JP6406460B2 - 電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置に関し、特にモータを駆動制御する際に実行される2相の電流指令値又は電圧指令値から3相の電流指令値又は電圧指令値への変換を少ない演算量で可能とする電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置に関する。
車両の操舵系をモータの回転力でアシスト制御する電動パワーステアリング装置(EPS)は、モータの駆動力で減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に操舵補助力(アシスト力)を付与するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、操舵補助力のトルクを正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、操舵補助指令値(電流指令値)とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデューティの調整で行っている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図1に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6bを経て、更にハブユニット7a,7bを介して操向車輪8L,8Rに連結されている。また、コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10及び操舵角θを検出する舵角センサ14が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ13から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTsと車速センサ12で検出された車速Vsとに基づいてアシスト(操舵補助)指令の電流指令値の演算を行い、電流指令値に補償等を施した電圧制御指令値Vrefによって、EPS用モータ20に供給する電流を制御する。
なお、舵角センサ14は必須のものではなく、配設されていなくても良く、また、モータ20に連結されたレゾルバ等の回転位置センサから操舵角を取得することも可能である。
コントロールユニット30には、車両の各種情報を授受するCAN(Controller Area Network)40が接続されており、車速VsはCAN40から受信することも可能である。また、コントロールユニット30には、CAN40以外の通信、アナログ/ディジタル信号、電波等を授受する非CAN41も接続可能である。
コントロールユニット30は主としてMCU(CPU、MPU等も含む)で構成されるが、そのMCU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図2のようになる。
図2を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTs及び車速センサ12で検出された(若しくはCAN40からの)車速Vsは、電流指令値Iref1を演算する電流指令値演算部31に入力される。電流指令値演算部31は、入力された操舵トルクTs及び車速Vsに基づいてアシストマップ等を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である電流指令値Iref1を演算する。電流指令値Iref1は加算部32Aを経て電流制限部33に入力され、最大電流を制限された電流指令値Irefmが減算部32Bに入力され、フィードバックされているモータ電流値Imとの偏差I(Irefm−Im)が演算され、その偏差Iが操舵動作の特性改善のためのPI(比例積分)制御部35に入力される。PI制御部35で特性改善された電圧制御指令値VrefがPWM制御部36に入力され、更に駆動部としてのインバータ37を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出器38で検出され、減算部32Bにフィードバックされる。インバータ37は駆動素子としてFET(電界効果トランジスタ)が用いられ、FETのブリッジ回路で構成されている。
加算部32Aには補償信号生成部34からの補償信号CMが加算されており、補償信号CMの加算によって操舵システム系の特性補償を行い、収れん性や慣性特性等を改善するようになっている。補償信号生成部34は、セルフアライニングトルク(SAT)34−3と慣性34−2を加算部34−4で加算し、その加算結果に更に収れん性34−1を加算部34−5で加算し、加算部34−5の加算結果を補償信号CMとしている。
このような電動パワーステアリング装置において、モータとしては耐久性や保守性に優れ、騒音やノイズも少ないブラシレスモータが一般的に使用されている。ブラシレスモータを使用する場合、d軸及びq軸で定義されるdq回転座標系でモータの電流制御を実現することが多い。dq回転座標系でのモータの電流制御では、例えば3相のブラシレスモータの場合、dq回転座標系からU相、V相及びW相で定義されるUVW固定座標系への変換が実行される。例えば、電源電圧を最大限利用するために3相電圧指令値に対して補正を行っている特許第3480843号公報(特許文献1)記載の装置では、3相検出電流をd軸及びq軸検出電流に変換するdq座標変換と3相電圧指令値をd軸及びq軸電圧指令値に変換するdq座標逆変換を行っている。
