JP4821289B2 - 画像形成方法 - Google Patents
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該トナー担持体は、水に対する接触角が90〜120°となる被覆層を表面に有し、
前記トナーは、樹脂粒子を水系媒体中で凝集させる工程を経て形成されるものであり、
30℃、85%RHの環境下に24時間放置した該トナーの水分量が、カールフィッシャー法により、0.5〜3.0質量%となることを特徴とする画像形成方法。
該トナー担持体は、水に対する接触角が90〜120°となる、シロキサン変性ウレタン樹脂を含有する被覆層を表面に有し、
30℃、85%RHの環境下に24時間放置した該トナーの水分量が、カールフィッシャー法により、0.5〜3.0質量%となることを特徴とする画像形成方法。
ベースゴム層を形成する材料(コンパウンド)は、ベースゴム層を形成する各成分をニーダー、ミキサー等の装置を用いて混練、撹拌することにより調製する。ついで、ベース層を形成する円筒状金型と軸体を準備する。そして、上記円筒状金型の内周面にワックス系等の離型剤を塗布し、上記軸体の外周面に必要に応じて接着剤やプライマー等を塗布する。続いて、下蓋を外嵌した上記円筒状金型の中心軸に上記軸体を設置し、その軸体と円筒状金型との間の空隙にベース層の形成材料(コンパウンド)を充填した後、上記円筒状金型に上蓋を外嵌する。続いて、その下蓋及び上蓋を外嵌した円筒状金型全体をオーブンに入れ、加熱してベース層の形成材料(コンパウンド)を加硫し、軸体の外周部にベースゴム層を形成する。そして、その後に脱型する。脱型後に2次加硫を行ってもよい。このように、軸体の外周面にベースゴム層322が形成されたものをベースロールと称する。
中間層及び表面層の形成材料(コーティング液)は、主成分となる材料を形成する各成分を適当な分散機(ボールミル、サンドミル、ホモミキサー等)を用いて分散し、さらに有機溶媒等を加えて撹拌して調製する。
前記ベースロールにおける、ベースゴム層322の上に、中間層、表面層の形成材料(コーティング液)を塗布した後、乾燥や加熱処理等を行い、ベースゴム層上に塗膜を形成する。
(a)高分子ポリオールとジイソシアネート化合物ならびに、鎖伸長剤と重合停止剤の少なくとも一方を、適当な溶媒中で一度に反応させる一段法、
(b)高分子ポリオールとジイソシアネート化合物とをイソシアネート基過剰の条件で反応させ、高分子ポリオールの末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを調製し、次いでこれを適当な溶媒中で鎖伸長剤および必要に応じて、重合停止剤と反応させる二段法、等が挙げられる。このうち、均一なポリマー溶液を得るには二段法が好ましい。これらの製造法において、使用される溶剤としては通常、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ジアセトンアルコール等のアルコール系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノンなどの溶剤を単独または混合して使用できる。
(式中、pは0または1を示す。R1は、炭素原子に直結した官能基を持っていてもよい低級アルキル基、アリール基または不飽和脂肪族残基を示す。R2はメチル基またはエチル基を示し、R2同士はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
このような加水分解性アルコキシシランモノマーの具体的としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、等のテトラアルコキシシラン類、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、イソプロピルトリメトキシシラン、イソプロピルトリエトキシシラン等のトリアルコキシシラン類、が挙げられる。なお、これらアルコキシシラン部分縮合物(B)としては、前記例示のものを特に制限なく使用できるが、これら例示物のうちの2種以上を混合使用する場合には、テトラメトキシシランを、アルコキシシラン部分縮合物(B)を構成する全てのアルコキシシランモノマー中70モル%以上用いて合成されたものが好ましい。
