JPH0125399Y2 - - Google Patents
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- JPH0125399Y2 JPH0125399Y2 JP1988782U JP1988782U JPH0125399Y2 JP H0125399 Y2 JPH0125399 Y2 JP H0125399Y2 JP 1988782 U JP1988782 U JP 1988782U JP 1988782 U JP1988782 U JP 1988782U JP H0125399 Y2 JPH0125399 Y2 JP H0125399Y2
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- Japan
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- limit switch
- movable contact
- switch
- circuit breaker
- opening
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Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回路遮断器に関し、特にリミツトス
イツチ作動体と対応して設けるリミツトスイツチ
の取付位置を変えるだけで警報スイツチ或は補助
スイツチの何れかを容易に選択できるようにした
ものである。
イツチ作動体と対応して設けるリミツトスイツチ
の取付位置を変えるだけで警報スイツチ或は補助
スイツチの何れかを容易に選択できるようにした
ものである。
一般に警報スイツチは遮断器の引外し装置が動
作して、遮断したときにだけ動作するスイツチで
あり、補助スイツチは遮断器の主回路開閉機構に
連動して動作するスイツチと定義されている。
作して、遮断したときにだけ動作するスイツチで
あり、補助スイツチは遮断器の主回路開閉機構に
連動して動作するスイツチと定義されている。
従来、回路遮断器の通常の開路の場合と自動開
放の場合とにおいて、可動接触子の固定接触子よ
りの開離距離はほゞ同一距離となつており、補助
スイツチは可動接触子装置の開閉位置を検出して
リミツトスイツチを動作するように設置し、警報
スイツチは引外し装置のトリツプレバーの動作を
検出してリミツトスイツチを動作するように設置
しており、特に多極形の配線用遮断器でその中の
1極に開閉操作機構を有するものにおいては、警
報スイツチは通常開閉操作機構を有しない閉鎖外
被の絶縁隔壁に仕切られた極室内に装着され、ト
リツプレバーによつて応動するリミツトスイツチ
操作体によりリミツトスイツチを操作するために
構造が複雑になるのみならず、遮断器の極室間の
絶縁隔壁を貫通させてリミツトスイツチ操作体を
設けるために極間絶縁性能の低下をきたすという
欠点があつた。
放の場合とにおいて、可動接触子の固定接触子よ
りの開離距離はほゞ同一距離となつており、補助
スイツチは可動接触子装置の開閉位置を検出して
リミツトスイツチを動作するように設置し、警報
スイツチは引外し装置のトリツプレバーの動作を
検出してリミツトスイツチを動作するように設置
しており、特に多極形の配線用遮断器でその中の
1極に開閉操作機構を有するものにおいては、警
報スイツチは通常開閉操作機構を有しない閉鎖外
被の絶縁隔壁に仕切られた極室内に装着され、ト
リツプレバーによつて応動するリミツトスイツチ
操作体によりリミツトスイツチを操作するために
構造が複雑になるのみならず、遮断器の極室間の
絶縁隔壁を貫通させてリミツトスイツチ操作体を
設けるために極間絶縁性能の低下をきたすという
欠点があつた。
上述の欠点を解消するために通常の開路の場合
と自動開放の場合とでは可動接触子と固定接触子
間の開離距離が異なる回路遮断器において自動開
放時の可動接触子装置の変位を利用してリミツト
スイツチを作動させる警報装置手段とする方法が
ある。
と自動開放の場合とでは可動接触子と固定接触子
間の開離距離が異なる回路遮断器において自動開
放時の可動接触子装置の変位を利用してリミツト
スイツチを作動させる警報装置手段とする方法が
ある。
この考案はこの様な手段の改良をなすものであ
つて、しかも同一のリミツトスイツチ作動体によ
りこれと対応して設置するリミツトスイツチの取
付位置を少し変えるだけで警報スイツチ或は補助
スイツチの何れかを容易に選択できる極めて簡単
