JP6408907B2 - 画像形成装置、画像形成方法、現像装置および現像方法 - Google Patents
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Description
静電潜像担持体、
該静電潜像担持体の表面を帯電するための帯電手段、
帯電された該静電潜像担持体の表面に像露光光を照射して該静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成するための像露光手段、
該静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成するための現像装置、
中間転写体を介してまたは介さずに該静電潜像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写するための転写手段、および、
該転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着するための定着手段、
を有する画像形成装置であって、
該トナー像を転写した後の該静電潜像担持体の表面の転写残トナーを該現像装置で回収する画像形成装置において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下であることを特徴とする画像形成装置である。
nは、1以上4以下の整数であり
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
帯電された該静電潜像担持体の表面に像露光光を照射して該静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成する像露光工程、
現像装置を用い、該静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成する現像工程、
中間転写体を介してまたは介さずに該静電潜像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写する転写工程、および、
該転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着するための定着工程を有する画像形成方法であって、
該トナー像を転写した後の該静電潜像担持体の表面の転写残トナーを該現像装置で回収する画像形成方法において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
上記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
上記数式(1)から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする画像形成方法である。
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
上記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
上記数式(1)から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする現像装置である。
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
上記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
上記数式(1)から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする現像方法である。
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする。
nは、1以上4以下の整数であり
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有するウレタン樹脂を有しており、帯電性が高いこと、そして、トナーが適度な空隙率を有することにより帯電機会を多く得ることができる。これら2点の相乗効果により、帯電しにくい高温高湿環境でも迅速で高い帯電性を得ることができ、カブリを抑制できる。
サリチル酸、アルキルサリチル酸、ジアルキルサリチル酸、ナフトエ酸、ダイカルボン酸などの芳香族カルボン酸の金属化合物;
アゾ染料またはアゾ顔料の金属塩または金属錯体;
スルフォン酸またはカルボン酸基を側鎖に持つ高分子型化合物;
ホウ素化合物;
尿素化合物;
ケイ素化合物;
カリックスアレーン
などが挙げられる。
基体2は、導電性ローラー1の電極および支持部材として機能するもので、アルミニウム、銅合金、ステンレス鋼のような金属または合金;クロム、またはニッケルで鍍金処理を施した鉄;導電性を有する合成樹脂のような導電性の材質で構成される。
弾性層3は、導電性ローラーと静電潜像担持体との当接部において、所定の幅の当接部を形成するために必要な弾性を導電性ローラーに与えるものである。
表面層4はウレタン樹脂を主成分とした樹脂層であり、ウレタン樹脂はポリオールとポリイソシアネートとの反応により得られ、以下のようにして合成することができる。
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)構造式(2)で示される基、
R3が、ヒドロキシアルキル基である場合は炭素数が2以上8以下、R3がアミノアルキル基である場合は炭素数が2以上8以下であると、ウレタンまたはウレア基による架橋構造を形成しやすく好ましい。
