JP6381303B2 - 回収トナー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、回収したトナーを収容する回収トナー容器に関する。
現像装置、ベルトクリーニング装置、感光ドラム等から回収した現像剤、外添剤、紙粉等を画像形成装置の筐体に配置した回収トナー容器に集めて蓄積する画像形成装置が広く用いられている。回収トナー容器を画像形成装置の筐体内にコンパクトに収納するために、回収トナー容器の外観形状が回収トナー容器内での現像剤の効率的な蓄積を妨げる場合がある。例えば、細長い外観形状の回収トナー容器の全体に現像剤を分散させて蓄積するためには、回収トナー容器の一端部に供給された現像剤を他端部へ向かって搬送する必要がある。
特許文献1の回収トナー容器では、細長い回収トナー容器の内側空間にスクリュー搬送部材を配置して、スクリュー部材の回転に伴って内側空間の両端部から中央部へ向かって現像剤を搬送して内側空間全体に現像剤を行き渡らせている。また、特許文献2では、回収容器の収容効率を向上するために、回収容器内の一端側から他端側に廃トナーを搬送するスクリュー部材において、搬送方向が互いに逆となるスクリューを同一軸上に交互に配置させる構成がある。
特開2009−271276号公報 特開2013−44884号公報
上記特許文献2記載の構成では、スクリュー部材の搬送方向が順方向である第1の螺旋スクリュー部と、逆方向である第2の螺旋スクリュー部が交互に配置されているが、第2の螺旋スクリューの巻き数は一定となっている。そのため、以下のような課題があった。即ち、充填効率を上げるために、逆搬送のスクリューの巻き数を多くした場合、順搬送部と逆搬送部での合流部でトナーが戻される量が多くなり、回収容器の搬送方向上流側でトナーが詰まって溢れる虞があった。
一方、逆搬送のスクリューの巻き数を一律に小さくした場合、以下のような課題がある。即ち、順搬送部と逆搬送部の合流部におけるトナー充填量は、搬送方向下流に行くに従って、低下してしまう課題があった。これは、以下の理由による。発明者の検討によれば、順搬送部と逆搬送部の合流部ではトナーが山状に充填されていく。そして、合流部において、所定量のトナーが山状に堆積されると、合流部における充填が完了しないうちに、更に下流側の合流部に向けてトナーが搬送される。そして、下流側の合流部にトナーを搬送している間も、上流側の合流部では充填は進行する形となる。このため、上流側の合流部の方が下流側の合流部よりも充填率が高くなる傾向となる。従って、逆搬送のスクリューの巻き数が一定の場合では、下流側の充填率が低下してしまう虞があった。
本発明の目的は、回収容器内のトナー搬送途中でトナーが詰まることを抑制しながら、搬送方向下流側の充填効率を向上可能な回収トナー容器を提供することにある。
本発明は、回収したトナーを収容する容器であって、前記容器の長手方向の一端側にのみトナーを受け入れる回収口を有する容器と、前記容器内に軸線を中心に回転可能に配置され、前記回収口から回収されたトナーを前記一端側から他端側に向けて搬送可能な搬送部材と、前記容器の前記他端側に配置され、前記容器内のトナーの粉面検知に用いられる被検知部と、を備えた回収トナー容器において、前記搬送部材は、前記軸線方向において、前記回収口側から前記被検知部側にトナーを搬送する複数の順搬送部と、前記順搬送部とは逆方向にトナーを搬送すると共に、前記軸線方向において前記順搬送部と交互に配置された複数の逆搬送部と、を有し、前記順搬送部のトナーの搬送方向において、前記複数の逆搬送部のうち最下流に配置されている前記逆搬送部は、前記複数の逆搬送部の中で最も長く形成され、かつ前記順搬送部のうち最下流に配置されている前記順搬送部より下流に配置されている、ことを特徴とする。
本発明の回収トナー容器では、容器内部でトナーを搬送する搬送部材において、一端側から他端側にトナーを搬送する複数の順搬送部と、順搬送部と逆方向にトナーを搬送する複数の逆搬送部とを交互に配置している。また、複数の逆搬送部の内、最下流に位置する搬送部の長さが最も長く構成されているため、搬送途中でトナーが詰まることを抑制しながら、搬送方向下流側の充填効率を向上させることが出来る。
画像形成装置の構成の説明図である。 クリーニング装置の構成の説明図である。 回収トナー容器の斜視図である。 回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。 回収トナー容器内のトナー蓄積過程の説明図である。 比較例1の回収トナー容器の説明図である。 比較例2の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。 回収トナー容器内のトナー蓄積過程の説明図である。 実施例2の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。 実施例3の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。 実施例4の回収トナー容器の斜視図である。 実施例4の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施例1>