な構造の回路遮断器を提供することを目的とする
ものである。
つて、しかも同一のリミツトスイツチ作動体によ
りこれと対応して設置するリミツトスイツチの取
付位置を少し変えるだけで警報スイツチ或は補助
スイツチの何れかを容易に選択できる極めて簡単
な構造の回路遮断器を提供することを目的とする
ものである。
この考案によるリミツトスイツチ作動体とは、
例えば可動接触子装置の開閉アームのように可動
接触子と一体に動作する部分に可動接触子装置の
回転中心に関して実質的に一段差を有するカム状
のリミツトスイツチ作動体を一体に設け、リミツ
トスイツチ作動体と対応するよう設けるリミツト
スイツチの可動接触子の回動軸を中心とする円周
方向に取付位置を変えて警報スイツチ或は補助ス
イツチの何れかを容易に選択できるようにしたも
のである。
例えば可動接触子装置の開閉アームのように可動
接触子と一体に動作する部分に可動接触子装置の
回転中心に関して実質的に一段差を有するカム状
のリミツトスイツチ作動体を一体に設け、リミツ
トスイツチ作動体と対応するよう設けるリミツト
スイツチの可動接触子の回動軸を中心とする円周
方向に取付位置を変えて警報スイツチ或は補助ス
イツチの何れかを容易に選択できるようにしたも
のである。
この考案の他の目的や特長および利点は添付図
面に沿つての以下の詳細な説明から明らかとなろ
う。
面に沿つての以下の詳細な説明から明らかとなろ
う。
第1図はこの考案の一実施例を示す3極形回路
遮断器の閉路状態の側面図で、その中央極に開閉
接触子装置の操作機構が接続された回路遮断器が
示されている。同図において、回路遮断器は外被
として絶縁材料からつくられたモールドベース1
とモールドカバー2とを有し、外部接続端子3,
3′が設けられており、電源側接続端子4の一端
には外部接続端子3が接続され、他端には固定接
触子5が固着されている。可動接触子杆7は固定
接触子5に対応する位置に可動接触子6を有して
おり、軸8によつてコンタクトホルダー9に回動
自在に支持されていて、一端が可撓導体10によ
り中間接続子11に連接されている。
遮断器の閉路状態の側面図で、その中央極に開閉
接触子装置の操作機構が接続された回路遮断器が
示されている。同図において、回路遮断器は外被
として絶縁材料からつくられたモールドベース1
とモールドカバー2とを有し、外部接続端子3,
3′が設けられており、電源側接続端子4の一端
には外部接続端子3が接続され、他端には固定接
触子5が固着されている。可動接触子杆7は固定
接触子5に対応する位置に可動接触子6を有して
おり、軸8によつてコンタクトホルダー9に回動
自在に支持されていて、一端が可撓導体10によ
り中間接続子11に連接されている。
過電流応動装置の熱動部材であるバイメタル1
2は下端が中間接続子11′により中間接続子1
1に接続され、上端は可撓導体13を介して負荷
側導電端子14の一端に連接されており、更にこ
の負荷側導電端子14の他端は外部接続端子3′
に接続されている。中間接続子11,11′は中
間接続端子15によつて互に一体に電気的に接続
されている。調整ねじ16はバイメタル12の上
端に装着されていて引外し杆17と対応してお
り、引外し杆17との対向間隙を調整できるよう
なつている。バイメタル12をコの字形に囲繞す
る電磁石引外し装置の固定鉄心18は固定鉄心支
持板19により支承されている。電磁石引外し装
置の可動鉄片20はこの固定鉄心18と対応する
ように設けられており、可動鉄片20の固定鉄心
18への吸引時に引外し杆17の下端を作動する
ようになつている。フツクピン21aを有するフ
ツク21が引外し杆17と一体に固定フレーム2
4に回動自在に軸支されている。
2は下端が中間接続子11′により中間接続子1
1に接続され、上端は可撓導体13を介して負荷
側導電端子14の一端に連接されており、更にこ
の負荷側導電端子14の他端は外部接続端子3′
に接続されている。中間接続子11,11′は中
間接続端子15によつて互に一体に電気的に接続
されている。調整ねじ16はバイメタル12の上
端に装着されていて引外し杆17と対応してお
り、引外し杆17との対向間隙を調整できるよう
なつている。バイメタル12をコの字形に囲繞す
る電磁石引外し装置の固定鉄心18は固定鉄心支
持板19により支承されている。電磁石引外し装
置の可動鉄片20はこの固定鉄心18と対応する
ように設けられており、可動鉄片20の固定鉄心
18への吸引時に引外し杆17の下端を作動する
ようになつている。フツクピン21aを有するフ
