JP4529673B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の現像法として古くから一成分系現像剤を用いた現像方法(以下、一成分現像法ともいう)がある。
一成分現像法はキャリアを用いる二成分系現像剤を用いた二成分現像法と異なり、トナーのみを用いるため現像剤のボリュームを小さく抑えられる他に、現像剤の攪拌機構やトナー濃度制御機構等の必要がないので、二成分現像法に比して現像器のコンパクト化や構造を簡素化し易いメリットがある。従って、特に小型複写機やプリンター、あるいは現像器を複数個必要とするカラー画像形成装置に適したものといえる。
一成分現像法は、現像剤規制部材を用いて現像剤担持体(現像スリーブ)上にトナー層を形成し、これを現像領域に搬送して、潜像担持体(代表的には電子写真感光体)上に形成された潜像を現像して感光体上にトナー像を形成する。ここで、トナー(一成分系現像剤)の帯電は、現像剤規制部材を用いて現像剤担持体(現像スリーブ)上にトナー層を形成する工程で行われる。即ち、トナーを現像剤規制部材や現像剤担持体と摩擦、あるいは、現像剤担持体上でトナー転動させる等により電荷を付与する。そのため、トナーの電荷付与機構は二成分現像法に比べて不安定であり、十分な帯電をトナーに布与する上で、トナーの帯電立ち上がり特性が特に重要になってくる。
トナーの帯電立ち上がりを良くする因子の一つに、トナーを構成する結着樹脂の酸価がある。しかし、酸価の高いトナーは水分を吸着し易く、高温高湿環境では電荷のリークが起こりやすい。特に摩擦帯電用のキャリアを使用しない一成分現像剤においては、摩擦帯電により充分帯電されたトナーと電荷がリークして帯電が不十分なトナーが混在しやすく、現像カブリを発生させやすい。
ところで、近年、水系媒体中でトナーを製造する、いわゆる重合トナーの製造が盛んになり、小粒径でその形状や粒度分布の揃ったトナーが造られている(例えば、特許文献1参照)。これにより高画質化が可能であるが、その製造方法からトナー中の水分保持量が大きく、電荷リークが起こりやすいため電荷保持という面からは問題が多い。温湿度環境が変化するとトナーの保持する水分量が変動し、それに応じてトナーの帯電量も変動してしまい、結果的に画質が安定しない。
上記問題を解決するため、例えば特許文献2に記載されているように、湿度センサーを機内に設置してその情報に基づき、現像剤が保存する水分量や、現像条件をコントロールする技術が知られている。しかし、この様な方法では装置が複雑化し大型化や高価格化にも繋がるため、低価格で小型の複写機、プリンター等の画像形成装置、あるいは現像器を複数用いるカラー画像形成装置には実用化しにくく、実際に実用化された製品もないというのが現状である。
また、小型機への適用を考慮して、現像剤保持容器部や現像剤供給部材の少なくともいずれかに吸湿手段を設置する方法も開発されている。例えば特許文献3および4には、現像器内にシリカゲルを含ませた和紙あるいは有機乾燥剤を設置する方法や、現像剤供給スポンジローラ中にシリカゲルを添加して、湿度依存性を補償することが記載されている。
しかし、トナー樹脂特性との係わりやトナー製造方法との関係は、特に検討されていないため、高画質でありながら小型機にも適用可能な現像システムをどの様に組み上げるかは不明である。
特開2000−214629号公報 特開平7−72722号公報 特開平7−128967号公報 特開2004−170723号公報
本発明は、上記のごとき現状をふまえ、小型の複写機やプリンター、あるいは、複数の現像器を使用する多色カラー複写機等に適用できる、温湿度環境が変動してもトナーの帯電性が変動せず、従って、高画質が安定して得られる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の発明者等は鋭意検討した結果、本発明の目的は下記構成を採ることにより達成されることがわかった。
(請求項1)
現像器の内部に蓄蔵された一成分現像用トナーを用いて現像剤担持体上にトナー層を形成し、現像領域に搬送して、潜像担持体上に形成された潜像を現像する画像形成装置において、該現像器の内部には水溶性不飽和単量体および架橋剤を含む成分を潮解性無機塩の存在下で重合させてなる吸湿性樹脂の調湿部材が設置され、かつ、蓄蔵されているトナーの酸価が5〜40であることを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
少なくとも現像器と電子写真感光体より構成される現像ユニットを、着脱自在に装着したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
本発明の発明者等の検討において、本発明の課題を解決するためには、現像器内に存在する水分量を制御することが非常に重要である。しかし、その簡易な手段として吸湿剤を現像器内に設置して、しかも高画質化を目指すために重合法により造られた小粒径のトナーを用いると、本来保持している性能は充分に発揮されなかった。
しかしながら、トナーに用いられる結着樹脂の性質をも考慮し、適正な条件を選択すれば充分な性能を確保でき、本発明の目的を達成できることがわかった。
本発明の目的が、なぜ上記構成によって達成できるのかは必ずしも明らかではないが、本発明の発明者は、下記の如く推論している。
本発明の目的を達成するためには、単純に現像器内の環境をドライにすればよいというものでは無く、ある程度の水分量を存在させることが、帯電と帯電のリークとのバランスをとるために非常に重要な要素である。即ち、装置内を強力な空調機などで乾燥させた場合には、確かに帯電リークの問題は解決できるものの、帯電性の立ち上がりを早めることは出来ず、本質的に帯電立ち上がりの遅い一成分用の現像剤に適用しても問題を充分解決することはできない。
この点に関して、本発明では現像器内にはいわゆる調湿剤を設置し、温湿度環境に応じて水分量を簡単に調整し、一方、一成分用現像剤の特性を改良して本質的に高画質であり、帯電の立ち上がりが良い現像剤とした。これにより、帯電とそのリークの適正なバランスを確保でき、高画質画像を安定的に得ることができる。
本発明により、小型の複写機やプリンターあるいは現像器を複数使用する必要のある多色カラー複写機等に適用できる、温湿度環境が変動してもトナーの帯電性が変動せず、従って、高画質が安定して得られる画像形成方法と画像形成装置およびそれに用いる現像器を提供することができる。
次に、本発明に用いることが出来る調湿剤をはじめとする化合物、現像器、画像形成方法、画像形成装置等につき順次説明する。
〔調湿部材〕
