JP2002300823A - ペット排尿処理顆粒剤用組成物及びペット排尿処理顆粒剤 - Google Patents

ペット排尿処理顆粒剤用組成物及びペット排尿処理顆粒剤

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JP2002300823A
JP2002300823A JP2001108018A JP2001108018A JP2002300823A JP 2002300823 A JP2002300823 A JP 2002300823A JP 2001108018 A JP2001108018 A JP 2001108018A JP 2001108018 A JP2001108018 A JP 2001108018A JP 2002300823 A JP2002300823 A JP 2002300823A
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Kazuhisa Hayakawa
和久 早川
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 寒天及びセルロースエーテルを含むこと
を特徴とするペット排尿処理顆粒剤用組成物。 【効果】 本発明によれば、放置安定性に優れ、排尿吸
水性に優れる、燃やせて流せる安価なペット排尿処理顆
粒剤を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼオライトやベン
トナイト等の吸水性のある無機鉱物や吸水ポリマー、木
粉、パルプ、おがくず、リンター等のセルロース基質、
おから、大豆等の蛋白成分基質等の有機材料、とりわけ
有機廃棄物を適宜利用してペットの排尿処理顆粒剤を調
製する時に利用されるペット排尿処理顆粒剤用組成物及
びこれを含むペット排尿処理顆粒剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ペット
の排尿処理顆粒剤は、ゼオライトやベントナイト等の吸
水性のある無機鉱物や、吸水ポリマー、セルロース基質
や蛋白成分基質等の有機材料又は有機廃棄物等を基質と
して、これに水分の存在下で粘着性の生じるセルロース
エーテルや澱粉類、PVA等の合成バインダーを添加
し、水を加えて3〜20mm程度の粒子に造粒して乾燥
したものが使用されている。この造粒品は、猫や犬等の
ペット動物の排尿を吸収して、粒塊表面に付着したセル
ロースエーテルや合成バインダー等が溶解し、排尿を吸
収した粒塊同士が互いに付着し、いくつかより集まった
固まりとなり、排尿を吸収していない粒子と区別して採
取できるようになっており、排尿を吸収した部分のみの
廃棄が可能なため、極めて経済的に利用できるものとな
っている。
【0003】また、最近ではパルプのように、浄化水槽
で微生物により浄化処理可能な成分を主剤として、排尿
後の粒塊の固まりを水洗トイレに流して処理できるよう
にしたものや可燃性のゴミとして廃棄しても焼却可能な
ものが開発されている。
【0004】一方、室内で愛玩ペットとして飼育されて
いる猫や子犬等は、排尿後直ちに排尿部分が吸収されて
排尿が見えなくなる場所でないと次に排尿をしない習性
や、排尿箇所周辺が比較的衛生的でないと排尿しない等
の習性がある。このため排尿後の比較的早い時に吸水さ
れた粒剤を固まりとしてとり出し、廃棄する必要があ
る。
【0005】これらの排尿処理の主剤となる無機鉱物や
有機材料は、特に排尿の吸水力に優れた品種や、粒径等
の特性を有するものが選定されることが望ましいが、安
価な排尿処理剤として製品化することは困難であった。
安価な排尿処理剤とする材料として、木の切りくずや製
紙産業において多量の廃棄物として発生するスラッジ、
製紙くずや古紙パルプ、農業廃棄物として生じるもみが
ら粉やおから等の産業廃棄物を排尿処理剤として使用す
ることが望まれているが、これら産業廃棄物は品質にバ
ラつきが大きく、品質のバラつきを補うことのできる添
加物がなかった。
【0006】そこで、このような添加物として特開平7
−96180号公報に記載されているような、特定の置
換基と置換度及び粘性を有するセルロースエーテルを使
用することが提案されている。しかしながら、排尿処理
剤粒子のみかけの嵩を大きくして、材料重量の少ない処
方にすることにより安価に排尿処理剤を製造するため、
有機物のような軽量の基材を増やしたり、排尿処理剤の
焼却を容易とするため可燃性の有機材料を多く添加した
場合に、これら既存のセルロースエーテルを使用する
と、嵩の多い分だけ多くの粘結力が必要とされるため、
これらのセルロースエーテルを10重量%程度以上と通
常より多く添加することが必要となるが、セルロースエ
ーテルの添加量を増やしすぎてしまうと、成形した顆粒
剤の表面にこれらセルロースエーテルがフィルム状にな
ってコートされた状態となり、これを排尿処理剤として
使用した場合には、排尿と接した表面のフィルム層だけ
が膨潤したような状態となり、顆粒内部に排尿が浸透せ
ず、排尿の吸収が悪くなってしまう場合があった。
【0007】一方で、吸水によって粒子間を膨潤させる
ことができる吸水ポリマーのような添加物を添加するこ
とが提案されている(特開昭57−184056号公
