JP6399581B2 - 波力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばウエルズタービンで構成される波力発電用タービンを用いて波力発電を行う波力発電装置に関する。
この種の波力発電装置としては、例えば開口した下面を水中に没し上部を空中に出した筒状の本体を形成し、波面よりも上方に空間を開けて空気室とし、該空気室の上端に通気筒を立設し、該通気筒の中央部に発電機を直結したタービンロータを回転自在に組み込んだ波力発電装置において、脈動する波浪の一周期にわたって平均化したタービン主力トルクの平均値および空気圧と空気流速の積の平均値とから得られるタービン平均効率を与える回転数Nにおけるトルクを駆動トルクTとする発電駆動特性を備えた波力発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2575012号公報
ところで、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、波浪の一周期で平均化されたタービンのトルクと、空気圧と空気流速の積の平均値から得られるタービンの平均効率から、最大効率点付近で動作するような負荷特性の発電機を用いるようにしている。しかしながら、波浪による空気の入力エネルギーは時々刻々変化することから、タービンの瞬間的な効率を最大効率点に維持するためには、タービン回転速度を時々刻々最適に調整する必要がある。
しかしながら、タービンの回転速度を最適に調整するには、空気の速度を検出または推定する必要ある。このためには、ブローホール内部に空気の速度を検出するセンサを取り付けるか、あるいは制御器内部で複雑な演算を行って空気の速度を推定する必要がある。
そこで、本発明は、上記従来例の課題に着目してなされたものであり、空気速度を検出または推定することなく、最適効率点近辺での発電を正確に行うことができる波力発電装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る波力発電装置の一態様は、空気の往復流に対応可能なタービンと、トルク指令値に瞬時追従可能なインバータと、このインバータに接続可能な交流発電機と、この交流発電機の回転速度を検出する速度検出部と、タービンが発生するトルクを検出または推定するトルク検出または推定部と、タービン回転速度をタービン回転速度指令値に一致するようトルク指令値を前記インバータに与える速度調節部と、タービントルク検出又は推定値を、一定の空気入力パワーをタービンに与えた条件で、発生するトルク特性をタービン周速度で偏微分した偏微分計算値を記憶する偏微分計算値記憶部と、タービントルク検出又は推定値を偏微分計算値記憶部に保存された偏微分計算結果により除算した値の正負を反転させた値に基づいて、タービン回転速度指令値を作成する速度指令値形成部とを備えている。
本発明によれば、空気速度を検出または推定することなく、タービントルクに基づいて波力発電用タービンの最高効率点近辺で波力発電用タービンを運転することができ、波力発電用タービンの効率を向上させることができる。
本発明に係る波力発電を示す概略構成図である。 本発明に係る波力発電装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 速度調節部の具体的構成を示すブロック図である。 タービントルク推定部の具体的構成を示すブロック図である。 流量係数とトルク係数との関係を示す特性線図である。 流量係数と差圧係数との関係を示す特性線図である。 タービン収束度とタービントルクとの関係を示す特性線図である。 本発明に係る波力発電装置の第2の実施形態を示すブロック図である。 タービントルクと偏微分の計算値との関係を示す特性線図である。 空気の入力パワーが一定の場合におけるタービン周速度とタービントルクとの関係を示す特性線図である。 空気の入力パワーが変化した場合に最高効率となる動作点近傍の図7の傾きの変化を示す特性線図である。 本発明に係る波力発電装置の第3の実施形態を示すブロック図である。 図12の傾き検出部の具体的構成を示すブロック図である。 本発明に係る波力発電装置の第4の実施形態を示すブロック図である。 調整用速度指令値を出力したときのタービントルク推定値の変化を示すタイムチャートである。 調整用速度指令値を出力したときのタービントルク推定値の変化を非調整時タービントルクと共に示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を伴って説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る波力発電装置における第1の実施形態の概略構成を示すシステム構成図、図2は図1の制御装置の具体的構成を示すブロック図である。
