JP3921481B2 - 粒状の排泄物処理材の製造方法 - Google Patents
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Description
この種の愛玩動物用の粒状の排泄物処理材は、例えば室内で使用されるところから、清潔で、衛生的であることが望まれ、使用後、清潔さ及び衛生上の点から、廃棄処理され易いのが望まれる。しかし、砂、ゼオライト、ベントナイトなどの無機物の場合は、使用時、砕けて埃となり易く、また、使用後放置する間に汚臭を発生しても、非可燃物であるため焼却処理を行うことができず、また下水等に流すこともできない。そこで、消臭効果が低く、価格が高いが、吸水能に優れ、可燃物であるところから、製紙用パルプ及び紙粉の小塊状成形物が使用されている。
本発明は、排泄物処理材の原材料を廃物に求めるとしても、保水性及び吸水性を有する廃材は、比較的有用であり、入手が困難であり、廉価な排泄物処理材を提供する上で問題とされている。
本発明は、汚泥処理に係る問題点及び、廃材による動物排泄物処理材としての商品価値の低下に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明は、動物が排泄した尿の吸収性及び保水性が良く、排泄物に接して塊状化でき、また焼却でき、しかも、廃物の汚泥乾燥物の持つ臭気及び色彩を緩和して、室内でも不快感を与えること無く、衛生的に安全に使用できる粒状の排泄物処理材を提供することを目的としている。
本発明において、排泄物処理材は、触って、さらさらした感触を与え、また、排泄物処理材の長期保存に当たって、黴等を生じないようにし、さらに、排泄物処理材中の汚泥乾燥物から発生する臭を和らげるために、造粒物又は被覆粒状物の水分含有率、即ち排泄物処理材の水分含有率は、15重量%以下、好ましくは、10重量%以下、さらに好ましくは、5重量%以下にされる。このように水分含有率が15重量%以下となるように、熱風乾燥等の加熱乾燥により乾燥して、汚泥乾燥物の造粒物の汚泥臭や感触の悪さを大いに減少することができ、衛生的に安全なものにすることができ、猫等の動物の排泄に使用する上で影響を与えない。
したがつて、本発明において、汚泥乾燥物を含む粒状の排泄物処理材は、この汚泥乾燥物の固有の色とは異なる色の着色物質により着色されるのが好ましい。例えば、白色粉状の配合材料を、排泄物処理材の40重量%以下の量、好ましくは、10重量%以下の量で、造粒に先立って、該汚泥に混合したり、該汚泥乾燥物の造粒物の表面にまぶしたりして、汚泥乾燥造粒物の色調を、汚泥乾燥物の色調と異なる色調に、例えば、略白色又は白色に近づかせるなどして、汚泥乾燥造粒物の汚泥乾燥物の色を緩和させることができる。
本発明において、このような着色物質として、顔料及び染料を使用することができる。このような顔料及び染料には、白色のものとして、紙粉、炭酸カルシウム、酸化チタン及び合成パールがあり、黒色のものとしては、カーボン、エリオクロムブラックT、アミノブラック10B及びクロラゾルブラックBHがある。青色の顔料及び染料としては、シアニンブルー、アゾブルー及びパテントブルーがあり、緑色の顔料及び染料としては、シアニングリーン及びエメラルドグリーンがあり、黄色の顔料及び染料としては、アゾイエロー、アシッドイエロー及びハンサイエローがある。紙粉は、染料、顔料等により予め着色して、各種着色用の材料として使用することができる。
本発明において排泄物処理材は、汚泥乾燥物等の微細な粉塵の発生を極力避けるために、例えば1mm以上の粒径の造粒物に造粒されるのが好ましいが、3mm以上の粒径の粒子に造粒すると、例えば、トイレ用の箱から室内に散り難くなり、仮令散ったとしても、粒子を拾い集めるのが容易であり、室内の衛生を保つ上で好ましい。しかし、これらの場合、1mm以下の粒子の存在や、3mm以下の粒子の存在を完全に排斥するものではない。本発明において、造粒物及び被覆粒状物は、球状、柱状、粒状及び/又は顆粒状等各種形状に形成することができる。
本発明において、配合材料としては、トイレットペーパー廃材、ティッシュペーパー廃材、化粧紙廃材、紙ナプキン廃材、ちり紙廃材、紙綿廃材、紙タオル廃材、便座シート廃材、動物用排泄物処理材の廃材、寝具用シーツ廃材、マスク廃材、アイマスク廃材、座席用ヘッドカバー廃材、枕カバー廃材、紙おむつ廃材、生理用ナプキン廃材、動物用紙おむつ廃材、動物用生理用ナプキン廃材、乳パッド廃材、汗パッド廃材、失禁パッド廃材、排泄物処理材の廃材、動物用シーツ廃材、衛生用品の廃材、鮮魚輸送用ラミネート紙廃材、野菜輸送用ラミネート紙廃材、ラミネート紙の印刷屑、ラミネート紙の端屑、バフ粉、ダンボール屑、新聞紙屑、雑誌屑、茶殻、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、チタン紙廃材、製紙スラッジ、パルプスラッジ、木材屑、鉋屑、木粉、家屋の解体材、新築廃材、不織布屑、ビート糖の粕、蜜柑の実の皮等の柑橘果皮、製紙用パルプ廃材、活性炭入りパルプ廃材、茶殻、機械パルプ廃材、化学パルプ廃材、セミケミカルパルプ廃材、綿状パルプ廃材、木材パルプ廃材、古紙パルプ廃材、紙粉、パンチ屑、衛生用品廃棄物の分級産物のフラッフパルプ、吸水性繊維廃材、吸水性樹脂廃材、吸水性樹脂を含む紙粉、製本時に発生する紙粉、不織布製造時に発生する紙粉、製紙工程において発生する紙粉若しくは衛生材料製造時に発生する紙粉、おから、即ちビートパルプ、ベントナイト、ゼオライト、シリカゲル若しくは製紙用パルプ、又はこれら2種以上の混合物がある。
