JP6632237B2 - 既製杭を利用した熱交換装置及び熱交換パイプ付き既製杭 - Google Patents

既製杭を利用した熱交換装置及び熱交換パイプ付き既製杭 Download PDF

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Description

本発明は、熱交換パイプを配置した既製杭を地下に埋設して、熱交換パイプ内に流す流体を介して、地中の熱を地上に回収する既製杭を利用した熱交換装置と、この熱交換装置に最適な、熱交換パイプ付き既製杭に関する。
熱交換パイプを杭穴内に沈めて、地中の深い位置まで埋設して、地中の熱を回収する装置は、種々提案されている。この場合、熱交換パイプは一般に樹脂製であり、浮力により深い位置まで沈めることが困難となっていた。そこで、既製杭に熱交換パイプを取り付けて、既製杭とともに熱交換パイプを埋設することも提案されている。
既製杭を使用する場合、一般に既製杭の長さは10m程度であり、地中でより深い位置から熱を回収するために、副数本の既製杭を連結しながらより深い位置に埋設することも行われている(特許文献1)。この際、通常の方法により上下に位置する既製杭を連結し、かつ熱交換パイプ自体も上下で連結する必要があった。また、埋設時に熱交換パイプを傷つけないように保護するために、既製杭の中空部内に熱交換パイプを収容していた。
一方、地中の熱をより多く回収するために、埋設深さに比して熱交換パイプの長さを長くして熱交換する表面積を確保するために、鋼管の外周に螺旋状に熱交換パイプを巻き付ける提案もされている(特許文献2)。
特開2014−129706号公報 特開2005−188866号公報
熱交換パイプを保護するために、既製杭の中空部に熱交換パイプを収容するタイプでは、熱交換パイプを螺旋状に巻いた状態で既製杭の中空部に収容して、熱交換パイプをその位置に維持することは困難であった。この場合、多数の特殊なスペーサー類を使用することも考えられるが、中空杭の中間部は上下端から数メートルになるので、螺旋状に形成した熱交換パイプを配置する組立作業は難しかった。また、熱交換パイプを露出させ、螺旋状に配置するタイプでは、埋設時に熱交換パイプに生じる抵抗が大きく、破損するおそれもあった。
本発明は、軸方向の直線状部を有するように折り返して屈曲した第1熱交換パイプと、直線状の第2熱交換パイプとを使用したので、既製杭内により長い熱交換パイプを収容し、かつ既製杭を連結して埋設する施工時に、作業性も確保できた。
即ちこの発明は、熱交換パイプを収容した複数本の中間既製杭を、前記熱交換パイプを連結するとともに前記中間既製杭を連結して、以下のように構成したことを特徴とする既製杭を使用した熱交換装置である。
(1) 前記中間既製杭を以下のように構成する。
(a) 中空の既製杭の中空部内であって、上端面に第1上パイプ連結口、第2上パイプ連結口を形成し、かつ下端面に第1下パイプ連結口、第2下パイプ連結口を形成する。
(b) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように折り返して屈曲形成した第1熱交換パイプを配置して、前記第1熱交換パイプの上端を前記前記第1上パイプ連結口に、前記第1熱交換パイプの下端を前記第1下パイプ連結口に、それぞれ接続する。
(c) 前記既製杭の中空部内に第2熱交換パイプを配置して、前記第2熱交換パイプの上端を前記第2上パイプ連結口に、前記第2熱交換パイプの下端を前記第2下パイプ連結口に、それぞれ接続した。
(d) 前記既製杭の直上に他の既製杭を連結する際に、「前記既製杭の前記第1上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第1下パイプ連結口が位置するように形成し、かつ前記既製杭の前記第2上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第2下パイプ連結口が位置するように形成し」または「前記既製杭の前記第1上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第1上パイプ連結口が位置するように形成し、かつ前記既製杭の前記第2上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第2上パイプ連結口が位置するように形成し」た。
