JP6124808B2 - 同期電動機の制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、同期電動機(synchronous motor)を制御する技術に関する。特に、本発明は、センサレスベクトル制御と同期制御とを併用する同期電動機の制御技術に関する。
同期電動機の駆動制御方法として、回転子の位置(位相)に基づいてトルクや速度を高精度に制御するベクトル制御が知られている。近年、エンコーダ等の位置センサを用いることなく、電流や電圧に基づいてソフトウェア的に回転子の位置及び速度を推定する技術も実用化されている。そのような位置速度推定技術を利用したベクトル制御は、「センサレスベクトル制御」と呼ばれている。
センサレスベクトル制御は、低コスト、装置の小型化、信頼性向上等の観点から有利である。但し、低速度領域では、電圧誤差の影響が大きくなるため、位置及び速度の推定精度が悪化する。そこで、低速度領域では、センサレスベクトル制御に代わって「同期制御」を行う技術が提案されている(特許文献1、特許文献2を参照)。
特許文献1、2に記載されているように、同期制御(同期電流制御)では、速度指令ω*を積分することにより得られる同期位相でインバータは制御される。従って、インバータの出力電流の周波数(つまり、回転子の回転速度)は、速度指令ω*に一致する。また、励磁電流指令id*は一定レベルに固定され、同期電動機にはその励磁電流指令id*の固定レベルに応じた電流が常に流れる。同期制御において出力可能な最大トルクは、その励磁電流指令id*の固定レベルによって定まる。
低速度領域における同期制御と高速度領域におけるセンサレスベクトル制御との間の切り換え方法については、例えば特許文献2に記載されている。
特開2009−247082号公報 特開2012−19626号公報
上述の通り、同期制御では、励磁電流指令id*は一定レベルに固定され、同期電動機にはその励磁電流指令id*の固定レベルに応じた電流が常に流れる。また、同期制御において出力可能な最大トルクは、その励磁電流指令id*の固定レベルによって定まる。
最大トルクを増大させるために、励磁電流指令id*の固定レベルを高く設定することが考えられる。しかしながらこの場合、一定速運転時に、軽負荷であっても大電流が同期電動機に流れ続けるため、サーマルトリップが発生する恐れがある。
逆に、一定速運転時にサーマルトリップが発生しない程度の固定レベルに励磁電流指令id*を設定した場合、最大トルクは定格トルク以下となる。しかしながらこの場合、急加減速時に定格トルクを超える加減速トルクが必要になると、トルク不足により脱調が発生する。
本発明の1つの目的は、センサレスベクトル制御と同期制御とを併用する同期電動機の駆動制御において、同期制御時の脱調を防止することができる技術を提供することにある。
本発明の1つの観点において、同期電動機の制御装置が提供される。その制御装置は、制御部と電流指令生成部とを備える。制御部は、第1速度領域において同期制御により同期電動機の駆動制御を行い、また、第1速度領域よりも高い第2速度領域においてセンサレスベクトル制御により同期電動機の駆動制御を行う。電流指令生成部は、上記駆動制御のためのd軸電流指令及びq軸電流指令を生成する。より詳細には、同期制御の場合、電流指令生成部は、q軸電流指令をゼロに設定し、d軸電流指令を速度変化の状況に応じた値に設定する。第1速度領域における定速時、電流指令生成部は、d軸電流指令を固定値である第1値に設定する。また、第1速度領域における加速時又は減速時の少なくとも一方において、電流指令生成部は、d軸電流指令を第1値よりも大きい第2値に設定する。
本発明の他の観点において、同期電動機の制御方法が提供される。その制御方法は、(A)第1速度領域において、同期制御により同期電動機の駆動制御を行うステップと、(B)第1速度領域よりも高い第2速度領域において、センサレスベクトル制御により同期電動機の駆動制御を行うステップと、を含む。上記(A)同期制御により駆動制御を行うステップは、q軸電流指令をゼロに設定し、d軸電流指令を速度変化の状況に応じた値に設定するステップを含む。d軸電流指令を設定するステップは、(a)第1速度領域における定速時、d軸電流指令を、固定値である第1値に設定するステップと、(b)第1速度領域における加速時又は減速時の少なくとも一方において、d軸電流指令を、第1値よりも大きい第2値に設定するステップと、を含む。
本発明によれば、センサレスベクトル制御と同期制御とを併用する同期電動機の駆動制御において、同期制御時の脱調を防止することが可能となる。
