JP6390955B2 - 塗膜転写具 - Google Patents

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Description

本発明は、文字修正用塗膜、接着用の粘着剤塗膜、装飾用塗膜等を被転写体に押圧転写するための塗膜転写具の技術分野に属し、特に、繰出コアと巻取コアをベルトで連動回転させるベルト駆動式の塗膜転写具の技術分野に属する。
従来から、基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを繰出部から繰出し、転写押圧部で転写テープを押圧して塗膜を被転写面へ転写した後、基材テープを巻き取る塗膜転写具が使用されている。このような塗膜転写具では、基材テープの巻取り長さが転写テープの繰出し長さより長くなるように、転写テープを繰出す繰出コアと基材テープを巻き取る巻取コアを連動回転させ、転写テープTに適度な張力をかけることによって、転写テープTがたるまないようにしている。繰出コアと巻取コアをベルトで連動回転させるベルト駆動式の塗膜転写具では、ベルトによって巻取コアと繰出コアを連動回転させるとともに、ベルトと巻取コア間に生じるスリップによって、転写テープにかけられる張力を逃がしている。ベルトと巻取コアがスリップするときのトルクを「スリップトルク」と呼ぶ。また、転写テープが使用されておらず、繰出コアの繰出側パンケーキ外径が大きい状態を「使用初期」と呼び、転写テープが使用されて繰出コアの繰出側パンケーキ外径が小さくなった状態を「使用終期」と呼ぶ。
「使用初期」の転写テープの張力は、「使用終期」に比べて小さい。転写テープに適度な張力がかけられていると、転写直後の塗膜の切れが良いが、転写テープの張力が小さく転写ヘッド部分において転写テープがたるむと、塗膜の切れが悪くなり、良好な転写が行えない。そのため、塗膜転写具では、「使用初期」においても、転写テープの張力が小さくなりすぎて転写テープがたるむことがないように、スリップトルクを設計する必要がある。
一方、「使用終期」では、塗膜転写具の転写テープに大きな張力がかかる。転写テープの張力が大きくなりすぎると、塗膜を被転写面に転写する際、転写ヘッドを被転写面に強く押して転写作業をする必要があり、塗膜の転写不良が発生しやすくなる。そのため、塗膜転写具では、「使用終期」においては、転写テープの張力が大きくなりすぎて転写不良が発生しないように、スリップトルクを設計する必要がある。
このように、塗膜転写具のスリップトルクの設定は、「使用初期」と「使用終期」で相反する要求を満足する必要があり、良好な設定範囲が非常に小さく、設定が困難なものとなっていた。また、長尺の転写テープを収納すると、転写テープを巻き付けた繰出側パンケーキ外径の「使用初期」と「使用終期」間での径変化が大きく、「使用初期」と「使用終期」での転写テープの張力変化が大きくなるため、長尺の転写テープを収納した塗膜転写具を提供することができなかった。
このような問題を解決するために、転写ヘッドに加えられた押圧力により、繰出コアと巻取コアの軸間距離を短くする塗膜転写具が特許文献1と特許文献2により提案されている。両コアの軸間距離が短くなるとベルトの張力が低下するため、これらの塗膜転写具では、塗膜を転写する際に転写ヘッドを押圧することによって、転写テープの張力を緩和して、従来の塗膜転写具よりも軽い押圧操作で転写することができる。
しかしながら、特許文献1と特許文献2の塗膜転写具では、繰出コアと巻取コアの軸間距離を短くするために、繰出コア又は巻取コアが移動するので、次の(ア)、(イ)、及び(ウ)に示すような問題があった。
(ア)コアの移動により、転写テープが走行する繰出コアから巻取コアまでのテープルート長さが変化するため、転写テープがたるんで走行不良を起こすことがあった。
(イ)コアが移動時に傾くことがあり、基材テープが巻取コアで巻き乱れて、走行不良を起こすことがあった。