(2) 最下端の中間既製杭の第1下パイプ連結口と前記第2下パイプ連結口とを第3熱交換パイプで連通させる。
(3) 最上端の中間既製杭の前記第1上パイプ連結口及び第2上パイプ連結口を、地上に設置した流体循環・熱回収手段に連結する。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする既製杭を使用した熱交換装置である。
(1) 既製杭を1本の下端既製杭の上方に、1本又は複数本の中間既製杭を連結して構成する。
(2) 前記下端既製杭を以下のように構成する。
(a) 中空の既製杭の中空部内であって、上端面に第1上パイプ連結口、第2上パイプ連結口を形成する。
(b) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように屈曲形成した第3熱交換パイプを配置して、前記第3熱交換パイプの両端開口を前記前記第1上パイプ連結口、前記第2上パイプ連結口に接続した。
また、他の発明は、既製杭基体内に熱交換パイプを設置した既製杭であって、以下のように構成したことを特徴とする熱交換パイプ付き既製杭である。
(1) 前記熱交換パイプを、第1熱交換パイプ及び第2熱交換パイプから構成する。
(2) 中空の既製杭の中空部内であって、長さ方向のA、B両端面で、A端面に第1Aパイプ連結口、第2Aパイプ連結口を形成し、かつB端面に第1Bパイプ連結口、第2Bパイプ連結口を形成する。
(3) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように折り返して屈曲形成した第1熱交換パイプを配置して、前記第1熱交換パイプの一端を前記第1Aパイプ連結口に、前記第1熱交換パイプの他端を第1Bパイプ連結口に、それぞれ接続する。
(4) 前記既製杭の中空部内に第2熱交換パイプを配置して、前記第2熱交換パイプの一端を前記第2Aパイプ連結口に、前記第2熱交換パイプの他端を前記第2Bパイプ連結口に、それぞれ接続した。
(5) 前記第1Aパイプ連結口と、前記既製杭に連結する他の既製杭の前記第1Aパイプ連結口とを連結可能とし、前記第2Bパイプ連結口と、前記既製杭に連結する他の既製杭の前記第2Bパイプ連結口とを連結可能とした。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする熱交換パイプ付きの既製杭である。
(1) 第1熱交換パイプは、第1Aパイプ連結口に接続する軸方向に直線状の第1パイプ片と、前記第1パイプ片とU字状屈曲部を介して接続する軸方向に直線状の第2パイプ片と、前記第2パイプ片とU字状屈曲部を介して接続し、かつ第1Bパイプ連結口に接続するする軸方向に直線状の第3パイプ片と、から構成する。
(2) 前記第2パイプ片は、1本またはU字状屈曲部を有する屈曲連結した軸方向に直線状のパイプ片の複数本から構成する。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする熱交換パイプ付きの既製杭である。
(1) 第1熱交換パイプは、第1Aパイプ連結口に接続する直線状の第1パイプ片と、前記第1パイプ片とU字状屈曲部を介して接続する直線状の第2パイプ片と、前記第2パイプ片とU字状屈曲部を介して接続し、かつ第1Bパイプ連結口に接続するする第3パイプ片と、から構成する。
(2) 前記第2パイプ片は、1本またはU字状屈曲部を有する屈曲連結した複数本から構成する。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする熱交換パイプ付きの既製杭である。
