JP6406508B2 - 液体吐出装置及び液体吐出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置及び液体吐出方法に関する。
従来から、媒体を切断可能な切断部を備えた液体吐出装置が使用されている。このような液体吐出装置においては、媒体を切断部で切断する際に媒体が移動してしまい、液体の着弾位置がずれてしまう場合があった。
そこで、特許文献1には、媒体を切断部で切断する際の媒体の移動を抑制することが可能な液体吐出装置としてのインクジェット式記録装置が開示されている。
特開2003−300195号公報
特許文献1のインクジェット式記録装置は、切断部としてのカッターの移動速度を制限することにより媒体の移動を抑制する構成である。このため、媒体をカッターで切断する際の媒体の移動を抑制することが可能なため、液体の着弾位置がずれてしまうことを抑制できる。ただし、カッターの移動速度を制限することにより媒体の切断にかかる時間を抑制したい場合も考えられるため、媒体の切断に伴う液体の着弾不良を抑制する他の方法が望まれる場合も考えられる。
そこで、本発明の目的は、媒体の切断に伴う液体の着弾不良を抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、媒体を第1の方向に沿って搬送可能な搬送部と、液体を吐出可能な吐出部と、前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作と、前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作と、を実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記切断動作を実行してから前記吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行することを特徴とする。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記制御部は、前記吐出動作の後に、前記搬送部によって前記媒体を第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作を実行し、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記第1の距離よりも短くすることを特徴とする。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記制御部は、前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作を実行し、前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であると、前記媒体を切断するべき位置が前記切断部による切断位置と一致する場合、前記切断前搬送動作における搬送距離を前記第1の距離よりも短い第2の距離とし、前記切断後搬送動作において、前記第1の距離と前記第2の距離との差の距離の分、前記媒体を搬送することを特徴とする。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第2又は第3の態様において、前記制御部は、前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作を実行し、前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であると、前記媒体を切断するべき位置が前記切断部による切断位置と一致しない場合、前記切断前搬送動作における搬送距離を前記第1の距離よりも短い第3の距離とし、前記切断後搬送動作において、前記第1の距離と前記第3の距離との差の距離の分、前記媒体を搬送することを特徴とする。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離は、0.1mm以上0.5mm以下であることを特徴とする。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記制御部は、前記切断後搬送動作において、前記第1の方向に前記媒体を搬送することを特徴とする。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記切断後搬送動作において、前記第1の方向とは逆方向である第2の方向に前記媒体を搬送することを特徴とする。
本発明の第8の態様の液体吐出装置は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記第1の方向と交差する方向である幅方向における前記媒体の長さに基づいて、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を変更可能であることを特徴とする。
本発明の第9の態様の液体吐出装置は、前記第8の態様において、前記制御部は、前記幅方向における前記媒体の長さが第1の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記幅方向における前記媒体の長さが前記第1の長さより長い第2の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離より長くすることを特徴とする。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記制御部は、前記吐出動作の後に、前記搬送部によって前記媒体を第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作と、前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作と、を実行し、前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であった場合に、前記切断前搬送動作と前記切断動作との間に、前記吐出動作を実行することを特徴とする。
本発明の第11の態様の液体吐出方法は、媒体を第1の方向に沿って搬送可能な搬送部と、液体を吐出可能な吐出部と、前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、を備える液体吐出装置を用いて実行可能な液体吐出方法であって、前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作を実行してから、前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行することを特徴とする。
本発明によれば、媒体の切断に伴う液体の着弾不良を抑制することができる。
