JP6396265B2 - リベット打込用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、リベット止めに用いるリベット打込用治具に関するものである。
建築物の天井裏や床下などに設置される空調ダクトは、一般に複数の筒形ユニットを必要な長さになるまで接続して構成されている。
また、この空調ダクトには、ファン装置が接続されるものもあり、この場合にはファン装置と筒形ユニットを直接接続してしまうと、ファン装置の振動で筒形ユニットが共振してしまうので、防振目的でファン装置と筒形ユニットとの間にたわみ継手と称される可撓性の筒部材を介存させている。
このたわみ継手は、端部に接続枠が付設され、この接続枠を介して前記筒形ユニットに接続できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2566697号公報
この種たわみ継手は、リベット止めか釘止めによって接続枠が付設される構造が一般的である。
しかしながら、リベット止めする場合は、接続枠に予めリベット挿入用の下孔を多数穿孔しておき、この下孔に仮保持したリベットを公知のリベット打込機を用いてリベット止めしていくが、多数の下孔を穿孔する作業が非常に厄介な上、下孔があってもこの下孔に仮保持したリベットが安定せずにリベット止めが上手くいかないこともあった。
一方、釘止めする場合は、多数の釘止め箇所へのコーキング処理が必要でこの作業が厄介な上、ファン装置からの振動で釘が緩んでしまうおそれがあった。
本発明は、このようなたわみ継手と接続枠とのリベット止め用として高い実用性を発揮し、接続枠への下孔加工が不要にしてリベットを安定的に仮保持してリベット止めを行うことができるリベット打込用治具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ダクト形成用のたわみ継手13を、リベット打込機8で接続枠1Aにリベット止めする際に用いられるリベット打込用治具であって、前記接続枠1Aに保持可能なベース部2に、保持可動部3可動自在に設けられ、この保持可動部3に、リベット頭部5を支承しリベット4を吊下げ保持するリベット支承部6設けられ、この保持可動部3を付勢して前記リベット支承部6をリベット支承位置に付勢保持する付勢体7設けられ、このリベット支承位置に付勢保持されているリベット支承部6に吊下げ保持したリベット頭部5をリベット打込機8のパンチ9で押圧して前記接続枠1Aにリベット止めするように構成され、このリベット止めの際にパンチ9若しくはリベット頭部5に押圧されることで前記保持可動部3が付勢体7の付勢に抗して可動し、前記リベット支承部6がリベット頭部5から退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除される保持解除手段10、前記保持可動部3に設けられており、前記ベース部2は、前記接続枠1Aの接続用フランジ部14に被嵌保持可能且つこの被嵌保持状態で接続用フランジ部14に沿って横移動可能な鉤形状に形成されていることを特徴とするリベット打込用治具に係るものである。
また、前記ベース部2に、前記保持可動部3として一対の可動半体11互いに接離可動自在に設けられ、この一対の可動半体11の対向部に、この対向部同士を近接若しくは当接することによって前記リベット支承部6を形成してリベット4をリベット支承位置に保持可能なリベット受け凹部12設けられ、前記保持解除手段10は、リベット止めの際に前記パンチ9若しくはリベット頭部5に押圧されることで前記一対の可動半体11が付勢体7の付勢に抗して互いに離反方向に可動し、前記リベット支承部6を構成する前記各リベット受け凹部12がリベット頭部5から退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のリベット打込用治具に係るものである。
また、前記一対の可動半体11は、夫々に対向内側に向けて支承腕部11A突設されていると共に、各支承腕部11Aの対向部に前記リベット受け凹部12設けられ、この一対の可動半体11前記ベース部2に回動自在に設けられていると共に、この一対の可動半体11の回動により前記リベット受け凹部12同士が接離可動可能となるように構成され、この一対の可動部を回動付勢して前記リベット受け凹部12同士を前記リベット支承部6形成状態に付勢保持する前記付勢体7、この一対の可動半体11に設けられ、前記保持解除手段10は、リベット止めの際に前記パンチ9若しくはリベット頭部5に押圧されることで前記一対の可動半体11が前記付勢体7の付勢に抗して互いに離反方向に回動し、前記リベット支承部6を構成する前記各リベット受け凹部12がリベット頭部5から退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のリベット打込用治具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ダクト形成用のたわみ継手に付設される接続枠に対しベース部を簡易に被嵌保持できてリベット支承部にリベットを吊下げ保持でき、これにより接続枠に面倒なリベット仮保持用の下孔加工は不要となり、しかも、リベット止めに際して保持解除手段によりリベット支承部がリベット頭部から退避移動するので、リベット打込機のパンチによるリベット止めの妨げにならず確実なリベット止めがなされてリベット止め作業(たわみ継手の接続枠への付設作業)を簡易に且つ確実に行うことができ、その上、接続枠の接続用フランジ部に対しベース部を横移動させて接続枠の複数箇所へ連続的に効率良くリベット止め作業を行うこともできるなど、極めて実用性に優れたリベット打込用治具となる。