(1) 前記既製杭と接続する他の既製杭とで、各接続端面で、
前記既製杭の第1Aパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第1Aパイプ連結口が配置され、かつ
前記既製杭の第1Bパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第1Bパイプ連結口が配置され、かつ
前記既製杭の第2Aパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第2Aパイプ連結口が配置され、かつ
前記既製杭の第2Bパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第2Bパイプ連結口が配置され、
るように構成した。
また、前記における既製杭は、主にコンクリート製の既製杭を指すが、外周を鋼管で被覆したいわゆるコンクリート杭も含まれる。また、中空部を有する構造であれば、鋼管杭など他の材料の既製杭でも可能である。
この発明は、第1熱交換パイプを屈曲して長さ(熱交換表面積)の拡大を図り、第2熱交換パイプを直線状としたので、既製杭基体内に熱交換パイプを収容する作業や、既製杭の埋設作業時の連結作業を容易とした。
この発明の実施態様で、(a)は既製杭の構成を表す縦断面図、(b)は中間既製杭30Aの平面図、(c)はA−A端面図、(d)は中間杭30Bの平面図、(e)はB−B端面図、(f)は最下端既製杭50の平面図、を表す。 この発明の他の実施態様で、(a)は中間既製杭の他の構成を表す縦断面図を表す。 この発明の他の実施態様で、(a)は中間既製杭の正面図、(b)は使用する熱交換パイプを展開した状態の図、を表す。 この発明の同じく他の実施態様で、(a)は中間既製杭の拡大平面図、(b)は中間既製杭の拡大縦断面図、(c)は拡大C−C断面図、(d)は拡大D−D断面図、を表す。 この発明の同じく他の実施態様で、使用する熱交換パイプを展開した状態の図、を表す。
図面に基づいて、この発明の実施態様を説明する。
1.中間既製杭30の構成
(1) この発明に使用する既製杭基体30aは、中空コンクリート製で、通常の既製杭と同様に、軸方向の一端(上端。A端)31、他端(上端。B端)32に、それぞれ接続用の端板(図示していない)を取り付けてある。
(2) この発明に使用する熱交換用の第1熱交換パイプ10は、必要な長さで屈曲して形成する。すわち、既製杭の長さ(縦方向)に応じた直線状の第1パイプ片11、第2パイプ片12、第3パイプ片13を並列して、第1パイプ片の下端と第2パイプ片の下端との間に第1U字状屈曲部51を形成し、第2パイプ片12の上端と第3パイプ片13の上端との間に、第2U字状屈曲部52を形成して構成する。
また、第2熱交換パイプ20は、直線状の1本のパイプ片21から構成する。
(3) 熱交換用のパイプ片11〜13、21(U字状の屈曲部51、52、53を含む)は、例えば、株式会社ノイアック住環境社「U−ポリパイ」シリーズを使用する。
(4) 既製杭基体30aの中空部内に、第1熱交換パイプ10、第2熱交換パイプ20を収容し、第1熱交換パイプ10の上端を中空部の上端部にて各種保持具を使ってその位置を保つように保持し、第1パイプ片11の上端開口を、第1Aパイプ連結口(第1上パイプ連結口)1aとする。また、第3パイプ片13の下端を中空部の下端部にて各種保持具(図示していない)を使ってその位置を保つように保持し、第3パイプ片13の下端開口を、第1Bパイプ連結口(第1下パイプ連結口)1bとする。なお、第1パイプ片11の上端部と第3パイプ片13の下端部の保持は、いずれか一方のみで保持して他方の保持を省略することもできる。また、第1パイプ片11の上端部と第3パイプ片13の下端部の両方を保持する場合、いずれか一方で緩やかに保持して、緩やかに保持した側では、第1パイプ片11の上端部又は第3パイプ片13の下端部を既製杭基体30aの長さ方向に若干移動可能とすることもできる。