調湿部材としては、従来から知られているシリカゲル等の吸湿剤も有効ではある。しかし、好ましくは吸湿、排湿速度が速く、かつ、吸湿量の大きな水溶性不飽和単量体および架橋剤を含んでなる成分を、潮解性無機塩の存在下に重合してなる吸湿性樹脂を含む吸湿剤を用いるのが好ましい。
具体的には、ポリアクリル酸ナトリウムを4個の窒素原子を持つテトラジン架橋剤により架橋して、三次元網目構造を有する樹脂体を形成したものである(下記、「化1」参照)。この化合物は、テトラジンの架橋点を支点として、ポリアクリル酸ナトリウムが大量に水蒸気を吸着しながら膨潤する性質を有する。
Figure 0004529673
なお、この様に、高分子の架橋体が変形しながら、その周囲に水蒸気が比較的弱い結合力で付着する現象を収着といい、50〜70℃の比較的低温で脱着が可能であり、その収着熱も水蒸気の凝縮熱(2500J/g)程度である。
現像器内に調湿部材を設置する方法については、特に限定はないが、例えば現像器上部(蓋部)に棚状の収納部を造る、或いは多孔質の容器に入れて接着剤で固定する等があり、そのいずれでもよい。
〔現像器、画像形成方法および画像形成装置〕
〈現像器〉
本発明のトナーを使用して非磁性一成分トナー現像を行う場合の現像方法の一例を説明するが、必ずしもこれに限定されるものではない。
図1に、非磁性一成分トナー現像用現像器を説明する概要断面図を示す。
10は潜像保持体(感光体ドラム)であり、潜像形成は図示しない電子写真プロセス手段又は静電記録手段により成される。2は現像スリーブであり、アルミニウムあるいはステンレス等からなる非磁性スリーブからなる。
現像スリーブはアルミニウム、ステンレスの粗管をそのまま用いてもよいが、好ましくはその表面をガラスビーズ等を吹きつけて均一に荒らしたものや、鏡面処理したもの、あるいは樹脂等でコートしたものがよく、磁性一成分現像方法においてもこれに準ずる。
トナーTはホッパー3に貯蔵されており、供給ローラー4によってトナー担持体上へ供給される。供給ローラーはポリウレタンフォーム等の発泡材より成っており、トナー担持体に対して、順または逆方向に相対速度をもって回転し、トナー供給とともに、トナー担持体上の現像後のトナー(未現像トナー)のはぎ取りも行っている。トナー担持体上に供給されたトナーはトナー薄層化規制部材の一種であるトナー規制ブレード5によって均一かつ薄層に塗布される。
トナー規制ブレードとトナー担持体との当接圧力は、スリーブ母線方向の線圧として、3〜250N/m、好ましくは5〜12N/mが有効である。当接圧力が3N/mより小さい場合、トナーの均一塗布が困難となり、トナーの帯電量分布がブロードになりカブリや飛散の原因となることがある。また当接圧力が250N/mを超えると、トナーに大きな圧力がかかり、トナーが劣化するため、トナーの凝集が発生するなど好ましくない。またトナー担持体を駆動させるために大きなトルクを要するため好ましくない。即ち、当接圧力を3〜250N/mに調整することで、本発明のトナーの凝集を効果的にほぐすことが可能になり、またトナーの帯電量を瞬時に立ち上げることが可能になる。
トナー薄層化規制部材は、弾性ブレード、弾性ローラー等で、所望の極性にトナーを帯電するのに適した摩擦帯電系列の材質のものを用いることが好ましい。
本発明においては、シリコーンゴム、ウレタンゴム、スチレン−ブタジエンゴムなどが好適である。さらに、ポリアミド、ポリイミド、ナイロン、メラミン、メラミン架橋ナイロン、フェノール樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、スチレン系樹脂等の有機樹脂層を設けても良い。また導電性ゴム、導電性樹脂等を使用、又は、金属酸化物、カーボンブラック、無機ウイスカー、無機繊維等のフィラーや荷電制御剤をブレードのゴム中、樹脂中に分散するなども適度の誘電性、帯電付与性を与え、トナーを適度に帯電させることができて好ましい。
なお、本発明のブレードにより現像スリーブ上にトナーを薄層コートする系においては、十分な画像濃度を得るために、現像スリーブ上のトナー層の厚さを現像スリーブと感光体ドラムとの対抗空隙長よりも小さくし、この空隙に交番電場を印加することが好ましい。すなわち図1に示すバイアス電源7により、現像スリーブ2と感光体ドラム10との間に交番電場または交番電場に直流電場を重畳した現像バイアスを印加することにより、現像スリーブ上から感光体ドラム上へのトナー移動を容易にし、更に良質の画像を得ることができる。
なお、8は調湿部材の設置の一例を示したものである。
〈画像形成方法および画像形成装置〉
上記の各トナーを用いてフルカラーの画像形成を行なうフルカラー画像形成装置の一例を図2に基づいて具体的に説明する。
図2に示すフルカラー画像形成装置においては、回転駆動される感光体ドラム10の周囲に、この感光体ドラム10の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電ブラシ11や、この感光体ドラム10上に残留したトナーを掻き落すクリーナ12が設けられている。
また、帯電ブラシ11によって帯電された感光体ドラム10をレーザビームによって走査露光するレーザ走査光学系20が設けられており、このレーザ走査光学系20はレーザダイオード,ポリゴンミラー,fθ光学素子を内蔵した周知のものであり、その制御部にはシアン,マゼンタ,イエロー,ブラック毎の印字データがホストコンピュータから転送されるようになっている。そして、このレーザ走査光学系20は、上記の各色毎の印字データに基づいて、順次レーザビームとして出力し、感光体ドラム10上を走査露光し、これにより感光体ドラム10上に各色毎の静電潜像を順次形成するようになっている。
また、このように静電潜像が形成された感光体ドラム10に各色のトナーを供給してフルカラーの現像を行なうフルカラー現像装置30は、支軸33の周囲にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各非磁性1成分トナーを収容させた4つの色別の現像器31C、31M、31Y、31Bkが設けられており、支軸33を中心として回転し、各現像器31C、31M、31Y、31Bkが感光体ドラム10と対向する位置に導かれるようになっている。
また、このフルカラー現像装置30における各現像器31C、31M、31Y、31Bkにおいては、上記図1に示すように、回転してトナーを搬送する現像剤担持体(現像スリーブ)2の外周面にトナー規制部材5が圧接されており、このトナー規制部材5により、現像スリーブ2によって搬送されるトナーの量を規制すると共に、搬送されるトナーを帯電させるようになっている。なお、このフルカラー現像装置30においては、現像スリーブ2によって搬送されるトナーの規制と帯電とを適切に行なうために、トナー規制部材を2つ設けるようにしてもよい。