図1は、従来の同期制御とセンサレスベクトル制御を説明するための概念図である。 図2は、同期制御におけるd軸電流指令と最大トルクとの関係を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る同期制御とセンサレスベクトル制御を説明するための概念図である。 図4は、実施の形態1に係る同期電動機の制御装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態2における第1電流指令生成部の構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態2における第1電流指令生成部の動作を示すグラフである。 図7は、実施の形態3における第1電流指令生成部の構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態3における第1電流指令生成部の動作を示すグラフである。 図9は、実施の形態4における第1電流指令生成部の構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態4における第1電流指令生成部の動作を示すグラフである。 図11は、実施の形態5を説明するためのブロック図である。 図12は、実施の形態6における第1電流指令生成部の構成を示すブロック図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
<同期制御とセンサレスベクトル制御>
本発明の実施の形態では、同期電動機の駆動制御として、「センサレスベクトル制御」と「同期制御」とが併用される。本実施の形態の理解を容易にするため、まず図1を参照して、従来のセンサレスベクトル制御と同期制御の一般的概念を説明する。
図1に示されるように、センサレスベクトル制御と同期制御とは、速度に応じて切り換えられる。より詳細には、低速領域R1(第1速度領域)では同期制御が行われ、高速領域R2(第2速度領域)ではセンサレスベクトル制御が行われる。ここで、低速領域R1は、速度が第1閾値ωt1以下である領域であり、高速領域R2は、速度が第2閾値ωt2(>ωt1)以上である領域である。低速領域R1と高速領域R2との間の領域では、同期制御とセンサレスベクトル制御との間の切換制御が行われる。尚、切換制御の方式はどのようなものでも構わない(例えば特許文献2を参照)。
図1において、id*及びiq*は、それぞれ、同期電動機の駆動制御において一般に用いられているd軸電流指令(励磁電流指令)及びq軸電流指令を表す。dq座標系は、同期電動機の回転子の座標系である。d軸は回転子の磁軸方向であり、d軸電流は励磁電流成分に相当する。q軸はd軸と直交する方向である。
センサレスベクトル制御では、d軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*は、周知のアルゴリズムにより制御され、それにより、高精度の速度制御及びトルク制御が実現される。
一方、同期制御では、q軸電流指令iq*はゼロに設定される(iq*=0)。また、従来の同期制御では、d軸電流指令id*は一定レベルに固定される。その固定レベルのd軸電流指令id*は、以下、「固定d軸電流指令id0*」と参照される。この場合、同期電動機には、その固定d軸電流指令id0*に応じた電流が常に流れる。
図2は、同期制御におけるd軸電流指令id*と最大トルクとの関係を示している。横軸が、d軸電流指令id*を表し、縦軸が、出力可能な最大トルクを表している。図2に示されるように、同期制御において出力可能な最大トルクは、d軸電流指令id*の大きさによって定まる。ここで、d軸電流指令id*が定格電流imである場合の最大トルクが定格トルクTmである。
最大トルクを増大させるために、固定d軸電流指令id0*を定格電流imよりも大きく設定することが考えられる。しかしながらこの場合、一定速運転時に、軽負荷であっても大電流が同期電動機に流れ続けるため、サーマルトリップが発生する恐れがある。
そのようなサーマルトリップの発生を防止するためには、図1及び図2に示されるように、固定d軸電流指令id0*を定格電流im以下に設定する必要がある。この場合、出力可能な最大トルクT0は、定格トルクTm以下となる。しかしながら、急加減速時には、定格トルクTmを超える加減速トルクが必要になる場合がある。この場合、図1に示されるような従来の同期制御では、トルク不足により脱調が発生する恐れがある。
<本実施の形態に係る同期制御の概要>
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る同期制御を説明する。本実施の形態において、同期制御におけるd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*は、それぞれ、第1d軸電流指令id1*及び第1q軸電流指令iq1*と参照される。
本実施の形態によれば、第1q軸電流指令iq1*は、図1の場合と同様に、ゼロに設定される(iq1*=0)。一方、第1d軸電流指令id1*は、図1の場合とは異なり、固定d軸電流指令id0*だけに固定されない。第1d軸電流指令id1*は、速度変化の状況に応じた値に設定される。