(5) また、第2熱交換パイプ20のパイプ片21の上下も既製杭基体30aの中空部に、上端部および下端部にて各種保持具(図示していない)を使ってその位置を保つように保持し、パイプ片21の上端開口を第2Aパイプ連結口(第2上パイプ連結口)2aとして、パイプ片21の下端開口を、第2Bパイプ連結口(第2下パイプ連結口)2bとする。
なお、第2熱交換パイプ20の上端部と下端部の保持は、いずれか一方のみで保持して他方の保持を省略することもできる。第2熱交換パイプ20の「上端部」および/または「下端部」の保持は、緩やかに保持して、第2熱交換パイプ20が長さ方向に若干移動可能とすることもできる。
(6) 前記において、第1熱交換パイプ10および第2熱交換パイプ20は、第1Aパイプ連結口1a、第1Bパイプ連結口1b、第2Aパイプ連結口2a、第2Bパイプ連結口2bが、既製杭基体30aの内壁30bから距離L1となるように保持される。また、第1パイプ10および第2パイプ20は、既製杭基体30aの内壁30bに接触しない状態で、かつ第1熱交換パイプ10と第2熱交換パイプ20とも接触しないような状態で、保持されることが望ましい。
(7) なお、ここで、この中間既製杭30の一端部(上端部)31の第1Aパイプ連結口1a、第2Aパイプ連結口2aの配置を、Aパターンとし、他端部(下端部)32の第1Bパイプ連結口1b、第2Bパイプ連結口2bの配置を、Bパターンとする(図1)。
(8) また、既製杭基体30aに熱交換パイプ10、20を設置して、中間既製杭30を構成する作業は、
・中間既製杭30に熱交換パイプ10、20を工場で設置して、現場に搬送する。
・構築現場で中間既製杭30をつり上げる前に、中間既製杭30内に熱交換パイプ10、20を設置する。
・構築現場で中間既製杭をつり上げた後に、既製杭に設置する。
など手順は任意である。
2.最下端既製杭50の構成
(1) 中間既製杭30と同様の既製杭基体50aを使用する。すなわち、中空コンクリート製で、通常の既製杭と同様に、両端(上下端)48、49に接続用の端板(図示していない)を取り付けてある。
(2) 下端既製杭50に使用する第3熱交換パイプ40は、第1熱交換パイプ10と同様に、1本のパイプを屈曲して構成する。すなわち、既製杭基体50aの長さ(縦方向)に応じた直線状の第1パイプ片41、第2パイプ片42、第3パイプ片43、第4パイプ片44を並列して、第1パイプ片41と第2パイプ片41の下端とに第1U字状屈曲部61を形成し、第2パイプ片42の上端と第3パイプ片43の上端とに第2U字状屈曲部62を形成して、第3パイプ片43の下端と第4パイプ片44の下端とに第3U字状屈曲部63でを形成して、構成する。各パイプ片41〜44およびU字状屈曲部61〜63、および既製杭基体50aへの第3熱交換パイプ40の設置作業は中間既製杭30の場合と同様である。
(3) 既製杭基体50aの中空部内に、第3熱交換パイプ40を収容し、第1パイプ片41の上端開口を第1Aパイプ連結口1aとし、第4パイプ片44の上端開口を第2Aパイプ連結口2aとする。ここで、第1Aパイプ連結口1a、第2Aパイプ連結口2aは、前記Aパターンのパイプ連結口の配置となる。
また、第3熱交換パイプ47の保持は、少なくとも1ヶ所で、既製杭基体50aの内壁50bに保持されている。この場合、既製杭基体50aの内壁50bに接触しないような状態で、かつ第1パイプ片41の上端開口(第1Aパイプ連結口1a)および第4パイプ片41の上端開口(第2Aパイプ連結口2a)が多少上下動できるような状態で、保持されることが望ましい。
(4) 前記において、第1熱交換パイプ10、第2熱交換パイプ20、第3熱交換パイプ40は、第1Aパイプ連結口1a、第2Bパイプ連結口1b、第2Aパイプ連結口2a、第2Bパイプ連結口2bが既製杭基体30a、50aの内壁30b、50bから距離L1となるように保持される(図1(b)(c))。
3.熱交換装置の構成(既製杭30、50の埋設)