本発明に係る波力発電機は、図1に示すように、下端を開放した破線図示の円筒体1内に、例えば往復の空気流で一方向に回転するウエルズタービンで構成された波力発電用タービン2が回転自在に配置されている。円筒体1の上端から突出する波力発電用タービン2の回転軸2aには、円筒体1の上端面に配置された発電機3が連結されている。また、円筒体1の上端には図示しないが空気を内外で流通させる開口が形成されている。
円筒体1は、下端の開放端が海水面に確実に水没するように配置され、円筒体1内の海面の水位が波の運動により上下に移動することにより、円筒体1内の空気を上方の開口から吐き出す状態と、空気を外部から吸い込む状態とを繰り返す。この往復空気によって波力発電用タービン2が一方向に回転駆動され、これによって発電機3で発電が行われる。
発電機3には波力発電用タービンの回転速度を検出する回転速度検出部としての速度検出部4が内蔵されているとともに、発電機3で発生するトルクを制御して、最高効率点での発電を行わせる制御装置10が接続されている。
この制御装置10は、図2に示すように、発電機3で発生するトルクを制御する発電機トルク制御部20と、この発電機トルク制御部20に対するトルク指令値Tを演算する速度調節部30と、この速度調節部30のトルク指令値Tと速度検出部4で検出した回転速度ωとに基づいてタービントルクを推定するタービントルク検出部としてのタービントルク推定部40とを備えている。
また、制御装置10は、偏微分計算値記憶部50と、タービントルク推定値T′とタービン回転速度ωと、偏微分計算値とに基づいて波力発電用タービンの瞬間的な効率を最大効率に維持するように発電機に対するタービン回転速度指令値を形成する速度指令値形成部51とを備えている。
発電機トルク制御部20は、交流電源22と、この交流電源21の交流電力を直流電力に変換するコンバータ24と、このコンバータ24から入力される直流電力を交流電力に変換して発電機3に供給するベクトル制御インバータ26とを備えている。
ここで、ベクトル制御インバータ26は、速度調節部30からトルク指令値Tが入力されると、発電機3がトルク指令値Tに対応したトルクを出力するような三相交流電圧を発生する。すなわち、ベクトル制御インバータ26はトルク指令値Tが入力されたときに、発電機3で発生するトルクが瞬時にトルク指令値となるように制御可能に構成されている。また、ベクトル制御インバータ26では、発電機内部の磁束とトルク電流とが独立となるように制御している。
また、コンバータ24は、ベクトル制御インバータ26に直流電圧を供給する共に、この直流電圧がほぼ一定となるように交流電源22に回生電力を送っている。
また、速度調節部30は、図3に示すように、速度指令値生成部51から入力されるタービン回転速度指令値ω が入力されフィードフォワード制御器32aと、タービン回転速度指令値ω から速度検出部4から入力されるタービン回転速度ωを減算して速度偏差Δωを算出する減算器32bとを備えている。
また、速度調節部30は、減算器32bから出力される速度偏差Δωが入力されて比例積分制御処理を行うPI調節器32cと、フィードフォワード制御器32aの出力と、PI調節器32cの出力とを加算してトルク指令値Tを算出する加算器32dとを備えている。
そして、速度調節部32の加算器32dから出力されるトルク指令値Tが前述したベクトル制御インバータ26に供給される。
また、タービントルク推定部40は、発電機の回転速度ωとベクトル制御インバータ26へのトルク指令値Tgを、実際の発電機のトルクとほぼ同一と見なし、実際のトルクとみなして演算に用いている。ベクトル制御インバータ26の内部で,より正確な瞬時トルクの演算機能があれば、これを用いても同様の動作を実現することができる。
このタービントルク推定部40の具体的構成は、図4に示すように、回転角速度ω、タービンの慣性モーメントJ、トルク指令値Tgを入力とし、加速度推定部41、積算器42、減算器43及びローパスフィルタ44を備えている。