より詳細には、低速領域R1における一定速運転時、第1d軸電流指令id1*は、固定d軸電流指令id0*に設定される(id1*=id0*)。しかしながら、低速領域R1における加減速時、第1d軸電流指令id1*は、固定d軸電流指令id0*よりも大きい値に適宜補正される。その補正後の値は、以下「補正d軸電流指令id0’*」と参照される。補正d軸電流指令id0’*と固定d軸電流指令id0*との差分id**(=id0’*−id0*)は、「補正値」である。
式(1):
(一定速時)id1*=id0*
(加減速時)id1*=id0’*=id0*+id**>id0*
固定d軸電流指令id0*の場合に出力可能な最大トルクは、T0である。一方、補正d軸電流指令id0’*の場合に出力可能な最大トルクは、T0よりも大きいT0’(=T0+ΔT)である。すなわち、加減速時には、出力可能な最大トルクが、一時的に、T0からT0’に上昇する。
このように、本実施の形態によれば、低速領域R1における加減速時、第1d軸電流指令id1*は、固定d軸電流指令id0*よりも大きい補正d軸電流指令id0’*に設定される。これにより、加減速時においては、出力可能な最大トルクが一時的に上昇し、トルク不足ひいては脱調が防止される。
また、加減速時のトルク不足が解消されるため、一定速時の固定d軸電流指令id0*を過剰に大きく設定する必要はない。その結果、一定速時に同期電動機に流れる電流が減少するため、過剰な電力消費が抑制され、効率が向上する。
尚、本実施の形態に係る補正d軸電流指令id0’*は、必ずしも加速時、減速時の両方の場合に適用される必要はない。加速時あるいは減速時の一方に適用されても、上記効果は得られる。例えば、補正d軸電流指令id0’*は、トルク不足が顕著になりがちな加速時だけに適用されてもよい。
<制御装置の例>
次に、本実施の形態に係るセンサレスベクトル制御及び同期制御を実現するための構成例を説明する。図4は、本実施の形態に係る同期電動機SMの制御装置1の構成例を示している。
制御装置1は、同期電動機SMの駆動制御を行う。より詳細には、制御装置1は、インバータ10、電流検出器20、座標変換器30、電圧指令生成部40、座標変換器50、PWM制御部60、位置・速度推定部70、切換制御部80、θ演算部90、及び電流指令生成部100を備えている。
インバータ10は、スイッチング素子を備えており、PWM制御部60から供給されるゲート信号SGによってスイッチング制御される。インバータ10は、そのスイッチング制御により、直流電圧を三相の交流電圧に変換し、同期電動機SMに供給する。同期電動機SMに供給された交流電圧により電動機電流iu,iv,iwが流れ、同期電動機SMは回転する。
電流検出器20は、インバータ10と同期電動機SMとの間に配置され、電動機電流iu,iv,iwを検出するように構成されている。ここで、電流検出器20は、電動機電流iu,iv,iwのうち二相を検出すればよい。残りの一相については、検出した二相から演算することができるからである。電流検出器20によって検出された検出電流(例:iu、iv)は、座標変換器30に入力される。
座標変換器30は、電流検出器20によって検出された検出電流に対して、uvw座標系からdq座標系への座標変換を行う。この座標変換により、検出電流のd軸成分であるd軸検出電流id、及び検出電流のq軸成分であるq軸検出電流iqが得られる。尚、この座標変換において用いられる位相θ(回転子位置)は、後述のθ演算部90によって算出される。
電圧指令生成部40は、後述の電流指令生成部100から出力されるd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*を受け取る。そして、電圧指令生成部40は、それらd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*からd軸電圧指令Vd*及びq軸電圧指令Vq*を生成する。より詳細には、電圧指令生成部40は、上述の座標変換器30から出力されるd軸検出電流id及びq軸検出電流iqを受け取る。そして、電圧指令生成部40は、d軸検出電流id及びq軸検出電流iqのそれぞれがd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*に一致するように、比例積分制御によってd軸電圧指令Vd*及びq軸電圧指令Vq*を算出する。
座標変換器50は、電圧指令生成部40から出力されるd軸電圧指令Vd*及びq軸電圧指令Vq*に対して、dq座標系からuvw座標系への座標変換を行う。この座標変換により、uvw座標系における電圧指令Vu*,Vv*,Vw*が得られる。尚、この座標変換において用いられる位相θ(回転子位置)は、後述のθ演算部90によって算出される。
PWM制御部60は、座標変換器50から出力される電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に従って、インバータ10のスイッチング素子を制御するゲート信号SGを生成する。このとき、PWM制御部60は、PWM(Pulse Width Modulation)制御によりゲート信号SGを生成する。ゲート信号SGは、インバータ10に供給される。
