JP6408210B2 - 防音ドアの遮音構造 - Google Patents
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Description
さらに、防音ドアは、その遮音性を確保するため、ドアパネルとドア枠との間にできる隙間からの音漏れを防止する工夫がされている。
ドア枠に対してドアパネルを閉じたときに前記ドア枠と前記ドアパネルとの間に形成される隙間からの音漏れを防止する防音ドアの遮音構造であって、
前記ドアパネルの側面に沿って設けられ、該側面から突出した弾性部材と、
前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに前記ドアパネルの前記弾性部材が設けられた前記側面に対向する前記ドア枠の表面上に形成された窪部であって、前記弾性部材の長手方向に沿って長尺状に形成されるとともに前記弾性部材の少なくとも一部が嵌る深さに形成され、前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに前記弾性部材が嵌る窪部と
を備えることを特徴とする。
前記窪部が設けられた前記ドア枠の表面は、前記ドアパネルが閉じる方向側に向かうほど、前記弾性部材が設けられた前記側面に近づくテーパがつけられていてもよい。
前記弾性部材は、
前記ドアパネルの前記側面に対し、前記側面の幅方向に複数列並べて設けられ、
前記窪部は、
前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに、前記各弾性部材に対向する位置に設けられていてもよい。
上記構成において、
前記弾性部材は、
前記ドアパネルの前記側面に設けられた挿入孔に挿入可能な挿入部と、
該挿入部を前記挿入孔に挿入したとき、前記ドアパネルの前記側面から突出する突出部と
を有する形状に形成されていてもよい。
また、このようにすると弾性部材の挿入部を挿入孔に挿入するだけの簡単な作業で、弾性部材、より具体的には弾性部材の突出部が、ドアパネルの側面から突出した状態となるように弾性部材をドアパネルに取り付けることができる。
前記弾性部材は、前記ドアパネルの下方側面に設けられ、
前記窪部は、前記ドアパネルが前記ドア枠に対して閉じられたとき、前記ドアパネルの下方側面に対向する前記ドア枠の表面上に形成されていてもよい。
本実施形態の防音ドア1は、図1に示すように、長方形状に板材が組まれたドア枠3と、ドア枠3に対し回動可能に取り付けられた長方形状のドアパネル5とを備えている。
ドアパネル5は、右辺側の長手方向中央付近に、ドアノブ52を備えている。
基体部70は、ゴム部材7の長手方向に沿った両側側面に複数のヒダ70aを備えている。そのため基体部70を取付孔5bに挿入するとヒダ70aが曲がり、その復元力によって取付孔5b内でヒダ70aが突っ張って基体部70が取付孔5b内で固定される。このようにしてゴム部材7は、ドアパネル5の下方側面5aに取り付けられる。
突出部72は、ゴム部材7の長手方向に垂直な断面が円形状となる中空形状に形成されている。
この窪部34は、ドアパネル5が閉じたときに、ドアパネル5の下方側面5aに取り付けられたゴム部材7の長手方向に沿って長尺上に形成されるとともにゴム部材7の先端が嵌る深さに形成され、ドアパネル5をドア枠3に対して閉じたときにゴム部材7の突出部72の先端が嵌る大きさに形成されている。
(本実施形態の特徴的な作用効果)
このように形成された防音ドア1では、ドアパネル5の下方側面5aから下方に向かってゴム部材7が突出することとなるが、この下方側面5aが対向するドア枠3の表面はテーパがつけられているので、ドアパネル5をドア枠3に閉じるとき、ゴム部材7がドア枠3の表面上にスムーズに載る。
また、本実施形態の防音ドア1は、複数のゴム部材7が窪部34に嵌る構造を採用しているので、確実に遮音することができる。
さらに、本実施形態の防音ドア1は、ドア枠3の下辺上に戸当を設けていないので、使用者が戸当に躓く危険性をなくすことができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2)上記実施形態では、ゴム部材7をドアパネル5の下方側面にのみ取り付けた構造の防音ドア1を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばこのゴム部材7をドアパネル5の全体に取り付けてもよい。
(4)上記実施形態のようにゴム部材7と窪部34の数は2組に限るものではない。1組でもよいし3組以上でもよい。
7… ゴム部材(弾性部材) 30… ドア当 32… マグネットパッキン
34… 窪部 50… 蝶番 52… ドアノブ 54… 鉄板 56… 鉄板
70… 基体部 70a… ヒダ 72… 突出部
Claims (2)
- ドアパネルの左側又は右側を回転軸として開閉される前記ドアパネルをドア枠に対して閉じたときに前記ドア枠と前記ドアパネルとの間に形成される隙間からの音漏れを防止する防音ドアの遮音構造であって、
前記ドアパネルの開閉方向に沿った前記ドアパネルの面である前記ドアパネルの端面のうち、下方の端面に沿って設けられ、該下方の端面から突出した弾性部材であって、前記下方の端面に設けられた取付孔に挿入可能な基体部と、該基体部を前記取付孔に挿入したとき、前記下方の端面から突出する突出部とを有する形状に形成され、前記突出部自体が弾性変形可能に構成された前記弾性部材と、
前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに前記ドアパネルの前記弾性部材が設けられた前記下方の端面に対向する前記ドア枠の表面上に形成された窪部であって、前記弾性部材の長手方向に沿って長尺状に形成されるとともに前記突出部の少なくとも一部が嵌る深さに形成され、前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに前記突出部が嵌る窪部と
を備え、
前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じる際に、前記突出部は、前記弾性部材の長手方向のうち前記回転軸に近い方から順に前記ドア枠との間で押圧されて弾性変形し、前記突出部の少なくとも一部が前記窪部に嵌り、
前記窪部が設けられた前記ドア枠の表面は、前記ドアパネルが閉じる方向側に向かうほど、前記弾性部材が設けられた前記下方の端面に近づく傾斜面と、前記傾斜面と連続する水平面と、を有することを特徴とする防音ドアの遮音構造。 - 請求項1に記載の遮音構造において、
前記弾性部材は、
前記ドアパネルの前記下方の端面に対し、前記下方の端面の幅方向に複数列並べて設けられ、
前記窪部は、
前記ドアパネルを前記ドア枠に対して閉じたときに、前記各弾性部材に対向する位置に設けられていることを特徴とする防音ドアの遮音構造。
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JP2013222293A JP6408210B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 防音ドアの遮音構造 |
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JP2013222293A JP6408210B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 防音ドアの遮音構造 |
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