本発明の一実施例に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の一実施例に係る記録装置を表すブロック図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図。
以下に、本発明の一実施例の液体吐出装置としての記録装置1について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本実施例の記録装置1の概要について説明する。
図1は、本実施例の記録装置1を表す概略側面図である。
図1で表されるように、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体(媒体)Pのセット部2を備えている。そして、該セット部2から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン3を介して、被記録媒体Pをロール状に巻き取ることが可能な巻取部4まで、被記録媒体Pを搬送方向としての第1の方向Aに搬送することが可能である。すなわち、セット部2から巻取部4までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン3は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部2は第1の回転方向である回転方向Cに被記録媒体Pを回転して該被記録媒体Pを送出し、巻取部4は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
ここで、図1は、被記録媒体Pのロールの外側の面である第1の面P1に記録を行うことが可能な被記録媒体Pのセット状態を表している。この場合、セット部2を回転方向Cに回転する。一方、被記録媒体Pのロールの内側の面である第2の面P2に記録を行うことも可能であり、その場合、セット部2を回転方向Cとは逆の回転方向に回転する。
そして、同様に、図1では、本実施例の巻取部4は被記録媒体Pの第1の面P1が外側になるように巻き取る状態であるので、巻取部4は回転方向Cに回転する。一方、第1の面P1が内側になるように巻き取ることも可能である。その場合は、巻取部4は回転方向Cとは逆の回転方向に回転する。
また、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送経路に、第1の方向Aと交差する交差方向Bの回転軸を有するローラー対で構成される搬送部10が設けられている。搬送部10は、被記録媒体Pに搬送力を付与する駆動ローラー8と、駆動ローラー8と対向する位置に設けられた従動ローラー9とからなる搬送ローラー対で構成されている。このような構成により、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送経路において、セット部2から送出された被記録媒体Pを搬送部10が搬送し、搬送部10により巻取部4まで搬送された該被記録媒体Pを巻取部4で巻き取る。つまり、液体吐出装置は、被記録媒体Pを第1の方向Aに沿って搬送可能な搬送部10を備えている。
なお、本実施例の記録装置1は、セット部2、巻取部4及び搬送部10を駆動して、被記録媒体Pを第1の方向Aに搬送することが可能であるとともに、被記録媒体Pを第1の方向とは逆方向の第2の方向に逆搬送することも可能である。つまり、搬送部10は、第1の方向Aに被記録媒体Pを搬送する場合と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に被記録媒体Pを逆搬送する場合と、を切り替えることができる。
また、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送経路における媒体支持部としてのプラテン3と対向する側にインク(液体の一例)の吐出部としての記録ヘッド6が備えられている。記録装置1は、キャリッジ5を介して交差方向Bに記録ヘッド6を往復移動させながら、記録ヘッド6のノズル形成面から被記録媒体Pにインクを吐出させて、所望の画像を形成する。このような構成により、記録ヘッド6は、被記録媒体Pにインクを吐出して画像を形成することができる。まとめると、液体吐出装置は、液体を吐出可能な吐出部6を備えている。
なお、本実施例の記録装置1は、交差方向Bに往復移動しながら記録する記録ヘッド6を備える構成である。このため、このような構成の記録ヘッド6に対応して、搬送部10は、被記録媒体Pを間欠搬送することが可能な構成になっている。
具体的には、本実施例の記録装置1は、以下のような手順で記録を行う。なお、以下の種々の動作は、制御部11が制御を行うことによって実行される。
最初に、ノズル形成面と対向可能な所定の記録領域(図3から図11参照)まで搬送された被記録媒体Pに対して、被記録媒体Pの搬送を停止した状態で、記録ヘッド6を交差方向Bに移動させつつ記録ヘッド6からインクを吐出する。
次に、所定の搬送量、被記録媒体Pを第1の方向Aに搬送する。これは、吐出後搬送動作とも呼称する。この被記録媒体Pの搬送中には記録ヘッド6からインクを吐出させない。ここで、所定の搬送量とは、記録ヘッド6による第1の方向Aのインクの吐出幅に対応する第1の距離L1(図4参照)である。
ここで、「吐出幅に対応する」とは、例えば、記録ヘッド6の第1の方向Aにおけるノズルの形成長さ(所謂1パス記録を行う場合の1回の移動分)や、交差方向Bへの複数回の往復移動に伴って被記録媒体Pの同一箇所に画像を形成する所謂多パス記録を行う場合におけるその1パス分(1回の移動分)の第1の方向Aにおける記録長さなどである。
そして、被記録媒体Pの搬送を停止した状態で、記録ヘッド6を交差方向Bに移動させつつ記録ヘッド6からインクを吐出する。まとめると、制御部11は、吐出動作の後に、搬送部10によって被記録媒体Pを第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作を実行する。
以下、このような動作を繰り返すことにより画像の記録を完成させる。
また、本実施例の記録装置1は、第1の方向Aにおける記録ヘッド6の下流側に、被記録媒体Pの切断部としてのカッター7を備えている。本実施例のカッター7は、交差方向Bに移動可能に構成されており、交差方向Bに移動することにより第1の方向Aと交差する方向に被記録媒体Pを切断する構成のものである。ただし、被記録媒体Pの切断部の構成に特に限定はない。つまり、液体吐出装置は、第1の方向Aにおいて吐出部6よりも下流側に設けられ、被記録媒体Pを切断可能な切断部7を備えている。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部11には、記録装置1の全体の制御を司るCPU12が設けられている。CPU12は、システムバス13を介して、CPU12が実行する各種制御プログラム等を格納したROM14と、データを一時的に格納可能なRAM15と接続されている。