また、請求項2,3記載の発明においては、リベットを安定的に吊下げ保持でき、且つリベット止めの際に、リベット支承部がリベット頭部から退避移動する保持解除手段を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成のリベット打込用治具となる。
本実施例を示す、リベット支承部が形成された状態(a)と、リベット支承部の保持解除状態(b)の斜視図である。 本実施例の分解斜視図である。 本実施例の使用状態を示す概略説明斜視図である。 本実施例の使用状態における、リベット支承部にリベットを吊下げ保持した状態を示す拡大説明正面図である。 図4に続いて、リベット打込機のパンチがリベット頭部の押圧を開始した状態を示す拡大説明正面図である。 図5に続いて、リベット止めが完了した状態を示す拡大説明正面図である。 図6に続いて、リベット打込機のパンチをパンチ退避部に退避させると共に、ベース部を接続枠の接続用フランジ部に対し横移動し、再びリベット支承部にリベットをセットしようとする状態を示す拡大説明正面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、ダクト形成用のたわみ継手13を、リベット打込機8で接続枠1Aにリベット止めする際に用いられるリベット打込用治具であって、前記接続枠1Aの接続用フランジ部14に鉤形状のベース部2を被嵌保持し、付勢体7に保持可動部3が付勢されることでリベット支承位置に付勢保持されているリベット支承部6に、リベット頭部5を支承してリベット4を吊下げ保持する。
続いて、リベット支承部6に吊下げ保持されたリベット4のリベット頭部5を、リベット打込機8のパンチ9で押圧すると、接続枠1Aにリベット止めされるが、この際、保持可動部3に設けた保持解除手段10により、パンチ9若しくはリベット頭部5に押圧されることで前記保持可動部3が付勢体7の付勢に抗して可動し、前記リベット支承部6がリベット頭部5から退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除されるので、リベット支承部6がパンチ9によるリベット止めの妨げとはならない。
従って、リベット支承部6でリベット4を安定的に吊下げ保持しながら接続枠1Aにリベット止めできるので、接続枠1Aへの下孔加工などを要することなく、簡易に且つ確実にリベット止め作業(たわみ継手13の接続枠1Aへの付設作業)が行われる。
また、接続枠1Aの接続用フランジ部14に対し、ベース部2を横移動させると、接続枠1Aの複数箇所へ連続的にリベット止め作業を行うこともできる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、ダクト形成用の筒形ユニットの接続用フランジ部に対して接続可能な接続用フランジ部14を具備する方形枠状の接続枠1Aをリベット止めする部材1とし、この接続枠1Aにリベット打込機8でたわみ継手13をリベット止めする際に用いるリベット打込用治具であって、前記接続枠1Aの接続用フランジ部14に保持可能なベース部2に、保持可動部3を可動自在に設け、この保持可動部3に、リベット4を挿入してリベット頭部5を支承しリベット4を吊下げ保持するリベット支承部6を設けている
具体的には、本実施例のベース部2は、図1,図2に示すように、一枚の金属製板材を、前記接続用フランジ部14に被嵌保持可能な鉤形状に折曲形成して構成している。更に詳しくは、前記板材を、接続用フランジ部14の一側面に沿設する前板部2Aと、接続用フランジ部14の外縁部に沿設当接する上板部2Bと、接続用フランジ部14の他側面に沿設する後板部2Cとから成る転コ字状に折曲形成してベース部2を構成している。
また、このベース部2は、接続用フランジ部14に被嵌保持した状態で、前記前板部2Aの下縁や後述する取付台座15の下縁が接続枠1Aの周壁面に接することのない高さ寸法に設定構成し、これによりこのベース部2を、接続用フランジ部14に被嵌保持した状態で接続用フランジ部14に沿って横移動させることが可能となるように構成している(図3及び図7中の矢印参照)。
また、図2に示すように、このベース部2の前板部2Aの外側面の左右二箇所に、前方へ向けて取付台座15を突設し、この取付台座15に前記保持可動部3を付設する構成としている。
本実施例の保持可動部3は、一対の金属製の可動半体11から成り、この各可動半体11を左右の前記取付台座15に夫々一体ずつ付設している。
また、この一対の可動半体11は、互いに接離可動自在に設け、この一対の可動半体11の対向部に前記リベット支承部6を設けた構成としている。
