JP6255829B2 - 施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、施工方法に関する。
中空の下部鉛直杭を打設するステップと、この下部鉛直杭の上方に上部鉛直柱を設けるステップと、を有する施工方法は既によく知られている。
特開平4−185841号公報
従来、かかる施工方法を行う際に、下部鉛直杭が正規位置からずれた位置に打設される場合があり、このような施工誤差の発生が問題となっていた。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、下部鉛直杭の施工誤差を吸収する機能を実現することにある。
主たる本発明は、中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
前記下部鉛直杭と前記上部鉛直柱との間に基礎梁を打設するステップと、
を有することを特徴とする施工方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、下部鉛直杭の施工誤差を吸収する機能が適切に発揮されることとなる。
本実施の形態に係る構造物1の概略断面図である。 継手部材40の施工誤差吸収機能を説明するためのイメージ図である。 本実施の形態に係る施工方法の手順を示した図である。 第二実施形態に係る構造物1の概略断面図である。 第二実施形態に係る施工方法の手順を示した図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
を有することを特徴とする施工方法。
かかる場合には、下部鉛直杭の施工誤差を吸収する機能が適切に発揮されることとなる。
また、前記継手部材は、第一鍔部と第二鍔部とを備えており、
前記継手部材を差し込むステップにおいては、前記継手部材を前記第一鍔部が前記第二鍔部よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、前記第一鍔部を前記下部鉛直杭の最上部に当接させ、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記第二鍔部の上方に前記上部鉛直柱を設け、
前記上部鉛直柱を設けるステップの後に、又は、前記上部鉛直柱を設けるステップと並行して実行され、前記第一鍔部と前記第二鍔部との間に梁部材を設けるステップをさらに有することとしてもよい。
かかる場合には、梁部材の設置の完了を待つことなく、上部鉛直柱の設置作業を行うことが可能となる。
また、前記上部鉛直柱は中空であり、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記上部鉛直柱の中空部分に前記継手部材が差し込まれるように前記上部鉛直柱を設け、かつ、前記上部鉛直柱の最下部を前記第二鍔部に当接させることとしてもよい。
かかる場合には、施工誤差吸収機能に加えて接合機能が適切に発揮されることとなる。
また、前記第二鍔部の上方に免震装置を設けるステップを有し、
前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記免震装置の上方に前記上部鉛直柱を設けることとしてもよい。
かかる場合には、施工誤差吸収機能に加えて免震機能が適切に発揮されることとなる。
===本実施の形態に係る構造物及び施工方法について===
先ず、本実施の形態に係る構造物1及び当該構造物1の施工方法について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る構造物1の概略断面図であり、一例として鋼管上柱20を継手部材40に差し込む直前の様子を示した図である。図2は、継手部材40の施工誤差吸収機能を説明するためのイメージ図である。図3は、本実施の形態に係る施工方法の手順を示した図である。
この構造物1は、下部鉛直杭の一例としての鋼管杭10と、上部鉛直柱の一例としての鋼管上柱20と、梁部材の一例としての基礎梁30と、継手部材40と、を備えている。
鋼管杭10は、地中等に打設された中空(杭中空部分10aと呼ぶ)の杭である。この鋼管杭10は、図1に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、円形状の断面を備えている。なお、杭中空部分10aの断面も円形状となっている。
また、鋼管杭10は、その上端部にレベル調整リング10bを備えている。このレベル調整リング10bは、鋼管杭本体10cに対して上側へ移動することにより、鋼管杭10の長さを調整(延長)するためのものである。