特許第3480843号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、dq座標変換及びdq座標逆変換を行う演算において、処理負荷がかかる三角関数及び平方根を使用している。よって、これらの演算をマイコン等で実行する場合は、多くの演算時間を要してしまい、回路等のロジック設計で対応する場合は、コストが増加し、設計変更等への対応を柔軟に行うことが困難となってしまう。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、電動パワーステアリング装置に搭載されたモータ、特に3相ブラシレスモータを駆動制御する際に実行される2相の指令値(電流指令値又は電圧指令値)から3相の指令値への変換での演算を簡略化し、演算量の負荷を低減することにより、マイコン等への搭載を可能にする電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置を提供することにある。
本発明は、電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、前記モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御方法に関し、本発明の上記目的は、前記電流指令値より演算される2相の指令値を3相の指令値に変換する変換ステップを有し、前記変換ステップは、前記2相の指令値から成るベクトルに対する領域を6つのセクタに分割し、前記セクタ毎に予め定義された簡略化された演算方法により、前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換し、前記3相の指令値により前記モータを駆動することにより達成される。
また、本発明は、電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、前記モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記電流指令値より演算される2相の指令値を3相の指令値に変換する変換部を有し、前記変換部は、前記2相の指令値から成るベクトルに対する領域を6つのセクタに分割し、前記セクタ毎に予め定義された簡略化された演算方法により、前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換し、前記3相の指令値により前記モータを駆動することにより達成される。
本発明の上記目的は、前記各セクタは原点の周りを等角度で区切られていることにより、或いは前記変換ステップは、前記2相の指令値の符号及び前記2相の指令値の大きさの比較から前記ベクトルが位置するセクタを特定し、前記特定されたセクタに定義された前記演算方法により前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換することにより、或いは前記2相の指令値はα軸及びβ軸の固定座標に対するデータであり、前記3相の指令値はU相、V相及びW相に対するデータであることにより、或いは前記演算方法では、前記2相の指令値のうちの前記β軸に対するデータの絶対値を3の平方根で除算したデータを共通して使用することにより演算を簡略化することにより、より効果的に達成される。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置によれば、3相ブラシレスモータ等の駆動制御における2相の指令値から3相の指令値への変換を、セクタ単位で定義された空間ベクトル変調の簡易演算方法で行うことにより、三角関数等の処理負荷がかかる演算を削減し、演算量負荷を改善することができる。
電動パワーステアリング装置の概要を示す構成図である。 電動パワーステアリング装置のコントロールユニット(ECU)の構成例を示すブロック図である。 dq回転座標系とαβ固定座標系の関係を示す図である。 αβ固定座標系とUVW固定座標系の関係を示す図である。 αβ固定座標系からUVW固定座標系への従来の変換式の導出を説明するための図である。 セクタ特定で使用するα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値の符号の関係を示す図である。 セクタ特定で使用するα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値の比較について説明するための図である。 αβ固定座標系からUVW固定座標系への本発明での変換式の導出を説明するための図である。 αβ固定座標系からUVW固定座標系への本発明での変換式の導出を説明するための図である。 本発明の構成例(第1実施形態)を示すブロック図である。 本発明の動作例(第1実施形態)を示すフローチャートである。 本発明の構成例(第2実施形態)を示すブロック図である。
本発明では、モータを駆動制御するための2相の指令値から3相の指令値への変換の演算量負荷を低減するために、変換のための演算を簡略化している。2相の指令値から3相の指令値への変換は空間ベクトル変調により実行され、この空間ベクトル変調を、三角関数等の処理負荷がかかる演算を削減した簡易演算方法で行う。簡易演算方法はセクタ単位で定義されているので、変換するに当たり、セクタを特定する必要があるが、このセクタの特定も処理負荷がかからない方法で行う。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、上記の2相から3相への変換は、電流指令値を対象とする場合又は電圧指令値を対象とする場合のどちらの場合でも実行可能であるが、本実施形態では、電圧指令値を対象とする。