報)。しかしながら、上記吸水ポリマーは粘結力がな
く、吸水ポリマーを添加することで粘結力が低下し、本
来の固まりとならない欠点を有していた。また、吸水ポ
リマーは強い吸水性のため、添加した猫砂顆粒を高湿下
に放置していると、空気中の水分を吸水して、いざ猫砂
として使用する時に、吸水能が低下してしまう問題点を
有していた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、有機物含量の多いペット排尿処理顆粒剤であって焼
却処理する場合に可燃性が高く、また水洗トイレに流し
て処理することもでき、高湿下に放置した場合でもペッ
トの排尿を吸水して固まる能力の低下しない放置安定性
に優れたペット排尿処理剤を得るに有効なペット排尿処
理顆粒剤用組成物、及びこれを用いたペット排尿処理顆
粒剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結
果、寒天及びセルロースエーテルを含むペット排尿処理
顆粒剤用組成物を結合剤としてペット排尿処理顆粒剤に
用いることにより、有機物含量の多いペット排尿処理顆
粒剤とすることができるため、可燃性が高く、また水中
崩壊性に優れ、かつ一回のペットの排尿で固まって消費
される排尿処理剤の重量が少なく、更に排尿処理剤を高
湿下に放置した場合でもペットの排尿を吸水して固まる
能力が低下しない、放置安定性に優れたペット排尿処理
顆粒剤が得られることを知見し、本発明をなすに至った
ものである。
【0010】従って、本発明は、(1)寒天及びセルロ
ースエーテルを含むことを特徴とするペット排尿処理顆
粒剤用組成物、(2)寒天及びセルロースエーテルの添
加割合が、重量比で5:95〜70:30であることを
特徴とする(1)記載のペット排尿処理顆粒剤用組成
物、(3)寒天及びセルロースエーテル各100gを目
開き150μmの篩いで振とうした場合に、篩い上の粉
末が50重量%以下となるような粒度である(1)又は
(2)記載のペット排尿処理顆粒剤用組成物、(4)セ
ルロースエーテルが、アルキルセルロース、ヒドロキシ
アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセル
ロース、又はカルボキシメチルセルロースであることを
特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のペット排
尿処理顆粒剤用組成物、(5)(1)〜(4)のいずれ
かに記載のペット排尿処理顆粒剤用組成物を含むペット
排尿処理顆粒剤を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のペット排尿処理顆粒剤用組成物は、寒天とセル
ロースエーテルを主成分とするものである。
【0012】本発明に用いられる寒天は、原料として天
草やオゴノリ、オバクサ、伊谷草等の紅藻類を水洗して
水に浸漬した後、80〜90℃にて煮熟して、不純物を
濾過によって取り除いた後、脱水して凝固させ、加熱な
いしは凍結乾燥した後、粉砕して製造される粉末状の寒
天が利用できる。寒天の性質は、成分であるアガロース
とアガロペクチンの組成比によって、水分散後の加熱溶
解性や溶解した液の冷却によるゲルの強度等が異なるこ
とが知られているが、本発明においてはいずれも利用可
能である。また、本発明に用いられる寒天は、30〜4
0℃程度の排尿がかかった時に膨潤し、かつ、この温度
前後で一部溶解したような状態で粘結力が発生する性質
を有するものを使用し得、上述したいずれの寒天粉末も
この性能を示すものとして利用できる。
【0013】本発明に用いられる寒天は、良好な膨潤性
を示す粒子であることが好ましく、このような粒子の粒
度としては、JIS Z8801に定められている標準
篩いの100号(目開き150μm)を用いた429型
ロータップ篩い振とう機(関西金網社製)により、粉末
100gを振とう数200回/分、打数156回/分、
振とう幅50mmの条件で30分間振とうした後、篩い
上の残留物が50重量%以下、好ましくは1〜20重量
%となるものを用いることが望ましい。
【0014】また、寒天の分子量は特に限定されない
が、適正な粘結力を示す分子量指標として、ウベローデ
粘度計において、80℃における1.5重量%水溶液の
測定粘度が5〜100mPa・sのものが好ましい。
【0015】次に、本発明のセルロースエーテルとして
は、セルロースをエーテル化することで水溶性とした全
てのセルロースエーテルを用いることができ、特に限定
されるものではないが、アルキルセルロース、ヒドロキ
シアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等を挙げること
ができる。具体的には、アルキルセルロースとしてメト
キシル基が10〜40重量%のメチルセルロース(M
C)、ヒドロキシアルキルセルロースとしては、ヒドロ
キシプロポキシル基が40〜70重量%のヒドロキシプ
ロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエトキシル基
が30〜70重量%のヒドロキシエチルセルロース(H
EC)、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースとして
は、メトキシル基が10〜40重量%、溶解性の向上を
図るべくヒドロキシアルキル基が3〜30重量%のヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロ
キシエチルメチルセルロース(HEMC)、エトキシル
基が5〜20重量%でヒドロキシエチル基が10〜45
重量%のヒドロキシエチルエチルセルロース(HEE
C)、カルボキシメチルセルロースとしては、カルボキ
シメチル基1〜30重量%のカルボキシメチルセルロー
スナトリウム(CMC−Na)等が挙げられる。なお、
これらの置換度は、J.G.Gobler,E.P.S
amsel and G.H.Beaber,Tala
nta,9,474(1962)に記載されているZe
isel−GCによる手法に準じて測定できる。
【0016】また、本発明のセルロースエーテルの製造
方法としては、特に限定されないが、例えば特開平3−
146501号公報に記載されているような、分子量の
高い綿から得られるリンター材料を用いて製造すること
ができる。
【0017】更に、本発明に用いられるセルロースエー
テルとしては、溶解性を高め、造粒過程で容易に溶解
し、この造粒過程において不溶となった場合においても
ペットの排尿によって容易に溶解するようにするため、
ある程度の細かさをもった粒度とすることが望ましい。
このため、粒度として、JIS Z8801に定められ
ている標準篩いの100号(目開き150μm)を用い
た429型ロータップ篩い振とう機(関西金網社製)に
より粉末100gを振とう数200回/分、打数156
回/分、振とう幅50mmの条件で30分間振とうした
後に、篩い上の残留物が50重量%以下、好ましくは1
〜20重量%となるものを用いることが望ましい。
【0018】また、セルロースエーテルの分子量として
は特に限定されないが、上記寒天同様、適正な粘結力を
示す分子量指標として、JIS K2283−1993
に規定されるウベローデ粘度計において、20℃におけ
る2重量%水溶液の測定粘度が100mPa・s以上、
好ましくは4,000mPa・s以上であるものを用い
ることが適切である。なお、上限値としては、300,
000mPa・sであることが好ましい。
【0019】セルロースエーテルの配合量は、寒天とセ
ルロースエーテルの添加割合が重量比で5:95〜7
0:30、好ましくは30:70〜60:40、更に好
ましくは40:60〜50:50となる量であることが
望ましい。セルロースエーテルの配合量が少なすぎる
と、粘結力が不足して排尿後、固まりとして取り出せな
くなる場合があり、配合量が多すぎると、排尿の吸収が
悪くなってしまう場合がある。
【0020】なお、本発明のペット排尿処理顆粒剤用組
成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、上記以外
の成分を任意に配合することは可能である。
【0021】ペット排尿処理顆粒剤における上記ペット
排尿処理顆粒剤用組成物の配合量は、ペット排尿処理顆
粒剤の0.5〜25重量%、好ましくは1〜15重量%
とすることが望ましい。配合量が少なすぎるとペットの
排尿を吸収して固まりとならない場合があり、また多す
ぎるとペット排尿処理顆粒剤の製造コストが高くなる。
【0022】本発明のペット排尿処理顆粒剤に用いられ
る基材としては、前述のごとく、ゼオライトやベントナ
イト等の吸水性のある無機鉱物や吸水ポリマー、木粉、
パルプ、リンター、おがくず等のセルロース基質、おか
ら、大豆等の蛋白成分基質等の有機材料、有機廃棄物等
を使用することができる。
【0023】これら基材の配合量は、適宜選定できる
が、特に、有機材料を基材とする場合には、ペット排尿
処理顆粒剤が燃やせて固められ、トイレに流して処理し
たり、飼い主にとって経済的に有利な嵩高いものとする
ために、ペット排尿処理顆粒剤全体に対して50重量%
以上配合することが好ましい。
【0024】また、本発明のペット排尿処理顆粒剤に
は、濡れ性改善剤として特開平7−313963号公報
に記載されているような界面活性剤や、ベントナイトを
活性化させ、吸水性を向上する炭酸ソーダ類や吸水ポリ
マー類も用いることができ、これらの材料の添加量は適
宜選定できる。
【0025】また、本発明のペット排尿処理顆粒剤を調
製する際に配合する水の量については、造粒顆粒が調製
でき、製造された顆粒が本発明の目的とする固められる
ペット排尿処理顆粒剤となるように、添加量を調整すれ
ばよい。
【0026】本発明のペット排尿処理顆粒剤の製造方法
は、特に制限されず、常法により製造することができ
る。
【0027】上記により得られたペット排尿処理顆粒剤
は、有機物含量の多いペット排尿処理顆粒剤となり得、
可燃性が高く、水中崩壊性に優れ、かつ一回のペットの
排尿で固まって消費される排尿処理剤の重量が少なく、
更に排尿処理剤を高湿下に放置した場合でもペットの排
尿を吸水して固まる能力が低下しない放置安定性に優れ
たものである。
【0028】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。 [実施例1〜8、比較例1〜3] <ペット排尿処理顆粒剤の調製>150μmの目開きを