本発明において、廃棄物は、製品の製造時に発生する規格外の不良品若しくは裁断屑、該不良品の再生処理時に発生する廃品及び使用済みの廃品の再生処理時に発生する廃品であって、前記製品の製造工程、並びに不良品及び廃品の再生工程において利用されないものである。例えば、紙食器廃棄物は、製造時に発生する紙食器の不良品、例えばラミネート紙食器の不良品廃棄物の他に、食事に供された使用済みの使い捨て紙食器類の廃棄物をも包含する。
本発明において配合される吸水性樹脂は、不良品の吸水性樹脂、高吸水性樹脂廃棄物、比較的吸水性能の小さい吸水性樹脂及び吸水性能の高い高吸水性樹脂を意味する。しかし、吸水性の高いものを使用すると、吸水性樹脂の使用量を少なくできるので好ましい。
高吸水性樹脂は、該樹脂に対し重量で数十倍から二千倍程度の水を吸収しても、形を保持できる樹脂であり、例えば、ビニルエステルとエチレン系不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合体鹸化物、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重合体、ポリアクリロニトリルの部分加水分解物、カルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリエチレングリコールの架橋物、キトサンの塩又はプルランのゲルなどがある。これら高級水性樹脂は、造粒に先立って、汚泥乾燥物の粒子に、単独で又は2種以上の混合物の形で配合することができる。
本発明において、着色物質及び配合材料の色彩を、紙粉又はパルプ等により、例えば白一色に揃えると、人又は動物用の診断用指示薬を配合して、排泄物についての検査用指示薬の発色の確認が容易となり、人又は動物の排泄物による検診を簡単に行うことができる。本発明において使用される排泄物検査用指示薬としては、例えば、従来の人又は動物用の尿検査用指示薬、例えば、人の尿検査用指示薬、即ち尿pH指示薬、尿蛋白指示薬、尿糖指示薬、尿ヘモグロビン指示薬及びその他の人の尿検査用指示薬が使用することができる。
したがって、例えば上に列記の白色の着色物質以外に、例えば、ベントナイト、ゼオライト、炭酸カルシウム及び石膏等の鉱物質の白色配合材料、並びに小麦粉、紙粉、製紙用パルプ粉、製紙スラッジ及びCMC等の白色配合材料を、汚泥乾燥物粒子の表面の着色物質として、使用することができる。
また、本発明において、汚泥乾燥物の着色乾燥造粒物は、それ自体脱臭能を有しているが、動物が排泄した尿等が分解して汚臭となるのを極力避けるために、本発明の動物の排泄物処理材には、汚泥乾燥物の着色乾燥造粒物に、補助脱臭剤として、10重量%以下の量で、吸着能を有する白色粉状のベントナイト、ゼオライト等、又は例えば黒色のたばこ用のチャコールフイルターの屑といった活性炭入りパルプ廃物などを配合することができる。これらは造粒物中に配合されるのが好ましい。
これらの造粒装置において、成形された造粒物の表面への白色粉末の付着は、造粒物が形成されたところで、造粒物表面に、例えば白色粉末を直接付着させたり、又は白色粉末を溶液又は懸濁液に変えて、噴霧等により付着させることができる。
本発明において、排泄物処理材は、泥乾燥物を含む造粒物表面を、被覆部で覆って形成することができる。被覆部で覆われた排泄物処理材において、被覆部は、乾燥被覆粒状物の被覆部の表面に排泄物を付着させて、排泄物を排泄物処理材により包み込むように、排泄物処理材の粒子相互も接着可能に形成されて、排泄物処理材粒子はその周囲から排泄物を包み込むことができるので、排泄物の汚臭等は、排泄物処理材に吸着されて周囲に汚臭が放散されることはない。
本発明は、動物の排泄物処理材は、脱臭性に優れる汚泥乾燥物を主として含有し、1mm以上、好ましくは3mm以上の粒径の造粒物に、吸水性及び/又は脱臭性の配合材料と共に成形されるので、動物の排泄した尿の吸収が良く、また保水性が良く、消臭性が顕著に良好である。
図1は、本発明の一実施例の粒状の排泄物処理材を製造する工程を示す概略の平面図である。
また、本例において、主としてプラスチック廃棄物を含む紙おむつ分級残渣供給用の計量ホッパー3は、ベルトコンベヤ4の搬送路上に位置して、ベルトコンベヤ4に紙おむつ分級残渣を供給可能に設けられている。本例において、下水汚泥供給用のベルトコンベヤ2の搬出口5及び紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口6は、夫々、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の導入口に位置して設けられている。ベルトコンベヤ2及びベルトコンベヤ4で第一混合用ベルトコンベヤ装置7に供給された脱水汚泥及び紙おむつ分級残渣は、第一混合用ベルトコンベヤ装置7の排出口8から混合用ホッパー9に収容される。
一方、円形篩16の篩下粒子は、篩下出口21に設けられている篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ装置22により、造粒装置12への第二混合用ベルトコンベヤ装置11に戻される。