図1に示すように、クリーニング装置の一例であるドラムクリーニング装置6及びベルトクリーニング装置13は、像担持体に付着したトナーを回収する。搬送路の一例であるトナー搬送パイプ4は、クリーニング装置が回収したトナーを回収トナー容器10の開口部へ導いてその内側空間へ供給する。容器の一例である回収トナー容器10は、画像形成装置の筐体から取り出し可能に配置される。
図3に示すように、回収トナー容器10は、一端部から他端部へ向かう第一方向の長さが当該方向と直角な第二方向の長さよりも大きく、回収した現像剤の入口の一例である開口部10aを一端部に配置する。回収トナー容器10は、第一方向を長辺とし、第二方向を短辺とし、第一方向と第二方向とに直角な方向を高さ方向とする略直方体である。
図4に示すように、搬送部材の一例であるスクリュー15は、回収トナー容器10の内側空間に第一方向に沿って配置される。図3に示すように、駆動伝達部の一例である駆動連結部42は、画像形成装置の筐体に配置された駆動源からスクリュー15に駆動力を受ける。駆動連結部42は、画像形成装置の筐体から回収トナー容器10を取り出す動作に伴って駆動伝達を解除する。
図4に示すように、順搬送部の一例である順送りの領域15aは、回転に伴って第一方向の搬送性能を発揮する。順送りの領域15aは、回転に伴って第一方向の搬送性能を発揮するスクリュー羽根を有する。中間部の一例である逆送りの領域15cは、順搬送部の間に配置され、回転に伴って第一方向の搬送性能を発揮しない。逆送りの領域15cは、回転に伴って第一方向と逆方向の搬送性能を発揮するスクリュー羽根を有する。
終端逆送部の一例である逆送りの領域15bは、スクリュー15の他端部に設けられ、回転に伴って第一方向の逆方向の搬送性能を発揮する。逆送りの領域15cは、スクリュー15の逆送りの領域15bと開口部10aとの間の順送りの領域15aに設けられる。
図5に示すように、逆送りの領域15cの長さは、逆送りの領域15cの上流側の順送りの領域15aの搬送性能によって、現像剤を、逆送りの領域15cを迂回させて逆送りの領域15cの下流側の順送りの領域15aへ送り込み可能な長さである。実験によると、順送りの領域15aと逆送りの領域15cのスクリュー羽根のピッチが等しいとき、適正な逆送りの領域15cの長さは、スクリュー羽根の3ピッチ以下である。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト8の下向き面に沿って画像形成部30Y、30M、30C、30Kを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部30Yでは、感光ドラム1Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部30Mでは、感光ドラム1Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部30C、30Kでは、それぞれ感光ドラム1C、1Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。
中間転写ベルト8に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Sへ二次転写される。分離ローラ33は、記録材カセット32から引き出した記録材Sを1枚ずつに分離して、レジストローラ34へ送り出す。レジストローラ34は、中間転写ベルト8のトナー像にタイミングを合わせて記録材Sを二次転写部T2へ送り込む。四色のトナー像を二次転写された記録材Sは、定着装置35で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着される。
(画像形成部)
画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、それぞれの現像装置14Y、14M、14C、14Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部30Kについて説明し、他の画像形成部30Y、30M、30Cについては、重複する説明を省略する。
画像形成部30Kは、感光ドラム1Kを囲んで、帯電装置2K、露光装置3、現像装置14K、転写ローラ5K、ドラムクリーニング装置6Kを配置している。感光ドラム1Kは、アルミニウム製シリンダの外周面に感光層を形成しており、所定のプロセススピードで回転する。