有するJIS Z8801記載の100号篩いを用いた
429型ロータップ篩い振とう機(関西金網社製)によ
り、表1に示すセルロースエーテル粉末100gをそれ
ぞれ振とう数200回/分、打数156回/分、振とう
幅50mmの条件で30分間振とうした後に、測定した
篩い上の粉体が表1に示す値であって、JIS K22
83−1993に規定されるウベローデ粘度計におい
て、20℃における2重量%の水溶液粘度が表1に示さ
れる各種セルロースエーテルと、同様のふるいで評価さ
れ、JIS K2283−1993に規定されるウベロ
ーデ粘度計において、80℃における1.5重量%の粘
度が表1に示される値の寒天を用いて調製されたペット
排尿処理顆粒剤用組成物を用いて、以下の方法によりペ
ット排尿処理顆粒剤を調製して評価した。
【0029】表2に示すペット排尿処理顆粒剤用組成物
(寒天/セルロースエーテル混合物)、吸水ポリマー、
木粉、ベントナイト及びベントナイトの活性剤として炭
酸ソーダを添加して、20リッタースーパーミキサー
(川田製作所製)によりミキサー羽根1000rpmに
て上記の材料を30秒間撹拌した後、表2に示す所定量
の水を加え、更に30秒間同一撹拌速度で撹拌した後、
混合材料を排出した。排出材料をRG8−2型円筒型押
出造粒機(菊水製作所製)において、3mmスクリーン
にて造粒した。造粒品を送風オーブンDN83型(ヤマ
ト科学社製)内にて80℃で8時間乾燥して、ペット排
尿処理顆粒剤を調製した。
【0030】<排尿処理顆粒剤の評価>作成した顆粒剤
を500mlの入り口径約25mmの透明プラスティッ
クボールに入れ、2重量%の食塩水を人工ペット排尿と
してビュレットにて20ml添加し、30秒後に粒子同
士が固化して固まりとして取り出せる場合を「○」、一
つの固まりとして取り出せずに崩れてしまう場合を
「×」として評価した結果を表3に示した。また、取り
出した固まりの重量を測定し、表3に示した。
【0031】固化物の水中崩壊性を観察するために、上
記固化物を水500mlの入ったビーカーに入れ15秒
後に直径5mm、長さ50cmのホースを取り付けたロ
ートの上から流し、ホース内で閉塞することなく、排出
部まで固化物が分散して流れるかを観察し、閉塞なく流
れたものを「○」、閉塞するものを「×」として評価し
た結果を表3に示した。
【0032】更に、固化物の焼却性を観察するために、
上記固化物を700℃に加熱した電気炉に入れ、8時間
700℃にて焼却し、焼却後の燃え残りが焼却前の固化
物重量に対して50重量%以下となるものを「○」と
し、50重量%を越えているものを「×」として評価し
た結果を表3に示した。
【0033】製造された顆粒剤を30℃、80%相対湿
度とした恒温恒湿装置にて、30日間保存した後、前述
の評価を各々行い、評価結果を表3に示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】 吸水ポリマー:三菱化学工業(株)製 ダイヤウェット
Iシリーズ 木粉:Ace International Inc.
社製 Douglasfir wood flour
80メッシュパス、200メッシュオン15〜25重量
%品 ベントナイト:クニミネ工業(株)製 クニボンド 炭酸ソーダ:和光純薬(株)製 試薬一級
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、放置安定性に優れ、排
尿吸水性に優れる、燃やせて流せる安価なペット排尿処
理顆粒剤を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寒天及びセルロースエーテルを含むこと
    を特徴とするペット排尿処理顆粒剤用組成物。
  2. 【請求項2】 寒天及びセルロースエーテルの添加割合
    が、重量比で5:95〜70:30であることを特徴と
    する請求項1記載のペット排尿処理顆粒剤用組成物。
  3. 【請求項3】 寒天及びセルロースエーテル各100g
    を目開き150μmの篩いで振とうした場合に、篩い上
    の粉末が50重量%以下となるような粒度である請求項
    1又は2記載のペット排尿処理顆粒剤用組成物。
  4. 【請求項4】 セルロースエーテルが、アルキルセルロ
    ース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアル
    キルアルキルセルロース、又はカルボキシメチルセルロ
    ースであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載のペット排尿処理顆粒剤用組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載のペ
    ット排尿処理顆粒剤用組成物を含むペット排尿処理顆粒
    剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2013099311A1 (ja) * 2011-12-28 2015-04-30 伊藤 博 排泄物処理材

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