JP2000003656A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JP2000003656A JP2000003656A JP10167999A JP16799998A JP2000003656A JP 2000003656 A JP2000003656 A JP 2000003656A JP 10167999 A JP10167999 A JP 10167999A JP 16799998 A JP16799998 A JP 16799998A JP 2000003656 A JP2000003656 A JP 2000003656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- upper cover
- locking
- state
- link mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
カバー2と上カバー3の空間4に付属装置5の着脱作業
において、回路遮断器のリセット状態では付属装置5の
アクチェータ5aを開閉機構部材と係合させるとき不用
意なトリップ状態になることがあり、その衝撃でアクチ
ェータ5aを折損することがあったので、回路遮断器の
通電時およびリセット状態では付属装置5の着脱を不可
能にして、トリップ状態でのみ付属装置5の着脱を可能
にする。 【解決手段】 空間4に向かって上カバー3に延設され
た係止フック3aと、開閉トグルリンク機構をリセット
状態に係止するレバー14に連動する係止ツメ14bと
を備え、開閉トグルリンク機構のリセット状態において
は係止ツメ14bと係止フック3aとが掛合して上カバ
ー3の開きを阻止し、トリップ状態では係止ツメ14b
と係止フック3aとの掛合が解除され上カバー3の開き
を可能にした。
Description
バーとを有し、中カバーと上カバーとの間に警報スイッ
チ、補助スイッチなどの付属装置を装着する回路遮断器
に関するものである。
号公報に示された従来の回路遮断器の外観分解斜視図、
図7は側断面図である。図において、1は回路遮断器の
筐体を形成する絶縁物からなるベース、2はベース1内
に収容された開閉機構および充電部位を覆う絶縁物から
なる中カバー、3は中カバー2との間に空間4をもって
中カバー2の上から覆う絶縁物からなる上カバー、5は
中カバー2と外カバー3との空間4に装着されアクチェ
ータ5aが開閉機構部材と係合する警報スイッチ、補助
スイッチなどの付属装置、6は開閉機構を介して開閉接
点をオン・オフする操作ハンドルである。
可動接点である。9は可動接点8が先端に固着され、他
端はクロスバー10に回動可能に軸支された可動子であ
る。11は下部リンクであり、クロスバー10に係合し
これを回動して固定接点7と可動接点8を接離する。1
2は上部リンク、13は開閉バネである。下部リンク1
1、上部リンク12、開閉バネ13は周知のトグルリン
ク機構を構成している。14はトグルリンク機構に連繋
するレバー、15は図示されないフレームに支承された
レバー14の支軸である。16は過電流検出機構であ
り、過電流による変位でトリップバー17を回転させ、
カケガネ18、ラッチ19の係止を外しレバー14を開
放してトグルリンク機構を作動させて開閉接点を開離す
る。20はトリップボタンであり、押下することで人為
的にトリップバー17を回転させてトグルリンク機構を
作動させる。レバー14を開放したトリップ状態でトグ
ルリンク機構は中立状態となり、操作ハンドル6はオン
位置とオフ位置の中間に停止したトリップフリー状態に
なる。
器では付属装置5の着脱は一般ユーザーの手で行えるよ
うになっている。装着作業は上カバー3を開き、付属装
置5を空間4へ挿入して、付属装置5のアクチェータ5
aを開閉機構部材と係合させるとき、回路遮断器のオン
あるいはオフ時のレバー14の係止状態では不用意にレ
バー14を開放させトグルリンク機構を作動させてトリ
ップ状態になる際にその衝撃でアクチェータ5aを折損
することがあった。また、回路遮断器の使用状態におい
ての通電時にはこのような付属装置の着脱作業は危険が
伴うので行わせたくない。
なされたものであり、回路遮断器の通電時およびレバー
14が係止状態では付属装置5の着脱を不可能にして、
トリップ状態でのみ付属装置5の着脱を可能にするよう
に、トリップ状態以外では上カバー3を開かないように
することを目的としいる。
器は、筐体に収容された開閉トグルリンク機構および充
電部を覆う中カバーとの間に空間を持って開閉可能に設
けられた上カバーに空間に向かって延設された係止フッ
クと、開閉トグルリンク機構をリセット状態に係止する
レバーに連動する空間内へ延在した係止ツメとを備え、
開閉トグルリンク機構のリセット状態においては係止ツ
メと係止フックとが掛合して上カバーの開きを阻止し、
開閉トグルリンク機構のトリップ状態では係止ツメと係
止フックとの掛合が解除され上カバーの開きを可能にし
たものである。
リップ状態にするトリップボタンを備えたものである。
発明の実施の形態1を示す回路遮断器の側断面図であ
り、図1はレバーが係止されたリセット状態を示す図、
図2はレバーが開放されたトリップ状態を示す図、図3
は上カバーを開いた状態を示す図である。図4は実施の
形態1の回路遮断器の縦断面図、図5は実施の形態1の
回路遮断器に使用されるカム棒の斜視図である。図にお
いて、1〜6、14、15、20は上記従来装置での説
明と同様のものである。3aは上カバー3から空間4に
向かって延在された係止フック、21はカム棒であり、
レバー14の支軸15に設けられたDカット部15aが
嵌挿される軸孔21aが設けられている。レバー14と
支軸15は固着されており、レバー14の回動に伴い支
軸15が回動してDカット部15aで結合されたカム棒
21も回動する。21bはカム棒21から空間4方向へ
延在させた係止ツメ、21cはカム棒21に凸設した押
手であり、空間4へ装着された付属装置5のアクチェー
タ5aに係合してカム棒21の回動、即ちレバー14の
開放を付属装置5へ検出させる。レバー14が係止され
た状態において係止ツメ21bと係止フック3aとは上
カバー3が閉成されるとかみ合う関係になっている。そ
して、レバー14が開放された状態ではカム棒21の回
動に伴い、係止フック3aは係止ツメ21bとのかみ合
わせが解除される。
カバー3が閉成されていると回路遮断器のオンまたはオ
フ状態であるレバー14が係止された状態では、係止フ
ック3aに係止ツメ21bがかみ合い上カバー3を開く
ことを阻止している。また、回路遮断器のトリップ状態
であるレバー14が開放された状態では、係止フック3
aは係止ツメ21bとのかみ合わせが解除され、上カバ
ー3を開くことが可能になる。
ー3を開くことはトリップ状態でのみ可能であり、付属
装置5の着脱作業時に不用意なレバー14の開放という
事態は発生せずアクチェータ5aの折損をなくすること
ができる。また、トリップ状態は接点を開離しており、
回路遮断器が電気回路へ設置されているときは電源を絶
っているので安全性も向上する。付属装置5の着脱のた
めに回路遮断器をトリップ状態にするにはトリップボタ
ン20を押下することで人為的に容易にトリップ状態に