(ウ)転写ヘッドの押圧によって転写テープの張力を小さくしているので、転写ヘッドを強く押圧し過ぎると、転写テープの張力が小さくなり過ぎて、転写テープが走行不良となることがあった。また、転写ヘッドを被転写面から離すと転写テープの張力は小さい状態で維持されないので、繰出側パンケーキ外径が小さくなるにつれて、転写ヘッドの押圧開始時の転写テープの張力が大きくなる。したがって、長尺の転写テープを収納した塗膜転写具における「使用初期」と「使用終期」との転写テープの張力変化を小さくするという点では十分なものではなかった。
特許文献3では、繰出コアと巻取コアの間に、弾性部材の変形によってベルトの張力を自動的に調整する可動部材を設け、可動部材が転写テープの張力に応じて移動することによって、ベルトにかかる張力を減少させる塗膜転写具が開示されている。
しかしながら、特許文献3の塗膜転写具でも、塗膜を転写しようとするたびに、転写テープの張力によって可動部材を移動することによって、ベルトにかかる張力を小さくしているので、転写ヘッドを被転写面から離すと、転写テープの張力は小さい状態で維持されないことがある。このため、特許文献3の塗膜転写具でも、繰出側パンケーキ外径が小さくなるにつれて、転写ヘッドの押圧開始時の転写テープの張力が大きくなることがある。このように、特許文献3の塗膜転写具でも、長尺の転写テープを収納した塗膜転写具における「使用初期」から「使用終期」までの転写テープの張力変化を小さくするという点では十分なものではなかった。また、特許文献3の塗膜転写具では、転写テープの張力に応じて可動部材を移動させてベルトの張力を変化させているが、転写テープの張力とベルトの張力の関係を調整する手段がない。このため、特許文献3の塗膜転写具では、可動部材が転写テープの張力に応じて移動しても、「使用初期」から「使用終期」までの転写テープの張力変化を意図した範囲にできないことがある。
特開2002−283795公報 特開2009−285883公報 特開2011−56696公報
本発明が解決しようとする課題は、長尺の転写テープを収納しても「使用初期」から「使用終期」までの転写テープの張力変化が小さく、「使用初期」から「使用終期」を通じて転写テープの張力が小さく操作性のよい塗膜転写具の提供であり、特には、塗膜転写後に転写ヘッドを被転写面から離しても、転写テープの張力が変化することがない塗膜転写具の提供である。
第1発明は、基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを繰出す繰出部、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写押圧部、塗膜転写後の前記基材テープを巻取る巻取部、前記繰出部に回転可能に設けられたプーリーと前記巻取部に回転可能に設けられたプーリー間に掛けまわされ前記繰出部と前記巻取部を連動回転させるベルト、前記転写テープの張力によって移動可能な回転支軸に回転可能に軸支された回転体、及び前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動する方向の反対方向へ前記回転支軸が移動することを防止する逆移動防止部材を有し、前記繰出部のプーリーと前記巻取部のプーリーには前記ベルトを掛けまわす溝が設けられ、前記繰出部のプーリーの溝は前記溝の底部で前記溝に沿って分割された2部品で構成され、前記繰出部のプーリーの溝を構成する2部品のうちの少なくとも1部品はもう一方の部品に対して前記転写テープの幅方向へ移動可能であり、前記もう一方の部品に対して移動可能な部品のプーリーの溝を構成する部分は前記溝の幅が外周から内周に向かって狭くなる斜面であり、さらに、前記繰出部のプーリーの溝に沿って分割された2部品間の距離が狭くなる方向へ、前記繰出部のプーリーに対して弾性力を付勢する弾性部材を有し、前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動すると前記回転体が前記繰出部のプーリーの斜面を押圧することを特徴とする塗膜転写具である。
第2発明は、前記斜面とは異なる角度の前記溝の幅が外周から内周に向かって狭くなる第2斜面を、前記もう一方の部品に対して移動可能な部品のプーリーの前記斜面よりも外周に設け、前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動すると前記回転体が前記繰出部のプーリーの第2斜面を押圧することを特徴とする第1発明に記載の塗膜転写具である。