ツク21が引外し杆17と一体に固定フレーム2
4に回動自在に軸支されている。
可動接点6を有する可動接触子杆7からなる可
動接触子装置の操作機構と釈放自在装置は、モー
ルドカバー2から外方に突出し且つ絶縁材料から
なる操作ハンドル22と、この操作ハンドル22
に定着された逆U字形状の開閉レバー23とを有
し、この開閉レバー23の下端は固定フレーム2
4に固着された開閉レバー軸25により回動自在
に支承されている。トリツプレバー26の一端は
固定フレーム24に橋架されるトリツプレバー軸
27に回動自在に軸支され、他端の爪部26aが
フツク21に設けられたフツクピン21aと釈放
自在に係合している。
動接触子装置の操作機構と釈放自在装置は、モー
ルドカバー2から外方に突出し且つ絶縁材料から
なる操作ハンドル22と、この操作ハンドル22
に定着された逆U字形状の開閉レバー23とを有
し、この開閉レバー23の下端は固定フレーム2
4に固着された開閉レバー軸25により回動自在
に支承されている。トリツプレバー26の一端は
固定フレーム24に橋架されるトリツプレバー軸
27に回動自在に軸支され、他端の爪部26aが
フツク21に設けられたフツクピン21aと釈放
自在に係合している。
トグルリンク装置は一対のトグルリンク28,
29が連結軸30により各一端が回動自在に連結
されており、またトグルリンク28の他端はトリ
ツプレバー26の中央上端にトグルリンク取付軸
31によつて取付けられている。トリツプレバー
26の下辺縁にはトグルリンク連結軸30の動き
を制限する係止爪26cが設けられており、通常
の開路と自動開放による可動接触子6と固定接触
子5との開離距離がそれぞれ相違できるように構
成されている。
29が連結軸30により各一端が回動自在に連結
されており、またトグルリンク28の他端はトリ
ツプレバー26の中央上端にトグルリンク取付軸
31によつて取付けられている。トリツプレバー
26の下辺縁にはトグルリンク連結軸30の動き
を制限する係止爪26cが設けられており、通常
の開路と自動開放による可動接触子6と固定接触
子5との開離距離がそれぞれ相違できるように構
成されている。
コンタクトホルダー9の端部は他極の可動接触
子装置と連動された絶縁材料からなる開閉アーム
32に連結されており、可動接触子杆7が開閉ア
ーム32の軸芯33を支点として操作機構によつ
て開路位置に回動できるようになつている。コン
タクトスプリング34は可動接触子杆7を常に閉
路方向に偏倚する作用をもつている。また、操作
スプリング35は一対のトグルリンク28,29
の連結軸30と開閉レバー23の上端との間に架
設されている。
子装置と連動された絶縁材料からなる開閉アーム
32に連結されており、可動接触子杆7が開閉ア
ーム32の軸芯33を支点として操作機構によつ
て開路位置に回動できるようになつている。コン
タクトスプリング34は可動接触子杆7を常に閉
路方向に偏倚する作用をもつている。また、操作
スプリング35は一対のトグルリンク28,29
の連結軸30と開閉レバー23の上端との間に架
設されている。
次に、この様に構成されたこの回路遮断器の開
閉動作を説明すると、第1図の閉路状態において
手動操作による開路は操作ハンドル22をオフ側
に動かせば、操作スプリング35の作用線が反転
して一対のトグルリンク28,29が第2図に示
すように逆くの字形に折れ曲がり、コンタクトホ
ルダー9の可動接触子杆7の支持軸8を引き上げ
ることによつて可動接触子杆7は開閉アーム32
の軸芯33を支点として時計方向に回動し、トグ
ルリンク28,29の連結軸30がトリツプレバ
ー26の下辺縁に設けられた係止爪26cによつ
て係止されて可動接触子6が固定接触子5から
L1なる開離距離をもつて開路される。
閉動作を説明すると、第1図の閉路状態において
手動操作による開路は操作ハンドル22をオフ側
に動かせば、操作スプリング35の作用線が反転
して一対のトグルリンク28,29が第2図に示
すように逆くの字形に折れ曲がり、コンタクトホ
ルダー9の可動接触子杆7の支持軸8を引き上げ
ることによつて可動接触子杆7は開閉アーム32
の軸芯33を支点として時計方向に回動し、トグ
ルリンク28,29の連結軸30がトリツプレバ
ー26の下辺縁に設けられた係止爪26cによつ
て係止されて可動接触子6が固定接触子5から
L1なる開離距離をもつて開路される。
また、自動開放動作に就いて説明すれば、第1
図に示される如き閉路状態において負荷電流が流
れた場合には、過熱によつてバイメタル12が湾
