JP5009411B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路遮断器に関し、特にユーザサイドでの内部付属装置着脱を安全に行え、かつ内部付属装置用収納スペースを大きく確保し、設計自由度を向上可能な回路遮断器に関する。
近年、回路遮断器の主カバーを取り外ししなくても、アクセサリカバー(以下「ACCカバー」という)を開くことにより、内部付属装置の着脱を可能とした回路遮断器が増加してきている。これら回路遮断器は、ユーザサイドでの内部付属装置の装着を可能としたものであり、配電盤等に設置した状況でも、ユーザの緊急対応可能等のメリットがある。
特開平10−188770号公報 特開平6−111704号公報
従来のACCカバーの構造では、回路遮断器の使用状態に関係なくACCカバーの開閉を行うことが可能であり、いかなる場面においても内部付属装置の装着を試みることが可能である。基本的に内部付属装置の着脱条件として、機器の破損、安全性の面より、トリップ状態時に行うことと規定しているが、現状では作業者の判断に依るところが大きい。
これら課題を解決するため、特許文献1にて、回路遮断器ON状態において、ハンドル部左右に追加した、ACCカバー止めねじを覆う形状により、回路遮断器ON状態におけるACCカバー止めねじを外すことを不可能とし、結果的にACCカバーを外せない構造が開示されている。本構造の問題点としては、ACCカバー止めねじ部を覆う形状を付加することにより、内部付属装置の収納スペースが減少し、内部付属装置の設計自由度及び機能(接点数、引き外しコイルスペースの減少によるコイル定格のワイドレンジ化)が低下する等の問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、下記(1)又は(2)の構造を付加する。
(1)回路遮断器ON状態にてACCカバーを開操作しようとした際、ACCカバーに付加した形状により、開閉機構の連動板を押し、開閉機構のラッチを外すことにより回路遮断器を強制的にトリップする機能を設ける。
(2)回路遮断器ON状態にてACCカバーを開操作しようとした際、ACCカバーとハンドルが干渉し、ACCカバーを開操作できない構造とする。
すなわち、本発明は、主回路を開閉するための可動接触子と固定接触子を備えた接点部と、前記接点部を収納する消弧室と、前記可動接触子を開閉するための開閉機構部と、主回路の過電流を検出し前記可動接触子を開極させる過電流引き外し部とを備えた回路遮断器において、回転軸にカム部材を取付けたアクセサリカバーを備え、
前記開閉機構部はラッチを形成した連動板を有しており、前記アクセサリカバーを回転運動により開操作すると、前記回転軸の回転に応じて前記カム部材が回転して前記開閉機構部の連動板に当接してラッチを外す状態を保持し、前記可動接触子を開動作させ、強制的にトリップ状態へ移行する回路遮断器である。
本発明により、内部付属装置の着脱の際、機器を破損すること、感電を防止しつつ、内部付属装置の収納スペースを大きく確保することが可能となり、内部付属装置の設計自由度の向上及び、機能向上の容易化を実現できる。
実施例1の回路遮断器の構造図。 実施例1の回路遮断器における動作原理図。 実施例1の回路遮断器における引き外し機能拡大図。 実施例2の回路遮断器のACCカバーとハンドルの係合図。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の回路遮断器の実施例について、図面を用いて説明する。
実施例1を説明する。以下、本実施例について図1〜3を用いて説明する。図1は本実施例の回路遮断器の構造を示す図である。本実施例の回路遮断器は、固定接点台11およびそこに接合された固定接点12、それに対向する位置に配置された可動接点13とそれを支持する可動接点台14、電流を遮断した際に接点間から発生するアークを消弧する消弧装置15、電流を開閉するために可動接点台14を駆動する開閉機構16、過電流が流れた際に開閉機構16を駆動し、接点を開離させる引き外し装置17より構成され、回路遮断器の本体カバー19の表面に取り付けられたACCカバー20がヒンジ部21を中心として回転し開放され、本体カバー19に設けられた凹部に内部付属装置を装着することができる。
本実施例の回路遮断器に内部付属装置を取り付けることにより、開閉機構16の動作と連動して内部付属装置のレバーを操作し、内部にあるマイクロスイッチをON/OFFすることができ、電気信号が外部へ送信される構造を付加できる。
本実施例の回路遮断器の動作原理について、図2を用いて説明する。ACCカバー20を方向2aに回転、開放することにより、回転軸に設けたカム部材22と、ラッチを形成する連動板27が当接し、方向2bに回転させた状態にしてラッチを解放し、回路遮断器をトリップ状態とする。
本構造により、内部付属装置の収納スペースを減少することなく、内部付属装置の取り付け時や、回路遮断器の保守・点検を行う際、作業者を感電などの災害から防護し作業の安全性を向上させることができる。図3(a)(b)に引き外し装置拡大図を示す。カム部材22は、連動板27を当接した状態を維持するため、トリップ状態が維持される。
実施例2を説明する。本実施例の回路遮断器について、図4を用いて説明する。本実施例は、回路遮断器がON状態時、接点を開閉操作するためのハンドル18と、ACCカバー20が4aのポイントで接触することで、ACCカバー20の開操作を不可としたものである。本構造により、通電時にACCカバー20を開操作しても、開操作できないため、誤って感電にあう危険性を排除することができる。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、内部付属装置をユーザサイドで着脱可能とした使い勝手のよい回路遮断器を提供しつつ、感電、製品破損等の可能性を低減した回路遮断器とすることができる。
11 固定接点台
12 固定接点
13 可動接点
14 可動接点台
15 消弧装置
16 開閉機構
17 引き外し装置
18 ハンドル
19 カバー
20 ACCカバー
21 ヒンジ部
22 カム部材
27 連動板
2a ACCカバーの開口方向
2b ACCカバー軸回動方向
2c 引き外し装置の動作方向
2d 開極方向の力
4a ACCカバーとハンドルの係合点

Claims (1)

  1. 主回路を開閉するための可動接触子と固定接触子を備えた接点部と、前記接点部を収納する消弧室と、前記可動接触子を開閉するための開閉機構部と、主回路の過電流を検出し前記可動接触子を開極させる過電流引き外し部とを備えた回路遮断器において、
    回転軸にカム部材を取付けたアクセサリカバーを備え、
    前記開閉機構部はラッチを形成した連動板を有しており、
    前記アクセサリカバーを回転運動により開操作すると、前記回転軸の回転に応じて前記カム部材が回転して前記開閉機構部の連動板に当接してラッチを外す状態を保持し、前記可動接触子を開動作させ、強制的にトリップ状態へ移行することを特徴とした回路遮断器。
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