JP6397626B2 - 排泄物処理材 - Google Patents

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Description

本発明は、人又は動物の排泄物を吸収するための排泄物処理材(以下、単に「排泄物処理材」という。)に関する。
近時、愛玩動物等の排泄物の処理を行うための排泄物処理材の認知が進んでいる。このような排泄物処理材の一例として、既に、発明者は、紙類等の各種の廃材を粒状に形成した芯部と、繊維質の廃棄物等を0.1重量%以上含有して上記芯部を被覆する被覆層部とを有する排泄物処理材を開発している。この排泄物処理材は、使用時に尿等の排泄物で濡れた排泄物処理材同士を付着させて塊状とさせ、使用された排泄物処理材を容易に取り除くことができるという作用を奏するものである(特許文献1)。
特開2007−190026号公報
しかし、従来の排泄物処理材は、塊状となるため、使用後の取り扱いが容易になる半面、水洗トイレ等に流した場合には、分散しにくく、解離しにくい性質を有している。そのため、処理をするにあたり、焼却処分や廃棄処分をしなければならず、使用後も一定期間、保管等しておかなければならないことから、悪臭等が発生する場合等が存在していた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、使用後に水洗トイレにおいて、水解処理(水分散処理)が可能となる排泄物処理材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の排泄物処理材は、紙類、繊維類、木材類、植物類、プラスチック類、ゴム類、有機性汚泥及び動物性廃材のうち少なくとも一種類の材料から構成される保水性材料と、接着剤と、吸水性樹脂とを含み、粒状に形成されている排泄物処理材であって、上記保水性材料の粒度は0.6mm以下(好ましくは0.3mm以下)であり、上記接着剤は、上記排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%(より好ましくは、10重量%乃至20重量%)であることを特徴としている。
また、本発明の排泄物処理材は、紙類、繊維類、木材類、植物類、プラスチック類、ゴム類、有機性汚泥及び動物性廃材のうち少なくとも一種類の材料から構成される保水性材料を含む粒状芯部と、接着剤及び吸水性樹脂を含む、上記粒状芯部を被覆するための被覆層部とを有する排泄物処理材であって、上記保水性材料の粒度は0.6mm以下(好ましくは0.3mm以下)であり、上記接着剤は、上記排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%(より好ましくは、10重量%乃至20重量%)であることを特徴としている。
ここで、保水性材料とは、保水性能(吸水性能を備えていれば、なお好適である)を備える各種の材料をいうものである。
また、上記紙類、繊維類、木材類、植物類(植物性残渣を含む)、プラスチック類、ゴム類は、各種廃材を使用すれば、排泄物処理材の製造費用を低減させることができるため、より好適である。
また、本発明の排泄物処理材において、紙粉、おから、木材粉のうち少なくとも一種類の材料を含む保水性材料と、デキストリンと、吸水性樹脂とを含み、粒状に形成されている排泄物処理材であって、上記保水性材料の粒度は0.6mm以下であり、上記デキストリンは、上記排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%であることとすれば、さらに好適である。
また、本発明の排泄物処理材において、紙粉、おから、木材粉のうち少なくとも一種類の材料から構成される保水性材料を含む粒状芯部と、デキストリン及び吸水性樹脂を含む、上記粒状芯部を被覆するための被覆層部とを有する排泄物処理材であって、上記保水性材料の粒度は0.6mm以下であり、上記デキストリンは、前記排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%(より好ましくは、10重量%乃至20重量%)であることとすれば、さらに好適である。
なお、本発明では、保水性材料の粒度を規定しているが、接着剤と吸水性樹脂を含めた総ての構成材料が0.6mm以下(好適な範囲も同様)であることが必要となる。