振動型整粒機20において解された4mm以上の粒度の粒子は、篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26から搬出され、該篩上搬送用のベルトコンベヤ装置26に接続する第一の造粒物被覆装置27の供篩装置28に供給される。芯部となる粒子は、供給装置28から第一の造粒物被覆装置27に搬送されて、供給路30により、0.3mmの粒度の被覆材料及び高吸水性樹脂の混合物が散布されて、該混合物により表面が被覆される。
本例において、第三の造粒物被覆装置32には、水道水の噴霧装置35が設けられており、被覆部が形成された被覆粒子の被覆部に、噴霧装置35からは、水道水が噴霧される。
被覆された造粒物は、乾燥機38、例えば熱風乾燥機に導入され、乾燥されて、乾燥物出口39に設けられている乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られる。乾燥造粒物の粒状の排泄物処理材の製品は、製品タンク41の下方の出口下方に設けられた製品搬出用のベルトコンベヤ42により袋詰め領域43に取り出され、袋詰めされて出荷される。
そこで、脱水汚泥供給用のベルトコンベヤ2、紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4を作動させて、混合用ホッパー9に、夫々、所定量の脱水汚泥及び紙おむつ分級残渣を供給する。これら所定量の脱水汚泥及び紙おむつ分級残渣の混合用ホッパー9で混合された混合物は、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に供給され、予備混合装置11に送られる。予備混合装置13には、脱水汚泥と紙おむつ分級残渣の他に水道水が供給管14から供給されており、予備混合装置13で脱水汚泥、紙おむつ分級残渣及び水道水が一様に混合される。この混合物は、水分含有率が約30乃至45重量%であり、本例においては、約40重量%に調整されて造粒装置12に供給される。
造粒装置12のダイス15から押し出される造粒物粒子は、造粒物搬送用のベルトコンベヤ17により、円形篩16に送られて、篩分けされ、篩下の4mm以下の粒度の造粒物は、篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ21によつて、混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻される。4mm以上の粒度の篩上粒子は、篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ19によって、振動型整粒機20に送られ、一粒づつに解される。一粒づつに解されて、4mm以上の粒子は、篩23の篩上搬送用のベルトコンベヤ26によつて、第一の造粒物被覆装置27に送られ、そこで被覆用の材料が造粒物に対し所定の比率で被覆される。被覆用の材料は、被覆用の材料調整装置29で、被覆用の材料の被覆材料及び吸水性樹脂は、所定の配合比に調製され、供給コンベヤ装置30により第一の造粒物被覆装置27に送られる。
他方、振動型整粒機20で解されて4mm未満の粒子は、篩23の篩下出口から篩下搬送用ベルトコンベヤ24を介して混合物搬送用のベルトコンベヤ11に戻され、再度造粒処理される。
第三の造粒物被覆装置32で被覆用の材料で被覆された造粒物粒子は、第三の造粒物被覆装置32の排出路36から乾燥機38に送られて、熱風により乾燥される。乾燥機の温度は100℃以上の温度に保たれる。乾燥された造粒物は、乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ40により、製品タンク41に送られ、出荷用の製品とされる。
配合材料を撹拌装置9内に導入して、撹拌装置9により撹拌を行う。着色物質及び配合材料が撹拌配合された汚泥配合物は、着色物質の色に応じて、白色、黄色、緑色又は青色等の色を呈する。
下水処理場から排出された、濃縮され、脱水された下水汚泥の脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳:有機質80重量%無機質20重量%))100重量部に紙おむつ廃材分級残渣(成分内訳:プラスチック類70重量%、パルプ粉24重量%及び高吸水性樹脂6重量%)600重量部を混合機に入れて混合した。混合物は水分含有率12重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離し、熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例においては、ディスクペレッター型の押し出し造粒装置により猫のトイレ用の砂を製造したが、スクリュー型の押し出し装置により猫のトイレ用の砂を製造する場合は、スクリュー型の押し出し装置の押し出しの潤滑を助けるために、押し出し装置に導入される脱水汚泥と紙おむつ廃材分級残渣の混合物の水分含有率を40重量%とする必要があり、混合装置13において、脱水汚泥と紙おむつ廃材分級残渣の混合物に、水道水供給管12から、消臭及び抗菌剤のパンシルBA−210−1(リリース科学工業株式会社製)の水道水による50倍希釈溶液175重量部を供給して混合を行った。この50倍希釈溶液が供給されて混合された脱水汚泥と紙おむつ廃材分級残渣の混合物は、スクリュー式押出し造粒装置12に導入されて、ダイス15から、径が4.2mm長さが10mmの柱状の造粒物として押し出された。