加速度推定部41は、サンプリング周期Ts[s]で回転角速度ωのサンプリングを行い、毎回今回検出した回転角速度ω(n)を次回のサンプリング周期まで前回回転角速度ω(n-1)として保存するものとする。そして,今回検出した回転角速度ω(n)と,前回検出した回転角速度ω(n-1)の差分を取り、サンプリング周期Ts[s]で除算することにより、加速度αを演算し、これを積算器42に出力している。
積算器42では、加速度推定部41から出力される加速度αに慣性モーメントJを積算し、この積算結果であるα・Jを減算器43に供給する。この減算器43では、積算器42から出力されるα・Jからベクトル制御インバータ26へ入力されるトルク指令値Tgを減算し、その減算結果をローパスフィルタ44を通過させることによって、このローパスフィルタ44からタービントルク指令値T を得るようにしている。
偏微分計算値記憶部50は、一定の空気入力パワーが与えられている条件で、タービン特性から計算したタービントルクに対する回転速度を偏微分した値(∂T)/(∂U)を記憶しており、この偏微分の値(∂T)/(∂U)を比例ゲイン演算部52に供給している。この偏微分の値(∂T)/(∂U)は、あらかじめ使用するタービンの特性から計算し、偏微分計算値記憶部50に記憶しておく。
速度指令値形成部51は、比例ゲイン演算部52と、積算器53と、減算器54とを備えている。
比例ゲイン演算部52は、数1の演算を行って比例定数Kωを演算し、演算した比例定数Kωを積算器53に供給している。数1においてタービン半径をrとする。
Figure 0006399581
積算器53は、タービントルク推定部40から出力される推定タービントルクT^に比例定数Kωを積算する数2の演算を行って、タービン回転速度指令値ω を算出し、このタービン回転速度指令値ω を減算器54に出力する。
Figure 0006399581
次に、 本発明の制御によってタービンを高効率に制御できる理由を示す。
はじめに、 タービン2に流入する空気の入力パワーPin、空気速度V、および回転速度Uの関係を数3に示し、タービン2が発生するトルクT、空気速度V、および回転速度Uの関係を数4に示す。
Figure 0006399581
Figure 0006399581
ここで、Pin:空気の入力パワー、C:差圧係数、A:環状流路面積、ρ:空気の密度、V:空気速度、U:タービン周速度、T:タービントルク、C:トルク係数、r:タービン半径であるとする。また、タービン周速度Uは、回転角速度ωにタービン半径rを積算した値である。
タービン2に流入する空気パワーPinは、数3より空気速度の3次関数であることがわかる。数4より、 タービンの発生するトルクTは、 空気速度Vの2乗の関数で表されることが分かる。
さらに、タービンの特性を定める差圧係数Cとトルク係数Cは、流量係数の関数である。流量係数は、空気速度Vとタービン周速度Uの比で、数5で表される。
Figure 0006399581
ここで、φ:流量係数であるとする。
差圧係数Cとトルク係数Cは、流量係数φの関数で、高次の多項式で近似が可能な非線形な関数である。
トルク係数C、差圧係数Cと流量係数φとの関係を表すグラフの例を図5および図6に示す。
タービンに一定の空気入力パワーPinと、タービン回転速度ωが与えられた場合に、空気速度Vを消去して、タービントルクTを解析的に表すことは、高次の多項式を連立させて解く必要があるため、困難であるといえる。しかし、これらの関係を数値的に調べることは可能である。図7は、一定の空気入力パワーPinがある条件下でタービン回転速度ωを変化させた場合に発生するタービンのトルクを描画したグラフである。ここで、タービンが最高効率を得られる動作点を、図中の星印で示している。
最高効率が得られる動作点の近傍では、タービントルクは次の一次関数で近似できると考えられる。
Figure 0006399581
ただし、a:傾き、b:切片とする。
次に、数6の辺々にタービン周速度Uをかけると次のようになる。
Figure 0006399581
タービントルクTにタービン周速度Uをかけているため、数7はタービン機械パワーに比例した値であることがわかる。
したがって、数7をタービン速度で偏微分し、偏微分した値が0 となる速度では、機械パワーが最大になると考えられる。
Figure 0006399581
すなわち、U=−b/2aの時である。このタービン速度Uを数7に代入して切片bを消去すると、次の関係が得られる。
Figure 0006399581
すなわち、一次関数の傾きaでトルクを除算した値に−1を掛けたタービン周速度Uで運転すると、同じ入力パワーPinに対して、最大の機械的な出力が得られることになる。