更に詳しくは、一対の可動半体11は、図1,図2に示すように、左右対称形であって横設部11Aと縦設部11Bとが連設する略L字形体に形成し、縦設部11Bを上側とし、下側の横設部11Aが対向内側に向かって突設するようにこの一対の可動半体11を配して前記取付台座15に付設している。
また、この各可動半体11の横設部11Aを支承腕部11Aとすると共に、この各支承腕部11Aの突出対向端部に、この突出対向端部同士を近接若しくは当接することによって前記リベット支承部6を形成してリベット4をリベット支承位置に保持可能なリベット受け凹部12を設けている。
また、この各リベット受け凹部12は、左右対称形であって、リベット4の柱状部の外形状に対応した平面視半円弧状に凹む形状に形成している。
即ち、各可動半体11の支承腕部11Aの突出対向端部同士が近接若しくは当接(図面は当接した場合を示している。)すると、半円弧状のリベット受け凹部12同士が突き合されて平面視丸孔状の前記リベット支承部6が形成され(図1(a)参照)、このリベット支承部6にリベット4の柱状部を上方から挿入でき、この挿入したリベット4のリベット頭部5が各リベット受け凹部12の上側縁部の周囲(丸孔状のリベット支承部6の孔縁部の近傍)に載置して吊下げ保持状態となる構成としている(図4参照)。
また、この一対の可動半体11は、その縦設部11Bの上端部を軸ボルト16により前記取付台座15に軸着して、この一対の可動半体11を前板部2Aの板面に沿って回動可能に設け、この一対の可動半体11の回動により前記支承腕部11A(リベット受け凹部12)同士が接離可動可能となるように構成している。
また、本実施例は、保持可動部3たる一対の可動半体11を付勢して前記リベット支承部6をリベット支承位置(リベット支承部6が形成される状態)に付勢保持する付勢体7を設け、このリベット支承位置に付勢保持されているリベット支承部6に吊下げ保持したリベット頭部5を、公知のリベット打込機8のパンチ9で押圧して前記リベット止めする部材1にリベット止めできるように構成している。
具体的には、図1,図2に示すように、前記取付台座15の前記軸ボルト16近傍に、付勢体7としてのトーションバネ7を取付ボルト17によって取付けし、このトーションバネ7の一端部を取付台座15に設けた係止溝22に係止すると共に、他端部を前記可動半体11に係止することにより、一対の可動半体11の支承腕部11Aの対向端部同士が当接しようとする方向(前記リベット受け凹部12が前記リベット支承部6を形成しようとする方向)に回動付勢される構成としている。
また、前記各取付台座15には、丸棒状の回動ストッパー18を前方に向けて突設し、この回動ストッパー18により、回動付勢される一対の可動半体11が、その前記支承腕部11Aが略水平となった位置以上に回動しないよう回動規制される構成とし、この回動ストッパー18による回動停止位置で、略水平となった各支承腕部11Aの対向端部同士が当接して前記リベット支承部6を形成するように、一対の可動半体11の形状を設定している。
また、各支承腕部11Aの上部を平坦面に形成し、前記リベット支承部6を形成した際に略水平面となっているこの各支承腕部11Aの突出対向端部側の上面(丸孔状のリベット支承部6の孔縁部の近傍)に、リベット頭部5が安定的に載置し吊下げ保持状態となる構成としている(図4参照)。
本実施例は、前記リベット打込機8を用いたリベット止めの際に、このリベット打込機8のパンチ9に押圧されることで、若しくはパンチ9に押圧されたリベット頭部5に押圧されることで前記保持可動部3が付勢体7の付勢に抗して可動し、前記リベット支承部6がリベット頭部5から退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除される保持解除手段10を、前記保持可動部3に設けている。
具体的には、保持解除手段10は、前記一対の可動半体11が回動移動する際に、この各可動半体11がリベット止めする部材1としての接続枠1Aの周壁面に接触することなく逃げるように、前記縦設部11Bの長さ寸法を設定すると共に、各支承腕部11Aの下面を円弧面に形成している(図4〜図6参照)。
また、各支承腕部11Aの平坦上面は、前記リベット打込機8のパンチ9が前記リベット支承部6に吊下げ保持されたリベット4のリベット頭部5を押圧する際に、略同時に押圧される被押圧部19とし、この被押圧部19がパンチ9とパンチ9に押圧されたリベット頭部5とによって下方へ押圧されると、一対の可動半体11が、その各支承腕部11Aが互いに離反する方向へと徐々に回動退避し、これによってリベット支承部6を形成しているリベット受け凹部12同士も徐々に離反してリベット4の吊下げ保持状態が解除されていくように構成し、この一対の可動半体11は、最終的にパンチ9の外方にまで押圧回動退避してこのパンチ9によるリベット止めの妨げとならなくなる前記保持解除手段10を構成している(図4〜図6参照)。
また、本実施例では、左右の前記取付台座15の上部を平坦面に形成して、この上部平坦面20を、リベット止め時以外は前記リベット打込機8のパンチ9を載置して退避させておくことのできるパンチ退避部20としている。