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性を有し、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部に紙おむつ廃材(成分内訳:綿状パルプ40乃至50重量%,高吸水性樹脂20乃至30重量%、ポリプロピレン製の不織布の表面材10乃至15重量%、ポリエチレンフィルム製の防水材10乃至15重量%及びエラスチックゴム製のテープ類)475重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率15重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離し、熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例においては、例1の場合と同様に、ディスクペレッター型の押し出し造粒装置を使用して猫のトイレ用の砂を作製したが、スクリュー型の押し出し装置を使用する場合は、スクリュー型の押し出し装置の潤滑を助けるために、押し出し装置に導入される脱水汚泥と紙おむつ廃材の混合物の水分含有率を40重量%とする必要があり、混合装置13において、脱水汚泥と紙おむつ廃材の混合物に、水道水供給管12から、消臭及び抗菌剤のパンシルBA−210−1(リリース科学工業株式会社製)の水道水による50倍希釈溶液125重量部を供給して混合を行った。この50倍希釈溶液125重量部の水道水を供給して混合を行った。この50倍希釈溶液が供給されて混合された脱水汚泥と紙おむつ廃材の混合物は、スクリュー式押出し造粒装置12に導入されて、ダイス15から、径が4.2mm長さが10mmの柱状の造粒物として押し出された。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性を有し、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、ラミネート廃材345重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(AS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)5重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率20重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離し、熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例においては、例1及び例2の場合と同様に、ディスクペレッター型の押し出し造粒装置を使用して猫のトイレ用の砂を作製したが、スクリュー型の押し出し装置を使用する場合は、スクリュー型の押し出し装置の押し出しの潤滑を助けるために、押し出し装置に導入される脱水汚泥とラミネート廃材の混合物の水分含有率を40重量%とする必要があり、混合装置13において、脱水汚泥とラミネート廃材の混合物に、水道水供給管12から、消臭及び抗菌剤のパンシルBA−210−1(リリース科学工業株式会社製)の水道水による50倍希釈溶液75重量部を供給して混合を行った。この50倍希釈溶液が供給されて混合された脱水汚泥と紙おむつ廃材分級残渣の混合物は、スクリュー式押出し造粒装置12に導入されて、ダイス15から、径が4.2mm長さが10mmの柱状の造粒物として押し出された。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排泄した部分が塊状となつており、容易に取り出すことができた。しかも吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができる。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、木粉160重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)2重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率40重量%であった。スクリュー型の押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離し、熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主として、直径5mm、長さ10mmのペレットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50m を加えたが、強力な吸水性及び脱臭性を有し、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排泄した部分が塊状となつており、容易に取り出すことができた。しかも吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができる。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1乃至例4で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、不織布屑135重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(AS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)6.5重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率45重量%であった。