(1) この実施態様では、3つの既製杭を連結して、
上:中間既製杭30を順位置にして(30A)、上面:Aパターン、下面:Bパターン
中:中間既製杭30を上下逆に位置させて(30B)、上面:Bパターン、下面:Aパターン
下:最下端既製杭50 上面:パイプ連結口はAパターン
とする(図1)。なお、ここで、最下端既製杭50の上面のパイプ連結口のパターンに一致させて、その直上の中間既製杭30Bの下面を設定して、さらに中間既製杭30Bの上面のパイプ連結口パターンに一致させて、その直上の中間既製杭30Aの下面を設定して、以下中間既製杭が増えても、下方から順に設定すれば、連結面が一致するので、接続容易な構成にすることができる。
(2) 掘削ロッドで、所定の杭穴を掘削して、掘削ロッドを地上に引き上げる。
(3) 通常の杭打ち機に、最下端の既製杭50を取り付け、杭穴内に下降する。
(4) 一旦、地上付近で、最下端の既製杭50を保持して、杭打ち機に中間既製杭30Bを取り付け、両杭50、30Bの連結面は、Aパターン同士になるので、最下端既製杭50の上面の第1Aパイプ連結口1a、第2Aパイプ連結口2aの直上に、中間既製杭30Bの下面の第1Aパイプ連結口1a、第2Aパイプ連結口2aがそれぞれ位置する(図1(e)(f))。
したがって、中間既製杭30Bの下面の第1Aパイプ連結口1aと最下端既製杭50の上面の第1Aパイプ連結口1aとを接合して、かつ中間既製杭30Bの下面の第2Aパイプ連結口2aと最下端既製杭50の上面の第2Aパイプ連結口2aとを連結して、さらに通常の接合方法(溶接やバンドなどの治具など)を用いて、最下端既製杭50の上面と中間既製杭30Bの下面を接合する。
(5) 続いて、連結した最下端既製杭50と中間既製杭30Bを下降させ、所定深さまで下降する。
(6) 同様に、連結した中間既製杭30Bと最下端既製杭50とを、一旦、地上で保持して、杭打ち機に中間既製杭30Aを取り付ける。中間既製杭30A、中間既製杭30Bの連結面は、Bパターン同士になるので、中間既製杭30Bの上面の第1Bパイプ連結口1b、第2Bパイプ連結口2bの直上に、中間既製杭30Aの下面の第1Bパイプ連結口1b、第2Bパイプ連結口2bがそれぞれ位置する(図1(c)(d))。
したがって、中間既製杭30Aの下面の第1Bパイプ連結口1bと中間既製杭30Bの上面の第1Bパイプ連結口1aとを接合して、かつ中間既製杭30Aの下面の第2Bパイプ連結口2bと中間既製杭30Bの上面の第2Bパイプ連結口2bとを連結して、さらに通常の接合方法を用いて、中間既製杭30Bの上面と中間既製杭30Aの下面とを接合する。
(7) 続いて、連結した最下端既製杭50と中間既製杭30B、30Aを下降させ、所定深さで保持する。杭穴内には通常、掘削泥土が満たされているので、最下端既製杭50と中間既製杭30B、30Aの外周と中空部には掘削泥土が充填される。
なお、既製杭30A、30B、50を使って地上構造物を支持する場合には、泥土に代わり、杭穴内をセメントミルクやソイルセメントなどで満たして固化させることもできる。
(8) 地上では、中間既製杭30Aの上面の第1Aパイプ連結口1aと第2Aパイプ連結口2aに熱交換装置からのパイプをそれぞれ連結して、熱交換パイプ10、20、40に通常と同様の冷媒となる液体を流して、地下の熱と熱交換して、地下の熱を地上に取り出す。
この際、第1熱交換パイプ10のみを屈曲して折り返して構成し、第2熱交換パイプ20は直線状としたので、熱交換効率を高められる。とりわけ、第2熱交換パイプ20を還り管とした場合には、途中での損出を軽減して、地中の熱を地上に取り出す効果が期待される。
また、第2熱交換パイプ20は直線状としたので、多数の中間既製杭30を使用した場合に、連結作業がきわめて容易となる。
4.熱交換装置の他の構成