また、CPU12は、システムバス13を介して、カッター7を駆動するためのカッター駆動部16と接続されている。
また、CPU12は、システムバス13を介して、記録ヘッド6を駆動するためのヘッド駆動部17と接続されている。
また、CPU12は、システムバス13を介して、キャリッジモーター19、搬送モーター20、送出モーター21及び巻取モーター22と接続される、モーター駆動部18と接続されている。
ここで、キャリッジモーター19は、記録ヘッド6を搭載したキャリッジ5を交差方向Bに移動させるためのモーターである。また、搬送モーター20は、搬送部10の駆動ローラー8を駆動するためのモーターである。また、送出モーター21は、セット部2の駆動機構であり、被記録媒体Pを搬送部10に送出するためにセット部2を回転するモーターである。また、巻取モーター22は、巻取部4を回転させるためのモーターである。
さらに、CPU12は、システムバス13を介して、記録データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC24と接続される、入出力部23と接続されている。
本実施例の制御部11は、このような構成により、記録ヘッド4、搬送部10及びカッター7などを制御することが可能になっている。すなわち、搬送部10による被記録媒体Pの搬送動作の実行と、記録ヘッド6によるインクの吐出動作の実行と、カッター7による被記録媒体Pの切断動作の実行と、を制御する。換言すれば、液体吐出装置は、吐出部6によって被記録媒体Pに液体を吐出させる吐出動作と、切断部7によって被記録媒体Pを切断する切断動作と、を実行可能な制御部11を備えている。
なお、詳細は後述するが、制御部11は、該切断動作の実行後に該吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に搬送動作を実行するよう制御する。
被記録媒体Pをカッター7で切断すると、被記録媒体Pが交差方向Bに移動してしまう場合がある。ただし、このように交差方向Bに移動した被記録媒体Pに対して搬送動作を実行すると、交差方向Bに移動した被記録媒体Pが交差方向Bにおいて、元に戻る傾向がある。
本実施例の制御部11は、切断動作の実行後に吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に搬送動作を実行するよう制御する。このため、切断動作の実行後に必ず搬送動作が実行されることになる。したがって、被記録媒体Pの切断に伴って交差方向Bに被記録媒体Pが移動しても、搬送動作により該被記録媒体Pの移動を元に戻すことが可能になり、被記録媒体Pの切断に伴う記録時のインクの着弾不良を抑制している。
次に、本実施例の記録装置1における、被記録媒体Pの搬送動作、インクの吐出動作及び被記録媒体Pの切断動作を行う際の制御部11の具体的な制御方法について説明する。
図3から図13は、本実施例の記録装置1を用いて記録を行う際の搬送動作を説明するための概略図である。
ここで、本実施例は、被記録媒体Pに画像I1を形成し、引き続き画像I2を形成する場合の例である。
図3は、画像I1及び画像I2を形成中の状態であって、次回の記録ヘッド6の交差方向Bのうちの往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作の実行直前の状態を表している。
図3の状態から記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行することにより、図中の記録領域に対応する、画像I1の第1の方向Aにおける上流側部分と、画像I2の第1の方向Aにおける下流側部分と、を記録することになる。
なお、画像I1はすべての領域が記録中又は記録済みの領域であるが、画像I2のうちの画像I2aは記録中又は記録済みの領域に対応し、画像I2のうちの画像I2bは記録予定の領域に対応している。
図4は、図3の状態から記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行し、所定の搬送量(第1の距離L1)被記録媒体Pを搬送した後の状態であって、交差方向Bのうちの復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作の実行直前の状態を表している。
図4の状態から記録ヘッド6の復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作を実行することにより、図中の記録領域に対応する、画像I1の第1の方向Aにおける上流側部分と、画像I2の第1の方向Aにおける下流側部分と、を記録することになる。ただし、図3の状態からインクの吐出動作を実行した際に対して、被記録媒体Pにおける記録領域に対応する位置(インクの着弾領域の位置)は、第1の距離L1の分、第1の方向Aの上流側にずれている。
図5は、図4の状態から記録ヘッド6の復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作を実行し、第1の距離L1の分、被記録媒体Pを搬送した後の状態であって、往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作の実行直前の状態を表している。
図5の状態から記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行することにより、図中の記録領域に対応する、画像I2の第1の方向Aにおける下流側部分を記録することになる。
図6は、図5の状態から記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行し、第1の距離L1の分、被記録媒体Pを搬送した後の状態を表している。さらに、図6は、復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作の実行前の状態であるとともに、画像I1の搬送位置の関係から被記録媒体Pがちょうど切断位置にある状態を表している。
ここで、ROM14に格納された制御部11の制御プログラムは、第1の距離L1の分の被記録媒体Pの搬送後の位置が被記録媒体Pの切断位置に一致した状態では、インクの吐出動作に先駆けて被記録媒体Pの切断動作を実行させる構成になっているとする。
すると、図6の状態において、カッター7を往方向B1に移動させて被記録媒体Pを切断する切断動作を、記録ヘッド6の復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作に先駆けて実行すると、被記録媒体Pの切断動作により交差方向Bに被記録媒体Pがずれた状態でインクの吐出動作が行われることとなる。
