JPH0749716Y2 - 回路遮断器の付属スイッチ装置 - Google Patents

回路遮断器の付属スイッチ装置

Info

Publication number
JPH0749716Y2
JPH0749716Y2 JP1990039761U JP3976190U JPH0749716Y2 JP H0749716 Y2 JPH0749716 Y2 JP H0749716Y2 JP 1990039761 U JP1990039761 U JP 1990039761U JP 3976190 U JP3976190 U JP 3976190U JP H0749716 Y2 JPH0749716 Y2 JP H0749716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
circuit breaker
base
arc
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990039761U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03131046U (ja
Inventor
洋 藤井
博 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1990039761U priority Critical patent/JPH0749716Y2/ja
Publication of JPH03131046U publication Critical patent/JPH03131046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0749716Y2 publication Critical patent/JPH0749716Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回路遮断器のトリップ時に作動する警報装
置の駆動用マイクロスイッチなどを備えた回路遮断器の
付属スイッチ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図乃至第6図は例えば実開昭55-63052号公報に示さ
れた従来の回路遮断器を示す図であり、第4図はオフ状
態を示す側断面図、第5図はオン状態を示す側断面図、
第6図はトリップ状態を示す側断面図である。図におい
て、(1)は絶縁材からなる筺体で、上方に開いたベー
ス(101)とこのベース(101)の上面に下方に開いた下
面を固定したカバー(102)とで構成される。(2)は
固定接点(201)を有する固定子で、ベース(101)に固
着される。(3)は固定子(2)に螺合した端子ネジ、
(4)は固定接点(201)と接離する可動接点(401)を
有する銅板製可動子で、中間部の幅方向両側部にそれぞ
れ切欠き(402),(402)を有している。(5)はプラ
スチックスの如き絶縁材からなる押板で、ベース(10
1)の溝(6)に沿って摺動し、可動子(4)を開閉動
作させる。(7)は押板(5)の下面に設けた可動子挿
入用の凹部、(8)は開離ばねで、可動接点(401)を
固定接点(201)から開離するために可動子(4)を付
勢する。(9)はコ状の機構フレームで、ベース(10
1)に装置されかつ開閉動作を行う機構部を支える。(1
0)は押板(5)と係脱可能にピン(11)により係合す
るコ状のリンクで、機構フレーム(9)の長孔(9a)に
沿って摺動する。(12)は絶縁材からなる操作ハンドル
で、機構フレーム(9)にピン(13)により枢着されか
つ端部はピン(14)を介してリンク(10)に連結されて
いる。(15)は引ばねで、操作ハンドル(12)とリンク
(10)の自動引きはずし時の復帰力と、操作ハンドル
(12)のトリップ位置を保持する。(16)はレバーで、
ピン(13)で操作ハンドル(12)と同時に機構フレーム
(9)に枢着され、押板(5)とリンク(10)との係合
部に生ずる力の分力を自動引きはずし装置(後述する)
に伝達すると共に押板(5)とリンク(10)との係合を
保持する。(17)は自動引きはずし装置で、過電流・短
絡電流が生ずるとレバー(16)との係合を解除し、自動
引きはずし動作を行う装置である。(18)は自動引きは
ずし装置(17)の1方の口出部と可動子(4)とを接続
する可撓銅撚線、(19)は自動引きはずし装置(17)の
他方の口出部に接続した端子板で、端子ネジ(20)を有
している。(21)はレバー(16)に設けた動作ピン、
(22)は内部付属装置としてのマイクロスイッチで、例
えば回路遮断器がトリップした時に警報ランプ、ブザー
等を作動させる警報スイッチとして使用される。(23)
はマイクロスイッチ(22)のアクチュエータで、動作ピ
ン(21)と係合して、回路遮断器のオン,オフ状態では
押し込まれ(スイッチ“開”の状態)、回路遮断器のト
リップ状態では解放され(スイッチ“閉”の状態)る。
次に動作を説明する。まず、「オフ」から「オン」の動
作について、第4図により説明する。操作ハンドル(1