帯電装置2Kは、感光ドラム1Kを一様な負極性の電位に帯電させる。露光装置3は、各色の画像を展開した走査線画像信号をON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム1Kに静電像を書き込む。現像装置4Kは、トナーを感光ドラム1Kに移転させて静電像をトナー像に現像する。画像形成によって現像装置4Kで消費されたトナー量に見合った量の新しいトナーが、トナーカートリッジ7Kから現像装置4Kに供給される。
転写ローラ5Kは、中間転写ベルト8を押圧して、感光ドラム1Kと中間転写ベルト8の間に転写部を形成する。転写ローラ5に正極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム1Kに担持された負極性のトナー像が中間転写ベルト8へ転写される。中間転写ベルト8は、テンションローラ8a、二次転写対向ローラを兼ねた駆動ローラ8b、及び張架ローラ8cに掛け渡して支持され、駆動ローラ8bに駆動されて矢印C方向に回転する。二次転写ローラ8eは、駆動ローラ8bに内側面を支持された中間転写ベルト8に当接して二次転写部T2を形成する。二次転写ローラ8eに正極性の直流電圧が印加されることで、中間転写ベルト8上のトナー像が記録材Sへ移転する。
(ドラムクリーニング装置)
図2はクリーニング装置の構成の説明図である。図2中、(a)はドラムクリーニング装置、(b)はベルトクリーニング装置である。
図2の(a)に示すように、ドラムクリーニング装置6は、感光ドラム1にクリーニングブレード6bを摺擦させて、感光ドラム1に付着した転写残トナーを除去する。本実施例では、ドラムクリーニング装置6は、ゴムブレード方式であるが、当該方式には限らない。
ドラムクリーニング装置6は、クリーニング容器6aの内部に、クリーニングブレード6bとトナー搬送スクリュー6cとをクリーニング容器長手方向に沿って設けている。クリーニングブレード6bは、ウレタンゴムを用いた弾性ブレードであって、先端のエッジ部を回転する感光ドラム1の周面に対してカウンタ方向に当接させている。
クリーニングブレード6bは、回転する感光ドラム1の周面を摺擦して、感光ドラム1の周面に付着した転写残トナーをクリーニング容器6a内に掻き落とす。トナー搬送スクリュー6cは、回転して、掻き落とされたトナーを、クリーニング容器6a内で長手方向の奥側から手前側へ向かって搬送する。手前側に搬送されたトナーは、クリーニング容器6aの手前側に設けられている排出口を通じて、共通のトナー搬送パイプ4に送り込まれる。
(ベルトクリーニング装置)
図2の(b)に示すように、ベルトクリーニング装置13は、中間転写ベルト8にクリーニングブレード13bを摺擦させて、中間転写ベルト8の表面の転写残トナーを回収する。本実施例では、ベルトクリーニング装置13は、ゴムブレード方式であるが、当該方式には限らない。
ベルトクリーニング装置13は、クリーニング容器13aの内部に、クリーニングブレード13bとトナー搬送スクリュー13cとをクリーニング容器長手方向に沿って設けている。クリーニングブレード13bは、ウレタンゴムを用いた弾性ブレードであって、先端のエッジ部を回転する中間転写ベルト8の周面に対してカウンタ方向に当接させている。
クリーニングブレード13bは、回転する中間転写ベルト8の周面を摺擦して、中間転写ベルト8の周面に付着した転写残トナーをクリーニング容器13a内に掻き落とす。トナー搬送スクリュー13cは、回転して、掻き落とされたトナーを、クリーニング容器13a内で長手方向の奥側から手前側へ向かって搬送する。手前側に搬送されたトナーは、クリーニング容器13aの手前側に設けられている排出口を通じて共通の回収トナー搬送トナー搬送パイプ4に送り込まれる。
(搬送路)
図1に示すように、トナー搬送パイプ4の内部には、回転に伴って図中右から左へ回収トナーを搬送する不図示の搬送スクリューが配置されている。画像形成装置100の筐体におけるトナー搬送パイプ4の下に容器収容部50が設けられている。ドラムクリーニング装置6Y、6M、6C、6Kから排出された回収トナーは、トナー搬送パイプ4内で、ベルトクリーニング装置13から排出された回収トナーと合流する。合流した回収トナーは、トナー搬送パイプ4内を回収トナー容器10に向かって搬送されて回収トナー容器10内に供給される。
(回収トナー容器収容部)
図1に示すように、容器収容部50は、回収トナー容器10を紙面と垂直な方向に挿入/抜き取り可能に保持する。回収トナー容器10は、容器収容部50に対して着脱自在に装着され、トナー回収量が所定量に達した段階で、容器収容部50から引き出されて、新しい空の回収トナー容器10に交換される。
(回収トナー容器)
図3は回収トナー容器の斜視図である。図4は回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。図3に示すように、回収トナー容器10は、軟質プラスチックにてエアブロー成型された略直方体の外観を呈する密封容器である。長さ480mm、幅200mm、高さ100mmである。