本実施形態を説明するに当たり、まず、従来の演算方法について説明する。
通常、アシスト(操舵補助)指令である2相の電圧指令値として、回転座標系であるd軸及びq軸に対する電圧指令値(d軸電圧指令値、q軸電圧指令値)が設定される。回転座標系は、モータ内を回転するロータと一緒になって回転する座標系で、本座標系ではロータ上の2相の電流は止まって見え、静止して見える電流は直流として扱うことができるので、目標値である電圧指令値の設定が容易となる。
モータとして3相のモータを使用する場合、2相の回転座標系のd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値を3相の固定座標系の電圧指令値に変換する必要があるが、直接変換するのではなく、2相の回転座標系から2相の固定座標系への変換を行い、その後2相の固定座標系から3相の固定座標系への変換を行うという2段階で実行されることが多い。
2相の回転座標系から2相の固定座標系への変換では、d軸電圧指令値及びq軸電圧指令値が、固定座標系であるα軸及びβ軸に対する電圧指令値(α軸電圧指令値、β軸電圧指令値)に変換される。この変換にはロータの回転角(電気角)が必要で、ロータの回転角はモータに連結されたレゾルバ等の回転位置センサから取得することができる。そして、例えば、d軸及びq軸で定義されるdq回転座標系とα軸及びβ軸で定義されるαβ固定座標系が図3に示されるような関係の場合、α軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβは、d軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vq及び回転角θeを用いて、下記数1より算出される。
Figure 0006406460
2相の固定座標系から3相の固定座標系への変換では、α軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値が、3相モータのU相、V相及びW相に対する電圧指令値(U相電圧指令値、V相電圧指令値、W相電圧指令値)に、空間ベクトル変調(空間ベクトル変換)により変換される。U相、V相及びW相には相互に120度((2/3)πラジアン)だけ位相がずれた正弦波交流が流されるので、空間ベクトル変調では、まずU相、V相及びW相に対応した120度だけずらした3つの軸が用意される。各軸はV100、V010及びV001と表記され、V100がU相に、V010がV相に、V001がW相にそれぞれ対応する。そして、原点を中心にして各軸を反対方向に延長し、V010とV001の中間に来るV100の延長線をV011、V001とV100の中間に来るV010の延長線をV101、V100とV010の中間に来るV001の延長線をV110とすると、図4に示されるように、原点の周りに60度((1/3)πラジアン)の間隔で区切られた6つの象限(セクタ)ができる。6つのセクタに対して、V100及びV110で区切られるセクタをセクタ0とし、セクタ0から反時計回りで順にセクタ1、セクタ2、セクタ3、セクタ4及びセクタ5とする。そして、αβ固定座標系のα軸をV100に、β軸をV110及びV010がなす角の二等分線に一致させる。
このようにU相、V相及びW相で定義されるUVW固定座標系を使用して、α軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値からU相電圧指令値、V相電圧指令値及びW相電圧指令値(以下、これら3つを総称して「相電圧指令値」とする)を算出する。即ち、α軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを要素とするベクトル(以下、「指令値ベクトル」とする)をUVW固定座標系に配置すると、指令値ベクトルの大きさEamp及び指定値ベクトルがα軸(=V100)となす角度(以下、「α角度」とする)Ephaseは下記数2で算出される。
Figure 0006406460
ここで、arctan()は逆正接関数である。そして、U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwは、指令値ベクトルが位置するセクタに応じて、下記表1に示される変換式により、Eamp及びEphaseを用いて算出される。
Figure 0006406460
表1において、両端軸とは各セクタを構成する2つの軸のことである。また、U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwを全て加えるとゼロになるので、各セクタにおいて変換式が示されていない相の電圧指令値は、他の2相の電圧指令値を用いて、下記数3の関係式から算出される。
Figure 0006406460
表1の各変換式は、例えば指令値ベクトルがセクタ0に位置する場合、図5に示される関係から導出される(詳細な説明は省略する)。
本実施形態では、αβ固定座標系からUVW固定座標系への変換での演算、即ち表1に示される変換式を簡略化している。
