JP6406052B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
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Description
これにより、リングギヤが設けられる第1の空間と独立した第2の空間において、リングギヤの回転によるオイルの攪拌が生じないようにできる。このため、第2の空間を流れるオイルの強さを低減できる。
これにより、ハウジングの内部にディファレンシャルケースが設けられた第2の空間と独立したオイル貯留室を形成して、オイル貯留室でオイルが攪拌されることを防止できる。このため、オイル貯留室を流れるオイルの強さを、第2の空間を流れるオイルの強さよりも低減できる。
この結果、鉄粉がドライブピニオンギヤやリングギヤ等の噛み合い面に噛み込まれること等を防止でき、ドライブピニオンギヤやリングギヤ等を保護できる。
図1〜図12は、本発明に係る一実施形態の内燃機関の動力伝達装置を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、四輪自動車等の車両1は、フロントエンジンリヤドライブ(FR)式の車両である。車両1は、車体2を備えており、車体2の後部には動力伝達装置3が設置されている。動力伝達装置3は、プロペラシャフト4および左右のドライブシャフト5L、5Rの間に設けられている。
デフケース11の外周部にはデフケース11と一体で回転するようにリングギヤ12が取付けられており、リングギヤ12は、ドライブピニオンギヤ10Aに噛み合っている。ドライブピニオンシャフト10の回転軸およびリングギヤ12の回転軸は、直交しており、リングギヤ12およびドライブピニオンギヤ10Aは、それぞれベベルギヤおよびベベルピニオンから構成されている。
図4に示すように、オイルOは、ハウジング8の底部において、液面の位置がデフケース11の下端が浸る位置となるようにハウジング8の内部に収容される。
これにより、ブリーザ室18は、リングギヤ12が設置されていない第2の空間26に形成される。
すなわち、本実施の形態の磁石32は、デフカバー7の接合面7Aと反対側に位置する第1のオイル貯留室31の後端部に設けられている。
図4に示すようにデフケース11が反時計回転方向Rに回転すると、第1の空間25に設置されるリングギヤ12によってオイルが上方に掻き上げられる。
また、本実施の形態の動力伝達装置3は、磁石32が設置される第1のオイル貯留室31の端部が車両1の後方に位置するように動力伝達装置3が車両1に搭載されている。
これにより、リングギヤ12およびデフケース11の回転によって掻き上げられたオイルを規制壁28に衝突させることで、オイルをブリーザ室18に到達し難くできる。
Claims (3)
- 接合面を介して接合される第1のハウジング部材および第2のハウジング部材によって構成され、底部にオイルが収容されるハウジングと、
ドライブピニオンギヤを有して前記第1のハウジング部材に回転自在に支持され、動力源から駆動力が伝達されるドライブピニオンシャフトと、
前記ドライブピニオンギヤと噛み合うリングギヤを外周部に有して前記ハウジングの内部に回転自在に設置され、前記ドライブピニオンシャフトから伝達される駆動力を左右駆動輪に連結された第1の出力軸および第2の出力軸に配分して出力するディファレンシャル機構を備えたディファレンシャルケースとを含んで構成される動力伝達装置であって、
前記第2のハウジング部材の内部に、前記ディファレンシャルケースの外周部を囲む円弧状の切欠き部を有し、かつ、前記リングギヤの端面に沿って前記第2のハウジング部材の底部から上部に向かって延びることで、前記ハウジングの内部を前記リングギヤが設置される第1の空間と前記第1の空間に隣接する第2の空間とに仕切る隔壁を形成し、
前記第2の空間側の前記第2のハウジング部材の底部に、前記隔壁の延びる方向と直交する方向に延びる天井壁によって前記第2の空間と仕切られるオイル貯留室を設け、
前記オイル貯留室は、前記第2のハウジング部材の前記接合面と反対側に位置する端部に磁石を有し、
前記天井壁を第1の天井壁とし、前記オイル貯留室を第1のオイル貯留室とした場合に、
前記第2の空間側の前記第1のハウジング部材の底部に、前記第1のオイル貯留室に対向し、前記隔壁の延びる方向と直交する方向に延びる第2の天井壁によって前記第2の空間と仕切られる第2のオイル貯留室を設け、
鉛直方向において、前記第2の天井壁を前記第1の天井壁よりも低い位置に形成したことを特徴とする動力伝達装置。 - 前記第1のオイル貯留室の底部に段差部を形成し、前記段差部を挟んで前記接合面側の底部に対して前記磁石が設置される側の底部を深くしたことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記第2のハウジング部材の前記接合面と反対側に位置する前記第1のオイル貯留室の端部に、前記ハウジングの内部のオイルを排出する排出孔を形成し、
前記排出孔に、前記磁石が一体に取付けられたドレインプラグが着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の動力伝達装置。
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JP2015034192A JP6406052B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015034192A JP6406052B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 動力伝達装置 |
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JP2016156433A JP2016156433A (ja) | 2016-09-01 |
JP6406052B2 true JP6406052B2 (ja) | 2018-10-17 |
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ID=56825501
Family Applications (1)
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JP2015034192A Active JP6406052B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
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2015
- 2015-02-24 JP JP2015034192A patent/JP6406052B2/ja active Active
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