そして、上記のようにレーザ走査光学系20によって感光体ドラム10上に各色の静電潜像が形成される毎に、上記のように支軸33を中心にして、このフルカラー現像装置30を回転させ、対応する色彩のトナーが収容された現像器31C、31M、31Y、31Bkを感光体ドラム10と対向する位置に順々に導き、各現像器31C、31M、31Y、31Bkにおける現像スリーブ32を感光体ドラム10に接触させて、上記のように各色の静電潜像が順々に形成された感光体ドラム10上に、帯電された各色のトナーを順々に供給して現像を行なうようになっている。
また、このフルカラー現像装置30より感光体ドラム10の回転方向下流側の位置には、中間転写体40として、回転駆動される無端状の中間転写ベルト40が設けられており、この中間転写ベルト40は感光体ドラム10と同期して回転駆動されるようになっている。そして、この中間転写ベルト40は回転可能な1次転写ローラ41により押圧されて感光体ドラム10に接触するようになっており、またこの中間転写ベルト40を支持する支持ローラ42の部分には、2次転写ローラ43が回転可能に設けられ、この2次転写ローラ43によって記録紙等の記録材Sが中間転写ベルト40に押圧されるようになっている。
更に、前記のフルカラー現像装置30とこの中間転写ベルト40との間のスペースには、中間転写ベルト40上に残留したトナーを掻き取るクリーナ50が中間転写ベルト40に対して接離可能に設けられている。
また、普通紙等の記録材Sを中間転写ベルト40に導く給紙手段60は、記録材Sを収容させる給紙トレイ61と、この給紙トレイ61に収容された記録材Sを1枚ずつ給紙する給紙ローラ62と、上記の中間転写ベルト40上に形成された画像と同期して給紙された記録材Sを中間転写ベルト40と上記の2次転写ローラ43との間に送るタイミングローラ63とで構成されており、このようにして中間転写ベルト40と2次転写ローラ43との間に送られた記録材Sを2次転写ローラ43によって中間転写ベルト40に押圧させて、中間転写ベルト40からトナー像を記録材Sが押圧転写させるようになっている。
一方、上記のようにトナー像が押圧転写された記録材Sは、エアーサクションベルト等で構成された搬送手段66により定着装置70に導かれるようになっており、この定着装置70において転写されたトナー像が記録材S上に定着され、その後、この記録材Sが垂直搬送路80を通して装置本体1の上面に排出されるようになっている。
次に、このフルカラー画像形成装置を用いてフルカラーの画像形成を行なう動作について具体的に説明する。
まず、感光体ドラム10と中間転写ベルト40とを同じ周速度でそれぞれの方向に回転駆動させ、感光体ドラム10を帯電ブラシ11によって所定の電位に帯電させる。
そして、このように帯電された感光体ドラム10に対して、上記のレーザ走査光学系20によりシアン画像の露光を行ない、感光体ドラム10上にシアン画像の静電潜像を形成した後、この感光体ドラム10にシアントナーを収容させた現像器31Cから前記のようにトナー規制部材によって荷電されたシアントナーを供給してシアン画像を現像し、このようにシアンのトナー像が形成された感光体ドラム10に対して中間転写ベルト40を1次転写ローラ41によって押圧させ、感光体ドラム10に形成されたシアンのトナー像を中間転写ベルト40に1次転写させる。
このようにしてシアンのトナー像を中間転写ベルト40に転写させた後は、前記のようにフルカラー現像装置30を支軸33を中心にして回転させ、マゼンタトナーが収容された現像器30Mを感光体ドラム10と対向する位置に導き、上記のシアン画像の場合と同様に、レーザ走査光学系20により帯電された感光体ドラム10に対してマゼンタ画像を露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をマゼンタトナーが収容された現像器30Mによって現像し、現像されたマゼンタのトナー像を感光体ドラム10から中間転写ベルト40に1次転写させ、更に同様にして、イエロー画像及びブラック画像の露光,現像及び1次転写を順々に行なって、中間転写ベルト40上にシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのトナー画像を順々に重ねてフルカラーのトナー像を形成する。
そして、中間転写ベルト40上に最終のブラックのトナー像が1次転写されると、記録材Sをタイミングローラ63により2次転写ローラ43と中間転写ベルト40との間に送り、2次転写ローラ43により記録材Sを中間転写ベルト40に押圧させて、中間転写ベルト40上に形成されたフルカラーのトナー像を記録材S上に2次転写させる。
そして、このようにフルカラーのトナー像が記録材S上に2次転写されると、この記録材Sを上記の搬送手段66により定着装置70に導き、この定着装置70によって転写されたフルカラーのトナー像を記録材S上に定着させ、その後、この記録材Sを垂直搬送路80を通して装置本体1の上面に排出させるようになっている。
〔非磁性一成分現像剤(トナー)〕
まず、本発明における樹脂の酸価、分子量測定は下記のごとくなされる。
〈酸価の測定法〉
酸価とは、トナー1g中に存在する酸を中和するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数を示し、いわゆる分子末端等に存在する酸性極性基の量を示す。
この酸化は、JISのK0070に規定された方法にて測定することが出来る。本発明では測定用溶剤としてトルエン/エタノール(2:1)の混合溶剤を用いた。
〈樹脂の分子量測定〉
本発明の樹脂の分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)で測定する。
GPCによる樹脂の分子量測定溶媒には、テトラハイドロフランを用いた。
具体的測定は以下のようにして行う。測定用樹脂1mgに対してテトラハイドロフラン溶媒を1ml加え、室温にてマグネチックスターラー等を用いて撹拌を行い、樹脂を充分に溶解し、ポアサイズ0.45〜0.50μmのメンブランフィルターで濾過してGPC測定用試料を作製する。ついで、GPCの測定カラムを40℃に加熱安定させた後、テトラハイドロフランを毎分1mlの速さで流し、1mg/mlの濃度の測定試料を100μL注入して測定する。