αβ固定座標系からUVW固定座標系への変換では、前述のように、まず指令値ベクトルが位置するセクタの特定を行うが、この特定においても演算量負荷を低減している。即ち、指令値ベクトルが位置するセクタは指令値ベクトルのα角度Ephaseから特定することができるが、Ephaseを算出するためには、上記数2にように処理負荷がかかる逆正接関数を使用しなければならない。そこで、本実施形態では、指令値ベクトルの要素であるα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβの符号と両指令値の大きさの比較から、位置するセクタを特定する。即ち、α軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβの符号から、図6に示されるように、α軸及びβ軸で区切られる4つの象限の内のどの象限に指令値ベクトルが位置しているかが特定される。4つの各象限は2つのセクタを含んでいるので、図7に示されるように、√3Vαの絶対値とVβの絶対値を比較することにより、指令値ベクトルがどちらのセクタに位置しているかが特定される。この2つの条件を整理すると、下記表2に示される条件により指令値ベクトルが位置するセクタを特定することができる。
Figure 0006406460

例えば、√3Vαの絶対値がVβの絶対値以上で、Vα及びVβの符号が共に正の場合、指令値ベクトルが位置するセクタはセクタ0であり、√3Vαの絶対値がVβの絶対値より小さく、Vβの符号が正の場合(Vαの符号は不問)、指令値ベクトルが位置するセクタはセクタ1である。
なお、√3Vαの絶対値とVβの絶対値の比較ではなく、Vαの絶対値とVβ/√3の絶対値の比較でセクタ特定を行っても良い。
αβ固定座標系からUVW固定座標系への変換では、演算を共通化するために、下記数4で算出される変数Xを使用する。
Figure 0006406460

この変数Xを使用すると、セクタ0におけるW相電圧指令値Vwは、β軸電圧指令値Vβが下記数5で表わされることより、Vw=2Xとなる。
Figure 0006406460
セクタ0におけるU相電圧指令値Vuは、図8に示される関係からわかるように、Vu=|Vα|−Xとなる。同様にして、セクタ2、セクタ3及びセクタ5における相電圧指令値が導出される。
セクタ1におけるW相電圧指令値Vwは、図9に示される関係において、左下の三角形が正三角形であることからV相電圧指令値VvがVv=(Vβ/√3)−Vαとなり、結果としてVw=Vα+Xとなる。そして、セクタ1におけるV相電圧指令値VvはVv=2X−Vwと変形することができる。同様にして、セクタ4におけるV相電圧指令値及びW相電圧指令値が導出される。
以上より、表1に示される変換式は、変数Xを使用して、下記表3のように簡略化される。
Figure 0006406460
このように、本実施形態では、2相の指令値であるα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値から3相の指令値であるU相電圧指令値、V相電圧指令値及びW相電圧指令値への変換を、表3に示されるような共通の変数であるXを使用した簡易な演算で行い、セクタの特定も表2に示されるようなα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値の符号及び大きさの比較により行うので、演算量を削減することができる。
図10は本発明の構成例(第1実施形態)を示しており、図1に示される構成でのコントロールユニット(ECU)30内の機能構成の一部である。電流指令値演算部31は図2に示される構成での電流指令値演算部31と同じあるから、説明は省略する。
モータ角速度演算部50は、モータに連結された回転位置センサ(図示せず)等から取得されたロータの回転角(電気角)θeからモータ角速度ωeを算出する。
dq軸電流指令値算出部60は、電流指令値演算部31から出力された電流指令値Iref1及びモータ角速度演算部50で算出されたモータ角速度ωeを入力し、d軸電流指令値Idref及びq軸電流指令値Iqrefを算出する。d軸電流指令値Idref及びq軸電流指令値Iqrefは、例えば特許第5282376号公報に記載されているd−q軸電流指令値算出部で実行されている方法等で算出される。この際、モータの機械角に対するモータ角速度が必要な場合は、電気角に対するモータ角速度ωeに基づいて算出する。
3相/2相変換部70は、回転角θeを用いて、モータ電流検出器等で検出された各相のモータ電流検出値、即ちU相におけるモータ電流検出値(以下、「U相電流検出値」とする)Iud、V相におけるモータ電流検出値(以下、「V相電流検出値」とする)Ivd及びW相におけるモータ電流検出値(以下、「W相電流検出値」とする)Iwdをd軸電流検出値Id及びq軸電流検出値Iqに変換する。
減算部120はd軸電流指令値Idrefとd軸電流検出値Idの偏差ΔId(Idref−Id)を算出する。減算部121はq軸電流指令値Iqrefとq軸電流検出値Iqの偏差ΔIq(Iqref−Iq)を算出する。
PI制御部80は偏差ΔIdを入力し、特性改善されたd軸電圧指令値Vdを出力する。同様に、PI制御部90は偏差ΔIqを入力し、特性改善されたq軸電圧指令値Vqを出力する。
αβ座標変換部100は、d軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vq並びに回転角θeを入力し、数1を用いてα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを算出する。算出に際して、演算量を削減するために、まずsin(θe)及びcos(θe)を求め、それらの値を共用してα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを算出するようにしても良い。