回収トナー容器10は、一端側の上面に回収されたトナーを受け入れる開口部(回収口)10aを有する。開口部10aには、画像形成装置に対する回収トナー容器10の着脱動作に連動して開閉するシャッター41が配設されている。回収トナー容器10は、他端側の側面壁部10bに凸形状12を有する。
凸形状12は、回収トナー容器10内のトナー粉面検知に用いる透明な凸部である。画像形成装置に配置された発光部45と受光部46との間に形成される検知光路を凸形状12が遮蔽する。凸形状12にトナーが無い状態では、発光部45の光が受光部46に入光して回収トナーを続けて蓄積可能と判断される。凸形状12にトナーが満たされると、発光部45の光が受光部46に入光しなくなって、回収トナー容器10内のトナー回収量が所定量に達したと判断される。即ち、この凸形状12は、内部にトナーを収容可能な収容部を構成しており、この凸形状12内にトナーが所定量収容されることで、回収したトナーを収容する容器10が満タンであることを示すように構成されている。そして、この凸形状12に所定量トナーが収容されているか否かを上記発光部45及び受光部46により検知しており、上記凸形状12が容器が満タンであることを示していることを検知した場合、画像形成装置は、操作パネルの表示を通じて回収トナー容器10の交換を促す。
開口部10aから落下したトナーが舞い上がって凸形状12の内壁面に付着すると発光部45の光が遮られて、回収トナー容器10のトナー蓄積状態を誤判断する可能性がある。このため、開口部10aと凸形状12とは長手方向に離して配置している。
図4に示すように、回収トナー容器10の内側空間の上部に、回収トナー容器10の一端側から他端側へトナーを搬送可能なスクリュー15が配置されている。スクリュー15は、回収トナー容器10の一端側と他端側の側壁に設けた軸受部に回転可能に保持されている。スクリュー15は、プラスチックにて構成されている。スクリュー15の下流側へトナーを搬送する領域15aの羽根形状は、外径がφ20mm、内径がφ8mm、ピッチ20mmである。
図3に示すように、スクリュー15の他端側の軸端部は、回収トナー容器10から外側に突出しており、その突出させた軸端部に駆動連結部42が固定されている。画像形成装置側には、ピン44aを設けた駆動モータ44が配置される。ピン44aが駆動連結部42に係合して回転駆動することで、スクリュー15が回転駆動される。
(スクリュー)
図4に示すように、スクリュー部材としてのスクリュー15の領域15aは、複数の順搬送部15a1〜15a3を備えており、回転に伴って開口部10aから凸形状12へ向かってトナーを送ることができるように羽根形状が形成されている。
スクリュー15の外径は20mmである。スクリュー15の領域15bは、回転に伴って凸形状12から開口部10aへ向かってトナーを送ることができるように羽根形状が形成されている。領域15bのスクリュー形状は、領域15aのスクリュー形状と比較して、外径、内径、スクリューピッチが等しく、スクリューのらせん巻方向を反対にしている。領域15bは、そのようなスクリューの4ピッチ分の長さがある。
スクリュー15の領域15cは、領域15aの開口部10aから凸形状12へ向かって回収トナーを送る羽根形状の区間の間に配置される。領域15cは、回転に伴って凸形状12から開口部10aへ向かってトナーを送ることができるように羽根形状が形成されている。領域15cのスクリュー形状は、領域15aのスクリュー形状と比較して、外径、内径、スクリューピッチが等しく、スクリューのらせん巻方向を反対にしている。領域15cは、そのようなスクリューの1ピッチ分の長さがある。上記スクリュー15の領域15b,15cによって、順搬送部15a1〜15a3とは逆方向にトナーを搬送する複数の逆搬送部が形成されている。上記逆搬送部15b,15cは、順搬送部15a1〜15a3と軸線方向に交互に配置されており、これら複数の逆搬送部15b,15cのうち、順搬送部15a1〜15a3の搬送方向に関して、最下流の逆搬送部15bが最も長く形成されている。また、複数の逆搬送部15b,15cのうち、最下流の逆搬送部15bよりも搬送方向上流側に配設された逆搬送部15cは、3ピッチ以下の長さに形成されている。
(回収トナーの蓄積過程)
図5は回収トナー容器内のトナー蓄積過程の説明図である。図4に示すように、画像形成装置内で回収されたトナーは、トナー搬送パイプ4内で合流し、トナー搬送パイプ4の端末部から開口部10aを通じて回収トナー容器10内に自由落下して堆積する。トナーの堆積レベルがスクリュー15に達しない間は、スクリュー15が回転してもトナーは搬送されず、開口部10a直下に山状に堆積する。回収トナー容器10内のトナーは、図5の(a)〜(g)に示されるプロセスを経て満杯状態に集積される。
