JP2511295Y2 - 回路しや断器のスイツチユニツト - Google Patents
回路しや断器のスイツチユニツトInfo
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- JP2511295Y2 JP2511295Y2 JP1986181466U JP18146686U JP2511295Y2 JP 2511295 Y2 JP2511295 Y2 JP 2511295Y2 JP 1986181466 U JP1986181466 U JP 1986181466U JP 18146686 U JP18146686 U JP 18146686U JP 2511295 Y2 JP2511295 Y2 JP 2511295Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回路しや断器において補助スイツチや警
報スイツチを取り付ける際に使用するスイツチユニツト
に関するものである。
報スイツチを取り付ける際に使用するスイツチユニツト
に関するものである。
第13図乃至第18図は例えば実開昭60-59340号公報に示
された回路しや断器を示す図であり、第13図はカバーを
外した状態の平面図、第14図は第13図の線XIV-XIVの断
面図、第15図はハンドル部分の詳細斜視図、第16図は第
15図の分解斜視図、第17図はオン状態を示す第14図と同
じ図、第18図はトリツプ状態を示す第14図と同じ図であ
る。第13図乃至第16図において、ベース(1)は絶縁材
から構成され、回路しや断器の各構成部品を支持するも
のである。固定接触子導体(2)はベース(1)に固定
され、その一端部には固定接触子(3)が固着され、そ
の他端部には外部電線接続用の端子ねじ(4)が螺合さ
れている。可動接触子(5)は固定接触子(3)に相対
して、可動接触子導体(6)の一端部に固着されてい
る。押板(7)は三極の可動接触子導体(6)を同時に
開閉動作させるもので、ベース(1)の溝(101)に沿
つて上下動するものである。開離ばね(8)はベース
(1)と可動接触子導体(6)間に装着され、可動接触
子導体(6)および押板(7)を常時上方に押圧するも
のである。操作ハンドル(9)は手動操作によつて可動
接触子導体(6)を開閉操作するものであり、ピン(1
0)によつてフレーム(11)に回動自在に支承されてい
る。フレーム(11)はコ字状に構成されてベース(1)
に固着され、回路しや断器の構成部材を支持するもので
あり、後述するレバーピン(19)が貫通挿入される一対
の長孔(11a),(11b)を備えている。リンク(12)の
一端部はピン(13)によつて操作ハンドル(9)の内端
部に回動自材に支承されている。ローラ(14)はピン
(15)によつてリンク(12)の他端部に回動自在に支承
されたものである。第1のレバー(16)はくの字状のレ
バー本体部(16a)とレバー本体部(16a)の上端部に設
けられた一対の腕部(16b),(16c)とからなり、一対
の腕部(16b),(16c)の先端部には操作ハンドル
(9)をフレーム(11)に回動自在に支承するピン(1
0)が貫通挿入される孔(16d),(16e)が、一対の腕
部(16b),(16c)の付け根にはフレーム(11)の一対
の長孔(11a),(11b)に対向して穿設された孔(16
f),(16g)と、レバー本体部(16a)の上端部には後
述するばね(20)の他端部を固定する孔(16h)とを備
えている。。ばね(20)はフレーム(11)の孔(11d)
と第1のレバー(16)の孔(16h)間に張架され、後述
するように付属装置を後述の取付台に挿入する場合に安
全のために強制的にトリツプ状態にされた第1のレバー
(16)をオン状態に復帰させるものである。自動引外し
装置(21)は所定値以上の過電流流通時に励磁され、可
動鉄片(22)の一端部を吸引するものである。トリツプ
バー(23)は可動鉄片(22)の自動引外し装置(21)へ
の吸引時に、可動鉄片(22)の他端部によつて駆動さ
れ、第1のレバー(16)と第2のレバー(24)との係合
を引外すものである。引ばね(25)はピン(13)とフレ
ーム(11)間に張架され、第1のレバー(16)と第2の
レバー(24)との係合が外れた時に、ローラ(14)を押
板(7)と第1のレバー(16)との間に落すものであ
る。カバー(26)は絶縁材からなりベース(1)と共に
しや断器筐体を構成する。
された回路しや断器を示す図であり、第13図はカバーを
外した状態の平面図、第14図は第13図の線XIV-XIVの断
面図、第15図はハンドル部分の詳細斜視図、第16図は第
15図の分解斜視図、第17図はオン状態を示す第14図と同
じ図、第18図はトリツプ状態を示す第14図と同じ図であ
る。第13図乃至第16図において、ベース(1)は絶縁材
から構成され、回路しや断器の各構成部品を支持するも