ここで、一次関数の傾きaは、図7より分かるように、一定のパワーが入力している条件下で、タービン周速度Uの変動分に対するタービントルクTの変動分である。すなわち、タービントルクTをタービン周速度Uで偏微分したものに相当する。
本発明の偏微分計算値記憶部50には、この最高動作点の近傍で、タービン特性に基づいて、数値的にタービントルクTをタービン周速度Uで偏微分した値を記憶させている。また、積算器53は、数2に相当する速度をタービン回転速度指令値ω として出力する。そのため、速度調節部30で、速度指令値ω にしたがって、タービン2の回転速度を制御することにより、タービン2を高効率な動作点で動作させることが可能である。
このように、第1の実施形態では、一定の係数に推定タービントルクを掛けた値をタービン回転速度指令値として用いることで、時々刻々と変動する空気の入力パワーに合わせて、タービンの機械的な出力が最大となるようなタービン回転速度の近辺でタービンを運転することができる。また、タービン回転速度指令値を決めるのに、圧力センサを用いる必要がなく、信頼性の高い制御装置を構成することができる。
(第2の実施形態)
次に、この発明の第2の実施形態について図8を用いて説明する。この第2の実施形態の波力発電装置の構成では、波力発電用タービン2、発電機3、速度検出部4、交流電源22、コンバータ24、ベクトル制御インバータ26、速度調節部30、タービントルク推定部40、偏微分計算値記憶部60、速度指令値形成部51、比例ゲイン演算部52、積算器53、減算器54を備えている。これらの構成のなかで、偏微分計算値記憶部60以外の構成は、第1の実施例と同様に動作するため、説明を省略する。
第2の実施形態では、偏微分計算値記憶部60で、推定タービントルクT^を入力とし、タービントルクTが一定値以下の場合は、図1の偏微分計算値記憶部50と同様に一定の偏微分計算値aを比例ゲイン演算部52に供給している。
次に、タービントルクTが増加した場合について説明する。図9は、推定タービントルクと偏微分計算値記憶部60が出力する値との関係を描画したものである。
タービントルクがT^a0よりも低い場合には、偏微分計算値記憶部60は、偏微分計算値a0を出力する。タービントルクTがT^a0の近傍に達するとT^a0の前後のΔTの範囲では偏微分計算値aと偏微分計算値aの線形補完を行い、ΔTの範囲外では、偏微分計算値aに切り替えた値を出力する。同様に、更にタービントルクTが増加し、T^a1の近傍に達した場合には、同様な動作を行って偏微分計算値aを出力する。
このような動作を偏微分計算値記憶部60で行うことで、タービン2を高効率な動作点で制御できる理由を図10を使用して説明する。この図10は、海域の平均波高値が高い時の空気の入力エネルギーも含め、タービン速度を変化させた場合のタービントルクの関係を描画したものである。
図10中で、入力パワーが15kWの一定の場合、さまざまなタービン周速度Uを与えてもタービントルクTは150[Nm]を超えないことが分かる。150[Nm]以上のタービントルクTが検出された場合には、その時の空気入力パワーPinが15kW以上であると考えられる。タービントルクTのみで入力パワーPinを一意に決定することはできないが、一定の範囲以上であることは判別することができる。
波の入力パワーは、発電機の設置場所の季節や天候によって大きく変動することがある。このような場合、出現頻度が高い平均的な波高のパワーの時の4〜5倍に達すると言われている。図11は、入力パワーを変化させた場合に、最高効率となる動作点近傍での、図7の傾きの変化を描いたグラフである。
10kW〜40kWが出現頻度の高い入力パワーの範囲であるが、条件によっては100kWを超える場合もある。
通常は、平均的なパワーの範囲で平均化した値を用いればよいが、パワーが大きく上昇した場合には、偏微分計算値記憶部60から供給する値を変える必要がある。このとき、上記に示したように、タービントルクTから入力パワーPinの範囲を判別することができる。タービントルクTが一定値を超えた場合は、該当する範囲の偏微分の値を出力することで、入力パワーPinが高い場合に適したタービン速度に制御することが可能である。
このように、第2の実施形態では、タービントルクから、入力パワーの範囲を判別し、パワーの範囲にあわせて異なる偏微分計算値を用いてタービン回転速度指令値を作成している。波の入力パワーが平均的な状態に比べて大きく変動した場合においても、タービンを高効率な動作点に制御することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図12を用いて説明する。