なお、一般式(b)または(c)で示される構造部分が代表的なシラン骨格ということができる。
<現像ローラ表面接触角測定方法>
装置名 :全自動接触角計 CA−Wロール特型 〔協和界面科学株式会社製〕
測定方法:液滴法(自動画像解析によるθ/2法)
測定範囲:0〜180°
読取精度:0.1°
測定精度:±1°
測定温度:常温(23℃)
着液量 :2.0±0.1ml
設定:2(条件設定時、キーイン)
制御 :標準(着液作成:自動、着液動作:自動、試料台移動:自動)
画像処理
・アルゴリズム:自動
・イメージモード:フレーム
・スレッシホールドレベル:自動
試料台移動間隔:30mm
繰り返し回数:7回(上記試料台移動間隔30mmの繰り返し)
30mmピッチ7点の平均値を求める。
カールフィッシャー法による水分量の滴定方法には、電量滴定法と容量滴定法の2つの方法がある。
キャリアガス:窒素ガス
入力圧:9.8×104Pa(1.0kgf/cm2)
流量 :150ml/分
乾燥剤:シリカゲルカラム1本とゼオライトカラム1本
電解液
発生液(陽極液):ハイドラナールアクアライトRS
対極液(陰極液):アクアライトCN
設定加熱温度:110℃
試料容器:装置付属のものを使用(容量20ml、パッキン及びネジ蓋付き)。
(1)試料の秤量:化学天秤を用いて試料容器に測定するトナーを0.5g採取秤量しておく。なお、化学天秤は小数点以下5桁まで秤量可能なものが好ましい。
(2)測定システム内の配管中の水分を除去するため、試料の入っていない空の試料容器1個を測定装置のターンテーブルにセットする。
(3)次いで、測定試料容器内の水分を空試験値として差し引くため、空試験用の使用容器2個を測定装置のターンテーブルにセットする。
(4)次いで、前述の秤量した試料容器5個を装置のターンテーブルにセットする。
(5)前述の水分除去用試料容器の数と空試験測定回数を合計し設定する。
(6)採取した各試料の質量を各々入力する。
(7)装置のスタートスイッチをONにする。
(8)キャリアガスのバックグラウンドを測定し、安定後、バックグラウンドがホールドされ、ターンテーブルが1ステップ回転する。
(9)加熱炉の温度上昇により、試料の加熱が開始される。
(10)ニードルを下降させて試料容器のパッキンを貫通させ、加熱により気化した水分をキャリアガスによって移送させる。
(11)ニードル降下と同時にキャリアガスの流路が試料測定ラインに切り替わり、測定が開始される。
(12)測定結果をプリンタに出力する。
(13)ターンテーブルにセットされた各試料容器の測定が行われ、ストップピンまで進んだところで終了する。
また、本発明に使用されるトナーの水分量は、例えば、特開2004−184810号公報や特開2004−251965号公報に開示されたトナー粒子の乾燥方法を制御することにより制御することが可能である。以下、特開2004−184810号公報にも開示される気流乾燥機によるトナーの乾燥処理について説明する。
(1)樹脂粒子形成工程
この工程では、臨界ミセル濃度(CMC)以下の界面活性剤を含有した水系媒体中に、ラジカル重合性単量体溶液を添加して機械的エネルギーを加えて液滴を形成させ、ラジカル重合開始剤を添加して重合反応を行って樹脂粒子を形成する工程である。
樹脂粒子は、乳化重合により調製された樹脂粒子を用いることができる。この樹脂粒子を調製するための重合性単量体としては、ラジカル重合性単量体を必須の構成成分とし、必要に応じて架橋剤を使用することができる。具体的なラジカル重合性単量体成分としては、特に限定されるものではなく、従来公知のラジカル重合性単量体を用いられる。