のである。固定接触子導体(2)はベース(1)に固定
され、その一端部には固定接触子(3)が固着され、そ
の他端部には外部電線接続用の端子ねじ(4)が螺合さ
れている。可動接触子(5)は固定接触子(3)に相対
して、可動接触子導体(6)の一端部に固着されてい
る。押板(7)は三極の可動接触子導体(6)を同時に
開閉動作させるもので、ベース(1)の溝(101)に沿
つて上下動するものである。開離ばね(8)はベース
(1)と可動接触子導体(6)間に装着され、可動接触
子導体(6)および押板(7)を常時上方に押圧するも
のである。操作ハンドル(9)は手動操作によつて可動
接触子導体(6)を開閉操作するものであり、ピン(1
0)によつてフレーム(11)に回動自在に支承されてい
る。フレーム(11)はコ字状に構成されてベース(1)
に固着され、回路しや断器の構成部材を支持するもので
あり、後述するレバーピン(19)が貫通挿入される一対
の長孔(11a),(11b)を備えている。リンク(12)の
一端部はピン(13)によつて操作ハンドル(9)の内端
部に回動自材に支承されている。ローラ(14)はピン
(15)によつてリンク(12)の他端部に回動自在に支承
されたものである。第1のレバー(16)はくの字状のレ
バー本体部(16a)とレバー本体部(16a)の上端部に設
けられた一対の腕部(16b),(16c)とからなり、一対
の腕部(16b),(16c)の先端部には操作ハンドル
(9)をフレーム(11)に回動自在に支承するピン(1
0)が貫通挿入される孔(16d),(16e)が、一対の腕
部(16b),(16c)の付け根にはフレーム(11)の一対
の長孔(11a),(11b)に対向して穿設された孔(16
f),(16g)と、レバー本体部(16a)の上端部には後
述するばね(20)の他端部を固定する孔(16h)とを備
えている。。ばね(20)はフレーム(11)の孔(11d)
と第1のレバー(16)の孔(16h)間に張架され、後述
するように付属装置を後述の取付台に挿入する場合に安
全のために強制的にトリツプ状態にされた第1のレバー
(16)をオン状態に復帰させるものである。自動引外し
装置(21)は所定値以上の過電流流通時に励磁され、可
動鉄片(22)の一端部を吸引するものである。トリツプ
バー(23)は可動鉄片(22)の自動引外し装置(21)へ
の吸引時に、可動鉄片(22)の他端部によつて駆動さ
れ、第1のレバー(16)と第2のレバー(24)との係合
を引外すものである。引ばね(25)はピン(13)とフレ
ーム(11)間に張架され、第1のレバー(16)と第2の
レバー(24)との係合が外れた時に、ローラ(14)を押
板(7)と第1のレバー(16)との間に落すものであ
る。カバー(26)は絶縁材からなりベース(1)と共に
しや断器筐体を構成する。
次に、回路しや断器のトリツプ時に後述の付属装置を
駆動するかを第17図および第18図を用いて説明する。
今、第17図に示すオン状態において異常電流が流れる
と、自動引外し装置(21)は励磁され可動鉄片(22)を
吸引する。このためトリツプバー(23)は可動鉄片(2
2)の他端部で駆動され、第2のレバー(24)と第1の
レバー(16)との係合を外す。この係合が外れることに
より、ローラ(14)は押板(7)と第1のレバー(16)
との間に落ち込み、押板(7)は開離ばね(8)のばね
力によつてベース(1)の溝(101)に沿つて上方に移
動し、可動接触子導体(6)も同時に開離動作をして、
第18図に示すように回路しや断器は引外される。またこ
の場合、操作ハンドル(9)とリンク(12)には開離ば
ね(8)のばね力は全く作用しない。そして引ばね(2
5)のフレーム(11)の掛止点とピン(10)とを結ぶ一
直線上に、操作ハンドル(9)と引ばね(25)との掛止
点がくるように操作ハンドル(9)を引もどす。
駆動するかを第17図および第18図を用いて説明する。
今、第17図に示すオン状態において異常電流が流れる
と、自動引外し装置(21)は励磁され可動鉄片(22)を
吸引する。このためトリツプバー(23)は可動鉄片(2
2)の他端部で駆動され、第2のレバー(24)と第1の
レバー(16)との係合を外す。この係合が外れることに
より、ローラ(14)は押板(7)と第1のレバー(16)
との間に落ち込み、押板(7)は開離ばね(8)のばね
力によつてベース(1)の溝(101)に沿つて上方に移
動し、可動接触子導体(6)も同時に開離動作をして、
第18図に示すように回路しや断器は引外される。またこ
の場合、操作ハンドル(9)とリンク(12)には開離ば
ね(8)のばね力は全く作用しない。そして引ばね(2
5)のフレーム(11)の掛止点とピン(10)とを結ぶ一
直線上に、操作ハンドル(9)と引ばね(25)との掛止
点がくるように操作ハンドル(9)を引もどす。
次に、付属装置を取り付ける場合について説明する。