この第3の実施形態の波力発電装置の構成では、波力発電用タービン2、発電機3、速度検出部4、交流電源22、コンバータ24、ベクトル制御インバータ26、速度調節部30、タービントルク推定部40、偏微分計算値記憶部50、速度指令値形成部51、比例ゲイン演算部52、積算器53、減算器54、傾き検出部55、比例ゲイン演算部56、積算器57、スイッチ58を備える。
これらのなかで、傾き検出部55、比例ゲイン演算部56、積算器57、スイッチ58以外は第1の実施例と同様に動作するため、説明を省略する。
傾き検出部55は、トルク推定値T^を入力とし、トルクの時間に対する傾きを演算する。傾き検出部55の具体的構成を、図13を用いて説明する。傾き検出部55は、FIFO55aと、減算器55bと、演算器55cと、ローパスフィルタ55dとを備えている。
FIFO55aは、先入れ先出しバッファの略であり、タービントルク推定値T^を一定期間保存し、最古のデータから捨ててゆくデータバッファである。
傾き検出部55では、サンプリング周期Ts[s]毎にタービントルク推定値T^をサンプリングし、FIFO55aに保存する。FIFO55a内部の最新のデータをT(0)、最後のデータをT(N)とし、バッファ長をNとした場合に、減算器55bでT(0)−T(N)を算出し、演算器55cで数10の演算を行い、計算結果をローパスフィルタ55dに出力する。
Figure 0006399581
ローパスフィルタ55dは、数10の演算結果に含まれるノイズ成分を除去して傾き検出値として、積算器57に出力する。
比例ゲイン演算部56では、偏微分計算値記憶部50の出力を入力とし、数11の演算を行う。ただし、数11では、Kを比例定数とし、タービンの慣性モーメントをJとしている。
Figure 0006399581
スイッチ58では、波のパワーがゼロから増加し始めた一定の期間中にON状態とし、傾き検出部55の演算結果と比例ゲイン演算部56の演算結果をトルク補償値Tcとして出力する。最後にこのトルク補償値Tcと速度調節部30のトルク指令値と加算器70で加算し、加算結果をトルク指令値Tgとして、ベクトル制御インバータ26に入力する。
波力発電用のタービン2は、慣性モーメントJが大きく設計される場合もある。普通の速度PI制御を行う場合に、ベクトル制御インバータ26と発電機3の容量の制限によりタービン2が制御可能な応答周波数が波の変動周期に間に合わず、速度調節部30のゲインによっては制御系が不安定になる場合がある。
そこで、本実施例では、傾き検出部55を用いることにより、タービントルクが増加する傾きに追従するための加速分のトルク補償値Tcを作成し、入力パワーの増加直後から一定時間追加する。タービンが高効率な動作点に到達する時間を早めることができ、制御系が不安定になるのを防止する。
このように、第3の実施形態では、トルク推定値の傾きを検出する手段を備えている。これを用いて、入力パワーの増加に追従するために必要な加速用のトルク補償値を演算している。このため、イナーシャが大きなタービンの追従性を改善することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図14を用いて説明する。
この第4の実施形態の波力発電装置の構成では、波力発電用タービン2、発電機3、速度検出部4、交流電源22、コンバータ24、ベクトル制御インバータ26、速度調節部30、タービントルク推定部40、比例ゲイン演算部52、積算器53、減算器54、速度指令値形成部70、調整用速度指令値作成部80、トルク/速度演算部90、スイッチ100を備えている。
これらの構成のなかで、速度指令値形成部70、調整用速度指令値作成部80、トルク/速度演算部90、スイッチ100以外の構成は、第1の実施形態と同様に動作するため、説明を省略する。
速度指令値形成部70は、調整速度指令値作成部80、トルク/速度演算部90、比例ゲイン演算部52、積算器53、スイッチ100、減算器54を備えている。
制御調整用速度指令値作成部80は、発電機が通常の波力発電機としての動作を行う前に使用される。
すなわち、調整用速度指令値作成部80が動作を開始する時刻をtとする。このとき、調整用速度指令値作成部80は、速度検出部4から回転速度ωを取得する。この取得した回転速度をωt0とする。
