端子台90は、一方の片手で短絡端子93を把持しながら、他方の片手でナット9eを操作するため、操作性が良くないという問題がある。一般に、保護制御盤には、横方向(水平方向)に複数の端子台90が近接して配置されているので、トリップロックするための操作の容易性が求められている。
特許文献1によるトリップロック端子台も同様に操作性が良くないという問題がある。特許文献1によるトリップロック端子台は、その本体から短絡プラグを取り外すときに、ロックつまみを回転して、短絡プラグを引き抜くという、ツーアクション(2段階操作)が必要である。
更に、特許文献1によるトリップロック端子台は、第1配線72を介して、保護継電器83に試験電流を流すためには(図4参照)、通常の市販のプローバやクリップを使用することが困難であり、専用のテストジャックを必要とするという問題がある。
同様に、特許文献2によるトリップロック端子台は、一対のブレード端子を有する短絡プラグが本体に着脱されるので、第1配線72を介して、保護継電器83に試験電流を流すためには(図4参照)、通常の市販のプローバやクリップを使用することが困難であり、ブレード端子を有する専用のテストジャックを必要とするという問題がある。
いずれにしても、特許文献1及び特許文献2によるトリップロック端子台は、構成が複雑であり、簡易な構成のトリップロック端子台が求められている。更に、図5又は図6に開示された、既存の保護制御盤の前面パネルを改造することなく、取り付け容易なトリップロック端子台が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、操作性が良く、簡易な構成のトリップロック端子台を提供することを目的とする。
本発明者は、離間する一対の導電ブロックに分割された一対の雌ねじ部を設け、雄ねじを有するねじ込みプラグを一対の雌ねじ部に螺合することにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たなトリップロック端子台を発明するに至った。
(1)本発明によるトリップロック端子台は、一対の導電ブロックと、一方の面に開口された凹部に一対の前記導電ブロックを収容する略直方体のハウジングと、一対の前記導電ブロックを導通可能に短絡するねじ込みプラグと、を備え、前記ハウジングは、前記一方の面と反対側の面の中央部に突出する筒状のヘッダと、このヘッダの先端面の中心部に開口された接続開口と、を有し、前記導電ブロックは、前記一方の面から突出してパネルを固定すると共に、先端部に電線を結線する第1ボルト端子と、前記ハウジングの反対側の面に向かって突出し、前記ヘッダに内装される半月体部と、を有し、前記ねじ込みプラグは、頭部に設けた絶縁性のつまみと、このつまみに基端部が固定され、前記接続開口に挿入可能な導電性の雄ねじと、を有し、一対の前記導電ブロックは、前記半月体部の端面を互いに近接して配置されると共に、前記ねじ込みプラグの雄ねじと螺合可能な分割された雌ねじ部を前記半月体部の端面に設けている。
(2)前記導電ブロックは、前記ハウジングの反対側の面から突出する第2ボルト端子を更に有することが好ましい。
(3)前記第2ボルト端子に螺合する雌ねじ部を有し、この雌ねじ部が穿設された絶縁性の袋ナットを更に備えることが好ましい。
(4)頭部が前記接続開口を密栓し、ねじ部が分割された前記雌ねじ部に螺合する絶縁性のねじ込み栓を更に備えることが好ましい。
本発明によるトリップロック端子台は、構成が簡易であり、ねじ込みプラグを回転するだけで、一対の導電ブロックを短絡又は絶縁でき、操作性に優れている。又、本発明によるトリップロック端子台は、既存の保護制御盤の前面パネルを改造することなく、取り付けることもできる。
本発明の一実施形態によるトリップロック端子台の構成を示す右側面図であり、要部を縦断面で示している。 前記実施形態によるトリップロック端子台の構成を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態によるトリップロック端子台に備わるハウジングと一対の導電ブロックを対向配置した斜視分解組立図である。 本発明に係る保護制御回路の構成例を示す電気回路図である。 従来のトリップロック端子台の構成を示す斜視図である。 図5の縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[トリップロック端子台の構成]
最初に、本発明の一実施形態によるトリップロック端子台の構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態によるトリップロック端子台の構成を示す右側面図であり、要部を縦断面で示している。
又、図2は、前記実施形態によるトリップロック端子台の構成を示す斜視分解組立図である。図3は、前記実施形態によるトリップロック端子台に備わるハウジングと一対の導電ブロックを対向配置した斜視分解組立図である。
図1から図3を参照すると、本発明の一実施形態によるトリップロック端子台(以下、端子台と略称する)10は、略直方体のハウジング1と一対の導電ブロック21・22を備えている。又、端子台10は、ねじ込みプラグ3を備えている。