変換部110は、αβ座標変換部100で算出されたα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを入力し、U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwに変換する。変換部110では、まず、α軸電圧指令値Vαから算出される|√3Vα|とβ軸電圧指令値Vβの絶対値|Vβ|を比較し、さらにα軸電圧指令値Vαとβ軸電圧指令値Vβの符号とから表2に従って、α軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを要素とする指令値ベクトルが位置するセクタを特定する。そして、数4に従ってβ軸電圧指令値Vβから変数Xを算出し、表3に従って、特定されたセクタに設定されている変換式を用いて相電圧指令値を算出する。変換式が表3に示されていない相の電圧指令値は、他の2相の電圧指令値を用いて、数3より算出する。なお、セクタ特定のための表2はテーブルとして変換部110が保持しても良いし、条件判定のロジックとしてプログラム等に組み込んでも良い。
算出された相電圧指令値(U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv、W相電圧指令値Vw)は、図2に示される構成でのPI制御部35が出力する電圧制御指令値Vrefに相当し、モータのPWM駆動に使用される。
このような構成において、その動作例について図11のフローチャートを参照して説明する。
動作が開始すると、トルクセンサ等で検出された操舵トルクTs及び車速センサ等で検出された車速Vsが電流指令値演算部31に入力され、回転位置センサ等で検出された回転角θeがモータ角速度演算部50に入力される(ステップS10)。回転角θeは3相/2相変換部70及びαβ座標変換部100にも入力される。
電流指令値演算部31は、操舵トルクTs及び車速Vsに基づいてアシストマップ等を用いて電流指令値Iref1を演算する(ステップS20)。モータ角速度演算部50は、回転角θeからモータ角速度ωeを算出する(ステップS30)。なお、電流指令値Iref1の演算とモータ角速度ωeの算出の順番は逆でも良い。
電流指令値Iref1及びモータ角速度ωeは、dq軸電流指令値算出部60に入力される。dq軸電流指令値算出部60は、電流指令値Iref1及びモータ角速度ωeに基づいて、d軸電流指令値Idref及びq軸電流指令値Iqrefを算出する(ステップS40)。
3相/2相変換部70は、回転角θeと共に、モータ電流検出器等で検出されたU相電流検出値Iud、V相電流検出値Ivd及びW相電流検出値Iwdを入力し(ステップS50)、3相/2相変換によりd軸電流検出値Id及びq軸電流検出値Iqに変換する(ステップS60)。
減算部120はd軸電流指令値Idrefを加算入力し、d軸電流検出値Idを減算入力して、偏差ΔIdを算出し、減算部121はq軸電流指令値Iqrefを加算入力し、q軸電流検出値Iqを減算入力して、偏差ΔIqを算出する(ステップS70)。
偏差ΔId及びΔIqはそれぞれPI制御部80及び90に入力され、PI制御によりd軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vqがそれぞれ生成される(ステップS80)。
d軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vqは、回転角θeと共にαβ座標変換部100に入力される。αβ座標変換部100は、d軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vq及び回転角θeより、数1を用いてα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβを算出し、変換部110に出力する(ステップS90)。
変換部110は、α軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβから|√3Vα|及び|Vβ|を算出し、両値の比較並びにα軸電圧指令値Vα及びβ軸電圧指令値Vβの符号から、表2に従って指令値ベクトルが位置するセクタを特定する(ステップS100)。そして、数4に従ってβ軸電圧指令値Vβから変数Xを算出し、特定されたセクタの情報及び変数Xを用いて、表3に従って相電圧指令値を算出し、表3の変換式では算出されなかった相電圧指令値は数3より算出し、算出されたU相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwを出力する(ステップS110)。例えば、指令値ベクトルが位置するセクタがセクタ0の場合、W相電圧指令値Vw及びU相電圧指令値Vuは、それぞれVw=2X、Vu=|Vα|−Xから算出され、V相電圧指令値VvはVv=−Vu−Vwから算出される。
U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwは、モータのPWM駆動に使用される。
なお、αβ固定座標系からUVW固定座標系への変換に使用する簡略化された変換式は表3に記載されている式に限られず、例えば、セクタ1におけるV相電圧指令値Vvの変換式はVv=X−Vαでも良い。
次に、本発明の他の構成例について説明する。
図12は本発明の他の構成例(第2実施形態)を示しており、第2実施形態では、図10に示される第1実施形態でのαβ座標変換部100及び変換部110が変換部111に統合されている。よって、変換部111は、d軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vq及び回転角θeを入力し、U相電圧指令値Vu、V相電圧指令値Vv及びW相電圧指令値Vwを出力する。他の構成は第1実施形態と同じである。
