JP5039694B2 - 改良されたスエージ加工具 - Google Patents

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Description

本発明はスエージ加工装置に関し、特に接続金具をスエージ加工するためのスエージ加工具に関する。
油圧系統においては、管同士を流体密封接続するためにスエージ加工された接続金具が管の端部に結合されている。飛行機の油圧系統におけるスエージ加工された接続金具は古くから使用されている。スエージ加工の作業では、円筒スリーブなどの管が接続金具に挿入された後、スエージ加工具によって前記金具がかしめられ、半径方向内側に突出する方向に屈曲される。接続金具外表面にある突起部は平坦にされて金具内表面へ移動し、管にくぼみを生じさせることにより、管と金具を強固に固定する。
スエージ加工される接続金具は手の届きにくい場所に設置されることも多い。その結果、スエージ加工具はかかる場所に設置した接続金具であって作業ができるように小型であることが必要となる。従来のスエージ加工具にはヨーク内に取り付けられている上金型と、金型ホルダーにより加工具に取り付けられている下金型とを支持する小型な構造のものがある。また、ヨークを加工具から分離できるスエージ加工具もある。
従来のスエージ加工具には多くの問題がある。あるスエージ加工具では、スエージ加工の作業中に下金型が回転したり揺動する傾向がある。金型が回転したり揺動すると、スエージ加工具に損傷を与えることがあり、その結果、不完全なスエージ加工のなされた接続金具となる。適切でない方法で何度も使用されるとスエージ加工の摩耗に関する問題が生じる。このように従来のスエージ加工具は信頼に欠くものであった。
さまざまなスエージ加工を行うことができ従来のスエージ加工具の欠点を克服する万能で小型のスエージ加工具が必要とされている。
本願発明は油圧継手のスエージ加工や管接続に使用されるスエージ装置または加工具を提供する。一実施例では、スエージ加工具は、ヘッド部と動力部とを含んでいる。前記ヘッド部は、ヘッド部材と第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持する第1のバネクリップとを含んでいる。前記ヘッド部材は、さらに金型ブロックと第2の金型を前記金型ブロックの一部に保持する第2のバネクリップとを含んでいる。前記動力部は、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を含んでいる。前記動力部は、前記金型ブロックに係合して前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させ、接続金具をスエージ加工して管を接続する可動ピストンを含んでいる。
本発明の別の実施例であるスエージ加工具は、第1の金型がその一部に接続されるヘッド部と、第2の金型がその一部に接続される金型ブロックと、前記金型ブロックと前記ヘッド部とを支える取付部を備えたベース部材を有する動力部とを有している。前記動力部は、前記金型ブロックに係合し、前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを含んでいる。前記金型ブロックは前記ベース部材の前記取付部を一方向にのみ接続し、前記ヘッド部材は前記ベース部の前記取付部へ一定方向にのみ摺動して係合される。
本発明の別の実施例であるスエージ加工具は、ヘッド部材と、第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持する第1のバネクリップとを有している。前記ヘッド部材は、金型ブロックと第2の金型をぜんっき金型ブロックの一部分に保持する第2のバネクリップとを有している。スエージ加工具はさらに、前記ヘッド部材を支持する取付部を備えたベース部を有する動力部を含んでいる。前記動力部は、前記ヘッド部材が前記動力部に取付けられて前記第2の金型が前記第1の金型の方向へ移動するときに、ヘッド部材の金型ブロックに係合する、可動ピストンを含んでいる。前記動力部はさらに、前記ヘッド部材が前記動力部に取付けられているときに、前記ヘッド部材を前記動力部に固定するスリーブを含んでいる。
本願発明の他の実施例であるスエージ加工具は、第1および第2の金型と、第1および第2の側部の間に介在するヘッド部材とを有している。前記第1の側部は、第1の形状を呈した脚部を含み、前記第2の側部は、前記第1の形状と異なる第2の形状を呈した脚部を含んでいる。第1のバネクリップは、第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持している。前記スエージ加工具は、金型ブロックと第2の金型を前記金型ブロックの一部に保持する第2のバネクリップを含んでいる。前記スエージ加工具は、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を有する動力部を含んでいる。前記動力部は、前記金型ブロックに係合して前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを含んでいる。前記ベース部材の前記取付部は、前記ヘッド部材の前記第1の側部の前記脚部を摺動させて支持する形状を呈した第1の溝部と、前記ヘッド部材の前記第2の側部の前記脚部を摺動させて支持する形状を呈した第2の溝部とを有している。