調整用速度指令値作成部80は、図15中の時刻tに回転速度ωt0にΔωを加えた回転速度ωt0+Δωに達するよう、タービン回転速度指令値を作成し、スイッチ100に出力する。また、時刻tに達すると、タービン回転速度指令値を減少させて、時刻tに時刻tの時の回転速度ωt0に戻るようなタービン回転速度指令値を逐次出力する。
トルク/速度演算部90は、スイッチ100で調整用速度指令値作成部80の出力が選択されている場合に、回転速度ωとタービントルク推定値T^を入力とする。
図16は、図15に示すタービン回転速度指令値に沿って、回転速度ωが変化した場合に観測されるタービントルクTを表したものである。
図16において、時刻t、t、tの時の推定トルクをそれぞれTt0、Tt1、Tt2とする。Tt0は加速を始める前のタービントルク、Tt1は、速度調節によりΔωだけ加速されたときのタービントルク、Tt2は、再び回転速度ωがωt0に達したときのタービントルクである。
トルク/速度演算部90は、これらの3つのトルクを各観測時刻t、t、tにおいて記憶する。
図16に示すタービントルク推定値T′t1は、調整用速度指令値作成部80によって、Δωの速度変化が仮になかった場合のタービントルクに相当する。
トルク/速度演算部90では、T′t1を求めるために、t〜tの間のトルクの傾きをトルクTt0、Tt2を用い、数12に示す演算を行う。
Figure 0006399581
次に、T′t1とTの偏差ΔTを計算する。
Figure 0006399581
最後に、速度の変化分Δωにタービン半径rを積算した値をΔUとし、数14の演算を行う。トルク/速度演算部90は、内部に数14の計算結果を保存する。
Figure 0006399581
このトルク/速度演算部90の演算結果ΔT/ΔUが比例ゲイン演算部52に出力され、この比例ゲイン演算部52で、数15の演算を行って比例ゲインKωを算出し、この比例ゲインKωを積算器53に出力する。
Figure 0006399581
次に、トルク/速度演算部90での数14の演算が完了した後、スイッチ100は切り替えを行って、積算器53から出力されるタービン回転速度指令値ω (=Kω・T^)を選択する。
最後に、速度調節部30は、このタービン回転速度指令値ω に一致するようなトルク指令値を作成する。
トルク/速度演算部90は、上で述べたように速度調節を行うことで、ΔT/ΔUを求めているが、これによって、タービンを高効率な動作点で制御できる理由を述べる。
実際のタービンでは、設計したものと加工上の制約により製作されたタービン形状が必ずしも一致していない場合がある。そこで、この第4の実施形態は、このような状況を鑑みて、オンラインチューニングにより、ΔT/ΔUを検出するようにしている。
この検出方法について説明する。空気はタービンに時々刻々と速度変化しながら流入する。入力される空気のパワーの変化によって、タービン発生トルクも変化する。一方、回転速度もタービントルクに寄与している。
ここで、タービン回転速度ωの変化によって発生するトルクの変化の割合を考えると、空気パワーの変化に起因するトルク変化の割合に比べると小さい。タービントルクの変化を観測しただけでは、トルクが空気パワーによって変化しているのか、回転速度によって変化したのか見分けることができない。
そこで、第4の実施形態では、入力の空気パワーの変化に対し、回転速度の変化によるタービントルクの変化が分離して観測できるように、調整用速度指令値作成部80において同じ回転速度の元で時刻t、tの2点でタービントルクTt0、Tt2を記録している。また、回転速度を所定の回転速度Δω引き上げた時刻tでタービントルクTt1を記録している。
この間、タービントルクが入力パワーの変化によって直線的に変化すると考えると、tにおける、入力パワーの変化によって発生しているタービントルクは、数12のT′t1となる。一方観測されたトルクは、Tt1であり、このトルクTt1はタービン回転速度による変化分を含んでいる。そこで、Tt1からT′t1を差し引くことによって、回転速度の変化で生じたトルクの変化を検出することができる。
スイッチ100は、調整用速度指令値作成部80から出力される加速用速度指令値及び減速用速度指令値と、積算器53から出力されるタービン回転速度指令値ω と、始動用目標速度指令値ωms とが入力され、これらから1つを選択して減算器54に出力する。