第3発明は、前記回転支軸に、ローラが回転可能に軸支され、前記転写テープが前記ローラと接触して押圧することにより、前記回転支軸とともに、前記回転体が転写テープの張力によって移動することを特徴とする第1又は第2発明に記載の塗膜転写具である。
本発明の塗膜転写具は、長尺の転写テープを収納しても「使用初期」から「使用終期」までの転写テープの張力変化が小さく、塗膜転写後に転写ヘッドを被転写面から離しても、転写テープの張力が変化することがないので、塗膜転写再開時における転写ヘッドの押圧力が大きくなることがなく、「使用初期」から「使用終期」を通じて操作性がよい。
本発明の第1実施形態の塗膜転写具Aを示す。図1(a)はカバーを取り外した状態の正面図であり、図1(b)はカバーを取り付けた状態の図1(a)のQ−Q断面図であり、図1(c)は、回転体付近の繰出コアを装着していない状態の拡大図であり、図1(d)は図1(c)のR−R断面図である。図1(e)は塗膜転写具Aの巻取コアを示す図である。図1(f)は図1(b)のU部拡大図である。図1(g)は図1(b)の繰出コア上部と繰出コア下部間が開いた状態の図1(b)のU部の拡大図である。図1(h)は、図1(c)のW部の拡大図である。 本発明の第2実施形態の塗膜転写具Bを示す。図2(a)はカバーを取り外した状態の正面図であり、図2(b)はカバーを取り付けた状態の図2(a)のQ−Q断面図であり、図2(c)は、回転体付近の繰出コアを装着していない状態の拡大図であり、図2(d)は、図2(c)のR−R断面図である。図2(e)は塗膜転写具Bの巻取コアを示す図である。 比較例1の塗膜転写具C1を示す図である。図3(a)はカバーを取り外した状態の正面図であり、図3(b)はカバーを取り付けた状態の図3(a)のQ−Q断面図であり、図3(c)は塗膜転写具C1の巻取コアを示す図である。 転写押圧力評価で塗膜転写具の転写ヘッドを被転写面に押圧する角度を示す図である。 別形態の繰出コア付近を示す断面図である。 実施例1の塗膜転写具A1と実施例2の塗膜転写具A2の繰出コアのプーリーの溝の形状の違いを示す図である。図6(a)は実施例1の塗膜転写具A1の繰出コア付近の断面形状を示し、図6(b)は実施例2の塗膜転写具A2の繰出コア付近の断面形状を示す。図6(c)は図6(b)のP部の拡大図である。
図1に、本発明の第1実施形態の塗膜転写具Aを示す。塗膜転写具Aは、基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを繰出部から繰出し、転写押圧部で転写テープを押圧して塗膜を被転写面へ転写した後、基材テープを巻き取ることや、基材テープの巻取り長さが転写テープの繰出し長さより長くなるように、転写テープを繰出す繰出コアと基材テープを巻き取る巻取コアを連動回転させ、転写テープに適度な張力をかけることによって、転写テープがたるまないようにしていることは、従来の塗膜転写具と同様である。
塗膜転写具Aでは転写テープTを巻き付けた繰出コア3のプーリーの溝3Aと、塗膜を転写後の基材テープT1を巻き取る巻取コア5のプーリーの溝5AにOリング6を掛けまわすことによって、繰出コア3と巻取コア5を連動回転させている。また、繰出コア3はプーリーの溝に沿って、プーリーの溝の底部で2部品に分割されている。繰出コア3は、転写テープTを巻き付けるコア部分とプーリーの溝3Aの半分を有する繰出コア下部3Bと、溝3Aの半分を有する繰出コア上部3Cとで構成されている。
図1(b)に示すように、繰出コア3は、塗膜転写具A内に組み込まれると、ケース1とカバー2によって規制されて、転写テープTの幅方向へは一定の範囲内のみで移動可能となっている。また、繰出コア下部3Bは、繰出コア上部3Cのフック部3Eと繰出コア下部3B間に挟まれたコイルスプング7の弾性力によって、繰出コア上部3Cに押圧されている。すなわち、プーリーの溝3Aの幅が狭まる方向に、コイルスプリング7の弾性力が作用している。コイルスプリング7の弾性力は、Oリングの張力のみではプーリーの溝3Aの幅が広がらない範囲で、小さな値に設定することが好ましい。