この混合物をスクリュー型の押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離し、熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主として、直径5mm、長さ10mmのペレットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の20倍に希釈したアンモニア水50m を加えたが、強力な吸水性及び脱臭性を有し、室内にアンモニア臭を感じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排泄した部分が塊状となつており、容易に取り出すことができた。しかも吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができる。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
下水処理場から排出された、濃縮され、脱水された下水汚泥の脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳:有機質80重量%無機質20重量%))100重量部に紙おむつ廃材分級残渣(成分内訳:プラスチック廃材70重量%、パルプ粉24重量%、高吸水性樹脂6重量%)600重量部を混合機に入れて混合した。混合物は水分含有率12重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒し、この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離して、主として、直径5mm、長さ10mmの造粒物を得た。
この造粒物83重量部に、コーティング材17重量部を被覆し、熱風乾燥して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの被覆粒状物を得た。この被覆粒状物を集めて、猫のトイレ用の砂とした。本例において、コーティング材は、0.3mmの粒度の紙粉60重量%、澱粉アクリル酸系の高吸水性樹脂(ハイモサブHS1100(商品名):ハイモ株式会社)14重量%、ポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)12重量%、T−α化澱粉(商品名)(松谷化学工業株式会社製)8重量%及びC級石膏(商品名)(吉野石膏株式会社製)6重量%の混合物を使用した。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部に紙おむつ廃材(成分内訳:綿状パルプ40乃至50重量%,高吸水性樹脂20乃至30重量%、ポリプロピレン製の不織布の表面材10乃至15重量%、ポリエチレンフィルム製の防水材10乃至15重量%及びエラスチックゴム製のテープ類)475重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率15重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒し、この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの造粒物を得た。
この造粒物83重量部に、コーティング材17重量部を被覆し、熱風乾燥して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの被覆粒状物を得た。この被覆粒状物を集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、コーティング材は、例6と同様の混合物であり、その組成は、0.3mmの粒度の紙粉60重量%、澱粉アクリル酸系の高吸水性樹脂(ハイモサブHS1100(商品名):ハイモ株式会社)14重量%、ポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)12重量%、T−α化澱粉(商品名)(松谷化学工業株式会社製)8重量%及びC級石膏(商品名)(吉野石膏株式会社製)6重量%であった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、ラミネート廃材345重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(AS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)5重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率20重量%であった。この混合物をディスクペレッターの押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離して、主として、直径4.2mm、長さ10mmのペレットを得た。