すなわち、このレベル調整リング10bは、鋼管杭本体10cの外側において、鋼管杭本体10cに対して鉛直方向にスライド移動可能に取り付けられている。そして、鋼管杭10の長さを長くしたい場合には、レベル調整リング10bの最上部が鋼管杭本体10cの最上部よりも上方に位置する位置に、レベル調整リング10bをスライドさせて、鋼管杭本体10cに対し溶接により固定する。こうすれば、鋼管杭10の長さを延長できる。そして、このことにより、鋼管杭10の上方に位置する鋼管上柱20、基礎梁30、継手部材40の鉛直方向における位置も上げることが可能となる。
鋼管上柱20も、中空(上柱中空部分20aと呼ぶ)の柱である。この鋼管上柱20も、図1に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、円形状の断面を備えている。なお、上柱中空部分20aの断面も円形状となっている。また、鋼管上柱20は、鋼管杭10よりも上方に位置している。
継手部材40は、鋼管杭10及び鋼管上柱20(具体的には、杭中空部分10a及び上柱中空部分20a)に差し込まれる部材である。この継手部材40は、CFT部材(高強度CFT部材)である。つまり、継手部材40は、鋼管にコンクリートが充填されたコンクリート充填鋼管構造を備えている。したがって、継手部材40は中実の部材である。
継手部材40は、図1に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、断面が円形状の本体部分41と、当該本体部分41から外側へ(水平方向に)鍔状に(円形状に)延出した二つの鍔部42(図1において下側の鍔部42を第一鍔部43と呼び、上側の鍔部42を第二鍔部45と呼ぶ)と、を備えている。第一鍔部43及び第二鍔部45は、図1に示すように、いずれも鉛直方向において継手部材40の上端や下端ではなく中間部分に設けられているので、本体部分41は、第二鍔部45よりも上方に位置する上方本体部分41aと、第一鍔部43よりも下方に位置する下方本体部分41bと、第一鍔部43と第二鍔部45の間に位置する中間本体部分41cと、に分かれている。
本体部分41は、杭中空部分10a及び上柱中空部分20aに差し込まれる部分である。本実施の形態においては、上方本体部分41aが上柱中空部分20aに差し込まれ(挿入され)、下方本体部分41bが杭中空部分10aに差し込まれている(挿入されている)。そのため、本体部分41(上方本体部分41a及び下方本体部分41b)の外径は、杭中空部分10a及び上柱中空部分20aの内径よりも小さくなっている。なお、本実施の形態においては、上方本体部分41aの外径と下方本体部分41bの外径は、同じである。
なお、上述したとおり、継手部材40の本体部分41の外径が、鋼管杭10の中空部分の内径よりも小さいため、図1に示すように、継手部材40と鋼管杭10の間には、隙間Gが存在する。そして、この隙間Gには、コンクリート又はエポキシ接着剤等の充填材50が充填されている。
そして、継手部材40は、この充填材50と協働して、以下の機能を発揮する。
上述したとおり、鋼管杭10は、地中等に打設されるが、かかる際に、当該鋼管杭10が、水平面(図2における紙面に相当する)において当該鋼管杭10が打設されるべき正規位置からずれる場合がある。すなわち、図2に示すように、当該鋼管杭10の正規位置(図2においては、当該正規位置に位置するときの鋼管杭10を中心C1の破線円P1で表している)ではなく、当該正規位置からずれた位置(実打設位置と呼ぶ。図2においては、当該実打設位置に位置するときの鋼管杭10を中心C2の実線円P2で表している)に、鋼管杭10が打設される場合がある。
しかしながら、継手部材40と鋼管杭10との間には、前述した隙間Gが存在するため、継手部材40を鋼管杭10の中空部分に差し込む際に、打設された鋼管杭10の中心C2に継手部材40の中心C3が一致するように継手部材40を鋼管杭10に差し込むのではなく、継手部材40をこれより少しシフトさせて(換言すれば、継手部材40が鋼管杭10に対し偏心するように)差し込むことができる。
つまり、継手部材40を、少しシフトさせて、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置(すなわち、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するような位置)に差し込むことができる。すなわち、図2に示すように、継手部材40を、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するように、鋼管杭10に差し込むことができる(図2においては、差し込まれる継手部材40を中心C3の実線円P3で表している)。
そして、鋼管杭10の中空部分(杭中空部分10a)であって上記正規位置に継手部材40が差し込まれた状態で、継手部材40と鋼管杭10との間(すなわち、隙間G)に充填材50を充填してしまえば、双方の相対位置を固定させることができる。