測定カラムは、市販のポリスチレンジェルカラムを組合せて使用することが好ましい。例えば、昭和電工社製のShodex GPC KF−801、802、803、804、806、807の組合せや、東ソー社製のTSKgelG1000H、G2000H、G3000H、G4000H,G5000H、G6000H、G7000H、TSK guard columnの組合せ等を挙げることが出来る。又、検出器としては、屈折率検出器(IR検出器)、あるいはUV検出器を用いると良い。
本発明の樹脂の分子量はスチレン樹脂換算分子量で表す。スチレン樹脂換算分子量はスチレン検量線から求める。スチレン検量線は単分散ポリスチレン標準樹脂を10点程度測定し作成すると良い。
〈塩析/融着工程〉
本発明のトナーは、少なくとも樹脂粒子、着色剤粒子及び離型剤粒子を水系媒体中で塩析/融着させて製造されるものである。
又樹脂粒子は、粒子径が質量平均径で20〜500nmのものを使用するため、微小粒子が得られる乳化重合で調製されることが好ましい。
上記塩析/融着とは、少なくとも樹脂粒子、着色剤粒子及び離型剤粒子が分散された水中にアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等を有する塩析剤を臨界凝集濃度以上添加し、ついで樹脂粒子のガラス転移点以上に加熱することで塩析を進行させると同時に融着を行う工程である。
この工程では、水に無限溶解する有機溶媒を添加し、樹脂粒子のガラス点移転温度を実質的に下げることで融着を効果的に行う手法を使用しても良い。
本発明の製造方法では、樹脂粒子、着色剤粒子及び離型剤粒子の凝集一次粒子を形成した後に融着させる方法とは異なり、塩析による粒子の形成と融着とが同時に進行し、トナー粒子を調製出来るため、トナー粒子の均一性が損なわれることが無く、帯電性の均一なトナーを安定して得ることが出来るものと推定する。
ここで、塩析剤であるアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩のアルカリ金属原子としてはリチウム、カリウム、ナトリウム等の金属原子が挙げられ、アルカリ土類金属原子としてはマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム等の金属原子が挙げられる。中でも好ましくはカリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム等の金属原子である。
又、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の塩を構成するものとしては、塩素塩、臭素塩、沃素塩、炭酸塩、硫酸塩等が挙げられる。
更に、水に無限溶解する有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、グリセリン、アセトン等が挙げられるが、好ましくは炭素数3以下のメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールのアルコールが、さらに好ましくは2−プロパノールが挙げられる。
本発明の塩析/融着を行う場合、塩析剤を添加した後に放置する時間を出来るだけ短くすることが好ましい。この理由は明確ではないが、塩析した後長時間放置すると粒子の凝集状態が変動したり、粒径分布が不安定になったり、融着させたトナーの表面性が変動したりする問題を発生する。
又、塩析剤を添加する温度としては少なくとも樹脂粒子のガラス転移温度以下であることが必要である。この理由としては、塩析剤を添加する温度が樹脂粒子のガラス転移温度以上であると樹脂粒子の塩析/融着は速やかに進行するものの、粒径の制御を行うことが困難となり、大粒径の粒子が発生したりする問題が発生する。この添加温度の範囲としては、樹脂粒子のガラス転移温度以下であれば良いが、一般的には5〜55℃、好ましくは10〜45℃である。
又、本発明では、塩析剤を樹脂粒子のガラス転移温度以下で加え、その後出来るだけ速やかに昇温し、樹脂粒子のガラス転移温度以上に加熱する方法が好ましい。
この昇温までの時間としては1時間未満が好ましい。さらに、昇温は速やかに行う必要があり、昇温速度としては0.25℃/分以上が好ましい。昇温速度の上限としては特に明確ではないが、瞬時に昇温すると塩析が急激に進行し、粒径制御が困難になるため、5℃/分以下が好ましい。
〈重合性単量体〉
本発明を構成する樹脂粒子は乳化重合により調製された樹脂粒子であることが好ましい。この樹脂粒子を調製するための重合性単量体としては、ラジカル重合性単量体(1)を必須の構成成分とし、必要に応じて架橋剤(2)を使用することが出来る。又、以下の酸性基を有するラジカル重合性単量体(3)を少なくとも1種類含有することが必要である。さらに、塩基性基(4)を有するラジカル重合性単量体を含有させてもよい。
(1)ラジカル重合性単量体
ラジカル重合性単量体成分としては、特に限定されるものではなく従来公知のラジカル重合性単量体を用いることが出来る。
例えば、芳香族系ビニル単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、ビニルエステル系単量体、ビニルエーテル系単量体、モノオレフィン系単量体、ジオレフィン系単量体、ハロゲン化オレフィン系単量体等を用いることが出来る。
芳香族系ビニル単量体としては、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロロスチレン、p−エチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、3,4−ジクロロスチレン等のスチレン系単量体及びその誘導体が挙げられる。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、γ−アミノアクリル酸プロピル、メタクリル酸ステアリール、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等が挙げられる。
ビニルエステル系単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等が挙げられる。
ビニルエーテル系単量体としては、例えば、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルフェニルエーテル等が挙げられる。
モノオレフィン系単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン等が挙げられる。