図1から図3を参照すると、ハウジング1は、一対の導電ブロック21・22を一方の面1aに開口された凹部11に収容している。ねじ込みプラグ3は、一対の導電ブロック21・22を導通可能に短絡できる。
図1から図3を参照すると、ハウジング1は、筒状のヘッダ12と接続開口12aを有している。ヘッダ12は、一方の面1aと反対側の面1bの中央部に突出している。接続開口12aは、ヘッダ12の先端面121の中心部に開口されている。ハウジング1は、絶縁性を有している。ハウジング1は、非導電性の材料からなる合成樹脂で成形されている。
図1から図3を参照すると、導電ブロック21は、銅合金などの導電性金属体からなり、第1ボルト端子41と半月体部211を有している。第1ボルト端子41は、ハウジング1の一方の面1aから突出している。半月体部211は、ハウジング1の反対側の面1bに向かって突出しており、ヘッダ12に内装されている。
同様に、図1から図3を参照すると、導電ブロック22は、銅合金などの導電性金属体からなり、第1ボルト端子42と半月体部221を有している。第1ボルト端子42は、ハウジング1の一方の面1aから突出している。半月体部221は、ハウジング1の反対側の面1bに向かって突出しており、ヘッダ12に内装されている。
又、図1から図3を参照すると、導電ブロック21は、ハウジング1の反対側の面1bから突出する第2ボルト端子43を有している。同様に、導電ブロック22は、ハウジング1の反対側の面1bから突出する第2ボルト端子44を有している。
図1から図3を参照すると、実体として、第1ボルト端子41及び第2ボルト端子43は、スタッドボルト4の両端部に形成された雄ねじである。そして、スタッドボルト4の段付き部が導電ブロック21に圧入されている。
同様に、図1から図3を参照すると、実体として、第1ボルト端子42及び第2ボルト端子44は、スタッドボルト4の両端部に形成された雄ねじである。そして、スタッドボルト4の段付き部が導電ブロック22に圧入されている。
なお、第1ボルト端子41と第1ボルト端子42、及び第2ボルト端子43と第2ボルト端子44とは、実体として同じものであるが、説明の便宜上、符号を変えて区別した。
又、第1ボルト端子41と第1ボルト端子42とは、同じものであるので、第1ボルト端子41を代表して、以下に説明する場合がある。同様に、第2ボルト端子43と第2ボルト端子44とは、同じものであるので、第2ボルト端子43を代表して、以下に説明する場合がある。
図1又は図2を参照すると、一対の第1ボルト端子41・42は、保護制御盤81(図示せず)の前面パネル81aに取り付けられている。そして、絶縁性のカラー4cを介して、導電性の金属ナット9nが第1ボルト端子41に締結されている。第1ボルト端子41は、ハウジング1の一方の面1aとカラー4cとで前面パネル81aに絶縁支持されている。
図1又は図2を参照すると、第1ボルト端子41の先端部には、第1配線72(図4参照)の端末が接続されている。具体的には、実体として電線である第1配線72の端末に圧着された圧着端子が一対の金属ナット9n・9nで挟持されている。
一方、図1又は図2を参照すると、第1ボルト端子42の先端部には、第2配線73(図4参照)の端末が接続されている。具体的には、実体として電線である第2配線73の端末に圧着された圧着端子が一対の金属ナット9n・9nで挟持されている。
図1又は図3を参照すると、一対の導電ブロック21・22は、これらの半月体部211・221の端面210・220が互いに近接するように、ハウジング1の凹部11に配置されている。そして、これらの端面210・220には、ねじ込みプラグ3の雄ねじ3bと螺合可能な分割された雌ねじ部2aを設けている。
例えば、一対の導電ブロック21・22を一体で製造した後、その中心部に雌ねじを加工し、この雌ねじをメタルソーで裁断することにより、分割された雌ねじ部2aを得ることができる。
図1又は図2を参照すると、ねじ込みプラグ3は、絶縁性のつまみ3aと導電性の雄ねじ3bを有している。つまみ3aは、ねじ込みプラグ3の頭部に設けられている。雄ねじ3bは、その基端部がつまみ3aに圧入されて、固定されている。そして、つまみ3aを持って、雄ねじ3bを接続開口12aに挿入できる。
図1又は図2を参照すると、端子台10は、二つの絶縁性の袋ナット5・5を更に備えている。袋ナット5は、第2ボルト端子43又は第2ボルト端子44に螺合する雌ねじ部5aを穿設している。なお、雌ねじ部5aを穿設しているとは、雌ねじ部5aが貫通していないことを意味している。
図1から図3を参照すると、ハウジング1は、第2ボルト端子43又は第2ボルト端子44が挿入可能な一対の穴1h・1hを反対側の面1bに開口している。そして、一対の第2ボルト端子43・44がハウジング1の反対側の面1bから突出(露出)している。
図1又は図2を参照すると、第2ボルト端子43は、袋ナット5が螺合して覆われている。袋ナット5は、第2ボルト端子43が露出しないように、保護している。一方、第2ボルト端子44は、袋ナット5が取り付けられることなく、露出している。そして、第2ボルト端子44に市販のプローバやクリップを接続することができる。