図5の(a)に示すように、トナーの堆積レベルがスクリュー15に達すると、スクリュー15による搬送が始まる。スクリュー15は、トナーを回収トナー容器10内の一端側から他端側に運ぶように回転するため、自由落下により溜まった回収トナーは長手に沿って一端側から他端側に向かって搬送されていく。山状に堆積したトナーの頂上部分がスクリュー15に切り崩されてトナーの尾根が一端側から他端側へ向かって成長する。
図5の(b)に示すように、スクリュー15の領域15aにより搬送されたトナーの尾根は、搬送方向が逆になる領域15cに達する。領域15cでは、トナーは搬送方向が逆になったことにより停滞して領域15aによって搬送される後続のトナーの搬送を妨げる。領域15cでは、トナーは搬送されず山状に堆積されていく。上流側から搬送されてきたトナーが山状に堆積したトナーと衝突して、スクリュー15の直径方向の外側へ押し出され、回収トナー容器10の断面一杯に広がって堆積する。停滞したトナーに搬送を妨げられた後続のトナーが回収トナー容器10内の側面及び上面に達する。但し、領域15cでは、トナーの充填は完全には終了しておらず、ここからは、残りのスペースに対してゆっくり充填が進行していくことなる。
図5の(c)に示すように、領域15cの入口に山状に形成されたトナーの堆積は、スクリュー15の領域15aの搬送力によって下流側へも拡大する。領域15cの下流側へトナー搬送されている間も、一つ目の領域15cでは、ゆっくりではあるが、徐々にトナーが充填されている。トナーの堆積は、領域15cを超えて下流側の領域15aに達して下流側へも搬送される。スクリュー15の領域15a内に入ったトナーは、スクリュー15の回転に伴って開口部10aに向かう方向と他端側へ向かう方向とに搬送される。上流側から搬送されて堆積するトナーの圧力によってトナーの堆積は下流側へも押し出されるように成長する。下流側に向かって押し出されるトナーの堆積が下流側の領域15aに達すると領域15aの羽根形状に押されて下流側へ搬送される。
図5の(d)に示すように、他端側へ向かって搬送されるトナーが再び搬送方向が逆になる2つ目の領域15cに達すると、ここでもトナーが停滞して後続のトナーが追突してスクリュー15の直径方向の外側へ押し広げられる。
図5の(e)に示すように、領域15cに形成されたトナーの山が上流側と下流側とに所定量成長すると、上述したように、さらに下流側の領域15aに搬送されるトナーが出てくる。開口部10aから流入するトナーの量に従って、他端側へ向かって搬送されるトナーが出てくる。このとき、二つ目の領域15aでは、トナーの充填(成長)が完全には完了していない状態で、更に下流側の領域15aへトナーを搬送することになる。そして、一つ目の領域15cと同様に、二つ目の領域15cでは、下流側へトナー搬送されている間も、ゆっくりではあるが、徐々にトナーが充填されていく。
図5の(f)に示すように、他端側へ向かって搬送されるトナーは、領域15bに到達すると停滞する。停滞に伴って後続のトナーがスクリュー15の直径方向の外側へ押し出されて回収トナー容器10の断面内に拡散して、上流側へ堆積する。同時にスクリュー15の領域15aの搬送圧力によってトナーの堆積が下流側へも成長してゆく。
図5の(g)に示すように、領域15bの搬送力に逆らってトナーの山が下流側へ成長して他端側の側壁に到達すると、凸形状12がトナーで満たされて、回収トナー容器10が満杯と判断される。領域15bは、領域15cよりも搬送距離が長いため、常に領域15aとの合流部にトナーを搬送して堆積させ、スクリュー15の直径方向の外側へトナーを押し広げ続けることができる。その結果、スクリュー領域15aと領域15bの合流部を中心にしてトナーをさらに集積することができる。
トナーが他端側の側壁まで達して逃げ場が無い状態で、さらにスクリュー15を回転させて下流側へトナーを搬送し続けると、スクリュー15の周囲のトナーの圧力が高まってスクリュー15の回転トルクが上昇してしまう。スクリューの回転トルクが上昇し続けると、最後にはスクリュー15が停止してしまう。そのため、凸形状12を用いてトナー粉面検知を行って、トナーの圧力が高まってスクリュー15が停止しないうちに、回収トナー容器10の交換を促している。尚、領域15bの返しスクリューの量が、領域15Cよりも長くなっている為、領域15bを充填する際に、トナーの圧力を高めることができる。このため、領域15bよりも上流側の未充填領域に対して、トナーを加速的に充填させる効果を生み、充填効率をより一層高めることができる。
本実施例では、領域15cの巻き数をいずれも等しい構成を例に説明したが、これに限定されない。例えば、下流に向かうほど(開口部10aから遠ざかるほど)巻き数を増やしても良い。こうすることで、領域15cの巻き数が一定の場合に比べて、下流側にある領域15cの充填率の低下を補うことができ、より一層の充填率の向上を図ることができる。