乳化重合に用いられるラジカル重合開始剤は水溶性であれば適宜使用が可能である。例えば、過硫酸塩の過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等、アゾ系化合物の4,4′−アゾビス4−シアノ吉草酸及びその塩、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩等、パーオキシド化合物等が挙げられる。
前述のラジカル重合性単量体の乳化重合には、界面活性剤を使用することが好ましい。この際に使用することの出来る界面活性剤としては特に限定されるものでは無いが、下記のアニオン性またはノニオン性界面活性剤を好ましいものとして挙げることが出来る。
着色剤としては無機顔料、有機顔料を用いることが好ましい。
また、着色剤の表面を改質するための表面改質剤を使用することも可能である。
着色剤の表面改質剤としては、従来公知の物を使用することが出来る。具体的にはシランカップリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカップリング剤等が好ましく用いることが出来る。
本発明に使用されるトナーに含有されるワックスは、例えば、酸変性処理された低分子量ポリエチレン(数平均分子量=1,000〜9,000)、酸変性処理された低分子量ポリプロピレン(数平均分子量=1,000〜9,000)、酸化ワックス等が挙げられる。
本発明に使用されるトナーは、着色剤、ワックス以外に種々の機能を付与することの出来る添加剤を加えてもよい。具体的には荷電制御剤等が挙げられる。
(2)塩析/融着工程
この工程では、樹脂粒子を水系媒体中で凝集する工程であり、具体的には、ワックスや着色剤を含有した樹脂粒子を凝集、あるいは、樹脂粒子、着色剤粒子及びワックス粒子を凝集させて、トナー粒子(着色粒子)を作製する工程である。この工程では、樹脂粒子等の粒子が分散された水中にアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等を有する塩析剤を臨界凝集濃度以上添加し、ついで樹脂粒子のガラス転移点以上に加熱することで凝集(以下、塩析ともいう)を進行させると同時に融着を行う工程である。この凝集工程は塩析/融着工程ともいう。
(3)濾過・洗浄工程
塩析/融着工程で樹脂粒子を凝集させて形成したトナー粒子を水系媒体中から濾過し、洗浄水で洗浄を行い、トナー粒子に付着している界面活性剤や塩析剤等の不純物を除去する。この工程で使用する濾過、洗浄機は特に限定されないが、例えば遠心分離機、ヌッチェ、フィルタープレス等が使われる。
(4)乾燥工程
濾過、洗浄後のトナー粒子は乾燥される。本発明に使用されるトナーは、前述したように、乾燥工程の制御により、30℃、85%RHにおける水分量が0.5〜3.0質量%となるように制御することが可能である。また、本発明では、1次乾燥により水分量を5質量%以下にした後、さらに2次乾燥を行うことにより、トナーの水分量を確実に0.5〜3.0質量%の範囲内にすることが可能である。
(5)解砕工程
本工程は特に必要ない場合もあるが、トナー粒子が乾燥後に弱い凝集状態となる場合もあるので、その際には例えば、ジエットミル、ヘンシェルミキサー、コーヒーミル等の解砕装置を使用しトナー粒子の凝集を解砕してもよい。
(6)トナー化工程
上記の工程を経て得られたトナー粒子はそのまま使用することも可能であるが、例えば、流動性、帯電性、クリーニング性を改良するために、後述する外添剤を添加することが好ましい。外添剤を添加する工程をトナー化工程と呼ぶ。
1.現像ローラの作製
トナー担持体(現像ローラ)を作製するために、軸体、ベースゴム層形成材料(コンパウンド)、中間層形成材料、表面層形成材料(コーティング液)、及び、ベースゴム層を形成する円筒状金型等を準備した。上記軸体321としては、SUS303からなる直径15mmの中空円筒状のものを準備した。
(1)ベースゴム層形成材料の調整
導電性シリコーンゴムをニーダーを用いて混練することにより、ベースゴム層形成材料(コンパウンド)を調整した。