このように、本実施の形態に係る継手部材40と充填材50を用いれば、鋼管杭10が正規位置からずれた位置に打設されたとしても、継手部材40を正規位置に位置させることができ、延いては、当該継手部材40の上方に設ける鋼管上柱20も正規位置に位置させることができる。すなわち、継手部材40は、充填材50と協働して、鋼管杭10の施工誤差を吸収する機能を発揮する。
また、前述したとおり、本実施の形態に係る継手部材40は、鋼管杭10だけではなく、鋼管上柱20にも差し込まれている。そのため、継手部材40は、前述した施工誤差吸収機能だけでなく、鋼管杭10と鋼管上柱20とを接合する接合機能も有している。
なお、継手部材40は、鋼管上柱20にも差し込まれているため、前述したとおり、継手部材40の本体部分41の外径が、鋼管上柱20の中空部分の内径よりも小さくなっており、継手部材40と鋼管上柱20との間にも隙間が存在する。しかしながら、継手部材40は鋼管上柱20に対しては前述した施工誤差吸収機能を有していないため、この隙間は、図1から容易に理解できるように、僅かであり、当然のことながら前述した隙間Gよりも小さくなっている。なお、この隙間を僅かとする(隙間Gより小さくする)ことにより、鋼管上柱20が継手部材40に差し込まれた際に、鋼管上柱20の中心を継手部材40の中心C3に一致させ易くなり、鋼管上柱20を容易に正規位置に位置させることが可能となる。また、継手部材40と鋼管杭10との間の隙間Gには充填材50が充填される一方で、継手部材40と鋼管上柱20との間の隙間においては、必ずしも充填材50が充填されている必要はない。ただし、前記接合機能の観点からは、充填されている方が望ましく、本実施の形態においても充填されている。
第一鍔部43は、継手部材40が鋼管杭10に差し込まれた際に、鋼管杭10(レベル調整リング10b又は鋼管杭本体10c)に引っ掛かることにより、継手部材40が鋼管杭10をすり抜けてしまうのを防止する役割を果たす。すなわち、図1から容易に理解されるように、継手部材40が鋼管杭10に差し込まれた際には、鋼管杭10の最上部に第一鍔部43が当接(接触)して引っ掛かるようになっている。そのため、第一鍔部43の外径は、杭中空部分10aの内径よりも大きくなっている。そして、本実施の形態において、第一鍔部43は、鋼管杭10と後述する基礎梁30に挟まれた状態で、鋼管杭10と基礎梁30との間に位置している。
第二鍔部45は、継手部材40に鋼管上柱20が差し込まれた際に、鋼管上柱20を支持して、鋼管上柱20と鋼管杭10との間に基礎梁30を設けるためのスペースを作る役割を果たす。すなわち、図1から容易に理解されるように、継手部材40に鋼管上柱20が差し込まれた際には、第二鍔部45に鋼管上柱20の最下部が引っ掛かるようになっており、鋼管上柱20が第二鍔部45よりも下方には行かないようになっている。したがって、鉛直方向において鋼管上柱20と鋼管杭10との間(換言すれば、第二鍔部45と第一鍔部43との間)には、スペースが生まれ、当該スペースは、基礎梁30を設けるためのスペースとして利用される。
また、第二鍔部45に鋼管上柱20の最下部が引っ掛かるようにするために、第二鍔部45の外径は、上柱中空部分20aの内径よりも大きくなっている。そして、本実施の形態において、第二鍔部45は、鋼管上柱20と後述する基礎梁30に挟まれた状態で、鋼管杭10と基礎梁30との間に位置している。
基礎梁30は、中空部分(基礎梁中空部分30aと呼ぶ)を備えたコンクリート製の部材である。この基礎梁30は、鉛直方向において鋼管上柱20と鋼管杭10との間(第二鍔部45と第一鍔部43との間)に設けられている。換言すれば、基礎梁30は、第一鍔部43と第二鍔部45の間に位置する前述した中間本体部分41cの周囲に備えられている。
次に、本実施の形態に係る構造物1の施工方法について、図3を用いて説明する。
先ず、作業者は、中空の鋼管杭10を地中等に打設する(ステップS1)。この際に、必要に応じて、レベル調整リング10bをスライドさせて鋼管杭10の長さ調整を行う。
次に、作業者は、継手部材40(の下方本体部分41b)を当該鋼管杭10の中空部分(杭中空部分10a)に差し込む(ステップS3)。すなわち、作業者は、継手部材40を前記第一鍔部43が前記第二鍔部45よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、第一鍔部43を鋼管杭10の最上部に当接させる(第一鍔部43が鋼管杭10の最上部に当接するまで差し込む)。
この際に、作業者は、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置に、継手部材40を差し込む。すなわち、本実施の形態においては、図2に示したように、継手部材40を、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するように、鋼管杭10に差し込む。