(実施例1の効果)
実施例1の回収トナー容器10は、大量のトナーを蓄積できるため、交換回数を減らしてランニングコストを低減できる。
実施例1の回収トナー容器10は、略直方体の外観のため、画像形成装置100のコンパクト化に伴い、限られたスペースで回収トナー容器内に大量の回収トナーを回収することができる。
実施例1の回収トナー容器10は、トナーなどの紛体を堆積させると、山状に堆積する。山状に堆積する位置をずらしながら集積効率を上げている。しかし、山状に堆積することから、高さ方向で上側は回収トナーが疎になり易く、スクリュー15の径方向に容量を大きくとると疎の部分がより顕著になる。
実施例1の回収トナー容器10は、容器を振動させる必要が無いため、静粛性などを要求される製品機能に対して相反しない。
実施例1の回収トナー容器10は、簡単な手段構成により、容器内に回収トナーを均一に蓄積させて、回収トナーを効率良く大量に回収することが可能である。
実施例1の回収トナー容器10は、搬送部材において搬送方向を途中で切り替える。搬送方向を途中で切り替えることにより、回収トナー滞留部を積極的に作り出し、容器内に均一に回収トナーを集積させることができる。回収トナー容器の集積効率を上げることで、交換回数を減らし、ランニングコストの低減につながる。また、回収トナーを山状に堆積させることよりも横方向に回収トナーを堆積させることにより高さ方向を抑えた容器にすることで、装置本体内の配置の自由度を上げ、装置のコンパクト化にも寄与する。
<比較例1>
図6は比較例1の回収トナー容器の説明図である。図6に示すように、比較例1の回収トナー容器10Hは、図4に示す領域15cを設けず、実施例1の回収トナー容器10よりも領域15bを長く形成している。開口部10aと凸形状12の長手方向中間位置でスクリュー領域15aとスクリュー領域15bとを区分している。
この場合、領域15aと領域15bの境界位置で堆積したトナーがスクリュー15の直径方向外側に拡散して山を形成し、回収トナー容器10へのトナーの蓄積に伴って、トナーの山が上流側と下流側とへ成長していく。領域15aと領域15bの境界位置で徐々にトナーが集積されていくと、スクリュー15の回転トルクが上昇する。
ここで、回収トナー容器10の長手方向の長さが短い場合は、スクリュー15が停止する前に凸形状12にトナーが入り込んで回収トナー容器10の満杯判断がされて、スクリュー15の駆動が停止される。しかし、回収トナー容器10の容量を大きくとるために、回収トナー容器10の長手方向の長さを大きくした場合、凸形状12にトナーが入り込む前にスクリュー15が過負荷になって停止する場合がある。
したがって、回収トナー容器10の長手方向の長さを大きくした場合、領域15bの長さを大きくすることに頼って、スクリュー15が過負荷で停止しないようにすることは難しい。スクリュー15を過負荷で停止させないためには、領域15bの長さに限界がある。
そうすると、回収トナー容器10の長手方向の長さを大きくした場合、領域15aが長くなる。領域15aを長くするだけでは、領域15aにおける断面の隅々までトナーが行き渡らないため、長手方向に容器容量を増しただけのトナー蓄積量の改善は期待できない。そこで、実施例1のように、領域15a内に搬送方向が逆になる領域15cを持つことがよい。
<比較例2>
図7は比較例2の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。図8は回収トナー容器内のトナー蓄積過程の説明図である。比較例2の回収トナー容器10Iは、スクリュー15の逆送りする領域15gが1カ所である以外は実施例1と同様に構成され、同様に制御される。したがって、図9、図10中、実施例1と共通する部材には図4、図5と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図7に示すように、スクリュー15の順送りする領域15aの1回転当たりの送り量は、スクリュー形状のピッチに依存し、20mmである。スクリュー15の逆送りする領域15gは、ピッチが20mm、巻き数が3巻きで60mmの長さを持ち、領域15aの1回転当たりの送り量の3倍である。回収トナー容器10内のトナーは、図8の(a)〜(c)に示されるプロセスを経て集積される。
図8の(a)に示すように、画像形成装置内で回収されたトナーは、トナー搬送パイプ4の端末部から開口部10aを通じて回収トナー容器10I内に自由落下して堆積する。トナーの堆積レベルがスクリュー15に達すると、スクリュー15の回転に伴ってトナーが下流側へ搬送される。
図8の(b)に示すように、スクリュー15により下流側へ搬送された回収トナーは搬送方向が逆向きの領域15gに達する。領域15gでは、トナーが停滞して山状に堆積し、上流側から搬送されてきたトナーが山状に堆積したトナーと衝突して、スクリュー15の直径方向の外側へ押し出され、回収トナー容器10Iの幅方向一杯に広がって堆積する。後続のトナーが回収トナー容器10I内の側面及び上面に達する。