上記各発明は、単層であるか、被覆層を有する複層構造を有しているか否かの相違があるが、発明の基本的思想は同一である。すなわち、本発明では、保水性材料の粒度を0.6mm以下である微細な粒状に形成するとともに、接着剤を使用し、さらに、その量を造粒後の形状保持と使用後の接着作用を奏させるために最低限の必要量である排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%とすることにより、水流の力によって撹拌されることで、粒子の結合力が減少しやすい構造とすることができる。したがって、短時間で粒子を容易に崩壊させて、水解(水と接触することにより、結合した繊維や粒子が速やかに分離し、水中に分散する性質)させることができるため、使用後において、直ちに水洗トイレに流して処理をすることができる。
本発明によれば、使用後において、水解処理が可能となる排泄物処理材を提供することが可能となる。
本発明の排泄物処理材の製造方法を示す工程図である。
本発明を実施するための一形態(以下、「実施形態」という。)について、猫や犬等の愛玩動物用の排泄物を処理するための粒状の排泄物処理材を例として、図面を参照して詳細に説明する。
[排泄物処理材]
本排泄物処理材は、外部からの水分を吸収するための粒状芯部と、この粒状芯部の表面を被覆する所定厚さの被覆層部とから形成される複層構造を有している。
<粒状芯部>
粒状芯部は、小塊の形状に形成されていればよく、完全な球形等である必要はないものであり、柱状体(細長形)、扁平形等、その形状は問わない。
また、粒状芯部は、保水性能を有している保水性材料であれば、紙類、繊維類、木材類、植物類、プラスチック類、ゴム類、有機性汚泥及び動物性廃材等の少なくとも1種類のいずれかの材料(以下、粒状芯部の構成材料を総称して「芯部材料」ということがある。)を用いることができる。但し、特に、良好な水解性能を奏するために好ましい保水性材料は、下記で説明する紙粉、おから、木材粉のうち少なくとも一種類の材料である。
上記紙類は、パルプを原材料としているものであるならば種類は問わないものであり、バージンパルプはもちろん、各種の廃材等を用いることができる。例えば、薄葉紙廃材、衛生用紙廃材、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、新聞紙屑、雑誌屑、バフ粉(主として印刷会社において、製本の切断時や削り時に発生する微細な紙粉)、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、チタン紙廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプの粉砕物、フラッフパルプ、吸水性繊維廃材、不織布廃材、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、ダンボール屑、損紙(衛生材メーカーから発生するトリムロス、不織布等、製紙メーカーから発生する紙屑全般)、包装紙、板紙、使用済み切符、パンチ屑等を使用することができる。
上記繊維類とは、布等の原材料となる糸状の物質であり、天然繊維及び化学繊維等の種類を問わないものであり、繊維工場から廃棄される繊維くず(木綿くず、羊毛くず、麻くず、糸くず、布くず、綿くず、くずまゆ、レーヨンくず、ナイロンくず、ポリエステルくず、ロープくず)等を使用することができる。
木材類も種類は問わないものであり、各種廃木材(構造物の廃木材、木製品製造業等関係の廃木材、木製家具、木製パレット、鉋くず、おがくず、バーク類、梱包材くず、板きれ、廃チップ、伐採材や伐根、剪定枝、木粉等)を使用することができる。
植物類も種類は問わないものであり、ササ、竹、落葉、刈草などはもちろん、植物性残渣等を使用することもできる。ここで、植物性残渣とは、食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業又は飲食店等において原料として使用した植物の固形状の不要物をいい、ソースかす、しょうゆかす、こうじかす、酒かす、ビールかす、あめかす、海苔かす、でんぷんかす、豆腐かす、おから、あんかす、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、米・麦粉、大豆かす、果実の皮・種子、野菜くず、薬草かす、油かす等を使用することができる。