(2)中間層形成材料の調整
メチルエチルケトン100部にウレタン樹脂(ニッポラン5199(日本ポリウレタン社製))20部を溶解した溶液に、ケッチェンブラック6部と、平均粒子径20μmのアクリル樹脂からなる粒子8部とをサンドミルを用いて2時間分散させ、中間層形成材料であるコーティング液を作製した。
(3)アルコキシ基含有シラン変性ポリウレタン樹脂(シロキサン変性ウレタン樹脂)の作製
撹拌機、温度計及び窒素ガス導入管を備えた反応装置に、ポリカーボネートジオール(プラクセルCD220(ダイセル化学株式会社製)、数平均分子量2000)1000gとイソホロンジイソシアネート278gを投入し、窒素気流下にて100℃で6時間反応させて、遊離イソシアネート価3.44%のプレポリマーを形成した。これにメチルエチルケトン548gを添加してウレタンプレポリマーの溶液とした。
(4)表面層形成材料の調製
前記シロキサン変性ウレタン樹脂を表1に示す添加量と、ケッチェンブラック30部と、平均粒子径20μmのウレタン樹脂からなる粒子(パーノックCFB100、大日本インキ化学工業(株)製)40部を混合分散させて、表面層形成材料1〜8を調製した。
(5)ベースゴム層の形成
前記軸体の外周面に接着剤を塗布したものを円筒状金型内部にセットし、上記軸体と円筒状金型内周面の間の空隙部に上記ベースゴム層形成材料であるコンパウンドを注型し、180℃、1時間かけて加熱加硫を行った後、さらに2次加硫処理を200℃、4時間行うことにより、軸体の外周に厚さ0.5mmのベースゴム層を形成した。
(6)中間層の形成
このようにして得られたベースゴム層3付き軸体を上記金型から脱型した後、上記中間層形成材料をベースゴム層の外周面に15μmの厚さになるように塗布して、中間層を形成した。
(7)表面層の形成
上記中間層の外周面に、前述した各表面層形成材料のコーティング液を塗布後、乾燥および加熱処理を行うことにより、表面層(厚み15μm)を形成し、3層構造のロールからなる、表1に示す現像ローラ1〜8を得た。
(1)着色剤粒子分散液の作製
内容積20Lの樹脂容器に、アデカホープLS−90(旭電化社製n−ドデシル硫酸ナトリウム)を0.90kgと純水10.0Lを入れ撹拌溶解する。この溶液に、撹拌下、リーガル330R(キャボット社製カーボンブラック)1.20kgを徐々に加え、添加後1時間よく撹拌する。ついで、サンドグラインダー(媒体型分散機)を用いて、18時間連続分散する。
(2)ワックス粒子分散液の作製
酸変性低分子量ポリプロピレン(数平均分子量=3,000)1.05kgを、界面活性剤(ノニルフェノキシエタノール)の水溶液2.45kgに添加し、水酸化カリウムを用いてpHを9に調整する。
(3)樹脂粒子分散液1の作製
10Lステンレスポットに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(関東化学社製)56gを入れ、イオン交換水4.0Lを加え、室温下撹拌溶解する。これを、「アニオン界面活性剤溶液A」とした。
(4)樹脂粒子分散液2の作製
新たな10Lステンレスポットに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(関東化学社製)56gを入れ、イオン交換純水4.0Lを加え、室温下溶解する。これを、「アニオン界面活性剤溶液D」とした。
(5)会合工程
35Lステンレスポットに塩析剤としての塩化ナトリウム(和光純薬社製)5.36kgとイオン交換水20.0Lを入れ、溶解する。これを、「塩化ナトリウム溶液G」とした。
(6)着色粒子の洗浄
次いで、ヌッチェを用いて「会合液」を濾過処理して、「ウェットケーキ状の着色粒子」を取り出し、イオン交換水による洗浄処理を行った。洗浄処理後の着色粒子は、再度ウェットケーキ状の形態にした。この操作を4回繰り返して、着色粒子表面より界面活性剤等の不純物を除去した。
(7)着色粒子の乾燥