図7はそのような状態を表したものである。図7で表されるように、カッター7を往方向B1に移動させることで図中左側に被記録媒体Pがずれ、その状態でインクの吐出動作が行われることにより、該インクの吐出動作に伴い形成される画像I2a*は交差方向Bにずれて形成されることになる。
そこで、本実施例の記録装置1は、このような不具合を抑制可能な構成になっている。
具体的には、図5の状態から第1の距離L1の分、被記録媒体Pを搬送すると図6の状態になるという場合に、制御部11の制御により、図5の状態からの間欠搬送に伴う1回分の被記録媒体Pの搬送距離を第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*に変更する。すなわち、図5の状態から、図6の状態ではなく図8の状態に移行させる。
図8は、図5の状態から記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行し、第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*の分、被記録媒体Pを搬送した後の状態を表している。そして、図6と同様に復方向B2の移動に伴うインクの吐出動作の実行前の状態を表している。
図6と比較すると明らかなように、図8の状態は、図6の状態に対して被記録媒体Pの位置がずれている。本実施例の記録装置1は、この図8で表される被記録媒体Pの位置で被記録媒体Pの切断を行う。この図8で表される被記録媒体Pの位置で被記録媒体Pの切断を行った状態を表すのが図9である。
そして、図9で表される状態から、第1の距離L1と、図5の状態から図8の状態に被記録媒体Pを移動した際の移動距離である第2の距離L1*と、の差分に相当する距離L2の分、被記録媒体Pを搬送する。この状態を表しているのが図10である。この被記録媒体Pの切断後に行う距離L2の搬送を、切断後搬送動作とも呼称する。つまり、制御部11は、切断動作を実行してから吐出動作を実行するまでの間に、搬送部10によって被記録媒体Pを搬送する切断後搬送動作を実行する。このような切断後搬送動作を実行することにより、切断により生じた被記録媒体Pの位置ずれを補正し、被記録媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することができる。
そして、図10で表される状態から、記録ヘッド6の往方向B1の移動に伴うインクの吐出動作を実行することにより、画像I2の記録を実行する。そして、それ以降は、被記録媒体Pの搬送距離を第1の距離に戻して記録動作(インクの吐出動作)を継続する。
なお、このように、図5の状態から図6の状態に移行させる代わりに図5の状態から図8の状態に移行させることに併せて、記録方法も適応させる(1パス分で記録する記録データを変更すること等)のは言うまでもない。
このように、本実施例の制御部11は、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作に伴う被記録媒体Pの搬送距離を、第1の距離L1よりも短い距離L2になるよう制御することが可能である。つまり、制御部11は、切断後搬送動作における被記録媒体Pの搬送距離を、第1の距離よりも短くする。
すなわち、距離L2である微小搬送を実行することにより被記録媒体Pの切断後であってインクの吐出動作前に搬送動作が実行され、被記録媒体Pの切断に伴うインクの着弾不良を抑制することが可能になる。
なお、本実施例のカッター7は第1の方向Aに移動できる構成とはなっていないので、被記録媒体Pの切断位置は多少ずれてしまう。しかしながら、距離L2を微小距離とすることで、本実施例のカッター7のように切断部が第1の方向Aに移動できない構成であったとしても、切断位置が大きくずれることを抑制する(切断位置のずれを抑制する)ことが可能になる。
また、上記のように、本実施例の制御部11は、間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後に被記録媒体Pにおける切断するべき位置(画像の端部)の停止位置が、カッター7による被記録媒体Pの切断位置に一致する場合、間欠搬送における次回の搬送距離を第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*に変更する。このような、切断動作の前の搬送動作を、切断前搬送動作とも呼称する。つまり、制御部11は、切断動作の実行前に、搬送部10によって被記録媒体Pを搬送する切断前搬送動作を実行する。制御部11は、インクの吐出動作、切断前搬送動作、被記録媒体Pの切断動作の順に実行するよう制御する。そして、第2の距離L1*の搬送後の次の搬送における搬送距離を、第1の距離L1と第2の距離L1*と、の差の距離である距離L2になるよう制御する。
すなわち、本実施例の制御部11は、図5で表される状態になった場合、間欠搬送における次回の搬送後に図6で表される状態とするのではなく、図8で表される状態(そしてさらに図9及び図10で表される状態)とするように制御することができる。
したがって、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致する場合に、被記録媒体Pの切断前の間欠搬送における搬送量をずらして記録(インクの吐出動作)を実行してさらに被記録媒体Pの切断を実行するとともに、第2の距離L1*の搬送後において距離L2の搬送を実行する。換言すれば、制御部11は、切断前搬送動作において被記録媒体Pを搬送する距離が第1の距離L1であると、被記録媒体Pを切断するべき位置が切断部7による切断位置と一致する場合、切断前搬送動作における搬送距離を第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*とする。そして、制御部11は、切断後搬送動作において、第1の距離L1と第2の距離L1*との差の距離の分、被記録媒体Pを搬送する。このため、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致する場合において、被記録媒体Pの切断に伴うインクの着弾不良を抑制することが可能になる。同時に、1回分の間欠搬送における搬送量の変化(第1の距離L1から第2の距離L1*及び距離L2への変化)に伴うインクの着弾位置のずれの発生を抑制することができる。
なお、本実施例の制御部11は、間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の被記録媒体Pにおける切断するべき位置(画像の端部)の停止位置が、被記録媒体Pの切断位置に一致しない場合であって、被記録媒体Pの切断位置との関係から間欠搬送における次回の搬送距離が第1の距離L1よりも短い第3の距離L1**になる場合(図11参照)、第3の距離L1**の搬送後にインクの吐出動作、被記録媒体Pの切断動作の順に実行するよう制御する。そして、第3の距離L1**の搬送後の次の搬送における搬送距離を、第1の距離L1と、第3の距離L1**と、の差の距離である距離L2*になるよう制御する(図12参照)。