ジオレフィン系単量体としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が挙げられる。
ハロゲン化オレフィン系単量体としては、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル等が挙げられる。
(2)架橋剤
樹脂粒子の特性を改良するためにラジカル重合性架橋剤を架橋剤として使用しても良い。
ラジカル重合性架橋剤としては、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジエチレングリコールメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、フタル酸ジアリール等の不飽和結合を2個以上有するものが挙げられる。
ラジカル重合性架橋剤はその特性にもよるが、全ラジカル重合性単量体100部に対して、0.1〜10部の範囲で使用するのが好ましい。
(3)酸性基を有するラジカル重合性単量体
酸性基を有するラジカル重合性単量体としては、例えば、カルボキシル基、スルホン基含有単量体を用いることが出来る。
カルボキシル酸基含有単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、マレイン酸モノブチルエステル、マレイン酸モノオクチルエステル等が挙げられる。
スルホン酸含有単量体としては、例えば、スチレンスルホン酸、アリールスルホコハク酸、アリールスルホコハク酸オクチル等が挙げられる。
これらは、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、あるいはカルシウム等のアルカリ土類金属塩の構造であっても良い。
(4)塩基性基を有するラジカル重合性単量体
塩基性基を有するラジカル重合性単量体としては、例えば、第1級アミン、第2級アミン、第3級アミン、第4級アンモニウム塩等のアミン系の化合物を用いることが出来る。
アミン系化合物としては、例えば、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、及び上記4化合物の4級アンモニウム塩、3−ジメチルアミノフェニルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルトリメチルアンモニウム塩、アクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルアミド、ピペリジルアクリルアミド、メタクリルアミド、N−ブチルメタクリルアミド、N−オクタデシルアクリルアミド、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルN−メチルピリジニウムクロリド、ビニルN−エチルピリジニウムクロリド、N,N−ジアリールメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジアリールエチルアンモニウムクロリド等を挙げることが出来る。
〈ラジカル重合開始剤〉
乳化重合に用いられるラジカル重合開始剤は水溶性であれば適宜使用が可能である。例えば、過硫酸塩の過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等、アゾ系化合物の4,4′−アゾビス4−シアノ吉草酸及びその塩、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩等、パーオキシド化合物等が挙げられる。
更に上記ラジカル重合開始剤は、必要に応じて還元剤と組合せレドックス系開始剤とすることが可能である。レドックス系開始剤を用いることで、重合活性が上昇し、重合温度の低下が図れ、更に重合時間の短縮が期待出来る。
重合温度は、重合開始剤の最低ラジカル生成温度以上であればどの温度を選択しても良いが、50〜90℃の範囲が好ましい。但し、常温開始の重合開始剤、例えば過酸化水素−還元剤(アスコルビン酸等)の組合せを用いることで室温又はそれ以上の温度で重合することも可能である。
〈界面活性剤〉
前述のラジカル重合性単量体の乳化重合には、界面活性剤を使用することが好ましい。この際に使用することの出来る界面活性剤としては特に限定されるものでは無いが、下記のアニオン性又はノニオン性界面活性剤を好ましいものとして挙げることが出来る。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、スルホン酸塩のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アリールアルキルポリエーテルスルホン酸ナトリウム等、硫酸エステル塩のドデシル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム等、脂肪酸塩のオレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カルシウム等が挙げられる。
又、ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドの組合せ、アルキルフェノールポリエチレンオキサイド、高級脂肪酸とポリエチレングリコールのエステル、高級脂肪酸とポリプロピレンオキサイドのエステル、ソルビタンエステル等を挙げることが出来る。
本発明において、これらは主に乳化重合時の乳化剤として使用されるが、他の工程又は他の使用目的で使用してもかまわない。
〈着色剤〉
着色剤としては無機顔料、有機顔料を用いることが好ましい。
無機顔料としては、従来公知の黒色顔料、磁性体顔料を挙げることが出来る。
黒色顔料としては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ランプブラック等のカーボンブラック、更にマグネタイト、フェライト等の磁性体顔料も用いることが出来る。
これらの無機顔料は所望に応じて単独又は複数を選択併用することが可能である。又、無機顔料の添加量はトナー100部(質量部、以後も特に断りのない時は「部」とは「質量部」を表す)に対して2〜20部が好ましく、さらに好ましくは3〜15部である。
有機顔料としては、従来公知の有機顔料を用いることが出来る。どの様な有機顔料でも使用することが出来るが、具体的な有機顔料を以下に挙げる。
マゼンタ又はレッド用の顔料としては、例えば、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド139、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド222等が挙げられる。