繰出コア3から繰り出された転写テープTは、回転支軸8を抱き込むように回転支軸8と接触した後に、転写ヘッド4方向へ走行する。回転支軸8は、転写テープTの張力が作用することによって、繰出コア3方向へ移動するようになっている。回転支軸8には円盤状の回転体9が回転可能に設けられており、回転支軸8が転写テープTの張力で繰出コア3方向へ移動すると、回転体9が繰出コア3のプーリーの溝3Aを押圧するようになっている。
図1(b)に示すように、プーリーの溝3Aの幅が、外周から内周に向かって狭くなるように、繰出コア上部3CのOリングと接触する面(内周面3D)と繰出コア下部3BのOリングと接触する面(内周面3F)には勾配が設けられている。一方、回転体9が繰出コア3方向へ移動することによって、回転体9の外周部は内周面3Dと3Fを押圧する。
内周面3Dと3Fには溝3Aの幅が外周から内周に向かって狭くなるように勾配が設けられているので、回転体9が内周面3Dと3Fを押圧することによって、繰出コア上部3Cは繰出コア下部3Bから遠ざかる方向へ移動するとともに、繰出コア下部3Bは繰出コア上部3Cから遠ざかる方向へ移動し、繰出コア上部3Cと繰出コア3B間の距離が広がる。回転体9は回転支軸8に回転可能に軸支されているので、繰出コア3を押圧した状態で繰出コア3が回転すると、回転体9は繰出コア3に伴って回転する。
内周面3Dと3Fには溝3Aの幅が外周から内周に向かって狭くなるように勾配が設けられているので、繰出コア上部3Cと繰出コア下部3B間の距離が広がると、繰出コア3のプーリーのOリング6が掛かる直径が小さくなる。繰出コア3のプーリーのOリング6が掛かる直径が小さくなると、Oリング6自身の張力によってOリング6の周長が短くなり、Oリング6の張力が小さくなる。
Oリング6の張力が小さくなることにより、Oリング6と巻取コア5のプーリーとがすべることによって発生するスリップトルクが小さくなり、転写テープTが繰出コア3から引出される張力も小さくなる。
一般的に塗膜転写具では、繰出コアと巻取コアを連動回転手段で連動回転させて、繰出コアから繰り出される転写テープよりも、長い塗膜転写後の基材テープを巻き取るように、繰出コアと巻取コアの回転比を設定して、転写テープと基材テープをたるむことなく走行させている。このような、塗膜転写具では、転写テープを使用するに従って、繰出コアに巻きつけられた繰出側パンケーキの外径が小さくなる。一方、繰出コアに負荷されるブレーキは、巻取コアと連動回転手段のスリップにより発生しているため、繰出側パンケーキ外径とは関係なくほとんど変化しないので、転写テープの張力は繰出側パンケーキの外径が小さくなるに連れて、大きくなる。
これに対して、塗膜転写具Aでは、転写テープTの張力が大きくなることによって回転体9を移動させ、繰出コア上部3Cと繰出コア下部3B間の距離を広げて、転写テープTの張力を小さくしている。さらに、回転体9の移動量と、繰出コア上部3Cが繰出コア下部3Bから遠ざかる距離の関係を調整することができれば、転写テープTの張力変化を調整することができる。
また、本発明の塗膜転写具では、回転体9の移動量と、繰出コア上部3Cが繰出コア下部3Bから遠ざかる距離の関係は、図6(b)と図6(c)に示すようにOリング6が接触する溝3Aの斜面と角度の異なる第2斜面3Gを設けることにより、調整することができる。繰出コア3のOリングが接触する斜面(内周面3D,3F)よりも外周に第2斜面を設け、転写テープTの張力によって移動した回転体9が第2斜面を押圧するようすれば、この第2斜面の勾配を変更することにより、回転体9の移動量と、繰出コア上部3Cが繰出コア下部3Bから遠ざかる距離の関係を変更することができる。よって、本発明の塗膜転写具では、繰出側パンケーキ外径の変化に伴う転写テープTの張力変化を設定変更することもできる。
図1(f)、図1(g)に示すように、塗膜転写具Aの繰出コア3のプーリーの溝の斜面(内周面3D、3F)の断面は一本の直線状となっているが、本発明の塗膜転写具の繰出コアのプーリーの溝の斜面の断面形状は一本の直線状に限定されるものではない。本発明の塗膜転写具の繰出コアのプーリーの溝の斜面の断面形状は、曲線状や、角度が異なる短い直線をつなげた形状であってもよい。内周面3D、3Fの断面形状を、曲線状や短い直線をつなげた形状などの角度が変化する形状にすることによっても、図6(b)に示す第2斜面3Gを設けた場合と同じ効果を得ることができる。すなわち、回転体9が押圧するとともにOリング6が接触する斜面(内周面3D、3F)の断面形状を角度が変化する形状に変更することによっても、繰出側パンケーキ外径の変化に伴う転写テープTの張力変化を設定変更することができる。