すなわち、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致しない場合に、第3の距離のL1**搬送後にインクの着弾を実行してから被記録媒体Pの切断を実行し、その後で距離L2*の搬送を実行する。まとめると、制御部11は、切断前搬送動作において被記録媒体Pを搬送する距離が第1の距離L1であると、被記録媒体Pを切断するべき位置が切断部7による切断位置と一致しない場合、切断前搬送動作における搬送距離を第1の距離L1よりも短い第3の距離L1**とする。そして、制御部11は、切断後搬送動作において、第1の距離L1と第3の距離L1**との差の距離の分、被記録媒体Pを搬送する。このため、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致しない場合において、被記録媒体Pの切断に伴うインクの着弾不良を抑制することが可能になる。同時に、第3の距離L1**と距離L2*との和が第1の距離L1となるようにすることで、1回分の間欠搬送における搬送量の変化(第1の距離L1から第3の距離L1**及び距離L2*への変化)に伴うインクの着弾位置のずれの発生を抑制することができる。なお、第2の距離L1*と、第3の距離L1**とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作に伴う被記録媒体Pの搬送距離、すなわち、距離L2及びL2*は、0.1mm以上0.5mm以下であることが好ましい。言い換えれば、切断後搬送動作における被記録媒体Pの搬送距離は、0.1mm以上0.5mm以下であることが好ましい。
距離L2及びL2*が0.1mm以上であれば、交差方向Bに移動した被記録媒体Pを、交差方向Bにおいて元の位置に戻すのに十分な搬送距離となる。また、距離L2及びL2*は、被記録媒体Pの切断位置のずれにも相当することになる。このとき、距離L2及びL2*が0.5mm以下であれば、被記録媒体Pの切断位置のずれは、印刷物として許容できる範囲内である。
ここで、本実施例の記録装置1では、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作に伴う被記録媒体Pの搬送方向は、第1の方向である第1の方向Aである。つまり、制御部11は、切断後搬送動作において、第1の方向Aに被記録媒体Pを搬送する。このため、第1の方向である第1の方向Aにおける搬送動作を実行することで、被記録媒体Pの切断に伴うインクの着弾不良を抑制することが可能な構成になっている。
ただし、このような構成に限定されず、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作において、被記録媒体Pを、第1の方向Aとは逆方向の第2の方向(すなわち逆搬送方向)に逆搬送してもよい。言い換えれば、制御部11は、切断後搬送動作において、第1の方向Aとは逆方向である第2の方向に被記録媒体Pを搬送してもよい。
また、記録装置1にセンサーなどを備えることにより被記録媒体Pの幅を認識可能な構成としてもよい。または、ユーザーに被記録媒体Pの幅を入力させてもよい。そして、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作に伴う被記録媒体Pの搬送距離、すなわち、距離L2及びL2*を、被記録媒体Pの幅に応じて変更可能な構成としてもよい。なお、「被記録媒体Pの幅」とは、交差方向B(幅方向)における被記録媒体Pの長さを意味する。換言すれば、第1の方向Aと交差する方向である幅方向における被記録媒体Pの長さに基づいて、切断後搬送動作における被記録媒体Pの搬送距離を変更可能である。特に、被記録媒体Pの幅が広い場合よりも被記録媒体Pの幅が狭い場合の方が、該搬送距離が長くなるように変更可能な構成としてもよい。換言すれば、制御部11は、幅方向における被記録媒体Pの長さが第1の長さであるときの、切断後搬送動作における被記録媒体Pの搬送距離を、幅方向における被記録媒体Pの長さが第1の長さより長い第2の長さであるときの、切断後搬送動作における被記録媒体Pの搬送距離より長くしてもよい。
被記録媒体Pの幅が広い場合よりも被記録媒体Pの幅が狭い場合の方が、被記録媒体Pを切断した際の被記録媒体Pの第1の方向Aと交差する交差方向への移動が大きい傾向になる。このため、このような構成とすることで、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前の被記録媒体Pの搬送動作に伴う被記録媒体Pの搬送距離を適正な距離にすることができる。
また、上記のように、本実施例の記録装置1におけるROM14に格納された制御部11の制御プログラムは、第1の距離L1の分の被記録媒体Pの搬送後の位置が被記録媒体Pの切断位置に一致した状態では、インクの吐出動作に先駆けて被記録媒体Pの切断動作を実行させる構成になっている。
しかしながら、第1の距離L1の分の被記録媒体Pの搬送後の位置が被記録媒体Pの切断位置に一致した状態となった場合に、インクの吐出動作を被記録媒体Pの切断動作に先駆けて実行させる構成の制御プログラムを実行する構成の記録装置としてもよい。
具体的には、図6で表される状態になった場合、図7で表されるような被記録媒体Pの切断動作をインクの吐出動作に先駆けて実行するのではなく、図13で表されるようなインクの吐出動作を被記録媒体Pの切断動作に先駆けて実行する。
別の表現をすると、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致する場合、被記録媒体Pの切断動作の実行前にインクの吐出動作を実行する。言い換えれば、制御部11は、切断前搬送動作において被記録媒体Pを搬送する距離が第1の距離L1であった場合に、切断前搬送動作と切断動作との間に、吐出動作を実行する。
すなわち、間欠搬送に基づく被記録媒体Pの停止位置が被記録媒体Pの切断位置に一致する場合に、被記録媒体Pの切断動作の実行前にインクの吐出動作が実行されることになり、被記録媒体Pの切断動作の実行後に搬送動作が実行されることなくインクの吐出動作が実行されることが抑制される。つまり、被記録媒体Pの切断動作の実行後であってインクの吐出動作の実行前に被記録媒体Pの搬送動作が実行されることとなる。したがって、このような構成の記録装置であっても、被記録媒体Pの切断に伴うインクの着弾不良を抑制することが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の液体吐出装置1は、媒体Pの搬送部10と、媒体Pに液体を吐出可能な吐出部6と、搬送部10による媒体Pの第1の方向Aにおいて吐出部6よりも下流側に設けられる媒体Pの切断部7と、搬送部10による媒体Pの搬送動作の実行と、吐出部6による液体の吐出動作の実行と、切断部7による媒体Pの切断動作の実行と、を制御する制御部11と、を備え、制御部11は、前記切断動作の実行後に前記吐出動作を実行する際、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前に前記搬送動作を実行するよう制御することを特徴とする。