プラスチック類も合成高分子化合物の固形状物質(例えば、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリ塩化ビフェニール、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニリデン、アクリル樹脂、ポリウレタン(ウレタンフォーム)等の他、生分解性プラスチック等)であれば種類は問わないものであり、各種廃材を使用することができる。すなわち、廃プラスチック類、廃ポリウレタン、廃スチロール(発泡スチロールを含む)、廃農業用フィルム、各種合成樹脂系包装材料のくず、廃写真フィルム、廃ポリ容器類、電線の被覆くず、ライニングくず、廃ポリマー、塗料かす、接着剤かす、廃ベークランド(プリント基盤等)を使用することができる。
また、排泄物処理材の廃材のプラスチックに富む分離産物、紙おむつ廃材(衛生材メーカーから発生する規格外品の紙おむつの外装体など)のプラスチックに富む分離産物、生理用ナプキン廃材のプラスチックに富む分離産物、紙おむつ廃材のプラスチックに富む分離産物、生理用ナプキン廃材のプラスチックに富む分離産物、乳パッド廃材のプラスチックに富む分離産物、汗パッド廃材のプラスチックに富む分離産物、失禁パッド廃材のプラスチックに富む分離産物、動物用シーツ廃材のプラスチックに富む分離産物、寝具用シーツ廃材のプラスチックに富む分級等による分離産物、マスク廃材のプラスチックに富む分離産物、アイマスク廃材のプラスチックに富む分離産物、座席用ヘッドカバー廃材のプラスチックに富む分離産物、塩化ビニル壁紙廃材、枕カバー廃材のプラスチックに富む分離産物若しくは合成樹脂繊維廃材を使用することができる。
また、排泄物処理材の廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、動物用シーツ廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材等を使用することができる。
特に、プラスチック類は、灰分が少ないため、焼却処分後の減量化が可能となるとともに、焼却時における発熱量を高くすることができるため、水解後における汚泥の最終処分方法として焼却処理を採用した場合に好適である。
ゴム類は、伸縮性に優れた高分子材料であれば、天然ゴム及び合成ゴム等、その種類は問わないものであり、各種廃材を使用することができる。例えば、廃タイヤ、合成ゴムくず等を使用することができる。
有機性汚泥とは、工場廃水等の処理後に残る泥状物質及び各種製造業の製造工程において生ずる泥状物質であり、有機性及び無機性の総ての物質を使用することができる。例えば、製紙スラッジ、パルプスラッジ、下水汚泥、消化汚泥(余剰汚泥)、糊かす等を使用することができる。
動物性廃材とは、食料品製造業、医薬品製造業、皮革製造業又は飲食店等において原料として使用した動物の不要物をいい、皮革、骨類等その種類は問わないものである。
上記芯部材料は、1種類でもよいが、性状が異なる2種類以上の保水性材料を適宜選択することにより、お互いの保水性材料の相乗効果により、保水性能を効果的に向上させることができる場合がある。
例えば、フラッフパルプ(紙類)と植物性残渣(オカラ等)の組み合わせ、フラッフパルプ(紙類)、植物性残渣(オカラ等)及び木材類(木粉)の組み合わせ、フラッフパルプ(紙類)、植物性残渣(オカラ等)及び有機性汚泥(パルプスラッジ)の組み合わせ、植物性残渣(オカラ等)と有機性汚泥(パルプスラッジ)の組み合わせ及びプラスチック類(塩化ビニル壁紙)と有機性汚泥(パルプスラッジ)の組み合わせなど、様々な材料を組み合わせることが好適である。
一方、必ずしも保水性能が充分でない場合であっても、2種類以上の保水性材料を用いることにより、他の保水性材料が保水性能を補完することができる場合があり、その場合には、従来、保水性材料として必ずしも使用されていなかった材料を有効活用することができることになる。
また、芯部材料は、溶解性状の点では、無機質廃材、ベントナイト、ゼオライト等の無機質材料等を含むものであっても何ら問題はないが、下水処理の観点からは、含有量が少ないほうが好ましい。