(1) 前記実施態様において、最下端既製杭50に代えて、1本の連結パイプ47で、中間既製杭30Bの下面の第1Aパイプ連結口1aと第2Aパイプ連結口2aとを連結することもできる(図2)。連結パイプ47は、第1Aパイプ連結口1aと第2Aパイプ連結口2aを結ぶ横方向の基体を形成し、基体の両端を上向きに屈曲して、第1Aパイプ連結口1aと第2Aパイプ連結口2aに接続できるように構成してある。したがって、この場合には、連結パイプ47が第3熱交換パイプに相当し、最下端既製杭50を使用せずに、中間既製杭30A、30Bのみで、熱交換装置を構成できる。
(2) また、前記実施態様において、第1熱交換パイプ10は、既製杭基体30aの一面に第1Aパイプ連結口1a、他面に第1Bパイプ連結口1bが位置するように形成されれば、折り返しの回数や、螺旋状に形成するなど折り返しの構造も任意である。例えば、パイプ片11〜パイプ17の7本を使用することもできる(図3(b)、図5)。
すなわち、第1熱交換パイプ10の表面積を多くする場合で、7本のパイプ片11〜17を並列させ、同様に、前記3本の場合と同様に、
第1パイプ片11の下端と第2パイプ片12の下端に第1U字状屈曲部51、
第2パイプ片12の上端と第3パイプ片13の上端に第2U字状屈曲部52、
第3パイプ片13の下端と第4パイプ片14の下端に第3U字状屈曲部53、
第4パイプ片14の上端と第5パイプ片15の上端に第4U字状屈曲部54、
第5パイプ片15の下端と第6パイプ片16の下端に第5U字状屈曲部55、
第6パイプ片16の上端と第7パイプ片13の上端に第6U字状屈曲部56、
それぞれ形成して、第1熱交換パイプ10を構成する(図3(b))。
(3) また、前記実施態様において、環状に配置した縦鉄筋71、71の周囲または内側を環状鉄筋72、72で保形して、鉄筋かご状のパイプ保持具70を構成することもできる(図3、図4)。この場合、第1熱交換パイプ10で使用する7本のパイプ片11〜17(U字状屈曲部51〜56を含む)、第2熱交換パイプ20の1本のパイプ片21に数に合わせて8本の縦鉄筋71、71を使用する(図4(a)(c)(d))。
このように形成した第1熱交換パイプ10を筒状に丸めて、パイプ保持具70内に挿入して、8本の縦鉄筋71、71に、各パイプ片11〜17、21を沿わせて、連結する(図4(a)〜(d))。この場合には、既製杭基体30a内に熱交換パイプ10、20を配置する作業を容易にし、かつ施工時に既製杭基体30a内で熱交換パイプ10、20は所定位置を保ち、ずれることはない。
なお、第1熱交換パイプの長さを長く(表面積を多くする)場合には、同様にして、パイプ片を増やして対応する。また、最下端既製杭50の熱交換パイプ40にも同様に、パイプ保持具70を使用することもできる(図示していない)。
(4) また、前記実施態様において、既製杭30、50の埋設時に、熱交換パイプ10、20にはパイプ片11〜17、21のように、埋設方向に沿った(既製杭30、50の軸方向に沿った)部分に抵抗が無く、不慮破損することも防止できるが、屈曲部51〜57には若干の抵抗があるので、各屈曲部51〜57の外周にU字状の保護パイプ74、74を嵌装することもできる(図5)。しがって、この場合には、埋設時の抵抗が作用する屈曲部を補強するので、比較的剛性(強度)が弱いパイプも使用することもでき、例えば、パイプ片11〜17、21の肉厚を薄くできるので、熱交換効率を高めることもできる。
また、この場合、熱交換パイプ10を屈曲形成する際に、長いパイプ材の外周で屈曲部51〜57を形成する位置に、鋼製などの金属(金属管)の保護パイプ74、74を配置し、保護パイプ74と一緒にパイプ材を屈曲して、U字状の屈曲部51〜57の外周に、U字状の保護パイプ74、74を同時に形成する。したがって、熱交換パイプ10の製造を容易にすることができ、取り扱いも容易にできる。
なお、最下端既製杭50に使用する熱交換パイプ40も、同様に、保護パイプ74を適用することができる(図示していない)。