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、または
(c)上記構造式(2)で示される基
である場合、構造式(1)の末端にウレタン基を有する構造となる。
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基
である場合、構造式(1)の末端にウレア基を有する構造となる。
エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)、ウレタン、アクリルニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴムなどに抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物などの導電性物質を分散したゴム材、
または、これらを発泡させたもの
が挙げられるが、これらに限定されるものでは無い。また、導電性物質を分散せずに、または導電性物質と併用してイオン導電性の材料を用いて抵抗調整をすることも可能である。
トナーの重量平均粒径(D4)は、以下のようにして算出する。測定装置としては、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)を用いる。測定条件の設定および測定データの解析は、付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いる。なお、測定は実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで行う。
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100
真密度およびタップ密度の測定法を以下に示す。
トナーの真密度は、島津製作所製の乾式自動密度計“アキュピック1330”により、トナーを5.0g精評して測定する。
ホソカワミクロン(株)製のパウダーテスターを用い、該パウダーテスターに付属している容器を使用して、該パウダーテスターの取扱説明書の手順に従って測定する。すなわち、パウダーテスターの測定用カップ(内容積:Vcm3)にトナーを入れ、タッピングを行う。タッピング終了後、余分なトナーをブレードですり切り、容器中のトナーの重量(Wg)を測定し、次の式によりタップ密度を得ることができる。なお、タップ回数は600回とする。
タップ密度=W/V(g/cm3)
基体2として、SUS304製の直径6mmの芯金にプライマー(商品名、DY35−051;東レダウコーニング社製)を塗布、焼き付けしたものを用意した。
上記で用意した基体2を金型に配置し、以下の材料を混合した付加型シリコーンゴム組成物を金型内に形成されたキャビティに注入した。
・液状シリコーンゴム材料(商品名、SE6724A/B;東レ・ダウコーニング社製)100質量部、
・カーボンブラック(商品名、トーカブラック#4300;東海カーボン社製)15質量部、
・耐熱性付与剤としてのシリカ粉体 0.2質量部、
・白金触媒 0.1質量部。
以下に本発明のポリウレタン表面層を得るための合成例を示す。
窒素雰囲気下、反応容器中でトリレンジイソシアネート(TDI)(商品名:コスモネートT80;三井化学社製)17.7質量部に対し、ポリプロピレングリコール系ポリオール (商品名:エクセノール4030;旭硝子社製)100.0gを反応容器内の温度を65℃に保持しつつ、徐々に滴下した。滴下終了後、温度65℃で2時間反応させた。得られた反応混合物を室温まで冷却し、イソシアネート基含有量3.8重量%のイソシアネート基末端プレポリマーA−1を得た。
窒素雰囲気下、反応容器中でポリメリックMDI(商品名:ミリオネートMR 日本ポリウレタン工業社製)33.8質量部に対し、ブチレンアジペート系ポリオール(商品名:ニッポラン4010;日本ポリウレタン工業社製)100.0gを反応容器内の温度を65℃に保持しつつ、徐々に滴下した。滴下終了後、温度65℃で2時間反応させた。得られた反応混合物を室温まで冷却し、イソシアネート基含有量4.3重量%のイソシアネート基末端プレポリマーA−2を得た。
(アミノ化合物 B−1の合成)
撹拌装置、温度計、還流管、滴下装置および温度調整装置を取り付けた反応容器中で、攪拌しながらエチレンジアミン100.0質量部(1.67mol)、純水100質量部を40℃まで加温した。次に、反応温度を40℃以下に保持しつつ、プロピレンオキシド425.3質量部(7.35mol)を30分かけて徐々に滴下した。さらに1時間攪拌して反応を行い、反応混合物を得た。得られた反応混合物を減圧下加熱して水を留去し、アミノ化合物 B−1 426gを得た。
プロピレンオキシドの配合量、および反応時間を下記表1に記載のとおり変更した以外は、アミノ化合物B−1の合成例と同様にして、アミノ化合物B−2を得た。
撹拌装置、温度計、滴下装置および温度調整装置を取り付けた反応容器中で、攪拌しながらジエチレントリアミン100.0質量部(0.97mol)、エタノール100質量部を40℃まで加温した。次に、反応温度を60℃以下に保持しつつ、エチレンオキシド235.0質量部(5.34mol)を30分かけて徐々に滴下した。さらに1時間攪拌して反応を行い、反応混合物を得た。得られた反応混合物を減圧下加熱してエタノールを留去し、アミノ化合物 B−3 276gを得た。
エチレンオキシドを2−メチル−テトラヒドロフランに変更し、配合量および反応時間を表1に記載のとおり変更した以外は、アミノ化合物B−3の合成例と同様にして、アミノ化合物B−4を得た。