本発明の他の実施例であるスエージ加工具は、少なくとも一つの溝部を有する第1の金型と、ヘッド部材と、前記少なくとも一つの前記第1の金型に係合し、前記第1の金型を前記ヘッド部材の一部に保持する少なくとも一つの爪を有する第1のバネクリップとを有している。前記スエージ加工具は、少なくとも一つの溝と、金型ブロックと、前記第2の金型の少なくとも一つの溝に係合し、前記第2の金型を前記金型ブロックの一部に保持する少なくとも一つの爪を有する第2のバネクリップとを有する第2の金型を含んでいる。前記スエージ加工具は、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を有する動力部を含んでいる。前記動力部は、前記金型ブロックに係合し、前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを含んでいる。
本発明のその他の実施例や利点は、以下に述べる詳細な説明や添付の図において明らかにする。
図1Aは本願発明におけるスエージ加工具を示す。スエージ加工具100は、動力部103に摺動可能に取り付けられたヘッド部すなわちヨーク部101を有している。図1Bは、動力部103からヘッド部101の一部を摺動させて取り外した状態のスエージ加工具100を示す。図1Cは、ヘッド部材102、金型ブロック106、第1(上部)および第2(下部)の金型110、114、第1(上部)および第2(下部)のバネクリップ112、116を含むヘッド部101の構成部品を示す。図1Dは、ベース部材104を含む動力部103の構成部品を示す。図1Bは、金型ブロック106が動力部103のベース部材104の上部に着脱自在に取り付けられた状態を示す。第1の金型110は、第1のバネクリップ112を介してヘッド部材102すなわちヘッド部101に着脱自在に取り付けられている。第2の金型114は、第2のバネクリップ116を介して金型ブロック106に着脱自在に取り付けられている。
ヘッド部材102は、少なくとも両側部166、167の間に湾曲した中央部162を形成しているU字形構造体を含んでいる。湾曲した中央部162は、第1のバネクリップ112の湾曲した内周面を支持するのに適した形に湾曲した外周面170を含んでいる。湾曲した中央部162は、第1の金型110の湾曲した外周面を支持するのに適した形に湾曲した内周面168を含んでいる。ヘッド部材102は 中央部162および両側部166、167とが交差する部分の内側部分に設けられた段部210を含んでいる。ヘッド部品102は、第1および第2の側部166、167のそれぞれの下端に第1および第2の脚部180、182を含んでいる。
図1Dに示されるように、動力部103のベース部材104は、下円筒部188と、半径が前記下円筒部188より小さい上円筒部198とを含む。ベース部材104は、金型ブロック106を支えるべく上円筒部198に隣接した位置に平坦な上部表面204を備えた取付部200を含んでいる。該取付部200は、凹陥部308を有し、円筒形状ピストンロッドを通過させ、金型ブロック106を収容している。一実施例において凹陥部308は面取りされた外縁を含んでいる。
取付部200は、上部表面204から前記取付部の幅方向にわたって伸びる突出した側壁206を含んでいる。一実施例において、図1Dに示されるように、取付部200と突出した側壁206は、ベース部材104の一体的に構成をなしている。取付部200の突出した側壁206は、金型ブロック106、第2の金型114および第2のバネクリップ116を、ベース部材104の一部である取付部200の上部表面204の一定方向にすなわち一定位置でのみ組立てられるようにしており、不適切すなわち間違った位置での組立てを防ぐことができる。この点は、以下で詳細に説明する。
ベース部材104は、取付部200の左右両側であってベース部材104の上円筒部198と隣接した位置に第1および第2の溝部184,186を含んでいる。第1の脚部180は、ベース部材104の第1の溝部184へ摺動自在に嵌合する形状をなし、第2の脚部182は、ベース部材104の第2の溝部186へ摺動自在に嵌合する形状をなしている。第1の脚部180とこれに対応する第1の溝部184への嵌合、および第2の脚部182とこれに対応する第2の溝部186への嵌合は、異なる形状が用いられているため、ヘッド部材102を一定方向の向きでベース部材104へ取り付けることができる。一実施例において、ヘッド部101と動力部103とを一定方向に係合させることのできるこの非対称な形状としては、マーフィーストリップ形状(Murphy Strip Configuration)を含む。脚部180、182がベース部材104の溝部184、186に正しく配置されておらずヘッド部101が動力部103に対して回転する場合、ヘッド部101は動力部103に係合しない。つまり、脚部180は溝部186に、脚部182は溝部184にそれぞれ係合しない。このように、ヘッド部101が不適切な向きで動力部103に取り付けられることを防止している。
一実施例においては、図1Bに示されるように、第1の脚部180は丸みを帯びた内側表面190を有しており、第2の脚部182は平坦な内側表面192を有している。第1の溝部184は、前記第1の脚部180の丸みを帯びた内側表面190と合致する、丸みを帯びた内側表面194を有しており、第2の溝部186は、前記第2の脚部182の平坦な内側表面192と合致する、平坦な内側表面196を有している。これらの脚部180、182と対応する溝部184、186とがそれぞれ合致する形状を有することにより、ヘッド部102をベース部材104に一定方向の向きで摺動自在に嵌合することが可能となる。当業者には明らかなように、ヘッド部102とベース部材104のこの摺動嵌合を実現させる非対称な形状として別の形状を用いてもよい。
