JP6255829B2 - 施工方法 - Google Patents
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Description
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
前記下部鉛直杭と前記上部鉛直柱との間に基礎梁を打設するステップと、
を有することを特徴とする施工方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
を有することを特徴とする施工方法。
かかる場合には、下部鉛直杭の施工誤差を吸収する機能が適切に発揮されることとなる。
前記継手部材を差し込むステップにおいては、前記継手部材を前記第一鍔部が前記第二鍔部よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、前記第一鍔部を前記下部鉛直杭の最上部に当接させ、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記第二鍔部の上方に前記上部鉛直柱を設け、
前記上部鉛直柱を設けるステップの後に、又は、前記上部鉛直柱を設けるステップと並行して実行され、前記第一鍔部と前記第二鍔部との間に梁部材を設けるステップをさらに有することとしてもよい。
かかる場合には、梁部材の設置の完了を待つことなく、上部鉛直柱の設置作業を行うことが可能となる。
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記上部鉛直柱の中空部分に前記継手部材が差し込まれるように前記上部鉛直柱を設け、かつ、前記上部鉛直柱の最下部を前記第二鍔部に当接させることとしてもよい。
かかる場合には、施工誤差吸収機能に加えて接合機能が適切に発揮されることとなる。
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記免震装置の上方に前記上部鉛直柱を設けることとしてもよい。
かかる場合には、施工誤差吸収機能に加えて免震機能が適切に発揮されることとなる。
先ず、本実施の形態に係る構造物1及び当該構造物1の施工方法について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る構造物1の概略断面図であり、一例として鋼管上柱20を継手部材40に差し込む直前の様子を示した図である。図2は、継手部材40の施工誤差吸収機能を説明するためのイメージ図である。図3は、本実施の形態に係る施工方法の手順を示した図である。
次に、第二実施形態(以下では、既に説明した実施形態を第一実施形態と呼ぶ)に係る構造物1及び当該構造物1の施工方法について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、第二実施形態に係る構造物1の概略断面図である。図5は、第二実施形態に係る施工方法の手順を示した図である。
上述したとおり、上記実施の形態(第一及び第二実施形態)に係る施工方法は、中空の鋼管杭10を打設するステップと、鋼管杭10の中空部分であって、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置に、継手部材40を差し込むステップと、鋼管杭10と継手部材40の間に双方の相対位置を固定させるための充填材50を充填するステップと、鋼管上柱20を継手部材40の上方に設けるステップと、を有することとした。
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
10 鋼管杭
10a 杭中空部分
10b レベル調整リング
10c 鋼管杭本体
20 鋼管上柱
20a 上柱中空部分
30 基礎梁
30a 基礎梁中空部分
40 継手部材
41 本体部分
41a 上方本体部分
41b 下方本体部分
41c 中間本体部分
42 鍔部
43 第一鍔部
45 第二鍔部
50 充填材
110 免震装置
G 隙間
Claims (4)
- 中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
前記下部鉛直杭と前記上部鉛直柱との間に基礎梁を打設するステップと、
を有することを特徴とする施工方法。 - 中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、を有し、
前記継手部材は、第一鍔部と第二鍔部とを備えており、
前記継手部材を差し込むステップにおいては、前記継手部材を前記第一鍔部が前記第二鍔部よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、前記第一鍔部を前記下部鉛直杭の最上部に当接させ、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記第二鍔部の上方に前記上部鉛直柱を設け、
前記上部鉛直柱を設けるステップの後に、又は、前記上部鉛直柱を設けるステップと並行して実行され、前記第一鍔部と前記第二鍔部との間に基礎梁を打設するステップをさらに有することを特徴とする施工方法。 - 請求項2に記載の施工方法において、
前記上部鉛直柱は中空であり、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記上部鉛直柱の中空部分に前記継手部材が差し込まれるように前記上部鉛直柱を設け、かつ、前記上部鉛直柱の最下部を前記第二鍔部に当接させることを特徴とする施工方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の施工方法において、
前記充填材を充填するステップにおいては、前記下部鉛直杭の上端と前記継手部材の下端とが接触する境界部の高さに充填材が達するまで充填材を充填することを特徴とする施工方法。
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JP2013193140A JP6255829B2 (ja) | 2013-09-18 | 2013-09-18 | 施工方法 |
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