オレンジ又はイエロー用の顔料としては、例えば、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー138等が挙げられる。
シアン又はグリーン用の顔料としては、例えば、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントグリーン7等が挙げられる。
これらの有機顔料は所望に応じて単独又は複数を選択併用することが可能である。又、顔料の添加量はトナー100部に対して2〜20部が好ましく、さらに好ましくは3〜15部である。
磁性トナーとして使用する際には、前記の磁性体顔料を添加することが出来る。磁性トナーの場合には磁気特性を付与する観点で、トナー100部に対して20〜60部の磁性体顔料を添加することが好ましい。
〈着色剤の表面改質〉
着色剤の表面を改質するために着色剤の表面改質剤を使用することも出来る。
着色剤の表面改質剤としては、従来公知の物を使用することが出来る。具体的にはシランカップリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカップリング剤等が好ましく用いることが出来る。
シランカップリング剤としては、例えば、メチルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン等のアルコキシシラン、ヘキサメチルジシロキサン等のシロキサン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
チタンカップリング剤としては、例えば、味の素社製の市販品プレンアクトTTS、9S、38S、41B、46B、55、138S、238S等、日本曹達社製の市販品A−1、B−1、TOT、TST、TAA、TAT、TLA、TOG、TBSTA−400、TTS、TOA−30、TSDMA、TTAB、TTOP等が挙げられる。
アルミニウムカップリング剤としは、例えば、味の素社製のプレンアクトAL−M等が挙げられる。
これらの表面改質剤は着色剤100部に対して0.01〜20部添加することが好ましく、さらに好ましくは0.1〜5部である。
〈離型剤〉
本発明のトナーを構成する離型剤としては、例えば、酸変性処理された低分子量ポリエチレン(数平均分子量=1,000〜9,000)、酸変性処理された低分子量ポリプロピレン(数平均分子量=1,000〜9,000)、酸化ワックスが等が挙げられる。
酸化ワックスとしては、例えば、サゾールワックスのタイプA1、A2、A3、A14等が挙げられる。
離型剤粒子は、水系媒体中に分散された状態で用いられる。離型剤粒子の分散液は界面活性剤が溶解されてなる水系媒体中に離型剤を添加し、加熱下に乳化分散させ、アルカリを添加して水素イオン濃度を調節することにより調製することが出来る。乳化分散する際の加熱温度は、離型剤の軟化点以上にすることが好ましい。
〈添加剤〉
本発明のトナーは、着色剤、離型剤以外に種々の機能を付与することの出来る添加剤を加えてもよい。具体的には荷電制御剤等が挙げられる。
これらの添加剤は、樹脂粒子を乳化重合する段階で添加する方法、塩析/融着工程で樹脂粒子と着色剤粒子及び離型剤粒子と同時に添加する方法、出来上がったトナーに直接添加する方法等種々の方法で添加することが出来る。好ましい方法としては、前記の樹脂粒子を乳化重合する段階で添加剤を添加する方法、及び前記の塩析/融着工程で樹脂粒子と着色剤粒子及び離型剤粒子と同時に添加剤を添加しトナー中に包含させる方法が挙げられる。
添加剤として使用する荷電制御剤は公知の物で、且つ、水中に分散することが出来る物を使用することが好ましい。具体的にはニグロシン系染料、ナフテン酸又は高級脂肪酸の金属塩、アルコキシル化アミン、第4級アンモニウム塩化合物、アゾ系金属錯体、サリチル酸金属塩、あるいはその金属錯体等が挙げられる。
なお、荷電制御剤は、分散した状態での数平均一次粒子径が10〜500nm程度のものが好ましい。
〈濾過、洗浄工程〉
塩析/融着工程で得られた水系媒体中のトナー粒子を濾過し、洗浄水で洗浄を行い、トナー粒子に付着している界面活性剤や塩析剤等の不純物を除去する。この工程で使用する濾過、洗浄機は特に限定されないが、例えば遠心分離機、ヌッチェ、フィルタープレス等が使われる。
〈乾燥工程〉
濾過、洗浄後のトナー粒子は乾燥される。この工程に使用する乾燥機は特に限定されないが、例えば、スプレードライヤー、減圧乾燥機、真空乾燥機、静置式棚乾燥機、移動式棚乾燥機、流動層式乾燥機、回転式乾燥機、撹拌式乾燥機等が使われる。乾燥後のトナー100部中の水分量は5部以下が好ましいが、2部以下にすることがさらに好ましい。
〈解砕工程〉
本工程は特に必要ない場合もあるが、トナー粒子が乾燥後に弱い凝集状態になる場合もあるので、その際には例えば、ジエットミル、ヘンシェルミキサー、コーヒーミル等の解砕装置を使用しトナー粒子の凝集を解砕してもよい。
〈トナー化工程〉
トナー化工程は上記で得られたトナー粒子をそのまま使用しても良いが、例えば流動性、帯電性、クリーニング性の改良を行うことを目的として、後記の外添剤を添加するのが好ましい。
外添剤を添加する設備としては、特に限定されないが、例えば、タービュラーミキサー、ヘンシェルミキサー、ナウターミキサー、V型混合機等の公知の混合機を使用することが出来る。
又、本発明のトナーは非磁性一成分現像剤として使用するのがよいが、場合によっては磁性一成分現像剤として使用しても良い。
〈外添剤〉
外添剤としては特に限定されるものでは無く、種々の無機微粒子、有機微粒子及び滑剤を使用することが出来る。
無機微粒子としては、従来公知の物を使用することが出来る。具体的にはシリカ、チタン、アルミナ等の微粒子が好ましく、疎水性のシリカ微粒子がさらに好ましい。
シリカ微粒子としては、例えば、日本アエロジル社製の市販品R−805、R−809、R−812、R−972、R−974、R−976、ヘキスト社製の市販品HVK−2150、H−200、キャボット社製の市販品TS−530、TS−610、TS−720、H−5、MS−5等が挙げられる。
チタン微粒子としては、例えば、日本アエロジル社製の市販品T−604、T−805、テイカ社製の市販品MT−100B、MT−100S、MT−500BS、MT−600、MT−600SS、JA−1、富士チタン社製の市販品TA−300SI、TA−500、TAF−130、TAF−510、TAF−510T、出光興産社製の市販品IT−S、IT−OA、IT−OB、IT−OC等が挙げられる。