撹拌装置、温度計、還流管、滴下装置および温度調整装置を取り付けた反応容器中で、攪拌しながらテトラエチレンペンタミン100.0質量部(0.53mol)、エタノール100質量部を40℃まで加温した。次に、反応温度を40℃以下に保持しつつ、8−ブロモ−1−オクタノール851.5質量部(4.08mol)を30分かけて徐々に滴下した。さらに1.5時間攪拌して反応を行い、反応混合物を得た。得られた反応混合物を減圧下加熱してエタノールを留去し、アミノ化合物 B−5 1288gを得た。
撹拌装置、温度計、還流管、滴下装置および温度調整装置を取り付けた反応容器中で、攪拌しながらブチレンジアミン100.0質量部(1.14mol)、エタノール100質量部を40℃まで加温した。次に、反応温度を40℃以下に保持しつつ、エチレンイミン215.0質量部(5.02mol)を30分かけて徐々に滴下した。さらに1時間攪拌して反応を行い、反応混合物を得た。得られた反応混合物を減圧下加熱してエタノールを留去し、アミノ化合物 B−6 216gを得た。
エチレンイミンを8−ブロモ−1−アミノオクタンに変更し、配合量を表1に記載のとおり変更した以外は、アミノ化合物B−6の合成例と同様にして、アミノ化合物B−7を得た。
表面層4の材料として、イソシアネート基末端プレポリマーA−1 617.9質量部に対し、アミノ化合物B−1 34.2質量部、カーボンブラック(商品名、MA230;三菱化学社製)117.4質量部、およびウレタン樹脂微粒子(商品名、アートパールC−400;根上工業社製)130.4質量部、を撹拌混合した。
表面層4の材料として、下記表3の材料を用いた以外はトナー担持体1の作製と同様に表面層形成用塗料を調製した。そして、各塗料を弾性ローラーD−1に対して、トナー担持体1の作製と同様にして塗布、乾燥および加熱を行ってトナー担持体2〜7を作製した。
表面層4の材料として、イソシアネート基末端プレポリマーA−2 632.8質量部に対し、ペンタエリスリトール 19.5質量部、カーボンブラック(商品名、MA230;三菱化学社製)117.4質量部、およびウレタン樹脂微粒子(商品名、アートパールC−400;根上工業社製)130.5質量部、を撹拌混合した。
表面層4の材料として、イソシアネート基末端プレポリマーA−2 351.6質量部に対し、ポリプロピレングリコール系ポリオール (商品名:エクセノール230;旭硝子社製) 300.5質量部、カーボンブラック(商品名、MA230;三菱化学社製)117.4質量部、およびウレタン樹脂微粒子(商品名、アートパールC−400;根上工業社製)130.5質量部、を撹拌混合した。
硫酸第一鉄水溶液中に、鉄原子に対して1.1当量の苛性ソーダ溶液、鉄原子に対しリン原子換算で0.15質量%となる量のP2O5、鉄原子に対してケイ素原子換算で0.50質量%となる量のSiO2を混合し、水酸化第一鉄を含む水溶液を調製した。水溶液のpHを7.5とし、空気を吹き込みながら85℃で酸化反応を行い、種晶を有するスラリー液を調製した。
スチレン/n−ブチルアクリレート共重合体(質量比76/24) 100.0質量部
磁性体1 100.0質量部
ポリエチレンワックス(融点110℃) 3.0質量部
モノアゾ染料の鉄錯体(T−77;保土ヶ谷化学社製) 2.0質量部
上記材料をブレンダーにて混合し、120℃に加熱した2軸エクストルーダーで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕した後、微粉砕物を風力分級してトナー粒子1を得た。
用いるトナー粒子、および、添加する微粒子を表4に示すように変えたこと以外は、トナー1の製造と同様にトナー2〜17を得た。トナー2〜17に物性を表4に示す。
(画像形成装置)
キヤノン製プリンターLBP7700Cを改造して画像出力評価に用いた。改造点としては、現像装置のトナー供給部材を図2に示すように、トナー担持体と逆回転するようにするとともに、トナー供給部材への電圧印加をオフにした。また、クリーニングブレードを外し、トナー担持体と静電潜像担持体の当接部の幅が1.1mmとなるように当接圧を調整した。
画像濃度はベタ画像部を形成し、このベタ画像の濃度をマクベス反射濃度計(マクベス社製)にて測定した。
白画像を出力して、その反射率を東京電色社製のREFLECTOMETER MODEL TC−6DSを使用して測定した。一方、白画像形成前の転写紙(標準紙)についても同様に反射率を測定した。フィルターは、グリーンフィルターを用いた。白画像出力前後の反射率から、下記式を用いてカブリを算出した。
カブリ(反射率)(%)=標準紙の反射率(%)−白画像サンプルの反射率(%)
なお、カブリの判断基準は以下のとおりである。
A:非常に良好なレベル(カブリ1.5%未満)
B:良好なレベル(カブリ1.5%以上2.5%未満)
C:実用的には問題ないレベル(カブリ2.5%以上3.5%未満)
D:実用上好ましくないレベル(カブリ3.5%以上)
回収性は静電潜像担持体1周分のベタ黒画像を形成し、転写工程、帯電工程を通過し、現像領域通過前の残トナーをテーピングし、その濃度を上記マクベス反射濃度計にて測定した。残トナーをテーピングした濃度から、テープのみの濃度を差し引き、回収前濃度を求めた。次に、転写工程、帯電工程、現像領域を通過し、次の転写工程前の領域にて静電潜像担持体上をテーピングし、その濃度を上記マクベス反射濃度計にて測定した。このようにして測定した静電潜像担持体上の濃度から、テープのみの濃度を差し引き、回収後濃度を求めた。
回収性=1−(回収後濃度/回収前濃度)
なお、回収性の判断基準は以下のとおりである。
A:回収性が0.95以上であり、非常に良好