2)を図示矢印(A)方向に押すと、操作ハンドル(1
2)はピン(13)を中心として回転し、端部にピン(1
4)で連結しているリンク(10)を機構フレーム(9)
の長孔(9a)に沿って連動させる。すると、リンク(1
0)はピン(11)によって押板(5)と係合し、さらに
操作ハンドル(12)を徐々に移動させるとピン(11)は
押板(5)と係合しながら開離ばね(8)の反力に打ち
勝ち、かつ係合部に生ずる分力をレバー(16)に伝え
る。次に、このレバー(16)は自動引きはずし装置(1
7)と係合し、かつ回動を抑制される。これ以後ピン(1
1)は保持されたままの状態でレバー(16)を摺動しな
がら、ベース(101)の溝(6)にはまり込んでいる押
板(5)を第4図において下方に押圧する。このため、
押板(5)が移動すると、押板(5)の端部に支えられ
ている可動子(4)は開離ばね(8)の反力を受けなが
ら自動引きはずし装置(17)に一端を係脱可能に係合し
ているため、その位置を支点として固定接点(201)に
接する方向に回動する。こうして、可動接点(401)が
固定接点(201)と接すると同時に上記両接点(401),
(201)の接合部が可動子(4)の回動支点となる。さ
らに、操作ハンドル(12)を押圧すると可動子(4)は
上記接合部を中心に回動し、ピン(14)がフレーム
(9)の長孔(9a)の到達した時点で「オフ」→「オ
ン」動作を完了させる。この時、開離ばね(8)の反力
は押板(5)とピン(11)との係合部に作用し、さらに
その分力はピン(14)を機構フレーム(9)の長孔(9
a)の端面に押し付けるように作用している。このリン
ク機構が構成されることにより操作ハンドル(12)をは
じめ全ての機構は静止し、この状態を保持できる。
次に第5図により、「オン」→「オフ」の動作を説明す
る。まず、操作ハンドル(12)を図示矢印(B)方向に
押圧すると、ピン(13)とピン(14)とピン(11)が一
線上をなす。この行程では、可動子(4)はわずかでは
あるが押し下げられる。しかし、ピン(14)がこの一線
上から第5図において左方に移動されると、開離ばね
(8)の反力を受けている押板(5)とリンク(10)と
の係合部に作用する分力の方向が操作ハンドル(12)を
図示矢印(B)方向に回転させるように働き始める。更
に、操作ハンドル(12)を図示矢印(B)方向に移動す
るとこの操作ハンドル(12)の端部にピン(14)で連結
されているリンク(10)も機構フレーム(9)の長孔
(9a)の中を第5図において左方に摺動して行き、その
結果、ピン(11)を引き上げる動作となり、「オフ」→
「オン」の動作とまったく逆の関係を示し押板(5)も
可動子(4)も復帰され、ついには可動接点(401)と
固定接点(201)とは開離され、第4図の状態に復帰す
る。この間レバー(16)は自動引きはずし装置(17)と
係合し続け、かつ保持されているため、回動することな
く静止を続けている。また、引きばね(15)の操作ハン
ドル(12)を保持する力は開離ばね(8)による操作ハ
ンドル(12)の復帰力より弱いため、操作ハンドル(1
2)は「オフ」の状態まで復帰する。
以上の「オフ」から「オン」の動作、および「オン」か
ら「オフ」の動作では、レバー(16)の動作ピン(21)
が動かないので、アクチュエータ(23)は第5図に示す
ように動作ピン(21)に押され、マイクロスイッチ(2
2)が“開”の状態のままである。したがって、マイク
ロスイッチ(22)は切り替わらないので、警報は発せら
れない。
次に、「オン」→「トリップ」動作について説明する。
第5図が「オン」の状態を示す図である。ここで、外部
電線(図示せず)より固定子(2)→可動子(4)→可
撓銅燃線(18)→自動引きはずし装置(17)→端子板
(19)→外部電線(図示せず)と異常電流が流れたと仮
定すると、自動引きはずし装置(17)はレバー(16)と
の係合、保持を解除する。それにより、開離ばね(8)
の反力が押板(5)とピン(11)の係合部の分力として
レバー(16)に加わっているので、レバー(16)はピン
(13)を中心に回転モーメント(第5図において矢印
(C)方向)を受けて回転する。そのため、ピン(11)
は係合保持を失い、押板(5)の端面を係合部の分力に
よって滑り落ち第6図の状態になる。それと同時に、押
板(5)は開離ばね(8)の反力を可動子(4)を介し
て受けているため、ベース(101)の溝(6)に沿って
摺動され第5図において上方へ動く。このため、可動子
(4)も押板(5)と同じく開離ばね(8)の反力によ
り押し上げられ、自動引きはずし装置(17)に一端が係
合すると、その点を中心として回動し、可動接点(40
1)と固定接点(201)は開離する。また、操作ハンドル
(12)とリンク(10)は開離ばね(8)の反力はまった
く作用しなくなる。そして、引きばね(15)の機構フレ
ーム(9)との掛止点とピン(13)とを結ぶ一直線上に
操作ハンドル(12)と引きばね(15)との掛止点が来る
ように操作ハンドル(12)を引きもどす。当然ながら、
リンク(10)も操作ハンドル(12)に連動されて引きも
どされる。この状態は第6図に示すとおりである。この