位置・速度推定部70は、センサレスベクトル制御において、電流や電圧に基づいてソフトウェア的に回転子の位置及び速度を推定する機能ブロックである。より詳細には、位置・速度推定部70は、上述の座標変換器30から出力されるd軸検出電流id及びq軸検出電流iqを受け取る。また、位置・速度推定部70は、上述の電圧指令生成部40から出力されるd軸電圧指令Vd*及びq軸電圧指令Vq*を受け取る。そして、位置・速度推定部70は、d軸検出電流id、q軸検出電流iq、d軸電圧指令Vd*及びq軸電圧指令Vq*に基づいて、周知のアルゴリズムによって回転子の位置(位相)及び速度を推定する。位置・速度推定部70によって推定される回転子の位置は、以下「推定位相θe」と参照される。また、位置・速度推定部70によって推定される回転子の速度は、以下「推定速度ωe」と参照される。
切換制御部80は、制御装置1による駆動制御方法を切り換えるための切り換え信号SWを出力する。より詳細には、切換制御部80は、モータ速度に応じて切り換え信号SWを変化させる。例えば、切換制御部80は、速度指令ω*を参照する。速度指令ω*が低速領域R1にある場合、切換制御部80は、「同期制御」を指定する切り換え信号SW(例えば、Hレベル)を出力する。一方、速度指令ω*が高速領域R2にある場合、切換制御部80は、「センサレスベクトル制御」を指定する切り換え信号SW(例えば、Lレベル)を出力する。
θ演算部90は、座標変換において用いられる位相θを算出する。本実施の形態では、同期制御かセンサレスベクトル制御かに依って、位相θの算出方法が異なる。そのため、θ演算部90には、上述の切り換え信号SWが入力される。切り換え信号SWが同期制御を指定している場合、θ演算部90は、速度指令ω*を積分することによって位相θを算出する。一方、切り換え信号SWがセンサレスベクトル制御を指定している場合、θ演算部90は、上述の位置・速度推定部70によって得られた推定位相θeに基づいて、周知のアルゴリズムによって位相θを算出する。
電流指令生成部100は、速度指令ω*に基づいて、d軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*を生成する。より詳細には、電流指令生成部100は、第1電流指令生成部110、第2電流指令生成部120、及びセレクタ130を備えている。
第1電流指令生成部110は、同期制御用のd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*、すなわち、上述の第1d軸電流指令id1*及び第1q軸電流指令iq1*を生成する。第1電流指令生成部110は、第1q軸電流指令iq1*をゼロに設定する(iq1*=0)。
本実施の形態によれば、第1d軸電流指令id1*は、上記式(1)のように設定される。つまり、第1電流指令生成部110は、第1d軸電流指令id1*を、速度変化(dω*/dt)の状況に応じた値に設定する。より詳細には、一定速度時、第1電流指令生成部110は、第1d軸電流指令id1*を固定d軸電流指令id0*に設定する(id1*=id0*)。一方、加減速時、第1電流指令生成部110は、第1d軸電流指令id1*を、固定d軸電流指令id0*よりも大きい補正d軸電流指令id0’*に設定する(id1*=id0’*)。
尚、補正d軸電流指令id0’*は、加速時あるいは減速時の一方だけに適用されてもよい。例えば、第1電流指令生成部110は、加速時だけ、第1d軸電流指令id1*を補正d軸電流指令id0’*に設定してもよい。
第2電流指令生成部120は、センサレスベクトル制御用のd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*を生成する。センサレスベクトル制御におけるd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*は、それぞれ、第2d軸電流指令id2*及び第2q軸電流指令iq2*と参照される。第2電流指令生成部120は、速度指令ω*に基づき、周知のアルゴリズムにより第2d軸電流指令id2*及び第2q軸電流指令iq2*を生成する。
特に、第2電流指令生成部120は、速度制御器125を備えている。この速度制御器125は、上述の位置・速度推定部70によって得られた「推定速度ωe」に基づいて第2q軸電流指令iq2*を生成する。より詳細には、速度制御器125は、推定速度ωeが速度指令ω*に一致するように、比例積分制御によって第2q軸電流指令iq2*を算出する。このように、センサレスベクトル制御では、推定速度ωeに基づいて速度制御及びトルク制御が行われる。