図8の(c)に示すように、上流側の領域15aと領域15gの境界を起点にしたトナーの山は上流側と下流側とに向かって成長して逆送りの領域15gにも入ってくる。しかし、比較例2では、逆送りの領域15gが実施例1に比較して長いため、領域15g内に入ってきた回収トナーがなかなか下流側の順送りの領域15aまで届かない。そのうちに、領域15g内に入ってきた回収トナーが上流側へ向かって付勢されて、側面に押し出され、回収トナー容器10Iの断面全体がトナーで一杯の状態になる。この状態になると、スクリュー15の負荷が増大し、過負荷になってモーターが停止して回転しなくなることがある。
したがって、スクリュー15の逆送りの領域15gは、順送りの領域15aの1回転当たりの送り長さの略2倍以下であることが望ましい。
<実施例2>
図9は実施例2の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。実施例2の回収トナー容器は、スクリューの領域15dが羽根形状を有しない以外は実施例1と同様に構成され、同様に制御される。したがって、図9中、実施例1と共通する部材には図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9に示すように、実施例2の回収トナー容器10Bは、スクリュー15の領域15dに羽根形状を有しない。羽根形状を有しない場合でも、上流側の領域15aによって搬送されたトナーを停滞させて、領域15aと領域15dの境界部分でトナーをスクリュー15の直径方向の外側へ拡散させて回収トナー容器10Bの断面の隅までトナーを行き渡らせることができる。羽根形状を有しない場合でも、領域15aと領域15dの境界部分を起点として上流側及び下流側にトナーの堆積を成長させて下流側の領域15aにトナーを受け渡すことができる。羽根形状を有しない場合でも、上述した図5の(a)〜(g)の過程を経て回収トナー容器10B内にトナーを効率よく充填できる。
このようにスクリュー15の領域15a内に羽根のない領域15dを設けた場合であっても、トナーは回収トナー容器10内に拡散して堆積し、集積効率を上げることが可能である。
<実施例3>
図10は実施例3の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。実施例3の回収トナー容器10Cは、スクリュー15の領域15e、15fのスクリュー羽根のピッチが異なる以外は実施例1と同様に構成され、同様に制御される。したがって、図10中、実施例1と共通する部材には図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図10に示すように、領域15aの羽根形状は外径がφ20mm、内径がφ8mm、ピッチ20mmである。上流側から1番目の逆送りする領域15eのスクリュー羽根形状は、その上流側の領域15aのスクリュー羽根形状と外径及び軸径を同じくし、スクリュー羽根のピッチを1/2の10mmとして巻き数を増やしている。上流側から2番目の逆送りする領域15fのスクリュー羽根形状は、その上流側の領域15aのスクリュー羽根形状と軸径、スクリュー羽根のピッチを同じくし、外径を1.5倍のφ30mmとしている。
スクリュー15の領域15e、15fは、スクリュー羽根の搬送方向をその上流側の領域15aとは逆向きにすることで、トナーの堆積が回収トナー容器10Cの断面内に広がり、集積効率を上げることができる。
<実施例4>
図11は実施例4の回収トナー容器の斜視図である。図12は実施例4の回収トナー容器のスクリューに沿った断面図である。
図11に示すように、実施例4の回収トナー容器10Dの内側空間は、第一方向の一部分に、第一方向に垂直な断面積が他の部分よりも小さい領域を有する。断面積が他の部分よりも小さい領域に対応して回収トナー容器10Dの上面に凹所10rが形成される。回収トナー容器10Dを持ち運ぶための取っ手18が凹所10rに収容されている。取っ手18は、通常は、回収トナー容器10Dの上面に設けた凹所10rに格納され、必要な場合にのみ起こして使用する。断面積が他の部分よりも小さい領域に配置された逆送りの領域15bは、他の部分に配置された別の逆送りの領域15bよりも第一方向の長さが短い。
図12に示すように、凹所10rを設けたため、回収トナー容器10Dは、部分的に天井高さが低くなっている。天井高さが低いと、スクリュー15の周囲の現像剤の圧力が高まり易い。このため、逆送りの領域15jの長さを、逆送りの領域15iの長さよりも短くしている。即ち、回収トナー容器10Dは、第1領域110と、第1領域110よりも長手方向に直交する断面積が小さい第2領域120と、を有し、第1領域110よりも第2領域120の方が、逆搬送部15jの軸線方向の長さが短い。尚、本実施例において、領域15bよりも上流側に配置された、逆送りの領域(15i、15j)の長さを等しくしても良い。こうすることで、充填効率を更に高めることができる。