ようにして自動引きはずし動作は完了するのであるが、
この時、手動ハンドル(12)は1本の引きばね(15)に
より復帰させられると共に、トリップの位置で保持する
ことができる。
この「オン」から「トリップ」の動作では、レバー(1
6)の回転(矢印(C)方向)に伴って動作ピン(21)
が動くので、アクチュエータ(23)は第6図に示すよう
に動作ピン(21)から解放され、マイクロスイッチ(2
2)が“閉”の状態となる。したがって、マイクロスイ
ッチ(22)の切り替わりにより、警報が発せられる。
上記した従来の回路遮断器ではマイクロスイッチ(22)
の取付手段については記載されていないので、この回路
遮断器に従来公知のマイクロスイッチ(22)の取付手段
を組み込ませ、これを従来例として第7図に示し、以下
説明する。なお、第7図に示す回路遮断器の構成は上記
した従来の回路遮断器の構成と若干異なるが、基本構成
において同一のものである。
第7図において、(24)はベース(101)の溝(101a)
に脚部(24a)を挿入してその底板部(24b)でベース
(101)の上面の一部を塞ぐようにカバー(102)内に固
定されるスイッチ取付台で、マイクロスイッチ(22)と
アクチュエータ(23)とが取付けられている。(25)は
平面コの字状の消弧側板(25a)により構成される上面
開放の消弧室で、アークガスは上方に排出される。(2
6)はカバー(102)に設けた壁で、カバー(102)の排
出口(26a)と消弧室(25)の上方とを連通するアーク
ガス排出通路を構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の回路遮断器の付属スイッチ装置で
は、大電流遮断時にアークガスの一部が第7図中矢印
(27)で示すように壁(26)とスイッチ取付台(24)と
の隙間からマイクロスイッチ(22)の方向に洩れるの
で、マイクロスイッチ(22)間同志、あるいはマイクロ
スイッチ(22)と本体充電部との間で内部短絡を生じる
という問題点があった。
この考案はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、部品を増やさずにマイクロスイッチ側へのアークガ
スの洩れを防ぐことによりマイクロスイッチ間同志ある
いはマイクロスイッチと本体充電部との間の内部短絡を
防止できる回路遮断器の付属スイッチ装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案に係る回路遮断器
の付属スイッチ装置は、スイッチ取付台にアークガス排
出通路を構成する部材を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、スイッチ取付台の部材によりアー
クガス排出通路が構成されるので、アークガスはマイク
ロスイッチ側に洩れない。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図〜第3図について説明す
る。第1図は要部を示す第7図と同じ側断面図、第2図
は第1図の線II-IIの断面図、第3図は第1図の要部を
分解した斜視図であり、前記従来のものと同一または相
当部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、(28)はコの字の中間板部(28a)でスイッチ取付
台(24)の一方の端面を塞ぐようにスイッチ取付台(2
4)の端面に一体成形される平面コの字状の部材で、コ
の字により消弧室(25)の上方にアークガス排出通路を
構成する。(29)は部材(28)の両側板下部に形成した
段部で、消弧側板(25a)の内側に嵌まり込む。
このようにスイッチ取付台(24)を筺体(1)に嵌合固
定した状態では、部材(28)の下端とスイッチ取付台
(24)の端面との間にすき間が無いので、この部分から
マイクロスイッチ(22)側にアークガスが洩れない。
上記実施例のように部材(28)の下部の段部(29)を消
弧側板(25a)の内側に挿入して部材(28)を消弧側板
(25a)に被せておくと、アークガスがより洩れなくな
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば部品を増やさずにマイ
クロスイッチ側へのアークガスの洩れを防止できるので
マイクロスイッチ間同志あるいはマイクロスイッチと本
体充電部との間の内部短絡を防止できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部の側断面図、第
2図は第1図の線II-IIの断面図、第3図は第1図の要
部を分解した斜視図、第4図は従来の回路遮断器を示す
オフ状態の側断面図、第5図はオン状態の側断面図、第
6図はトリップ状態の側断面図、第7図は従来装置を示
す側断面図である。 図において、(1)は筺体、(22)はマイクロスイッ
チ、(24)はスイッチ取付台、(24b)は底板部、(2
5)は消弧室、(28)は部材、(28a)は中間板部を示
す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路遮断器の筐体を、上面開放の消弧室を