第19図は付属装置として補助スイツチを取り付ける場合
の図で、第13図の線XIX-XIXに沿う断面図である。図に
おいて、(27)はカバー(26)に取り付けたスイツチ
台、(28)はスイツチ台(27)に固定した補助スイツチ
で、オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如き切換ス
イツチでその作動片(28a)が押板(7)に当接するよ
うに下向きに配置されている。このような補助スイツチ
(28)は回路しや断器のオン−オフ時に押板(7)が作
動片(28a)に接離することによりオン−オフ切り換え
られるもので、例えば第19図に示すようにしや断器のオ
フ時に補助スイツチ(28)がオフとなり、押板(7)の
下がるしや断器のオン時に補助スイツチ(28)がオンと
なつて例えばしや断器のオン−オフ表示が可能となる。
第19図は付属装置として補助スイツチを取り付ける場合
の図で、第13図の線XIX-XIXに沿う断面図である。図に
おいて、(27)はカバー(26)に取り付けたスイツチ
台、(28)はスイツチ台(27)に固定した補助スイツチ
で、オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如き切換ス
イツチでその作動片(28a)が押板(7)に当接するよ
うに下向きに配置されている。このような補助スイツチ
(28)は回路しや断器のオン−オフ時に押板(7)が作
動片(28a)に接離することによりオン−オフ切り換え
られるもので、例えば第19図に示すようにしや断器のオ
フ時に補助スイツチ(28)がオフとなり、押板(7)の
下がるしや断器のオン時に補助スイツチ(28)がオンと
なつて例えばしや断器のオン−オフ表示が可能となる。
また、第20図は付属装置として警報スイツチを取り付
ける場合の図で、第19図と同じ断面図である。図におい
て、(29)はカバー(26)に取り付けたスイツチ台、
(30)はスイツチ台(29)に固定した警報スイツチで、
オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如き切換スイツ
チでその作動片(30a)がレバーピン(19)に当接する
ように斜め上向きに配置されている。このような警報ス
イツチ(30)は回路しや断器のトリツプ時にレバーピン
(19)が作動片(30a)を押圧することによりオン−オ
フ切り換えられるもので、例えば第20図に示すようにし
や断器の平常時には警報スイツチ(30)がオフとなり、
レバーピン(19)が矢印(31)の方向に移動するトリツ
プ時に警報スイツチ(30)がオンとなつて警報が発せら
れるのである。
ける場合の図で、第19図と同じ断面図である。図におい
て、(29)はカバー(26)に取り付けたスイツチ台、
(30)はスイツチ台(29)に固定した警報スイツチで、
オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如き切換スイツ
チでその作動片(30a)がレバーピン(19)に当接する
ように斜め上向きに配置されている。このような警報ス
イツチ(30)は回路しや断器のトリツプ時にレバーピン
(19)が作動片(30a)を押圧することによりオン−オ
フ切り換えられるもので、例えば第20図に示すようにし
や断器の平常時には警報スイツチ(30)がオフとなり、
レバーピン(19)が矢印(31)の方向に移動するトリツ
プ時に警報スイツチ(30)がオンとなつて警報が発せら
れるのである。
上記のような従来の回路しや断器では、補助スイツチ
(28)を取り付ける場合と警報スイツチ(30)を取り付
ける場合とではスイツチ台(27),(29)の形状やカバ
ー(26)に対する取り付け位置が異なり、また各スイツ
チ(28),(30)のスイツチ台(27),(29)に取り付
ける位置やその向きが異なるので、各スイツチ(28),
(30)の取り付け作業に手間が掛かるという問題点があ
つた。
(28)を取り付ける場合と警報スイツチ(30)を取り付
ける場合とではスイツチ台(27),(29)の形状やカバ
ー(26)に対する取り付け位置が異なり、また各スイツ
チ(28),(30)のスイツチ台(27),(29)に取り付
ける位置やその向きが異なるので、各スイツチ(28),
(30)の取り付け作業に手間が掛かるという問題点があ
つた。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたも
ので、構造簡単で取り付け作業性が良くて補助スイツチ
と警報スイツチとして共用でき、しかも各スイツチへの
切り換え利用がこのユニツトをカバーから外すことなく
カバーをベースから着脱するだけの簡単な作業で容易に
行なえる回路しや断器のスイツチユニツトを得ることを
目的とする。
ので、構造簡単で取り付け作業性が良くて補助スイツチ
と警報スイツチとして共用でき、しかも各スイツチへの