この造粒物83重量部に、コーティング材17重量部を被覆し、熱風乾燥して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの被覆粒状物を得た。この被覆粒状物を集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、コーティング材は、例6及び7で使用したものと同様の混合物であり、その組成は、0.3mmの粒度の紙粉60重量%、澱粉アクリル酸系の高吸水性樹脂(ハイモサブHS1100(商品名):ハイモ株式会社)14重量%、ポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)12重量%、T−α化澱粉(商品名)(松谷化学工業株式会社製)8重量%及びC級石膏(商品名)(吉野石膏株式会社製)6重量%であった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイレに流したが、何等問題がなかった。
例1で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、木粉160重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)2重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率40重量%であった。スクリュー型の押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの造粒物を得た。
この造粒物80重量部に、コーティング材20重量部を被覆し、熱風乾燥して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの被覆粒状物を得た。この被覆粒状物を集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、コーティング材はの組成は、0.3mmの粒度の紙粉60重量%、澱粉アクリル酸系の高吸水性樹脂(ハイモサブHS1100(商品名):ハイモ株式会社)24重量%、ポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)13重量%及び高吸水性樹脂のダイヤフロックK−201G(商品名)(ダイヤフロック株式会社製)3重量であった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用されたが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
例1乃至例4で使用した脱水汚泥と同一のロットから得られた脱水汚泥(含水率75重量%、固体成分25重量%(固体成分内訳、有機質80重量%無機質20重量%))100重量部、不織布屑135重量部及びポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(AS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)6.5重量部を混合装置13に入れて混合した。混合物は水分含有率45重量%であった。この混合物をスクリュー型の押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径4mmの開口のスクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物について、上段に10mm開口の篩、下段に4mm開口の篩を備える円形篩装置で、比較的大きい粒子と細かい粒子を篩分けて分離して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの造粒物を得た。
この造粒物83重量部に、コーティング材17重量部を被覆し、熱風乾燥して、主として、直径4.2mm、長さ10mmの被覆粒状物を得た。この被覆粒状物を集めて、猫のトイレ用の砂とした。
本例において、コーティング材の組成は、0.3mmの粒度の紙粉60重量%、澱粉アクリル酸系の高吸水性樹脂(ハイモサブHS1100(商品名):ハイモ株式会社)24重量%、ポリアクリル酸ナトリウム系の高吸水性樹脂(アクアパールAS−900S(商品名):三菱化学株式会社製)13重量%及び高吸水性樹脂のダイヤフロックK−201G(商品名)(ダイヤフロック株式会社製)3重量であった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用されたが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
2、4 ベルトコンベヤ
3 紙おむつ分級残渣供給用
5 脱水汚泥供給用のベルトコンベヤ2の搬出口
6 紙おむつ分級残渣供給用のベルトコンベヤ4の搬送出口
7 第一混合用ベルトコンベヤ
8 第一混合用ベルトコンベヤ7の排出口
9 混合用ホッパー
10 混合用ホッパー9の供給口
11 第二混合用ベルトコンベヤ
12 造粒装置
13 造粒装置12の混合装置
14 水道水供給管
15 造粒装置12のダイス
16 円形篩
17 造粒物搬送用のベルトコンベヤ
18 篩上出口
19 篩上粒子搬送用のベルトコンベヤ
20 振動型整粒機
21 篩下出口
22 篩下粒子搬送用のベルトコンベヤ
23 目の開きが4mm以下の篩
24 篩下搬送用ベルトコンベヤ
25 篩上出口
26 篩上出口25に接続する篩上搬送用のベルトコンベヤ
27 第一の造粒物被覆装置
28 第一の造粒物被覆装置27の篩装置
29 0.3mmの粒度の紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給ホッパー