    備えかつ上方に開いたベースとこのベースの上面に下方
    に開いた下面を固定したカバーとで構成し、かつ付属装
    置としてのマイクロスイッチを取付けたスイッチ取付台
    をその底板部で前記ベースの上面の一部を塞ぐように前
    記カバー内に固定し、さらにコの字の中間板部で前記ス
    イッチ取付台の一方の端面を塞ぐ平面コの字状の部材を
    前記スイッチ取付台の端面に一体的に設け、この平面コ
    の字状の部材により前記消弧室の上方にアークガス排出
    通路を構成して、アークガスが前記スイッチ取付台の端
    面において前記マイクロスイッチの端子側に侵入しない
    ようにしたことを特徴とする回路遮断器の付属スイッチ
    装置。
JP1990039761U 1990-04-13 1990-04-13 回路遮断器の付属スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0749716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990039761U JPH0749716Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 回路遮断器の付属スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990039761U JPH0749716Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 回路遮断器の付属スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03131046U JPH03131046U (ja) 1991-12-27
JPH0749716Y2 true JPH0749716Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31548954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990039761U Expired - Lifetime JPH0749716Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 回路遮断器の付属スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0749716Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059339U (ja) * 1983-09-29 1985-04-25 三菱電機株式会社 回路しや断器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03131046U (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5107236A (en) Molded case circuit breaker trip-to-test button and auxiliary switch interface
US5508670A (en) Trip interlock assembly for a circuit breaker
JPH0340329A (ja) 回路遮断器の警報スイッチ操作装置
JPH0275124A (ja) 遮断器補助スイッチ構造
JPH0749716Y2 (ja) 回路遮断器の付属スイッチ装置
JP2000082375A (ja) 回路遮断器
US5151671A (en) Circuit breaker
JPH0749715Y2 (ja) 多極回路遮断器
JP3399126B2 (ja) 回路遮断器
JP2505007B2 (ja) リモコンブレ―カ
US5986225A (en) Circuit breaker bell alarm accessory with lock-out
JPH0113311Y2 (ja)
JP3853245B2 (ja) プラグイン型回路遮断器
JPH0125399Y2 (ja)
US5317295A (en) Molded case circuit breaker trip-to-test button
JPH082913Y2 (ja) 回路しや断器
JPS6136047Y2 (ja)
JP2511295Y2 (ja) 回路しや断器のスイツチユニツト
JP3234445B2 (ja) 漏電遮断器
JPS6025808Y2 (ja) 回路しや断器
EP0942443B1 (en) Circuit breaker
JP3335041B2 (ja) 漏電遮断器
JPH082910Y2 (ja) 回路しや断器
JP2575361B2 (ja) 配線用遮断器
JPH0641322Y2 (ja) 回路しや断器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term