切り換え利用がこのユニツトをカバーから外すことなく
カバーをベースから着脱するだけの簡単な作業で容易に
行なえる回路しや断器のスイツチユニツトを得ることを
目的とする。
この考案に係る回路しや断器のスイツチユニツトは、
しや断器筐体のカバーに取り付け可能なスイツチ台と、
このスイツチ台に固定される切換スイツチと、前記スイ
ツチ台に回転可能に取り付けられかつ前記切換スイツチ
を切り換えるアクチユエータとを備え、さらに可動接触
子を開閉させる押板に係合して前記切換スイツチを回動
させて切り換える補助スイツチ用板ばねと、前記アクチ
ユエータを付勢しかつトリツプ時に作動するレバーピン
によって前記アクチユエータが前記付勢力に抗して回動
されて前記切換スイツチが切り換わる警報スイツチ用ば
ねとを取り換え自在に前記アクチユエータに具備するも
のである。
しや断器筐体のカバーに取り付け可能なスイツチ台と、
このスイツチ台に固定される切換スイツチと、前記スイ
ツチ台に回転可能に取り付けられかつ前記切換スイツチ
を切り換えるアクチユエータとを備え、さらに可動接触
子を開閉させる押板に係合して前記切換スイツチを回動
させて切り換える補助スイツチ用板ばねと、前記アクチ
ユエータを付勢しかつトリツプ時に作動するレバーピン
によって前記アクチユエータが前記付勢力に抗して回動
されて前記切換スイツチが切り換わる警報スイツチ用ば
ねとを取り換え自在に前記アクチユエータに具備するも
のである。
この考案においては、アクチユエータに補助スイツチ
用板ばねを取り付ければ補助スイツチとして使用でき、
またアクチユエータを警報スイツチ用ばねにより付勢す
れば警報スイツチとして使用できるので、スイツチ台、
アクチユエータおよび切換スイツチは補助スイツチ用あ
るいは警報スイツチ用として区別する必要がなく、同じ
位置、同じ向きに同様に取り付ければよいし、また各ス
イツチへの切り換えはこのユニツトをカバーから外すこ
となくカバーを着脱するだけの簡単な作業で容易に行な
える。
用板ばねを取り付ければ補助スイツチとして使用でき、
またアクチユエータを警報スイツチ用ばねにより付勢す
れば警報スイツチとして使用できるので、スイツチ台、
アクチユエータおよび切換スイツチは補助スイツチ用あ
るいは警報スイツチ用として区別する必要がなく、同じ
位置、同じ向きに同様に取り付ければよいし、また各ス
イツチへの切り換えはこのユニツトをカバーから外すこ
となくカバーを着脱するだけの簡単な作業で容易に行な
える。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第12図につい
て説明する。第1図は側面図、第2図は平面図、第3図
は切換スイツチを除いた側面図、第4図は第3図の平面
図、第5図は第3図の分解斜視図、第6図は補助スイツ
チとしての使用状態を示す一部破断側面図、第7図は第
6図の要部側面図、第8図は第7図の平面図、第9図は
板ばねの斜視図、第10図は警報スイツチとしての使用状
態を示す一部破断側面図、第11図は第10図の要部側面
図、第12図は第11図の平面図であり、上記従来装置と同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。第1図乃至第5図において、(32)はカバー(26)
に取り付けられるスイツチ台で、取付面(321)とこの
取付面(321)に形成される段面(322)とスイツチ固定
面(323)とこのスイツチ固定面(323)に設けられるね
じ挿入部(324)とを有している。(33)はスイツチ台
(32)のスイツチ固定面(323)に固定される切換スイ
ツチで、オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如きも
ので、スイツチ固定面(323)の突起(323a)に嵌まる
孔(331)とスイツチ固定面(323)のねじ孔(323b)に
螺合するねじ(332)とを有している。(34)はスイツ
チ台(32)の段面(322)の突起(322a)に中間部の孔
(341)が嵌合されてスイツチ台(32)に回転可能に支
持されるくの字状のアクチユエータで、一端側(342)
が段面(322)の段部(322b)に当接した状態で他端側
(343)が切換スイツチ(33)の突出状態の作動片(33
3)に当接している。(35)はアクチユエータ(34)の
他端側(343)に設けたばね挿入孔で、後記する板ばね
を保持するものである。(36)はスイツチ台(32)の段
面(322)に設けたばね係止部で、後記するひねりばね
の一端を係止するものである。
て説明する。第1図は側面図、第2図は平面図、第3図
は切換スイツチを除いた側面図、第4図は第3図の平面
図、第5図は第3図の分解斜視図、第6図は補助スイツ
チとしての使用状態を示す一部破断側面図、第7図は第
6図の要部側面図、第8図は第7図の平面図、第9図は
板ばねの斜視図、第10図は警報スイツチとしての使用状