B:回収性が0.90以上0.95未満であり良好
C:回収性が0.85以上0.90未満であり、実用上問題ないレベル
トナーとトナー担持体を表5に示したような組み合わせで現像装置を作製し、|V1−V2|を表5に示したように設定し、実施例1と同様に画像出力評価を行った。その結果、すべての現像装置において高温高湿環境ではカブリは実用上問題のないレベル以上であり、低温低湿環境での回収性も良好で、回収不良に起因するクリーナーレスゴーストが無い画像を得ることができた。評価結果を表5に示す。
トナーとトナー担持体を表5に示したような組み合わせで現像装置を作製し、|V1−V2|を表5に示したように設定し、実施例1と同様に画像出力評価を行った。その結果、すべての現像装置において高温高湿環境でのカブリ、低温低湿環境での回収性、いずれも実用上問題のないレベルであった。評価結果を表5に示す。
トナーとトナー担持体を表5に示したような組み合わせで現像装置を作製し、各現像装置を実施例1と同様に画像出力評価を行った。その結果、いずれの現像装置も低温低湿環境での回収性は実用的には問題の無い結果だったものの、高温高湿環境でのカブリが悪かった。評価結果を表5に示す。
(基体の用意)
基体2として、外径10mmφ(直径)で算術平均粗さRa0.2μmの研削加工したアルミニウム製円筒管にプライマー(商品名、DY35−051;東レダウコーニング社製)を塗布、焼き付けした。
上記で用意した基体を金型に配置し、以下の材料を混合した付加型シリコーンゴム組成物を金型内に形成されたキャビティに注入した。
・液状シリコーンゴム材料(商品名、SE6724A/B;東レ・ダウコーニング社製)100質量部、
・カーボンブラック(商品名、トーカブラック#4300;東海カーボン社製)15質量部、
・耐熱性付与剤としてのシリカ粉体 0.2質量部、
・白金触媒 0.1質量部。
表面層4の材料として、イソシアネート基末端プレポリマーA−1 617.9質量部に対し、アミノ化合物B−1 34.2質量部、カーボンブラック(商品名、MA230;三菱化学社製)117.4質量部、およびウレタン樹脂微粒子(商品名、アートパールC−400;根上工業社製)130.4質量部、を撹拌混合した。
表面層4の材料として、下記表6の材料を用いた以外はトナー担持体10の作製と同様に表面層形成用塗料を調製した。そして、各塗料を弾性ローラーD−2に対して、トナー担持体10の作製と同様にして塗布、乾燥および加熱を行ってトナー担持体11〜16を作製した。
キヤノン製プリンターLBP3100を改造して画像出力評価に用いた。改造点としては、図4に示すようにトナー担持体7が静電潜像担持体に当接するように改造した。なお、トナー担持体と静電潜像担持体の当接部の幅が1.0mmとなるように当接圧を調整した。トナー供給部材が無いことから高温高湿環境でのカブリに厳しい条件である。
トナーとトナー担持体を表7に示したような組み合わせで現像装置を作製し、|V1−V2|を表7に示したように設定し、実施例23と同様に画像出力評価を行った。
2 基体
3 弾性層
4 表面層
5 静電潜像担持体(感光体)
6 帯電ローラー
7 トナー担持体
8 トナー供給部材
9 現像器
10 転写部材(転写ローラー)
11 定着器
12 ピックアップローラー
13 転写材(紙)
14 レーザー発生装置
15 トナー規制部材
16 金属板
17 トナー
18 撹拌部材
19 マグネット
Claims (14)
- 静電潜像担持体、
該静電潜像担持体の表面を帯電するための帯電手段、
帯電された該静電潜像担持体の表面に像露光光を照射して該静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成するための像露光手段、
該静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成するための現像装置、
中間転写体を介してまたは介さずに該静電潜像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写するための転写手段、および、
該転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着するための定着手段、
を有する画像形成装置であって、
該トナー像を転写した後の該静電潜像担持体の表面の転写残トナーを該現像装置で回収する画像形成装置において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする画像形成装置。
nは、1以上4以下の整数であり、
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
mは、2または3であり、
R5は、炭素数2以上5以下のアルキレン基を表す。) - 前記トナーの重量平均粒径(D4)と、前記トナーの個数平均粒径(D1)と、の比(D4/D1)が、1.30以下である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナーが、一次粒子の個数平均粒径(D1)が100nm以上2.0μm以下の微粒子を有し、
該微粒子が、樹脂微粒子、チタン酸ストロンチウム微粒子、チタン酸バリウム微粒子、および、チタン酸カルシウム微粒子からなる群より選択される少なくとも一種の微粒子である
請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記帯電手段が前記静電潜像担持体の表面を帯電したときの前記静電潜像担持体の表面の電位(V1)と、前記現像装置において前記静電潜像を現像するときに前記トナー担持体に印加される直流電圧(V2)と、の差の絶対値(|V1−V2|)が、200V以上600V以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 静電潜像担持体の表面を帯電する帯電工程、
