JP6379464B2 - 接合構造 - Google Patents
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中空の上部鉛直構造部材と、
鉛直方向において前記下部鉛直構造部材と前記上部鉛直構造部材との間に設けられ、中空部分を備えた中央部から水平構造部材が延び出た中間部構造部材と、
前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、前記中間部構造部材のうちの少なくとも一つの中空部分に差し込まれた継手部材と、
を有し、
前記水平構造部材は、前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直部材あるいは前記継手部材のいずれともボルト接合されていないことを特徴とする接合構造である。
また、主たる本発明は、中空の下部鉛直構造部材と、
中空の上部鉛直構造部材と、
鉛直方向において前記下部鉛直構造部材と前記上部鉛直構造部材との間に設けられ、中空部分を備えた中央部から水平構造部材が延び出た中間部構造部材と、
前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、及び、前記中間部構造部材の各々の中空部分に差し込まれた継手部材と、
を有し、
前記継手部材は、外径が前記中間部構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置することを特徴とする接合構造である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
中空の上部鉛直構造部材と、
鉛直方向において前記下部鉛直構造部材と前記上部鉛直構造部材との間に設けられ、水平構造部材を備えた中空の中間部構造部材と、
前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、前記中間部構造部材のうちの少なくとも一つの中空部分に差し込まれた継手部材と、
を有することを特徴とする接合構造。
かかる場合には、現場での工期遅延が生じにくい接合構造を実現することが可能となる。
かかる場合には、継手部材による接合機能をより一層適切に発揮させることが可能となる。
かかる場合には、継手部材による接合機能をより一層適切に発揮させることが可能となる。
かかる場合には、接合構造に制振機能も持たせることが可能となる。
前記継手部材は、外径が前記下部鉛直構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置することとしてもよい。
かかる場合には、部材の現場への運搬や現場での取り扱いが楽になる。
前記下部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記上部鉛直構造部材及び前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることとしてもよい。
かかる場合には、現場での差し込み工程が簡略化される。
前記継手部材は、外径が前記中間部構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置することとしてもよい。
かかる場合には、部材の現場への運搬や現場での取り扱いが楽になる。
前記上部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記下部鉛直構造部材及び前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることとしてもよい。
かかる場合には、現場での差し込み工程が簡略化される。
前記継手部材は、外径が前記下部鉛直構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置しており、
前記中間部構造部材の上方には、免震装置が設けられ、さらに、前記免震装置の上方に前記上部鉛直構造部材が設けられていることとしてもよい。
かかる場合には、部材の現場への運搬や現場での取り扱いが楽になる。
前記下部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記中間部構造部材の前記中空部分に差し込まれており、
前記中間部構造部材の上方には、免震装置が設けられ、さらに、前記免震装置の上方に前記上部鉛直構造部材が設けられていることとしてもよい。
かかる場合には、現場での差し込み工程が簡略化される。
前記中間部構造部材と一体化された前記継手部材が、前記上部鉛直構造部材及び前記下部鉛直構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることとしてもよい。
かかる場合には、現場での差し込み工程が簡略化される。
先ず、本実施の形態に係る接合構造について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る接合構造の概略分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係る接合構造の概略断面図である。
先ず、作業者は、継手部材40を下柱10に差し込む。すなわち、継手部材40の下方本体部分41bを、下柱10の下柱中空部分10aに、鍔部42が下柱10の最上部に当接するまで差し込む。
次に、第二実施形態及び第三実施形態(以下では、既に説明した実施形態を第一実施形態と呼ぶ)に係る接合構造について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、第二実施形態に係る接合構造の概略分解斜視図である。図4は、第三実施形態に係る接合構造の概略断面図である。
先ず、作業者は、下柱10の上に仕口ブロック30を設置する。
第三実施形態に係る接合構造(構造物1)も、第一実施形態と同様、下柱10と、上柱20と、仕口ブロック30と、継手部材40と、を有しているが、これに加えて、免震装置110(本実施の形態において免震ゴム)を備えている。