なお、芯部材料に、脱臭材料、消臭材料、殺菌作用を有する物質、着色物質、検査用指示薬等、他の効果を奏することが可能となるような物質を配合することもできる。
上記芯部材料は、トイレットペーパーと同等の「ほぐれやすさ性能」の基準値(100秒以内)と同程度の品質を満たすためには、何れも0.6mm以下、より好ましくは0.3mm以下の粒度の粒状物に粉砕して使用する必要がある。
<被覆層部>
被覆層部は、造粒後の形状保持と、使用後の接着作用を奏させることを主要目的として設けられており、接着剤、吸水性樹脂及び紙粉の混合物(以下、被覆層部の構成材料を総称して「被覆材料」という場合がある。)を用いることが好適である。
上記接着剤としては、公知の各種の物質を使用することができ、例えば、糊料、フェノール樹脂系接着剤、酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤等が存在している。上記接着剤として機能する糊料としては、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、甘藷澱粉、コーンスターチ、タピオカ澱粉、米澱粉、デキストリン、各アルファ(α)化した澱粉などの澱粉類、アクリルアミド、PVA、カルボキシメチルセルロース又はアルギン酸ナトリウムを使用することができ、又はこれらの2種類以上の物質を組み合わせて使用することができる。また、その他の接着剤としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ビニルエステル、ベントナイト、プルラン、カゼイン又はゼラチンなどがあり、これらは単独で使用されるか、又はこれらの2種以上の物質を混合して使用することになる。
特に、接着剤は、水流による分散性又は解離性を確保するためには、水溶性接着剤であることがより、好ましいものであり、特に、デキストリンは親水性が強く、迅速に水溶するため最適である。
上記吸水性樹脂とは、ポリマー、CMC、ポリビニルアルコール(PVA)などの吸水性能を備える樹脂である。特に、ポリマーは高い吸水性能を有している高吸水性樹脂である。
紙粉としては、上記粒状芯部の構成材料の箇所で説明した紙類の破砕物を使用することができる。
上記被覆材料は、トイレットペーパーと同等の「ほぐれやすさ性能」の基準値(100秒以内)と同程度の品質を満たすためには、何れも0.6mm以下、より好ましくは0.3mm以下の粒度の粒状物に粉砕して使用する必要がある。
なお、被覆材料に色素等を混入させることにより、粒状芯部が固有の色を有している場合に、その周囲を覆うことによって、使用前に粒状芯部の色を隠すという作用を奏させることもできる。
また、被覆材料には、浸透剤又は膨潤剤を添加することも可能である。浸透剤としては、各種の界面活性剤など公知の物質を用いることができ、膨潤剤としては、セルロース系の膨潤剤など公知の物質を使用することができる。
<粒状芯部と被覆層部の構成比率等>
本排泄物処理材は、粒状芯部が70重量%乃至85重量%、被覆層部が30重量%乃至15重量%の構成比率であることが、粒状芯部の寸法及び被覆層部の層厚等との関係上最適である。
また、本排泄物処理材は、総ての構成材料の粒度を細粒化するとともに、接着剤量を造粒後の形状の保持と、使用後の接着作用を奏させるために最低限の必要量とすることで、崩壊しやすくして水溶化を可能としたものである。
より具体的には、発明者が鋭意研究することにより、総ての構成材料の粒度を、0.6mm以下、より好ましくは0.3mm以下の粒度の粒状物に粉砕して使用するとともに、接着剤量を、本排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%(より好適には、10重量%乃至20重量%)とすることにより、上記作用を達成することを可能とさせたものである。
なお、接着剤量を多くしすぎると、吸水性樹脂等を配合することができなくなり、排泄物処理材本来の性能を生じさせることができなくなるため、上限値の上記20重量%が規定されることになる。
[製造方法]
続いて、本発明の排泄物処理材の製造方法について、図1を参照して説明する。
本発明に係る排泄物処理材の製造方法は、造粒工程(S1)と、被覆工程(S2)と、分粒工程(S3)と、乾燥工程(S4)とから構成されている。