アルミナ微粒子としては、例えば、日本アエロジル社製の市販品RFY−C、C−604、石原産業社製の市販品TTO−55等を挙げることが出来る。
有機微粒子としては、数平均一次粒子径が10〜2000nm程度の球形の有機微粒子を使用することが好ましい。具体的な例としてはスチレンやメチルメタアクリレート等の単独重合体やこれらの共重合体等が挙げられる。
滑剤としては、例えば、高級脂肪酸の金属塩を使用することが好ましい。具体的な例としてはステアリン酸の亜鉛、アルミニウム、銅、マグネシウム、カルシウム等の塩、オレイン酸の亜鉛、マンガン、鉄、銅、マグネシウム等の塩、パルミチン酸の亜鉛、銅、マグネシウム、カルシウム等の塩、リノール酸の亜鉛、カルシウム等の塩等が挙げられる。
これらの外添剤の添加量は、トナー100部に対して0.1〜5部程度が好ましい。
次に本発明の代表的実地態様を示し、本発明の構成と効果につきさらに説明する。しかし、無論本発明はこれらの態様に限定されるわけではない。
実施例1
〔非球形状粒子の作製〕
〈着色剤粒子分散液の作製〉
内容積20Lの樹脂容器に、アデカホープLS−90(旭電化社製n−ドデシル硫酸ナトリウム)を0.90kgと純水10.0Lを入れ撹拌溶解する。この溶液に、撹拌下、リーガル330R(キャボット社製カーボンブラック)1.20kgを徐々に加え、添加後1時間よく撹拌する。ついで、サンドグラインダー(媒体型分散機)を用いて、18時間連続分散する。
分散後、大塚電子社製の電気泳動光散乱光度計ELS−800を用いて、上記分散液の粒径を測定した結果、粒径は質量平均径で118nmであった。又、静置乾燥による質量法で測定した上記分散液の固形分濃度は16.5質量%であった。この分散液を「着色剤分散液1」とした。
〈離型剤粒子分散液の作製〉
酸変性低分子量ポリプロピレン(数平均分子量=3,000)1.05kgを、界面活性剤(ノニルフェノキシエタノール)の水溶液2.45kgに添加し、水酸化カリウムを用いてpHを9に調整する。
この系を、加圧下において前記酸変性低分子量ポリプロピレンの軟化点以上の温度に昇温して、当該酸変性低分子量ポリプロピレンの乳化分散処理を行うことにより、固形分30質量%の離型剤粒子の分散液を作製する。この分散液を「離型剤粒子分散液1」とした。
得られた「離型剤粒子分散液1」中における離型剤粒子の平均粒径を、大塚電子社製の電気泳動光散乱光度計ELS−800を用いて測定したところ、数平均一次粒径は122nmであった。
〈低分子量樹脂粒子分散液の作製〉
10Lステンレスポットに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(関東化学社製)56gを入れ、イオン交換水4.0Lを加え、室温下撹拌溶解する。これを、「アニオン界面活性剤溶液A」とした。
10Lステンレスポットに、ニューコール565C(日本乳化剤社製)15gを入れ、イオン交換水4.0Lを加え、室温下撹拌溶解する。これを、「ノニオン界面活性剤溶液B」とした。
20Lホーローポットに、過硫酸カリウム(関東化学社製)226.5gを入れ、イオン交換水12.0Lを加え、室温下撹拌溶解する。これを、「開始剤溶液C」とした。
温度センサー、冷却管、窒素導入装置を付けた100Lのグラスライニング反応釜に、「アニオン界面活性剤溶液A」と「ノニオン界面活性剤溶液B」とを入れ、撹拌を開始する。ついで、イオン交換水44.0Lを加える。
ついで、加熱を開始し、液温度が75℃になったところで、「開始剤溶液C」を添加する。その後、液温度を75℃±1℃に制御しながら、スチレン12.70kg、アクリル酸n−ブチル3.20kg、メタクリル酸96g及びt−ドデシルメルカプタン554.1gを投入する。
さらに、液温度を78℃±1℃に上げて、7時間加熱撹拌を行う。
その後、液温度を40℃以下に冷却し撹拌を停止する。この液をポールフィルターで濾過し、「低分子量樹脂粒子分散液1」を作製した。この分散液を「ラテックス1」とした。
「ラテックス1」を一部分取し、分散液中の樹脂粒子の酸価、GPCによる分子量分布のピーク、質量平均粒径を測定したところ、酸価=3.9、GPCピーク位置=12,800、質量平均粒径=119nmであった。
上記反応において、スチレン、アクリル酸n−ブチル、およびメタクリル酸の使用量を変更した以外は同様にして、酸価の異なる低分子量樹脂粒子を含有する「低分子量樹脂粒子分散液2〜5」を作製した。この低分子量樹脂粒子分散液を「ラテックス2〜5」とした。「ラテックス2〜5」についても分散液中の樹脂粒子の酸価、GPCによる分子量分布のピーク、および質量平均粒径を測定した。これらについて表1にまとめて示す。
Figure 0004529673
〈高分子量樹脂粒子分散液の作製〉
新たな10Lステンレスポットに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(関東化学社製)56gを入れ、イオン交換純水4.0Lを加え、室温下溶解する。これを、「アニオン界面活性剤溶液D」とした。
10Lステンレスポットに、ニューコール565C(日本乳化剤社製)15gを入れ、イオン交換純水4.0Lを加え、室温下溶解する。これを、「ノニオン界面活性剤溶液E」とした。
20Lホーローポットに、過硫酸カリウム(関東化学社製)207.0gを入れ、イオン交換水12.0Lを加え、室温下溶解する。これを、「開始剤溶液F」とした。
温度センサー、冷却管、窒素導入装置、櫛形バッフルを付けた100Lのグラスライニング反応釜(翼はファウドラー翼)に、「アニオン界面活性剤溶液D」と「ノニオン界面活性剤溶液E」とを入れ、溶液の撹拌を開始する。ついで、イオン交換水44.0Lを投入する。
ついで、溶液の加熱を開始し、液温度が70℃になったところで、「開始剤溶液F」を添加する。この後、スチレン13.50kg、アクリル酸n−ブチル2.40kg、メタクリル酸100g及びt−ドデシルメルカプタン9.26gをあらかじめ混合した溶液を投入する。
その後、液温度を72℃±2℃に制御して、6時間加熱を行う。さらに、液温度を78℃±2℃に上げて、13時間加熱を行う。
その後、液温度を40℃以下に冷却しを停止する。この溶液をポールフィルターで濾過し、「高分子量樹脂粒子分散液11」を作製する。この分散液を「ラテックス11」とした。
「ラテックス11」を一部分取し、分散液中の樹脂粒子の酸価、GPCによる分子量分布のピーク、質量平均粒径を測定したところ、酸価=4.1、GPCピーク位置=239,700、質量平均粒径=115nmであった。