動力部103は、ベース部材104の上円筒部198に摺動自在に取り付けられるスリーブ部材すなわちカラー(collar)部材118を含んでいる。一実施例において、スリーブ部材118は、上円筒部198の外側表面に係合され、ヘッド部102をベース部材104に位置させる内側表面を有する環状のリングである。ヘッド部の脚部180、182を摺動させてベース部材の溝部184,186に嵌合した後、スリーブ部材118をヘッド部102の方へ上方に移動させて脚部180、182を溝部184、186に固定する。
固定された位置にあれば、スリーブ118は、スエージ加工の作業中にヘッド部材102がベース部材104から外れるのを防ぐことができる。このように、スリーブ118は、スエージ加工の作業中に、ヘッド部101を適切な位置で積極的に固定し、加工具100が傾いた姿勢で固定されたときにヘッド部101が抜け落ちることを防いでいる。スリーブ部材118はガイド機構として作用し、何らかの事情でスエージ加工の作業中にヘッド部材102が位置から外れてスエージ加工具の部品に過剰な圧力が作用する可能性を減少させている。スリーブ部材118は、上下の金型をそれぞれ適切な位置に保持し、スエージ加工を適当に行うための手段も提供している。図3A−Bに示されるように、スリーブ部材118内部には、スリーブ部材を伸延位に保持し、ヘッド部101を動力部に関して適切な位置に固定するためのバネが配置されている。一実施例においては、スリーブ部材118はガイド機構によりヘッド部101を動力部103に保持している。
上述のように、ヘッド部の配設手段を用いてヘッド部101を動力部103に関して配置するので、ヘッド部材102は適切に係合され、スエージ加工具で作業がなされる前に確実にベース部材104に取り付けられる。その結果、第1及び第2の金型110、114が適切に配置され、第1の金型110が逆向きに第1の金型114に取り付けられている場合に生じ得る不完全な、すなわち適切でないスエージ加工を防ぐことができる。
図1Cに示されるように、ヘッド部101の金型ブロック106は、下面172、矩形側面174、および金型ブロック106の上面に渡って形成されている凹曲面178を備えた側面176を含んでいる。凹曲面178は第2の金型114と適合するように、すなわち金型に沿った形状をなしている。金型ブロック106は、金型114がヘッド部材102の方向へ移動するさいに、ヘッド部材102の段部210と係合する形状を描く段部212を含んでいる。
図1Eに示されるように、第1および第2の金型110、114は互いに向き合う半円形状を有しており、接続金具の外側曲面を支え、スエージ加工を行う内側曲面134を有している。複数個の長孔136が並行して金型110、114の左端から右端付近部へ延びている。前記長孔136と交互に配置されているのが複数個の長孔138であり、それぞれが並行して金型110、114の右端から左端付近部へ延びている。長孔136、138により曲げ部材140が形成されており、金型110、114が半径方向内側へ圧縮されやすくなっている。上金型110は、上バネクリップ112と係合する保持穴142を有し、下金型114は、下バネクリップ116と係合する保持穴146を有する。
第1のバネクリップは、ヘッド部材102の曲面部162に付近に位置付けされる曲面部160を含んでいる。第1のバネクリップ112は、前記曲面部160から下方へ延びヘッド部材102の両側面部166、167の上面に延存する側部164を有している。第1のバネクリップ112は、前記曲面部160の中央から下方へ延びるフランジ部120、122を有している。各フランジ部120、122は、第1のバネクリップの内側に向かって伸びる爪152を有しており、第1の金型110に第1のバネクリップ112を確実に係合している。
第1の金型110は、その外端に上金型保持穴142、144を複数個有している。上金型保持穴142、144は第1のバネクリップの爪152を受け入れ、両者の係合を強固なものとする。保持穴142、144は第1の金型110が迅速に機械加工されるのを可能とし、製造費用や生産費用を削減する。図1Aに示されるように、爪152はヘッド部材102の曲面部162を間に挟んだ状態で上金型保持穴142、144に係合する。第1のバネクリップ112のフランジ部120、122は、第1の金型110をフランジ部120および122の間に保持するよう内側に偏向している。第1のバネクリップ112の両側部164は、該第1のバネクリップ112をヘッド部材102の両側部166,167に位置させるべく、内側に偏向している。第1のバネクリップ112により、締め付けネジを用いることなく第1の金型をヘッド部材102に取り付けることができ、また、ヘッド部材102に開口を設けることなく第1の金型をヘッド部材102に取り付けることができる。
第2のバネクリップ116は、ベース部128と該ベース部128から上方へ伸びて金型ブロック106を受け入れるのに適合した内側部を形成する両側部124、126を有している。第2のバネクリップ116の両側部124、126は、第2の金型114を固定するよう内側へ突き出た爪156と細長爪158とを含んでいる。第2のバネクリップ116は、ベース部128から開口132を抜けて延びている爪130を有する。爪130により金型ブロック106、第2の金型114、および第2のバネクリップ116からなる集合体を、ベース部材104の取付部200に、側壁206に関して一定の方向で設置することができる。爪130が前記側壁206とぶつかり合うので、前記集合体が取付部200に間違った方向に設置されるのを防ぐことができる。例えば、金型ブロック106、第2の金型114、および第2のバネクリップ116からなる集合体が逆方向に取り付けられていた場合、爪130が突出している側壁206と接触するため、取付部200上に適切に据え付けることはできない。