(1)造粒工程(S1)
本工程は、粒状芯部を形成する工程である。
本工程では、紙類、繊維類、木材類、植物類、プラスチック類、ゴム類、有機性汚泥及び動物性廃材等の芯部材料を破砕機で所定の大きさに粉砕し、当該粉砕された芯部材料を所定の割合となるようにミキサーに投入して混ぜ合わせる。そして、加水して含水率を高めた後に、当該芯部材料を押出造粒することにより、粒状芯部を形成する作業を行うことになる。
被覆材料は、粒状芯部に存在する水分によってその周囲に付着するため、当該被覆層部の形成前における粒状芯部の含水率の下限値を下回ると、粒状芯部の周囲に当該被覆材料が付着しないことなる。すなわち、粒状芯部の含水率が20重量%未満の場合には、所定の作用を奏するために必要となる所定厚の被覆層部が形成されず、複層構造の排泄物処理材が形成されない結果となり、被覆層部に剥離が生じたり、使用後に塊状にならならず、美観にも優れないため好ましくない。
一方、粒状芯部の含水率が40重量%を上回ると、被覆層部の形成時において粒状芯部の水分が過剰に被覆層部に滲出することになり、被覆層部の層厚が厚くなったり、後記乾燥工程に時間を要することになるため好ましくない。
このような事情を考慮して、上記の押出造粒する場合には、20重量%乃至40重量%(より好ましくは、20重量%乃至25重量%)となるように含水率を調整することが好ましい。
(2)被覆工程(S2)
本工程は、粒状芯部の周囲を上記被覆材料で被覆することにより、被覆層部を形成する工程である。本工程では、コーティング装置等を用いて、粒状芯部の周囲に被覆材料を噴霧し、被覆層部を形成することにより、複層構造の排泄物処理材を製造する作業を行うことになる。
(3)分粒工程(S3)
本工程は、排泄物処理材の寸法が所定の規格になるように分粒する工程である。
本工程では、所定の寸法の篩目を有する篩に、前工程で製造された排泄物処理材を通過させることにより規格外の製品を分別し、所定の規格品のみを抽出する作業を行うことになる。
(4)乾燥工程(S4)
本工程は、規格品として抽出した排泄物処理材を乾燥機で乾燥させる工程である。
排泄物処理材の保存時において粒状芯部の含水率が高い場合には、長期的にカビ等が生じる原因となるため、本工程では、排泄物処理材の含水率を3重量%以上10重量%以下の範囲内となるように乾燥させることになる。
[作用効果]
本排泄物処理材は、愛玩動物の排尿を吸収することにより、被覆層部における接着剤の作用により、濡れた排泄物処理材同士が付着して塊状となる。使用者は、当該塊状の排泄物処理材を廃棄する必要があるが、必要最低量の水溶性接着剤を使用しており、さらに、総ての構成材料の粒度を、0.6mm以下と細粒化しているため、水洗トイレの水流(水圧)によって、構成材料の結合力が減少しやすく、JISP4501で規定されているトイレットパーパのほぐれやすさ性能の基準値と同程度の品質を満たす短時間で、水解処理することができる。したがって、使用後において、直ちに水洗トイレに流して処理をすることができ、排尿後の排泄物処理材を保管しておくことにより生じる悪臭等を効果的に防止することができる。
[本発明の他の実施形態]
上記本発明の実施形態では、粒状芯部と被覆層部を有する二層構造の排泄物処理材について説明した。しかし、排泄物処理材は、被覆層部を有しない、単層構造であってもよい。その場合には、上記芯部材料と、被覆材料(芯部材料と被覆材料の粒度、構成割合も同様である)を混練して、粒状に形成することにより、形成されることになる。
なお、単層構造の排泄物処理材であっても、被覆材料が排尿を吸収することにより、使用後において塊状になるという二層構造の排泄物処理材の作用効果を同様に奏することになる。
以上、本発明について、好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は当該実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。本実施形態では、愛玩動用の排泄物を処理するための排泄物処理材の製造方法を例として説明したが、排泄物処理材の用途は人間や他の動物等に使用するものあってもいいことは言うまでもない。