次に、作業者は、鋼管杭10と継手部材40との間(すなわち、隙間G)に、双方の相対位置を固定させるための充填材50を充填する(ステップS5)。なお、充填材50の充填方法については、どのような方法でもよいが、例えば、第一鍔部43に予め充填用穴部を開けておき、当該充填用穴部から充填材50を流し込むようにすればよい。
次に、作業者は、継手部材40の上方(より具体的には、継手部材40の第二鍔部45の上方)に鋼管上柱20を設ける。本実施の形態においては、鋼管上柱20の中空部分(上柱中空部分20a)に継手部材40が差し込まれるように鋼管上柱20を設け、かつ、鋼管上柱20の最下部を第二鍔部45に当接させる。換言すれば、継手部材40(の上方本体部分41a)に、鋼管上柱20の中空部分(上柱中空部分20a)を、第二鍔部45が鋼管上柱20の最上部に当接するまで差し込む(ステップS7)。
次に、作業者は、鋼管上柱20と継手部材40との間(の隙間)に、隙間Gと同様、充填材を充填する(ステップS9)。なお、充填材の充填方法については、どのような方法でもよいが、例えば、鋼管上柱20に予め充填用穴部を開けておき、当該充填用穴部から充填材50を流し込むようにすればよい。
次に、作業者は、基礎梁30を、鋼管上柱20と鋼管杭10との間(第二鍔部45と第一鍔部43との間)に設ける(ステップS11)。すなわち、当該間にできたスペース(中間本体部分41cの周囲のスペース)に、コンクリート製の基礎梁30を打設する。
===第二実施形態に係る構造物及び施工方法について===
次に、第二実施形態(以下では、既に説明した実施形態を第一実施形態と呼ぶ)に係る構造物1及び当該構造物1の施工方法について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、第二実施形態に係る構造物1の概略断面図である。図5は、第二実施形態に係る施工方法の手順を示した図である。
第二実施形態に係る構造物1も、第一実施形態と同様、鋼管杭10と、鋼管上柱20と、基礎梁30と、継手部材40と、を備えている。しかしながら、第二実施形態においては、第一実施形態とは異なり、免震装置110(本実施の形態において免震ゴム)をさらに備えている。
具体的に説明する。鋼管杭10の構造は、第一実施形態に係る鋼管杭10の構造と同様である。すなわち、鋼管杭10は、地中等に打設された中空(杭中空部分10aと呼ぶ)の杭である。この鋼管杭10は、図4に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、円形状の断面を備えている。なお、杭中空部分10aの断面も円形状となっている。
また、鋼管杭10は、その上端部にレベル調整リング10bを備えている。このレベル調整リング10bは、鋼管杭本体10cに対して上側へ移動することにより、鋼管杭10の長さを調整(延長)するためのものである。
すなわち、このレベル調整リング10bは、鋼管杭本体10cの外側において、鋼管杭本体10cに対して鉛直方向にスライド移動可能に取り付けられている。そして、鋼管杭10の長さを長くしたい場合には、レベル調整リング10bの最上部が鋼管杭本体10cの最上部よりも上方に位置する位置に、レベル調整リング10bをスライドさせて、鋼管杭本体10cに対し溶接により固定する。こうすれば、鋼管杭10の長さを延長できる。そして、このことにより、鋼管杭10の上方に位置する鋼管上柱20、基礎梁30、継手部材40の鉛直方向における位置も上げることが可能となる。
鋼管上柱20の構造も、第一実施形態に係る鋼管上柱20の構造と同様である。すなわち、鋼管上柱20も、中空(上柱中空部分20aと呼ぶ)の柱である。この鋼管上柱20も、図4に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、円形状の断面を備えている。なお、上柱中空部分20aの断面も円形状となっている。また、鋼管上柱20は、鋼管杭10よりも上方に位置している。
継手部材40は、第一実施形態と同様、鋼管杭10(具体的には、杭中空部分10a)に差し込まれる部材である。しかしながら、第二実施形態においては、第一実施形態とは異なり、継手部材40が、鋼管上柱20(具体的には、上柱中空部分20a)には差し込まれない。すなわち、第二実施形態に係る継手部材40は、鋼管杭10と鋼管上柱20とを接合する前述した接合機能は有していない(後述するように、施工誤差吸収機能は有している)。
この継手部材40は、第一実施形態と同様、CFT部材(高強度CFT部材)である。つまり、継手部材40は、鋼管にコンクリートが充填されたコンクリート充填鋼管構造を備えている。したがって、継手部材40は中実の部材である。