媒体Pを切断部7で切断すると、媒体Pが該媒体Pの第1の方向Aと交差する交差方向Bに移動してしまう場合がある。ただし、このように交差方向Bに移動した媒体Pに対して搬送動作を実行すると、交差方向Bに移動した媒体Pが、交差方向Bにおいて、元に戻る傾向がある。
本態様によれば、切断動作の実行後に吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に搬送動作を実行する。このため、切断動作の実行後に必ず搬送動作が実行されることになる。したがって、媒体Pの切断に伴って交差方向Bに媒体Pが移動しても、該媒体Pの移動を元に戻すことが可能になり、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置1は、前記第1の態様において、吐出部6は、第1の方向Aと交差する交差方向Bに移動して前記液体を吐出可能であり、搬送部10は、第1の距離L1ごとに、媒体Pを第1の方向Aに間欠搬送することが可能であり、制御部11は、前記間欠搬送における媒体Pの停止状態において、吐出部6を交差方向Bに移動させて前記液体の吐出動作を実行するよう制御し、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離が、第1の距離L1よりも短い距離L2(L2*)になるよう制御することを特徴とする。
本態様によれば、媒体Pを間欠搬送可能であり、間欠搬送における媒体Pの停止状態において吐出部6を交差方向Bに移動させて液体の吐出動作を実行する。そして、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作に伴う媒体の搬送距離は、第1の距離L1よりも短い距離L2(L2*)である。すなわち、距離L2(L2*)である微小搬送を実行することにより媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になるとともに、距離L2(L2*)を微小距離とすることで切断部7が媒体Pの第1の方向Aに移動できない構成であったとしても切断位置のずれを抑制することが可能になる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置1は、前記第2の態様において、制御部11は、前記間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致する場合、前記間欠搬送における次回の搬送距離を第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*に変更して前記吐出動作、前記切断動作の順に実行するよう制御し、第2の距離L1*の搬送後の次の搬送における搬送距離を距離L2になるよう制御することを特徴とする。
本態様によれば、間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致する場合、間欠搬送における次回の搬送距離を第1の距離L1よりも短い第2の距離L1*に変更する。そして、第2の距離L1*の搬送後の次の搬送における搬送距離を第2の距離L2になるようにする。すなわち、間欠搬送に基づく媒体Pの停止位置が媒体Pの切断位置に一致する場合に、媒体Pの切断前の間欠搬送における搬送量をずらして液体の着弾(液体の吐出動作)を実行してさらに媒体Pの切断を実行するとともに、その次の間欠搬送において距離L2の搬送を実行する。このため、間欠搬送に基づく媒体Pの停止位置が媒体Pの切断位置に一致する場合において、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になるとともに、1回分の間欠搬送における搬送量の変化に伴う液体の着弾位置のずれの発生を抑制することができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置1は、前記第2の態様において、制御部11は、前記間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致しない場合であって、媒体Pの切断位置との関係から前記間欠搬送における次回の搬送距離が第1の距離L1よりも短い第3の距離L1**になる場合、距離L1**の搬送後に前記吐出動作、前記切断動作の順に実行するよう制御し、第3の距離L1**の搬送後の次の搬送における搬送距離を距離L2*になるよう制御することを特徴とする。
本態様によれば、間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致しない場合であって、媒体Pの切断位置との関係から間欠搬送における次回の搬送距離が第1の距離L1よりも短い第3の距離L1**になる場合、第3の距離L1**の搬送後の次の搬送における搬送距離を第距離L2*になるようにする。すなわち、間欠搬送に基づく媒体Pの停止位置が媒体Pの切断位置に一致しない場合に、第3の距離L1**の搬送後に液体の着弾を実行してから媒体Pの切断を実行するとともに、その次の間欠搬送において距離L2*の搬送を実行する。このため、間欠搬送に基づく媒体Pの停止位置が媒体Pの切断位置に一致しない場合において、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になるとともに、1回分の間欠搬送における搬送量の変化に伴う液体の着弾位置のずれの発生を抑制することができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、0.1mm以上0.5mm以下であることを特徴とする。
本態様によれば、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、0.1mm以上0.5mm以下である。距離L2及びL2*が0.1mm以上であれば、交差方向Bに移動した媒体Pを、交差方向Bにおいて元の位置に戻すのに十分な搬送距離となる。また、距離L2及びL2*が0.5mm以下であれば、被記録媒体Pの切断位置のずれは、印刷物として許容できる範囲内である。
本発明の第6の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作において媒体Pを搬送する方向は、第1の方向Aを含むことを特徴とする。