このようにして得られた「含水ケーキ」を連続瞬間気流乾燥機「フラッシュジェットドライヤー、型式:5cm」(セイシン企業株式会社製)を使用して乾燥処理(1次乾燥)を行った。ここで、連続瞬間気流乾燥機の入口温度を120℃、出口温度を55℃、風量を2Nm3/min(「Nm3」は室温換算の体積を表す。以下同じ。)に設定した。
(8)トナーの作製
得られた各着色粒子100部に対し、数平均1次粒子径が12nmの疎水性シリカを0.8部添加してトナー1〜8を作製した。
(1)評価装置
実施例1〜10及び比較例1〜4の評価は、図1の構成を有するカラープリンタを用いた。すなわち、このプリンタの現像装置に使用されている現像カートリッジに、作製した現像ローラ及びトナーを組み込み、SUS製のトナー規制部材の圧力、突出量を調整して、トナー搬送量を4.5g/m2にした。次いで、現像条件として直流電圧がVDCが−420V、ピーク値が1.9kVで周波数が2kHzの矩形波からなる交流電圧を重畳させたバイアス電圧を印加し、Duty比を調整してベタ印字濃度を約1.4に調整した。また、この時のシステム速度を140mm/sec、現像ローラの周速度を210mm/secとした。
(2)評価方法
最初に常温常湿度環境条件(N/N;23℃、55%RH)下でプリント印字ベタ画像濃度を測定した。次いで、高温高湿度環境条件(H/H;30℃、85%RH)に環境を変えて、2時間及び24時間放置後のプリント印字ベタ画像濃度を測定した。さらに、H/H環境のまま印字率15%のフルカラー画像を1枚ごとに間欠的にプリントし、1枚印字後と1000枚印字後のプリント印字画像の画像欠陥について評価した。なお、画像欠陥評価時にプリント作成に使用した原稿は画素率が7%の文字画像(3ポイント、5ポイント)、カラー人物顔画像(ハーフトーンを含むドット画像)、ベタ白画像、反射濃度0.8となるハーフトーン画像がそれぞれ1/4等分に掲載されたオリジナル画像(A4判)を用いて行った。
23℃、55%RH下で作成したプリントと、30℃、85%RH下で作成したプリントに形成されたベタ画像濃度の変動を反射濃度計(マクベス反射濃度計「RD−918」)により評価した。ベタ画像濃度の変動は、以下に定義する濃度変動1及び濃度変動2として評価した。
濃度変動2=(30℃、85%RH下の24時間放置後反射濃度)−(30℃、85%RH下の2時間放置後反射濃度)
◎:濃度差が0.05未満
○:濃度差が0.05以上0.20未満
×:濃度差が0.20以上
〈トナー付着〉
◎:現像ローラ上にトナー付着が見られない
○:ルーペ観察により微小なトナー付着を見出したが、問題ないレベル
×:肉眼でトナー付着を確認した。
30、30C、30M、30Y、30Bk 現像器
32 現像ローラ(トナー担持体)
321 軸体
322 ベースゴム層
323 中間層
324 表面層
Claims (3)
- 少なくとも樹脂と着色剤とを含有するトナーを、トナー担持体を介して現像領域に搬送してトナー画像を形成する画像形成方法において、
該トナー担持体は、水に対する接触角が90〜120°となる被覆層を表面に有し、
前記トナーは、樹脂粒子を水系媒体中で凝集させる工程を経て形成されるものであり、
30℃、85%RHの環境下に24時間放置した該トナーの水分量が、カールフィッシャー法により、0.5〜3.0質量%となることを特徴とする画像形成方法。 - 少なくとも樹脂と着色剤とを含有するトナーを、トナー担持体を介して現像領域に搬送してトナー画像を形成する画像形成方法において、
該トナー担持体は、水に対する接触角が90〜120°となる、シロキサン変性ウレタン樹脂を含有する被覆層を表面に有し、
30℃、85%RHの環境下に24時間放置した該トナーの水分量が、カールフィッシャー法により、0.5〜3.0質量%となることを特徴とする画像形成方法。 - 前記被覆層は、シロキサン変性ウレタン樹脂を含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
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