第一実施形態と同様、継手部材40は、図4に示すように、鉛直方向に延び(換言すれば、長手方向が鉛直方向に沿い)、かつ、断面が円形状の本体部分41と、当該本体部分41から外側へ(水平方向に)鍔状に(円形状に)延出した二つの鍔部42(図4において下側の鍔部42を第一鍔部43と呼び、上側の鍔部42を第二鍔部45と呼ぶ)と、を備えている。
なお、第一鍔部43は、第一実施形態と同様、鉛直方向において継手部材40の上端や下端ではなく中間部分に設けられている。一方で、第二実施形態に係る継手部材40が、前述したとおり、前記接合機能を有していないため、第二鍔部45は、第一実施形態とは異なり、上端に設けられている。したがって、本体部分41は、第一鍔部43よりも下方に位置する下方本体部分41bと、第一鍔部43と第二鍔部45の間に位置する中間本体部分41cと、に分かれている(第二鍔部45よりも上方に位置する上方本体部分は存在しない)。
本体部分41は、杭中空部分10aに差し込まれる部分である。本実施の形態においては、下方本体部分41bが杭中空部分10aに差し込まれている(挿入されている)。そのため、本体部分41(下方本体部分41b)の外径は、杭中空部分10aの内径よりも小さくなっている。
なお、上述したとおり、継手部材40の本体部分41の外径が、鋼管杭10の中空部分の内径よりも小さいため、図4に示すように、継手部材40と鋼管杭10の間には、隙間Gが存在する。そして、この隙間Gには、第一実施形態と同様、コンクリート又はエポキシ接着剤等の充填材50が充填されている。
そして、継手部材40は、この充填材50と協働して、第一実施形態と同様、施工誤差吸収機能を発揮する。
上述したとおり、鋼管杭10は、地中等に打設されるが、かかる際に、当該鋼管杭10が、水平面において当該鋼管杭10が打設されるべき正規位置からずれる場合がある。すなわち、当該鋼管杭10の正規位置(図2においては、当該正規位置に位置するときの鋼管杭10を中心C1の破線円P1で表している)ではなく、当該正規位置からずれた実打設位置(図2においては、当該実打設位置に位置するときの鋼管杭10を中心C2の実線円P2で表している)に、鋼管杭10が打設される場合がある。
しかしながら、継手部材40と鋼管杭10との間には、前述した隙間Gが存在するため、継手部材40を鋼管杭10の中空部分に差し込む際に、打設された鋼管杭10の中心C2に継手部材40の中心C3が一致するように継手部材40を鋼管杭10に差し込むのではなく、継手部材40をこれより少しシフトさせて(換言すれば、継手部材40が鋼管杭10に対し偏心するように)差し込むことができる。
つまり、継手部材40を、少しシフトさせて、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置(すなわち、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するような位置)に差し込むことができる。すなわち、図2に示すように、継手部材40を、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するように、鋼管杭10に差し込むことができる(図2においては、差し込まれる継手部材40を中心C3の実線円P3で表している)。
そして、鋼管杭10の中空部分(杭中空部分10a)であって上記正規位置に継手部材40が差し込まれた状態で、継手部材40と鋼管杭10との間(すなわち、隙間G)に充填材50を充填してしまえば、双方の相対位置を固定させることができる。
このように、第一実施形態と同様、第二実施形態に係る継手部材40と充填材50を用いれば、鋼管杭10が正規位置からずれた位置に打設されたとしても、継手部材40を正規位置に位置させることができ、延いては、当該継手部材40の上方に設ける鋼管上柱20も正規位置に位置させることができる。すなわち、継手部材40は、充填材50と協働して、鋼管杭10の施工誤差を吸収する機能を発揮する。
第一鍔部43は、第一実施形態と同様、継手部材40が鋼管杭10に差し込まれた際に、鋼管杭10(レベル調整リング10b又は鋼管杭本体10c)に引っ掛かることにより、継手部材40が鋼管杭10をすり抜けてしまうのを防止する役割を果たす。すなわち、図4から容易に理解されるように、継手部材40が鋼管杭10に差し込まれた際には、鋼管杭10の最上部に第一鍔部43が当接(接触)して引っ掛かるようになっている。そのため、第一鍔部43の外径は、杭中空部分10aの内径よりも大きくなっている。そして、本実施の形態において、第一鍔部43は、鋼管杭10と後述する基礎梁30に挟まれた状態で、鋼管杭10と基礎梁30との間に位置している。