上記反応において、スチレン、アクリル酸n−ブチル、およびメタクリル酸の使用量を変更した以外は同様にして、酸価の異なる高分子量樹脂粒子を含有する「高分子量樹脂分散液12〜15」を作製した。この分散液を「ラテックス12〜15」とした。
「ラテックス12〜15」についても上記同様に分散液中の樹脂粒子の酸価、GPCによる分子量分布のピーク、質量平均粒径を測定した。これらについては表2にて示す。
Figure 0004529673
〈塩析剤溶液の作製〉
35Lステンレスポットに塩析剤としての塩化ナトリウム(和光純薬社製)5.36kgとイオン交換水20.0Lを入れ、溶解する。これを、「塩化ナトリウム溶液G」とした。
〈樹脂粒子、着色剤粒子及び離型剤粒子の塩析/融着〉
温度センサー、冷却管、窒素導入装置、櫛形バッフルを付けた100Lのステンレス反応釜(翼はアンカー翼)に、上記で作製した「ラテックス1」を20.0kg、「ラテックス11」を5.0kg、「着色剤分散液1」を0.4kg、「離型剤粒子分散液1」を6.50kg及びイオン交換水20.0Lを入れ撹拌する。ついで、40℃に加温し、「塩化ナトリウム溶液G」を25kg、イソプロパノール(関東化学社製)6.00kgをこの順に添加する。その後、10分間放置した後に、昇温を開始し、液温度85℃まで60分かけて昇温する。液温度85℃±2℃に制御して、6時間加熱し、塩析/融着させた。
その後、液温を40℃以下に冷却し撹拌を停止する。ついで、目開き45μmの篩いで濾過し、「会合液」を得た。
〈会合粒子の洗浄、乾燥〉
ついで、ヌッチェを用いて、「会合液」より「ウエットケーキ状の非球形状粒子」を濾取した。その後、イオン交換水により洗浄した。
上記で洗浄を完了した「ウエットケーキ状の非球形状粒子」を、ヌッチェより取り出し、全紙バット5枚に、細かく砕きながら広げる。クラフト紙で覆いをかけた後、40℃の送風乾燥機で100時間乾燥した。
乾燥を完了した「ブロック状の非球形状粒子」を、ヘンシェル粉砕器で解砕し「非球形状粒子」を得た。
〔トナーの作製〕
上記「非球形状粒子」100部に対し疎水性シリカ(一次数平均粒子径=12nm)0.8部を添加して「トナー1」を作製した。
前記、〈樹脂粒子、着色剤粒子及び離型剤粒子の塩析/融着工程〉において、低分子量樹脂粒子を含有するラテックスと高分子量樹脂粒子を含有するラテックスとの組み合わせを変えた以外は同様にして、「トナー2〜5」を作製した。このラテックスの組み合わせとその酸価を表3に示す。
Figure 0004529673
〔調湿部材〕
シリカゲル、化1で示されるポリアクリル酸ナトリウム、を図1の現像器のトナーホッパー上部に取り付けた。トナーホッパー中のトナー量は150gとし、シリカゲルと吸湿性樹脂は15gを使用した。
〔性能評価〕
このようにして得た「トナー(現像剤)1〜5」を前記図1の現像器を有する図2に示す画像形成装置に装着し評価した。30℃、80%RHの環境下で3日間画像形成装置に装填後、評価条件は下記に示す条件である。
(現像条件)
・感光体 :積層型有機感光体
・DCバイアス :−500V
・Dsd(感光体と現像スリーブ間距離):600μm
・現像剤層
・規制ブレード :ステンレス製を使用
・現像剤層厚 :700μm
・現像スリーブ径 :40mm
・温度 :33℃、80%RH環境
評価方法を下記に、評価結果を表4に示す。
〈評価方法〉
(1)画像濃度:
20mm×20mmのベタ黒画像部について、マクベス反射濃度計「RD−918」を用いて白地部に対する相対画像濃度を測定した。
(2)カブリ濃度:
印字されていない白紙について、マクベス反射濃度計「RD−918」を用いて20ヶ所の絶対画像濃度を測定して平均し、白紙濃度とする。次に評価形成画像の白地部分について、同様に20ヶ所の絶対画像濃度を測定して平均し、この平均濃度から白紙濃度を引いた値をカブリ濃度として評価した。
カブリ濃度が0.010以下であれば、カブリは実用的に問題ないといえる。
画像濃度、カブリの評価結果を表4に示す。
(3)トナー飛散
10万枚実写後の画像形成装置内を観察し評価した。結果は下記表4に示す。
〔評価結果〕
Figure 0004529673
表4の結果から明らかな如く、本発明内の現像剤および調湿部材を用いて薄層形成し帯電させた場合のみ、一成分トナー(一成分現像剤)は充分な性能を有していることがわかる。
なお、上記と同様な組み合わせで、20℃、50%RHの環境下で評価した結果、本発明外の組み合わせであってもいずれも良好な結果を示した。よって、温湿度環境が良ければ、本発明の課題自体が顕著に表れないことがわかる。
実施例2
実施例1で作製したブラックトナー(カーボンブラック使用を着色剤として用いた)と同様にして作製したが、着色剤を下記の如く変更して、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナーを作製した。
シアントナー :C.I.ピグメントブルー15:3
マゼンタトナー:C.I.ピグメントレッド123
イエロートナー:C.I.ピグメントイエロー17
図1および図2の現像器と画像形成装置を用いて、実施例1と同様に性能評価を行った結果、いずれのカラートナーにおいても実施例1と同様の結果を得た。
非磁性一成分トナー現像用現像器を説明する概要断面図。 フルカラー画像形成装置の一例の構成断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
5 トナー規制ブレード
8 調湿部材
10 感光体ドラム
20 レーザ走査光学系
30 フルカラー現像装置
31、31C、31M、31Y、31Bk 現像器
32 現像剤担持体(現像スリーブ)
33 支軸
34a、34b トナー(現像剤)規制部材
40 中間転写ベルト
50 クリーナ
60 給紙手段
70 定着装置
80 垂直搬送路
S 記録材

Claims (2)

  1. 現像器の内部に蓄蔵された一成分現像用トナーを用いて現像剤担持体上にトナー層を形成し、現像領域に搬送して、潜像担持体上に形成された潜像を現像する画像形成装置において、該現像器の内部には水溶性不飽和単量体および架橋剤を含む成分を潮解性無機塩の存在下で重合させてなる吸湿性樹脂の調湿部材が設置され、かつ、蓄蔵されているトナーの酸価が5〜40であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも現像器と電子写真感光体より構成される現像ユニットを、着脱自在に装着したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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