(5) また、前記実施態様において、第1熱交換パイプ10を1本のパイプを屈曲して、パイプ片11〜パイプ16など、屈曲部51〜56などを形成したが、構成は任意である。例えば、予めパイプ片11〜パイプ16を所望の長さに切断して、屈曲部51〜56に対応するU字状のジョイントで、各パイプ片11〜パイプ16を連結することもできる(図示していない)。特に「使用する既製杭の内径」よりも「螺旋状に巻いた場合の外形」が大きな材料のパイプ材(準硬質の熱交換パイプ)を使用する場合に、屈曲部51〜56などを形成し難いので、この場合に有効である。
また、第3熱交換パイプ40も同様に、予めパイプ片41〜パイプ片44などを所望の長さに切断して、屈曲部61〜63などに対応するU字状のジョイントで、各パイプ片41〜パイプ片44などを連結して構成することもできる(図示していない)。
1a 第1Aパイプ連結口(第1上パイプ連結口)
1b 第1Bパイプ連結口(第1下パイプ連結口)
2a 第2Aパイプ連結口(第2上パイプ連結口)
2b 第2Bパイプ連結口(第2下パイプ連結口)
10 第1熱交換パイプ
11〜17 第1パイプ片〜第7パイプ片(第1熱交換パイプ。軸方向の直線状部)
20 第2熱交換パイプ
21 パイプ片(第2熱交換パイプ)
30、30A、30B 中間既製杭
30a 既製杭基体(中間既製杭)
30b 既製杭基体の内壁
31 中間既製杭の上端(一端)
32 中間既製杭の下端(他端)
40 第3熱交換パイプ
41〜44 パイプ片(第3熱交換パイプ。軸方向の直線状部)
47 連結パイプ(第3熱交換パイプ)
48 最下端既製杭の上端(一端)
49 最下端既製杭の上端(他端)
50 最下端既製杭
50a 既製杭基体(最下端既製杭)
51〜57 第1U字状連結部〜第7U字状連結部(第1熱交換パイプ)
61〜63 第1U字状連結部〜第3U字状連結部(第3熱交換パイプ)
70 パイプ保持具
71 縦鉄筋(パイプ保持具)
72 環状鉄筋(パイプ保持具)

Claims (6)

  1. 熱交換パイプを収容した複数本の中間既製杭を、前記熱交換パイプを連結するとともに前記中間既製杭を連結して、以下のように構成したことを特徴とする既製杭を使用した熱交換装置。
    (1) 前記中間既製杭を以下のように構成する。
    (a) 中空の既製杭の中空部内であって、上端面に第1上パイプ連結口、第2上パイプ連結口を形成し、かつ下端面に第1下パイプ連結口、第2下パイプ連結口を形成する。
    (b) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように折り返して屈曲形成した第1熱交換パイプを配置して、前記第1熱交換パイプの上端を前記前記第1上パイプ連結口に、前記第1熱交換パイプの下端を前記第1下パイプ連結口に、それぞれ接続する。
    (c) 前記既製杭の中空部内に第2熱交換パイプを配置して、前記第2熱交換パイプの上端を前記第2上パイプ連結口に、前記第2熱交換パイプの下端を前記第2下パイプ連結口に、それぞれ接続した。
    (d) 前記既製杭の直上に他の既製杭を連結する際に、「前記既製杭の前記第1上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第1下パイプ連結口が位置するように形成し、かつ前記既製杭の前記第2上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第2下パイプ連結口が位置するように形成し」または「前記既製杭の前記第1上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第1上パイプ連結口が位置するように形成し、かつ前記既製杭の前記第2上パイプ連結口の直上に前記他の既製杭の前記第2上パイプ連結口が位置するように形成し」た。
    (2) 最下端の中間既製杭の第1下パイプ連結口と前記第2下パイプ連結口とを第3熱交換パイプで連通させる。
    (3) 最上端の中間既製杭の前記第1上パイプ連結口及び第2上パイプ連結口を、地上に設置した流体循環・熱回収手段に連結する。
  2. 以下のように構成したことを特徴とする請求項1記載の既製杭を使用した熱交換装置。