第二鍔部45は、免震装置110を支持すると共に、免震装置110と鋼管杭10との間に基礎梁30を設けるためのスペースを作る役割を果たす。すなわち、図4から容易に理解されるように、免震装置110が第二鍔部45に支持された際には、免震装置110が第二鍔部45よりも下方には行かないようになっている。したがって、鉛直方向において免震装置110と鋼管杭10との間(換言すれば、第二鍔部45と第一鍔部43との間)には、スペースが生まれ、当該スペースは、基礎梁30を設けるためのスペースとして利用される。また、第二鍔部45は、免震装置110と基礎梁30に挟まれた状態で、免震装置110と基礎梁30との間に位置している。
免震装置110は、第二鍔部45の上方に設けられ、当該免震装置110の上方に鋼管上柱20が設けられている。すなわち、免震装置110は、鉛直方向において第二鍔部45と鋼管上柱20との間に位置している。なお、本実施の形態において、免震装置110は、第二鍔部45と鋼管上柱20の各々に対し、ボルト接合により接合されている。
基礎梁30は、第一実施形態と同様、中空部分(基礎梁中空部分30aと呼ぶ)を備えたコンクリート製の部材である。この基礎梁30は、鉛直方向において免震装置110と鋼管杭10との間(第二鍔部45と第一鍔部43との間)に設けられている。換言すれば、基礎梁30は、第一鍔部43と第二鍔部45の間に位置する前述した中間本体部分41cの周囲に備えられている。
次に、第二実施形態に係る構造物1の施工方法について、図5を用いて説明する。
先ず、作業者は、中空の鋼管杭10を地中等に打設する(ステップS101)。この際に、必要に応じて、レベル調整リング10bをスライドさせて鋼管杭10の長さ調整を行う。
次に、作業者は、継手部材40(の下方本体部分41b)を当該鋼管杭10の中空部分(杭中空部分10a)に差し込む(ステップS103)。すなわち、作業者は、継手部材40を前記第一鍔部43が前記第二鍔部45よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、第一鍔部43を鋼管杭10の最上部に当接させる(第一鍔部43が鋼管杭10の最上部に当接するまで差し込む)。
この際に、作業者は、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置に、継手部材40を差し込む。すなわち、本実施の形態においては、図2に示したように、継手部材40を、正規位置の鋼管杭10の中心C1に継手部材40の中心C3が一致するように、鋼管杭10に差し込む。
次に、作業者は、鋼管杭10と継手部材40との間(すなわち、隙間G)に、双方の相対位置を固定させるための充填材50を充填する(ステップS105)。なお、充填材50の充填方法については、どのような方法でもよいが、例えば、第一鍔部43に予め充填用穴部を開けておき、当該充填用穴部から充填材50を流し込むようにすればよい。
次に、作業者は、継手部材40の(第二鍔部45の)上方に免震装置110を設ける(ステップS107)。本実施の形態においては、第二鍔部45の上に免震装置110をボルト接合により設置する。
次に、作業者は、継手部材40の(第二鍔部45の)上方(より具体的には、免震装置110の上方)に鋼管上柱20を設ける(ステップS109)。本実施の形態においては、免震装置110の上に鋼管上柱20をボルト接合により設置する。
次に、作業者は、基礎梁30を、免震装置110と鋼管杭10との間(第二鍔部45と第一鍔部43との間)に設ける(ステップS111)。すなわち、当該間にできたスペース(中間本体部分41cの周囲のスペース)に、コンクリート製の基礎梁30を打設する。
===上記実施形態に係る施工方法の有効性について===
上述したとおり、上記実施の形態(第一及び第二実施形態)に係る施工方法は、中空の鋼管杭10を打設するステップと、鋼管杭10の中空部分であって、継手部材40が位置すべき水平面における正規位置に、継手部材40を差し込むステップと、鋼管杭10と継手部材40の間に双方の相対位置を固定させるための充填材50を充填するステップと、鋼管上柱20を継手部材40の上方に設けるステップと、を有することとした。
そのため、既述の通り、鋼管杭10の施工誤差を吸収する機能が適切に発揮されることとなる。
また、上記実施の形態において、前記継手部材40は、第一鍔部43と第二鍔部45とを備えており、継手部材40を差し込むステップにおいては、継手部材40を第一鍔部43が第二鍔部45よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、第一鍔部43を鋼管杭10の最上部に当接させ、鋼管上柱20を設けるステップにおいては、第二鍔部45の上方に鋼管上柱20を設け、鋼管上柱20を設けるステップの後に実行され、第一鍔部43と第二鍔部45との間に基礎梁30を設けるステップをさらに有することとした。