次に、本実施例の使用方法を説明する。
予め、ダクト形成用のたわみ継手13を接続枠1A(リベット止めする部材1)の内周部にセットしておく。
この接続枠1Aの接続用フランジ部4に、上方からベース部2を被嵌保持し、付勢体7に一対の可動半体11(保持可動部3)が付勢されることでリベット支承位置に付勢保持されているリベット支承部6に、リベット4の柱状部を挿入しリベット頭部5を支承してリベット4を吊下げ保持し、続いて、リベット支承部6の上方にパンチ9が配設するようにリベット打込機8をセットする(図3,図4参照)。
そして、このリベット支承部6に吊下げ保持されたリベット4のリベット頭部5をリベット打込機8のパンチ9で押圧すると、接続枠1Aにリベット止めされて接続枠1Aにたわみ継手13がカシメられるが、この際、前記各支承腕部11A(の前記被押圧部19)がパンチ9とこのパンチ9に押圧されたリベット頭部5とに押圧されることで前記一対の可動半体11(支承腕部11A)が付勢体7の付勢に抗して下方へ回動し、これに伴って前記リベット支承部6を形成する各リベット受け凹部12がリベット頭部5から離反するように退避移動してリベット4の吊下げ保持状態が解除されるので、リベット支承部6がリベット止めの妨げとはならない(図5,図6参照)。リベット止めが完了してパンチ9が上動すると、前記付勢体7の付勢によって一対の可動半体11が自動的に回動復帰しリベット支承部6が形成される。
このようにしてリベット止めが完了したら、パンチ9を前記パンチ退避部20に退避してベース部2を接続用フランジ部14に沿って横移動させ、再びリベット支承部6にリベット4を吊下げ保持して別の位置へリベット止めを行う(図7参照)。
この作業を繰り返して、接続枠1Aの略全周にたわみ継手13をリベット止めする。
図中符号21はリベット打込機8のダイである。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1A 接続枠
2 ベース部
3 保持可動部
4 リベット
5 リベット頭部
6 リベット支承部
7 付勢体
8 リベット打込機
9 パンチ
10 保持解除手段
11 可動半体
11A 支承腕部
12 リベット受け凹部
13 たわみ継手
14 接続用フランジ部

Claims (3)

  1. ダクト形成用のたわみ継手を、リベット打込機で接続枠にリベット止めする際に用いられるリベット打込用治具であって、前記接続枠に保持可能なベース部に、保持可動部可動自在に設けられ、この保持可動部に、リベット頭部を支承しリベットを吊下げ保持するリベット支承部設けられ、この保持可動部を付勢して前記リベット支承部をリベット支承位置に付勢保持する付勢体設けられ、このリベット支承位置に付勢保持されているリベット支承部に吊下げ保持したリベット頭部をリベット打込機のパンチで押圧して前記接続枠にリベット止めするように構成され、このリベット止めの際にパンチ若しくはリベット頭部に押圧されることで前記保持可動部が付勢体の付勢に抗して可動し、前記リベット支承部がリベット頭部から退避移動してリベットの吊下げ保持状態が解除される保持解除手段、前記保持可動部に設けられており、前記ベース部は、前記接続枠の接続用フランジ部に被嵌保持可能且つこの被嵌保持状態で接続用フランジ部に沿って横移動可能な鉤形状に形成されていることを特徴とするリベット打込用治具。
  2. 前記ベース部に、前記保持可動部として一対の可動半体互いに接離可動自在に設けられ、この一対の可動半体の対向部に、この対向部同士を近接若しくは当接することによって前記リベット支承部を形成してリベットをリベット支承位置に保持可能なリベット受け凹部設けられ、前記保持解除手段は、リベット止めの際に前記パンチ若しくはリベット頭部に押圧されることで前記一対の可動半体が付勢体の付勢に抗して互いに離反方向に可動し、前記リベット支承部を構成する前記各リベット受け凹部がリベット頭部から退避移動してリベットの吊下げ保持状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のリベット打込用治具。
  3. 前記一対の可動半体は、夫々に対向内側に向けて支承腕部突設されていると共に、各支承腕部の対向部に前記リベット受け凹部設けられ、この一対の可動半体前記ベース部に回動自在に設けられていると共に、この一対の可動半体の回動により前記リベット受け凹部同士が接離可動可能となるように構成され、この一対の可動部を回動付勢して前記リベット受け凹部同士を前記リベット支承部形成状態に付勢保持する前記付勢体、この一対の可動半体に設けられ、前記保持解除手段は、リベット止めの際に前記パンチ若しくはリベット頭部に押圧されることで前記一対の可動半体が前記付勢体の付勢に抗して互いに離反方向に回動し、前記リベット支承部を構成する前記各リベット受け凹部がリベット頭部から退避移動してリベットの吊下げ保持状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のリベット打込用治具。
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