本態様によれば、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作において媒体Pを搬送する方向は第1の方向Aを含む。このため、切断動作の実行後に吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に第1の方向Aにおける搬送動作を実行することで、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作において媒体Pを搬送する方向は、第1の方向Aとは逆方向である第2の方向を含むことを特徴とする。
本態様によれば、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作において媒体Pを搬送する方向は第2の方向を含む。このため、切断動作の実行後に吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に第2の方向における搬送動作(逆搬送)を実行することで、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になる。
本発明の第8の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、媒体Pの幅に応じて変更可能であることを特徴とする。
本態様によれば、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、媒体Pの幅に応じて変更可能である。このため、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離を媒体Pの幅に応じた適正な距離にすることができる。
本発明の第9の態様の液体吐出装置1は、前記第8の態様において、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前の前記搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、媒体Pの幅が広い場合よりも媒体Pの幅が狭い場合の方が長くなるように変更可能であることを特徴とする。
本態様によれば、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離は、媒体Pの幅が広い場合よりも媒体Pの幅が狭い場合の方が長くなるように変更可能である。媒体Pの幅が広い場合よりも媒体Pの幅が狭い場合の方が、媒体Pを切断した際の交差方向Bへの移動が大きい傾向になるので、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前の搬送動作に伴う媒体Pの搬送距離を適正な距離にすることができる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置1は、前記第1の態様において、吐出部6は、第1の方向Aと交差する交差方向Bに移動して前記液体を吐出可能であり、搬送部10は、第1の距離L1ごとに、媒体Pを第1の方向L1に間欠搬送することが可能であり、制御部11は、前記間欠搬送における媒体Pの停止状態において、吐出部6を交差方向Bに移動させて前記液体の吐出動作を実行するよう制御し、前記間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致する場合、前記切断動作の実行前に前記吐出動作を実行するよう制御することを特徴とする。
本態様によれば、媒体Pを間欠搬送可能であり、間欠搬送における媒体Pの停止状態において吐出部12を交差方向Bに移動させて液体の吐出動作を実行する。そして、間欠搬送における次回の第1の距離L1の搬送後の媒体Pの停止位置が切断部7による媒体Pの切断位置に一致する場合、切断動作の実行前に吐出動作を実行する。すなわち、間欠搬送に基づく媒体Pの停止位置が媒体Pの切断位置に一致する場合に、媒体Pの切断動作の実行前に液体の吐出動作が実行されることになり、媒体Pの切断動作の実行後に搬送動作が実行されることなく液体の吐出動作が実行されることが抑制される。つまり、媒体Pの切断動作の実行後であって液体の吐出動作の実行前に媒体Pの搬送動作が実行されることとなる。したがって、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になる。
本発明の第11の態様の液体吐出方法は、媒体Pの搬送部10と、媒体Pに液体を吐出可能な吐出部6と、搬送部10による媒体Pを搬送する方向のうちの第1の方向Aにおいて吐出部6よりも下流側に設けられる媒体Pの切断部7と、を備える液体吐出装置1を用いて実行可能な液体吐出方法であって、切断部7による媒体Pの切断動作の実行後に吐出部6による前記液体の吐出動作を実行する際、前記切断動作の実行後であって前記吐出動作の実行前に搬送部10による媒体Pの搬送動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、切断動作の実行後に吐出動作を実行する際、切断動作の実行後であって吐出動作の実行前に搬送動作を実行する。このため、切断動作の実行後に必ず搬送動作が実行されることになる。したがって、媒体Pの切断に伴って交差方向Bに媒体が移動しても、該媒体Pの移動を元に戻すことが可能になり、媒体Pの切断に伴う液体の着弾不良を抑制することが可能になる。
1 記録装置(液体吐出装置)、2 セット部、3 プラテン、4 巻取部、
5 キャリッジ、6 記録ヘッド(吐出部)、7 カッター(切断部)、
8 駆動ローラー、9 従動ローラー、10 搬送部、11 制御部、12 CPU、
13 システムバス、14 ROM、15 RAM、16 カッター駆動部、
17 ヘッド駆動部、18 モーター駆動部、19 キャリッジモーター、
20 搬送モーター、21 送出モーター、22 巻取モーター、23 入出力部、
24 PC、A 第1の方向、I1 画像、I2 画像、L1 第1の距離、
L1* 第2の距離、 L1** 第3の距離、P 被記録媒体(媒体)、
P1 被記録媒体Pの第1の面、P2 被記録媒体Pの第2の面

Claims (9)

  1. 媒体を第1の方向に搬送可能な搬送部と、
    液体を吐出可能な吐出部と、
    前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、
    前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作と、前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作と、を実行可能な制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記切断動作を実行してから前記吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行し、
    前記吐出動作の後に、前記搬送部によって前記媒体を第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作を実行し、