先ず、作業者は、継手部材40を下柱10に差し込む。すなわち、継手部材40の下方本体部分41bを、下柱10の下柱中空部分10aに、鍔部42が下柱10の最上部に当接するまで差し込む。
上述したとおり、上記実施の形態(第一乃至第三実施形態)に係る接合構造は、中空の下柱10と、中空の上柱20と、鉛直方向において下柱10と上柱20との間に設けられ、大梁34を備えた中空の仕口ブロック30と、下柱10、上柱20、仕口ブロック30のうちの少なくとも一つの中空部分に差し込まれた継手部材40と、を有することとした。そのため、現場での工期遅延が生じにくい接合構造を実現することが可能となる。
また、上記実施の形態においては、継手部材40が、CFT部材であることとした。
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
10 下柱
10a 下柱中空部分
20 上柱
20a 上柱中空部分
30 仕口ブロック
30a 仕口ブロック中空部分
32 中央部
34 大梁
40 継手部材
40a 鋼管
40b コンクリート
41 本体部分
41a 上方本体部分
41b 下方本体部分
42 鍔部
110 免震装置
Claims (11)
- 中空の下部鉛直構造部材と、
中空の上部鉛直構造部材と、
鉛直方向において前記下部鉛直構造部材と前記上部鉛直構造部材との間に設けられ、中空部分を備えた中央部から水平構造部材が延び出た中間部構造部材と、
前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、前記中間部構造部材のうちの少なくとも一つの中空部分に差し込まれた継手部材と、
を有し、
前記水平構造部材は、前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直部材あるいは前記継手部材のいずれともボルト接合されていないことを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、及び、前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれており、
前記継手部材は、外径が前記下部鉛直構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置することを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記下部鉛直構造部材と一体化されており、
前記下部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記上部鉛直構造部材及び前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記上部鉛直構造部材と一体化されており、
前記上部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記下部鉛直構造部材及び前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記下部鉛直構造部材及び前記中間部構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれており、
前記継手部材は、外径が前記下部鉛直構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記下部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置しており、
前記中間部構造部材の上方には、免震装置が設けられ、さらに、前記免震装置の上方に前記上部鉛直構造部材が設けられていることを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記下部鉛直構造部材と一体化されており、
前記下部鉛直構造部材と一体化された前記継手部材が、前記中間部構造部材の前記中空部分に差し込まれており、
前記中間部構造部材の上方には、免震装置が設けられ、さらに、前記免震装置の上方に前記上部鉛直構造部材が設けられていることを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造において、
前記継手部材は、前記中間部構造部材と一体化されており、
前記中間部構造部材と一体化された前記継手部材が、前記上部鉛直構造部材及び前記下部鉛直構造部材の各々の前記中空部分に差し込まれていることを特徴とする接合構造。 - 中空の下部鉛直構造部材と、
中空の上部鉛直構造部材と、
鉛直方向において前記下部鉛直構造部材と前記上部鉛直構造部材との間に設けられ、中空部分を備えた中央部から水平構造部材が延び出た中間部構造部材と、
前記下部鉛直構造部材、前記上部鉛直構造部材、及び、前記中間部構造部材の各々の中空部分に差し込まれた継手部材と、
を有し、
前記継手部材は、外径が前記中間部構造部材の前記中空部分の内径よりも大きい鍔部を備え、
前記鍔部は、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材に挟まれた状態で、前記上部鉛直構造部材と前記中間部構造部材との間に位置することを特徴とする接合構造。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の接合構造において、
前記継手部材は、CFT部材であることを特徴とする接合構造。 - 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の接合構造において、
前記少なくとも一つと継手部材との隙間には、コンクリート又はエポキシ接着剤が充填されていることを特徴とする接合構造。 - 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の接合構造において、
前記少なくとも一つと継手部材との隙間には、制振材が充填されていることを特徴とする接合構造。
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