塗膜転写具Aでは、繰出コア3は、塗膜転写具A内に組み込まれると、ケース1とカバー2に規制されて、転写テープTの幅方向へは一定の範囲内でのみ移動可能となる。繰出コア3の転写テープTの幅方向への移動を規制するケース1とカバー2間の距離は、回転体9が内周面3Dと3Fを押圧することによって、繰出コア上部3Cが繰出コア下部3Bから最も遠ざかった状態の繰出コア3のケース1とカバー2間に挟まれる幅寸法(以下、繰出コア3の幅寸法とする。)よりも、少し大きく設定される。これは、繰出コア3の幅寸法が大きくなった状態で、ケース1、カバー2間に挟まれて、繰出コア3が回転できなくなることを防ぐためである。
回転体9が内周面3Dと3Fを押圧することによって、繰出コア上部3Cを繰出コア下部3Bから遠ざける距離を大きくする必要がある場合には、繰出コア上部3Cが繰出コア下部3Bから遠ざけられていない初期状態で、繰出コア3の、ケース1とカバー2間でのがたつきが大きくなる。このがたつきが、大きいと、繰出側パンケーキが塗膜転写具内で動き、転写テープTの走行不良が発生するおそれがある。このようなおそれがある場合には、図5に示すように繰出コア上部3Cが、繰出コア上部3Cとカバー2間に挟まれた弾性部材11の弾性力よって、繰出コア下部3B側に押圧されている形態としてもよい。この場合には、繰出コア上部3Cのみを、転写テープ幅方向へ移動可能とする必要があるので、回転体9は繰出コア上部3Cの内周面3Dのみを押圧する形態とする。この形態の場合にも、弾性部材11の弾性力は、Oリングの張力のみではプーリーの溝3Aの幅が広がらない範囲で、小さな値に設定することが好ましい。この形態の弾性部材11は、コイルスプリングではねじれることによって、繰出コア3の回転に大きな負荷をかけるおそれがあるので、薄板状のサラバネなどのねじれるおそれが少ないものを使用することが好ましい。
塗膜転写具Aでは、回転体9を回転可能に軸支する回転支軸8がケース1のレール部1B上を繰出コア3方向へスライド移動可能となっている。回転支軸8のスライド方向の両側部の2箇所には、弾性変形可能な梁部8Bにラチェットツメ8Aが設けられている。一方、ケース1の回転支軸8が装着されるレール部1Bの両側部には逆移動防止ツメ1Aが連続して複数設けられている。回転支軸8をケース1のレール部1Bに装着すると、両側部のラチェットツメ8Aと逆移動防止ツメ1Aが噛み合う。ラチェットツメ8Aと逆移動防止ツメ1Aの形状は、図1(h)に示すように、回転支軸8が繰出コア3から遠ざかる方向へ移動する場合には、ラチェットツメ8Aと逆移動防止ツメ1Aが強く噛み合い、回転支軸8の移動を防止し、回転支軸8が繰出コア3へ近づく方向へ移動する場合には、チェットツメ8Aの斜面が逆移動防止ツメ1Aの斜面に沿ってすべりながら、梁部8B全体が変形することによって、ラチェットツメ8Aが逆移動防止ツメ1Aを乗り越えることができるものとなっている。このため、回転支軸8はレール部1B上を、繰出コア3方向へは移動可能であるが、繰出コア3から遠ざかる方向へは移動できない。
したがって、回転支軸8が繰出コア3方向へ移動すると、回転支軸8と繰出コア3間の距離がその状態で維持されて、転写テープTの張力が小さくなった状態で維持される。このため、転写テープTを巻き付けた繰出側パンケーキ外径が小さくなっても、転写ヘッド4を軽い押圧力で押圧するだけで、塗膜を被転写面に転写することができる。
回転支軸8には、弾性部8Cが設けられている。弾性部8Cは回転支軸8に一体に設けられた樹脂バネである。回転支軸8をケース1のレール部1Bに装着すると、弾性部8Cは少し弾性変形した状態となり、弾性部8Cの弾性力によって、回転支軸8は繰出コア3から遠ざかる方向へ押圧された状態となる。