本排泄物処理材の性能を調べるために、下記サンプルを作成し(製造方法は、上記説明に準じている)、溶解試験(ほぐれやすさ試験)(以下、「本試験」という。)を行った。
1.試験方法
溶解試験は、JISP4501に規定するトイレとペーパのほぐれやすさを測定するための試験方法に準じることとするが、本排泄物処理材は粒状であり、紙片状であるトイレットペーパーとは異なるため、一定の変更を加えて実施することとした。
まず、水300ml(水温20度)をいれた300mlのビーカーをマグネチックスターラ(アズワン マグネチックスターラ HS−1D)に載せ、回転子の回転数を600回転/分に設定し、サンプルである排泄物処理材0.4gを、水中に投入し、90秒間撹拌して、乖離の程度を目視により確認した。
2.サンプル
本試験で使用した各サンプルは、粒状芯部と被覆層部とから形成される複層構造の排泄物処理材であり、当該粒状芯部と被覆層部を構成する材料の重量比を70%対30%とした。また、粒状芯部及び被覆層部を構成する以下の構成材料は各サンプルともに共通とした(但し、デキストリンの配合比率は異なる)。
(1)粒状芯部
粒状芯部の構成材料は、木粉とし、粉砕物の粒度を1.1mmから0.6mmまで0.1mmずつ変化させた6種類とした(なお、おからのみ、おからと木粉、おからと木粉とパルプの粉砕物の混合物に関しても、本試験を行ったところ、同様の結果であったため、説明を省略する)。
(2)被覆層部
基材は、紙粉と、ポリアクリル酸ナトリウム(吸水性樹脂)と、デキストリン(接着剤)とし、紙粉と、ポリアクリル酸ナトリウム(吸水性樹脂)の配合割合を重量比で3:1とするととともに、デキストリンの量を排泄物処理材の総重量に対して、4重量%から21重量%まで1重量%ずつと変化させた計18種類とした(全体のサンプルは、108種類のサンプルを製造した)。
3.本試験結果
本試験の結果、粒状芯部の構成材料である木粉の粒度を1.1mmにした各サンプルは、デキストリンの量にかかわらず、90秒の撹拌時間経過後も粒状芯部にひび割れが入るが、水中に解離しないため、良好な結果が得られなかった。
粒状芯部の構成材料である木粉の粒度を1.1mm乃至0.6mmにしたサンプルにおいて、デキストリンの量を排泄物処理材の総重量に対して、4重量%及び21重量%としたサンプルは、90秒の撹拌時間経過後も、木粉が水中に一部解離するが、粒状芯部が解離しない部分が残るため、良好な結果が得られなかった。
粒状芯部の構成材料である木粉の粒度を1.0mm乃至0.6mmにしたサンプルにおいて、デキストリンの量を排泄物処理材の総重量に対して、5重量%乃至20重量%としたサンプルは、90秒の撹拌時間経過後には、水中に分散し、総てが解離するという良好な結果となった。特に、木粉の粒度を0.6mmにしたサンプルにおいて、デキストリンの量を排泄物処理材の総重量に対して、10重量%乃至20重量%としたサンプルは、60秒の撹拌時間経過後には、水中に分散するという特段に良好な結果となった。
本試験の結果により、保水性材料の粒度を0.6mm以下とするとともに、接着剤量を、排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%とすることにより、非常に良好な水解性能を有する排泄物処理材を実現できることが明らかになった。
S1 造粒工程
S2 被覆工程
S3 分粒工程
S4 乾燥工程

Claims (2)

  1. おから及び/又は紙粉からなる保水性材料と、
    デキストリンと、ポリアクリル酸ナトリウムとを含み、粒状に形成されている単層構造又は二層構造の排泄物処理材であって、
    当該排泄物処理材は、前記保水性材料、前記デキストリン及び前記ポリアクリル酸ナトリウムのみを含んでおり、
    前記保水性材料の粒度は0.6mm以下であり、
    前記デキストリンは、前記排泄物処理材の総重量の5重量%乃至20重量%であることを特徴とする排泄物処理材。
  2. 請求項1に記載の排泄物処理材において、
    前記排泄物処理材は、二層構造であり、
    前記保水性材料を含む粒状芯部と、
    前記デキストリン及び前記ポリアクリル酸ナトリウムを含む、前記粒状芯部を被覆するための被覆層部とを有する排泄物処理材。
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