30 紙粉及び高吸水性樹脂の混合物の供給路
31 第二の造粒物被覆装置
32 第三の造粒物被覆装置
33 第一の造粒物被覆装置27の排出路
34 第二の造粒物被覆装置31の排出路
35 水道水の噴霧装置
36 第三の造粒物被覆装置32の排出路
37 被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ
38 被覆造粒物搬送用のベルトコンベヤ37が接続する乾燥機
39 乾燥物出口
40 乾燥造粒物搬送用のベルトコンベヤ
41 製品タンク
42 製品搬出用のベルトコンベヤ
43 袋詰め領域
Claims (16)
- 原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上に、配合材料及び前記原材料より少ない量の吸水性樹脂及び殺菌性を有する物質を混合し、混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この形成された造粒物を乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上に、配合材料及び前記原材料より少ない量の吸水性樹脂及び殺菌性を有する物質を混合し、この混合物に、前記原材料より少ない量の脱臭剤、着色物質若しくは接着剤、又は脱臭剤、着色物質及び接着剤の中の二種以上を混合し、この混合物を造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物を乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上に、配合材料を配合し、この配合物に前記原材料より少ない量の吸水性樹脂及び殺菌性を有する物質を混合して造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物の表面に被覆材料及び吸水性樹脂を含む被覆層を形成して、被覆粒状物を形成し、この被覆粒状物を乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上に、配合材料及び前記原材料より少ない量の吸水性樹脂及び殺菌性を有する物質を配合し、この配合物に、前記原材料より少ない量の脱臭剤、着色物質若しくは接着剤、又は脱臭剤、着色物質及び接着剤の中の二種以上を混合して造粒して、1ミリメートル以上の粒度の造粒物を形成し、この造粒物の表面に被覆材料及び吸水性樹脂を含む被覆層を形成して、被覆粒状物を形成し、この被覆粒状物を乾燥することを特徴とする粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物が、原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上を、50重量%以上の量で含有するものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物が、原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上を、30重量%以上の量で含有するものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物が、原材料の下水汚泥、下水汚泥乾燥物、消化汚泥、消化汚泥乾燥物、活性汚泥若しくは活性汚泥乾燥物又はこれらの原材料の二種以上を、10重量%以上の量で含有するものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物の接着剤含有率が、10重量%以下であることを特徴とする請求項2又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 造粒物の脱臭剤含有率が、10重量%以下であることを特徴とする請求項2又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 乾燥された被覆粒状物の水分含有率が15重量%以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 乾燥された被覆粒状物の水分含有率が10重量%以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 乾燥された被覆粒状物の水分含有率が5重量%以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 殺菌作用を有する物質が、殺菌剤若しくは防黴剤又は殺菌剤及び防腐剤であることを特徴とする請求項2又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 被覆層が、被覆材料及び吸水性樹脂の混合物に、接着剤若しくは着色物質又はこれらの混合物が混合された混合物により形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 被覆層が、被覆材料を80重量%以上の量で含有して形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
- 被覆層の接着剤含有率が、10重量%以下であることを特徴とする請求項14に記載の粒状の排泄物処理材の製造方法。
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