変換部111では、αβ座標変換部100が実行するdq回転座標系からαβ固定座標系への変換を実行後、変換部110が実行するαβ固定座標系からUVW固定座標系への変換を実行しても良いが、両方の変換を統合し、例えば、変数Xを下記数6で算出するようにしても良い。
Figure 0006406460
両方の変換を統合することにより、演算の簡略化のバリエーションを増やすことができる。
1 ハンドル
2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)
10 トルクセンサ
12 車速センサ
14 舵角センサ
20 モータ
30 コントロールユニット(ECU)
31 電流指令値演算部
50 モータ角速度演算部
60 dq軸電流指令値算出部
70 3相/2相変換部
80、90 PI制御部
100 αβ座標変換部
110、111 変換部

Claims (10)

  1. 電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、前記モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御方法において、
    前記電流指令値より演算される2相の指令値を3相の指令値に変換する変換ステップを有し、
    前記変換ステップは、前記2相の指令値から成るベクトルに対する領域を6つのセクタに分割し、前記セクタ毎に予め定義された簡略化された演算方法及び前記3相の指令値の総和はゼロになることに基づいて、前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換し、
    前記3相の指令値により前記モータを駆動することを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御方法。
  2. 前記各セクタは原点の周りを等角度で区切られている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御方法。
  3. 前記変換ステップは、
    前記2相の指令値の符号及び前記2相の指令値の大きさの比較から前記ベクトルが位置するセクタを特定し、
    前記特定されたセクタに定義された前記演算方法により前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換する請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の制御方法。
  4. 前記2相の指令値はα軸及びβ軸の固定座標に対するデータであり、
    前記3相の指令値はU相、V相及びW相に対するデータである請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置の制御方法。
  5. 前記演算方法では、前記2相の指令値のうちの前記β軸に対するデータの絶対値を3の平方根で除算したデータを共通して使用することにより、三角関数を用いない演算を行う請求項4に記載の電動パワーステアリング装置の制御方法。
  6. 電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、前記モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記電流指令値より演算される2相の指令値を3相の指令値に変換する変換部を有し、
    前記変換部は、前記2相の指令値から成るベクトルに対する領域を6つのセクタに分割し、前記セクタ毎に予め定義された簡略化された演算方法及び前記3相の指令値の総和はゼロになることに基づいて、前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換し、
    前記3相の指令値により前記モータを駆動することを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  7. 前記各セクタは原点の周りを等角度で区切られている請求項6に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  8. 前記変換部は、
    前記2相の指令値の符号及び前記2相の指令値の大きさの比較から前記ベクトルが位置するセクタを特定し、
    前記特定されたセクタに定義された前記演算方法により前記2相の指令値を前記3相の指令値に変換する請求項7に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  9. 前記2相の指令値はα軸及びβ軸の固定座標に対するデータであり、
    前記3相の指令値はU相、V相及びW相に対するデータである請求項7又は8に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  10. 前記演算方法では、前記2相の指令値のうちの前記β軸に対するデータの絶対値を3の平方根で除算したデータを共通して使用することにより、三角関数を用いない演算を行う請求項9に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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