    (1) 既製杭を1本の下端既製杭の上方に、1本又は複数本の中間既製杭を連結して構成する。
    (2) 前記下端既製杭を以下のように構成する。
    (a) 中空の既製杭の中空部内であって、上端面に第1上パイプ連結口、第2上パイプ連結口を形成する。
    (b) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように屈曲形成した第3熱交換パイプを配置して、前記第3熱交換パイプの両端開口を前記前記第1上パイプ連結口、前記第2上パイプ連結口に接続した。
  3. 既製杭基体内に熱交換パイプを設置した既製杭であって、以下のように構成したことを特徴とする熱交換パイプ付き既製杭。
    (1) 前記熱交換パイプを、第1熱交換パイプ及び第2熱交換パイプから構成する。
    (2) 中空の既製杭の中空部内であって、長さ方向のA、B両端面で、A端面に第1Aパイプ連結口、第2Aパイプ連結口を形成し、かつB端面に第1Bパイプ連結口、第2Bパイプ連結口を形成する。
    (3) 前記既製杭の中空部内に、軸方向の直線状部を有するように折り返して屈曲形成した第1熱交換パイプを配置して、前記第1熱交換パイプの一端を前記第1Aパイプ連結口に、前記第1熱交換パイプの他端を第1Bパイプ連結口に、それぞれ接続する。
    (4) 前記既製杭の中空部内に第2熱交換パイプを配置して、前記第2熱交換パイプの一端を前記第2Aパイプ連結口に、前記第2熱交換パイプの他端を前記第2Bパイプ連結口に、それぞれ接続した。
    (5) 前記第1Aパイプ連結口と、前記既製杭に連結する他の既製杭の前記第1Aパイプ連結口とを連結可能とし、前記第2Bパイプ連結口と、前記既製杭に連結する他の既製杭の前記第2Bパイプ連結口とを連結可能とした。
  4. 以下のように構成したことを特徴とする請求項3記載の熱交換パイプ付きの既製杭。
    (1) 第1熱交換パイプは、第1Aパイプ連結口に接続する軸方向に直線状の第1パイプ片
    と、前記第1パイプ片とU字状屈曲部を介して接続する軸方向に直線状の第2パイプ片と、前記第2パイプ片とU字状屈曲部を介して接続し、かつ第1Bパイプ連結口に接続するする軸方向に直線状の第3パイプ片と、から構成する。
    (2) 前記第2パイプ片は、1本またはU字状屈曲部を有する屈曲連結した軸方向に直線状のパイプ片の複数本から構成する。
  5. 以下のように構成したことを特徴とする請求項3記載の熱交換パイプ付きの既製杭。
    (1) 第1熱交換パイプは、第1Aパイプ連結口に接続する直線状の第1パイプ片と、前記第1パイプ片とU字状屈曲部を介して接続する直線状の第2パイプ片と、前記第2パイプ片とU字状屈曲部を介して接続し、かつ第1Bパイプ連結口に接続するする第3パイプ片と、から構成する。
    (2) 前記第2パイプ片は、1本またはU字状屈曲部を有する屈曲連結した複数本から構成する。
  6. 以下のように構成したことを特徴とする請求項3記載の熱交換パイプ付きの既製杭。
    (1) 前記既製杭と接続する他の既製杭とで、各接続端面で、
    前記既製杭の第1Aパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第1Aパイプ連結口が配置され、かつ
    前記既製杭の第1Bパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第1Bパイプ連結口が配置され、かつ
    前記既製杭の第2Aパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第2Aパイプ連結口が配置され、かつ
    前記既製杭の第2Bパイプ連結口の略垂直線上に、前記他の既製杭の前記第2Bパイプ連結口が配置され、
    るように構成した。
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