このことにより、下から順番に施工作業を行うという制約、つまり、基礎梁30を設けてからその上の鋼管上柱20を設ける作業を行うという制約、から解放されることとなる。すなわち、基礎梁30の設置の完了を待つことなく、鋼管上柱20の設置作業を行うことが可能となる。
また、第一実施形態において、鋼管上柱20は中空であり、鋼管上柱20を設けるステップにおいては、鋼管上柱20の中空部分に継手部材40が差し込まれるように鋼管上柱20を設け、かつ、鋼管上柱20の最下部を第二鍔部45に当接させることとした。
そのため、第一実施形態においては、既述の通り、施工誤差吸収機能に加えて接合機能が適切に発揮されることとなる。
また、第二実施形態においては、第二鍔部45の上方に免震装置110を設けるステップを有し、鋼管上柱20を設けるステップにおいては、免震装置110の上方に鋼管上柱20を設けることとした。
そのため、第二実施形態においては、施工誤差吸収機能に加えて免震機能が適切に発揮されることとなる。
===その他の実施の形態===
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記実施の形態においては、下部鉛直杭として鋼管杭10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、PHC杭であってよい。
また、上記実施の形態においては、第一鍔部43と第二鍔部45との間に基礎梁30を設けるステップを、鋼管上柱20を設けるステップの後に実行することとしたが、鋼管上柱20を設けるステップと並行して実行することとしてもよい。
そして、このような場合であっても、下から順番に施工作業を行うという制約、つまり、基礎梁30を設けてからその上の鋼管上柱20を設ける作業を行うという制約、から解放されることとなる。すなわち、基礎梁30の設置の完了を待つことなく、鋼管上柱20の設置作業を行うことが可能となる。
1 構造物
10 鋼管杭
10a 杭中空部分
10b レベル調整リング
10c 鋼管杭本体
20 鋼管上柱
20a 上柱中空部分
30 基礎梁
30a 基礎梁中空部分
40 継手部材
41 本体部分
41a 上方本体部分
41b 下方本体部分
41c 中間本体部分
42 鍔部
43 第一鍔部
45 第二鍔部
50 充填材
110 免震装置
G 隙間

Claims (4)

  1. 中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
    前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
    前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
    上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、
    前記下部鉛直杭と前記上部鉛直柱との間に基礎梁を打設するステップと、
    を有することを特徴とする施工方法。
  2. 中空の下部鉛直杭を打設するステップと、
    前記下部鉛直杭の中空部分であって、継手部材が位置すべき水平面における正規位置に、前記継手部材を差し込むステップと、
    前記下部鉛直杭と前記継手部材の間に双方の相対位置を固定させるための充填材を充填するステップと、
    上部鉛直柱を前記継手部材の上方に設けるステップと、を有し、
    前記継手部材は、第一鍔部と第二鍔部とを備えており、
    前記継手部材を差し込むステップにおいては、前記継手部材を前記第一鍔部が前記第二鍔部よりも下側となるような方向に差し込み、かつ、前記第一鍔部を前記下部鉛直杭の最上部に当接させ、
    前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記第二鍔部の上方に前記上部鉛直柱を設け、
    前記上部鉛直柱を設けるステップの後に、又は、前記上部鉛直柱を設けるステップと並行して実行され、前記第一鍔部と前記第二鍔部との間に基礎梁を打設するステップをさらに有することを特徴とする施工方法。
  3. 請求項2に記載の施工方法において、
    前記上部鉛直柱は中空であり、
    前記上部鉛直柱を設けるステップにおいては、前記上部鉛直柱の中空部分に前記継手部材が差し込まれるように前記上部鉛直柱を設け、かつ、前記上部鉛直柱の最下部を前記第二鍔部に当接させることを特徴とする施工方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の施工方法において、
    前記充填材を充填するステップにおいては、前記下部鉛直杭の上端と前記継手部材の下端とが接触する境界部の高さに充填材が達するまで充填材を充填することを特徴とする施工方法。
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