弾性部8Cを設ける主な目的は、転写テープTの張力の調整である。転写テープTの張力は、転写テープTの張力自身と繰出側パンケーキの外径の変化によって変化する。転写テープTの張力によって回転支軸8とともに回転体9が移動すると、回転体9が繰出コア上部3Cの内周面3Dと繰出コア下部3Bの内周面3Fを押圧することによって、Oリング6の張力が小さくなり、転写テープTの張力が小さくなる。一方、転写テープTが繰出されることによって、繰出側パンケーキの外径が小さくなると、転写テープTの張力は大きくなる。本発明の主な課題は、「使用初期」から「使用終期」までの転写テープの張力変化を小さくすることである。したがって、転写テープTの張力によってOリング6の張力が小さくなる効果と、繰出側パンケーキの外径が小さくなる効果が釣り合って、転写テープTの張力が変化しないことが、本発明の理想である。
塗膜転写具Aでは、転写テープTの張力が作用する方向と、回転体9から見て繰出コア3のある方向が略一致しているため、転写テープTの張力によって、回転体9が移動しやすい。したがって、塗膜転写具Aに弾性部8Cを設けなければ、転写テープTの張力によってOリング6の張力が小さくなる効果の方が、繰出側パンケーキの外径が小さくなる効果よりも大きくなりやすい。このため、塗膜転写具Aでは、転写テープTの張力によってOリング6の張力が小さくなり過ぎることを防止するために、弾性部8Cが設けられている。
弾性部8Cを設けるもう一つの目的としては、外部からの衝撃による回転支軸8の繰出コア3方向への移動の防止が挙げられる。塗膜転写具に加えられる衝撃によって、回転支軸8が繰出コア3方向に移動すると、繰出側パンケーキの外径が変わっていないにも関わらず、転写テープTの張力が小さくなる。したがって、転写テープTの張力が小さくなり過ぎて、転写テープTがたるむなどの走行不良となるおそれがある。弾性部8Cが設けられていると、常に回転支軸8を繰出コア3から遠ざかる方向へ押圧しているので、塗膜転写具に加えられる衝撃によって、回転支軸8が繰出コア3方向へ移動することを防止できる。
塗膜転写具Aでは、弾性部8Cを回転支軸8に一体に設けた樹脂バネとしたが、弾性部を別部材としてもよい。別部材の弾性部としては、金属製のコイルスプリングや板バネが例示される。弾性力を高い精度で設定する必要がある場合には、コイルスプリングを使用することが好ましい。
ケース1には、回転支軸8の繰出コア3方向への移動を制限するストッパ1Cを設けることが好ましい。ストッパ1Cは、回転支軸8が繰出コア3方向へ移動し過ぎて、転写テープTが走行不良となることを防止するために設けられる。ストッパ1Cによって、転写テープTの張力が「使用終期」における適性値を下回るようになる位置にまで、回転支軸8が移動しないようになっている。
また、本発明の塗膜転写具Aの巻取部には、巻き取った基材テープT1が逆戻りしてたるまないように、逆転防止機構を設けることが好ましい。ベルト(Oリング6)で繰出部と巻取部を連動している塗膜転写具では、転写テープTの塗膜を、転写ヘッド4を介して被転写面に転写している時は、繰出コア3から転写テープTが繰り出されて繰出コア3が回転し、その回転が繰出コア3と巻取コア5間に掛け回されたOリング6を繰出コア3側から巻取コア5側に向けて押し出す。このため、繰出コア3側から巻取コア5側に向かうOリング6は外方向に膨らんでたるむ。一方、逆側の巻取コア5から繰出コア3側に向かうOリング6は、繰出コア3の回転に引っ張られて引き延ばされながら巻取コア5を回転させることになる。この状態で、塗膜転写具を被転写面から離すと、Oリング6は自身の弾性力で元の長さに戻ろうとするので、繰出コア3と巻取コア5を転写テープTが引き出される方向とは逆方向に回転させて、転写テープTを巻取コア5側から繰出コア3側へ引き戻すことになる。そのため、転写ヘッド4で転写し終わった基材テープT1は繰出コア3側に引き戻され、転写ヘッド4の塗膜転写位置には塗膜が無い状態になる。このため、次に塗膜転写具で希望する位置に塗膜を転写しようとしても、塗膜転写位置には塗膜がないので転写できないという問題が生じる。巻取部に逆転防止機構を設けると、Oリング6の弾性力による巻取コア5の逆方向への回転が防止できるので、転写テープTが繰出コア3側に引き戻されることを防止でき、次に塗膜転写具で希望する位置に塗膜を転写しようとした場合に、塗膜転写位置には塗膜がないという問題が解消できる。