曲して調整ねじ16が引外し杆17を反時計方向
に回動するか、或は電磁引外し用の固定鉄心18
が励磁されて可動鉄片20を吸引することにより
フツク21が反時計方向に回動されて第3図に示
すようにフツクピン21aとトリツプレバー26
の先端爪部26aとの係合が外れ、操作スプリン
グ35の作用力によつてトリツプレバー26が回
動軸27を支点として反時計方向に回動して一対
のトグルリンク28,29が崩潰して反時計方向
の停止位置まで回動したトリツプレバー26の係
止爪26cにトグルリンク軸30が係合するまで
可動接触子杆7が引き上げられ、可動接触子6は
固定接触子5から手動開路によるL1なる開離距
離よりも長いL2なる開離距離をもつた閉路位置
に至る自動開放状態となる。
図に示される如き閉路状態において負荷電流が流
れた場合には、過熱によつてバイメタル12が湾
曲して調整ねじ16が引外し杆17を反時計方向
に回動するか、或は電磁引外し用の固定鉄心18
が励磁されて可動鉄片20を吸引することにより
フツク21が反時計方向に回動されて第3図に示
すようにフツクピン21aとトリツプレバー26
の先端爪部26aとの係合が外れ、操作スプリン
グ35の作用力によつてトリツプレバー26が回
動軸27を支点として反時計方向に回動して一対
のトグルリンク28,29が崩潰して反時計方向
の停止位置まで回動したトリツプレバー26の係
止爪26cにトグルリンク軸30が係合するまで
可動接触子杆7が引き上げられ、可動接触子6は
固定接触子5から手動開路によるL1なる開離距
離よりも長いL2なる開離距離をもつた閉路位置
に至る自動開放状態となる。
開閉アーム32は図示実施例では可動接触子装
置の回動中心にあり、第4図乃至第9図に示すよ
うに回動中心に関して一段差を有するカム状に形
成したリミツトスイツチ作動体36が一体に形成
されている。なお、リミツトスイツチ作動体36
は別部品として可動接触子装置に一体に装着する
ように設けてもよい。各極の絶縁隔室内の適当な
空間にはリミツトスイツチ取付板37およびリミ
ツトスイツチ38が装着されており、リミツトス
イツチ操作レバー39が開閉アーム32のリミツ
トスイツチ作動体36と対応するように設けられ
ている。
置の回動中心にあり、第4図乃至第9図に示すよ
うに回動中心に関して一段差を有するカム状に形
成したリミツトスイツチ作動体36が一体に形成
されている。なお、リミツトスイツチ作動体36
は別部品として可動接触子装置に一体に装着する
ように設けてもよい。各極の絶縁隔室内の適当な
空間にはリミツトスイツチ取付板37およびリミ
ツトスイツチ38が装着されており、リミツトス
イツチ操作レバー39が開閉アーム32のリミツ
トスイツチ作動体36と対応するように設けられ
ている。
第4,5図はマイクロスイツチ38を第9図に
示すようにマイクロスイツチ取付板37の取付孔
37a,37a′にビス40により警報スイツチと
して取付けた場合を示し、第4図は通常の開路状
態を示し、L1なる開離距離をもつ開路位置に可
動接触子装置が閉路位置より回動されても、リミ
ツトスイツチ作動体36はカム状の凹部36aに
リミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ3
9aが入り込んだ状態でリミツトスイツチ38を
作動せず、警報信号を出力しないが、第5図に示
すように自動開放状態となると、L2なる開離距
離をもつ開路位置に可動接触子装置が回動され
て、リミツトスイツチ作動体36の突起部36b
にリミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ
39aが押し上げられてリミツトスイツチ38を
作動させ、警報信号を出力する状態となる。
示すようにマイクロスイツチ取付板37の取付孔
37a,37a′にビス40により警報スイツチと
して取付けた場合を示し、第4図は通常の開路状
態を示し、L1なる開離距離をもつ開路位置に可
動接触子装置が閉路位置より回動されても、リミ
ツトスイツチ作動体36はカム状の凹部36aに
リミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ3
9aが入り込んだ状態でリミツトスイツチ38を
作動せず、警報信号を出力しないが、第5図に示
すように自動開放状態となると、L2なる開離距
離をもつ開路位置に可動接触子装置が回動され
て、リミツトスイツチ作動体36の突起部36b
にリミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ
39aが押し上げられてリミツトスイツチ38を
作動させ、警報信号を出力する状態となる。
次に第6図乃至第8図はリミツトスイツチ38
を第9図に示すようにリミツトスイツチ取付板3
7の取付孔37b,37b′にビス40により補助
スイツチとして取付けた場合を示し、回路遮断器
の閉路状態では第6図に示すように可動接触子装
置と一体に回動するリミツトスイツチ作動体36
はリミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ
39aと離間してリミツトスイツチ38を作動せ
ず、可動接触子装置が通常の開路状態では第7図
に示すようにL1なる開離距離をもつてリミツト
スイツチ作動体36のカムの円弧縁がリミツトス
イツチ操作レバー39の先端ローラ39を押し上
げてリミツトスイツチ38を作動する。
を第9図に示すようにリミツトスイツチ取付板3
7の取付孔37b,37b′にビス40により補助
スイツチとして取付けた場合を示し、回路遮断器
の閉路状態では第6図に示すように可動接触子装
置と一体に回動するリミツトスイツチ作動体36
はリミツトスイツチ操作レバー39の先端ローラ
39aと離間してリミツトスイツチ38を作動せ
ず、可動接触子装置が通常の開路状態では第7図
に示すようにL1なる開離距離をもつてリミツト
スイツチ作動体36のカムの円弧縁がリミツトス
イツチ操作レバー39の先端ローラ39を押し上
げてリミツトスイツチ38を作動する。
更に、第8図に示すように自動開放状態に可動
接触子装置がL2なる開離距離をもつように回動
されても、リミツトスイツチ作動体36のカムの
円弧縁がリミツトスイツチ操作レバー39aの先
端ローラ39を圧接しながら回動するので、リミ
ツトスイツチ38を全く同じ動作状態に保持す
る。
接触子装置がL2なる開離距離をもつように回動
されても、リミツトスイツチ作動体36のカムの
円弧縁がリミツトスイツチ操作レバー39aの先
端ローラ39を圧接しながら回動するので、リミ
ツトスイツチ38を全く同じ動作状態に保持す
る。
従つて、例えばリミツトスイツチ38の1組の
常閉、常開の接点を使用すれば、回路遮断のa接
点およびb接点若しくはc接点を構成することが
できる。警報スイツチと補助スイツチの取付状態
において、可動接触子装置の回転中心に対して一
段差をもつカム状のリミツト作動体に対してリミ
ツトスイツチの作動ストロークの条件を等しくす
るためにリミツトスイツチの取付位置を回転軸に
関して実質的に円周方向に置き替える必要があ
る。
常閉、常開の接点を使用すれば、回路遮断のa接
点およびb接点若しくはc接点を構成することが
できる。警報スイツチと補助スイツチの取付状態
において、可動接触子装置の回転中心に対して一
段差をもつカム状のリミツト作動体に対してリミ
ツトスイツチの作動ストロークの条件を等しくす
るためにリミツトスイツチの取付位置を回転軸に
関して実質的に円周方向に置き替える必要があ
る。
この考案は上記の如く通常の開路の場合と自動
開放の場合とにおいて、可動接触子および固定接
触子間の開離距離が相違することを利用して可動
接触子装置と一体に設けられた一段差をもつカム
状のリミツトスイツチ作動体36を設けて、この
リミツトスイツチ作動体36と対応するリミツト
スイツチ38の取付位置を変えるだけで警報スイ
ツチ或は補助スイツチの何れかとして選択できる
ようにしたものであり、警報スイツチの場合にお
いても極室間の絶縁隔壁にリミツトスイツチ操作
機構を貫通させる必要がなく、極間絶縁性能を維
持することが可能で、且つ警報スイツチ用ならび
に補助スイツチ用の検出機構を別個に設ける必要
がなく、仕様に応じて簡単に警報スイツチ或は補
助スイツチを装着できる実用的効果が大きいもの
である。
開放の場合とにおいて、可動接触子および固定接
触子間の開離距離が相違することを利用して可動
接触子装置と一体に設けられた一段差をもつカム
状のリミツトスイツチ作動体36を設けて、この
リミツトスイツチ作動体36と対応するリミツト
スイツチ38の取付位置を変えるだけで警報スイ
ツチ或は補助スイツチの何れかとして選択できる
ようにしたものであり、警報スイツチの場合にお
いても極室間の絶縁隔壁にリミツトスイツチ操作
機構を貫通させる必要がなく、極間絶縁性能を維
持することが可能で、且つ警報スイツチ用ならび
に補助スイツチ用の検出機構を別個に設ける必要
がなく、仕様に応じて簡単に警報スイツチ或は補
助スイツチを装着できる実用的効果が大きいもの
である。