セレクタ130は、切り換え信号SW(つまり速度指令ω*)に応じて、電流指令生成部100が出力するd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*を切り換える。具体的には、切り換え信号SWが同期制御を指定している場合、セレクタ130は、第1電流指令生成部110によって生成された第1d軸電流指令id1*及び第1q軸電流指令iq1*を、d軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*として選択し、出力する。一方、切り換え信号SWがセンサレスベクトル制御を指定している場合、セレクタ130は、第2電流指令生成部120によって生成された第2d軸電流指令id2*及び第2q軸電流指令iq2*を、それぞれd軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*として選択し、出力する。
尚、インバータ10、電流検出器20、座標変換器30、電圧指令生成部40、座標変換器50、PWM制御部60、位置・速度推定部70、切換制御部80、θ演算部90、及び電流指令生成部100は、全体として、「制御部」を構成している。この制御部は、低速領域R1において、同期制御により同期電動機SMの駆動制御を行う。同期制御の場合、インバータ10の出力電流の周波数(つまり、回転子の回転速度)は、速度指令ω*に一致する。一方、高速領域R2において、制御部は、センサレスベクトル制御により同期電動機SMの駆動制御を行う。
以上に説明された構成により、図3で示された駆動制御が実現される。低速領域R1における加減速時、第1d軸電流指令id1*は、固定d軸電流指令id0*よりも大きい補正d軸電流指令id0’*に設定される。これにより、出力可能な最大トルクが一時的に上昇し、トルク不足ひいては脱調が防止される。
実施の形態2.
実施の形態2では、第1電流指令生成部110の一例を説明する。図5は、実施の形態2における第1電流指令生成部110の構成を示すブロック図である。また、図6は、実施の形態2における第1電流指令生成部110の動作を示すグラフである。
図5に示される第1電流指令生成部110は、加算器111と補正値生成部112を備えている。加算器111は、固定d軸電流指令id0*に補正値id**を加算することにより、第1d軸電流指令id1*を生成する。その補正値id**は、補正値生成部112によって生成される。
図5に示される補正値生成部112は、セレクタ113を備えている。セレクタ113は、加減速度(dω*/dt)に応じて、ゼロ又は固定値を補正値id**として出力する。
具体的には、一定速時(dω*/dt=0)、セレクタ113はゼロを出力する(id**=0)。これは、補正が行われないことを意味する。すなわち、第1電流指令生成部110は、固定d軸電流指令id0*を第1d軸電流指令id1*として出力する(id1*=id0*)。
一方、加減速時、セレクタ113は、ゼロより大きい固定値を補正値id**として出力する。この場合、固定d軸電流指令id0*にその補正値id**(固定値>0)が加算され、補正d軸電流指令id0’*が算出される。すなわち、第1電流指令生成部110は、固定d軸電流指令id0*より大きい補正d軸電流指令id0’*を第1d軸電流指令id1*として出力する(id1*=id0’*)。
尚、補正値id**として用いられる固定値は、発生し得る不足トルクを考慮して、予め定められる。
実施の形態3.
実施の形態3では、第1電流指令生成部110の他の例を説明する。図7は、実施の形態3における第1電流指令生成部110の構成を示すブロック図である。また、図8は、実施の形態3における第1電流指令生成部110の動作を示すグラフである。
上述の実施の形態2と比較すると、実施の形態3は、補正値生成部112の機能において異なっている。実施の形態3では、補正値生成部112は、補正値id**を、固定値ではなく、加減速トルクに応じた大きさの演算値に設定する。より詳細には、図7に示されるように、補正値生成部112は、加減速トルク演算器114及び変換器115を備えている。
加減速トルク演算器114は、次の式(2)に従って、加減速トルクTaを算出する。ここで、パラメータJは、同期電動機SMの固定子の慣性モーメントである。パラメータdω*/dtは、速度指令ω*の時間微分値、すなわち「加減速度」である。加減速トルク演算器114は、加減速度と慣性モーメントJとに基づいて、加減速トルクTaを算出する。
式(2):Ta=|J×(dω*/dt)|
変換器115は、次の式(3)に従って、加減速トルクTaを補正値id**に変換する。ここで、Tmは定格トルクであり、imは定格電流である。パラメータTa/Tmは、定格トルクTmに対する加減速トルクTaの割合、すなわち「トルク負荷率」である。変換器115は、定格電流imにトルク負荷率を掛けることにより、加減速トルクTaに応じた補正値id**を算出する。
式(3):id**=im×(Ta/Tm)
このように、実施の形態3では、補正値生成部112は、発生する加減速トルクに基づいて、演算により補正値id**を求める。これにより、加減速トルクに応じて必要な大きさだけ最大トルクの補正が行われる。すなわち、トルク補正の効率が向上する。
実施の形態4.