態を示す一部破断側面図、第11図は第10図の要部側面
図、第12図は第11図の平面図であり、上記従来装置と同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。第1図乃至第5図において、(32)はカバー(26)
に取り付けられるスイツチ台で、取付面(321)とこの
取付面(321)に形成される段面(322)とスイツチ固定
面(323)とこのスイツチ固定面(323)に設けられるね
じ挿入部(324)とを有している。(33)はスイツチ台
(32)のスイツチ固定面(323)に固定される切換スイ
ツチで、オン−オフ切換用のマイクロスイツチの如きも
ので、スイツチ固定面(323)の突起(323a)に嵌まる
孔(331)とスイツチ固定面(323)のねじ孔(323b)に
螺合するねじ(332)とを有している。(34)はスイツ
チ台(32)の段面(322)の突起(322a)に中間部の孔
(341)が嵌合されてスイツチ台(32)に回転可能に支
持されるくの字状のアクチユエータで、一端側(342)
が段面(322)の段部(322b)に当接した状態で他端側
(343)が切換スイツチ(33)の突出状態の作動片(33
3)に当接している。(35)はアクチユエータ(34)の
他端側(343)に設けたばね挿入孔で、後記する板ばね
を保持するものである。(36)はスイツチ台(32)の段
面(322)に設けたばね係止部で、後記するひねりばね
の一端を係止するものである。
このスイツチユニツトを補助スイツチとして使用する
場合を第6図乃至第9図について説明する。補助スイツ
チとして使用する場合には、ベース(1)から外したカ
バー(26)に装着したままのスイツチユニツトのアクチ
ユエータ(34)のばね挿入孔(35)に補助スイツチ用板
ばね(37)を挿入して固定する。このように板ばね(3
7)の一方(371)をばね挿入孔(35)に固定しておく
と、他方(372)が押板(7)と係合可能となる。従つ
て例えば第7図に示すように押板(7)の下がるしや断
器のオン時には板ばね(37)が押板(7)と接触しない
ので、切換スイツチ(33)の作動片(333)も動作せ
ず、切換スイツチ(33)はそのままの状態でオンとな
る。そして第7図中想像線で示すように押板(7)の上
がるしや断器のオフ時には、第6図に示すように押板
(7)によつて板ばね(37)の他方(372)が押圧され
るので、板ばね(37)を介してアクチユエータ(34)が
矢印(38)の方向に回転し、作動片(333)が動作して
切換スイツチ(33)がオフとなる。このように板ばね
(37)を介しておくと、押板(7)のストロークの変動
や相対的な取付誤差などによる衝撃を吸収できるので、
切換スイツチ(33)を保護できる。
場合を第6図乃至第9図について説明する。補助スイツ
チとして使用する場合には、ベース(1)から外したカ
バー(26)に装着したままのスイツチユニツトのアクチ
ユエータ(34)のばね挿入孔(35)に補助スイツチ用板
ばね(37)を挿入して固定する。このように板ばね(3
7)の一方(371)をばね挿入孔(35)に固定しておく
と、他方(372)が押板(7)と係合可能となる。従つ
て例えば第7図に示すように押板(7)の下がるしや断
器のオン時には板ばね(37)が押板(7)と接触しない
ので、切換スイツチ(33)の作動片(333)も動作せ
ず、切換スイツチ(33)はそのままの状態でオンとな
る。そして第7図中想像線で示すように押板(7)の上
がるしや断器のオフ時には、第6図に示すように押板
(7)によつて板ばね(37)の他方(372)が押圧され
るので、板ばね(37)を介してアクチユエータ(34)が
矢印(38)の方向に回転し、作動片(333)が動作して
切換スイツチ(33)がオフとなる。このように板ばね
(37)を介しておくと、押板(7)のストロークの変動
や相対的な取付誤差などによる衝撃を吸収できるので、
切換スイツチ(33)を保護できる。
また、このスイツチユニツトを警報スイツチとして使
用する場合を第10図乃至第12図について説明する。警報
スイツチとして使用する場合には、同じくベース(1)
から外したカバー(26)に装着したままのスイツチユニ
ツトのアクチユエータ(34)に警報スイツチ用ひねりば
ね(39)を装着する。このようにひねりばね(39)の一
方(391)をアクチユエータ(34)の他端側(343)に係
止しかつ他方(392)をスイツチ台(32)のばね係止部
(36)に係止しておくと、アクチユエータ(34)が切換
スイツチ(33)の作動片(333)を押し込む方向に付勢
され、そして作動片(333)を押し込んだ状態でアクチ
ユエータ(34)の一端側(342)がレバーピン(19)と
当接する。従つて、例えばレバーピン(19)が動作しな
い回路しや断器のオン−オフ時には第11図に示すように
ひねりばね(39)により付勢されたアクチユエータ(3