第2の金型114は、その一端部に形成された複数個の下金型保持穴146と、別の外端部に形成された下金型保持凹部148とを有している。下金型保持穴146は、第2のバネクリップ116の爪156と係合して、両者の結合を強固にする。保持穴146は、第2の金型114が迅速に機械加工されるのを可能とし、製造費用や生産費用を削減している。下金型保持凹部148は、バネクリップ116の細長の爪158と係合して、両者の結合を強固にする。
上述のように、下金型の位置調整手段は、スエージ加工具100を用いたスエージ加工を行う前に、金型ブロック106、第2の金型114、および第2のバネクリップ116からなる集合体をベース部材104に対し適切な向きに配設させる。前記集合体がベース部材104に対して適切な方向に取り付けられることにより、第2の金型114が第1の金型110に対して適切な方向に取り付けられ、スエージ加工具100によるスエージ加工作業が確実に行われる。側壁206の取付部とバネクリップの爪130により、前記集合体をベース部材104に適当な形状で取付け、ベース部材104に間違った方向に取り付けられるのを防ぐことができる。側壁206と爪130は、スエージ加工の最中に前記集合体がベース部材104に対して揺動したり回転したりするのを防止することもでき、スエージ加工具100の信頼性と寿命を高めることができる。
図2には、スエージ加工接続金具250と、スエージ加工具100により接続された2本の管252、254とが図示されている。第2の金型114が第1の金型110の方向へ移動させられて、接続金具250をスエージ加工して、管252および254を互いに接続する。図2に示されるように、接続金具250は管252および254の端部を受け入れるスリーブ部材260を有している。スエージ加工を行う前は、接続金具250は、滑らかな円筒形状の内周壁266と、縮減された半径に形成された環状の溝部266を備えた不規則な形状の外周壁264とを有している。溝部266から外側には、平坦な環状リッジ部268と、内側に向かって接続金具250の端部へ延びるテーパを有するノーズ部270とがある。リッジ部268は、スエージ加工が完了した後に、管254と接続金具250とが相対的に回転しないよう平坦に形成される。
スエージ加工中に、接続金具250は、金型110、114により内側に圧縮され、前記接続金具250は内周面262に沿った不規則な形状に変形し、管254を強固に把持する。接続金具250の環状リッジ部268は、内側に圧縮されて、接続金具250の内周面262に環状のくぼみを形成する。管252は、接続金具250の内周面262に合致する形状にスエージ加工される。このように、スエージ加工具100は、2本の管252および254の漏洩を永久的に防止する接続を可能とする。
図3Aは、スエージ加工具100の横断面図を示す。図3Bは、スエージ加工具100の横断面分解図を示す。
図3Aに示されるように、第1の金型110は、U字形ヘッド部材102の内部に収容されている。ヘッド部材102の断部210は、スエージ加工がなされている間、金型ブロック106の断部領域212に係合する。断部210の表面と断部領域212の表面はスエージ加工具の横軸に対して一定角度、例えば30度で、テーパ形状をなしている。テーパの表面形状により、応力分布が一定となり、加工具破壊の可能性が低減し、加工具100の補強の必要性も減る。
ヘッド部材102の両側部166、167は互いに並行して下へ延設されている。両側部166、167はほぼ平坦であり、内側へ延びた脚部180、182まで、内表面および外表面は並行に形成されている。上述のように、脚部180、182は溝部184、186内を摺動させて嵌合され、ヘッド部材102とベース部材104とを結合している。溝部184、186は、ベース部材104の上円筒形状部において長手方向と直交する方向に切られている。ヘッド部材102をベース部材104に取り付けるために、脚部180、182を摺動させて溝部184、186内で挿入し、第1の金型110を第2の金型114の上部に位置させる。
脚部180、182と溝部184,186とが摺動嵌合することにより、ヘッド部材102がベース部材104に直接接続され、くいやナット、その他の両者を接続するための締め具が不要になる。この摺動嵌合により、ヘッド部材102とベース部材104とが強固に素早く接続されるので、より信頼性のある加工具となる。さらに、第2の金型114に対して第1の金型が揺動したり回転しずらくなるので、スエージ加工具100の性能や信頼性を向上させている。
金型ブロック106は、ベース部材104に取り付けられた状態において、ヘッド部材102の両側部166、167の間に位置している。金型ブロック106は、該金型ブロック106内の開口312内であって、前記金型ブロック106の両側部166、167に切られた溝316に向けてバネ314によって外側へ寄せられているボール310により、両側部166、167の間に保持されている。溝316は、スエージ加工中に、ヘッド部材102及び第1の金型110が静止した状態で、第2の金型114及び金型ブロック106が第1の金型110の方へ移動するのを可能とするのに十分な長さだけ軸方向に延びている。金型ブロック106の底面172は、ベース部材104の取付部200の上表面204と隣接している。
図3A、3Bに示されるように、動力部103のベース部材104は、第1、2および3のシリンダチャンバ322、324、326に分けられる内部円筒形状部を含んでいる。動力部103は、ベース部材104の内部円筒形状部の内側に、ピストン350、取り外し可能な端末キャップ320及び止め輪338を含んでいる。以下に詳細にのべるように、止め輪338は端末キャップ320を電動部103のベース部材104内に保持している。図2に示される接続金具250のような金具をスエージ加工している最中は、第2金具114は電動部103の円筒形状のベース部材104に内包されているピストン350によって第1金具110の方向へ移動させられている。