本発明の塗膜転写具Aにおいては、巻取部の逆転防止機構は、次の点でさらに重要な役割を果たしている。本発明の塗膜転写具Aでは、転写テープTの張力を利用して、回転支軸8を移動させることにより、Oリング6の張力を小さくして、転写テープTの張力が大きくなり過ぎないようにしている。Oリング6の弾性力により転写テープTが繰出コア3側に引き戻されると、転写テープTの張力が瞬間的に小さくなり、転写テープTの張力による回転支軸8の移動が不安定になる。転写テープTの張力による回転支軸8の移動が不安定になると、転写テープTの張力が不安定になって、意図した張力にできないことがある。このように、本発明の塗膜転写具Aでは、巻取部の逆転防止機構は、転写テープTの張力を安定させる役割も果たしている。
塗膜転写具Aの巻取部の逆転防止機構は、図1に示すように、ケース1に設けられた逆転防止ツメ1Dと巻取コア5に設けられた変形ツメ5Bで構成されている。巻取コア5をケース1に装着すると、ケース1に設けられた軸1Eに巻取コア5が回転可能に保持される。巻取コア5が軸1Eに装着されると、変形ツメ5Bが接触する部分の全周に亘って、逆転防止ツメ1Dが連続して設けられている。変形ツメ5Bは弾性変形可能な弾性片5Cの先端に設けられている。巻取コア5をケース1に装着すると、逆転防止ツメ1Dが変形ツメ5Bと噛み合う。逆転防止ツメ1Dと変形ツメ5Bの形状は、図1に示すように、巻取コア5が基材テープT1を巻き取る方向の反対方向へ回転する場合には、逆転防止ツメ1Dと変形ツメ5Bが強く噛み合い、巻取コア5の回転を防止する。一方、巻取コア5が基材テープT1を巻き取る方向へ回転する場合には、変形ツメ5Bの斜面が逆転防止ツメ1Dの斜面に沿ってすべりながら、弾性片5Cが変形することによって、変形ツメ5Bが逆転防止ツメ1Dを乗り越えることができるものとなっている。したがって、巻取コア5は基材テープT1を巻取る方向へは回転可能であるが、基材テープT1を巻き取る方向の反対方向へ回転することができない。
本発明の塗膜転写具Aでは、Oリングすなわちベルトの張力を小さくするためにプーリーを分割することができるのは、繰出部に限定される。巻取部のプーリーを分割することによっても、Oリングの張力を小さくすることはできる。しかしながら、巻取部のプーリーに回転体9を押圧すると、回転体9の押圧力による抵抗力が、Oリング6と巻取コア5のプーリーとの摩擦による回転力を上回って、基材テープT1が巻き取れなくなるおそれがある。
図2に、本発明の第2実施形態の塗膜転写具Bを示す。塗膜転写具Bは、回転支軸8にローラ10が回転可能に軸支され、転写テープTがローラ10と接触して押圧することにより、回転支軸8とともに、回転体9が転写テープTの張力によって移動すること以外は、第1実施形態の塗膜転写具Aと同様である。塗膜転写具Bでは、転写テープTと回転支軸8が直接接触せず、回転するローラ10と転写テープTが接触するので、塗膜転写具Aに比べて、転写テープTの張力が大きくなりにくく、「使用初期」から「使用終期」を通じて転写テープTの張力変化を小さくする効果が大きい。
幅6mmの両面離型処理をしたPETフィルム上に、長さ10.2mに亘って修正テープ用の塗膜を塗布した転写テープを図1の繰出コア3に巻き付けて繰出側パンケーキを準備した。そして、実施例1としてこの繰出側パンケーキを図1の塗膜転写具に収納した塗膜転写具A1を準備した。塗膜転写具A1の初期設定として、回転支軸8のラチェットツメ8Aは、ケース1の繰出コア3から最も遠い位置の逆移動防止ツメ1Aと噛み合った状態にセットした。回転支軸8の弾性部8Cは、バネ定数が0.1N/mmであり、回転支軸8を前記初期設定状態にセットすると、弾性部8Cは1.3Nで回転支軸8を繰出コア3の反対方向へ付勢する。
実施例2として、実施例1の塗膜転写具A1と繰出コアのプーリーの溝の回転体9が押圧する部分の形状のみが異なる塗膜転写具A2を準備した。塗膜転写具A1とA2の繰出コアのプーリーの溝の形状の違いを図6に示す。図6(a)に示す形状が塗膜転写具A1の形状であり、図6(b)に示す形状が塗膜転写具A2の形状である。また、実施例3として、図2に示すように回転支軸8に対して回転可能なローラ10を設けた以外は、塗膜転写具A1と同様の塗膜転写具A3を準備した。