4)により作動片(333)が押圧されて切換スイツチ(3
3)がオフとなり警報は発せられない。そして回路しや
断器のトリツプ時にレバーピン(19)が矢印(31)の方
向に移動してアクチユエータ(34)をひねりばね(39)
に抗して回転させると、第10図に示すように作動片(33
3)が突出して切換スイツチ(33)がオンとなり警報が
発せられる。
用する場合を第10図乃至第12図について説明する。警報
スイツチとして使用する場合には、同じくベース(1)
から外したカバー(26)に装着したままのスイツチユニ
ツトのアクチユエータ(34)に警報スイツチ用ひねりば
ね(39)を装着する。このようにひねりばね(39)の一
方(391)をアクチユエータ(34)の他端側(343)に係
止しかつ他方(392)をスイツチ台(32)のばね係止部
(36)に係止しておくと、アクチユエータ(34)が切換
スイツチ(33)の作動片(333)を押し込む方向に付勢
され、そして作動片(333)を押し込んだ状態でアクチ
ユエータ(34)の一端側(342)がレバーピン(19)と
当接する。従つて、例えばレバーピン(19)が動作しな
い回路しや断器のオン−オフ時には第11図に示すように
ひねりばね(39)により付勢されたアクチユエータ(3
4)により作動片(333)が押圧されて切換スイツチ(3
3)がオフとなり警報は発せられない。そして回路しや
断器のトリツプ時にレバーピン(19)が矢印(31)の方
向に移動してアクチユエータ(34)をひねりばね(39)
に抗して回転させると、第10図に示すように作動片(33
3)が突出して切換スイツチ(33)がオンとなり警報が
発せられる。
以上のようにこのスイツチユニツトは、スイツチ台
(32)にアクチユエータ(34)を嵌めまた切換スイツチ
(33)をねじ(332)により固定した後、スイツチ台(3
2)をねじ(40)によりカバー(26)に取り付けるだけ
で、簡単に取り付けができる。しかもカバー(26)を着
脱することにより、板ばね(37)を用いれば補助スイツ
チとして使用でき、ひねりばね(39)を用いれば警報ス
イツチとして使用できるので、簡単に共用できる。
(32)にアクチユエータ(34)を嵌めまた切換スイツチ
(33)をねじ(332)により固定した後、スイツチ台(3
2)をねじ(40)によりカバー(26)に取り付けるだけ
で、簡単に取り付けができる。しかもカバー(26)を着
脱することにより、板ばね(37)を用いれば補助スイツ
チとして使用でき、ひねりばね(39)を用いれば警報ス
イツチとして使用できるので、簡単に共用できる。
以上のように、この考案によれば構造簡単で取り付け
作業性が良くて補助スイツチと警報スイツチとして共用
でき、しかも各スイツチへの切り換え利用がこのユニツ
トをカバーから外すことなくカバーをベースからの着脱
するだけの簡単な作業で容易に行なえるという効果があ
る。
作業性が良くて補助スイツチと警報スイツチとして共用
でき、しかも各スイツチへの切り換え利用がこのユニツ
トをカバーから外すことなくカバーをベースからの着脱
するだけの簡単な作業で容易に行なえるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第2図は平
面図、第3図は切換スイツチを除いた側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は第3図の分解斜視図、第6図
は補助スイツチとしての使用状態を示す一部破断側面
図、第7図は第6図の要部側面図、第8図は第7図の平
面図、第9図は板ばねの斜視図、第10図は警報スイツチ
としての使用状態を示す一部破断側面図、第11図は第10
図の要部側面図、第12図は第11図の平面図、第13図は従
来装置を示すものでカバーを外した状態の平面図、第14
図は第13図の線XIV-XIVの断面図、第15図はハンドル部
分の詳細斜視図、第16図は第15図の分解斜視図、第17図
はオン状態を示す第14図と同じ図、第18図はトリツプ状
態を示す第14図と同じ図、第19図は補助スイツチを示す
もので第13図の線XIX-XIXに沿う断面図、第20図は警報
スイツチを示すもので第19図と同じ図である。 図において、(1),(26)はしや断器筐体、(5)は
可動接触子、(7)は押板、(19)はレバーピン、(3
2)はスイツチ台、(33)は切換スイツチ、(34)はア
クチユエータ、(37)は板ばね、(39)はばねである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
面図、第3図は切換スイツチを除いた側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は第3図の分解斜視図、第6図
は補助スイツチとしての使用状態を示す一部破断側面
図、第7図は第6図の要部側面図、第8図は第7図の平