次に、第4の実施形態の動作を説明する。先ず、波力発電用タービン2に連結された発電機3の始動時には、スイッチ100に供給される始動用目標速度指令値ωms を速度調節部30に供給して、始動用目標速度指令値ωms にタービン回転速度ωを一致させるトルク指令値Tgを演算する。このトルク指令値Tgがベクトル制御インバータ26に供給されることにより、このベクトル制御インバータ26で発電機3のトルクを制御することにより、波力発電用タービン2をトルク指令値Tとなるように加速する。
この発電機3のトルク制御状態で、スイッチ100を調整用速度指令値作成部80に切換えて、この調整用速度指令値作成部80で図15に示す時刻tでの加速開始時タービン回転速度ωt0を取得し、加速時間Ta経過後の時刻tで加速開始時タービン回転速度ωt0に調整用速度変化量Δωを加算した速度指令値ωt0+Δωに達するように加速用速度指令値を出力し、加速終了後の時刻tから減速時間Tb経過後の時刻tで加速開始時タービン回転速度ωt0に復帰する減速速度指令値を出力する。このとき、調整用速度変化量Δωは発電機3のトルク制御に影響を与えない程度の小さな値に設定する。
この調整用速度指令値作成部80から出力される加速用速度指令値及び減速用速度指令値が速度調節部30に供給されるので、この速度調節部30で加速用速度指令値及び減速用速度指令値にタービン回転速度ωを一致させるトルク指令値Tgを演算し、演算したトルク指令値Tgをベクトル制御インバータ26に出力とともに、タービントルク推定部40に出力する。このとき、ベクトル制御インバータ26では、加速用速度指令値の最大値である加速終了時速度指令値ωt0+Δωの調整用速度変化量Δωがトルク制御に影響しない微小な値に設定されているので、発電機のトルク制御には影響を与えない。
一方、タービントルク推定部40では、速度調節部30から出力される加速用速度指令値及び減速用速度指令値に応じたトルク指令値Tgに応じたタービントルク推定値T^をトルク/速度演算部90へ出力する。
トルク/速度演算部90では、加速開始時刻t、加速終了時刻t及び減速終了時刻tでのタービントルク推定値T′をタービントルクTt0、Tt1及びTt2を記憶し、加速開始時タービントルクTt0及び減速終了時タービントルクTt2、加速時間Ta及び減速時間Tdの和である調整時間t−t、加速時間Ta=t−tに基づいて前記巣。12の演算を行って、非調整時タービントルクT′t1を算出する。さらに、数13にしたがって加速終了時タービントルクTt1から非調整時タービントルクT′t1を減算してトルク偏差ΔTを算出し、このトルク偏差ΔTを速度の変化分Δωにタービン半径rう積算した値ΔUで除算した値ΔT/ΔUを算出し、算出したΔT/ΔUを比例ゲイン演算部52へ出力する。
比例ゲイン演算部52では、前記数15の演算を行って比例ゲインKωを算出し、算出した比例ゲインKωを積算器53に供給して、この積算器53で比例ゲインKωにタービントルク推定値T^を乗算してタービン回転速度指令値ω を算出する。
そして、タービン回転速度指令値ω の算出が終了した時点で、スイッチ100を積算器53側に切換えることにより、タービン回転速度指令値ω が速度調節部30に供給されて、タービン回転速度指令値ω にタービン回転速度ωを一致させるトルク指令値Tgをベクトル制御インバータ26に出力する。
したがって、波力発電用タービン2の機械的な出力が最大となるようなタービン回転速度の近辺で波力発電用タービン2を運転することができ、波力発電用タービン2を瞬間的な効率を最大効率点近傍に維持する運転を行うことができる。
この第4の実施形態では、発電機とタービンが敷設された状態でタービン速度の変化分に対するタービントルクの変動分を検出する手段を提供している。これにより、オンラインでタービン回転速度指令値の作成に必要な係数を得ることができ、タービンが加工時の制約などにより設計と異なる形状となっている場合でも、タービンを高効率な動作点で制御することが可能である。
なお、上記第1〜第4の実施形態においては、タービントルク推定部40を設けてタービントルク推定値T^を算出する場合について説明した。しかしながら、本発明は上記構成に限定されるものではなく、波力発電用タービン2にトルク検出部としてのトルクセンサを配置して、直接タービントルクを検出するようにしてもよい。この場合には、タービントルク推定部40に代えてトルクセンサの出力を速度指令値形成部50に供給するようにすればよい。