図3A、3Bに示されるように、端末キャップ320は、ベース部材104の第3チャンバ326内に螺入されている。一実施例において、端末キャップ320は、頂部336と底部337との間に長手方向に伸びる開口を備えた円筒形状の構造を呈している。頂部の円筒半径は、底部337のそれよりも小さい。また、端末キャップ320は、頂部336に取り付けられた環状構造の第1のシール部材372を有している。端末キャップ320は、頂部336から外側にむかって伸びる縁部339であって、該縁部339と底部337との間に第1のシール部372を閉じ込める構造の縁部339を有している。第1のシール部372は、端末キャップ320と底部104との間で液体流入の障壁として作用する。
端末キャップ320の外周円部には、外側にむかって伸びる環状断部332があり、これはベース部材104の内周面であって内側へ向かって伸びている環状断部334と対峙している。端末キャップ320は、外表面340にねじ山が切られており、第3チャンバ326の内周面に切られたねじ山表面342と螺合される。端末キャップ320が第3のチャンバ326に螺入されることによって、端末キャップ320の断部332とベース部材104の断部334とが隣接する。
図3Aに示されるように、端末キャップ320は、止め輪338を介してベース部材104の下部チャンバ324内に保持され固定されている。一実施例において、止め輪338は中央に開口を有した円盤形状をなし、外周縁部346が面取りされており、前記外周縁部はベース部材104の内周面に形成された凹溝部345に嵌められる。止め輪338が凹溝部345に完全に嵌め込まれると、端末キャップ320は、ベース部材104の下部開口端と段部334との間に閉じ込められる。端末キャップ320の中央開口部330と止め輪338の中央開口部とが整列されて並び、ベース部104の内部に流体を取り込むことが可能となり、その結果、スエージ加工具を空気圧ないしは油圧で制御することが可能となる。端末キャップ320の中央開口部330は滑らかな円筒形状内側表面を備えていることが好ましい。
端末キャップ320の底部337は、止め輪338を端末キャップ320に締め付けるためのスクリューなどの締付具を受け入れる取付開口部347を含んでいる。端末キャップ320がベース部材104の内部で螺合され止め輪338が凹溝部345に嵌め込んだ後に、前記止め輪338に形成されている開口部351を通して取付開口部347内に締付具を挿入し、前記止め輪338を端末キャップ320に固定する。これにより、スエージ加工中に、端末キャップ320がベース部材104から外れ落ちることを防ぐことができる。
端末キャップ320は、底部337に形成された圧力注入ポート390を含んでいる。一実施例において、端末キャップ320の圧力注入ポート390は、例えばMS33649−2のMSポート形状のような高圧力注入ポートの形状を備えており、アダプタ406を介して二軸スイベル400の動力部103への取付を容易にしている。圧力注入ポート390の高圧力注入ポート形状により、スエージ加工中に、圧縮流体を動力部103に導入する際の応力を減少させることができる。スイベル400は、スエージ加工具がベース部材104の軸に合致する面内で回転することを可能にする第1のスイベルジョイント402を含んでいる。図3Aに示されるように、スイベル400の第1のスイベルジョイント402は、アダプタ406を介して端末キャップ320に接続されている。スイベル400は、スエージ加工具100が前記スイベル400の長手軸の周りに円筒形状の軌跡を描けるように回転する第2のスイベルジョイント404を含んでいる。スイベル400によりスエージ加工具100はいかなる方向にも向けることができる。この特徴は、閉鎖空間でスエージ加工を行う場合や接続金具250のように直接接続金具を接続することが周囲の環境から制約されている場合に、重要な効用を奏する。
一実施例において、端末キャップ320のねじ山外表面340は、テーパ形状のねじ山を含んでいる。一般的に、雌ねじもしくは雄ねじのネジ部品を適切な形状でテーパとすることにより、ねじ山の応力分布は従来の一定ピッチのねじ山に比べて改善される。つまり、端末キャップ320の外表面340に切られたねじ山により、端末キャップ320とベース部材104の内側のねじ山表面との間のネジ接続の強度を改善する。ねじ山340は、端末キャップ320の直径が頂部336から底部337の方向に向かって外側に広がるテーパ形状を有しており、ベース部材104の内側に形成されたねじ山342は例えば従来の一定ピッチで形成されている。
動力部103のピストン350は、第2チャンバ324内に保持されるベース部354と、第1チャンバ322および、ベース部材104の上円筒形状部198内の軸方向開口部360を通って伸びるロッド部356とを含み、該ロッド部356は保持リング362を介して金型ブロック106に嵌合接続される頭部を有している。一実施例において、保持リング362はテフロン(登録商標)で成形することもできるし、発明の範囲を逸脱しない限りで他の素材を含むこともできる。ロッドの頭部356は、ベース部材104の取付部200に形成されている凹陥部308内に受け入れられ、保持リング362により金型ブロック106に固定される溝部173を含んでいる。ヘッド部101と動力部103とが接続されると、保持リング362は金型ブロック106をピストン350に保持し、その結果、スエージ加工の作業中に第2の金型114が第1の金型110と整列した位置に維持されるようになる。スエージ加工具100は、従来のスエージ加工具と比べて改善されたピストン350を使用する。