面図、第9図は板ばねの斜視図、第10図は警報スイツチ
としての使用状態を示す一部破断側面図、第11図は第10
図の要部側面図、第12図は第11図の平面図、第13図は従
来装置を示すものでカバーを外した状態の平面図、第14
図は第13図の線XIV-XIVの断面図、第15図はハンドル部
分の詳細斜視図、第16図は第15図の分解斜視図、第17図
はオン状態を示す第14図と同じ図、第18図はトリツプ状
態を示す第14図と同じ図、第19図は補助スイツチを示す
もので第13図の線XIX-XIXに沿う断面図、第20図は警報
スイツチを示すもので第19図と同じ図である。 図において、(1),(26)はしや断器筐体、(5)は
可動接触子、(7)は押板、(19)はレバーピン、(3
2)はスイツチ台、(33)は切換スイツチ、(34)はア
クチユエータ、(37)は板ばね、(39)はばねである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】しや断器筐体のカバーに取り付け可能なス
イツチ台と、このスイツチ台に固定される切換スイツチ
と、前記スイツチ台に回転可能に取り付けられかつその
回動によって前記切換スイツチを切り換えるアクチユエ
ータとを備え、 さらに前記アクチユエータに取り付けられて可動接触子
を開閉させる押板に係合したときに前記アクチユエータ
を回動させて前記切換スイツチを切り換える補助スイツ
チ用板ばねと、前記アクチユエータを回転方向に付勢す
るように装着されかつトリツプ時に作動するレバーピン
によって前記アクチユエータが前記付勢力に抗して回動
されて前記切換スイツチが切り換わる警報スイツチ用ば
ねとを取り換え自在に具備したことを特徴とする回路し
や断器のスイツチユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986181466U JP2511295Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 回路しや断器のスイツチユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986181466U JP2511295Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 回路しや断器のスイツチユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385850U JPS6385850U (ja) | 1988-06-04 |
JP2511295Y2 true JP2511295Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31126360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986181466U Expired - Lifetime JP2511295Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 回路しや断器のスイツチユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511295Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58123547U (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-23 | 寺崎電気産業株式会社 | 回路遮断器 |
JPS6059340U (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-25 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
JPS6095661U (ja) * | 1983-12-07 | 1985-06-29 | 株式会社三協精機製作所 | 磁気記録媒体用リ−ダ |
JPS61105516U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-04 | ||
JPS61105135U (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-04 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP1986181466U patent/JP2511295Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385850U (ja) | 1988-06-04 |
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