図1又は図2を参照すると、端子台10は、絶縁性のねじ込み栓6を更に備えている。ねじ込み栓6は、絶縁性の頭部6aと絶縁性のねじ部6bを有している。ねじ込み栓6を接続開口12aに挿入し、ねじ部6bを分割された雌ねじ部2aに螺合すると、頭部6aが接続開口12aを密栓できる。
[トリップロック端子台の作用]
次に、実施形態による端子台10の作用及び効果を説明する。図1から図3を参照すると、ねじ込みプラグ3を一方の方向に回転して、雄ねじ3bを分割された雌ねじ部2aに螺合すると、一対の導電ブロック21・22を短絡(導通)でき、第1配線72と第2配線73とを電気的に接続できる。
一方、ねじ込みプラグ3を他方の方向に回転すると、一対の導電ブロック21・22からねじ込みプラグ3を取り外すことができ、一対の導電ブロック21・22が電気的に遮断(絶縁)され、第1配線72と第2配線73とを電気的に遮断できる。つまり、遮断器82をトリップロックできる(図4参照)。
図1から図3を参照すると、実施形態による端子台10は、構成が簡易であり、ねじ込みプラグ3を回転するだけで、一対の導電ブロック21・22を短絡又は絶縁でき、操作性に優れている。
図1と図6を参照すると、実施形態による端子台10は、一対の第1ボルト端子41・42の軸心間距離P1を一対の中継端子91・92の軸心間距離P2と同じにするなど、前面パネル81aに設けた既存の取り付け穴を利用して、既設の前面パネル81aに端子台10を取り付けることができる。このように、実施形態による端子台10は、既存の保護制御盤の前面パネル81aを改造することなく、取り付けることができる。
又、図1から図3を参照すると、実施形態による端子台10は、一対の第2ボルト端子43・44に袋ナット5を取り付けておけば、通電中の第2ボルト端子43・44に直接触れることが防止され、安全である。
更に、図1又は図2を参照すると、ねじ込み栓6をヘッダ12に取り付けておけば、接続開口12aが封鎖され、感電事故又は導電材料の付着を回避できる。又、実施形態による端子台10は、ねじ込みプラグ3の有無が容易に確認でき、箱状の透明カバー94で覆う必要が無くなる(図6参照)。
一方、図1から図3を参照すると、トリップロックの間は、袋ナット5を取り外して、第2ボルト端子43又は第2ボルト端子44に通常の市販のプローバやクリップを容易に接続することができる。そして、第2ボルト端子43又は第2ボルト端子44を介して、保護継電器83に試験電流を流すことができる(図4参照)。
実施形態による端子台10は、特許文献1及び特許文献2によるトリップロック端子台比較して、部品点数が少なく、構造が簡易である。したがって、実施形態による端子台10は、製造原価の低減に寄与することができる。
本発明によるトリップロック端子台は、図1から図3に開示された実施形態に限定されない。例えば、ハウジングの形状や一対の導電ブロックの形状は、種々の変形が可能である。
1 ハウジング
1a 一方の面(ハウジングの一方の面)
1b 反対側の面(ハウジングの反対側の面)
2a 雌ねじ部(分割された雌ねじ部)
3 ねじ込みプラグ
3a つまみ
3b 雄ねじ
10 端子台(トリップロック端子台)
11 凹部
12 ヘッダ
12a 接続開口
21・22 一対の導電ブロック
41・42 第1ボルト端子
81a 前面パネル(パネル)
121 先端面(ヘッダの先端面)
210 端面(半月体部211の端面)
211 半月体部
220 端面(半月体部221の端面)
221 半月体部

Claims (4)

  1. 一対の導電ブロックと、
    一方の面に開口された凹部に一対の前記導電ブロックを収容する略直方体のハウジングと、
    一対の前記導電ブロックを導通可能に短絡するねじ込みプラグと、を備え、
    前記ハウジングは、前記一方の面と反対側の面の中央部に突出する筒状のヘッダと、このヘッダの先端面の中心部に開口された接続開口と、を有し、
    前記導電ブロックは、前記一方の面から突出してパネルを固定すると共に、先端部に電線を結線する第1ボルト端子と、前記ハウジングの反対側の面に向かって突出し、前記ヘッダに内装される半月体部と、を有し、
    前記ねじ込みプラグは、頭部に設けた絶縁性のつまみと、このつまみに基端部が固定され、前記接続開口に挿入可能な導電性の雄ねじと、を有し、
    一対の前記導電ブロックは、前記半月体部の端面を互いに近接して配置されると共に、前記ねじ込みプラグの雄ねじと螺合可能な分割された雌ねじ部を前記半月体部の端面に設けているトリップロック端子台。
  2. 前記導電ブロックは、前記ハウジングの反対側の面から突出する第2ボルト端子を更に有する請求項1記載のトリップロック端子台。
  3. 前記第2ボルト端子に螺合する雌ねじ部を有し、この雌ねじ部が穿設された絶縁性の袋ナットを更に備える請求項2記載のトリップロック端子台。
  4. 頭部が前記接続開口を密栓し、ねじ部が分割された前記雌ねじ部に螺合する絶縁性のねじ込み栓を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のトリップロック端子台。
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