することができる。
リセット状態の側断面図である。
れたトリップ状態を示す側断面図である。
た状態の側断面図である。
る。
棒の斜視図である。
3a 係止フック 4 空間、 5 付属装置、 14 レバー、
15 支軸 20 トリップボタン、 21 カム棒、 21
b 係止ツメ、
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性筐体内に収容された開閉トグルリ
ンク機構および充電部を覆う中カバーと、この中カバー
との間に付属装置が装着される空間を持って開閉可能に
上カバーが設けられる回路遮断器において、 上記開閉トグルリンク機構はオン・オフが可能なリセッ
ト状態と、トリップ状態の形態位置をとり得ることがで
き、 上記空間内へ上記上カバーから上記空間内へ向かって延
設された係止フックと、 上記開閉トグルリンク機構をリセット状態に係止するレ
バーと連動し上記空間内へ延在する係止ツメとを備え、 上記開閉トグルリンク機構のリセット状態においては上
記係止ツメと上記係止フックとが掛合して上記上カバー
の開きを阻止し、トリップ状態では上記レバーの移動に
より上記係止ツメと上記係止フックとの掛合が解除され
上記上カバーが開くことを可能にしたことを特徴とする
回路遮断器。 - 【請求項2】 開閉トグルリンク機構を人為的にトリッ
プ状態にするトリップボタンを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167999A JP2000003656A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167999A JP2000003656A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 回路遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003656A true JP2000003656A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15859934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10167999A Pending JP2000003656A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003656A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011023372A (ja) * | 2010-11-04 | 2011-02-03 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 回路遮断器 |
CN102651292A (zh) * | 2011-02-22 | 2012-08-29 | Ls产电株式会社 | 断路器 |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10167999A patent/JP2000003656A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011023372A (ja) * | 2010-11-04 | 2011-02-03 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 回路遮断器 |
CN102651292A (zh) * | 2011-02-22 | 2012-08-29 | Ls产电株式会社 | 断路器 |
JP2012174688A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 配線用遮断器 |
US8796573B2 (en) | 2011-02-22 | 2014-08-05 | Lsis Co., Ltd. | Circuit breaker |
KR200477244Y1 (ko) * | 2011-02-22 | 2015-05-22 | 엘에스산전 주식회사 | 배선용 차단기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0590475B1 (en) | Circuit breaker | |
JPH05182577A (ja) | 接点が閉位置で溶着した状態に応答できる回路遮断器 | |
EP2492944B1 (en) | Circuit breaker | |
JP4057010B2 (ja) | 差込型回路遮断器 | |
JP4830595B2 (ja) | 回路遮断器 | |
KR0162075B1 (ko) | 회로 차단기용 트립 바아 인터록 | |
US5782341A (en) | Padlocking arrangement for high ampere-rated circuit breaker | |
JP2000003656A (ja) | 回路遮断器 | |
JP2001060429A (ja) | 回路しゃ断器 | |
JP4867644B2 (ja) | 回路遮断器の外部操作ハンドル装置 | |
US20030217912A1 (en) | Circuit breaker | |
JP2000509197A (ja) | モジュール形付属装置の機械的なロックアウト機構 | |
JPH06111704A (ja) | 回路遮断器 | |
JP4215625B2 (ja) | 回路遮断器 | |
US7053324B2 (en) | Switching mechanism for a manual motor starter | |
JP2871973B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JPH0125399Y2 (ja) | ||
JPH0197342A (ja) | 回路遮断機 | |
JPH082910Y2 (ja) | 回路しや断器 | |
KR100631003B1 (ko) | 배선용 차단기의 보조카바 자동트립장치 | |
JPH047534Y2 (ja) | ||
JPH0117321B2 (ja) | ||
JP2002025411A (ja) | 開閉器の外部操作ハンドル装置 | |
JPH082913Y2 (ja) | 回路しや断器 | |
JPH087717A (ja) | 開閉装置の操作機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080617 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20080709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080805 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080805 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815 |