ピストンのベース部354の頂部に形成されている環状段部364は、ベース部104の内周面に内側へ伸びるように形成されている環状段部366と係合する。前記環状段部366は、スエージ加工の最中、ピストン350の動きを制止する内部部材として作用する。スエージ加工の最中、第2の金型114はベース部材104内の金型ブロック106及びピストン350によって第1の金型の方向へ移動する。この係合により、ベース部材104の環状段部366は、ピストン350の環状段部364と隣接する。
ピストンのベース部354の下方には、ピストン350とベース部材104との間で液体流入の障壁として作用する第2のシール部材374を含んでいる。該第2のシール部材374は、環状構造をなし、ピストンのベース部354に取り付けられている。ピストン350は、ベース部354の下方から外側に向かって伸びる縁部359であって、該縁部359とベース部354との間に第2のシール部材374を閉じこめる構造の縁部359を含んでいる。
既に述べたように、第1のシール部材372は、端末キャップ320に取り付けられて、端末キャップ320とベース部材104との間で液体流入の障壁として作用する。第1および第2のシール部材372、374により、ベース部材104の第2のチャンバ324内に導入された液体を、ピストン350のベース部354と端末キャップ320の頂部360との間に閉じこめることができる。
動力部103は、ピストンロッドの周りの第1チャンバ322内であってピストンのベース部354上部に1つ以上の伸縮バネ370を含んでいる。ベース部材104に流体圧が作用していないときは、バネ370がピストン350を端末キャップ320に付勢している。スエージ加工が終了した後は、伸縮バネ370の付勢力により、ピストン350が端末キャップ320側へ引っ込められる。逆にスエージ加工中は、ベース部材104内における環状段部364、366の係合が過度な圧縮を防ぎ、伸縮バネの披露を防いでいる。これらピストン350の移動制限により、スエージ加工具の操作の信頼性や性能を高められている。
一実施例において、伸縮バネ370には、大型のらせん形ばねと比べて小さいスペースで同じ付加を伝えることのできる、1つ以上の皿ばねを含む。皿ばねは、従来のらせん形ばねに比べ、直径が小さく、重量が軽く、大きな負荷を伝えることができ、ピストン350を素早く戻すことができる。この特徴により、スエージ加工具の大きさや重量を減らすことができる。
ヘッド部材102、ベース部材104、金型ブロック106、第1の金型110、第2の金型114、端末キャップ320、止め輪338、及びピストン350を含むスエージ加工具100の部品は、高引張強度を有する素材で成形することが好ましい。他の部品は冷延鋼板や機械加工によらない鋼板で成形してもよい。伸縮バネ370はバネ鋼で成形してもよい。
アダプタ406から伸びる軸方向通路380は、流体がピストン350へと通じるのを可能にする。通路380から入る流体は、開口部330及び止め輪320を通って端末キャップ320に流入し、ピストン350、金型ブロック106および第2の金型114を第1の金型110の方向へ押し上げる。通路380は、中央開口部330へ流体が注入されやすいように、滑らかな端部382を含ませてもよい。流体が通路380を通ってピストン350に到達すると、前記流体はピストン350を移動させ、金型ブロック106と第2の金型114が第1の金型110の方向へ移動する。流体は、ピストン350のベース部354の背後に素早く分散される。この形状は、ピストンのベース部354の表面領域が、ピストン350が金型ブロック106を上へ押し上がるよう力を付与するのに役立っている。よりコンパクトで軽量のスエージ加工具とするために、小さいピストンを使用してもよい。
スエージ加工具100の操作は以下の通りである。接続金具250を第1の金具110と第2の金具114との間に位置させる。この作業は、動力部103からヘッド部101を取り除き、接続金具250を第2の金具114の曲面部に位置させ、前記ヘッド部101を前記動力部103の上に移して前記接続金具を第1の金具110および第2の金具114の間に位置させることでなされる。脚部180、182をベース部材104の溝部184、186に固定するようスリーブ部材118が固定位置に移動させる。
接続金具250が適切な位置に配置されスリーブ部材が固定されると、端末キャップ及び止め輪338を通って、圧縮流体のベース部材104への流入が許される。前記圧縮流体は、ピストン350を金型ブロック106に押しつけて第2の金型114を第1の金型110の方向へ移動させる。金型110、114の押圧は、ヘッド部材102の段部210が金型ブロック106の段部212に接するまでなされる。流体の圧力が解除されて、バネ370がピストン350を元の位置へ戻した後にスエージ加工は完了し、接続金具250がスエージ加工具から取り除かれる。
場合によっては、例えば接続金具250のように、管252、254のうちの1本が自由端を有しているならば、組み立てられた状態のスエージ加工具を直接接続金具の中に挿入してもよい。状況によっては、ヘッド部101を接続金具の周囲であって両側部166、167ますなわち脚部180、182の間に位置させるために、ヘッド部101を動力部103から取り外す必要がある。後者の場合、ヘッド部101と動力部103の摺動係合により、スエージ加工具100を迅速に組み立てることができ、頭上や閉塞空間などの手の届きにくい場所でスエージ加工を行うのに非常に有用である。接続金具をスエージ加工した後は、次のスエージ加工をするためにヘッド部101は動力部103から直ちに取り外される。