    前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記第1の距離よりも短くし、
    前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作を実行し、
    前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であると、前記媒体を切断するべき位置が前記切断部による切断位置と一致する場合、前記切断前搬送動作における搬送距離を前記第1の距離よりも短い第2の距離とし、
    前記切断後搬送動作において、前記第1の距離と前記第2の距離との差の距離の分、前記媒体を搬送することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、
    前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作を実行し、
    前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であると、前記媒体を切断するべき位置が前記切断部による切断位置と一致しない場合、前記切断前搬送動作における搬送距離を前記第1の距離よりも短い第3の距離とし、
    前記切断後搬送動作において、前記第1の距離と前記第3の距離との差の距離の分、前記媒体を搬送することを特徴とする液体吐出装置。
  3. 媒体を第1の方向に搬送可能な搬送部と、
    液体を吐出可能な吐出部と、
    前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、
    前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作と、前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作と、を実行可能な制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記切断動作を実行してから前記吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行し、
    前記第1の方向と交差する方向である幅方向における前記媒体の長さに基づいて、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を変更可能であり、
    前記幅方向における前記媒体の長さが第1の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記幅方向における前記媒体の長さが前記第1の長さより長い第2の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離より長くすることを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離は、0.1mm以上0.5mm以下であることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、前記切断後搬送動作において、前記第1の方向に前記媒体を搬送することを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、前記切断後搬送動作において、前記第1の方向とは逆方向である第2の方向に前記媒体を搬送することを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、
    前記吐出動作の後に、前記搬送部によって前記媒体を第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作と、前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作と、を実行し、
    前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であった場合に、前記切断前搬送動作と前記切断動作との間に、前記吐出動作を実行することを特徴とする液体吐出装置。
  8. 媒体を第1の方向に沿って搬送可能な搬送部と、液体を吐出可能な吐出部と、前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、を備える液体吐出装置を用いて実行可能な液体吐出方法であって、
    前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作を実行してから、前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行し、
    前記吐出動作の後に、前記搬送部によって前記媒体を第1の距離の分搬送する吐出後搬送動作を実行し、
    前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記第1の距離よりも短くし、
    前記切断動作の実行前に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断前搬送動作を実行し、
    前記切断前搬送動作において前記媒体を搬送する距離が前記第1の距離であると、前記媒体を切断するべき位置が前記切断部による切断位置と一致する場合、前記切断前搬送動作における搬送距離を前記第1の距離よりも短い第2の距離とし、
    前記切断後搬送動作において、前記第1の距離と前記第2の距離との差の距離の分、前記媒体を搬送することを特徴とする液体吐出方法。
  9. 媒体を第1の方向に沿って搬送可能な搬送部と、液体を吐出可能な吐出部と、前記第1の方向において前記吐出部よりも下流側に設けられ、前記媒体を切断可能な切断部と、を備える液体吐出装置を用いて実行可能な液体吐出方法であって、
    前記切断部によって前記媒体を切断する切断動作を実行してから、前記吐出部によって前記媒体に前記液体を吐出させる吐出動作を実行するまでの間に、前記搬送部によって前記媒体を搬送する切断後搬送動作を実行し、
    前記第1の方向と交差する方向である幅方向における前記媒体の長さに基づいて、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を変更可能であり、
    前記幅方向における前記媒体の長さが第1の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離を、前記幅方向における前記媒体の長さが前記第1の長さより長い第2の長さであるときの、前記切断後搬送動作における前記媒体の搬送距離より長くすることを特徴とする液体吐出方法。
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