第1図はこの考案を実施した回路遮断器の閉路
状態を示す側断面図、第2図、第3図は夫々通常
の開路状態、自動開放状態を示す側面図、第4
図、第5図は警報スイツチとして設置した場合の
通常の開路と自動開放の状態を示す要部側面図、
第6図乃至第8図は補助スイツチとして設置した
場合の閉路、通常の開路ならびに自動開放の状態
を示す要部側面図、第9図は警報スイツチと補助
スイツチの取付位置の変更を示す説明図である。 図中、1……モールドベース、2……モールド
カバー、7……可動接触子杆、12……バイメタ
ル、17……引外し杆、22……操作ハンドル、
28,29……トグルリンク、32……開閉アー
ム、36……リミツトスイツチ作動体、37……
リミツトスイツチ取付板、38……リミツトスイ
ツチ、39……リミツトスイツチ操作レバー。
状態を示す側断面図、第2図、第3図は夫々通常
の開路状態、自動開放状態を示す側面図、第4
図、第5図は警報スイツチとして設置した場合の
通常の開路と自動開放の状態を示す要部側面図、
第6図乃至第8図は補助スイツチとして設置した
場合の閉路、通常の開路ならびに自動開放の状態
を示す要部側面図、第9図は警報スイツチと補助
スイツチの取付位置の変更を示す説明図である。 図中、1……モールドベース、2……モールド
カバー、7……可動接触子杆、12……バイメタ
ル、17……引外し杆、22……操作ハンドル、
28,29……トグルリンク、32……開閉アー
ム、36……リミツトスイツチ作動体、37……
リミツトスイツチ取付板、38……リミツトスイ
ツチ、39……リミツトスイツチ操作レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回動可能に支承された可動接触子装置と、トグ
ルリンク装置を具えて前記可動接触子装置を自動
開放するように回動可能なトリツプレバーとを備
え且つ前記トグルリンク装置の一端が前記可動接
触子装置に、他端が前記トリツプレバーにそれぞ
れ支承され、通常の開路の場合と自動開放の場合
とでは可動接触子および固定接触子間の開離距離
が相違する回路遮断器において、 前記可動接触子装置と一体に動作し、回動中心
に対して一段差を有するカム状のリミツトスイツ
チ作動体を設け、前記リミツトスイツチ作動体と
対応するように設けるリミツトスイツチの取付位
置を実質上前記可動接触子の回動軸を中心とする
円周方向に変えることにより前記リミツトスイツ
チを前記回路遮断器の警報スイツチ或は補助スイ
ツチの何れかとして選択できるようにした回路遮
断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988782U JPS58123547U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988782U JPS58123547U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58123547U JPS58123547U (ja) | 1983-08-23 |
JPH0125399Y2 true JPH0125399Y2 (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=30032075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988782U Granted JPS58123547U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58123547U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2511295Y2 (ja) * | 1986-11-25 | 1996-09-25 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器のスイツチユニツト |
JPH0430757Y2 (ja) * | 1987-03-28 | 1992-07-24 |
-
1982
- 1982-02-17 JP JP1988782U patent/JPS58123547U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58123547U (ja) | 1983-08-23 |
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