上述のように、接続金具、例えば管252、254を接続するための接続金具250を、特に手の届きにくい場所でスエージ加工するには、改良されたスエージ加工具100が使用される。スエージ加工具100は、第2の金型114に対して第1の金型を適切に接続し、配置し、配向するのに有益な手段であり、従来開発されてきた加工具よりも信頼性の高いスエージ加工具を実現した特徴を有している。
本願発明の好ましい実施例を説明してきたが、添付の請求項に規定される本願発明の範囲を超えない範囲内で当業者が変形することは可能であることが理解されよう。
動力部に摺動係合するヘッド部すなわちヨーク部を有する本願発明におけるスエージ加工具の斜視図。 図1Aに示されたスエージ加工具のヘッド部を摺動させて動力部から外した状態で示す斜視図。 図1Aにおけるヘッド部の構成部品を示す分解斜視図。 図1Aにおける動力部の構成部品を示す分解斜視図。 図1Cにおけるヘッド部の第1および第2の金型を示す分解側面図。 図1Aに示されたスエージ加工具を用いて接続された2本の管および接続金具の部分断面図 図1Aに示されたスエージ加工具の断面図。 図1Aに示されたスエージ加工具の分解断面図。
符号の説明
101 ヘッド部
102 ヘッド部材
103 動力部
104 ベース部材
106 金型ブロック
110 第1の金型
112 第1のバネクリップ
114 第2の金型
116 第2のバネクリップ
118 スリーブ部材
180 第1の脚部
182 第2の脚部
184 第1の溝部
186 第2の溝部
200 取付部
320 端末キャップ
338 止め輪
350 ピストン
372 第1のシール部材
374 第2のシール部材

Claims (19)

  1. 第1および第2の金型と、ヘッド部材と、前記第1の金型を前記ヘッド部材の一部に保持する第1のバネクリップと、金型ブロックと、前記第2の金型を前記金型ブロックの一部に保持する第2のバネクリップと、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を有する動力部とを含み、
    前記動力部は、前記金型ブロックに係合し、前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを有し、
    前記ベース部材は、前記ベース部材の前記取付部から伸びている突出側壁を含み、
    前記バネクリップは、該バネクリップから伸びる爪であって、前記金型ブロックが前記ベース部材の前記取付部に一定方向のみに向けて設置されることを許す爪を含む、スエージ加工装置。
  2. 前記第1の金型は、少なくとも一つの溝部を含み、
    前記第1のバネクリップは、前記第1の金型の前記少なくとも一つの溝部に係合し、前記ヘッド部材を前記第1の金型と前記第1のバネクリップとの間に介在させて前記第1の金型を前記ヘッド部に保持する少なくとも一つの爪を含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  3. 前記第2の金型は、少なくとも一つの溝部を含み、
    前記第2のバネクリップは、前記第2の金型の前記少なくとも一つの溝部に係合し、前記金型ブロックを前記第2の金型と前記第2のバネクリップとの間に介在させて前記第2の金型を前記金型ブロックに保持する少なくとも一つの爪を含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  4. 前記動力部は、前記ピストンと前記ベース部材の前記取付部との間に設けられた少なくとも一つのバネを含み、
    前記ピストンは、前記ベース部材内であって、前記少なくとも一つのバネが前記ピストンを前記ベース部材の前記取付部から離れる方向へ付勢する後退位置と、前記ピストンが前記ベース部材の前記取付部の方向へ移動して前記少なくとも一つのバネを収縮する停止位置との間を移動する、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  5. 前記動力部の前記ベース部材は、前記ピストンが前記ベース部材の前記取付部の方向へ移動するのを阻止する第1の段部を含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  6. 前記ベース部材は、ネジの切られた開口部と第2の段部とを含み、
    前記動力部は、ネジの切られた外表面を有する端末キャップを含み、該端末キャップが前記ベース部材の前記第2の段部に接するよう前記ベース部材の前記ネジの切られた開口部に係合する、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  7. 前記ベース部材は、前記ネジの切られた開口部と隣接した位置に少なくとも一つの凹溝部を含み、
    前記動力部は、前記ベース部材の前記凹溝部に係合し、前記端末キャップを前記ベース部材内に固定する止め輪を含む、請求項6に記載のスエージ加工装置。
  8. 前記ヘッド部材は、前記ベース部材の前記取付部に摺動嵌合する、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  9. 前記ヘッド部材は、第1の形状を呈した脚部を有している第1の側部と前記第1の形状と異なる第2の形状を呈した脚部を有している第2の側部との間に介在する中央部を含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  10. 前記ベース部材の前記取付部は、前記第1の側部の前記脚部を摺動させて支持する第1の溝部と、前記第2の側部の前記脚部を摺動させて支持する第2の溝部とを含む、請求項9に記載のスエージ加工装置。