実施の形態4では、第1電流指令生成部110の更に他の例を説明する。図9は、実施の形態4における第1電流指令生成部110の構成を示すブロック図である。また、図10は、実施の形態4における第1電流指令生成部110の動作を示すグラフである。
上述の実施の形態3の場合と同様に、実施の形態4の補正値生成部112は、補正値id**を、加減速トルクに応じた大きさの演算値に設定する。但し、加減速トルクの演算において、実施の形態4の補正値生成部112は、同期電動機SMのモデルを使用する。より詳細には、図9に示されるように、補正値生成部112は、減算器116、モデル速度制御器117、モデル速度演算器118、及び変換器115を備えている。
減算器116は、速度指令ω*とモデル速度ωmdlとの差分(ω*−ωmdl)を算出する。その差分(ω*−ωmdl)は、モデル速度制御器117に入力される。
モデル速度制御器117は、次の式(4)に従って、加減速トルクTaを算出する。ここで、パラメータJは、同期電動機SMの固定子の慣性モーメントである。パラメータKpは、モデルのゲインである。
式(4):Ta=Kp×J×(d(ω*−ωmdl)/dt)
モデル速度演算器118は、次の式(5)に従って、加減速トルクTaからモデル速度ωmdlを算出する。
式(5):ωmdl=∫(|Ta|/J)
算出されたモデル速度ωmdlは減算器116にフィードバックされ、速度ループが形成される。このように、同期電動機SMのモデルに速度指令ω*を入力することにより、加減速トルクTaが算出される。算出された加減速トルクTaは、変換器115に入力される。変換器115の機能は、実施の形態3の場合と同じである。
このように、本実施の形態では、加減速トルクTaの算出にモータモデルが用いられる。そのため、図10に示されるように、補正d軸電流指令id0’*が、ステップ状では無く1次遅れ系の指令となる。その結果、電流変化による速度変動の強さが緩和される。
実施の形態5.
上記の実施の形態4において、モデル速度ωmdlが算出される。このとき、図11に示されるように、速度指令ω*の代わりにモデル速度ωmdlが、θ演算部90における位相θの算出に用いられてもよい。補正d軸電流指令id0’*と同様にモデル速度ωmdlも1次遅れ系となるため、速度変動の強さが更に緩和される。
実施の形態6.