<その他の実施例>
本発明は、容器内に配置されたスクリューの順送り領域の間に搬送が停滞する領域を設けて容器の断面内に現像剤を拡散させる限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、搬送が停滞する領域は、回転に伴って前後の順搬送部とは逆方向の搬送性能を発揮する場合のほか、順搬送部よりも順方向の搬送性能が小さい場合、あるいは回転に伴って順方向の搬送性能を発揮しない場合も含む。
また、回収トナー容器の外観形状は、直方体には限定されない。入口は、回収トナー容器の上面の平面中央部に配置し、スクリューは、入口の下方を通過して回収トナー容器を横断するように配置してもよい。
スクリューを用いて容器内に現像剤を分散させる回収トナー容器を備える限り、どのような形式の画像形成装置でも実施できる。実施例1乃至3に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
実施例1では、感光ドラム及び中間転写ベルトから回収したトナーを蓄積する回収トナー容器を説明したが、本発明は、現像装置の中で劣化した現像剤を回収して蓄積する回収トナー容器でも実施できる。実施例1では、ブレードクリーニング装置により回収したトナーを蓄積する回収トナー容器を説明したが、本発明は、ブラシクリーニング装置、静電クリーニング装置により回収したトナーを蓄積する回収トナー容器でも実施できる。
回収トナー容器は、画像形成装置に搭載される形態に限らず、単独の処理ユニット、他の処理ユニットに連結するコンポーネントとして実施してもよい。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
10:回収トナー容器、10a:開口部、15:搬送部材(スクリュー)、15a1〜15a3:順搬送部(順送りの領域)、15b,15c,15d,15e,15f,15i,15j:逆搬送部(逆送りの領域)、18:取っ手

Claims (6)

  1. 回収したトナーを収容する容器であって、前記容器の長手方向の一端側にのみトナーを受け入れる回収口を有する容器と、前記容器内に軸線を中心に回転可能に配置され、前記回収口から回収されたトナーを前記一端側から他端側に向けて搬送可能な搬送部材と、前記容器の前記他端側に配置され、前記容器内のトナーの粉面検知に用いられる被検知部と、を備えた回収トナー容器において、
    前記搬送部材は、前記軸線方向において、前記回収口側から前記被検知部側にトナーを搬送する複数の順搬送部と、前記順搬送部とは逆方向にトナーを搬送すると共に、前記軸線方向において前記順搬送部と交互に配置された複数の逆搬送部と、を有し、
    前記順搬送部のトナーの搬送方向において、前記複数の逆搬送部のうち最下流に配置されている前記逆搬送部は、前記複数の逆搬送部の中で最も長く形成され、かつ前記順搬送部のうち最下流に配置されている前記順搬送部より下流に配置されている、
    ことを特徴とする回収トナー容器。
  2. 前記容器内が略直方体である、
    ことを特徴とする請求項1記載の回収トナー容器。
  3. 前記容器は、長手方向に第1領域と、前記第1領域よりも長手方向に直交する断面積が小さい第2領域と、を有し、前記第1領域よりも前記第2領域の方が、前記逆搬送部の前記軸線方向の長さが短く形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の回収トナー容器。
  4. 前記第2領域に対応して前記容器の上面に凹所が形成され、前記容器を持ち運ぶための取っ手が前記凹所に収容される、
    ことを特徴とする請求項3記載の回収トナー容器。
  5. 前記複数の逆搬送部のそれぞれはスクリュー部材によって構成され、
    前記搬送部のトナーの搬送方向において、前記複数の逆搬送部のうち、前記最下流に配置された逆搬送部よりも上流側に配された逆搬送部は、3ピッチ以下の長さに形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の回収トナー容器。
  6. 前記被検知部は、前記容器の前記他端側の側面に、搬送されたトナーを収容すべく前記側面から突出して内部にトナーを収容可能な収容部を備え、該収容部にトナーが所定量収容されることで満タンを検知される、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の回収トナー容器。
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