1…円筒体、2…波力発電用タービン、3…発電機、4…速度検出部、10…制御装置、20…発電機トルク制御部、22…交流電源、24…コンバータ、26…ベクトル制御インバータ、30…速度調節部、40…タービントルク推定部、50…偏微分計算値記憶部、51…速度指令値形成部、52…比例ゲイン演算部、53…積算器、54…減算器、55…傾き検出部、56…比例ゲイン演算部、57…積算器、58…スイッチ、60…偏微分計算値記憶部、80…調整用速度指令値作成部、90…トルク/速度演算部、100…スイッチ

Claims (5)

  1. 空気の往復流に対応可能なタービンと、
    トルク指令値に瞬時追従可能なインバータと、
    該インバータに接続可能な交流発電機と、
    該交流発電機の回転速度を検出する速度検出部と、
    前記タービンが発生するタービントルクを検出または推定するトルク検出または推定部と、
    タービン回転速度をタービン回転速度指令値に一致するようトルク指令値を前記インバータに与える速度調節部と、
    一定の空気入力パワーをタービンに与えた条件で、発生するトルク特性をタービン周速度で偏微分した偏微分計算値を記憶する偏微分計算値記憶部と、
    前記タービントルク検出又は推定値を、前記偏微分計算値記憶部に保存された偏微分計算結果により除算した値の正負を反転させた値に基づいて、タービン回転速度指令値を作成する速度指令値形成部と
    を備えたことを特徴とする波力発電装置。
  2. 請求項1に記載の波力発電装置において、
    前記偏微分計算値記憶部は、前記タービンに入力される異なる複数の空気パワーに対してそれぞれタービンが発生するトルク特性をタービン回転速度で偏微分した計算結果を複数記憶するように構成され、所定以上のタービントルクが観測された場合に、偏微分結果を切り替えて前記速度指令値形成部に出力する
    ことを特徴とする波力発電装置。
  3. 請求項1に記載の波力発電装置において、
    前記タービントルクの時間に対する傾きを検出する傾き検出部を備え、
    前記偏微分計算値記憶部に保存された偏微分計算結果により、前記トルクの傾きの検出値とタービン半径を積算した値により除算して正負を反転させた値に、タービンの慣性モーメントを積算した値をトルク補償値として、前記速度調節部が出力するトルク指令値に加算する
    ことを特徴とする波力発電装置。
  4. 空気の往復流に対応可能なタービンと、
    トルク指令値に瞬時追従可能なインバータと、
    該インバータに接続可能な交流発電機と、
    該交流発電機の回転速度を検出する速度検出部と、
    前記タービンが発生するタービントルクを検出または推定するトルク検出または推定部と、
    前記タービントルク検出又は推定値と前記回転速度とに基づいてタービン回転速度指令値を演算する速度指令値形成部と、
    タービン回転速度を前記タービン回転速度指令値に一致するようトルク指令値を前記インバータに与える速度調節部と、
    前記速度指令値形成部は、発電機の運転中に、タービン回転速度を所定の微小な速度変化分だけ加速させ、加速後のタービントルクを前記トルク検出または推定部により検出または推定した後、減速してタービン回転速度を加速前の速度に戻し、前記所定の微小な速度を変化させる前後のタービントルクの偏差と、加速と減速に要した時間からタービントルク時間変化率を算出し、加速前から前記微小な所定の速度に達するまでの時間に前記タービントルク時間変化率を積算した値と、加速前のタービントルクを加算した第一のトルクと、前記所定の微小な速度変化分加速後に検出したタービントルクとの偏差を求め、該タービントルクの偏差を、前記所定の微小なタービン速度変化分で除算することにより、タービン速度変化分に対するタービントルクの変化分を算出し、算出したタービン速度変化分に対するタービントルクの変化分で前記タービントルク検出又は推定値を除算した値の正負を反転させた値に基づいて、タービン回転速度指令値を作成する
    ことを特徴とする波力発電装置。
  5. 前記タービントルク検出または推定部は、前記速度検出部で検出したタービン回転速度に基づいて演算した加速度及び前記発電機のイナーシャの積から前記速度調節部のトルク指令値を減算した値をローパスフィルタ処理してタービントルク推定値として出力することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の波力発電装置。
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