帯電された該静電潜像担持体の表面に像露光光を照射して該静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成する像露光工程、
現像装置を用い、該静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成する現像工程、
中間転写体を介してまたは介さずに該静電潜像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写する転写工程、および、
該転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着するための定着工程を有する画像形成方法であって、
該トナー像を転写した後の該静電潜像担持体の表面の転写残トナーを該現像装置で回収する画像形成方法において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする画像形成方法。
nは、1以上4以下の整数であり、
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
mは、2または3であり、
R5は、炭素数2以上5以下のアルキレン基を表す。) - 前記トナーの重量平均粒径(D4)と、前記トナーの個数平均粒径(D1)と、の比(D4/D1)が、1.30以下である請求項5に記載の画像形成方法。
- 前記トナーが、一次粒子の個数平均粒径(D1)が100nm以上2.0μm以下の微粒子を有し、
該微粒子が、樹脂微粒子、チタン酸ストロンチウム微粒子、チタン酸バリウム微粒子、および、チタン酸カルシウム微粒子からなる群より選択される少なくとも一種の微粒子である
請求項5または6に記載の画像形成方法。 - 前記帯電工程において前記静電潜像担持体の表面を帯電したときの前記静電潜像担持体の表面の電位(V1)と、前記現像工程において前記静電潜像を現像するときに前記トナー担持体に印加される直流電圧(V2)と、の差の絶対値(|V1−V2|)が、200V以上600V以下である請求項5〜7のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成するための現像装置において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする現像装置。
nは、1以上4以下の整数であり、
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
mは、2または3であり、
R5は、炭素数2以上5以下のアルキレン基を表す。) - 前記トナーの重量平均粒径(D4)と、前記トナーの個数平均粒径(D1)と、の比(D4/D1)が、1.30以下である請求項9に記載の現像装置。
- 前記トナーが、一次粒子の個数平均粒径(D1)が100nm以上2.0μm以下の微粒子を有し、
該微粒子が、樹脂微粒子、チタン酸ストロンチウム微粒子、チタン酸バリウム微粒子、および、チタン酸カルシウム微粒子からなる群より選択される少なくとも一種の微粒子である
請求項9または10に記載の現像装置。 - 現像装置を用い、静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現像して該静電潜像担持体の表面にトナー像を形成する現像方法において、
該現像装置が、
該静電潜像を現像するためのトナー、
該トナーを担持するためのトナー担持体、および、
該トナー担持体に担持された該トナーの層厚を規制するための規制部材、
を有し、
該トナー担持体が、該静電潜像担持体に接触配置されており、
該トナー担持体が、
基体、
弾性層、および、
ウレタン樹脂を含む表面層、
を有し、
該ウレタン樹脂が、
下記構造式(1)で示される化合物と、
ポリイソシアネートと、
の反応に由来する部分構造を有し、
該トナーが、
結着樹脂および磁性体を含有するトナー粒子と、
無機微粒子と、
を有する磁性トナーであり、
該トナーの重量平均粒径(D4)が、9.5μm以上14.0μm以下であり、
下記数式(1):
空隙率=(真密度−タップ密度)/真密度×100 ・・・数式(1)
から得られる該トナーの空隙率が、50以上56以下である
ことを特徴とする現像方法。
nは、1以上4以下の整数であり、
R3は、各々独立に、下記(a)〜(c)からなる群から選ばれるいずれかを表し、
(a)炭素数2以上8以下のヒドロキシアルキル基、
(b)炭素数2以上8以下のアミノアルキル基、
(c)下記構造式(2)で示される基、
R4は、炭素数2以上4以下のアルキレン基を表す。)
mは、2または3であり、
R5は、炭素数2以上5以下のアルキレン基を表す。) - 前記トナーの重量平均粒径(D4)と、前記トナーの個数平均粒径(D1)と、の比(D4/D1)が、1.30以下である請求項12に記載の現像方法。
- 前記トナーが、一次粒子の個数平均粒径(D1)が100nm以上2.0μm以下の微粒子を有し、
該微粒子が、樹脂微粒子、チタン酸ストロンチウム微粒子、チタン酸バリウム微粒子、および、チタン酸カルシウム微粒子からなる群より選択される少なくとも一種の微粒子である
請求項12または13に記載の現像方法。
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