比較例1として、回転支軸8及び回転体9が無く、繰出コア3が分割されず一体となっている以外は、塗膜転写具A1と同様の塗膜転写具C1を準備した。
実施例1、2、3、比較例1の塗膜転写具を使用し、以下の方法により各々の転写押圧力を評価した。被転写体(PPC用紙)を台座付き電子天秤の台座上に置き、図4に示す角度で塗膜転写具の転写ヘッドを被転写体(PPC用紙)に押圧し、塗膜が転写できる最小の転写押圧力(電子天秤が示す荷重値)を測定した。この測定における、塗膜転写具の転写スピードは2cm/秒とした。転写押圧力の測定は、繰出側パンケーキに長さ10.2mの修正塗膜が巻かれている初期状態から開始し、修正塗膜を1m消費するたびに測定した。
評価結果は表1に示す通りであった。実施例1、2、3の塗膜転写具は比較例1の塗膜転写具に比べ、転写テープの全長において、転写押圧力の変化が小さく操作性がよかった。
Figure 0006390955
A、B、A1、A2、A3、C1 :塗膜転写具
T :転写テープ
T1 :基材テープ
1 :ケース
1A :逆移動防止ツメ
1B :レール部
1C :ストッパ
1D :逆転防止ツメ
1E :軸
2 :カバー
3 :繰出コア
3A :(繰出コアの)プーリーの溝
3B :繰出コア下部
3C :繰出コア上部
3D、3F :内周面
3E :フック部
3G :第2斜面
4 :転写ヘッド
5 :巻取コア
5A :(巻取コアの)プーリーの溝
5B :変形ツメ
5C :弾性片
6 :Oリング
7 :コイルスプリング
8 :回転支軸
8A :ラチェットツメ
8B :梁部
8C :弾性部
9 :回転体
10 :ローラ
11 :弾性部材

Claims (3)

  1. 基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを繰出す繰出部、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写押圧部、塗膜転写後の前記基材テープを巻取る巻取部、前記繰出部に回転可能に設けられたプーリーと前記巻取部に回転可能に設けられたプーリー間に掛けまわされ前記繰出部と前記巻取部を連動回転させるベルト、前記転写テープの張力によって移動可能な回転支軸に回転可能に軸支された回転体、及び前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動する方向の反対方向へ前記回転支軸が移動することを防止する逆移動防止部材を有し、前記繰出部のプーリーと前記巻取部のプーリーには前記ベルトを掛けまわす溝が設けられ、前記繰出部のプーリーの溝は前記溝の底部で前記溝に沿って分割された2部品で構成され、前記繰出部のプーリーの溝を構成する2部品のうちの少なくとも1部品はもう一方の部品に対して前記転写テープの幅方向へ移動可能であり、前記もう一方の部品に対して移動可能な部品のプーリーの溝を構成する部分は前記溝の幅が外周から内周に向かって狭くなる斜面であり、さらに、前記繰出部のプーリーの溝に沿って分割された2部品間の距離が狭くなる方向へ、前記繰出部のプーリーに対して弾性力を付勢する弾性部材を有し、前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動すると前記回転体が前記繰出部のプーリーの斜面を押圧することを特徴とする塗膜転写具。
  2. 前記斜面とは異なる角度の前記溝の幅が外周から内周に向かって狭くなる第2斜面を、前記もう一方の部品に対して移動可能な部品のプーリーの前記斜面よりも外周に設け、前記転写テープの張力によって前記回転支軸が移動すると前記回転体が前記繰出部のプーリーの第2斜面を押圧することを特徴とする請求項1に記載の塗膜転写具。
  3. 前記回転支軸に、ローラが回転可能に軸支され、前記転写テープが前記ローラと接触して押圧することにより、前記回転支軸とともに、前記回転体が転写テープの張力によって移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の塗膜転写具。
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