  11. 前記ヘッド部材を前記ベース部材の前記取付部に支持させる場合に、前記ヘッド部材を前記ベース部材に固定するためのスリーブを含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  12. 前記金型ブロックは、一方向のみに向けられて前記ベース部材の前記取付部に接続されている、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  13. 前記金型ブロックは、前記ピストンの一部分を受け入れる開口部と、前記ピストンの前記一部分を前記金型ブロックに保持させる保持リングとを含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  14. さらに、第1及び第2のシール部材を含み、
    前記第1のシール部材は、前記端末キャップと前記動力部の前記ベース部材との間で液体流入の障壁として作用するよう前記端末キャップの一部に取り付けられており、
    前記第2のシール部材は、前記ピストンと前記動力部の前記ベース部材との間で液体流入の障壁として作用するよう前記ピストンの一部に取り付けられている、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  15. 前記端末キャップは高圧力注入ポートを含む、請求項1に記載のスエージ加工装置。
  16. 第1の金型がその一部に接続されるヘッド部材と、
    第2の金型が、バネクリップを介して、その一部に接続される金型ブロックと、
    前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を有する動力部とを含み、
    前記動力部は、前記金型ブロックに係合して前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを有し、
    前記金型ブロックは、前記ベース部材の前記取付部に一方向のみに向けられて接続され、
    前記ヘッド部材は、前記ベース部材の前記取付部に一方向のみに摺動されて嵌合されており、
    前記ベース部材は、前記ベース部材の前記取付部から伸びている突出側壁を含み、
    前記バネクリップは、該バネクリップから伸びる爪であって、前記金型ブロックが前記ベース部材の前記取付部に一定方向のみに向けて設置されることを許す爪を含む、スエージ加工装置。
  17. ヘッド部と動力部とを含み、
    前記ヘッド部は、ヘッド部材と、第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持する第1のバネクリップと、金型ブロックと、第2の金型を前記金型ブロックの一部分に保持する第2のバネクリップとを有し、
    前記動力部は、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材と、前記ヘッド部が前記動力部に取り付けられているときに、前記ヘッド部の前記金型ブロックに係合し、前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンと、前記ヘッド部が前記動力部に取り付けられているときに、前記ヘッド部を前記動力部に固定するスリーブとを有し、
    前記ベース部材は、前記ベース部材の前記取付部から伸びている突出側壁を含み、
    前記バネクリップは、該バネクリップから伸びる爪であって、前記金型ブロックが前記ベース部材の前記取付部に一定方向のみに向けて設置されることを許す爪を含む、スエージ加工装置。
  18. 第1及び第2の金型と、
    第1及び第2の側部の間に介在する中央部を有するヘッド部材であって、
    前記第1の側部は第1の形状を呈した脚部を有し、前記第2の側部は前記第1の形状と異なる第2の形状を呈した脚部を有する、ヘッド部材と、
    前記第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持する第1のバネクリップと、
    金型ブロックと、
    前記第2の金型を前記金型ブロックの一部分に保持する第2のバネクリップと、
    前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材を有する動力部とを含み、
    前記動力部は、前記金型ブロックに係合し、前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを有し、
    前記ベース部材の前記取付部は、前記ヘッド部材の前記第1の側部の前記脚部を摺動させて支持する形状を呈した第1の溝部と、前記ヘッド部材の前記第2の側部の前記脚部を摺動させて支持する形状を呈した第2の溝部とを有する、
    スエージ加工装置。
  19. 少なくとも一つの溝部を有する第1の金型と、ヘッド部材と、前記第1の金型の前記少なくとも一つの溝部に係合して前記第1の金型を前記ヘッド部材の一部分に保持する少なくとも一つの爪を有する第1のバネクリップと、少なくとも一つの溝部を有する第2の金型と、金型ブロックと、前記第2の金型の前記少なくとも一つの溝部に係合して前記第2の金型を前記金型ブロックの一部分に保持する少なくとも一つの爪を有する第2のバネクリップと、前記金型ブロックと前記ヘッド部材とを支持する取付部を備えたベース部材とを有する動力部とを含み、
    前記動力部は、前記金型ブロックに係合して前記第2の金型を前記第1の金型の方向へ移動させる可動ピストンを有し、
    前記ベース部材は、前記ベース部材の前記取付部から伸びている突出側壁を含み、
    前記バネクリップは、該バネクリップから伸びる爪であって、前記金型ブロックが前記ベース部材の前記取付部に一定方向のみに向けて設置されることを許す爪を含む、
    スエージ加工装置。
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