図12は、実施の形態6における第1電流指令生成部110の構成を示すブロック図である。図12に示される第1電流指令生成部110は、既出の実施の形態2〜5の変形例であり、実施の形態2〜5のいずれにも適用可能である。
図12に示されるように、補正値生成部112の出力と加算器111との間にマスク回路119が設けられている。マスク回路119は、指定信号DESによって指定された場合にだけ、補正値id**を加算器111に出力する、すなわち、補正処理(id1*=id0’*)を有効化する。それ以外の場合、マスク回路119は、補正値id**を出力しない、すなわち、補正処理を無効化する。
指定信号DESは、「加速時のみ」、「減速時のみ」、あるいは「加速時と減速時の両方」のいずれかを指定する。例えば、指定信号DESが「加速時のみ」を指定している場合、マスク回路119は、加速時にのみ補正処理を有効化し、それ以外の場合は補正処理を無効化する。加速時あるいは減速時の判定は、速度指令ω*に基づいて可能である。
例えば、指定信号DESの内容は、初期設定時にヒューズ回路等を用いることにより、固定されてもよい。あるいは、指定信号DESの内容は、必要に応じて外部から変更可能であってもよい。いずれの場合であっても、同期電動機SMの使用環境に応じたフレキシブルな実装が可能となる。
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
1 制御装置、10 インバータ、20 電流検出器、30 座標変換器、40 電圧指令生成部、50 座標変換器、60 PWM制御部、70 位置・速度推定部、80 切換制御部、90 θ演算部、100 電流指令生成部、110 第1電流指令生成部、111 加算器、112 補正値生成部、113 セレクタ、114 加減速トルク演算器、115 変換器、116 減算器、117 モデル速度制御器、118 モデル速度演算器、119 マスク回路、120 第2電流指令生成部、125 速度制御器、130 セレクタ、DES 指定信号、R1 低速領域(第1速度領域)、R2 高速領域(第2速度領域)、SG ゲート信号、SM 同期電動機、SW 切り換え信号。

Claims (10)

  1. 同期電動機の制御装置であって、
    第1速度領域において同期制御により前記同期電動機の駆動制御を行い、また、前記第1速度領域よりも高い第2速度領域においてセンサレスベクトル制御により前記同期電動機の駆動制御を行う制御部と、
    前記制御部に含まれ、前記駆動制御のためのd軸電流指令及びq軸電流指令を生成する電流指令生成部と
    を備え、
    前記同期制御の場合、前記電流指令生成部は、前記q軸電流指令をゼロに設定し、前記d軸電流指令を速度変化の状況に応じた値に設定し、
    前記第1速度領域における定速時、前記電流指令生成部は、前記d軸電流指令を固定値である第1値に設定し、
    前記第1速度領域における加速時又は減速時の少なくとも一方において、前記電流指令生成部は、前記d軸電流指令を前記第1値よりも大きい第2値に設定することを特徴とする制御装置。
  2. 前記電流指令生成部は、
    前記同期制御の場合の前記d軸電流指令及び前記q軸電流指令を生成する第1電流指令生成部と、
    前記センサレスベクトル制御の場合の前記d軸電流指令及び前記q軸電流指令を生成する第2電流指令生成部と、
    速度指令に基づき、前記第1速度領域の場合は前記第1電流指令生成部によって生成された前記d軸電流指令及び前記q軸電流指令を選択し、前記第2速度領域の場合は前記第2電流指令生成部によって生成された前記d軸電流指令及び前記q軸電流指令を選択するセレクタと
    を備え、
    前記第1速度領域における定速時、前記第1電流指令生成部は、前記d軸電流指令を前記第1値に設定し、
    前記第1速度領域における加速時又は減速時の少なくとも一方において、前記第1電流指令生成部は、前記d軸電流指令を前記第2値に設定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1電流指令生成部は、前記第1値に補正値を加えることにより前記第2値を生成することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記補正値は、予め定められた値であることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記第1電流指令生成部は、前記補正値を、加減速トルクに応じた大きさに設定することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記第1電流指令生成部は、前記速度指令の時間微分値と前記同期電動機の回転子の慣性モーメントとに基づいて、前記加減速トルクを算出することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記第1電流指令生成部は、前記速度指令を前記同期電動機のモデルに入力することにより、前記加減速トルクを算出することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  8. 前記電流指令生成部は、少なくとも前記第1速度領域における加速時、前記d軸電流指令を前記第2値に設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 加速時のみ、減速時のみ、あるいは、加速時と減速時の両方のうちいずれかを指定する指定信号が前記電流指令生成部に入力され、
    前記電流指令生成部は、前記指定信号によって指定された場合に、前記d軸電流指令を前記第2値に設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 同期電動機の制御方法であって、
    第1速度領域において、同期制御により前記同期電動機の駆動制御を行うステップと、
    前記第1速度領域よりも高い第2速度領域において、センサレスベクトル制御により前記同期電動機の駆動制御を行うステップと
    を含み、
    前記同期制御により前記駆動制御を行うステップは、q軸電流指令をゼロに設定し、d軸電流指令を速度変化の状況に応じた値に設定するステップを含み、
    前記d軸電流指令を設定するステップは、
    前記第1速度領域における定速時、前記d軸電流指令を、固定値である第1値に設定するステップと、
    前記第1速度領域における加速時又は減速時の少なくとも一方において、前記d軸電流指令を、前記第1値よりも大きい第2値に設定するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
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